JP2005528120A - 直接pcr定量 - Google Patents

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Abstract

固有PCR混合物からの干渉性核酸分子の産生をモニターする方法であって、チャンバー中にPCR出発材料をコレートすること、ならびに変性、アニーリングおよび伸長のPCRステップを行うこと、その間に、混合物中に紫外光を当てることによって干渉性核酸分子の産生をモニターし、前記分子によって吸収される光の量を測定することを含む方法。

Description

本発明は、固有(inherent)ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)混合物からの干渉性(coherent)核酸分子の産生をモニターする方法、およびそのような方法のための機器に関する。
PCRは、特に興味深い核酸断片の量を増加させるための洗練された技法である。この断片は、ある遺伝子、または分子制御機構の一部のどちらであってもよく、制限酵素消化によって配列決定または解析する必要がある。何であろうとも、豊富に供給することは有利である。
PCRが一般に有用であるばかりでなく、リアルタイムの定量的PCRは、遺伝子発現解析、遺伝子型特定(genotyping)、病原体検出/定量、変異スクリーニング、核酸定量および一塩基多型(SNP)実証(validation)などの多くの遺伝子研究に使用することができる強力な道具である。
リアルタイムPCR定量化は、TaqMan(登録商標)システムを用いてすでに実現されている。TaqMan(登録商標)プローブ(20〜30bp)は、3’末端における伸長が無効にされており、蛍光リポーター色素および蛍光クエンチャー色素で標識された部位特異的配列からなる。PCRの間、TaqMan(登録商標)プローブは、PCR標的内の相補的一本鎖DNA配列とハイブリダイズする。増幅が起きると、TaqMan(登録商標)プローブは、TaqDNAポリメラーゼの5’――>3’エキソヌクレアーゼ活性により分解され、それによって伸長の間にリポーターからクエンチャーを分離する。リポーターに対するクエンチング効果の解除により、リポーター色素の蛍光強度は増加する。全増幅プロセスの間に、この発光は指数関数的に増加し、最終レベルは、PCR終了後に分光光度法によって測定される。リポーター色素の蛍光強度の増加は、標的配列のプローブ・ハイブリダイゼーションおよび増幅が起きた場合にのみ実現するため、TaqMan(登録商標)アッセイは、特定の配列の有無を判定するための高感度な方法を提供する。
PCRにおけるプローブの使用法については、非特許文献1および2を含む多くの論文に記載されている。
国際公開第96/35946号パンフレット Holland PM, Abramson RD, Watson R & Gelfland DH (1991. Detection of specific polymerase chain reaction product by utilising the 5’-->3’ exonuclease activity of Thermus aquaticus DNA polymerase, and Proceedings of the National Academy of Sciences USA, 88: 7276-7280 Lee LG, Connell CR & Block W (1993). Allelic discrimination by nick-translation PCR with fluorogenic probes. Nucleic Acid Research, 21: 3761-3766 Vanden Heuvel, J.P., Tyson, F.L. and Bell, D.A. Constructions of recombinant RNA templates for use as internal standards in quantitative RT-PCR,Biotechniques 14: 395-395 (1994) Cheng, S., Fockler, C., Barnes, W., Higuchi, R. Effective amplification of long targets from cloned inserts and human genomic DNA. Proc: Natl. Acad. Sci. 91, 5695-5699 (1994) Kopp, M.U., de Mello, A.J., and Manz, A. Chemical Amplification: Continuous-Flow PCR on a Chip. Science, Vol 280,1998
しかしながら、TaqMan(登録商標)システムは、以下の様々な不利点を伴う。
・複雑かつ高価である
・高価なプライマーシステムが必要である
・PCRは極めて最適化されたシステムであり、不必要な成分の追加は、効率の損失を引き起こすことがある
・汚染されたPCR産物。
したがって、上記問題点のうち1つまたは複数を克服または軽減するPCR産物を直接定量するシステムが創出できれば極めて有益であろう。本発明は、そのようなシステムを提供する。
本発明の第1の態様は、固有のPCR混合物からの干渉性核酸分子の産生をモニターする方法であって、チャンバー中にPCR出発材料をコレートすること(collating)、ならびに変性、アニーリングおよび伸長のPCRステップを行うこと、その間に、混合物中に紫外光を当てることによって干渉性核酸分子の産生をモニターし、前記分子によって吸収される光の量を測定することを含む方法を提供する。
PCR出発材料をコレートすることとは、単に出発材料を構築または収集することである。通常は非干渉性PCR混合物を含むPCR出発材料は通常のPCRステップを受け、干渉性核酸分子の産生を可能にする。混合物中に紫外光を当て、その光が核酸分子の固有吸収能力によって吸収される程度を測定することによって、リアルタイムに分子の成り行き(molecular events)がモニターされる。紫外光は混合物を通して当てられ、通過する光の量がモニターされることが好ましい。透過光の量が時間と共にどのように変化するかを測定することにより、吸収の量、すなわち核酸分子の量を測定することができる。すなわち、リアルタイムにモニタリングを行うことができる。
このような方法およびシステムの利点には、
・高価なプライマーシステムへの支出がない、
・リアルタイム測定であること、および
・回収可能な非汚染PCR産物であることが含まれる。
本発明におけるPCRには、変性、アニーリングおよび伸長(必ずしもこの順番ではないが)のステップを含むすべての核酸増幅システムが含まれる。このようなシステムは当技術分野においてはよく知られており、基本的PCRは以下のような4つの主要構成要素を用いる。
1.増幅される配列すなわち標的配列を含む核酸フラグメント(通常DNA)。理論的に、この核酸の単一断片(single piece)だけが必要とされる。通常、二本鎖断片(double stranded piece)が使用される。
2.標的配列の側面に位置するプライマー(the primers that flank the target sequence)。プライマーは、標的の側面に位置する配列(the sequence flanking the target)を補完する核酸の小片(この場合も通常DNA)である。核酸の新たな鎖が作成されるためには、作成される土台を有していなければならない。それがプライマーの機能である。プライマーは常に過剰に加えられ、すなわち使用される可能性があるもより多くの量が反応に加えられる。
3.ジヌクレオチド三リン酸(dNTP)、すなわち塩基対の塩基部分の遊離溶液(free solution)。これらのdNTP、A−T、C−Gから核酸の新たな鎖が作成される。プライマーと同様、これらは過剰に存在する。
4.耐熱性ポリメラーゼ(通常DNAポリメラーゼ)。これは、全反応を媒介するTaqポリメラーゼまたはその他の耐熱性DNAポリメラーゼなどの酵素である。
PCRは、変性、アニーリングおよび伸長という3つの異なるステップで行われる。これら3段階(phases)の1組は、サイクルと呼ばれる。典型的PCRは30のこのようなサイクルからなる。
変性
天然の二本鎖型の標的核酸がプライマーに近づけないのは、プライマーが一本鎖核酸にのみ接着する(すなわちアニールする)ことができるためである。約95℃の温度における短時間のインキュベーションは、二本鎖の変性をもたらす。
アニーリング
次に、反応物を55℃まで急速に冷却し、約1分間その温度に保つ。この温度において、プライマーは、それらの配列によって決められた特定の場所においてのみ一本鎖核酸に接着することができる。
伸長
次に、プライマーは、標的配列に接着され、核酸の新たな鎖の合成が始まる。これは、2つの段階(two phases)で起きる。反応物を、72℃、すなわち核酸ポリメラーゼが最も活性になる温度まで加熱する。ポリメラーゼは、テンプレートとして標的核酸を用い、新たな核酸鎖の作成を媒介する。ポリメラーゼは、テンプレートに沿って移動しながら、成長する鎖に相補的dNTPを付加する。伸長ステップでは、核酸鎖が各プライマーから伸張され、2種類のプライマーによって規定される配列より長い標的核酸の多くのコピーを作成する。ポリメラーゼが標的核酸鎖を下って移動するためそれを停止する手だてがないことが原因である。ポリメラーゼは、条件が都合良いかぎり新たな核酸鎖を作り続ける。我々のPCR産物を与えるものではないため、これが望んだものでないことは言うまでもない。
しかしながら、次に反応物を95℃の変性ステップまで加熱するため、この問題は一時的なものに過ぎない。ポリメラーゼは、新たな核酸鎖を伸長することを止め、2本の核酸鎖(すなわち標的鎖および新たな鎖)は分離する。このことが、プライマーの次の組が核酸に近づくことを可能にする。
次のアニーリングステップでは、元の核酸鎖と新たな核酸鎖の双方にプライマーが接着する。これは、我々が望む産物が作成される限りにおいてに過ぎない。
PCRを用い、細胞システムにおいてDNAの存在またはRNA分子種の存在さえ検出することができるのは、正しいプライマーを使用することで、遺伝子または探しているどんなものでも、プライマーが捕捉することができるためである。
PCRの標的核酸は、二本鎖DNAであることが好ましい。
任意の標的核酸は、例えば、ヒト、細菌、ウイルス、他の微生物、植物、または起源不明の核酸が適している。
PCRは、変性、アニーリングおよび伸長のステップを含む任意のPCRであってよく、Holland他(非特許文献1)またはLee他(非特許文献2)に記載の基本的PCR、ならびに逆転写酵素PCR(RT−PCR)(非特許文献3)、ロング(long)PCR(非特許文献4)、ホットスタートPCR、「タッチダウン」PCR、逆PCR、AP−PCR[任意のプライマーを用いた(arbitrary primed)/RAPD(ランダム増幅多型DNA)]、定量的RT−PCR、RT in situ PCR、ネスティド(nested)RT−PCR、RACE(cDNA末端の迅速増幅)、DD−PCR(ディファレンシャル・ディスプレイ)、多重(multiplex)PCR、非対称PCR、3’ミスマッチSNP実証などの知られているまたは将来のPCRが含まれる。PCRは、競合的および/または定量的であってもよい。
上記のすべては標準的技法であり、さらなる詳細は、Alkami Biosystem、Fermentas、Promega、Roche、QiagenおよびSigmaなどの供給品から見いだすことができる。
PCR反応のチャンバー(chamber)は、核酸の固有紫外吸収を測定することができる任意のチャンバーであってもよい。このようなチャンバーには、石英、溶融シリカまたはポリジメチルシロキサン(PDMS)などの任意の紫外透過材料が含まれる。
チャンバーは、従来式のPCR容器、または非特許文献5に記載のチップ(chip)などの代替配列であってもよい。
紫外光の固有吸収によって核酸分子を検出するため、分子イメージング装置を使用してもよい。このような装置は、検討されるサンプル上に当たるように配置された紫外光源および分子の位置を検出するように配置された紫外検出器を含む。フォトダイオードアレイまたは電荷結合素子(CCD)を好適な検出器として使用することができる。
全内容が参照により本明細書に組み込まれている特許文献1に記載のように、ラベルフリー固有イメージングを使用してもよい。
分子を、ダイアモンド検出器などの任意の好適な検出器上に直接撮像してもよい。光源は、ヘリウム放電管のような広帯域装置、重水素放電管あるいはキセノンランプからの一定輝度の紫外光などの好適な任意の光源であってよい。撮像される対象に位置する検出器に達する様々な量の光が観察される。
PCRが進行している最中に分子の紫外吸収を測定することが可能であることから、干渉性核酸分子のグラフをリアルタイムに作成することができる。これは、
・任意の干渉性核酸分子が産生されているか否か
・どの程度の量か
・どのくらいの速さか
・どのくらいの大きさか
に関する情報をリアルタイムに提供する。
最後の黒点(どのくらいの大きさか)については、PCRにおける産生速度は使用する酵素に左右されるため(例えば、72℃においてTaqポリメラーゼ−60〜150’、Tthポリメラーゼ−25’)、スロープの勾配は産物の大きさに比例するはずである。
一本鎖核酸分子は、二本鎖核酸分子よりも光を多く吸収するため、時間に対する吸収のリアルタイムプロットによって作成される曲線は、滑らかにならず、むしろ図1aおよび図1bに示すイメージとなる。
第2の態様では、本発明は、非干渉性PCR混合物からの干渉性核酸分子の産生をモニターする機器であって、
PCRに適合するチャンバー;
前記チャンバーに当たるように適合する紫外光源;および
前記紫外光の固有紫外吸収をリアルタイムで検出する手段を含む機器を提供する。
チャンバーは、本発明の第1の態様について上記に記載の任意のチャンバーであってよい。チャンバーは、PCRに適している、すなわち、必要なサーマルサイクリングに適した手段を提供することはもとより、非干渉性PCR混合物の添加を可能にする。直接PCRチャンバーに適した加熱方針を図2(a、bおよびc)に示す。
紫外光源および検出手段は、本発明の第1の態様に従って記載の任意の光源および手段であってよい。
機器の図表示を図3に見ることができる。
本発明の第3の態様は、非干渉性PCR混合物からの干渉性核酸分子の産生をモニターするためのラベルフリー固有イメージングの使用を提供する。
本発明の第1および第2の態様の好ましい特徴はすべて、第3の態様にもあてはまる。
本発明は、PCRの改善されかつリアルタイムのモニターを可能にする。ラベルフリー核酸の利点は、PCR後に核酸をさらに利用できることである。例えば、核酸を抽出し、場合により精製することができる。電気泳動により、場合によってさらに精製することにより、残存する非干渉性PCR混合物から干渉性核酸分子を分離することができる。続いて、このような核酸を、ベクター中への挿入、配列決定などの他の核酸操作で使用することができる。
また、本発明を検出システムである方法として用い、PCRから干渉性核酸分子が産生されたか否かを判断することができる。このようなシステムは、リアルタイムモニタリングを必要とせず、むしろPCR開始後のある時点(PCRの間または終了時)におけるモニタリングを必要とする。本発明のすべての態様があてはまる。
このような最終産物モニターを、例えばSNP(一塩基多型)解析(3’ミスマッチSNP解析を含む)において使用することができる。本発明のこのような実施形態では、2個以上のチャンバーが、場合により並んで、またはトレー配列で提供される。
チャンバーのうち1個は、問題のWT(野性型)対立遺伝子である核酸を含み、1個または複数の追加チャンバーはサンプル対立遺伝子を含むことができる。1個または複数のサンプル対立遺伝子はSNP解析のために提供される。
各チャンバーには、非干渉性PCR混合物、WT対立遺伝子の増幅を可能にする好適なプライマーが提供される。
WT対立遺伝子を含むチャンバーは、事実上対照である。WT対立遺伝子増幅の成功は、チャンバーが変性、アニーリングおよび伸長を受けた場合に起こるはずである。1個または複数のサンプル対立遺伝子増幅の成功は、プライマー領域におけるSNPの有無に左右されるはずである。PCR(リアルタイムその他)のモニタリングは、サンプル対立遺伝子におけるSNPの有無の判定を可能にするはずである。このような判定のための機器およびシステムを、多重システムとして提供することができる。
本発明を以下の図面を参照して説明する。
本発明の第1の態様による方法によって得られる時間に対する吸収を示すグラフである。ラベルフリー固有イメージング(LFII)シグナルを示す。 二本鎖DNA産物が作成されるにつれて、吸収は増加する。直線相では、勾配は、耐熱性DNAポリメラーゼによるヌクレオチドの取り込み速度およびテンプレート/産物の長さの関数になるはずである。 本発明の第1の態様による方法によって得られる時間に対する吸収を示すグラフである。ラベルフリー固有イメージング(LFII)シグナルを示す。 図1bも、時間に対する吸収を示すグラフである。このグラフをより詳細に見ると、濃色効果が紫外光の吸収を高めている。これは、光学活性塩基の暴露増加が原因である。LFIIによりPCRを直接観察することにより、温度がサイクルするにつれてリアルタイムでこれを見ることができよう。理論的には、95℃相にシグナルが増加し、DNAが復元するにつれてわずかに低下する。このことは、グラフに示されるような階段状シグナルを生み出すはずである。 直接PCRチャンバーに適した加熱方針を示す図である。 直接PCRチャンバーに適した加熱方針を示す図である。 直接PCRチャンバーに適した加熱方針略を示す図である。 本発明の第2の態様による機器の図表示である。

Claims (10)

  1. 固有PCR混合物からの干渉性核酸分子の産生をモニターする方法であって、チャンバー中にPCR出発材料をコレートすること、ならびに変性、アニーリングおよび伸長のPCRステップを行うこと、その間に、混合物中に紫外光を当てることによって干渉性核酸分子の産生をモニターし、前記分子によって吸収される光の量を測定することを含むことを特徴とする方法。
  2. 非干渉性PCR混合物は、二本鎖DNAである標的核酸分子を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. PCRは、RT−PCR、ロングPCRまたは3’ミスマッチPCRであることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. チャンバーは、石英、溶融シリカ、またはPDMSなどの紫外透過材料製であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 方法は、リアルタイムにモニターすることであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 非干渉性PCR混合物からの干渉性核酸分子の産生をモニターする機器であって、
    PCRに適合されるチャンバー;
    前記チャンバーに当たるように適合される紫外光源;および
    前記分子による前記紫外光の固有紫外吸収を検出する手段を含むことを特徴とする機器。
  7. 非干渉性PCR混合物からの干渉性核酸分子の産生をモニターするためのラベルフリー固有イメージングの使用。
  8. モニタリングはリアルタイムであることを特徴とする請求項7に記載の使用。
  9. SNP解析における請求項7または請求項8に記載の使用。
  10. 1または複数の図面に関して実質的に上に記載されているプロセス、機器または使用。
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