JP2005515079A - はんだドロス混合物分離方法および装置 - Google Patents

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Abstract

この発明は、第1ならびに第2のロール(15,20)および取付具(23)を含み、はんだドロス(65)からはんだを分離する装置(10)を提供する。第1のロール(15)は、実質的に筒型の表面を有しかつ第1の長手軸について回転可能である。第2のロール(20)は、実質的に筒型の表面を有しかつ第1の長手軸に平行な第2の長手軸について回転可能である。取付具(23)は、第1および第2のロール(15,20)に結合され、かつ前記第2のロールを0.001インチから0.015インチなどの第1の距離だけ前記第1のロール(15)から間隔をあけ、第1の距離は、第1および第2のロール(15,20)が反対方向に回転されるときに第1のロール(15)と第2のロール(20)との間に向けられるはんだドロス混合物(55)を液体のはんだ(60)およびドロスの粉末(65)に分離するのに十分である。

Description

発明の分野
この発明の実施例は、一般に、ドロスなどの二次的な源からはんだなどの金属物質を回収するための装置、システムおよび方法に関する。特に、この発明は、流動はんだ付けプロセス中にドロスからはんだを回収するためのシステム、装置および方法に関する。
発明の背景
多くの溶融金属が空気と接触すると、それらの金属の化合物、主に酸化物、および窒化物ならびにその他の金属の不純物が形成され得る。溶融金属が動いているとき、金属および金属酸化物は組合さってドロスとして知られる材料を形成する。ドロスは、酸化物で覆われてスポンジ状のネットワークを形成する小滴からなる。たとえば、鉛と錫のはんだのドロスは、でこぼこした粒状の外見を有し得る。ドロスは、表面張力および/または浮力のため、溶融金属に浮かぶかまたは金属を保持している容器にくっつく。ドロスの形成を防止するため、油の層をはんだに注ぐことで空気がはんだに接触するのを防止することによってなど、さまざまな方法が使用されてきた。しかしながら、油の使用は面倒で、はんだの質を劣化させ得る。
流動はんだ付けなど、はんだ付けの多くの方法ではドロス(はんだドロス混合物とも称される)が形成され得る。たとえば、流動はんだ付け機では、槽内のはんだはポンプによってはんだの表面に静的な波を作るようにされ、プリント回路板が波の頂に供給されるため、はんだが回路板の軌道および構成要素のリード線に「キスする」。ドロスの蓄積が許されると、それは波に同伴され、はんだ付けの品質に悪影響を及ぼし、歩留りを低下させる。さらに、ドロスは波から自ら浮きかすとなって流動はんだ付け機のはんだポットの表面に集まる。ドロスがはんだポンプを通って再循環すると、それは波の中に望ましくない物質として現われることがある。さらに、はんだポットにドロスを残すと、はんだ付けの品質およびはんだポットの寿命に問題を生じ得る。
特に流動はんだ付け機ではんだを適切に使用するには、頻繁なドロスの除去が必要である。流動はんだ付け機で使用される1つの除去方法は、ドロスをすくい取ること、または何らかの他の方法でドロスを表面から除去してドロスの再循環を避けることを含む。はんだからドロスを除去する1つの方法は、(浮かんでいる)ドロスをくみ出すことによるものである。しかしながら、はんだの大きな割合(たとえば、30%〜90%)がドロスとともに失われ得る。さらに、未精製のドロスを処分して、それを「きれいな」金属で置き換えることは費用がかかり得る。
ドロスは再生利用可能な30%〜90%の良好なはんだを含み得ると推定されている。ドロスからはんだを再生利用する1つの方法は、すくい取られた/くみ出されたドロスを加熱するものである。しかしながら、この方法は非効率的かつ非経済的になり得る。ドロスは、錫および鉛の酸化物の殻状の覆いで囲まれた良好なはんだのポケットからなるため、はんだの再生利用方法の中には、酸化物が破裂して液体のはんだが逃げ出すことができるまで、時としてドロスを加熱しつつドロスを圧縮しようとするものがある。
1つのドロス圧縮技術は、平行に配置され、かつ反対方向に回転されてその間に向けられるドロスに「咬みつき」を形成するローラの対を使用することを伴う。ドロスはローラの間に供給され、液体のはんだおよびドロスのシートがローラの他方の側に生成される。このドロス圧縮技術はドロスのシートから液体のはんだを常に効率的に分離するわけでな
く、結果的な液体のはんだおよび/またはドロスのシートは不純なことがある。さらに、ドロスのシートは扱いにくく、除去するために頻繁なメンテナンスが必要である。さらに、ドロスのシートは利用可能なはんだを依然として含むことがある。シートをさらに扱いやすいサイズに分け、かつ液体のはんだをドロスから案内するのを支援するために、ローラにはリブをつけてもよいし、溝をつけてもよいし、または孔を開けてもよい。
発明の概要
この発明の発明者は、チャネル、凹み、孔、およびその他の滑らかでない表面を有するローラに沿ってはんだドロス混合物を流すと、孔、凹み等の場所ではんだドロス混合物にさらにドロスが生成され得ることを発見した。さらに、この発明の発明者は、はんだ(はんだポット内のはんだなど)の表面に浮かぶドロスを切って進むための装置(たとえば、ナイフ状の装置、木工ぎり等)を使用するはんだの再生利用方法も、はんだドロス混合物にさらに多くのドロスを生じ得ることを発見した。さらに、この発明の発明者は、少なくとも1つのロールに滑らかな表面を設けることでロールの対を通されるはんだドロス混合物に生じるドロスを減少し得ることを確認した。これははんだドロス混合物から再生利用されるはんだを増やす手助けとなり得る。
さらに、この発明の発明者は、ロールの対を通してドロスを圧縮するとき、ロールに間隔をあけて、圧縮によってドロスのシートではなく、ドロスの粉末および液体の金属が生成されるようにできることも発見した。さらに、この発明の発明者は、ロールの対の少なくとも1つを加熱すると、はんだドロス混合物を液体のはんだとドロスの粉末とに分離する手助けとなり、ドロスの粉末は、ロールの熱および/またはドロスの粉末の固有の表面張力のために、加熱されたロールにくっつく傾向があることを発見した。加熱されたロールに引かれるこのドロスの粉末は、削り落とすかまたは真空などによってロールから除去し、残った液体のはんだを再使用することができる。
一実施例では、この発明は、第1ならびに第2のロールおよび取付具を含み、はんだドロスからはんだを分離する装置を含む。第1のロールは実質的に筒型の表面を有し、かつ第1の長手軸について回転可能である。第2のロールは実質的に筒型の表面を有し、かつ第1の長手軸に平行な第2の長手軸について回転可能である。取付具は、第1および第2のロールに結合され、第2のロールを、たとえば0.01インチから0.015インチなどの第1の距離だけ第1のロールから間隔をあける。第1の距離は、第1および第2のロールが反対方向に回転されるときに第1のロールと第2のロールとの間に向けられるはんだドロス混合物を液体のはんだとドロスの粉末とに分離するのに十分である。
第1のロールは、ドロスの粉末が第1のロールの表面に向かって引かれるようにするために十分な温度で動作するように構成および配置され、第2のロールは、第1の温度よりも低い第2の温度で動作するように構成および配置され得る。第1および第2のロールの表面は実質的に滑らかであってもよい(たとえば、128マイクロインチRMS未満の粗さ)。取付具は、第1および第2の長手軸が平行でかつ水平から45度未満に位置付けられる共通の表面にあるように、第1および第2のロールを整列させて保持するように構成および配置され得る。
一実施例では、装置は、第1のロールからドロスの粉末を除去するように構成および配置されるスクレーパなどのドロスリムーバをさらに含む。一実施例では、装置は、液体の金属およびドロスの粉末を受入れるように構成および配置される容器をさらに含む。容器はそこに受入れられる液体の金属を液体の形で維持することができ、かつそこに受入れられる液体の金属が第1の受け部に向けられ、そこに受入れられるドロスの粉末が第2の受
け部に向けられるように構成および配置され得る。容器は、たとえば、流動はんだ付け機のはんだポットであってもよい。
一実施例では、この発明は、流動はんだ付け機のはんだポットなどの第1の容器に含まれるはんだドロス混合物からはんだを分離するシステムを提供する。このシステムはドロス移動器およびはんだ分離装置を含む。コンベアなどのドロス移動器は、ドロスはんだ混合物を流動はんだ付け機からはんだ分離装置へと運び、これは第1ならびに第2のロールおよび取付具を含む。第1のロールは第1の温度で制御されるように構成および配置され、実質的に筒形の表面を有し、第1の長手軸について回転可能である。第2のロールは実質的に筒型の表面を有し、かつ第1の長手軸に平行な第2の長手軸について第2の方向に回転可能である。取付具は、第1および第2のロールの結合され、第2のロールを第1のロールから第1の距離だけ間隔をあけ、第1の距離は、第1および第2のロールが反対方向に回転されるときに第1および第2のロールの間に向けられるはんだドロス混合物を液体のはんだとドロスの粉末とに分離するのに十分である。
別の実施例では、この発明は、第1の距離だけ間隔をあけられた第1および第2の平行な筒型のロールを有する取付具のために、はんだドロス混合物から金属を分離するための方法を提供する。金属とドロスの混合物の流れは、第1および第2の平行な筒型のロールの間に運ばれる。第1および第2のロールは反対方向に回転され、金属とドロスの混合物をそれらの間に引込む。第1および第2のロールの回転は、はんだドロス混合物を液体のはんだとドロスの粉末とに分離するのに十分な圧力をはんだドロス混合物に適用する。第1のロールは、ドロスの粉末が第1のロールの表面に引かれるようにする温度まで加熱してもよい。第1のロールの表面のドロスの粉末の少なくとも一部分は除去され得る。
別の実施例では、この発明は、非固体の形で金属ドロスを受入れるための入力、および金属ドロスを液体の金属とドロスの粉末とに分離するために入力に結合される手段とを含み、金属ドロスから金属を分離するための装置を提供する。この実施例は、ドロスの粉末を除去するための手段、およびドロスの粉末から独立して液体の金属を集めることのできる場所に液体の金属を向けるための手段をさらに含んでもよい。
この発明のこの実施例および他の実施例に関する詳細をここにさらに詳しく説明する。
この発明の利点および局面は、以下の詳細な説明および添付の図面でさらに十分に理解されるであろう。
図面は必ずしも同じ縮尺で書かれておらず、この発明の原理を示す際には、一般に強調が行なわれている。
詳細な説明
この発明は、一実施例では、連続した流れのプロセスでドロスからはんだを分離することのできるはんだドロス混合物分離装置を提供する。ここに説明される装置、システムおよびプロセスは、流動はんだ付けシステムの一部として実現可能であり、はんだドロス混合物から再生利用されるはんだは、流動はんだ付けシステムのはんだポットへと戻すことができる。ここに説明されるシステム、方法および装置は、実施例によっては、80%〜90%のはんだ回収率を達成した。
図1は、この発明のある実施例によるはんだドロス混合物分離装置10の斜視図であり、図2は、線A−Aに沿った図1のはんだドロス混合物分離装置10の断面図である。装置10は、第1のロール15、第2のロール20、第1および第2のロール15、20を
保持する取付具23、ドロスリムーバ25、および仕切り35を有するはんだ容器30を含む。
第1のロール15および第2のロール20は、各々、実質的に筒型の形状を有し、第1のロール15の回転の軸(B−B)が第2のロール20の回転の軸(C−C)に実質的に平行になるように配置される。回転モータ(図示せず)が第1のロール15および第2のロール20をそれぞれの軸のシャフト17、21に沿って駆動するため、ロールは反対方向に回転する。一実施例では、第1のロール15は時計回りに回転し、第2のロール20は反時計回りに回転する。一実施例では、第1のロール15および第2のロール20は非常に滑らかな表面を備えた滑らかな圧縮ロールである。たとえば、少なくとも1つの実施例では、第1のロール15および第2のロール20の表面は、ガラスの滑らかさに匹敵する滑らかさを備えた表面を有する。一実施例では、第1のロール15および第2のロール20の少なくとも1つは、約128マイクロインチRMS/RMF以下のレベル(たとえば、約4〜128マイクロインチRMS(平方二乗平均))の仕上げを有する。滑らかな表面および/または磨かれた表面を備えたロールを使用することで、ここに説明されるドロス圧縮プロセス中の付加的なドロスの形成を低減できることがわかった。しかしながら、滑らかでないロールおよび/または圧縮、チャネル、孔、通気孔等を有するロールもこの発明で使用可能であるが、結果的な圧縮プロセスは、ドロス/はんだの分離の効率が低くなり得る。
図1の装置10では、取付具23は、第1のロール15および第2のロール20をロール15、20の少なくとも1つの端部に沿って定位置にしっかりと保持してそれらの間の固定された隙間を維持し、かつ第1のロール15および第2のロール20の間に向けられるはんだドロス混合物55に第1のロール15および第2のロール20が「咬みつき」を生じるために十分な圧縮をロール15、20の端縁に沿って維持する。たとえば、一実施例では、第1のロール15と第2のロール20との間の固定された隙間は、約.001インチから.015インチである。隙間の距離の維持は、反対に回転するロールが近すぎて、液体のはんだ60ではなく押出されたはんだシートが生成されるのを防ぐためにも重要である。しかしながら、他の隙間も使用可能である。たとえば、装置10がいわゆる「銑鉄」からのドロスなどの金属ドロス混合物とともに使用される場合、第1のロール15および第2のロール20の間にはより大きな隙間が必要となることがある。
図2に示される装置10の実施例では、取付具23(明確にするために、図2では示されていない)は、第1および第2の長手軸が平行で、かつ水平(線E−Eで示される)から45度未満に位置付けられる共通の表面(D−D)にあるように、第1のロール15および第2のロール20を整列させて維持する。45度以下の角度の使用は、第1のロール15および第2のロール20がはんだドロス混合物55により効率的に「咬みつく」のを支援する。水平からゼロ(0)度の角度(たとえば、第1のロール15および第2のロール20がほぼ同じレベルにある)は、図6の装置250に示されるように、この発明の少なくとも一実施例で使用可能である(ここにさらに詳しく説明する)。
図1には示されないが、取付具23は、一実施例では、図1に示されるように第1のロール15および第2のロール20の端部に接続することに加えてまたはその代わりに、第1のロール15および第2のロール20の他方の側に接続するように構成してもよい。当業者には、第1のロール15および第2のロール20を定位置に保持するために、取付具23の多くのさまざまな設計および配置が使用可能であることが理解されるであろう。
一実施例では、第1のロール15および第2のロール20が反対方向に回転されるときにはんだドロス混合物55に加える圧縮力は、第1のロール15および第2のロール20の面に沿って平方インチ当たり(PSI)約50ポンド〜75ポンドである。このことは
、第1のロール15と第2のロール20との間に向けられるはんだドロス混合物に、第1のロール15および第2のロール20の表面に沿って大きな圧縮力が加えられることに繋がり得る。一実施例では、結果的な圧縮力は約84,750PSIである。第1のロール15および第のロール20は、一実施例では、1分間当たり20回転(RPM)未満かそれに等しいスピードで回転される。一実施例では、第1のロール15および第2のロール20の直径が増えるにつれ、回転スピードは減少し得る。回転スピードが低くなると、はんだドロス混合物に「埋込まれた」はんだが搾り出されて、第1のロール15および第2のロール20から落されるためにより多くの時間が提供される。
第1のロール15は、はんだ容器30に含まれる液体のはんだに部分的に沈められるなどによって(一実施例では、第1のロール15は少なくとも40%沈められる)加熱されるため、「熱い」ロールと称される。(ここに説明するように)一実施例では、はんだ容器30は、はんだで予め満たして、動作温度にしてもよいため、はんだは実質的に液化する。第1のロール15は、たとえば、第1のロール15内に第1のロール15の表面に沿って、または第1のロール15の十分近くに加熱要素(図示せず)を配置するなど別の技術によって加熱して、第1のロールを適切な温度にしてもよい。動作温度に加熱されたときの第1のロール15の温度は、華氏375度〜575度であり得る(たとえば、はんだ容器30に含まれる液体のはんだの温度が華氏約375度〜575度の場合、液体のはんだに接触する第1のロール15は、液体のはんだと同じ温度になり得る)。動作温度は、回収される金属の種類によって異なり得る。たとえば、鉛ベースのはんだの回収では、動作温度は、一実施例では、華氏約450度から500度である。別の例では、非鉛はんだの種類では、第1のロール15の動作温度は華氏約575度であり得る。
第2のロール20は、第1のロール15の温度より低い温度であるため、「冷たい」ロールと称される。第1のロール15と第2のロール20との間のこの温度差は、以下に詳しく説明するように、はんだドロス混合物55を液体のはんだ60とドロスの粉末65とにより効率的に分離するのを支援する。さらに、ここに説明されるように、液体のはんだ60およびドロスの粉末65の固有の表面張力によって分離のプロセスが支援される。
第1のロール15および第2のロール20は、ロール15、20が反対方向に回転されるときにロール15、20の間に流れるはんだドロスの材料に必要な圧力を維持するのに十分硬い材料であればどのようなもので作ってもよい。第1のロール15は、第1のロール15がなり得る動作温度(たとえば、華氏575度まで、使用されるはんだおよび/または回収される金属の種類によって異なる)に耐えることのできる材料であればどのようなもので作ってもよい。第1のロール15および第2のロール20に使用可能な材料の例は、一実施例によると、スチールなどの金属である。
はんだ容器30は、液体のはんだ60を受入れかつ液体のはんだ60を液体の形で維持することのできる容器である。たとえば、はんだ容器30ははんだポット(たとえば、いわゆる「ミニポット」)であってもよい。はんだ容器30は、一実施例では、ある量のはんだで予め満たされるようにさらに構成および配置され、これは(たとえばはんだが液体であるように)ある適切な動作温度にして、(以下に説明するように)分離プロセスを支援することができる。一実施例では、はんだ容器30は、はんだポットを図1に第1のチャンバ62および第2のチャンバ64として示される少なくとも2つの区画に分ける仕切り35を含む。各チャンバ62、64は、はんだ容器30内に規定される開口部またはキャビティである。第1のチャンバ62は、第1のロール15および第2のロール20が反対方向に回転されるときに生成される出力(すなわち、液体はんだ60および粉末のドロス65)を受入れるように配置される。
仕切り35は、堰(堰プレートとも称される)などの、それを越えた流れまたはその下
の流れを可能にする構造(または構造のセット)であればどのようなものでもよい。仕切り35は、たとえば、はんだ容器30の構造の一部であってもよい。図1の装置の仕切り35は、第1のチャンバの表面に浮かんでいるドロスが第2のチャンバ64に到達するのを防ぎつつ、第2のチャンバ64が仕切り35の下(たとえば、通路37を介して)または仕切り35に設けられる何らかの他の開口部を通って流れる液体のはんだ60を受入れることができるように、はんだ容器30内で配向される。仕切り35は、液体のはんだ60の上部に浮かんでいるドロスの粉末65が第2のチャンバ64に入るのを防ぐ手助けをする(ドロスの粉末65は液体のはんだ60の上部に浮かんでいることに注意されたい)。仕切り35は、一実施例では堰プレートである。一実施例では、仕切り35は、ドロスの粉末65が仕切り35に接触しないようにおよび/または蓄積しないように、第1のロール15および第2のロール10がはんだ容器30に出力しているところから十分遠くに配置される。
しかしながら、少なくとも1つの実施例では、はんだ容器30は仕切り35を必要としない。たとえば、図3の実施例では、はんだ容器30は、液体のはんだ60が、実質的に中空の部材42を介して液体のはんだ60を液体のはんだを受入れることのできる入れ物46へと向ける通路39に流れ込むことができるように構成される。流体静力学および力学の当業者には、入れ物46および実質的に中空の部材42のサイズ、深さおよび圧力は、液体のはんだ60がはんだ容器30から入れ物46に流れるように選択可能であることが理解されるであろう。図1および図2のはんだの型45のように、センサ(図示せず)およびその他の検出機構を使用して、いつ容器46を空にする必要があるかを決定してもよい。
はんだ容器30は、一実施例では、第1のロール15から除去されたドロスの粉末65(および/またははんだ60の上部および第1のロール15に隣接して浮かんでいるドロスの粉末65)がドロス受け部50に運ばれるようにするトラフ53を含む。少なくとも1つの実施例では、はんだ容器30は、ドロスの粉末65がはんだ容器30の端縁を越えて、ドロス受け部50に「溢れる」ように構成される。
一実施例では、はんだ容器30は第2のチャンバ64の液体のはんだ60がはんだ容器30から流れ出して再使用されるように構成および配置される。上述のように、図3では、入れ物46に受入れられる液体のはんだ60は再使用することができる。別の実施例では、はんだ容器はオーバーフロープレート37(一実施例では、堰プレート)を含み、これは液体のはんだ60がはんだ容器30の第2のチャンバ64からはんだの型45に排出されるように構成および配置される。一例では、はんだ容器30は、液体のはんだ60が容器の端縁を超えてはんだの型45へと溢れることができるように構成される。一実施例では、はんだ容器30は締切弁39をさらに含み、これは型内の液体のはんだ60の量に応答して、はんだの型45が満たされている場合、はんだの型45に液体のはんだ60が流出するのを防ぐ。一実施例では、はんだの型45は「満たされた」状態を検出するためおよび/または締切弁39を閉めるのに必要な情報を(たとえば、ユーザ、オペレータまたはコンピュータなどの他の実体に)通信するために、センサ(図示せず)を有する。当業者には、この遮断プロセスを自動化してもよいしおよび/または手動で行なってもよいことが理解されるであろう。
再び図1、図2および図3を参照すると、装置10はドロスリムーバ25をさらに含む。ドロスリムーバ25は、第1のロール15からドロスの粉末65を除去するため、ドロスの粉末65はドロス受け部50へと集められるなどによって、処理されるおよび/または集められる。一実施例のドロスリムーバ25は、第1のロール15からドロスの粉末65を掻き取るように配向されるスクレーパであり、ドロスの粉末65は受け部50に受入れられる。スクレーパは、第1のロール15からドロスの粉末65を掻き取ることのでき
る構成および/または表面であれば、どのような構成および/または表面を有してもよい。一実施例では、スクレーパは、第1のロール15からドロスの粉末を掻き取ることのできる金属またはプラスチックなどの実質的に硬い材料で作られる。スクレーパは、滑らかな表面、鋸状の表面、滑らかな表面および鋸状の表面の組合せ、一連の「歯」等を有してもよい。
ドロスリムーバ25は、ドロスの粉末65が受け部50に集められるように第1のロール15からドロスの粉末65を除去する必要はないことを理解されたい。第1のロール15からドロスの粉末65を除去しかつドロスの粉末65を他の何らかの場所に運ぶドロスリムーバもこの発明の実施例で使用可能である。たとえば、一実施例では、ドロスリムーバ25は、第1のロール15からドロスの粉末65(および/または他の粒子)を引くおよび/または「吸込む」ことのできる真空などの装置である。第1のロール15からドロスの粉末65を除去することのできる装置であればどれでもこの発明によるドロスリムーバとして使用可能であり、第1のロール15からドロスの粉末65を「掴む」ための一連の歯を有するなどの装置、粉末のドロス65が付着できる表面を提供する装置(たとえば、ドロスの粉末65を第1のロール15上またはその近くで捕捉するために第1のロール15の十分近くに位置付けられる「粘着性の」表面を有する別のロールまたはコンベア)、気体および/または液体を用いてドロスの粉末65を「洗い落とす」ことのできる装置、および第1のロール15の表面からドロスの粉末65を「燃やす」ことのできる装置(たとえば、レーザ)を含む。
一実施例では、装置10ははんだリムーバ27を含んでもよく、これは図2に示される。場合によっては、液体のはんだ60は、凝固するおよび/または「湿った」形で第2のロール20に「くっつく」ことがあり、はんだリムーバ27は、第2のロール20の表面からはんだを除去するために使用可能である。一実施例では、除去されたはんだ60は、はんだ容器30の第1のチャンバ62に落ちるおよび/または引込まれる。はんだリムーバ27は、第2のロール20からはんだ60を除去することができればどのような装置でもよい。たとえば、ドロスリムーバ25に使用される装置および/または機構の少なくとも一部をはんだリムーバ27に使用可能である。
はんだドロス混合物分離装置10は、熱いまたは冷たいはんだドロス混合物とともに使用可能であり、はんだドロス混合物55は、機械的な運搬機構(図4に関してこの例を説明する)の使用または手動(たとえば、杓を用いて)などを含む多くの方法で第1のロール15と第2のロール20との間に供給され得る。たとえば、装置10は、はんだドロス混合物55を受入れ、それをロール15、20の間に向けるためのホッパ80(図1)を含む。図4は、この発明のある実施例によるはんだドロス混合物分離システム70の断面図である。図4は、機械的な運搬機構の使用を示し、流動はんだ付け機72とともにこの発明のある実施例を使用することも示す。流動はんだ付け機72(図4に大きく簡略化して示す)の動作は、当該技術分野でよく知られている機械であるため、ここでは論じない。この発明で使用可能な流動はんだ付け機の例は、ミズーリ州キャムデントンのElectrovert USAから入手可能なElectrovert VECTRA流動はんだ付け機および/またはElectrovert
ELECTRA流動はんだ付け機を含む。
図4を参照すると、システム70は、はんだドロス混合物コンベア75とともに、図1〜図2のはんだドロス混合物分離装置10を含む。はんだドロス混合物コンベア75は、流動はんだ付け機72のはんだポット77からホッパ80へとはんだドロス混合物55を運ぶ。はんだドロス混合物コンベア75は、一実施例では、流動はんだ付け機72のはんだポット77からはんだドロス混合物55を受取り、かつそれをホッパ80に運ぶ複数の突出する部材87を含む。一実施例では、ホッパ80はシュート82を含み、これははんだドロスの混合物55をはんだドロス混合物分離装置10に向ける。はんだドロス混合物
コンベア75は、一実施例では、はんだドロス混合物がプロセス中に凝固しないようにするためのコンベア加熱器85を含む。コンベア加熱器85は、一実施例では、はんだドロス混合物を少なくとも半液体の形で保つのに十分な温度(たとえば、華氏450度から500度)にはんだドロス混合物を維持する。一実施例では、ホッパ80は、はんだドロス混合物55を非固体の形で維持するためにホッパ加熱器90(たとえば、シュート82の近くに位置付けられる)を含む。
はんだドロス除去装置10(およびはんだドロス除去システム70、これも同様に動作する)の動作を、はんだドロス混合物からはんだを再生利用するための方法のフローチャートである図5に関して説明する。図5のステップ120から220は、図1および図3のはんだドロス混合物分離装置10で使用可能であり、ステップ100および110は図4のはんだドロス分離システム70に適用可能である。
図1〜図3のはんだドロス分離装置では、はんだ容器70が第1のロール15に接触することによって第1のロール60を加熱するのに十分なある適切な動作温度(一実施例では、華氏約375度から575度であり、使用されるはんだの種類によって異なる)で、ある量の液体のはんだを含んでいるときに、図5の方法を使用可能である。この発明の少なくとも一実施例では、はんだ容器30内の液体のはんだと接触する以外の機構によって第1のロール15が加熱される場合、はんだ容器30内の液体のはんだの量は変動してもよく、第1のロール15に接触するのに十分な量である必要はない。図4のはんだドロス混合物分離システム70では、図4に示される接続および配置が実質的に完全であり、流動はんだ付け機72のはんだポット77およびはんだ容器30が少なくとも動作温度であり、かつはんだ容器30が第1のロール60を加熱するのに十分な量の液体のはんだ60を含んでいるときに図5の方法を利用可能である。さらに、はんだポット77およびはんだ容器30は同じ温度である必要はないことを理解されたい。
図4および図5を参照すると、流動はんだ付け機72が動作すると、はんだドロス混合物55ははんだポット60の後部に通される。はんだドロス混合物55ははんだ60よりも軽いため、はんだドロス混合物55ははんだポット77の表面に浮かぶ。コンベア75は、はんだポット60からはんだドロス混合物55を除去し(ステップ100)、はんだドロス混合物は熱く保たれつつ(ステップ110)コンベア75がはんだドロス混合物55をホッパ80へと運び、そのシュート82ははんだドロス混合物55を第1の圧縮ロール15と第2の圧縮ロール20との間に配置する(ステップ120)。図1から図3を参照すると、はんだドロス混合物は、任意の適切な方法によって第1のロール15と第2のロール10との間に向けられる。
図1〜図4に示される実施例では、第1のロール15は第2のロール20よりも高い温度である。なぜなら、第1のロール15ははんだ容器30の液体のはんだ60に接触することによって加熱されるためである。これは第1のロール15と第2のロール20との間に温度差を生じさせる(第1のロール15は「熱い」ロールであり、第2のロール20は「冷たい」ロールである)。再び図1〜図5を参照すると、第1のロール15および第2のロール20は反対方向に回転されて、はんだドロス混合物55に「咬みつく」(ステップ130。第1のロール15および第2のロール20の反対方向の回転によって生じる圧縮によって、はんだドロス混合物55は搾り出されるおよび/または圧縮されて、液体のはんだ60とドロスの粉末65とに分解される(ステップ140)。ドロスの粉末65はさまざまな質感を持ち得る。一実施例では、ドロスの粉末65は比較的細かい粒子で、砂糖または小麦粉の質感に類似した質感を有する。一実施例では、ドロスの粉末65は小さな薄片の形で、コーンフレークなどの薄片のシリアルに類似の厚みおよびサイズを有する。これら薄片は、薄片のシリアルよりも4倍から5倍厚いこともある。
ドロスの粉末65は、質感または粒子のサイズにかかわりなく、液体のはんだ60の上部に浮かび、第1のロール15によって拾い上げられる。さらに、ドロスの粉末65の固有の表面張力によって、ドロスの粉末65は自らに(および第1のロールに)くっつく。同様に、液体のはんだ60の固有の表面張力によって、液体のはんだ60ははんだ容器30内の液体のはんだ60に向かって引かれる。排出される液体のはんだ60は、液体はんだ60の小滴および/または流れの形であり、容器30内の液体のはんだ60の上部に浮かぶ粉末のドロス65を通って進むことができる。ドロスの粉末55の層は第1のロール15に引かれ、(第1のロール15の回転によって)そこからドロスリムーバがそれを除去することができる。
ドロスリムーバ25は、第1のロール15からドロスの粉末65を除去する(ステップ150)。使用されるドロスリムーバ25の種類によって、ドロスの粉末65はシステム75から除去されるかまたは受け部65に向けられ得る(ステップ160)。第1のロール15および第2ロール20の反対方向の回転中に生成される液体のはんだ60は、はんだ容器30の第1のチャンバ62に排出され、次に第2のチャンバ64に流れ込む。仕切り35は、はんだの上部に浮かび得るドロスの粉末65が第2のチャンバ64に到達するのを防ぐ手助けをする。図1、図2および図4では、液体のはんだ60ははんだ容器30に流れ込み、図2に示されるように、第1のチャンバ62から仕切り35の下を通って第2のチャンバへと流れ込む。図3では、液体のはんだ60ははんだ容器60に流れ込み、次に入れ物46に流れ込む。
一実施例では、はんだの型45が満たされない場合(ステップ170)、液体のはんだ60は通路37を通って仕切り35の下から第2のチャンバ64に流れ、液体のはんだ60ははんだの型45に溢れる(ステップ180)(図1、図2および図4)。このプロセスは、はんだの型が満たされたこと(ステップ170)が(たとえば、センサなどによって)検出されるまで続き得る。一実施例(図3)では、液体のはんだ60は、第2のチャンバ54に入った後、中空の部材43を通って入れ物60に流れ込む。このプロセスは、入れ物60が満たされたこと(ステップ170)が(たとえば、センサによって)検出されるまで続く。
一実施例では、はんだの型45および/または入れ物70が満たされると(ステップ170)、締切弁39(または、図3の入れ物70では締切弁44)がさらに液体のはんだ60がはんだの型45/入れ物60に溢れるのを防ぐ(ステップ190)。一実施例では、はんだの型45および/または入れ物60が満たされると(ステップ170)、センサ(図4には図示せず)が満たされた状態を検出し、コンベア75がさらにはんだドロスの混合物をロール15、20に供給するのを停止する。はんだの型45/入れ物60が満たされると、型45/入れ物60は取外すことができ(ステップ200)、そこに含まれるはんだ60を再使用することができる。一実施例では、はんだの型45/入れ物60は自動的に異なる場所へ移動し、はんだを手動または自動で取上げることができる(たとえば、硬化したはんだの「インゴット」がそこに含まれる)。一実施例では、警報が生成され(ステップ210)、はんだの型45/入れ物60は空にすることができる。はんだの型45/入れ物60に集められた液体のはんだ60は、たとえば、流動はんだ付け機72のはんだポット77に戻して(ステップ220)再使用できる。図5のプロセスは、流動はんだ付け機72で流動はんだ付けが行なわれているときでも繰返すことができる。
一実施例では、はんだの型45/入れ物60が満たされ空にされるとき、第1のロール15および第2のロール20は、型に入れられた液体のはんだ60が冷却されてからはんだの型45/入れ物60から取外されるように短い時間停止される。したがって、結果的な硬化したはんだ60をはんだの型45/入れ物60から取外すことができる。ロール15、20は自動的に再始動され、コンベア75がそれに続く。
一実施例では、図1のはんだドロス混合物分離装置10は、図4の流動はんだ付け機72のはんだポット内で直接使用できるように適合することができる。図6は、この発明のある実施例による、流動はんだ付け機72(図4)のはんだポット77で使用することのできるはんだドロス混合物分離システム250の断面図である。このシステム250では、はんだドロス混合物の分離は、流動はんだ付け機72のはんだポット77の内側で直接行なわれ、はんだ容器30およびはんだの型45は必要ない。一実施例では、装置10ははんだポット77内に位置付けられるため、第1のロール15の回転が浮かんでいるはんだドロス混合物55を第1のロールと第2のロール20との間に引込むことができる。
一実施例では、コンベア75(図示せず)を使用してはんだドロス混合物55をロール15、20の間に向けてもよい。コンベア75がとる経路が流動はんだ付け機72のはんだポット77から十分に短い距離であれば、コンベア75および/またはシュート82を加熱するステップは必要ではない。これははんだドロス混合物が十分に高い温度であり、ロール15、20が液体のはんだおよびドロスの粉末を効率的に分離できるためである。一実施例では、第1のロール15および第2のロール20は、はんだポット77の表面から直接はんだドロス混合物55を取込み、はんだ60およびドロスの粉末65を生成できるように位置付けることができる。ドロスの粉末65は、図1〜図5に関して説明したように第1のロール15から除去することができる。
ここに説明される装置、方法およびシステムは、はんだドロス混合物からはんだを回収するものとして示されるが、当業者には、この発明は、他の種類のドロスまたは酸化物を形成する溶融金属に適用可能であり、さらに、金属が金属の酸化物および/または窒化物などの非金属物質から回収される場合に適用可能である。
当業者には、特許請求されるこの発明の精神および範囲を離れることなく、ここに説明されるものの変形、修正および他の実現例が思い浮かぶであろう。さらに、ここに説明されるこの発明の実施例の多くの局面は(これらに限らないがここに説明される制御および/またはセンサを含む)、ソフトウェア、ハードウェアまたはハードウェアおよびソフトウェアの組合せを使用して実現可能である。
図面に示されるこの発明の実施例を説明するにあたって、明確にするために具的な専門用語を使用している。しかしながら、この発明はそのように選択された具体的な用語に限定されるのではなく、各々の具体的な用語は、同様の目的を達するために同様に働く技術的および機能的な同等物を少なくとも含む。さらに、この出願の図面では、場合によっては、複数のシステムの要素または方法のステップが特定のシステムの要素の例示として示され、単一のシステムの要素または方法のステップが複数の特定のシステムの要素または方法のステップの例示として示されることを理解されたい。複数の特定の要素またはステップを示すことは、この発明によって実現されるシステム、装置および方法が、その要素またはステップの2つ以上を含まなければならないと暗示することを意図せず、単一の要素またはステップを示すことで、この発明がそれぞれの要素またはステップの1つのみを有する実施例に限定されることを意図しない。さらに、特定のシステムの要素または方法に示される要素またはステップの合計数は限定的なものでない。当業者には、特定のシステムの要素または方法のステップの数は、場合によっては、特定のユーザの必要性に応じるように選択可能であることが理解されるであろう。
この発明をある程度の具体性をもって好ましい形で説明し、図示してきたが、好ましい形のこの開示は例示のためのものにすぎず、特許請求されるこの発明の精神および範囲を離れることなく、構成および組合せならびに部品の配置の詳細に多くの変更を行なうことが可能であることを理解されたい。
この発明のある実施例によるはんだドロス混合物分離装置の斜視図である。 この発明のある実施例による、線A−Aに沿った図1のはんだドロス混合物分離装置の断面図である。 この発明のある実施例によるはんだドロス混合物分離装置の断面図である。 この発明のある実施例によるはんだドロス混合物分離システムの断面図である。 この発明のある実施例によるドロスからはんだを再生利用するための方法のフローチャートである。 この発明のある実施例による、流動はんだ付け機で使用されるはんだドロス混合物分離システムの断面図である。

Claims (36)

  1. はんだドロスからはんだを分離する装置であって、
    実質的に筒型の表面を有しかつ第1の長手軸について回転可能な第1のロールと、
    実質的に筒型の表面を有しかつ前記第1の長手軸に平行な第2の長手軸について回転可能な第2のロールと、
    前記第1および第2のロールに結合されかつ前記第2のロールを第1の距離だけ前記第1のロールから間隔をあける取付具とを含み、前記第1の距離は、前記第1および第2のロールが反対方向に回転されるときに前記第1のロールと第2のロールとの間に向けられるはんだドロス混合物を液体のはんだおよびドロスの粉末に分離するのに十分である、装置。
  2. 前記第1の距離は0.001インチから0.015インチである、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1のロールは、ドロスの粉末が前記第1のロールの表面に向かって引かれるようにするのに十分な第1の温度で動作するように構成および配置される、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第2のロールは、前記第1の温度より低い第2の温度で動作するように構成および配置される、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1および第2のロールの少なくとも1つは、実質的に滑らかな表面を有する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1および第2のロールの少なくとも1つは、128マイクロインチRMS未満の粗さの仕上げを有する、請求項4に記載の装置。
  7. 前記取付具は、前記第1および第2の長手軸が平行でかつ水平から45度未満に位置付けられる共通の平面にあるように前記第1および第2のロールを整列させて保持するように構成および配置される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1のロールからドロスの粉末を除去するように構成および配置されるドロスリムーバをさらに含む、請求項1に記載の装置。
  9. 前記ドロスリムーバは、前記第1のロールの表面からドロスの粉末を削り取るスクレーパを含む、請求項8に記載の装置。
  10. 液体のはんだおよびドロスの粉末を受入れるように構成および配置される容器をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  11. 前記容器は流動はんだ付け機のはんだポットである、請求項10に記載の装置。
  12. 前記容器は、そこに受入れられる液体のはんだを液体の形で維持するように構成および配置される、請求項10に記載の装置。
  13. 前記容器は、そこに受入れられる液体のはんだが第1の受け部に向けられるように構成および配置される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記容器は、そこに受入れられるドロスの粉末が第2の受け部に向けられるように構成
    および配置される、請求項10に記載の装置。
  15. 前記容器は、前記第1のロールの少なくとも一部分を液体のはんだに浸漬するように構成および配置される、請求項10に記載の装置。
  16. 前記容器は、第1および第2のチャンバに分けられる、請求項10に記載の装置。
  17. 前記第1のチャンバは、液体のはんだおよびドロスの粉末を受入れるように構成および配置される、請求項16に記載の装置。
  18. 前記容器は、前記第1および第2のチャンバの間に通路をさらに含み、これによって前記第1のチャンバに受入れられる液体のはんだは前記第2のチャンバに向けられる、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第2のチャンバは、そこに受入れられる液体のはんだが第1の受け部に向けられるように構成および配置される、請求項18に記載の装置。
  20. 前記第1のロールからはんだを除去するように構成および配置されるはんだリムーバをさらに含む、請求項1に記載の装置。
  21. 第1の容器に含まれるはんだドロス混合物からはんだを分離するシステムであって、
    前記第1の容器からはんだ分離装置へと前記はんだドロス混合物を運ぶドロス移動器と、
    前記ドロス移動器から前記ドロスはんだ混合物を受入れるはんだ分離装置とを含み、
    前記はんだ分離装置は、
    第1の温度で制御されるように構成および配置される第1のロールを含み、前記第1のロールは実質的に筒型の表面を有しかつ第1の長手軸について回転可能であり、前記はんだ分離装置はさらに、
    実質的に筒型の表面を有しかつ前記第1の長手軸に平行な第2の長手軸について第2の方向で回転可能な第2のロールと、
    前記第1および第2のロールに結合されかつ前記第2のロールを第1の距離だけ前記第1のロールから間隔をあける取付具とを含み、前記第1の距離は、前記第1および第2のロールが反対方向に回転されるときに前記第1のロールと第2のロールとの間に向けられるはんだドロス混合物を液体のはんだおよびドロスの粉末に分離するのに十分である、システム。
  22. 前記第1のロールからドロスを除去するように構成および配置されるドロスリムーバをさらに含む、請求項21に記載のシステム。
  23. 液体のはんだおよびドロスの粉末を受入れるように構成および配置される第2の容器をさらに含む、請求項21に記載のシステム。
  24. 前記取付具は、前記第1のロールが前記第2の容器に受入れられるドロスの粉末に接触するように構成および配置される、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記第2の容器は、そこに含まれるはんだを液体の形で維持するように構成および配置される、請求項23に記載のシステム。
  26. 前記取付具は、前記第1のロールの表面の少なくとも一部分が第2の容器に受入れられる液体のはんだに接触する位置に前記第1のロールを保持する、請求項25に記載のシス
    テム。
  27. 前記第1のロールは、液体のはんだとの接触によって第1の温度で制御される、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記第1の容器から前記はんだ分離装置への輸送中に前記はんだドロス混合物を非固体の形で維持する加熱器をさらに含む、請求項21に記載のシステム。
  29. 固定された距離だけ間隔をあけられる第1および第2の平行な筒型のロールを有する取付具において、はんだドロス混合物からはんだを分離するための方法であって、
    はんだドロス混合物の流れを前記第1および第2の平行な筒型のロールの間に送るステップと、
    前記第1および第2のロールを反対方向に回転させて金属ドロス混合物をそれらの間に引き込むステップとを含み、
    前記第1および第2のロールの回転は、はんだドロス混合物を液体のはんだおよびドロスの粉末に分離するのに十分な圧力をはんだドロス混合物に適用する、方法。
  30. 前記取付具は0.001インチから0.015インチだけ前記第1および第2のロールに間隔をあける、請求項29に記載の方法。
  31. ドロスの粉末が前記第1のロールの表面に引かれるようにする温度まで前記第1のロールを加熱するステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  32. 前記第1のロールの表面のドロスの粉末の少なくとも一部分を除去するステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  33. はんだドロス混合物の流れを送るステップは、流動はんだ付け機のはんだポットからドロスを送るステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  34. はんだドロスからはんだを分離するための装置であって、
    非固体の形ではんだドロスを受入れるための入力と、
    はんだドロスを液体のはんだおよびドロスの粉末に分離するために前記入力に結合される手段とを含む、装置。
  35. ドロスの粉末を除去するための手段をさらに含む、請求項34に記載の装置。
  36. ドロスの粉末から独立して液体の金属を収集できる場所に液体の金属を向けるための手段をさらに含む、請求項34に記載の装置。
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