JP2005533363A - 銅ダマシン技術におけるディッシングおよびエロージョン効果を評価するためのテスト構造 - Google Patents

銅ダマシン技術におけるディッシングおよびエロージョン効果を評価するためのテスト構造 Download PDF

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Abstract

本発明によるテスト構造体は、エロージョンの評価のための第1の構造(1010)と、欠陥サイズ分布を抽出するための第2の構造(1000)と、を組み合わせている。その第1の構造(1010)は、金属の高さとともに変化する抵抗値を求めるのに使用可能なループ構造である。その第2の構造は、ネスト構造(1000)である。そのループ構造(1010)のループ・ラインは、そのネスト構造(1000)の両側で接続されている。

Description

本発明は、集積回路製品の歩留まり(yield)および性能に対する統計的変動の発生源(ソース)および影響(効果)を判定するために、集積回路製造プロセス(方法)に関するプロセスおよび設計に関連する統計的変動(ばらつき)を測定しおよび評価する方法に関する。
銅(Cu)ダマシン(damascene、波形文様)半導体製造プロセス(処理、方法)においてディッシング(dishing、中低そり)およびエロージョン(erosion、腐食、浸食)効果は周知である(図1、2Aおよび2B参照)。図1は、化学機械的(機械化学)研磨(CMP、chemical mechanical polishing)の前における銅12および酸化物11の層を有する構造110を示している。図2AはCuディッシング状態120の構造を示している。この構造において、酸化物層121およびCu層122は、酸化物層121の上面(頂部)の元の高さ125より低く、酸化物層121が量123だけ減少し、Cu層122がさらに量124だけ減少していて、Cu層122の上面は酸化物層121の上面より低くなっている。図2Bは“Cuアップ(高い)”状態の構成130を示している。この構成において、酸化物層131およびCu層132は、酸化物層131の上面の元の高さ135より低く、酸化物層131が量133だけ減少しCu層132より量134だけ減少していて、Cu層132の上面は酸化物層131の上面より高くなっている。
プロセスの開発(進行)中にそれらの効果を最適化することは難しくなり得る。その理由は、それらの効果がプロセス処方(recipe)設定に対して明らかにかつ逆に相互作用し得るからである。従って、速いプロセスの開発および最適化のためにディッシングおよびエロージョン効果を分離する能力を持つことが望ましい。
典型的には物理的測定法を用いて、Cuプロセス開発中のディッシングおよびエロージョンの効果が確認される。それらの測定法は時間がかかるので、プロセスの開発期間中にそのプロセスの安定性を確認するのに充分な統計データを収集するのが困難である。電気的テスト構造によって、遙かに大きい統計サンプルを供給することができる。しかし、以前開発された電気的テスト構造は基本的にテスト構造全体にわたってライン(配線)およびスペース(間隔)が固定された“グレーティング(格子状)構造(gratings)”なので、そのような電気測定法においてディッシングおよびエロージョンの効果を分離することは困難になり得る。
ここで、次の4つの文献の全体をその内容をここに全て記載したものとして参照により組み込む。文献:Tugbawa et al., “A Mathematical Model of Pattern Dependencies in Cu CMP Processes” (Cu CMPプロセスにおけるパターン依存性の数学的モデル), CMP Symposium, Electrochemical Society Meeting, Honolulu, HA, Oct. 1999;Stine, B. et al. “A Closed-Form Analytic Model for ILD Thickness Variation in CMP Processes” (CMPプロセスにおけるILD厚さ変動の閉形解析モデル), 1997 Chemical Mechanical Polish for ULSI Multilevel Interconnection Conference (CMP-MIC), p. 266, Santa Clara, February, 1997;Tae Park et al. “Electrical Characterization of Copper Chemical Mechanical Polishing” (銅化学機械的研磨の電気的特徴付け), CMPMIC'99, pp. 184-191, Feb. 1999;およびTae Park et al., “OVERVIEW OF METHODS FOR CHARACTERIZATION OF PATTERN DEPENDENCIES IN COPPER CMP” (銅CMPにおけるパターン依存性の特徴付けの方法の概要), Proc. CMP-MIC, pp. 196-205, Santa Clara, CA, March 2000。
Tugbawa et al., "A Mathematical Model of Pattern Dependencies in Cu CMP Processes", CMP Symposium, Electrochemical Society Meeting, Honolulu, HA, Oct. 1999 Stine, B. et al. "A Closed-Form Analytic Model for ILD Thickness Variation in CMP Processes", 1997 Chemical Mechanical Polish for ULSI Multilevel Interconnection Conference (CMP-MIC), p. 266, Santa Clara, February, 1997 Tae Park et al. "Electrical Characterization of Copper Chemical Mechanical Polishing", CMPMIC'99, pp. 184-191, Feb. 1999 Tae Park et al., "OVERVIEW OF METHODS FOR CHARACTERIZATION OF PATTERN DEPENDENCIES IN COPPER CMP", Proc. CMP-MIC, pp. 196-205, Santa Clara, CA, March 2000
プロセス開発の期間中のCuディッシングおよびエロージョンが充分理解できたとしても、その情報を用いて、特定の製品設計上のCuディッシングおよびエロージョンから結果として生じる歩留まりおよび性能の変動(ばらつき)を分析することは困難であり得る。
発明の概要
本発明のテスト構造は、エロージョン評価のための第1の構造と、欠陥サイズ分布および欠陥密度分布を抽出するための第2の構造とを有する。
特定の製品設計におけるCuディッシングおよびエロージョンから結果として得られる歩留まりおよび性能の変動を分析または解析する1つの方法は、Cuプロセスの開発(development、進展、進行)中に観察されるCuディッシング効果およびエロージョン効果のモデルを構築することである。このモデルを所与の製品レイアウトに適用して、製品レイアウトにおける任意の特定のワイヤのディッシングおよびエロージョンを予測することができる。正確なモデルの適用には、パターン特徴(feature、機能)の“相互作用距離”の知識が必要である。ここで説明する典型例の実施形態は、ディッシング効果とエロージョン効果を分離する電気的テスト構造を提供し、一方、プロセスの開発および最適化のための統計的に有意な(重要な)測定サンプルを提供する。また、その典型例の実施形態は、パターン特徴の“相互作用距離”を提供する。
その典型例は、次の3つの構成要素(コンポーネント)を含むが、それらに限定されるものではない。
“マルチタップ・ケルヴィン”(MT−ケルヴィン、複数タップ−ケルヴィン)テスト構造。MT−ケルヴィン・テスト構造を用いて、ケルヴィン・ストリップ・ラインの幅およびそのラインの“局所的な(ローカルな)”および“大域的な(グローバルな)”近傍(付近、近隣)の引き出されたパターンの変化に対するケルヴィン・ストリップ・ラインの抵抗応答をテストする。その固有の特徴の中でも、それによって、複数のケルヴィン・セグメントを、固有のライン幅および局所的な近傍と共に、所与の密度を有する1つの“大域的な近傍”内に埋め込むことができる。テスト中のデバイス(DUT、device under test)セグメントは、抵抗を増大させおよび抵抗変動の分解能(resolution)を増大させるために“スネーク状”(snaked、ヘビ状、巻状)にすることができる。これらの特徴をそのテスト構造において組み合わせて、適当な実験の設計を用いてCuディッシング効果およびエロージョン効果を分離することができる。
Cu化学機械的研磨(CMP)ディッシング効果およびエロージョン効果の正確な分析およびモデル化を可能にする上述のテスト構造用の実験の設計(Design−of−Experiments、DOE)。DOEとテスト構造の組み合わせによって、一意的に、個々のディッシング効果とエロージョン効果の分離が可能になり、それらを組み合わせた効果のクロス確認(cross−validation、1つのサンプルに対して成功した方法を他のサンプルに適用して確認すること)が可能になる。
“ループ・ネスト(LoopNest)”テスト構造。ループ・ネスト(入れ子式)を用いて、ケルヴィン・ストリップ・ライン上のパターン変動の“相互作用距離”を抽出する。それは、電気的テスト可能なネスト・テスト構造をダミー・パターンとして用いて、ケルヴィン・ストリップ・ラインの周りに密な(dense)領域を形成(確立)するという点で、独特のものである。以前のテスト・パターンでは、その目的のためにテストできないダミー・ポリゴン(多角形)が用いられる。
以下、それら構成要素の各々をより詳しく説明する。
マルチタップ・ケルヴィン・テスト構造
図3には、マルチタップ・ケルヴィン(MT−ケルヴィン)テスト構造が示されている。その構造はDUT303を含んでおり、DUT303において、複数のスネーク状セグメントが複数のタップ310によって接続されている。タップ310によって、3つのスネーク状セグメントの中のいずれのセグメントに、存在し得る任意の短絡または開放回路が位置するかを判定できる。各タップ310は、電気的テスト測定用のパッド308を有する。パターン304は、シールド・ラインとして設けられる。パターン306は、グローバルな近傍のパターンである。図3の典型例のMT−ケルヴィン構造において、長さL1は約3μm乃至約6μmの範囲であり、長さL2は約100μm乃至約600μmの範囲である。そのテスト構造の1つの目的は、ディッシング効果とエロージョン効果の分離を可能にすることである。
MT−ケルヴィン構造303は、DUTのための個々に制御可能なライン幅およびライン間隔(スペース)、局所的(ローカル)近傍304および大域的(グローバル)近傍306を有する単一層テスト構造である。
・DUTライン幅の変動(変化、ばらつき)を用いてディッシング効果を刺激またはシミュレーションする(stimulate)。DUTライン幅が非常に小さい場合は、抵抗応答においてリソグラフィまたはバリア金属効果が支配的となり得る。
・局所的近傍の変動を用いてDUT303に対するリソグラフィのおよび短い距離範囲のCMPの効果を制御する。
・大域的近傍の変動を用いてDUTに対する長い距離範囲のCMP効果を制御する。
ディッシングについて、大域的近傍パターン306を無く(排除)してアイソ(iso:孤立、等しい、同じ)領域を形成することができる。DUT303のライン幅を変化させてディッシングを測定することができる。
エロージョンについて、DUT303のライン・サイズ(L/S)を、大域的密度への影響を回避するのに充分小さく、しかしリソグラフィ効果を回避するのに充分大きく設定する。パターン306の大域的L/Sを変化させて酸化物エロージョンを刺激またはシミュレーションする(stimulate)ことができる。
ディッシング・プラス・エロージョン(ディッシングとエロージョンの双方)について、DUT303のL/Sを、パターン306の大域的L/Sに等しくなるよう設定(固定)する。これによって、DUT測定におけるディッシング効果とエロージョン効果が組み合わされる(結合される、合成される)。
制御可能なライン幅およびライン間隔に加えて、MT−ケルヴィン・テスト構造によって、DUTラインにおいて複数の“スネーク状セグメント”が可能になる。“スネーク状DUT”を用いて、レイアウト近傍または処理(プロセス)の効果によるDUTラインの抵抗の小さい変化の分解能(resolution)の増大のためにDUTラインの抵抗を増大させる。典型例のDUT303は3つのスネーク状セグメントを有するが、任意の数のスネーク状セグメントを含ませてもよい。さらに、各スネーク状セグメント内の巻き数は変化させてもよい。
典型例のテスト構造は、DUTにおけるCu/酸化物エロージョン効果からCuディッシング効果を分離させるためにDOEで用いるように設計した。
MT−ケルヴィンの1つの特徴は、DUT303および局所的近傍304の周りの酸化物の厚さが大域的近傍306の酸化物の厚さと一致(整合、マッチ)することである。このようにして、大域的近傍パターン306の変動を用いて、エロージョン効果を刺激またはシミュレーションし、DUT303の基本的Cu厚さ変動を操縦する(drive)ことができ、一方、DUTライン幅を用いてディッシング効果を刺激またはシミュレーションしDUTの別のCu厚さ変動を操縦することができる。
MT−ケルヴィン・テスト構造300を、Cu配線(ワイヤリング)を用いて複数の半導体製造プロセスにおいて作製した。図4A〜4Cには、MT−ケルヴィンの局所的振る舞い対(vs.)大域的振る舞いを確認する代表的Cuプロセスから得られたプロフィルメトリ(profilometry、表面あらさ測定)結果が示されている。図4A〜4Cは3つの曲線を示し、各曲線は大域的近傍ライン用のそれぞれ異なるライン幅および/またはライン間隔を有する。これら3つの曲線は、図4Aの狭ライン/広間隔、図4Bの中間(medium)ライン/中間間隔、および図4Cの狭ライン/狭間隔を含んでいる。DUT領域303における酸化物高さは、大域的密度の幅の変動を横切る(across)大域的近傍領域306の酸化物の高さを正確に追跡する(辿る)。
Cu CMPモデル化DOE
実験の設計(DOE、Design-of-Experiment)を、MT−ケルヴィン・テスト構造300で用いて、Cu/酸化物エロージョン効果からCuディッシング効果を分離させることができる。このDOEはテーブル(表)1〜3に示されている。別々の3つの実験を用いて次の項目をチェック(検査)する。
・大域的エロージョン効果
・局所的ディッシング効果
・ディッシングとエロージョンの間の相互作用の項(terms)
テーブル1において、DUT303は、0.5μm/0.5μmの固定されたライン・サイズ(L/S)を有する。DOEは大域領域306のL/Sにおけるものである。典型例のDUTは、大域領域306内のL/S変動によって導入される酸化物エロージョンを測定する。
Figure 2005533363

テーブル2において、DUTは、幅が変化する孤立ラインである。典型例のDUT303では、ディッシング 対 ライン幅を測定する。
Figure 2005533363
テーブル3において、その構造は、DUT L/Sが大域的近傍306に等しいL/Sである完全な格子である。これらのデータを用いてディッシング/エロージョン実験から抽出されたCMPモデルを検証または実証する。
Figure 2005533363

図5Aおよび5Bには、上述の実験用の典型例の網線(reticle)平面図が示されている。その典型例の網線平面図は、約22mmの長さL3を有するが、他の網線のサイズを用いてもよい。平面図は、大域的効果(例えば、長い距離範囲のバルクCu研磨効果)を最小化するように設計される。図5Bにおいて、用語“局所的NBH(LocalNBH)”は局所的近傍を意味し、用語“大域的NBH(GlobalNBH)”は、大域的近傍を意味する。
エロージョン実験
エロージョン実験において、固定されたDUT303と局所的近傍304を用いて、大域的近傍306におけるパターン変動によるエロージョン効果をモニタする。
1つの例では、固定されたDUT303と局所的近傍304は、全ての実験的変動に対して固定されたライン幅およびライン間隔を有する。これらの寸法形状を固定することによって、DUT303におけるディッシングおよびDUTトレンチ(trench)における任意のリソグラフ・プリント変動が一定に維持される。それによって、エロージョン応答がディッシング応答から分離して観察できる。
DUT303のライン幅およびライン間隔と局所的近傍304は、過大なリソグラフ変動を回避するように充分大きく選択すべきであるが、任意のかなりの(有意な)Cuディッシングが生じるように大きくすべきではない。経験によれば、0.5μmのライン幅およびライン間隔は、そのために充分な値である。
大域的近傍306のライン幅およびライン間隔を変化させて、CMP研磨の期間中のエロージョン効果をシミュレーション(simulate、模擬実験)する。領域のパターン密度と酸化物ライン幅の双方によって、エロージョン効果をシミュレーションすることができる。これは、T. Tugbawa, T. Park, D. Boning, L. Camilletti, M. Brongo, and P. Lefevre, “Modeling of Pattern Dependencies in Multi-Step Copper Chemical Mechanical Polishing Processes” (複数ステップの銅化学機械的研磨プロセスにおけるパターン依存性のモデル化), Chemical Mechanical Polish for ULSI Multilevel Interconnection Conference (CMP-MIC 2001), pp. 65-68, Santa Clara, March 2001に記載されている。ここで、この文献を参照により組み込む。従って、大域的近傍306のライン幅およびライン間隔におけるDOEを用いて、典型的製品において発生し得るそのような密度およびライン幅の変動の範囲を計る(span、スパンする)。最小のライン幅およびライン間隔は、各技術の関数(機能)であるが、その値より大きいライン幅およびライン間隔を複数の技術世代にわたって(across technology generations)一定に維持してもよい。
T. Tugbawa, T. Park, D. Boning, L. Camilletti, M. Brongo, and P. Lefevre, "Modeling of Pattern Dependencies in Multi-Step Copper Chemical Mechanical Polishing Processes", Chemical Mechanical Polish for ULSI Multilevel Interconnection Conference (CMP-MIC 2001), pp. 65-68, Santa Clara, March 2001
図6には、エロージョン実験からの典型的な抵抗応答が示されている。図6において、密度を上げるための抵抗 対 ライン幅の勾配(傾斜)の増大は、KOX(KOX=ブランケット・ウェハ研磨レート(率、速度))が酸化物間隔幅に依存し得ることを示している。
ディッシング実験
ディッシング実験において、空の(存在しない)大域的近傍306(0%密度)、空の(存在しない)局所的近傍304、およびDUT303における変化するライン幅を用いて、DUTにおけるディッシング効果をモニタする。代替構成として、任意の一定の大域的近傍を用いることもできる。しかし、空の近傍(近傍部分が存在しないこと)によって、この実験においてエロージョン効果を混同することはできるだけほとんどないことが保証され、従って、この実験にとって好ましい。
DUT303におけるライン幅変動によって、DUTにおける相異なる量のディッシングが生じる。大域的近傍306が一定の密度に維持されるので、エロージョン変動およびそのDUT303に与える効果(影響)が最小化される(即ち、DUT自体のパターン密度からの僅かな効果のみに減少する)。それによって、ディッシング応答はエロージョン応答から分離して観測できる。
図7には、MT−ケルヴィン・ディッシング・エロージョン実験からの典型的な抵抗応答が示されている。図7において、小さい臨界的(重要な)寸法幅(critical dimension width)はバリア、リソグラフおよびエッチング効果701と相関され(correlated)、大きな臨界的(重要な)寸法幅はディッシングと相関される。
ディッシング+エロージョン相互作用実験
この実験において、DUT303、局所的近傍304および大域的近傍306は、全て同じライン幅およびライン間隔で描かれる。これによって、DUT303におけるディッシングとエロージョンの効果に混同が生じ、エロージョンおよびディッシング実験を用いて構築された任意のCu CMP厚さモデルのクロス確認(cross-validation)が可能になる。
また、これらの構造は、Cuプロセスを最適化するためのプロセス工学によって従来用いられてきた典型的な“格子”(grating)構造に非常に類似しているように見える。従って、それらは、従来の測定に対してMT−ケルヴィン応答の基準または尺度の目的でも用いられる。
ループネスト・テスト構造
前述のように、エロージョンは金属密度に依存する。異なる2つの金属密度の間に境界が存在と仮定すると、その境界の両側では金属と酸化物の高さが、高さ変化分(HC、height change)だけ変化する(異なる)。境界から充分離れた或る点において、その高さは変化することを止める(それ以上変化しない)。高さが一定である領域間の距離は相互作用距離(ID、interaction distance)として定義される。図8から分かるように、それは金属および酸化物の高さが変化する距離である。図8のIDセグメントの左側において、その高さは相対的により小さい一定の値である。図8のIDセグメントの右側において、その高さは相対的により大きい一定の値である。その相互作用距離IDはモデル・エロージョンに対する主要な入力値である。従って、相互作用距離IDの決定を可能にするテスト構造を実現することが重要である。
相互作用距離IDは典型的には複数100μmの範囲にあり、その範囲は、完全な相互作用距離評価のための広大なチップ面積(領域)を必要とする。そのために、相異なる金属密度をシミュレーションすることだけを目的とする広大なダミー充填(フィル、fill)領域の内部に、複数のループを配置することができる。複数のループの抵抗の測定の差から、金属ラインのエロージョンに対して結論(終了)する。ダミー充填(フィル)領域内部に多数のループを配置すると、さらに相互作用距離IDが得られる。しかし、テスト・チップ領域は非常にコストが高く、テスト・チップ領域を最小化する継続的努力を行う中で、ダミー充填用に大きい領域を割り当てることは、効率的なプロセス開発およびプロセス特徴付け(characterization)においては商業的に成り立たないかもしれない。
典型例の実施形態の1つの特徴(側面)は、エロージョン評価と、同様に大きいチップ面積(領域)を必要とする欠陥(defect)サイズ分布および欠陥密度分布の抽出と、を組み合わせるテスト構造を用いることである。ネスト構造は、Hess, C., Stashower, D., Stine, B. E., Verma, G., Weiland, L. H., Miyamoto, K., Inoue, K. Fast Extraction of Killer Defect Density and Size Distribution Using a Single Layer Short Flow NEST Structure(単一層短絡フロー・ネスト構造を用いたキラー欠陥密度およびサイズ分布の抽出)Proc. International Conference on Microelectronic Test Structures (ICMTS), pp. 57-62, Monterey (USA), 2000、2001年3月12日付け米国仮特許出願第60/275,190、および2002年3月12日付け国際特許出願PCT/US02/07409号に記載されている。ここで、これらの文献全体を参照により組み込む。以下、先に基本PDネスト構造を説明し、その後でループ構造を説明する。
Hess, C., Stashower, D., Stine, B. E., Verma, G., Weiland, L. H., Miyamoto, K., Inoue, K. Fast Extraction of Killer Defect Density and Size Distribution Using a Single Layer Short Flow NEST Structure Proc. International Conference on Microelectronic Test Structures (ICMTS), pp. 57-62, Monterey (USA), 2000
PDネスト構造の設計
ネスト構造をさらに改良するために、図10Aに示されたようなパッドの或る共用形態を取り入れることができる。図10Aは、見やすくするために、ネスト構造のネスト状ラインを直線で表した概念図である。各ライン301a〜301hおよび302a〜302hはそれぞれのヘビ状(serpentine、サーペンタイン、曲がりくねった)ラインを表していると理解される。図10Aに示されているように、2本のラインは、(図1の正規のネスト構造における4つのパッドの代わりに)3つのパッドに接続されればよく、それら(2本のライン)の間で中央のパッドが共用される。例えば、ライン301aは上部(頂部)のパッド311aおよび中央のパッド312aに接続され、ライン302aは下部(底部)のパッド313aおよびその同じ中央のパッド312aに接続されている。上側のライン301a〜301hおよび下側のライン302a〜302hを含む各1対のラインに対して、それに対応する上部の1つのパッド311a〜311h、中央の1つのパッド312a〜312hおよび下部の1つのパッド313a〜313hが存在する。従って、2×Nのパッド・フレームにおける所与数M個のパッドに対して、普通のネスト構造におけるちょうどN本のラインの代わりに、2*整数(M/3)本のラインがPDネスト構造に実装できる。例えば、図10Aに示されているように、PDネストに16本のラインが実装できる。別の例として(図示せず)、普通のネスト構造におけるちょうど15本のラインの代わりに、2×15のパッド・フレームにおいて20本のラインをPDネスト構造に実装してもよい。換言すれば、同じ数のラインを接続するのに25%少ないパッドで済み、その結果、パッド・フレーム・ステッピング時間がより短いのでテスト時間がより短くなり、また所与のチップ面積をかなりより良好に(効率良く)使用できる。
欠陥によって生じた開放ラインが存在する場合は、それが、上部のパッドと中央のパッドの間または下部のパッドと中央のパッドの間のいずれに存在するかが明確に検出できる。しかし、図10Aの構成については、ライン301a〜301hの中の1本以上のラインにおける1つの欠陥が上側に短絡回路を生じさせている場合に、その欠陥が下側で測定することができる。それらの欠陥を分離するためにも、第1の側(例えば、左側)と第2の側(例えば、右側)におけるライン間の近隣(近傍)関係が、次の文献に記載されている順列手順(Permutation Procedure)を用いて変更される。その順列手順は、文献Hess, C., Weiland, L. H., “Harp Test Structure to Electrically Determine Size Distributions of Killer Defects” (キラー欠陥のサイズ分布を電気的に求めるためのハープ・テスト構造), IEEE Transactions on Semiconductor Manufacturing, pp.194-203, Vol.11, No.2, 1988に記載されており、この文献をここに参照により組み込み、関連部分を以下で説明する。2組のラインだけ(図10Aにおける上側および下側、または他の構成では左側および右側)が存在するので、順列手順によって2D(2次元)マトリックスの2つの行(row)だけが計算される。
Hess, C., Weiland, L. H., "Harp Test Structure to Electrically Determine Size Distributions of Killer Defects", IEEE Transactions on Semiconductor Manufacturing, pp.194-203, Vol.11, No.2, 1988
平行なライン(各ラインは絶縁分離された(孤立)パッドに接続されている)が、テスト構造の内部に実装されて、欠陥サイズ分布が電気的に決定される。1つの欠陥が生じて電気的に測定可能なフォルト(fault、障害、故障)を生じさせた場合は、2本以上のテスト構造ラインが短絡される。共に短絡されるテスト構造ラインの数が多いほど、その欠陥はより大きい。しかし、2本より多いヘビ状ラインが接続された場合は、ちょうど1つの大きい欠陥だけが存在するのかまたは幾つかの小さい欠陥が多重フォルトを生じさせたのかを判定することは困難である。複数の短絡回路が複数のテスト構造ラインを接続させるのは、それらのラインがそのテスト・チップ領域(面積)の内部のどこかに近隣関係で位置する場合でありまたはそのような場合だけである。従って、実装された相異なる近隣関係のテスト構造ラインの数が多いほど、より多くの短絡回路が区別(識別)可能である。
順列手順によって、パッドの数が増大することなく、相異なる近隣関係のテスト構造ラインの数が増大する。設計外の短絡欠陥は、電気的に区別(識別)可能なパッドに接続されたテスト構造ラインの間で検出可能である。そのために、各テスト構造ラインに個々のパッドを割り当てる必要はないが、各1対の平行なテスト構造ラインが一意的な(固有の)パッドの組に接続される。これを理由として、隣接ライン間の可能な全ての近隣関係が一度(以下)でテスト・チップの内部に配置される。
a[2,j]を、下側(第2)の組のラインの中のj番目のラインのインデックスとする。第1のシーケンス(一連)のライン番号が単純に正の整数(1、2、3、・・・)の組であり、使用されるインデックス値の数mは偶数整数であり((m/2)∈N)、jは第2のシーケンス内のインデックスの位置であると仮定すると、第2のシーケンスが次のように与えられる。
Figure 2005533363
従って、図10Bに示されているように、上述の式より第2のシーケンスは2−4−1−6−3−8−5−7である。従って、上側シーケンスのラインが1−2−3−4−5−6−7−8である場合は、下側シーケンスのラインは2−4−1−6−3−8−5−7である。下側の行または列(row)において、第1番目のラインはインデックス“2”を有し、それはその第1番目の下部ラインが、上側の組のラインの中の第2番目のラインとの間で1つのパッドを共用している(かつそのラインに電気的に接続されている)ことを示している。下側の行において、第2番目のラインはインデックス“4”を有し、それはその第2番目の下部ラインが、上側の組のラインの中の第4番目のラインとの間で1つのパッドを共用していることを示している。下側の行において、第3番目のラインはインデックス“1”を有し、それはその第3番目の下部ラインが、上側の組のラインの中の第1番目のラインとの間で1つのパッドを共用していることを示している。同様に、下側の行において、第4番目〜第8番目のラインはインデックス“4”、“3”、“8”、“5”および“7”をそれぞれ有し、それはそれらのラインが、上側の組のラインの中のそれぞれ第6番目、第3番目、第8番目、第5番目および第7番目のラインとの間で、それぞれのパッドを共用していることを示している。
当業者であれば、任意の偶数整数m(下側ラインの数)に対して、上述の式を適用することによって第2のシーケンスのラインをすぐに求めることができる。このシーケンスを用いて、インデックスa[2,j]を有する各下部ラインは、インデックスa[2,j−1]および/またはa[2,j+1]を有する1本または2本の近隣ラインを有する。対応する上部ラインa[1,j]は、ラインa[2,j]との間で1つのパッドを共用し、インデックスa[1,j−1]および/またはa[1,j+1]を有する1本または2本の近隣ラインを有する。jの各値に対して、次の不等式が成立する。
a[2,j−1]≠a[1,j−1]
a[2,j−1]≠a[1,j+1]
a[2,j+1]≠a[1,j−1]
a[2,j+1]≠a[1,j+1]
換言すれば、インデックスjを有する各1対の上部および下部ライン(または第1と第2のライン、または右および左のライン)に対して、隣接する近隣ラインはばらばらで(disjoint)ある。近隣ライン・インデックスの間の各関係は最大で1回だけ出現する。それによって、ラインjとその近隣ライン中の1つとの間の短絡回路が上部ラインa[1,j]または下部ラインa[2,j]に影響を与えるかどうかを一意的に識別することができる。
図10Bは2*8ラインの例を示している。図10Aに示されているように、上側パッド411a〜411h、中央パッド412a〜412hおよび下側パッド413a〜413hは、上側ライン401a〜401hおよび下側ライン402a〜402hを有する。図10Bの例では、接続ライン403a〜403dおよび404a〜404dを有するルーティング(ルート割当)チャネル420が付加されている。各ライン401a〜401hおよび402a〜402hの他に、“順列インデックス”が示されている。この例では、下側ライン402a〜402hが再配置されていて、各ラインが下部ラインのシーケンスにおける順番の位置とは異なるその次(隣)の順列インデックスを有するようになっている。(即ち、第1のライン402aは順列インデックス“1”を持たず、第2のライン402bは順列インデックス“2”を持たず、・・・となっている。)また、順列インデックスの配置は、最近接のより大きいまたはより小さい順列インデックスを有する1ラインに隣接する下側ライン402a〜402hが存在しないように構成されている。例えば、上部ライン401c(順列インデックス“3”)は上部ライン401b(順列インデックス“2”)および上部ライン401d(順列インデックス“4”)に隣接するが、下部ライン402e(順列インデックス“3”)は下部ライン402d(順列インデックス“6”)および下部ライン402f(順列インデックス“8”)に隣接する。相異なる近隣関係によって、上側ライン401a〜401hおよび下側ライン402a〜402hを結果として短絡させる複数の欠陥を容易に分離できる。
インデックスの順序を変更するために、ルーティング・チャネル420を図10Bに示されているように設けることができる。図10Bに示されたルーティング・チャネル420は、単一マスク上では得られない複数の交差部403a〜403dと404a〜404dを含んでいる。発明者たちは、2つのグループ、即ち図10Bに示された全て実線のルーティング・ライン403a〜403dの組と破線の全てのルーティング・ライン404a〜404dの組と、に分けた場合には、交差なしでその完全なルーティングを実装することができると判断した。
図11は、基板599を含むテスト・ビヒクル(vehicle、媒介手段、伝達手段)500の図を示しており、基板599は、その基板の単一層の単一表面上に、少なくとも1つの層と、複数対のネスト状のヘビ状ライン501〜524とを有し、各1対のネスト状のヘビ状ラインは、それらの間に共用のパッド1M〜8Mを有する。
図11は、図10Bにおけるラインの組の典型例のルーティングを示しており、そこにはそのネスト状のヘビ状ラインが描かれている。図11において、下側の組のラインは“1”から“8”まで順に番号が付されている。上側の組のラインはシーケンス2−4−1−6−3−8−5−7と番号が付されている。従って、図11において、上側の組のラインは第2の組であり、下側の組のラインは第1の組である。これは、上側の組が第1の組であり下側の組が第2の組である図10Bとは反対の関係である。
テスト・ビヒクル500は基板599を含んでおり、基板599は、ライン595より上の第1(上部)の側591とライン595より下の第2(下部)の側592とを有する少なくとも1つの層を有する。第1の行のパッド501〜512は基板599の第1の側591にある。第2の行のパッド513〜524は基板599の第2の側592にある。複数対のネスト状のヘビ状ライン(551および562、552および564、553および561、554および566、555および563、556および568、557および565、558および567)はその基板上にある。複数対のパッドには、符号1Lおよび1R、2Lおよび2R、・・・、8Lおよび8Rが付されている。符号LおよびRは“左”および“右”を表すが、その符号は任意であり、そのパターンのまたはテスト・ビヒクル500の特定の方向でなくてもよい。代替構成として、LおよびRが異なる2つの側に対応する限り、Lが“右”、“下部”または“上部”に対応してもよく、Rが“左”、“上部”または“下部”に対応してもよい。
各1対のネスト状のヘビ状ラインは、それらの間に共用のパッド1M〜8M(それぞれ番号513、512、504、522、516、510、506および519)を有する。各1対(例えば、551および562)のネスト状のヘビ状ライン501〜524は、第1のライン(例えば、551)および第2のライン(例えば、562)を含み、その第1のライン(例えば、551)は、基板599の第1の側591の第1の行のパッド501〜512を越えて延びており、その第2のライン(例えば、562)は、基板599の第2の側592の第2の行のパッド513〜524を越えて延びている。
図11はそのような1つのルーティングの例である。図11において、図10Bの3つの組のパッド(上側、中央および下側)は2行のパッドの形態に適合するように再配置されている。一方のルーティングの組は、2×Nのパッド・フレームの1つの半部分に配置され(例えば、図11における2×Nの描かれた上側の1行のパッド501〜512)、一方、他方のルーティングの組は、2×Nのパッド・フレームの他の半部分に配置されている(例えば、図11における2×Nの水平方向に描かれた下側の1行のパッド513〜524)。上側の1行のパッド501〜512は1R〜8Rが付された“右”のパッドと、2M、3M、6Mおよび7Mが付された“中央”のパッドとを含んでいる。下側の1行のパッド513〜524は1L〜8Lが付された“左”のパッドと、1M、4M、5Mおよび8Mが付された“中央”のパッドとを含んでいる。上側(上部)、下側(下部)、左および右という表示は図面における配置を表しているに過ぎない。上側および下側の位置を左および右に置き換え、またはその逆の形に置き換えた形態の構成もすぐに実現できる。
図11において、順列インデックス1R〜8R、1M〜8Mおよび1L〜8Lは、どのパッドが互いに接続されているかを示している。それぞれのインデックス中に同じ番号を有するパッドは、互いに接続されている。1つのパッドの直接的(直ぐ)反対側には、そのパッドが接続されているパッドは存在しない。例えば、パッド512(順列インデックス2M)はパッド501(順列インデックス2R)とパッド514(順列インデックス2L)に接続されている。
そのルーティング方式(スキーム)を用いると、図11に見られるような例えば2*8のラインに関するPDネスト構造の典型例の実施形態が得られる。こうして、共に(互いに)短絡されたラインのインデックスは、欠陥がPDネスト構造の上側または下側部分のいずれに見いだされるかを示す。例えば、順列インデックス2および4を有するパッドに接続されているラインだけが共に(互いに)短絡された場合は、その短絡回路は、その構成の上半部上の、パッド501と502にそれぞれ接続されているライン551と552の間に存在するはずである。しかし、順列インデックス2、3および4を有するパッドに接続されているラインだけが共に(互いに)短絡されている場合は、その短絡回路は、その構成の下半部上の、ライン562、563および564の間に位置するはずである。
図11の好ましい実施形態はネスト状のヘビ状ラインを含んでいるが、当業者であれば、ここに記載した技術を用いて他のテスト構造を実装することができる。例えば、短絡を測定できる櫛型構造またはその他の任意のテスト構造、またはそれらの組み合わせ(例えば、櫛型とネスト型の組み合わせ)を、ネスト状のヘビ状ラインの代わりに、実装してもよい。
また、特徴付けビヒクル599の単一層の1つの表面上にライン551〜558、561〜568およびパッド501〜524を配置したからといって、そのテスト・ビヒクルが他の層を持てなくなるというものではない。従って、図11に示された構成(または、パッドとネスト状のヘビ状ラインからなる別の構成)は、付加的な層を有する特徴付けビヒクルの1つの表面上に含ませることができる。
ネスト構造を設計するための次の3つの主要な設計ガイドラインがある。
ネスト構造内の複数の(多重)欠陥を分離するという問題をなくす(防止する)ために、1つのネスト構造当たりの面積(領域)は、2つのネスト構造内において欠陥の数の期待値が平均して1以下になるように制限されるべきである。
ネスト構造を測定可能に維持するために、1ライン当たりの抵抗値はテスト装置によって与えられる限度内のものであるべきである。
最後に、テスト時間は、1枚のウェハ当たり所与の限度内であるべきであり、その制限は1つのダイ(die)内に実装し得る最大数のパッド・フレームおよびネスト構造を与える。
現在の期待される欠陥密度の低さでは、テスト時間が、通常、パラメトリック・テスタを用いたアナログDC(直流)測定に対する主な制限である。ディジタル・テストに関して、文献Hess, C., Weiland, L. H., "A Digital Tester Based Measurement Methodology for Process Control in Multilevel Metallization Systems"(複数レベル金属化システムにおけるプロセス制御のためのディジタル・テスタに基づく測定), Proc. 1995 SPIE's Microelectronic Manufacturing, Vol.2637, pp.125-136, 1995に記載されているように、通常、ライン抵抗はネスト構造設計に対する主な制限である。
Hess, C., Weiland, L. H., "A Digital Tester Based Measurement Methodology for Process Control in Multilevel Metallization Systems", Proc. 1995 SPIE's Microelectronic Manufacturing, Vol.2637, pp.125-136, 1995
ループ・ネスト構造
図10および11を参照して説明したネスト構造は、欠陥検出には非常に効率的方法である。この構造は、金属高さと共に変化する抵抗値を求めるためのループ構造を含むように拡張してもよい。図9は、ヘビ状ネスト・ラインの巻(turn、曲がり)に含まれるループ1010を有するネスト構造1000を示している。このテスト構造は、以下“ループ・ネスト”テスト構造と呼ぶ。相互作用距離IDを求めるために、ループ・ネスト構造1000内の相異なる位置に多数のループ1010が実装される。リストは、そのネストにおける特定の巻の位置に対応するアレイにインデックスを含ませる。0はネスト構造1000の底部における特定の基準点である。ループ1010はネスト1000の内部または外部のいずれかに配置される。ループをどこに配置したかを知るために、全てのループには番号が付されている。“0”は、ネスト・テスト構造1000の上端部または下端部のいずれかとして定義されている。負の番号は、ループがそのネストの外部に配置され周囲の領域に延びることを意味する。正の番号は、特定のケルヴィン・ループ1010までの(巻の)距離を表す。ループ1010の数は、テストのためにループを接続するのに用いられるパッド・フレームのサイズに応じて決まる。“ルーティング・チャンネル幅”は、ループ・ネストの外側端部から、ループが接続されるパッド・フレームまでの距離として定義される。“ケルヴィン長さ”(KL)は、電圧タップからループのUターン位置までの距離として定義される。
ループ・ネストのヘビ状ラインおよびループ1010の効率的接続を管理するために、典型例のヘビ状ネスト・ラインを、図11に示し上述したようにPDネスト配置(PDネストはPermuteD NEST(順列Dネスト)の短縮表現である)に従って接続する。図11には概略的ラインが示されており、パッド・フレームは集合的に要素1110として示されている。図11のパッド・フレーム1110の上側に概略的に示されているネスト・ラインは集合的に1111として示され、パッド・フレーム1110の下側に示されているラインは集合的に1112として示されている。ネスト状スネーク部1000(図9に示されている)は、図11に要素1000として概略的に示された領域に組み込まれる。実際のレイアウトにおいて、スネーク状部1000は、そのネストの長さの大部分(例えば、約98%)を占めて、100のオーダのスネーク状の巻を、図11における1000を付した領域に含ませてもよい。ループ・ライン1020はそれらの巻の中のどこに配置してもよい。
図12は、ループ・ライン1010がどのようにヘビ状ネスト・ライン1111および1112のいずれの側にも接続できるかを示している。そうすることによって、ループ1010を含めても、正規のPDネスト構造と比べて大きい領域の不利益(penalty、ペナルティ)を受けることはない。図12において、パッド・フレーム1220および1230を、ループ・ネスト構成500の左側および右側それぞれに加えて、4点(端子)ケルヴィン・タイプ(型)の測定用にループを接続する。図12に示されたループの配置を用いて、或る金属密度領域の内部の相互作用距離を探査することができる。従って、欠陥密度および欠陥サイズ分布は、同じチップ面積(領域)を用いてエロージョンおよび相互作用距離の評価と共に求めることができる。
次に図13を参照する。ネスト構造内の相互作用を探査するのとは別に、異なる2つの密度領域の間の境界付近の領域も探査できる。図13の例は、異なる2つの金属密度領域の間の境界に近い相互作用距離を探査するためにループ・ネスト構造内のループの可能な配置を示している。一般的に、そのループのために任意の種類の配置を実装できる。
代替構成として、図14に示されているように、相異なる配置を組み合わせることができる。図14は、興味の対象である相異なる領域を探査するように、相異なるループ配置のタイルを実装できる方法の例である。
エロージョンおよびその相互作用距離を調査するために、実験の設計(DOE、Design of Experiment)の設定に関して次のガイドラインを適用すべきである。
1.少なくとも2つのネスト密度の実装
・最大密度(最小間隔(スペース)、最大ライン幅)
・公称(正規)密度(公称ライン、間隔(スペース))
2.最大密度ループ・ネストにおいて見られる相互作用距離の確認と、マスクにスペース(空き空間)がある場合におけるその他の密度の追加
3.上部および下部における200μmの空き空間を有する各ループ・ネストの分離。
或る典型例の実験結果を得るために、Cuラインの大域的近傍密度に対するCuラインの依存性を調査するために、相異なる密度(5%、25%、50%、75%および90%)を有するテスト・ビヒクル構造を設計することができる。各密度に対して大域的ラインの内部の相異なる位置に配置されたケルヴィン・ループが存在する。エロージョン相互作用距離は、図15の例として示された大域的近傍における各密度 対 ループ位置にプロットされたシート抵抗を分析することによって求められる。
ここで説明するテスト構造用の典型例の使用はCu CMPディッシング効果およびエロージョン効果の分析のためのものであるが、この分野の専門家であれば、銅とは別にその他の金属から形成された構造の分析のためにそのテスト構造を適用できる。
本発明を典型例の実施形態について説明したが、本発明はそれに限定されるものではない。むしろ、請求の範囲は、本発明の範囲および均等手段の範囲から逸脱することなくこの分野の専門家によって行われるその他の変形および実施形態を含むように広く解釈すべきである。
図1は、化学機械的研磨(CMP)の前における銅層および酸化物層を有する構造を示している。 図2Aおよび2Bは、図1の構造を研磨した後におけるCuディッシングおよびエロージョン効果を示す断面図である。 図3は、マルチタップ・スネーク状ケルヴィン・テスト構造の平面図である。 図4A〜4Cは、それぞれ、狭ライン/広間隔、中ライン/中間隔、および狭ライン/狭間隔に関する酸化物の高さ対走査長さの関係を表すグラフである。 図5Aは、本発明によるテスト構造の平面図を示している。図5Bは、領域に対する各テスト条件を含む、図5Aの4つの象限の中の1つの詳細を示している。 図6は、エロージョン実験から得られた結果を示すグラフである。 図7は、ディッシング実験から得られた実験結果である。 図8は、相互作用距離の定義を示している。 図9は、ループが挿入された単層ネスト構造の原理的設計図である。 図10Aは、中央の複数のパッドを共用する複数のラインの典型例の配置を示している。 図10Bは、典型例の順列手順(Permutation Procedure)によって経路配置された底部ラインを示している。 図11は、PDネスト構造を示している。 図12は、4点ケルヴィン・タイプ測定法用のループを接続するループ・ネストの左右にパッド・フレームを追加したものを示している。図示されたループの配置は、或る金属密度領域の内部の相互作用距離を探査するためのものである。 図13は、異なる2つの金属密度領域の間の境界の近くの相互作用距離を探査するためのループ・ネスト構造内のループの可能な配置を示している。 図14は、相異なるループ配置スタイルが、興味ある相異なる領域を探査するように実装できることを示している。 図15は、ループ・ネスト構造から得られた実験結果を示すグラフである。

Claims (22)

  1. エロージョン評価のための第1の構造と、欠陥サイズ分布および欠陥密度分布の抽出のための第2の構造と、を有するテスト構造体。
  2. 前記第2の構造がネスト構造である、請求項1に記載のテスト構造体。
  3. 前記第1の構造は金属の高さとともに変化する抵抗値を求めるのに使用可能なループ構造である、請求項2に記載のテスト構造体。
  4. 前記ループ構造のループ・ラインが前記ネスト構造の両側で接続された、請求項3に記載のテスト構造体。
  5. 前記ループ・ラインが、前記ネスト構造の他方の側に比べて前記ネスト構造の一方の側において共により近く配置されている、請求項4に記載のテスト構造体。
  6. 前記ループ・ラインが、前記ネスト構造の他方の側とは異なる形態で前記ネスト構造の一方の側において配置されている、請求項4に記載のテスト構造体。
  7. 前記ループ構造は4点ケルヴィン・タイプの測定を行うのに適している、請求項3に記載のテスト構造体。
  8. 前記ループ構造が複数のスネーク状セグメントを含み、各セグメントがそれぞれのタップを有する、請求項3に記載のテスト構造体。
  9. 前記ループ構造は、さらに、スネーク状セグメントと前記ループ構造の周りの大域的近傍との間の相互作用を評価するための第1の複数のパターンを含むものである、請求項8に記載のテスト構造体。
  10. 前記ループ構造は、さらに、前記スネーク状セグメントと前記ループ構造の周りの局所的近傍との間の相互作用を評価するための第1の複数のパターンを含むものである、請求項9に記載のテスト構造体。
  11. 前記ループ構造を用いて複数のケルヴィン・ストリップ・ラインにおけるパターン変動の相互作用距離が抽出され、前記相互作用距離は、前記ケルヴィン・ストリップ・ラインが第1の一定の高さを有する第1の領域と前記ケルヴィン・ストリップ・ラインが前記第1の一定の高さとは異なる第2の一定の高さを有する第2の領域との間の距離である、請求項3に記載のテスト構造体。
  12. 前記ループ構造は、前記第1の領域の前記第1の一定の高さから前記第2の領域の前記第2の一定の高さまで相互作用距離においてパターン高さが徐々に変化するような前記相互作用距離を有する遷移領域を有するものである、請求項11に記載のテスト構造体。
  13. 前記第2の構造は、基板の単一層の1つの面上に複数対のラインを具え、各1対のラインはそれらの間に共用パッドを有するものである、請求項1に記載のテスト構造体。
  14. 前記ネスト構造のラインはネスト状ヘビ状ラインであり、前記ネスト状ヘビ状ラインの中のいずれのものも前記ネスト状ヘビ状ラインの中の他のいずれのラインと交差しないものである、請求項13に記載のテスト構造体。
  15. 各1対の前記ネスト状ヘビ状ラインが互いに隣接していない、請求項13に記載のテスト構造体。
  16. 各1対のラインはそれぞれの第1のラインとそれぞれの第2のラインを含み、
    前記ネスト構造における各第1のラインは第1のシーケンス内のそれぞれの位置を有し、
    前記ネスト構造における各第2のラインは前記第1のシーケンスとは異なる第2のシーケンス内のそれぞれの位置を有し、
    各1対のライン内において、前記第2のシーケンス内の前記第2のラインの位置は前記第1のシーケンス内の対応する第1のラインの位置とは異なるものである、
    請求項13に記載のテスト構造体。
  17. 半導体プロセスを分析する方法であって、
    第1の構造と第2の構造を有するテスト構造を形成するステップと、
    前記第1の構造の測定に基づいてエロージョンを評価するステップと、
    前記第2の構造の測定に基づいて欠陥サイズ分布および欠陥密度分布を抽出するステップと、
    を含む方法。
  18. さらに、大域的エロージョン効果、局所的ディッシング効果、およびディッシングとエロージョンの間の相互作用を検査するための実験の設計を用いることを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記実験の設計は、酸化物エロージョンの測定を可能にするために前記第1の構造の周りの大域的領域のパターン密度を変化させることを含むものである、請求項18に記載の方法。
  20. 前記大域的領域の前記パターン密度は、前記第1の構造のライン・サイズを変化させずに変化するものである、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1の構造のライン・サイズは変化して前記大域的領域のライン・サイズに実質的に等しく保たれて、ディッシングとエロージョンの間の相互作用の評価が可能になるものである、請求項19に記載の方法。
  22. 前記実験の設計は、金属ディッシングの測定を可能にするために前記第1の構造のライン幅を変化させることを含むものである、請求項18に記載の方法。

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