JP2005531276A - 流体軸受モータ用のロータ・リミッタ - Google Patents
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Abstract
ロータと、ロータの周りに配置された固定スリーブと、ロータとスリーブの間の流体軸受と、固定スリーブに対するロータの軸方向移動を制限するリミッタとを備えるモータを提供する。
Description
本願は、参照によって本明細書に援用される、2002年6月21日出願のParsoneault他の「Rotor Limiter for FDB Motor」という名称の米国特許仮出願第60/390382号の優先権を主張する。
本発明は、流体軸受モータに関する、より詳細には、軸方向移動を制限した流体スピンドル・モータに関する。
ディスク・ドライブは、比較的小さな面積に大量のデジタル・データを記憶することができる。ディスク・ドライブは、通常は、複数の同心円状記録トラックを有する円形記憶ディスク(例えば媒体)の形態をとる1つ又は複数の記録媒体上に情報を記憶する。典型的なディスク・ドライブは、情報を記憶するための1枚又は複数枚のディスクを有する。この情報は、アクチュエータ機構によってディスク表面を横切ってトラックからトラックへと移動するアクチュエータ・アームに取り付けられた読み書きヘッドを用いてディスクに書き込まれ、ディスクから読み込まれる。
通常、ディスクは、ディスクの表面が読み書きヘッドの下を通過するようにスピンドル・モータによって回転されるスピンドル上に取り付けられる。スピンドル・モータは、通常、1枚又は複数枚のディスクが取り付けられるシャフト及びハブと、シャフト用の内孔を画定するスリーブとを含む。ハブに取り付けられた永久磁石は、ステータ巻き線と相互に作用してハブ及びディスクを回転させる。回転を促進するために、通常、1つ又は複数の軸受がスリーブとシャフトの間に配置されている。
何年も前から、記憶密度は増加し、記憶システムのサイズは小さくなる傾向にある。この傾向により、磁気記憶ディスクの製造及び動作における精度はより高くなり、許容範囲はより狭くなってきた。
以上の考察から、ハブ及び記憶ディスクを支持する軸受アセンブリが非常に重要であることがわかる。典型的な1つの軸受アセンブリは、固定された部品に対する記憶ディスクのハブの回転を可能にする、1対の玉溝の間で支持された玉軸受を備える。しかし、玉軸受アセンブリには、磨耗、振れ、製造が困難であることなどの機械的問題が多い。さらに、緩衝性が小さいため、動作時の衝撃及び振動に対する耐性に乏しい。
それに代わる1つの軸受設計は、流体軸受である。流体軸受では、空気、液体などの潤滑流体が、ハウジングの固定部とディスク・ハブの回転部の間に軸受面を提供する。典型的な潤滑剤には、空気の他に、ガス、油、その他の流体が含まれる。流体軸受では、一連の点接触面を備える玉軸受アセンブリとは対照的に、軸受面が広い表面積に広がっている。これは、軸受面が広がることにより回転部と固定部の間のぐらつきや振れが減少するので、望ましい。さらに、接触領域に流体を用いることにより、軸受に緩衝作用が付与され、反復不能な振れを減少させる助けとなる。
流体軸受モータの一実施例は、磁気的に偏倚されている。すなわち、この軸受設計は磁気的偏倚回路又は素子と協働して、特にスラスト軸受がシャフトの端部の間隙に画定されている軸受設計において、軸受領域に流体圧力を確立し維持する。これにより、同様の結果を得るために1つ又は複数のモータ素子に流体用の溝を設ける必要性がなくなり、その結果、モータによる電力消費が削減される。しかしこれは、モータの回転部を定位置に保持しているものが軸磁力だけであることを意味している。したがって、衝撃を受けて軸力がモータ内の磁力を上回った場合、ロータは向きが変わってしまい、ディスク・ドライブは故障することになる。
したがって、ロータの軸方向移動が制限されている流体スピンドル・モータが必要とされている。
本発明は、ロータと、ロータの周りに配置された固定スリーブと、ロータとスリーブの間にある流体軸受と、固定スリーブに対するロータの軸方向移動を制限するリミッタとを備えるモータである。
上に挙げた本発明の実施例の方法が実現され、詳細にわたって理解できるように、添付の図面に示す本発明の実施例を参照して、上で簡単にまとめた本発明のより詳細な説明を行う。しかし、本発明には同等に効果のあるその他の実施例を含めることができるので、添付の図面は、単に本発明の典型的な実施例を示しているに過ぎず、したがって本発明の範囲を限定するものとはみなされないことに留意されたい。
理解を容易にするために、可能な場合には、諸図面に共通する同一要素を示すのに同一の参照番号を用いた。
図1は、本発明の実施例と共に用いるディスク・ドライブ10の一実施例の平面図である。図1を参照すると、ディスク・ドライブ10は、ハウジング基部12及び上蓋14を備える。ハウジング基部12は上蓋14と組み合わさって密閉環境を形成し、密閉環境外の成分による汚染から内部構成要素を保護する。図1に示す基部及び上蓋の配置は、当業界では周知である。しかし、ハウジング構成要素の他の配置もしばしば用いられてきた。本発明の諸態様は、ディスク・ドライブ・ハウジングの特定の構成によって限定されるものではない。ディスク・ドライブ10は、ハブ202(図2を参照)に取り付けた、ディスク・クランプ18によってスピンドル・モータ(図示せず)上で回転されるディスク・パック16をさらに備える。ディスク・パック16は、中心軸の周りで共に回転するように取り付けた1枚又は複数枚の別々のディスクを備えている。各ディスクの表面には関連する読み書きヘッド20があり、読み書きヘッド20は、ディスク・ドライブ10に取り付けられていて、ディスク表面と情報のやり取りをする。図1に示す実施例では、読み書きヘッド20はフレキシャ22で支えられ、フレキシャ22はアクチュエータ26のヘッド取り付けアーム24に取り付けられている。図1に示すアクチュエータは、回転可動コイル・アクチュエータとして周知のタイプであり、28で全体的に示すボイス・コイル・モータ(VCM)を備える。ボイス・コイル・モータ28は、読み書きヘッド20を経路32に沿って所望のデータ・トラック上に位置決めするために、アクチュエータ26をそれに取り付けた読み書きヘッド20と共にピボット・シャフト30周りで回転させる。
図2は、本発明による磁気的に偏倚された流体軸受スピンドル・モータ200の一実施例の縦断面図である。
モータ200は、基部12と、シャフト204に取り付けた、1枚又は複数枚のディスク205を回転可能に支持するためのハブ202を備えた回転アセンブリ201とを含む。回転アセンブリ201は、裏当て鉄片207に取り付けた磁石206をさらに含む。ハブ202は、必要であれば、1枚又は複数枚のディスク205及びディスク・スペーサ207を支持するディスク取り付けフランジ230を備える。
固定アセンブリ203は、シャフト204を受け入れるためにその内部に画定された凹部210を有するスリーブ208を備える。付勢されるとハブ202の磁石206と通じるステータ212がスリーブ208に取り付けられており、ステータ212が付勢されると、固定スリーブ208の周りでシャフト204及びハブ202の回転が誘起される。ステータ212は、磁性体で形成された複数の「ティース」215を備えている。ステータ212では、各ティース215に、巻き線又は導線217が巻回されている。
固定スリーブ208に対するシャフト204及びハブ202の安定した回転支持のために、軸受アセンブリ232がさらに設けられている。回転アセンブリ上の流体軸受(ここではシャフト204と一体的に形成された円錐軸受214として示す)が、固定ジャーナル・スリーブ208の内孔の軸受と共に軸受面を形成する。或いは、各対向面に溝を彫ることによって、ジャーナル軸受をシャフト204の外面及びジャーナル・スリーブ208の内孔の上に形成することもできる。油、空気、ガスなどの流体216が、シャフト204の外面とジャーナル・スリーブ208の内孔との間に導入される。さらに、スラスト又はカウンタープレート(ここでは図示せず)上の溝面により、追加の軸受面を提供することができる。
流体216の圧力を確立し維持するために、又回転アセンブリを偏倚させるために、回転アセンブリ上に支持される磁石206(ここではハブ202に取り付けられている)を備え、固定アセンブリ上で支持されている磁気伝導性のスチール・リング218(ここでは基部12に取り付けられている)との間に間隙を挟んで位置する、一定力磁気回路が設けられている。他の磁気回路又は磁石配置も、もちろん可能である。このような配置は、多くの利点がある。しかし、磁気的に偏倚された従来技術の流体軸受モータの顕著な欠点は、回転アセンブリをモータ内の定位置に保持している唯一の力が軸磁力だけであるということである。衝撃などの他の軸力が磁力を上回る場合、回転アセンブリはモータから抜け落ち、ディスク・ドライブは故障することになる。
したがって、本発明の目的は、単独で作用する軸磁力以外の手段によって、回転アセンブリの軸方向移動を制限することである。本発明の一実施例は、例えば圧入又はエポキシ樹脂により、固定スリーブ208の内孔209に取り付けられるリミッタ・ピン220である。リミッタ・ピン220は、ハブ202に対してほぼ垂直な角度で、スリーブ208のほぼ中心からシャフト204の外面上の環状凹部222内に突き出ている。環状凹部222は、シャフト表面上の縮径部によって画定されており、例えばシャフト直径の1/4の深さを有する。シャフト表面上の凹部222の幅によって、リミッタ・ピン220によって係合された場合にシャフト204が軸方向に移動できる範囲が決まる。
別の一実施例(図3に示す)では、リミッタ・ネジ320が、基部12内のネジ穴321にねじ込まれている。或いはネジ320を、内孔321にエポキシ接着するか、圧入させることもできる。一実施例では、リミッタ・ネジ320は、ほぼ45度の角度で基部12から突き出て、ハブの外面下部の環状角度切断部によって画定された凹部322内に延びている。凹部322は、ハブ202の底面325から約45度の角度で切断されており、ネジ320の端部とほぼ平行な面323を備えている。或いはネジ320を、ハブ202の外面とほぼ直角をなす角度で、シャフト204に対してほぼ垂直な凹部322内に延ばすこともできる。図2の場合と同様に、凹部322の深さによってハブ202が軸方向に移動できる範囲が規定される。
さらに別の一実施例(図4A及び図4Bに示す)では、リミッタ・ブロック420が、例えば圧入又はエポキシ接着により、基部12の内孔419に取り付けられ、ハブ202に対してほぼ垂直な角度で延びている。リミッタ・ブロック420は、ハブ202の下部423との間に間隙421をあけて位置する基部12の一部から突き出ている。リミッタ・ブロック420は、ハブ外面上の縮径部によってハブ202の下部423内に画定された環状凹部422内に延びている。リミッタ・ブロック420は、例えば図4Bに示すように台形であるが、同等の効果のあるその他の形状でもよい。図2及び図3の場合と同様に、凹部422の幅によってハブ202が軸方向に移動できる範囲が規定される。
図5は、固定スリーブ508の上部507にフランジ522を備えるリミッタの一代替実施例を表している。フランジ522及びスリーブ508は、流体がモータ500から漏れるのを防止するために、それらの間で毛管シール(ここでは遠心式毛管シール)530を画定している。フランジ522は、シャフト504に対してほぼ垂直であり、スリーブ508の外面509から内側に延びている。フランジ522の端部521は、シャフト504の外周の周りに延びる縁部532の上に延びている。縁部532は、シャフト504の上部の縮径部によって画定されている。シャフト504上の縁部532とフランジ522の下端部534との間の距離によって、シャフト504が軸方向に移動できる範囲が規定される。
さらに別の一代替実施例を図6に示す。本実施例は、ハブ612を支持している回転シャフト610を有するモータである。モータの回転は、磁石614とステータ616の間の相互作用によって生じる。この磁石はハブ612によって支持され、ステータは基部620によって支持されている。軸方向電磁偏倚は、ステータ616から磁石614を軸方向にオフセットさせることにより確立されている。本実施例におけるリミッタは、基部620又はカウンタープレート622に最も近いシャフトの端部に画定された段630を備えている。この段630は、シャフト610と一体化させるか、或いはその上に圧入することができる。段は、スリーブ640の下をある限られた距離だけ軸方向に延びている。スリーブ640は、基部620によって支持され、カウンタープレート622を支持している。図示のように、段は、シャフト640を貫通して軸方向に画定された再循環経路642内に、少なくとも途中まで延びることができる。流体をシャフトの中心軸650に向かわせるために、一般に、シャフト610の端部又はカウンタープレート622の対向面のどちらか一方に溝を作り、気泡をシャフトの外縁部及び段630の方へ移動させ、次いで再循環経路内に移動させる。したがって、段を再循環経路内へこのように貫入させても、本実施例を行う上での良好な動作は妨げられない。
図7に、一代替実施例を示す。本実施例では前と同様に、回転シャフト700が、1枚又は複数枚のディスクを支持しながら回転するハブ702を支持している。ハブは、磁石704をその内面によって支持しており、磁石704は、通常は整合されるが、本実施例ではステータ706から軸方向にオフセットされている。本実施例では、モータは、ディスク・ドライブの基部710によって支持され、ディスク・ドライブ用のハウジングの上蓋720の内部及び下にあるように示されている。この手法によれば、ネジ730は、蓋720を貫通してねじ込まれ、シャフトの上面740とぎりぎりのところで接触しないようになっている。ネジ730の底面750とシャフト700の上面740との間のこの距離により、シャフトに対する厳しい条件等の下での移動の限界が設定される。したがってこのシステムは、非常に直接的な方法によって、スリーブからのシャフトの不必要な係脱又は位置ずれに対して保証されている。
図8Aは、周りのスリーブから支持されたリミッタと協働する固定シャフト・モータの部分断面図であり、図8Bは、同じ設計の一部分の分解図である。固定シャフト800は、シャフトの周りで回転するようにスリーブ810を支持する流体軸受を形成する、シャフトに沿って軸方向に間隔をあけて配置された2組の溝802、804を有する。この支持は、シャフト800の表面とスリーブ810の表面との間の間隙にあり、溝によって加圧されてスリーブが回転するための支持をもたらす流体812によって提供される。
1枚又は複数枚のディスク(図示せず)は、ハブ810の外面によって支持されており、ネジ824によってハブ810にネジ込み又は固定されているクランプ820を用いて定位置に保持されている。また、やはり図には示さないが、好ましくは図6及び図7と同様のハブ回転を生じさせる磁石とステータの軸方向のオフセットによって、磁気偏倚も確立される。
固定シャフトからのハブの軸方向の係脱を防止するために、図8Bの拡大図に特に明確に示すリミッタ850が、接着剤又は溶接、或いはその他の使用可能な固定手段によってスリーブ810に固定されている。リミッタ850は、シャフト800上に画定された肩部860の下を軸方向に延びている。ロータ810とシャフト800の間の間隙842は、リミッタ850の上面862と肩部860の対向面864の間へと続いている。表面862、864は軸方向に広がっており、それによって固定されたシャフトと回転するハブとの間に径方向に毛管シールが形成され、相対的な回転を支持する流体を間隙842内に保持する。したがって、図8A及び図8Bのリミッタ設計によって二重の利点が得られる。
さらに別の一代替実施例を図9に示す。図9は図8の実施例の変形例を示しており、図9では、リミッタ910が固定シャフト900によって支持され、回転スリーブ902の内部にある。本実施例では、リミッタ910は、シャフト900の肩部930によって支持され、肩部930の下及びスリーブ902の肩部940の下を径方向に延びている。他の実施例と同様に、シャフト及びスリーブの相対的な回転を支持するために、流体で充填された間隙945がシャフトとスリーブの間に設けられており、間隙945内に流体を維持するために、間隙945を画定する表面の一方にある溝が流体を加圧し円滑な回転を支持している。リザーバ950は、リミッタ910及びシャフト900の軸方向に広がっている対向表面によって画定されている。これは、リミッタ910の平坦な軸方向表面952と、リザーバ全体にわたってリミッタと向かい合う、軸方向に広がっている表面954とを提供することによって最も容易に実現される。また、リミッタを貫通して軸方向にあけられた1つ又は複数の開口部を備える空気口956も設けられており、流体が充填された間隙の終端であって、間隙内で流体を維持するメニスカス958の形成を支持している。本実施例のさらに別の変更例では、回転スリーブ902によって支持され、シャフトに向かって全般的に径方向に延び、シャフトとのわずかな空隙962で終端しているリミッタ・シールド960が設けられている。このリミッタ・シールドは、流体間隙を、この間隙内でスリーブ902の下にあるリミッタ910の表面の周りに延ばすことができ、その結果、この間隙965にある流体がリミッタ及びスリーブの相対的な回転を支持するようにするために設けられている。間隙965は、間隙内の流体に適当な終端を提供するために、径方向及び軸方向に対向するスリーブの面を越えてリミッタ周辺に延び、次いでリミッタとリミッタ・シールド960の間に延びていなければならない。リミッタ及びシールドの表面966、968は、図示のように互いに広がって、メニスカス972で終端するオイル・リザーバ970を提供する。また、メニスカス972の確立及び維持を支持するために、リミッタを貫通してリミッタとリミッタ・シールドの間の間隙内へと通じる空気開口980も設けるべきである。
図9の実施例のさらに別の代替実施例及び変形例を図10A及び図10Bに示す。図10Aは、回転スリーブ1012によって囲まれている固定シャフト1010を示す。図8及び図9と同様に、リミッタはシャフト1010によって支持されており、その詳細を図10Bの拡大図に示す。図10Bの実施例は、基部1010によって支持され、基部1010から径方向に延び、軸1010の肩部1025の下で間隔をあけて配置され、スリーブ1012の肩部1030の下を延びるリミッタ1020を示す。前の実施例と同様に、シャフトとスリーブの間の流体を充填した間隙1040が径方向で両方向に延びて、一方ではリミッタ1020の径方向の端部を囲み、他方では内側に中心軸に向かってリザ−バ1040の端まで延びている。リザーバ1040の端部でのメニスカス1055の形成を助けるために、1つ又は複数の開口部1050がリミッタ1020を貫通して形成されている。
本実施例によれば、第2のリミッタ1060は、スリーブ1012から径方向を内側に延び、シャフトによって支持されたリミッタ1020の下を軸方向に延びている。これらのリミッタは、リミッタ1020がスリーブ・リミッタ1060とスリーブの肩部1030との間に介在するように、どちらも基部1075の上に設置されている。このようにして、リミッタ1020が回転スリーブ1012の下、スリーブによって支持されたリミッタ1060の上でしっかりと保持されるので、スリーブは衝撃下で、シャフトに対してどちらの方向にも、軸方向に非常に移動しづらくなる。
図11A、図11B、図11Cは、図6に示したようなモータ内のスリーブに対するシャフトの軸方向位置を捕捉するための代替手法を示す。具体的には、図11Aを参照すると、スリーブ1110と、スリーブ1110によって画定された内孔1125内で回転するシャフト1120とが見られる。図6に関して前述したように、再循環経路によってシステム内の流体再循環がもたらされる。衝撃が加わった状態でシャフトを軸方向に保持するために、図11B又は図11Dに示すような保持リングが設けられている。図11Dは、図11Bに示すリング1130の線A−Aに沿った断面図である。このリングは、図11B及び図11Cにはっきりと示されているように、装着が容易で安価に製作できる部品であるため特にこの機能に有用であり、シャフト又はハブに必ずしも結合させる必要のない浮動設計を構成する。図11Cに示すように、断面が単にL型であるこのリングは、リングがカウンタープレート1140上に載り、且つシャフト内のスロットすなわち溝1150内へと延びるように、径方向に十分に延長されたものとなるように設計されている。したがって、この保持リングは、リング1130の2つの部分をシャフト凹部1150内に両側から嵌入させたシャフト1120がスリーブ1110の内孔1125内に挿入され、次いでカウンタープレート1140が楔止め、溶接、又はその他の方法で定位置に固定されることから、単純なアセンブリに適したものとなっている。したがって、シャフトは、諸リング部1130によって軸方向に捕捉される。
一代替実施例では、リング1135(図11D)を用いることができる。組立順序はほぼ同じであるが、これには、戻り穴1128に向きを合わせることができるスロット1170が一方の側に設けられるという利点がある。この手法を用いることによって、当技術分野では周知の、スリーブとシャフトの間の開口部1125から戻りホール1128への潤滑流体の自由な流れを妨げる機会が低減される。
さらに別の一代替実施例を図12A及び図12Bに示す。これら両図では、スリーブ1220によって画定された内孔1210内に挿入されたシャフト1200が示されている。図12A及び図12Bの両図では、フレキシブル・リング1250、1260が設けられている。2つの実施例の違いは、図12Aのリング1250は断面が円形であり、図12Bのリング1260はほぼ矩形である点である。特に図12Aを参照すると、リング1250の外面と断面が大体同じである溝1270がシャフト1200の外面にあるのがわかる。これにより、シャフトがスリーブ1220まで滑ると、リングを溝内へ押し込むことができる。ロッキング溝1272に達すると、リングは定位置にはまり込み、一部分がロッキング溝1272内に収まり、一部分がシャフトの溝1270内に収まって、シャフトを定位置で軸方向に保持する。図12Bの実施例の設計も同様であり、リング1260は、ほぼ矩形の溝1280内に押し込まれ、次いでスリーブ1220のスロット1282内の所定の位置にはまり込む。
したがって、本発明は、磁気的に偏倚された流体軸受モータ内での回転アセンブリの軸方向移動を制限するという課題を達成する。モータ内の磁力に勝っている可能性のある軸力が存在するにもかかわらず、このようなモータの利点を利用することができる。
上に述べたことは本発明の諸実施例に対するものであったが、本発明の基本的範囲から逸脱することなく本発明の他のさらなる実施例を考案することができる。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定される。
Claims (38)
- ロータと、
前記ロータの一部の周りに配置され、基部に取り付けられた固定スリーブと、
前記固定スリーブに取り付けられたステータと、
前記ロータと前記固定スリーブの間の流体軸受と、
前記固定スリーブに対する前記ロータの軸方向移動を制限するためのリミッタとを備える、流体軸受モータ。 - 前記リミッタと協働する前記ロータの一部が、固定スリーブ内で回転するシャフトを備えている、請求項1に記載の流体軸受モータ。
- 前記ロータが、
前記シャフトによって回転可能に支持されたハブと、
前記ハブに取り付けられた回転磁気アセンブリとを備えている、請求項2に記載の流体軸受モータ。 - 前記ロータが、少なくとも1枚のディスクを支持するようにされている、請求項3に記載の流体軸受モータ。
- 前記リミッタが、前記ハブの表面内に突出した又は表面から突出した要素を備えている、請求項4に記載の流体軸受モータ。
- 前記要素が、ネジ、ピン、ブロック、フランジからなる群から選択されている、請求項5に記載の流体軸受モータ。
- 前記リミッタが、固定部品から突出して、前記ロータ内の凹部内に突出している要素を備えている、請求項6に記載の流体軸受モータ。
- 前記要素が、前記固定スリーブから突出して、前記シャフト内の凹部内に突出しているピンを備えている、請求項5に記載の流体軸受モータ。
- 前記要素が、前記基部から突出し、前記ハブの外径内の凹部内に突出しているネジを備えている、請求項5に記載の流体軸受モータ。
- 前記要素が、前記基部から突出し、前記ハブの外径内の凹部内に突出しているブロックを備えている、請求項5に記載の流体軸受モータ。
- 前記ブロックが台形である、請求項10に記載の流体軸受モータ。
- 前記要素が、前記固定スリーブから前記シャフト内の凹部内へと延びているフランジを備えている、請求項5に記載の流体軸受モータ。
- 前記シャフトの前記凹部が、前記フランジが前記シャフト上の縁部を越えて延びることができるようにする、前記シャフトの縮径部分によって画定されている、請求項12に記載の流体軸受モータ。
- 毛管シールが、前記フランジと前記固定スリーブの間で画定されている、請求項13に記載の流体軸受モータ。
- 前記毛管シールが、遠心式の毛管シールである、請求項14に記載の流体軸受モータ。
- ステータと、
前記ステータに近接配置された、付勢された前記ステータ上で回転するためのロータ手段と、
前記ステータと前記ロータ手段の間の、前記ロータ手段が前記ステータに対して回転できるようにするための軸受手段と、
前記ステータに対する前記ロータ手段の軸方向移動を制限するためのリミッタ手段とを備えている、流体軸受モータ。 - 前記ロータ手段が、
シャフトと、
前記シャフトによって回転可能に支持されたハブと、
前記ハブに取り付けられた回転磁気アセンブリとをさらに備えている、請求項16に記載の流体軸受モータ。 - 前記リミッタ手段が、前記ハブの表面内に突出した又は表面から突出した要素を備えている、請求項17に記載の流体軸受モータ。
- 前記要素が、ネジ、ピン、ブロック、フランジの少なくとも1つを備えている、請求項18に記載の流体軸受モータ。
- 少なくとも1枚のディスクを回転可能に支持するためのハブと、
前記ハブに取り付けられ、前記ハブの中心を通って配置されたシャフトと、
前記シャフトの周りに配置された固定スリーブと、
前記シャフトと前記スリーブの間の流体軸受と、
前記スリーブに取り付けられたステータと、
前記ハブに取り付けられた磁石アセンブリと、
前記スリーブに対する前記ハブの軸方向移動を制限するためのリミッタとを備える、ディスク・ドライブ。 - 前記リミッタが、前記シャフトの一端上に、前記スリーブから支持されたカウンタープレートに隣接した段を備えている、請求項20に記載の流体軸受モータ。
- 前記段が前記シャフトと一体となっている、請求項21に記載のディスク・ドライブ。
- 前記段が前記シャフトの一端部に固定された円形ディスクを備えている、請求項21に記載のディスク・ドライブ。
- 前記磁石が、前記シャフトの軸方向位置を支持する助けをするために前記シャフトに軸方向偏倚を与えるように前記ステータからオフセットされている、請求項23に記載のディスク・ドライブ。
- 前記スリーブが、基部によって支持され、上蓋と、前記上蓋を貫通してねじ込まれて前記シャフトの上面と接触するネジとをさらに備え、前記ネジの前記ねじ込みが、前記基部及び前記スリーブに対する前記シャフト及び前記ハブの軸方向移動の限界を規定するように設定されている、請求項20に記載のディスク・ドライブ。
- 前記磁石が、前記シャフトの軸方向位置を支持する助けをするために前記シャフトに軸方向偏倚を与えるように前記ステータからオフセットされている、請求項25に記載のディスク・ドライブ。
- 前記ロータが、前記スリーブによって画定された内孔を通って延びているシャフトを含み、前記リミッタが、前記シャフト内の溝内に延び、前記スリーブによって軸方向に制限されているU字形要素を備えている、請求項1に記載の流体軸受モータ。
- 前記リミッタが、前記スリーブによって支持され前記シャフトの一端面と対向する表面を有するカウンタープレートによってさらに軸方向に制限されている、請求項27に記載の流体軸受モータ。
- 前記リミッタが、第1及び第2の部分を備える割りリングであり、前記各部分が、前記スリーブの溝内に径方向に挿入され、前記スリーブによって定位置で軸方向に制限されている、請求項26に記載の流体軸受モータ。
- 前記リミッタが、支持されていて、前記シャフトが前記スリーブに対して軸方向に移動しないように捕捉するために、一部が前記シャフト内の溝内に延び、さらに一部が前記スリーブ内の溝内に径方向に延びるリングを備える、請求項26に記載の流体軸受モータ。
- 前記スリーブの前記溝が前記リングの外面と類似した断面を有し、前記シャフトを前記スリーブ内に挿入できるように、前記リングが前記溝内へ圧入可能である、請求項30に記載の流体軸受モータ。
- 前記リミッタが、前記シャフトが前記スリーブに対して軸方向に移動しないように捕捉するために、一部が前記シャフト内の溝内に延びてさらに一部が前記スリーブ内の溝内又は開口部内に径方向に延びるU字形リングを備え、前記U字形リング内の開口部が、前記スリーブの再循環経路と位置合わせされている、請求項26に記載の流体軸受モータ。
- 前記リングが、円形又は矩形の断面を有している、請求項31に記載の流体軸受モータ。
- 基部から支持された固定シャフトと、1枚又は複数枚のディスクが回転するのを支持するようにされたハブを支持するスリーブと、前記シャフト又は前記スリーブの対向する面の一方の上にある溝と、前記シャフトと前記スリーブの間で画定された間隙内にあって前記シャフトの周りでの前記スリーブの回転を支持するための流体と、前記スリーブから支持され前記固定シャフトの肩部の下を延びる、前記シャフトに対する前記スリーブの軸方向移動を制限するためのリミッタとを備えている、流体軸受モータ。
- 前記シャフトの前記肩部の表面が前記リミッタの表面から軸方向に広がり、前記リミッタと前記シャフトの前記肩部の間でリザーバを画定できるように、前記スリーブと前記シャフトの間の間隙が前記肩部と前記リミッタの間の間隙に通じている、請求項34に記載の流体軸受モータ。
- 前記リミッタが、前記リザーバから周りの大気中への流体の損失を防ぐために、前記リザーバと前記リミッタの間及び前記スリーブと前記リミッタの間にシールが画定されるように前記基部の表面に密接に隣接している、請求項35に記載の流体軸受モータ。
- 前記シャフトの前記肩部及び前記シャフトによって支持された前記リミッタから軸方向に移動させたリミッタ・シールドをさらに含み、前記リミッタ・シールドが、前記スリーブから支持され、前記流体軸受を外部の大気からさらに確実にシールするためにそれと共に回転する、請求項35に記載の流体軸受モータ。
- 前記リミッタ・シールドが、前記流体軸受の間隙に通じる流体リザーバを設けるために前記リミッタの表面から軸方向に広がった軸方向表面を含む、請求項37に記載の流体軸受モータ。
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