JP2005533984A - 接続ロッド装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

内燃機関内にて往復運動ピストンをクランク軸と接続する、改良された、2つの部分から成る接続ロッド800である。該接続ロッド800は、軸部分810、860と、キャップ部分820、870と、軸部分810、860及びキャップ部分820、870の一方又は双方から伸びる突起830、880、882とを有している。軸部810、860及びキャップ820、870が接続されたとき、突起830、880、882は他側部と締まり嵌め状態に合わさり、これにより分割線A´に沿った軸部810、860とキャップ820、870との間の相対的動きに抵抗する。

Description

本出願は、その内容の全体を参考として引用し本明細書に含めた、2002年7月26日付けにて出願した米国仮特許出願第60/398,707号の優先権の利益を主張するものである。
本発明は、内燃機関の各種の改良、特に、往復運動ピストンをクランク軸に接続する改良されたロッドに関する。
本発明は、発電機を作動させる内燃機関を含む内燃機関内にてクランク軸及びピストンを接続する接続ロッドに関する。しかし、本発明の特定の適用例は、この分野以外のものとすることもできる。
単一物から成る接続ロッドを利用するエンジンにおいて、接続ロッドの取り付け又は交換は、困難であり、典型的に、クランク軸を除去することを必要とする。2つの部分から成る、すなわち割型接続ロッドを利用することは、通常、この困難さを緩和し、クランク軸を除去せずにロッドを取り付け又は交換することを可能にする。しかし、接続ロッドに加わる応力によって2つの部分間に動きが生じる可能性がある。接続ロッドの2つの部分間のこの動きは、極めて僅かであろうが、接続ロッド及び(又は)クランク軸の磨耗及び劣化を加速することになる。
内燃機関のクランク軸及びピストンを接続し且つ、2つの部分間の相対的動きに抵抗する、2つの部分から成る改良された接続ロッドが必要とされている。
本発明の1つの側面は、内燃機関内にてピストンをクランク軸に接続する割型接続ロッドの2つの部分間の相対的動きに抵抗する改良された装置及び方法を提供する。該接続ロッドは、軸部分と、キャップ部分と、分割線に沿った軸部とキャップとの間の相対的動きに抵抗する1つ又はより多くの突起とを有している。
1つの目的は、内燃機関用の改良された割型接続ロッドを提供することである。
本発明の関連する目的は、好ましい実施の形態の説明から明らかになるであろう。
本発明の原理の理解を促進する目的のため、次に、図面に図示した実施の形態について説明し、その説明のため、特定の用語を使用する。しかし、これにより本発明の範囲を何ら限定することを意図するものではなく、本発明が関係する技術分野の当業者に通常、案出されるであろう、図示した装置の変更例及び更なる変更形態、並びに、図示した本発明の原理の更なる適用例とすることも考えられることが理解されよう。
本発明は、内燃機関に関する各種の側面にて多数の改良点に関する。一例として、これらの改良点は、発電機を作動するために使用されるディーゼルエンジンにも関する。しかし、本発明は、そのように限定されず、例えば、天然ガス又はガソリンにより作動される火花点火エンジンを含む、その他の内燃機関とすることも考える。更に、本発明は、船のポンプ又はプロペラのような負荷を含む、発電機以外の負荷を作動させる内燃機関に関する。更に、本発明は、また、トラック、バス及び自動車のような車両にて使用される内燃機関にも関する。
図1には、病院のような定置発電の用途にて使用される発電機組立体100が示されている。発電機組立体100は、カップリング160を通じて発電機140を作動させるエンジン120を有している。エンジン120は、前端122及び後端124を有している。本発明の1つの実施の形態において、エンジン120は、18個のシリンダ及び総排気量78リットルを有するV形態のディーゼルエンジンである。しかし、本発明は、V形態エンジンに限定されず、また、特定の排気量のエンジンにのみ限定されるものでもない。例えば、本発明は、排気量60リットルのV−12エンジン及び排気量45リットルのV−12を含む、天然ガス作動の火花点火エンジンにも関する。
1つの実施の形態において、発電機140は、複数の脚部142により支持された複式の主軸受型のものである。これらの脚部は、締結具により滑り板(図示せず)に締結され、また、該滑り板は、エンジン120にも結合する。この適用例において、発電機は、60ヘルツにて2.5メガワットの電力又は50ヘルツにて3メガワットの電力を発生させることができる。1つの適用例において、エンジン120は、1800rpmにて回転する定速度エンジンである。継手組立体を有する減速装置は、50ヘルツ又は60ヘルツの電力の何れかを発生させ得るよう切り換えることができる。
図4には、本発明の別の実施の形態が示されている。発電機組立体102は、継手組立体162により発電機144に結合される。発電機144は、エンジン120の後端124から片持ち状に取り付けられており、また、単式の主軸受型式発電機である。発電機組立体102は、発電機組立体102がトラックの床に取り付けられる、建築現場及び採鉱現場のような、可動性が好まれる用途にて使用される。
図5、図6、図7及び図8には、燃料及び空気マニホルドに関係した各種の図が示されている。エンジン120は、複数の吸気マニホルド210に圧縮空気を提供する1つ又はより多数のターボ過給機を有する吸気システム200を備えている。図5を参照すると、エンジン120は、エンジンの左側に3つの吸気マニホルド210−L1、210−L2、210−L3を有している(本明細書にて使用するように、接頭字「L」はVの左側群に取り付けられた構成要素を表わし、「R」はVの右側群に取り付けられた構成要素を表わす。接頭字の「L」又は「R」に続く数字は、その特定の群に沿った位置を表わし、数字「1」は最前方構成要素である)。
図5を参照すると、エンジン120は、可燃性の空燃混合体をエンジンのシリンダに提供する吸気システム200及び燃料システム230を有している。1つの実施の形態において、吸気システム200は、複数の空気供給管路211を通じて圧縮空気を複数の吸気マニホルド210に提供する複数のターボ過給機300を有している。図5には、左側における最前方吸気マニホルド(210−L1)、中間の吸気マニホルド(210−L2)、左側における最後方吸気マニホルド(210−L3)が示してある。1つの実施の形態において、これら吸気マニホルドの各々は、相応する3つのシリンダヘッド400に空気を提供する。
燃料システム230は、加圧された燃料を燃料アクチュエータ234に提供する燃料ポンプ232を有している。エンジン120が所望の制御アルゴリズムに従って制御されるよう電子コントローラ(図示せず)は、各種の信号をアクチュエータ234に提供する。
燃料アクチュエータ234は、加圧された燃料を複数の管を介して燃料マニホルド240L(左側群)及び240R(右側群)の各種の内部通路に提供する。燃料マニホルド240L、240Rの各々は、燃焼の目的及び(又は)噴射装置を制御する目的の双方のため、加圧された燃料をエンジン120の燃料噴射装置(図示せず)に提供する。
図6、図7、図8には、燃料マニホルド240L、吸気マニホルド210−L1、シリンダヘッド400−L1、400−L2、400−L3のサブ組立体が示されている。図8に最も良く示すように、燃料マニホルド240Lは、燃料供給通路242、244、246及び2つの噴射装置タイミング通路252、254という5つの内部通路内に加圧された燃料を有する。この燃料は、各々が吸気マニホルド210−L1を通って伸びる複数の供給管262、264、266によってシリンダヘッド400−L1のようなシリンダヘッドに提供される。1つの実施の形態において、吸気マニホルド210は、アルミニウムのような軽量な材料にて鋳造されている。1つの実施の形態において、燃料供給管262、264、266は、スチール製であり、マニホルド210を鋳造する前に金型内に配置される。燃料供給管の製造のためスチールを使用することについて説明したが、本発明は、このように限定されず、鋳造アルミニウムマニホルド内で現所にて鋳造することのできるその他の材料を使用することを考える。
燃料供給管262、264、266は、吸気マニホルド210内で現所にて鋳造される別個に製造した構成要素である。燃料供給管262、264、266は、マニホルド210の第一の外側部からマニホルド210の第二の反対側の前側部まで吸気マニホルド210を完全に貫通して伸びている。燃料マニホルド240は、吸気マニホルド210の外側部に取り付けられている。少なくとも1つのシリンダヘッド400がマニホルド210の内側部に取り付けられる。吸気マニホルド210の両側部にて燃料密の接続を実現するため、燃料供給管262、264、266を燃料マニホルド240又はシリンダヘッド400の何れかに相互係止する複数のOリング及び(又は)管コネクタ構成要素(フェルールのような)があるようにすることができる。シリンダヘッド内の内部通路(図示せず)は、加圧された燃料を噴射装置に運ぶ。本発明の1つの実施の形態において、シリンダヘッド400は、燃料が燃料マニホルドに戻るための通路を有している。一例として、この戻り燃料は、燃料噴射装置のタイミング又は順序を設定するために使用した燃料とすることができる。この燃料は、空気マニホルド210内で鋳造された燃料供給管に結合するシリンダヘッド(図示せず)内の内部通路によって戻される。この燃料供給管は、マニホルド排出口に燃料を提供する燃料マニホルド240のポートに結合され、該マニホルド排出口は、その後、燃料をタンク、燃料ポンプの入口又はその他の低圧リザーバに戻す。
本発明の幾つかの実施の形態は、クランク軸のクランクピンにおける振動応力を減少させるシリンダの着火順序を有している。18シリンダエンジンに対するこの着火順序は、カール・ウィルソン(Ker Wilson)アルゴリズムの変更例である。図9には、エンジンの番号付けシステムが示してある。シリンダは前方から後方へそれぞれ相応する番号1−9で表わしている。左側群シリンダ(後方から見て左側)は「L」で表示され、右側群シリンダは「R」で表示されている。改良された着火順序の1つの実施の形態は次の通りである。
1R−8L−2R−9L−4R−7L−6R−5L−8R−3L−9R−1L−7R−2L−5R−4L−3R−6L
この改良された着火順序は、クランクピンの振動応力を約19%減少させることが分かっている。このクランクピンの応力の減少は、エンジンの0.5回転順序(低調波)における振動トルクが減少する結果であると考えられる。
上記に示した着火順序は、連続的に着火するシリンダ間の距離に関係する反復的パターンも含む。このパターンは、次のようにして認識することができる。
上記に掲げた着火順次は、シリンダの連続的な着火を表わす。好ましくは、シリンダの着火は、左側及び右側の間にて交互に行われるようにする。また、連続的な着火の間に「距離」もある。例えば、上記に示した最初の2つの着火は、
1R−8L
である。
これら連続的な着火の間の「距離」は7である。着火した第二のシリンダ(8L)は、着火した第一のシリンダ(1R)から7つシリンダだけ隔てられている。この方法によれば、上記に掲げた着火順序の場合の連続的な着火間の距離は次の通りである。
7−6−7−5−3−1−1−3−5−6−8−6−5−3−1−1−3
この2回の着火距離パターンは、サブパターン(5−3−1−1−3)を含む。更に、これら反復的なパターンの各々は、より大きい半径方向(より多数の距離)パターン(7−6−7)及び(5−6−8−6)だけ隔てられている。
図10及び図11には、エンジン120のクランク軸700に関する本発明の実施の形態が示されている。クランク軸700は、前部702及び後部704を有している。複数のクランクピン710及び軸受ジャーナル712がクランク軸700の長さに沿って配分されている。1対のウェブ714が軸受ジャーナル712から変移したクランクピン710を結合する。クランク軸700の長さに沿って9つのクランクピンがある(前部702に近い710−1から後部704近くに配置された710−9まで)。クランクピンの各々が1対の接続ロッドに回転可能に結合されている。図10の番号付けたものの名称は、図9に示したものと一致する。このため、クランクピン710−1は、シリンダR1、L1に対する接続ロッドに結合され、クランクピン710−9はシリンダR9、L9に対する接続ロッドに結合される。
本発明の1つの側面は、締結具によりウェブ714に取り付けられたクランク軸700に対する釣合い重りを使用することに関する。これら釣合い重りの一部又は全ては、十分な強度及び高密度のため選ばれた材料であるタングステンにて製造される。タングステン製釣合い重り720は、ウェブ714−1、714−2(クランクピン710−1の両側部)、ウェブ714−8、714−9(軸受ジャーナル712−4の両側部)、ウェブ714−10、714−11(軸受ジャーナル712−5の両側部)及びウェブ714−17、714−18(クランクピン710−9の両側部)に取り付けられる。本発明の幾つかの実施の形態において、残りのクランク軸ウェブ(714−3、−4、−5、−6、−7、−12、−13、−14、−15、−16)は、スチールで製造された釣合い重りに結合される。タングステン製釣合い重り720及びスチール製釣合い重り730のこの配置は、エンジンが作動する間のクランク軸の曲がりを減少させる点にて効果的であることが判明している。
図11には、本発明の1つの実施の形態によるタングステン製釣合い重り720が示されている。釣合い重り720は、エンジン120のクランクケース内の隙間と適合可能な円筒状の外部形状を有する中央重り726を含む。取り付けボス722は、複数の締結具(図示せず)により釣合い重り720をウェブ714に取り付けるための平坦面を提供する。取り付けられたとき、1対の耳状部724がウェブ714の両側部にて突き出す。
図12、図13、図14には、本発明の1つの実施の形態に従って部分的に組み立てられたエンジンの色々な図が示されている。これらの図は、本発明の1つの実施の形態による、エンジンブロック520、オイルパン605、オイル除去システム610の組立体が示されている。オイル除去システム610は、エンジン120を潤滑し且つ、冷却するオイルシステム600の一部分である。該オイル除去システム610は、エンジンクランクケース内に存在する空気及び油の混合体から油を分離し且つ、その分離した油を以下に説明する仕方にてオイルパン605に戻す。
オイル除去組立体610は、空気/油混合体をエンジンクランクケースから受け取り、その油を空気から部分的に分離し、油含有量が減少した空気/油混合体を第二の空気/油分離機640に供給する第一の空気/油分離機620を有している。第二の分離機640は、油の含有量を更に減少させ且つ、クランクケースの吹抜け空気の排気分を1対の空気/油ミスト出口管路650により周囲環境に提供する。
内燃機関にて一般的であるように、エンジンクランクケースは、ピストンリングにより吹き出された潤滑油及び気体の渦流混合体を保持している。1つの実施の形態において、エンジンブロック570は、クランクケースの内部の雰囲気にアクセスすることを可能にする、複数のクランクケース開口部574を有している。空気及び油の渦流混合体は、開口部574を通じて第一の分離機620の第一の供給管路622に提供される。本発明の幾つかの実施の形態において、2つ又はより多数の第一の分離機620が第一の分離段にて使用される。しかし、本発明は、単一第一段分離機及び多数第一段分離機を有するこれら適用例とすることも考える。
図16及び図17を参照すると、クランクケースからの空気及び油の混合体は供給管路622を通って第一の分離機620の内部に流れる。分離機620の内部に配置された複数の内部反らせ板628を一層見易くするため、図16及び図17にて分離機620の側壁は省略されている。第一の反らせ板628は、入口622から第二の供給管路642への直接的な流れを全て阻止し得る位置に配置されている。反らせ板628は、重質な油滴をより高粘度の吹抜け気体から慣性力によって分離する配置及び形態とされている。このため、反らせ板628は、部分的に分離された混合体を第二の供給管路642を通じて第二の油/空気分離機640内に流すための回路状経路を提供する。分離機620の底部に配置された第一の油戻し管路626は、分離された油がオイルパンの戻り開口部576を介してオイルパン605内に流れるための直接的な流れを提供する。
第二の供給管路642を通って流れる部分的に分離された混合体は、第二の空気/油分離機640に入る。図14及び図15には、内部導風状態を見ることができるように1つ又はより多数の外側部が省略された、二次的分離機640が示されている。図14を参照すると、第二の供給管路642は、部分的に分離された空気/油混合体を第二の分離機640の底部内に提供する。該混合体は、最初に、油を空気から慣性力によって分離するのを促進し得るようにされ且つそのような形態とされた内部反らせ板648に遭遇する。複数のその他の反らせ板648は、同様にこの慣性力による分離を助け、また、ミスト出口管路650への入口を遮蔽する。1対の油戻し管路648は、分離された油を1対の戻し開口部578を介してオイルパン605内に提供する。
図4を参照すると、発電機組立体102は、フライホィールハウジング504を介してエンジン120に片持ち形態で取り付けられた発電機144を有している。この片持ち状の取り付けのため、発電機144は、エンジンの第一順位の励起に近い基本的共振周波数(片持ち状動作)を有することができる。幾つかの発電機組立体において、フライホィールハウジングは、半円形のパターンにてエンジンブロックにボルト止めされ、そのパターンの底部円形部分(約90゜)は、ボルト止めされていない。この下端部支持が欠如することは、低周波数の基本的振動モード及び過剰な振動振幅に関係する。
本発明の幾つかの実施の形態は、片持ち状発電機の基本的振動モードを顕著に増大させ且つ、振動動作程度を減少させることができる、フライホィールハウジングの底部分に対する構造的支持体を含む。図18を参照すると、かかる改良された構造的支持体を含む、本発明の1つの実施の形態が示されている。図18は、エンジンブロック570、鋳造したフライホィールハウジング504及び1対の支持ブラケット540の部分的組立体の斜視図である。
図18ないし図22を参照すると、フライホィールハウジング504は、半円形のボルトパターン554によってブロック570の1つの面に取り付けられる。幾つかの実施の形態において、取り付けパターン554は、約270゜に亙って伸びており、このため、下側四半体に対する取り付けパターンは存在しない。かかる実施の形態において、フライホィールハウジング504は、ハウジング504の円形部分から下方に突き出し且つ、全体として、クランクケース572の両側部に位置する、一体に鋳造された1対の取り付けフランジ536を有している。取り付けフランジ536は、ブラケット540の支持フランジ544と合わさる前向きの面を有している。ブラケット540は、また、ブロックの側方取り付けパターン552に沿って締結具によりブロック570に結合されたブロック支持フランジ548も有している。図21及び図22に最も良く示すように、本発明の1つの実施の形態において、支持フランジ544は、ブロック支持フランジ548に対してほぼ垂直である。1つ又はより多数の支持ウェブ556は、フランジ544に対するフランジ548の全ての相対的曲がりを最小にする。
図18を再度参照すると、ブラケット540は、ブロック570とフライホィールハウジング504との間に堅固な構造的連結部を提供する。ブラケット504は、軸方向(前方から後方)ボルトパターンから側方向に面するボルトパターン552へと移行する。ブラケット540は、ブロック570の所定の長さに沿って伸びる側方ボルトパターン552に取り付けることにより、発電機の曲げ動作(取り付けフランジ536の前方及び後方への動作として表示)を支持することで発電機の片持ち状動作を最小限にする。しかし、本発明のその他の実施の形態は、下方に面するブロック取り付けパターン552´(図示せず)(すなわち、垂直軸線に対して平行な締結具穴)に対し改変したブロック支持フランジ548´(図示せず)を取り付けることを含む。
図23、図24A、図24B、図25には、本発明の別の実施の形態による支持装置が示されている。図23には、フライホィール支持ハウジング534に結合されたブロック570が示されている。フライホィールハウジング534は、該ハウジング534が下方に垂下する取り付けフランジ536を有しない点を除いて、フライホィールハウジング504と同一である。その代わり、フライホィールハウジング534は、図24A、図24Bに最も良く示すように、1対の機械加工したハウジングパッド508を有している。これらのハウジングパッドは、ブラケット540に結合するのに十分、下方に伸びていない。この実施の形態において、脚部512(図25に最も良く図示)は、締結具により傾斜面に沿って両パッド508に結合され、また、垂直面に沿ってブラケット540の支持フランジ544に結合されている。
図26及び図27には、本発明の別の実施の形態による極めて大径の発電機を支持する追加的なブラケットが示されている。フライホィールハウジング564は、極めて大形の発電機(図示せず)を支持している。フライホィールハウジング564の上側部分は、締結具によってエンジンブロックブラケット568に結合された発電機ブラケット566に取り付けられている。これらのブラケットは、発電機の片持ち状の動作に起因するフライホィールハウジング564の前方及び後方への動きを減少させる。
図40ないし図45には、本発明の1つの実施の形態に従って発電機を支持する装置のサブ組立体が示されている。1つの要素を示す番号の後にプライム符号(´)を使用することは、図示し且つ(又は)説明した相違点を除いて、プライム符号無しの要素と同一の要素を表わす。
図28、図29及び図30には、エンジン120を持ち上げる複数の持ち上げブラケット420を有する本発明の1つの実施の形態が示されている。図9を簡単に参照すると、持ち上げブラケット420−L2、420−L8、420−R2、420−R8は、シリンダ位置L2、L8、R2、R8をそれぞれほぼ跨いでエンジン120に配置されている。特定の位置にてエンジンに取り付けられた4つの持ち上げブラケットについて示し且つ説明したが、本発明は、異なる数の持ち上げブラケットが異なる位置にて取り付けられる実施の形態とすることも考えられる。
図29及び図30には、本発明の1つの実施の形態に従ってエンジン120の一部分に持ち上げブラケットを取り付ける典型的な状態が示されている。持ち上げブラケット420は、中心部にて僅かに上昇した中央横断部材426を有している。この中央部材は、1対の左側取り付け脚部422及び右側取り付け脚部424を有している。取り付け脚部の各々は、締結具428によりロッカハウジング340の左側ボス342及び右側ボス344にそれぞれ取り付けられている。ロッカハウジング340は、締結具(図示せず)によりシリンダヘッド400に取り付けられる一方、該シリンダヘッドは、エンジンブロック570に取り付けられる。弁カバーが取り付け脚部422、424の間にてロッカハウジング340の頂部に取り付けられている。
持ち上げブラケットが隣接する2つのアームハウジング(すなわち、隣接する2つのシリンダヘッド、又は隣接する2つの弁カバー)に取り付けられるその他の設計の場合と相違して、本発明において、持ち上げブラケットは、単一のロッカハウジング340の両側部に取り付けられることが好ましい。本発明のこの実施の形態において、持ち上げブラケットを単一のロッカアームのボスに取り付けることにより、その他の設計における許容公差の積重ねという問題点は回避される。特に、隣接する2つのロッカハウジングに取り付けられた持ち上げブラケットに対する許容公差の積重ねは、多数のシリンダヘッドと多数のロッカアームハウジングとの間の許容公差の積重ねを含む。本発明の幾つかの実施の形態において、取り付けは、単一のロッカアームハウジングにて行われ、このため、シムを使用せずに、取り付けボス342、344の位置の正確さを制御することが可能である。
図31ないし図35には、内燃機関の接続ロッドに関する本発明の1つの実施の形態が示されている。図31を参照すると、軸部810をキャップ820から分解した状態にて示す、接続ロッド組立体800が示されている。接続ロッド800は、角度付き割型設計のものである。1つの実施の形態において、分割面に対し平行な線Aと軸部の中心線と直交する線Bとの間の角度822が図31に示されている。接続ロッド組立体800の分割線は、図示するように角度が付けられており、このため、大型のクランクピンをクランク軸700に含めることができるが、依然として、クランク軸を除去せずに、ピストン(図示せず)及び軸部810をシリンダから除去することが可能である。しかし、角度付き分割線を使用することは、キャップ820を軸部810上に保持する締結具806に加わるせん断力を増し勝ちとなり、このせん断力によって、キャップと軸部との間の境界面は摩損する。
軸部810とキャップ820との間の分割面に沿って作用するせん断力に一層良く抵抗するため、本発明の幾つかの実施の形態は、キャップ820の両側部に突起830を有している。突起830は、軸部810に向けて伸びている。この実施の形態において、軸部の面と合わさるキャップの表面は、共に、平坦である。
図33を参照すると、4つの締結具806は、キャップ820を軸部810に取り付ける。好ましくは、締結具806には、締結具がへたる迄、組み立て中、トルクが加わるようにする。1対の対向するパイロット824は、軸部及びキャップを共に正確に配置することを助ける。組み立てたとき、キャップ820の側方向に平坦化した表面領域842は(図34及び図35に最も良く示すように)、軸部810の両側部にて圧縮面844に対して押される(図33に最も良く示すように)。軸部810及びキャップ820は、耳状部すなわち突起830と軸部810の合わさる側部との間に緩い圧力嵌め(締まり嵌め)が存在するようにされ且つ、そのような形態とされている。1つの実施の形態において、締まり嵌めの許容公差は、最悪の許容公差の積重ねの場合でさえ、キャップ820と軸部810との間に緩い締まり嵌めが存在するように設定される。
図46ないし図52には、内燃機関用の接続ロッドに関する本発明の1つの代替的な実施の形態が示されている。全体として図46ないし図49を参照すると、軸部860及びキャップ870を有する接続ロッド組立体850が示されている。接続ロッド850は、角度付きの割型の設計であり、異なるものとして示す点を除いて、図31ないし図35に示した実施の形態と同様である。軸部860は、2つの端部を有している。軸部860の一端は、ピストンピンを介して接続ロッド850を往復運動ピストン835に接続するピストン接続部分853を有している(図52に最も良く示すように)。軸部860の他端は、クランクピン837に取り付けられ、また、軸受支持面すなわち軸部の内面862を有している。軸部860は、軸部の取り付け隙間面863、軸部の外面すなわち側方向に面する面864及び軸部の取り付け面すなわち当接面861を更に有している。軸部の取り付け面861の各々は、幅868を有しており、また、軸部の外面864は、距離865だけ分離されている。その他の実施の形態は、軸部の取り付け面861の各々に対し幅868の値が異なるようにすることができる。分割角度852は、分割面に対し平行な分割線A´と軸部の中心線と直交する中心線B´との間の角度差である。軸部860は、締結具凹所855を有しており、該凹所855内に軸部860及びキャップ870を取り付けるために使用する締結具856が配置される。軸部860は、整合ピン凹所857を有しており、該整合ピン凹所に整合パイロットピン825が配置されて、エンジン内に取り付ける間、軸部860及びキャップ870を整合させるのを助ける。
図50及び図51を全体として参照すると、キャップ870は、キャップの取り付け面すなわち当接面871と、キャップの内面すなわち軸受支持面872と、キャップの外面874とを有している。キャップの取り付け面871の各々は、幅878を有している。キャップ870は、耳状突起880を有しており、これら耳状突起は、キャップの外面874と合体し、また、各々、幅888を有する内面882を有している。その他の形態は、内面882の各々に対し幅888の値を異なるものとすることができる。キャップ870は、キャップの取り付け面871と突起880との間の接続部を更に有している。
内燃機関の往復運動ピストン835は、接続ロッド組立体850の一端にてピストン接続部分853に枢動可能に取り付けられている(図52に最も良く図示するように)。キャップの取り付け面871は、締結具856を利用して軸部の取り付け面861に取り付けられる。締結具856は、キャップ870の締結具凹所855を通って挿入され且つ、軸部860の締結具凹所855内に回転される部分的ねじ付きボルトとして示されている。キャップ870を軸部860に取り付けるとき、パイロットピン825を整合ピンの凹所857内に挿入して、軸部860及びキャップ870を軸方向に(クランク軸の軸線838に沿った方向)及び分割面A´に対して平行な方向に整合させる。これらが係合したならば、突起880及び軸部の外面864は、軸部860及びキャップ870を分割面A´に対し平行な方向に更に整合させる。
接続ロッド組立体850と共に利用される整合ピンは、中空(図33のパイロットピン824で示すように)又は中実(図48のパイロットピン825で示すように)の何れかとすることができる。中空のパイロットピン824は、中央部を通る締結具806と共に利用することができる(図32及び図33に示すように)。異なる実施の形態は、パイロットピンの全体数及び位置を別のものとすることができる。
取り付ける間、軸部860及びキャップ870を整合させるため、パイロットピン824、825が利用され、接続ロッド850が完全に取り付けられたならば、これらのパイロットピンは荷重を支承しない。しかし、パイロットピン824、825はその他の実施の形態にて荷重を支承するものとしてもよい。パイロットピン824、825は、例えば、締まり嵌め又は滑り嵌めのような異なる嵌め代を利用して軸部860又はキャップ870の何れかに配置することができる。締まり嵌めは、2つの合わさり面が次のような寸法とされた合わさり面を有する場合である、すなわち大きい寸法の第一の合わさり面が小さい寸法の第二の合わさる面内に配置され、第一の合わさり面が、組み立てられたとき、第二の合わさる面内に保持され又は第二の合わさる面により制止されるような寸法とされた場合である。典型的に、締まり嵌めした2つの合わさる部品を手で容易に合わせることはできず、第一の合わさる部品を第二の合わさる部品と強制的に組み立てることを助けるため、工具及び(又は)付属品を使用する必要がある。これに反して、滑り嵌めは、2つの合わさる部品が手で容易に合わせることのできる場合である。更に、軸部の取り付けピン凹所857とキャップの取り付けピンの凹所857との間の異なる嵌め公差を使用して同一のパイロットピンを軸部860及びキャップ870内に配置することができる。中空のパイロットピン824に代えて、中実なパイロットピン825を利用することで、キャップ870と突起880との間の接続部879に侵入しない小型の整合ピン凹所857でよく、また、より大型の締結具856を利用することを許容するというような特定の有利な効果が実現される。
軸部860及びキャップ870が取り付けられたならば、クランク軸834のクランクピン837は、軸部の内面すなわち軸受支持面862及びキャップの内面すなわち軸受支持面872により形成された開口内に回転可能に保持される。内面862、872とクランクピン837との間に軸受839が典型的に利用される。
使用時、分割線A´に対して平行な力が加えられて軸部の取り付け面すなわち当接面861とキャップの取り付け面すなわち当接面871との間に相対的動きを生じさせる。この相対的動きは、主として、キャップの取り付け面871と軸部の取り付け面861との間の摩擦によって制止され、この摩擦は、締結具856に加わるトルクが増すに伴って増大し、これにより軸部の取り付け面861とキャップの取り付け面871との間の圧力を上昇させる。しかし、その他の実施の形態は、この相対的動きを制止する二次的手段としてキャップの取り付け面871と軸部の取り付け面861との間の摩擦を使用する。
突起880は、軸部860とキャップ870との間の相対的動きに抵抗するための追加的な方法及び構造体を提供する。キャップ870は、本発明の1つの実施の形態において、締まり嵌めにより軸部860に取り付ける。軸部の外面すなわち側方に面する面864の間の距離865が突起880の内面882間の距離である、距離883よりも長い結果、この締まり嵌めが生ずる。突起の内面882と軸部の外面864との間の締まり嵌めに起因して加えられた圧力により、軸部860とキャップ870との間には、組み立て後、何ら相対的緩みが生ぜず、軸部860とキャップ870との間の動きは、分割線に沿って更に抵抗を受ける。本発明の幾つかの実施の形態にて突起の内面882と軸部の外面864との間の締まり嵌めが利用されるため、圧力が加われキャップの取り付け面871を軸部の取り付け面861と接触する位置に配置する。本発明の1つの実施の形態において、締まり嵌めの非限定的な寸法の例として、突起の内面882の間の距離883は162.5+/−0.013mmであり、軸部の外面864の間の距離865は162.525+/−0.025mmである。締結具856により加えられた圧力を利用する方法、外部ジャッキ又は締め止め具を利用する方法、キャップ870を加熱し且つ膨張させる方法又はその他の方法のような種々の方法を利用してキャップ870を軸部860に押し付けることができる。
軸部の取り付け面861及びキャップの取り付け面871は、線A´に対して平行である。突起880に対し締まり嵌めするのに必要な値以上の更なる応力を防止するため、突起の内面882及び軸部の外面864は、互いに対し平行で且つ、キャップの取り付け面861に対し垂直である。更に、突起880とキャップの取り付け面871との間の接続部879は合体し、接続部が鋭角な垂直角度であるならば生ずるであろう更なる応力上昇部を防止する。軸部の取り付け面861、軸部の外面864、キャップの取り付け面871及び突起の内面882は、実質的に平坦であり、このことは、不作用的応力を最小限にし且つ、製造過程を簡略化する。その他の実施の形態は実質的に平坦でない面を利用する。
突起の幅888は、キャップの取り付け面の幅878及び軸部の取り付け幅868の双方に実質的に等しい。より幅の広い突起の幅888を提供すれば、突起の内面882と軸部の外面864との間の接触面積が増大し、これにより軸部の取り付け面861とキャップの取り付け面871との間の動きに対するより大きい抵抗力を提供することになる。本発明の1つの実施の形態における非限定的な一例として、突起の幅888は取り付け面の幅878よりも広く又はその約60%に等しい。本発明の別の実施の形態における非限定的な一例として、突起の幅888は41.27+/−0.3mmであり、取り付け面の幅878は60.27+/−0.3mmである。
図52を参照すると、接続ロッド組立体850をエンジン内に取り付けることは、最初に、軸部860のピストン接続部分853を往復運動ピストン835に回転可能に接続するステップを含む。次に、接続された軸部860及び往復運動ピストン835をシリンダ836内に挿入する。分割線に角度を付け、従って分割角度852を増大させることは、取り付ける間、軸部860がシリンダ836を通るとき、より大きい隙間を許容し、これにより軸部の外面864の間により長い距離865を有する軸部を使用し、従ってより大型のクランクピン837を使用することを容易にする。クランクピン837(接続ロッド組立体850が取り付けられるクランク軸834の部分)が大きいとき、エンジンの増大した耐久性を実現することができる。取り付ける間、軸部860とシリンダ836との間の隙間を増大させ、これによりより大型のクランクピン837を許容するため、取り付け隙間面863が更に利用される。
往復運動ピストン835及び軸部860がシリンダ836内に挿入されたならば、軸受839が取り付けられた軸部の内面862をクランクピン837の上に配置する。次に、整合ピン825を整合ピン凹所857内に挿入する。次に、整合ピンがキャップ870の凹所857を軸部860の凹所857と整合させ、これにより軸部の取り付け面861及びキャップの取り付け面871を整合させる状態にて軸受839が取り付けられたキャップ860をクランクピン837上に配置する。突起の内面882と軸部の外面864との間の締まり嵌めのため、軸部の取り付け面861及びキャップの取り付け面871は、通常、軸部860及びキャップ870が強制的に接続される迄、物理的に接触していない。
次に、締結具856をキャップ870の締結具凹所855及び軸部860の締結具凹所855内に挿入する。軸部860の締結具凹所855は狭小とされ、このため、締結具856を回転させたとき、締結具856のねじ付き部分は軸部860と強制的に係合する。非限定的な例として、ナット及びボルト、又は当該技術分野にて既知であり又は知ることのできるその他の手段のような、軸部860及びキャップ870を締結するその他の手段を利用することができる。締結具856を回転させると、キャップ870は軸部860まで引き出される。締結具856は、特定のトルクに達する迄、回転させる。次に、締結具856を緩め方向に回転させることにより締結具856を僅かに緩める。次に、特定のトルクに再度、達する迄、締結具856を当初の締め付け方向に向けて回転して戻す。再度トルクを加える前のこの締結具856を緩める過程は、締結具856により加えられた力が軸部の取り付け面861及びキャップの取り付け面871により支承されるが、突起の内面882と軸部の外面864との間の締まり嵌めによっては支承されないことを保証するのに役立つ。
軸部の合わさり面に圧力嵌めされる突き出す耳状部を有するキャップについて示し且つ、説明したが、本発明は、また、耳状部が軸部からキャップに向けて突き出し、軸部のこれら耳状部がキャップのフランジ付き部分に側方向に押し付けられる実施の形態とすることも考えられる。更に、角度付きの割型接続ロッドについて示し且つ、説明したが、本発明は、直線状の割型接続ロッドを利用する実施の形態とすることも考えられる。
図36ないし図39には、本発明の1つの実施の形態による排気出口集合装置が示されている。図1ないし図4を簡単に参照すると、エンジン120は、複数のターボ過給機300を備えることが好ましい。ターボ過給機300−L1、300−L2、300−L3は、左側群の9つのシリンダに圧縮空気を提供し、これらターボ過給機の各々は、かかるシリンダの3つに空気を提供する。エンジン120は、同様にエンジン120の右側部の9つのシリンダに圧縮空気を提供し、右側のターボ過給機の各々が3つの右側のシリンダに空気を提供する、ターボ過給機300-R1、300−R2、300−R3を備えることが好ましい。ターボ過給機の各々は、エンジンVの中心線の各側部に配置された1対のエンジン排気マニホルド313から提供されたエンジン排気によって駆動される。ターボ過給機の各々のエンジン312が相応するタービン312を駆動するエネルギを取り出したならば、2つの排気出口集合装置320の何れかに対しより低温で低圧力のターボ過給機の排気ガスが提供される。排気収集装置320−1は、ターボ過給機300−L1、300−L2、300−R1から排気を受け取る。排気集合装置320-2は、ターボ過給機300−L3、300−R2、300−R3から排気を受け取る。
次に、図36及び図37を参照すると、典型的な排気集合装置320が示されている。集合装置320の各々は、3つの排気入口ポート332を有しており、これら排気入口ポートの各々は、ベローズ322により相応するターボ過給機の排気管路(図示せず)に接続されることが好ましい。3つの入口ポート332の各々に入る排気は、中央プレナム334内に流れる。本発明の1つの実施の形態において、発電機組立体100又は120の操作者は、排気の排出装置を集合装置322のフランジ324に接続し、混合した排気を発電機領域から除去する。
本発明の1つの実施の形態において、排気集合装置320は、単一の装置として鋳造される。該集合装置は、1つ又はより多数の補強リブ336により各種の排気通路に結合する一体的に鋳造された取り付けブラケット326を有している。また、1つ又はより多くの一体的な冷却通路328が取り付けフランジに一体的に鋳造されている。1つの実施の形態において、通路の各々は、1つの入口及び2つの出口を有するT字形のものである。エンジン120に取り付けられたとき、各通路328の入口は、管によってエンジン冷却システムの一部分に接続される。エンジン冷却システムのその他の管は、同様に管によりエンジン冷却システムのその他の部分に接続される通路の出口に接続される。冷却システムの管は、シールのためのOリングにて通路328に接続されることが好ましい。
本発明は上記の説明にて示し且つ、詳細に説明したが、これは単に一例であって、特徴を限定するものであると見なすべきではなく、好ましい実施の形態のみを説明したものであり、本発明の精神に属する全ての変更及び形態変更が保護されることを望むものであることが理解される。
本発明の1つの実施の形態による発電機装置の正面、右側及び頂部斜視図である。 図1の発電機装置の頂面図である。 図1の発電機装置の正面、左側及び頂部斜視図である。 本発明の別の実施の形態による発電機装置の正面、右側及び頂部斜視図である。 エンジン120の一部分の正面、左側、頂部斜視図である。 燃料マニホルド、吸気マニホルド及びシリンダヘッドの一部分の斜視図である。 図6の装置の側面図である。 図7の線A−Aに沿った図7の装置の断面図である。 シリンダの標識を含む、エンジン120の頂面図である。 本発明の1つの実施の形態による釣合い重りを有するクランク軸の斜視図である。 9つのクランクピンを示す9つの断面図を含む、本発明の1つの実施の形態によるクランク軸の平面図である。 図10に示した釣合い重りの斜視図である。 本発明の1つの実施の形態に従って部分的に組み立てられたエンジンの左側部の斜視図である。 図12のエンジンの別の斜視図である。 図13の装置の一部分解図とした斜視図である。 本発明の1つの実施の形態による空気/油分離機の部分分解図である。 本発明の1つの実施の形態による空気/油分離機の部分分解図である。 図16の空気/油分離機の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態による装置の後方、底部、右側面斜視図である。 本発明の1つの実施の形態によるフライホイールハウジングを示す斜視図である。 図19のフライホイールのハウジングを示す斜視図である。 本発明の1つの実施の形態によるブラケットを示す斜視図である。 図21のブラケットの鏡像であるブラケットの斜視図である。 本発明の別の実施の形態による装置の後方、左側面斜視図である。 本発明の1つの実施の形態によるフライホイールハウジングの斜視図である。 図24Aのハウジングの平面概略図である。 本発明の1つの実施の形態による脚部の斜視図である。 本発明の別の実施の形態による装置の頂部、左側部及び後方斜視図である。 図26の装置の前方図である。 部分的に組み立てたエンジン120の正面図である。 シリンダヘッド、ロッカハウジング、弁カバー及び持ち上げブラケットを含む、サブ組立体の斜視図である。 図29の装置の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態による、2つの部分から成る接続ロッドの分解平面図である。 図31のロッドの分解斜視図である。 図32のロッドの分解斜視図である。 図31の接続ロッドキャップの斜視図である。 図34のキャップの斜視図である。 本発明の1つの実施の形態による排気出口集合装置の斜視図である。 図36の装置の斜視図である。 本発明の別の実施の形態による排気出口集合装置の斜視図である。 図38装置の斜視図である。 本発明の1つの実施の形態による装置の斜視図である。 図40の装置の斜視図である。 図40の装置の斜視図である。 図40の装置の斜視図である。 図40の装置の斜視図である。 図40の装置の斜視図である。 本発明の別の実施の形態による、2つの部分から成る接続ロッドの平面図である。 図46の線47−47に沿った図46のロッドの断面図である。 図47の軸部分の平面図である。 図48の線49−49に沿った図48の軸部分の端面図である。 図49のロッドのキャップ部分の平面図である。 図50の線51−51に沿った図50のキャップ部分の端面図である。 典型的な内燃機関内に設置された、図46のロッドの切欠き図である。

Claims (26)

  1. クランク軸と、シリンダと、該シリンダ内に配置された往復運動ピストンとを備える内燃機関用の装置において、
    両端と、第一の対の当接面と、第一の軸受支持面と、1対の側方向に面する面とを有する軸部であって、該側方向に面する面の各々が前記第一の対の当接面のそれぞれ別の面に対して実質的に垂直であり、該軸部の一端が往復運動ピストンに取り付け可能であり、該軸部の他端が前記第一の軸受支持面に沿ってクランク軸のクランクピンに取り付け可能である前記軸部と、
    第二の対の当接面と、第二の軸受支持面と、1対の突起とを有するキャップであって、該突起の各々1つが前記第二の対の当接面のそれぞれ別の面に対して実質的に直角に伸びており、該突起は、その間にて締まり嵌め状態に前記側方向に面する面を摺動可能に受け入れ得るような形態とされ、前記当接面がクランクピンの両側部に配置された状態にて前記第二の軸受支持面に沿ってクランクピンに取り付け可能な前記キャップとを備え、
    前記キャップの前記突起が、前記キャップ及び前記軸部がクランクピンに取り付けられ、前記第一の当接面の各々が前記第二の当接面のそれぞれ別の面と接触するとき、軸部の前記側方向に面する面を圧縮する、内燃機関用の装置。
  2. 請求項1の装置において、前記キャップの当接面及び前記軸部の当接面が実質的に平坦である、装置。
  3. 請求項1の装置において、前記軸部が、分割線を画成し、前記軸部が、中心線を更に画成し、前記分割線及び前記中心線が、約90゜だけ分離されている、装置。
  4. 請求項1の装置において、前記軸部が、分割線を画成し、前記軸部が、中心線を更に画成し、前記分割線及び前記中心線が、約90゜以下だけ分離されている、装置。
  5. 請求項1の装置において、前記軸部が、分割線を画成し、前記軸部が、中心線を更に画成し、前記分割線及び前記中心線が、約60゜だけ分離されている、装置。
  6. 請求項1の装置において、前記軸部が、分割線を画成し、前記キャップの当接面及び前記軸部の当接面が、前記分割線に対して実質的に平行である、装置。
  7. 請求項1の装置において、前記軸部が、分割線を画成し、前記突起が、前記分割線に対して平行な、前記キャップと前記軸部との間の動きに抵抗する、装置。
  8. クランク軸と、シリンダと、該シリンダ内に配置された往復運動ピストンとを備える内燃機関用の装置において、
    両端と、第一の対の当接面と、第一の軸受支持面と、1対の突起とを有する軸部であって、該突起の各々が前記第一の対の当接面のそれぞれ別の面に対して実質的に垂直に伸びており、該軸部の一端が往復運動ピストンに取り付け可能であり、該軸部の他端が前記第一の軸受支持面に沿ってクランク軸のクランクピンに取り付け可能である前記軸部と、
    第二の対の当接面と、第二の軸受支持面と、1対の側方向に面する面とを有するキャップであって、該側方向に面する面の各々1つが前記第二の対の当接面のそれぞれ別の面に対して実質的に垂直であり、前記第二の軸受支持面に沿ってクランクピンに取り付け可能な前記キャップとを備え、
    該突起は、その間にて締まり嵌め状態に前記側方向に面する面を摺動可能に受け入れ得るような形態とされ、前記軸部の前記突起は、該軸部及び前記キャップがクランクピンに取り付けられ、前記第一の当接面の各々が前記第二の当接面のそれぞれ別の面と接触するとき、軸部の前記側方向に面する面を圧縮する、内燃機関用の装置。
  9. 請求項8の装置において、前記キャップの当接面及び前記軸部の当接面が実質的に平坦である、装置。
  10. 請求項8の装置において、前記軸部が、分割線を画成し、前記軸部が、中心線を更に画成し、前記分割線及び前記中心線が、約90゜だけ分離されている、装置。
  11. 請求項8の装置において、前記軸部が、分割線を画成し、前記軸部が、中心線を更に画成し、前記分割線及び前記中心線が、約90゜以下だけ分離されている、装置。
  12. 請求項8の装置において、前記軸部が、分割線を画成し、前記軸部が、中心線を更に画成し、前記分割線及び前記中心線が、約60゜だけ分離されている、装置。
  13. 請求項8の装置において、前記軸部が、分割線を画成し、前記キャップの当接面及び前記軸部の当接面が、前記分割線に対して実質的に平行である、装置。
  14. 請求項8の装置において、前記軸部が、分割線を画成し、前記突起が、前記分割線に対して平行な、前記キャップと前記軸部との間の動きに抵抗する、装置。
  15. クランク軸と、往復運動ピストンがその内部に配置されたシリンダとを備える内燃機関用の装置において、
    取り付け部分を有する軸部であって、該取り付け部分がある幅を有し、往復運動ピストンに取り付け可能であり且つクランク軸に取り付け可能である前記軸部と、
    取り付け部分を有するキャップであって、該キャップの取り付け部分がある幅を有し、クランク軸に取り付け可能であり、前記キャップの取り付け部分が、前記軸部の取り付け部分に取り付けられる前記キャップとを備え、前記軸部及び前記キャップが、クランク軸の一部分の周りにスリーブを形成し、クランク軸がその内部にて回転可能に保持され、
    ある幅を有する突起であって、該突起の幅が、前記キャップの取り付け部分の幅及び前記軸部の取り付け部分の幅の1つ又はより多数と実質的に等しい前記突起を備える、内燃機関用の装置。
  16. 請求項15の装置において、前記突起の幅、前記キャップの幅及び前記軸部の幅が実質的に等しい、装置。
  17. 請求項15の装置において、前記軸部が外面を有し、前記キャップが外面を有し、前記突起が、前記軸部の外面及び前記キャップの外面の双方に配置され、前記突起が、前記軸部の外面又は前記キャップの外面の一方の一体的な部分であり、前記突起が、前記軸部の外面又は前記キャップの外面の他方に取り付けられる、装置。
  18. 請求項17の装置において、前記突起が、前記軸部の外面又は前記キャップの外面の前記他方に締まり嵌め状態に取り付けられる、装置。
  19. 請求項18の装置において、前記突起の幅、前記キャップの幅及び前記軸部の幅が実質的に等しい、装置。
  20. 接続ロッドを内燃機関のクランク軸に取り付ける方法において、
    軸部及びキャップを有する、2つの部分から成る接続ロッドであって、軸部又はキャップの一方が、その間に軸部又はキャップの他方を受け入れるべく1対の隔たった対向する実質的に平坦な突起を有し、軸部及びキャップが、互いに接触したとき、軸受空所を形成し、該軸受空所の両側部の突起にてクランク軸のクランクピンに回転可能に接続し得るようにした前記接続ロッドを提供するステップと、
    軸部又はキャップの一方をクランクピンの一側部に近接する位置に配置するステップと、
    軸部又はキャップの他方をクランクピンの他の側部に近接する位置に配置するステップと、
    キャップ及び軸部をクランクピンの周りで互いに接近させ且つ、クランクピンの周りに軸受空所を形成するステップと、
    軸部又はキャップの他方により突起にて軸部又はキャップの一方をクランクピンの周りに圧縮し、該圧縮が形成するステップにより行われるようにするステップとを備える、接続ロッドを内燃機関のクランク軸に取り付ける方法。
  21. 請求項20の方法において、前記接続ロッドを提供するステップが、複数の締結具を提供することを含み、前記キャップ及び軸部を互いに接近させるステップが、軸部及びキャップを締結具にて互いに締結することにより行われる、方法。
  22. 請求項20の方法において、キャップが突起を有し、軸部がキャップにより圧縮される、方法。
  23. 請求項20の方法において、軸部が突起を有し、キャップが軸部により圧縮される、方法。
  24. 請求項20の方法において、軸部が、分割線を画成し、突起が、分割線に沿った、軸部分とキャップ部分との間の相対的動きに抵抗する、方法。
  25. 請求項17の装置において、前記軸部の外面及び前記キャップの外面が実質的に平坦である、装置。
  26. 請求項20の方法において、前記圧縮するステップが、前記キャップと前記軸部との間に締まり嵌め状態を生じさせる、方法。
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