JP2005533147A - ジスアゾ染料及びこれを含むインクジェットインク - Google Patents

ジスアゾ染料及びこれを含むインクジェットインク Download PDF

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Abstract

式(1)[式中、A及びAは各々独立して、所望により置換されたフェニルまたはナフチルであり;各Qは独立して、所望により置換されたフェニレンであり;各Rは独立して、Hまたは所望により置換されたアルキルであり;Rは、Hまたは所望により置換されたアルキルであり;Rは、スルホ基を有するアルキルであり;但し、式(1)の化合物は、少なくとも1つのカルボン酸基を有し;但し、式(1)の化合物は、式(2)(ここで、mは1または2であり;nは1または2であり;xは2〜4である。)の化合物ではない。]の化合物。更に請求するのは組成物及びインクである。
【化1】

Description

発明の詳細な説明
本発明は、化合物及びその塩類、そのような化合物を含む組成物及びインクジェット印刷(“IJP”)におけるその使用、インクジェットプリンタカートリッジ並びにインクジェット印刷プロセスに関する。
IJPは、ノズルを被印刷物と接触させることなく、着色した液体の液滴を微細なノズルを通して被印刷物の上に射出する非衝撃式印刷技術である。
IJPは、例としてデジタル源の例えば電子カメラ、スキャナー及びインターネットから得た画像のような多色画像を印刷する比較的に廉価な様式である。家庭または事務所環境においてカラー画像を印刷するためにインクジェットプリンタを使用することが、現在普及しつつある。しかしながら、IJPは、従来のハロゲン化銀写真術と比較して、生成した画像が通常の昼光であせるという点で大きな不利益を有する。従って、時間と共に画像が退色若しくは消失、または変色することを防ぐために、印刷物の光堅牢性特性を改良する必要が存在する。
加えて、IJPにおいて使用される着色剤及びインクには、多くの厳しい性能要件が存在する。例えば、良好な水堅牢性及び光学密度を有する鮮明でにじみのない画像が要求される。インクは、被印刷物に施用した場合に、にじみを防ぐために迅速に乾燥する必要があるが、プリンタが有効に作動するのを妨げるようなインクジェットノズルの先端を覆う硬皮を形成すべきではない。インクはまた、微細なノズルを閉塞させる可能性がある沈殿物を形成することによって分解することなく、ある時間にわたって貯蔵に対して安定であるべきである。理想的には、インクはまた良好な湿度及びオゾン堅牢性を有し、高い着色強度を有し、明るいものであるべきである。
インクジェットシステムにおける着色剤の選択は、画像品質及び堅牢性にとって極めて重要である。着色剤はまた、被印刷物の上に印刷した後に高度の光堅牢性を有するべきである。水性インクの場合、被印刷物表面に十分な密度を生じることができ、沈殿することなく長期間の貯蔵のために安定であることができる溶液を作製するために、着色剤は水中に十分に可溶である必要がある。
英国特許第2036780号は、セルロース含有材料の従来の染色のための特定の黄色ジスアゾ染料を説明している。染料は、1,3,5−トリアジン(シアヌル)部分によって連結された2つのアゾ成分を含み、ここでアゾ成分のうちの1つはジスルホ−ナフチル基であり、他のものは2つのフェニル基を含む。
米国特許第5519121号は、繊維及び紙のための印刷インクにおける特定のシアヌル連結ジスアゾ染料を開示しており、ここで分子の1末端成分はジスルホ−ナフチル基を含み、他の末端成分はスルホン化フェニル基を含む。
欧州特許第468647号は、インク中に使用するための特定のシアヌル連結ジスアゾ黄色染料を開示しており、ここで両方の末端基は独立して、フェニルまたはナフチルを含み、但し、少なくとも1つのカルボン酸(またはチオカルボン酸)が末端成分表面に存在する。
驚くべきことに、本発明の化合物は、インクジェット印刷インクのための優れた着色剤であることが見い出された。
本発明によれば、式(1):
Figure 2005533147
[式中、A及びAは各々独立して、所望により置換されたフェニルまたはナフチルであり;
各Qは独立して、所望により置換されたフェニレンであり;
各Rは独立して、Hまたは所望により置換されたアルキルであり;
は、Hまたは所望により置換されたアルキルであり;
は、スルホ基を有するアルキルであり;
但し、式(1)の化合物は、少なくとも1つのカルボン酸基を有し;
但し、式(1)の化合物は、式(2):
Figure 2005533147
ここで、mは1または2であり;
nは1または2であり;
xは2〜4である;
の化合物またはその塩ではない。]
の化合物が得られる。
本発明の1具体例においては、A及びAは互いに同じである。
本発明のさらなる具体例においては、A及びAは互いに異なる。
好適な具体例においては、A及びAのうちの1つは、所望により置換されたナフチルであり、他のものは所望により置換されたフェニルである。
別の好適な具体例においては、A及びAのうちの1つは少なくとも1つのカルボン酸基を有し、他のものはカルボン酸基を含まない。
式(2)の化合物においては、m、n及びxは好ましくは2である。
好ましい塩類は、アルカリ金属塩類(特にリチウム、ナトリウム及びカリウム塩類)、アンモニウム及び置換アンモニウム塩類並びにこれらの混合物である。特に好ましい塩類は、ナトリウム、カリウム及びリチウム塩、アンモニア及び揮発性アミン類を有する塩類並びにこれらの混合物である。リチウム塩類は良好な溶解度を有し、低い毒性及びインクジェットノズルを閉塞させる低い傾向を有し特に貯蔵安定なインクを形成する。
本化合物を、周知の技術を使用して所望の塩へと転換してよい。例えば、化合物のアルカリ金属塩を水中に溶解させ、鉱酸を用いて酸性化し、アンモニアまたはアミンを用いて溶液のpHをpH9〜9.5に調節し、透析によるかまたはイオン交換樹脂の使用によってアルカリ金属陽イオンを除去することで、化合物のアルカリ金属塩をアンモニウムまたは置換アンモニア塩へと転換してよい。
このような塩類を形成するために使用してよいアミン類の例としては、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソ−プロピルアミン、n−ブチルアミン、イソ−ブチルアミン、sec−ブチルアミン、tert−ブチルアミン、ピペリジン、ピリジン、モルホリン、アリルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、テトラメチルアミン及びこれらの混合物が挙げられる。染料が完全にアンモニウム塩または置換アンモニウム塩の形態であることは必須ではなく、混合アルカリ金属及びアンモニウム塩または置換アンモニウム塩、特に陽イオンの少なくとも50%がアンモニウムまたは置換アンモニウムイオンであるものが有効である。
上記の化合物は好ましくは黄色染料である。
式(1)の化合物を、式:HNRのアミンと式(3):
Figure 2005533147
[式中、Xは、反応活性な原子または基であり;
、A、R、Q、R及びRは、上文で定義した通りである。]
の化合物との縮合によって製造してよい。
好ましくはXはハロ(特にClまたはF)である。
縮合を、好ましくは水性媒質中、より好ましくは水中で実行する。アルカリ性のpHは縮合の最中に生じる任意のHXを除去するので、7を超えるpHが好ましい。
縮合を、好ましくは温度5〜110℃で実行する。
式(3)の化合物を、3つのX基を有する1当量のs−トリアジン(例えば塩化シアヌル)と2種のアミン類(このうちの1つは式:A−N=N−Q−NHRを有し、他のものは式:A−N=N−Q−NHRを有する[式中、X、A、A、Q及びRは、上文で定義した通りである。])との縮合によって製造してよい。好ましい縮合に関する考慮すべき事柄は、上記に説明した通りである。
式:A−N=N−Q−NHR及びA−N=N−Q−NHRのアミン類を、それぞれ式:A−NH及びA−NHのアミン類をジアゾ化し、生成したジアゾニウム塩と式:H−Q−NHR[式中、A、A、Q及びRは、上文で定義した通りである。]の化合物とをカップリングすることによって製造してよい。典型的なジアゾ化条件は、通常染料技術において用いるものであり、例えば、温度5℃未満、水、希鉱酸及び硝酸ナトリウムをジアゾ化剤として用いる。
式(1)の化合物を製造する他の方法もまた使用してよい。例えば、アミン:NHRを、塩化シアヌルと縮合し、続いて式:A−N=N−Q−NRH及びA−N=N−Q−NRH[式中、R、R、R、Q、A及びAは、上文で定義した通りである。]のアミンまたはアミン類と縮合してよい。
本発明の第2の態様によれば、本発明の第1の態様による化合物、またはその塩、及び液体媒質を含む組成物が得られる。本組成物は、好ましくは:
(a)0.01〜30部の上文で定義した式(1)の化合物、またその塩;及び
(b)70〜99.99部の液体媒質;
を含み、ここで全ての部は重量により、(a)+(b)の部の数=100である。
好ましい液体媒質は、水または水と1種以上の有機溶媒との混合物を含む。
液体媒質が水と有機溶媒との混合物を含む場合、水対有機溶媒の重量比は、好ましくは99:1〜1:99、より好ましくは99:1〜50:50、特に95:5〜80:20である。
水と有機溶媒との混合物中に存在する任意の有機溶媒は、水混和性であることが好ましい。好ましい水混和性有機溶媒としては、C1−6−アルカノール類、好ましくはメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−ペンタノール、シクロペンタノール及びシクロヘキサノール;線状アミド類、好ましくはジメチルホルムアミドまたはジメチルアセトアミド;ケトン類及びケトン−アルコール類、好ましくはアセトン、メチルエーテルケトン、シクロヘキサノン及びジアセトンアルコール;水混和性エーテル類、好ましくはテトラヒドロフラン及びジオキサン;ジオール類、好ましくは2〜12個の炭素原子を有するジオール類、例えばペンタン−1,5−ジオール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール及びチオジグリコール及びオリゴ−及びポリ−アルキレングリコール類、好ましくはジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール;トリオール類、好ましくはグリセロール及び1,2,6−ヘキサントリオール;ジオール類のモノ−C1−4−アルキルエーテル類、好ましくは2〜12個の炭素原子を有するジオール類のモノ−C1−4−アルキルエーテル類、特に2−メトキシエタノール、2−(2−メトキシエトキシ)エタノール、2−(2−エトキシエトキシ)−エタノール、2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エタノール、2−[2−(2−エトキシエトキシ)−エトキシ]−エタノール及びエチレングリコールモノアリルエーテル;環状アミド類、好ましくは2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、カプロラクタム及び1,3−ジメチルイミダゾリドン;環状エステル類、好ましくはカプロラクトン;スルホキシド類、好ましくはジメチルスルホキシド及びスルホランが挙げられる。好ましくは、液体媒質は、水及び2種以上、特に2〜8種の水溶性有機溶媒を含む。
特に好ましい水混和性有機溶媒は、環状アミド類、特に2−ピロリドン、N−メチル−ピロリドン及びN−エチル−ピロリドン;ジオール類、特に1,5−ペンタンジオール、エチレングリコール、チオジグリコール、ジエチレングリコール及びトリエチレングリコール;並びにモノ−C1−4−アルキル及びジオール類のC1−4−アルキルエーテル類、より好ましくは2〜12個の炭素原子を有するジオール類のモノ−C1−4−アルキルエーテル類、特に2−メトキシ−2−エトキシ−2−エトキシエタノールである。
本組成物のpHは、好ましくは4〜11、より好ましくは7〜10である。
25℃での本組成物の粘度は、好ましくは50cP未満、より好ましくは20cP未満、特に5cP未満である。
本発明による組成物をインクジェット印刷組成物として使用する場合、本組成物は好ましくはハロゲン化物イオンの濃度500ppm(parts per million)未満、より好ましくは100ppm未満を有する。本組成物は、100ppm未満、より好ましくは50ppm未満の二価金属及び三価金属を有することが特に好ましく、ここで部(parts)は、本組成物の総重量を基準とした重量部を指す。本願発明者らは、本組成物を精製してこうした望ましくないイオンの濃度を低減することは、インクジェット印刷ヘッド、特に熱インクジェットプリンタにおけるノズル閉塞を低減することを見い出した。
式(1)の化合物は、その魅力的な黄色の色調が理由となって、本組成物中に唯一の着色剤として使用してよい。しかしながら、わずかに異なる色調が特定の最終用途にとって必要な場合、希望するなら、本化合物を1種以上のさらなる黄色着色剤と組み合わせてよい。さらなる着色剤は、好ましくは染料である。さらなる着色剤が本組成物中に含まれる場合、こうしたものは、好ましくは黄色着色剤の例えばC.I.ダイレクトイエロー142;C.I.ダイレクトイエロー132;C.I.ダイレクトイエロー86;C.I.ダイレクトイエロー85;C.I.ダイレクトイエロー173;及びC.I.アシッドイエロー23及びこれらの組合せから選択されるが、これらに限定されるものではない。
本発明のこの態様による組成物は、インクジェット印刷インクにおいて従来使用されている追加の成分も含んでよく、これは例えば粘度及び表面張力改質剤、腐食抑制剤、殺生物剤、コゲーション低減添加剤並びにイオン性または非イオン性としてよい界面活性剤である。
本発明の第3の態様は、被印刷物表面に画像を印刷する方法であって、本発明の第2の態様による組成物を被印刷物に施用することを含む方法を提供する。
画像を印刷する方法を、好ましくはインクジェットプリンタによって実行する。インクジェットプリンタは、好ましくは小さなオリフィスを通して被印刷物の上に射出される液滴の形態で本組成物を被印刷物に施用する。好ましいインクジェットプリンタは、圧電インクジェットプリンタ及び熱インクジェットプリンタである。熱インクジェットプリンタにおいては、熱のプログラムされたパルスを、オリフィスに隣接する抵抗器によってリザーバー中の本組成物に加え、それによって本組成物を、被印刷物とオリフィスとの間の相対的移動の最中に被印刷物に指向される小さな液滴の形態で射出する。圧電インクジェットプリンタにおいては、小さな結晶の振動がオリフィスからの本組成物の射出を引き起こす。
被印刷物は、好ましくは紙、プラスチック、布帛(textile)、金属またはガラス、より好ましくは紙、オーバーヘッドプロジェクタースライドまたは布帛材料であり、特に紙である。
好ましい紙は、普通紙、または酸、アルカリ性若しくは中性の性質を有してよい処理済みの紙である。市販の処理済みの紙の例としては、HPプレミアム・コーテッド・ペーパー(HP Premium Coated Paper)、HPフォトペーパーTM(HP PhotopaperTM)(両方ともヒューレット・パッカードInc.(Hewlett Packard Inc.)から入手可能である);スタイラスTM・プロ720dpiコーテッド・ペーパー(StylusTMPro 720 dpi Coated Paper)、エプソン・フォト・クオリティーTM・グロッシー・フィルム(Epson Photo QualityTM Glossy Film)、エプソン・フォト・クオリティーTM・グロッシー・ペーパー(Epson Photo QualityTM Glossy Paper)(全てセイコーエプソンCorp.(Seiko Epson Corp.)から入手可能である);キャノンHR101ハイ・レゾリューションTM・ペーパー(Canon HR 101 High ResolutionTM Paper)、キャノンGP201グロッシーTM・ペーパー(Canon GP 201 GlossyTM Paper)、キャノンHG101及びHG201ハイ・グロスTM・フィルム(Canon HG 101 and HG201 High GlossTM Film)、キャノンPR101(Canon PR101)(全てキャノン(Canon)から入手可能である);コダック・プレミアムTM・フォトペーパー(Kodak PremiumTM Photopaper)、コダック・プレミアムTM・インクジェットペーパー(Kodak PremiumTM Inkjetpaper)(コダック(Kodak)から入手可能である);コニカ・インクジェット・ペーパーQPTM・プロフェッショナル・フォト・グロッシー(Konica Inkjet Paper QPTM Professional Photo Glossy)、コニカ・インクジェット・ペーパーQPTM・プロフェッショナル・フォト両面グロッシー(Konica Inkjet Paper QPTM Professional Photo 2-sided Glossy)、コニカ・インクジェット・ペーパーQPTM・プレミアム・フォト・グロッシー(Konica Inkjet Paper QPTM Premium Photo Glossy)、コニカ・インクジェット・ペーパーQPTM・プレミアム・フォト・シルキー(Konica Inkjet Paper QPTM Premium Photo Silky)(コニカ(Konica)から入手可能である)が挙げられる。
本発明の第4の態様は、所望により補充可能であり、1つ以上のチャンバ及び組成物を含むインクジェットプリンタカートリッジを提供し、ここで組成物はチャンバのうちの少なくとも1つの中に存在し、組成物は本発明の第2の態様において定義した通りである。
本発明の第5の態様は、本発明による組成物を用いてまたは本発明の第3の態様による方法によって印刷した紙、オーバーヘッドプロジェクタースライドまたは布帛材料を別個に提供する。
本発明を以下の実施例によってさらに示し、全ての部及びパーセントは特に断らない限り重量による。
実施例
実施例1
染料1の製造:
Figure 2005533147
段階(1):モノアゾ(1)の製造
3−スルホ−アニリン(17.3g)を中性pHで水(400ml)中に溶解させ、亜硝酸ナトリウム(6.9g)を加え、混合物を0〜5℃に冷却した。濃塩酸(30ml)を加え、混合物をジアゾ化が完了するまで撹拌した。過剰の亜硝酸をスルファミン酸を用いて破壊し、中性pHで水(300ml)に溶解させたo−アニシジン−ω−メタンスルホン酸(OAMS)(32g)の溶液を、ジアゾニウム塩溶液に加えた。炭酸ナトリウムを用いてpHを7に上昇させ、反応混合物を一晩室温で撹拌した。生成した沈殿物をろ別し、フィルターケーキを水(800ml)中に再懸濁させ、水酸化ナトリウム溶液(20ml)を加え、混合物を60℃に加熱した。反応が完了した時に混合物を室温に冷却し、pHをpH4に調節し、塩化ナトリウム溶液(10%w/v)を加えて生成物(“モノアゾ(1)”)を沈殿し、これをろ過によって単離した。
段階(2):モノアゾ(2)の製造
5−アミノ−イソフタル酸(18g)を水(200ml)中に溶解させ、水酸化ナトリウムを用いてpHをpH7に調節した。亜硝酸ナトリウム(6.9g)を加え、混合物を5分間撹拌し、次に0〜5℃に冷却した。濃HCl(35ml)を徐々に加え、0〜5℃でジアゾ化が完了するまで撹拌を続けた。過剰の亜硝酸をスルファミン酸を用いて破壊した。中性pHで水(300ml)中のアニリン−ω−メタンスルホン酸(AMS)(32g)の溶液をジアゾニウム塩溶液に加え、炭酸ナトリウムを用いてpHをpH7に上昇させた。混合物を一晩室温で撹拌し、その直後に、沈殿した生成物をろ別し、水(800ml)中に再懸濁させ、水酸化ナトリウムを用いてpHをpH10に調節した。混合物を60〜70℃に加熱し、加水分解が完了した時に室温に冷却し、その直後にpHをpH4に調節した。塩化ナトリウムの溶液(10%w/v)を加えて生成物(“モノアゾ(2)”)を沈殿し、これをろ過によって単離した。
段階(3):標題染料の製造
モノアゾ(1)(0.2mol)をpH7で水中に溶解させ、カルソレーン油(calsolene oil)(2滴)を加え、溶液を0〜5℃に冷却した。塩化シアヌル(4g)を10分間にわたって加え、その間、炭酸ナトリウム溶液を用いてpHをpH6.5〜7に維持した。混合物を反応が完了するまで撹拌し、次に室温に温めた。pHをpH7に調節し、混合物を1時間撹拌した。
水(100ml)中のモノアゾ(2)(0.2mol)の溶液を上記の溶液に加え、pHをpH7で24時間維持した。反応が完した時にpHはpH4に低下し、塩化ナトリウム(20%w/v)を加えて生成物を沈殿し、これをろ過によって単離し、飽和ブライン溶液を用いて洗浄した。固体を水(500ml)中に再懸濁させ、2−アミノエタンスルホン酸(0.6mol)を加えた。pHをpH9.5に調節し、混合物を6時間70℃に加熱し、それに続いて室温に冷却し、pH3に調節し、その直後に生成物を溶液から完全に沈殿し、ろ過によって単離した。溶液を次にヴィスキングTM(ViskingTM)管(<50μScm−1)を使用して透析して低伝導率にし、フィルターのカスケード(GF/A、GF/D、0.45μm)を通してふるいにかけ、オーブン中で乾燥して標題生成物を与えた。
実施例2〜10
実施例1の方法を繰り返し、ただし段階(1)における3−スルホアニリンの代わりに、表1のAの列に示すアミンを使用し、段階(1)におけるOAMSの代わりに、表1のQの列に示す化合物を使用し、段階(2)におけるAMSの代わりに、表1のQの列に示す化合物を使用し、ここで、Q及びQの列の化合物は下記に定義する通りである:
OAMS=o−アニシジン−ω−メタンスルホネート
MAMS=m−アニシジン−ω−メタンスルホネート
AMS=アニリン−ω−メタンスルホネート
MT=m−トルイジン
MEA=m−エチルアニリン。
実施例2においてのみ、2−(メチルアミノ)エタンスルホン酸を、段階(3)における2−アミノエタンスルホン酸の代わりに使用した。
各場合に生成した染料構造を、表1のずっと右側の列に示す。
Figure 2005533147
Figure 2005533147
実施例11−インクの配合及び試験
インクジェット印刷インクを以下の配合に従って製造し、ここで染料は上記の実施例1〜10から得られた染料だった:
2−ピロリドン 5部
チオジグリコール 5部
サーフィノールTM465(SurfynolTM465) 1部(エア・プロダクツInc.、USA(Air Products Inc., USA)製)
染料 3部
水 86部。
エプソン・スタイラスTM880(Epson StylusTM880)圧電インクジェットプリンタを使用して、染料1〜10を含むインク(“インク1〜10”)を、ある種類の特許媒体の上に印刷して、優れた光及びオゾン堅牢性を有する印刷物を与えた。
さらなるインクを表(I)及び(II)に示す配合に従って同様の仕方で製造してよく、ここで第1の列に説明する染料は、上記の実施例において製造した染料であり、第2の列から先に引用する数字は、関連する成分の部の数を指し、全ての部は重量による。インクを熱またはピエゾインクジェット印刷によって紙に施用してよい。
以下の略号を表(I)及び(II)において使用する:
PG=プロピレングリコール
DEG=ジエチレングリコール
NMP=N−メチルピロリドン
DMK=ジメチルケトン
IPA=イソプロパノール
MEOH=メタノール
2P=2−ピロリドン
MIBK=メチルイソブチルケトン
P12=プロパン−1,2−ジオール
BDL=ブタン−2,3−ジオール
CET=セチルアンモニウムブロミド
PHO=NaHPO及び
TBT=第三級ブタノール
TDG=チオジグリコール
Figure 2005533147
Figure 2005533147

Claims (8)

  1. 式(1):
    Figure 2005533147
    [式中、A及びAは各々独立して、所望により置換されたフェニルまたはナフチルであり;
    各Qは独立して、所望により置換されたフェニレンであり;
    各Rは独立して、Hまたは所望により置換されたアルキルであり;
    は、Hまたは所望により置換されたアルキルであり;
    は、スルホ基を有するアルキルであり;
    但し、式(1)の化合物は、少なくとも1つのカルボン酸基を有し;
    但し、式(1)の化合物は、式(2):
    Figure 2005533147
    ここで、mは1または2であり;
    nは1または2であり;
    xは2〜4である;
    の化合物またはその塩ではない。]
    の化合物。
  2. 及びAは互いに異なる、請求項1に記載の化合物。
  3. 及びAのうちの1つは少なくとも1つのカルボン酸基を有し、他のものはカルボン酸基を含まない、請求項1または2に記載の化合物。
  4. 及びAは互いに同じである、請求項1に記載の化合物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(1)の化合物及び液体媒質を含む組成物。
  6. 被印刷物表面に画像を印刷する方法であって、請求項5に記載の組成物を前記被印刷物に施用することを含む方法。
  7. 所望により補充可能であり、1つ以上のチャンバ及び組成物を含むインクジェットプリンタカートリッジにおいて、前記組成物は前記チャンバのうちの少なくとも1つの中に存在し、前記組成物は請求項5に記載した通りである、インクジェットプリンタカートリッジ。
  8. 請求項5に記載の組成物を用いてまたは請求項6に記載の方法によって印刷された紙、オーバーヘッドプロジェクタースライドまたは布帛材料。
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