JP2005511563A - チモシンα1ペプチドを投与する方法 - Google Patents
チモシンα1ペプチドを投与する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005511563A JP2005511563A JP2003539708A JP2003539708A JP2005511563A JP 2005511563 A JP2005511563 A JP 2005511563A JP 2003539708 A JP2003539708 A JP 2003539708A JP 2003539708 A JP2003539708 A JP 2003539708A JP 2005511563 A JP2005511563 A JP 2005511563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peptide
- patient
- treatment period
- treatment
- hours
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- A61K38/17—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- A61K38/22—Hormones
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- A61K38/17—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- A61K38/22—Hormones
- A61K38/2292—Thymosin; Related peptides
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/04—Peptides having up to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- A61K38/17—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
- A61P31/14—Antivirals for RNA viruses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
- A61P31/14—Antivirals for RNA viruses
- A61P31/18—Antivirals for RNA viruses for HIV
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
- A61P31/20—Antivirals for DNA viruses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/02—Immunomodulators
- A61P37/04—Immunostimulants
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Immunology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Virology (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Oncology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Endocrinology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- AIDS & HIV (AREA)
- Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
チモシンα1(TA1)ペプチドが、患者において免疫刺激に有効な量の該TA1ペプチドを実質的に連続して維持するために、免疫刺激を必要としている患者に投与される。この投与方法は、連続注入によるものであってもよい。
Description
本発明は、チモシンα1ペプチドを投与する方法に関する。
チモシンα1(時にはTA1として言及される)は、免疫調節特性を有する28アミノ酸の胸腺ペプチドであり、子牛胸腺のチモシン分画5から元来単離された天然物に対して相同性を有している。その生物学的効果は、Tリンパ球の機能の増強を包含し、インターロイキン−2(IL−2)の調節、インターフェロン−γ産生の刺激、Tリンパ球およびNK細胞の活性の誘導、ならびに胸腺生成の刺激を包含する。チモシンα1は、MHCクラスIの発現をアップレギュレーションすることも示されている。
チモシンα1は、例えば週に2回の皮下注射による、ガン、BおよびC型肝炎、HIV等の、ある種の処置における使用に関しては以前に示唆されている。チモシンα1を投与する改善された方法に関する、当業界における必要性が残っている。
[本発明の要約]
本発明によれば、免疫刺激を必要としている患者へ、チモシンα1(TA1)ペプチドを投与する方法は、少なくとも約6時間の処置期間中、該患者において、免疫刺激に有効な量のTA1ペプチドを、実質的に連続して維持するために、該患者へTA1ペプチドを投与することを含む。
本発明によれば、免疫刺激を必要としている患者へ、チモシンα1(TA1)ペプチドを投与する方法は、少なくとも約6時間の処置期間中、該患者において、免疫刺激に有効な量のTA1ペプチドを、実質的に連続して維持するために、該患者へTA1ペプチドを投与することを含む。
[本発明の詳細な説明]
本発明は、処置期間中、患者の循環系中で免疫刺激に有効な量のTA1ペプチドを維持することが、該TA1ペプチドの免疫刺激効果における実質的な改善を提供するという発見に基づいている。
本発明は、処置期間中、患者の循環系中で免疫刺激に有効な量のTA1ペプチドを維持することが、該TA1ペプチドの免疫刺激効果における実質的な改善を提供するという発見に基づいている。
本発明は、天然由来のTA1を包含するTA1ペプチドに対して適用可能であり、同様に、天然由来のTA1のアミノ酸配列を持つ合成TA1および組み換えTA1、これに実質的に類似したアミノ酸配列、もしくはこれから形成された短縮された配列、および置換、欠損、延伸、置き換え、もしくは他の様式で修飾された配列を持つそれらの生物学的に活性な類似体に対しても適用可能であり、これらはTA1、例えば、実質的にTA1と同じ活性を有し、実質的に同様に機能するように、TA1と充分なアミノ酸相同性を持つTA1由来ペプチドの生物活性に実質的に類似した生物活性を保有する。
皮下に注射されたTA1の血漿半減期は約2時間しかないので、1つの実施形態によれば、TA1のようなTA1ペプチドは、免疫刺激を必要としている患者へ、実質的により長い処置期間中、該患者の循環系において、免疫刺激に有効な量の該TA1ペプチドを、実質的に連続して維持するために投与される。はるかにより長い処置期間が本発明によって考えられるが、本発明の実施形態は、少なくとも約6、10、12時間もしくはより長い処置期間中、該患者の循環系において、免疫刺激に有効な量の該TA1ペプチドを、実質的に連続して維持することを包含する。他の実施形態では、処置期間は、少なくとも約1日間、および複数日間、例えば1週間もしくはこれより長くさえある。しかしながら、前記のように定義されたような、免疫刺激に有効な量の該TA1ペプチドが該患者の循環系中で実質的に連続して維持される処置は、同様もしくは異なる期間の非処置期間により分けられてもよいことが考えられる。
1つの実施形態によれば、該TA1ペプチドは、免疫刺激に有効な量の該TA1ペプチドを患者の循環系中で実質的に連続して維持するために、該処置期間中、例えば静注により、該患者中へ連続して注入される。該注入は、小ポンプによるような、如何なる適切な手段によっても実行されてよい。
あるいは、該TA1ペプチドの注射体制は、免疫刺激に有効な量の該TA1ペプチドを該患者の循環系中で実質的に連続して維持するように、維持され得る。適切な注射体制は、免疫刺激に有効な量のチモシンα1ペプチドを、該患者の循環系中で該処置期間中、実質的に連続して維持するために、1、2、4、6時間等毎の注射を包含してもよい。
該TA1ペプチドの連続注入の間中、投与は実質的により長い期間であるであろうことが考えられるが、1つの実施形態によれば、該TA1ペプチドの連続注入は、少なくとも約1時間の処置期間の間である。より好ましくは、連続注入は、少なくとも約6、8、10、12時間もしくはより長い期間のような、より長い期間行われる。他の実施形態では、連続注入は、少なくとも約1日間、および1週間もしくはこれより長いような複数日間でさえある。
免疫刺激に有効な量のTA1ペプチドは、約0.0001〜0.1mg/時間/Kg患者体重の範囲内の速度にて、該患者へ該TA1ペプチドを投与することにより、該患者の循環系において、実質的に連続して維持されてもよい。好ましい投与速度は、約0.0003〜0.03mg/時間/Kg患者体重の範囲内である。
好ましい実施形態においては、該TA1ペプチドは、注射用水、生理学的濃度の生理食塩水、または同様のもののような、医薬的に許容可能な液体担体中に存在する。
本発明は、ガン患者、HIV患者、ならびにB型肝炎およびC型肝炎を包含する種々の形態の肝炎を持っている患者を包含する、免疫刺激を必要としている如何なる患者の処置用にも利用されてもよい。例えば、本発明は、化学療法を伴うガン患者における骨髄の回復を促進するのに利用されてもよい。本発明は、黒色種および肝細胞ガン(HCC)患者における生存率を増加させるために、ならびに肺ガンにおける血液学的毒性の抑制のために、化学免疫治療へTA1を加えるのに特に有用であることがある。
限定するものであることを意図されるものではない以下の実施例において、TA1の連続注入は、外科的に移植された浸透圧小ポンプの使用と共に、ガン治療モデルにおいて評価され、この小ポンプは、5日間一定の流速にて液体を送達した。ラットに5−フルオロウラシル(5−FU)が与えられ、免疫抑制を引き起こし、それから8日後に(5−FU後の白血球数の底打ち)、注射もしくは注入されたTA1で処置された。各々8匹のラットの処置群は:コントロール(生理食塩水入りの小ポンプ);低投与量のTA1(0.2mg/Kg秒の注射;空の小ポンプ);高投与量のTA1(3.5mg/Kg秒の注射;空の小ポンプ);および高投与量で注入されたTA1(小ポンプにより3.5mg/Kgで注入された)であった。免疫パラメーターは、ベースラインにて、および5−FU処置の8日後(TA1処置の1日目)に、ならびにTA1処置の5、12、20および27日後にも決定された。
[実施例1]
体重250〜300gの10週齢のラットに、免疫抑制のために、100mg/kgの5−フルオロウラシル(5−FU)が与えられた。
体重250〜300gの10週齢のラットに、免疫抑制のために、100mg/kgの5−フルオロウラシル(5−FU)が与えられた。
5−FU処置の8日後に、ラットは、以下の群の1つへとランダムに帰属された(n=8):
・コントロール(小ポンプ中には生理食塩水)
・低投与量のTA1、0.2mg/Kgにて(小ポンプは空であった)実質的に連続して注射された
・高投与量のTA1、3.5mg/Kgにて(小ポンプは空であった)実質的に連続して注射された
・TA1の連続注入、3.5mg/Kg/5日にて、小ポンプにより提供された。
・コントロール(小ポンプ中には生理食塩水)
・低投与量のTA1、0.2mg/Kgにて(小ポンプは空であった)実質的に連続して注射された
・高投与量のTA1、3.5mg/Kgにて(小ポンプは空であった)実質的に連続して注射された
・TA1の連続注入、3.5mg/Kg/5日にて、小ポンプにより提供された。
免疫パラメーターが、ベースラインにて、および5−FU処置の8日後(TA1処置の1日目)に、ならびにTA1処置の5、12、20および27日後にも決定された。
評価は、NK活性(PBMCに対しての4時間の被曝の後に、YAC−1細胞から放出されたLDH)、全白血球数(モノクローナル抗体によってその特異性を証明した後に、物理的な細胞蛍光測定パラメーターにより判定された)、全リンパ球数(細胞流測定によるCD3+)、および活性化されたリンパ球(細胞流測定によるCD25+CD3+)を包含した。
NK活性は、ベースラインにて42±5%であり、5−FU後には9±2%へと抑制された。低投与量のTA1による処置は、12日後にNK活性の有意な回復に至り、一方、高投与量のTA1は、わずか5日の内に有意な回復を達成した。TA1の連続注入は、しかしながら、5日間にその応答を2倍、32±4%にすることが出来た(これに対して、高投与量の注射に関しては16±2、低投与量の注射に関しては12±3、およびコントロールに関しては11±1)。連続注入によるTA1で処置された動物のみが、ベースラインのレベルに対して、NK活性が完全に回復した。
全白血球数は、形態学により決定された場合に、5−FUでの処置後、14,590±2,071細胞/mm3から2,597±582へと抑えられた。注射による低もしくは高投与量のTA1による処置は、非処置動物に比較して、回復においてより早い上昇傾向があった。TA1の連続注入は、しかしながら、わずか5日後に、ベースラインのレベルへの統計的に有意で完全な回復を提供した。
活性化されたリンパ球(CD3+CD25+)は、5−FU処置によって有意には減少しなかったが(65±21細胞/mm3から37±10へ)、そのレベルは、高投与量のTA1による処置の12および20日後に、劇的に上昇した(それぞれ、297±136および321±75細胞/mm3に対して、166±70および212±77細胞/mm3)。連続注入により提供されたTA1は、422±105および446±73細胞/mm3へと遙かにより大きな上昇へと導いた。
[実施例2]
体重250〜300gの10週齢のラットに、免疫抑制のために、100μg/kgの5−FUが与えられた。
体重250〜300gの10週齢のラットに、免疫抑制のために、100μg/kgの5−FUが与えられた。
5−FU処置の8日後に、ラットは、以下の群の内の1つへとランダムに帰属された(n=15):
・コントロール(小ポンプ中には生理食塩水)
・高投与量のTA1、3.5mg/Kgにて(小ポンプは空であった)実質的に連続して注射された
・TA1の連続注入、3.5mg/Kg/5日にて、小ポンプにより提供された。
・コントロール(小ポンプ中には生理食塩水)
・高投与量のTA1、3.5mg/Kgにて(小ポンプは空であった)実質的に連続して注射された
・TA1の連続注入、3.5mg/Kg/5日にて、小ポンプにより提供された。
免疫パラメーターが、ベースラインにて、および5−FU処置の8日後(TA1処置の1日目)に、ならびにTA1処置の5および14日後にも決定された。
評価は、全白血球数(モノクローナル抗体によってその特異性を証明した後に、物理的な細胞蛍光測定パラメーターにより判定された)、顆粒球(抗ラット顆粒球FITCであるHIS−48を使用した細胞流測定)、全リンパ球数(細胞流測定によるCD3+)、Tヘルパーリンパ球(細胞流測定によるCD4+)、活性化されたリンパ球(細胞流測定によるCD25+CD3+)、および血漿中のサイトカイン発現(ELISAによるIL−2およびIFN−γ)を包含した。
実施例1において、実質的に連続した注射に比較して、連続注入により提供されたTA1が、白血球の総数に劇的な効果を持つことが決定された後に、どのタイプの白血球がその増加に関して応答性であるのかを決定することに、興味が持たれた。顆粒球は、連続注入により提供されたTA1により最も影響を被る白血球のサブセットであるようである。顆粒球の数は、5−FU後に4,485±1,116から1,249±432へと減少した。TA1での処置は結果的に、5日以内に14,652±2,463への上昇となり(注射によるTA1での9,924±3,218、またはTA1なしでの6,954±1,519に比較して)、このレベルは、14日後にもまだ最高であった。
興味深いことに、この研究において、(3.5mg/Kgの)注射および(もう1つ別の3.5mg/Kgの)連続注入の両方によりTA1を提供された1匹の動物がいた。この動物は健康で元気であり、明らかな不健康な事象を有していなかっただけでなく、測定された免疫パラメーターへのTA1の効果が、その他の動物におけるそれらよりも遙かにより大きかった。顆粒球に関しては、この研究の動物は、その他の注入された動物における14,652±2,463の平均に比較して、5日後には、19,376細胞/mm3の大きく上昇したレベルを持っていた。
全リンパ球(CD3+)の数は、5−FU処置により劇的に減少した(10,904±1,973細胞/mm3から1,740±560へ)。TA1での処置は、ベースラインのレベルへの回復を見越したものであり、これは、TA1が連続注入により提供された僅か5日後に起きたが、注射されたTA1に関しては、14日までは見られなかった。
注射および注入両方により提供されたTA1を持つ動物は、その他の動物とはあまり異ならないリンパ球のレベルを持っていたが(9,644±961の平均に比較して、9,765細胞/mm3)、活性化されたこれらのリンパ球のパーセンテージは大きく上昇した(注入によるTA1を有する動物に関しての、428±89または4%のリンパ球から、注入を伴った高投与量注射でのTA1を持っている動物に関しての、976または10%のリンパ球まで)。
Tヘルパーリンパ球(CD3+CD4+)は、5−FUでの処置によっても、5,411±1,084細胞/mm3から1,710±449へと抑制された。これらの抑制されたレベルのT細胞は、本実験の14日間、TA1での処置なしには上昇しなかった。連続注入により提供されたTA1が、注射により提供されたTA1よりも、細胞数の回復に関して優れていた、顆粒球に関して見られた結果とは対照的に、いずれかの送達方法により提供されたTA1は、Tヘルパー細胞のレベルをベースラインに戻すに充分であった。
注射により、または連続注入により提供されたTA1は、CD4+Tヘルパーリンパ球における増加に至ったので、この増加が、Tヘルパー細胞のTh1か、Th2サブセットにおける効果によるものかどうかを決定することに興味が持たれるようになった。以前の in vitro および in vivo のデーターは、TA1がT細胞のTh1サブセットを増加させることを実証しており、この研究において同じ効果が見られた。連続注入によりTA1を提供することは、実質的に連続した注射後に見られたものよりも、Th1サイトカインIL−2の血漿レベルにおいて、遙かにより大きな上昇に至った(注射されたTA1に関しての21±16、およびコントロール動物に関しての10±16に比較して、連続注入によるTA1の14日後には42±7pg/ml)。
TA1による処置は、Th1サイトカインIL−2における増加に至り、TA1は、もう1つ別のTh1サイトカインであるIFN−γにおける増加を見越したものである。そのレベルは低いが、処置後5日までに、実質的に連続して注射されたTA1は、より高い血漿レベルのIFN−γに至った。処置後14日までに、連続注入により提供されたTA1を有する動物が、最高のレベルを持っていた(注射による10±1、またはコントロールに関しての8±8に比較して、14±5pg/ml)。
注射および連続注入の両方によるTA1を受けた動物は、遙かにより高いレベルの両方の測定されたTh1サイトカイン、特にIFN−γを持っており、これは、その他の動物に関しての14±5pg/mlに比較して、14日後に45pg/mlであった。
結論:
・循環中での複数日間に亘っての一定のレベルのTA1の維持は、その測定される免疫学的効果を増強させる。
・この投与量体制は、TA1の注射後に見られる単球におけるプラスの効果と同様、顆粒球における予想以上のプラスの効果に至る。
・通常よりも15倍高いTA1の投与量においてさえ、不健康な事象は観察されなかった(そして1匹の動物においては、通常より30倍高い投与量において)。
・循環中での複数日間に亘っての一定のレベルのTA1の維持は、その測定される免疫学的効果を増強させる。
・この投与量体制は、TA1の注射後に見られる単球におけるプラスの効果と同様、顆粒球における予想以上のプラスの効果に至る。
・通常よりも15倍高いTA1の投与量においてさえ、不健康な事象は観察されなかった(そして1匹の動物においては、通常より30倍高い投与量において)。
Claims (20)
- チモシン(Thymosin)α1(TA1)ペプチドを、免疫刺激を必要としている患者へ投与する方法であって、少なくとも約6時間の処置期間中、該患者において、免疫刺激に有効な量の該TA1ペプチドを実質的に連続して維持するために、該患者へ該TA1ペプチドを投与することを含む方法。
- 前記処置期間が少なくとも約8時間である、請求項1に記載の方法。
- 前記処置期間が少なくとも約10時間である、請求項1に記載の方法。
- 前記処置期間が少なくとも約12時間である、請求項1に記載の方法。
- 前記処置期間が少なくとも約1日である、請求項1に記載の方法。
- 前記処置期間が複数日を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記TA1ペプチドがTA1である、請求項1に記載の方法。
- 前記TA1ペプチドが医薬的に許容可能な液体担体中に存在し、前記処置期間中、前記患者中へ実質的に連続して注入される、請求項1に記載の方法。
- 前記処置期間が少なくとも約8時間である、請求項8に記載の方法。
- 前記処置期間が少なくとも約10時間である、請求項8に記載の方法。
- 前記処置期間が少なくとも約12時間である、請求項8に記載の方法。
- 前記処置期間が少なくとも約1日である、請求項8に記載の方法。
- 前記処置期間が複数日を含む、請求項8に記載の方法。
- 前記TA1ペプチドがTA1である、請求項8に記載の方法。
- 前記TA1が前記患者へ、約0.0001〜0.1mg/時間/Kg患者体重の範囲内の速度にて投与される、請求項14に記載の方法。
- 前記範囲が、約0.0003〜0.03mg/時間/Kg患者体重である、請求項14に記載の方法。
- チモシンα1(TA1)ペプチドを、免疫刺激を必要としている患者へ投与する方法であって、少なくとも約1時間の期間、該患者中へ、免疫刺激に有効な量の該TA1ペプチドを実質的に連続して注入することを含む方法。
- 前記TA1ペプチドがTA1であり、前記TA1が少なくとも約6時間の期間、前記患者中へ連続して注入される、請求項17に記載の方法。
- 前記TA1が少なくとも約1日間、前記患者中へ連続して注入される、請求項17に記載の方法。
- 前記TA1が複数日間、前記患者中へ連続して注入される、請求項17に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US33087401P | 2001-11-01 | 2001-11-01 | |
PCT/US2002/035093 WO2003037366A1 (en) | 2001-11-01 | 2002-11-01 | Method of administering a thymosin alpha 1 peptide |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005511563A true JP2005511563A (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=23291672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003539708A Pending JP2005511563A (ja) | 2001-11-01 | 2002-11-01 | チモシンα1ペプチドを投与する方法 |
Country Status (19)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20050049191A1 (ja) |
EP (1) | EP1450850B1 (ja) |
JP (1) | JP2005511563A (ja) |
KR (1) | KR20050042229A (ja) |
CN (1) | CN1582163A (ja) |
AT (1) | ATE481980T1 (ja) |
AU (1) | AU2002363248B2 (ja) |
BR (1) | BR0213823A (ja) |
CA (1) | CA2464307A1 (ja) |
DE (1) | DE60237784D1 (ja) |
EA (1) | EA008536B1 (ja) |
ES (1) | ES2353379T3 (ja) |
IL (2) | IL161665A0 (ja) |
MX (1) | MXPA04004187A (ja) |
NO (1) | NO327101B1 (ja) |
NZ (1) | NZ532763A (ja) |
PL (1) | PL208388B1 (ja) |
UA (1) | UA80957C2 (ja) |
WO (1) | WO2003037366A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018511650A (ja) * | 2015-02-09 | 2018-04-26 | ロマーニ、ルイジーナ | 嚢胞性線維症の治療における使用のためのチモシンα1 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BRPI0316646A8 (pt) * | 2002-11-25 | 2018-04-24 | Sciclone Pharmaceuticals Inc | método de proteção contra os danos causados pela radiação utilizando timosina alfa |
ATE467422T1 (de) | 2003-03-28 | 2010-05-15 | Sciclone Pharmaceuticals Inc | Behandlung von aspergillus-infektionen mit thymosin alpha 1 |
US8017129B2 (en) * | 2006-06-15 | 2011-09-13 | SciClone Pharmaceuticals International Ltd | Use of thymosin alpha 1 for preparing a medicament for the treatment of stage IV malignant melanoma |
US20080300166A1 (en) * | 2007-06-01 | 2008-12-04 | Sciclone Pharmaceuticals, Inc. | Treatment of Melanoma with Alpha Thymosin Peptides |
CA2708168A1 (en) * | 2007-12-14 | 2009-06-25 | Sciclone Pharmaceuticals, Inc. | Treatment of melanoma with alpha thymosin peptides in combination with an antineoplastic heat shock apoptosis activator (hsaa) |
EP2427213B1 (en) | 2009-05-08 | 2015-04-01 | Sciclone Pharmaceuticals, Inc. | Alpha thymosin peptides as vaccine enhancers |
CN104507491A (zh) * | 2012-03-08 | 2015-04-08 | 赛生制药有限公司 | 胸腺素α在治疗化脓性鼻窦炎中的应用 |
US20130296223A1 (en) | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Sciclone Pharmaceuticals, Inc. | Use of thymosin alpha for the treatment of sepsis |
JP6821560B2 (ja) | 2014-10-21 | 2021-01-27 | サイクロン ファーマシューティカルズ インターナショナル エルティーディー.Sciclone Pharmaceuticals International Ltd. | 免疫刺激剤による癌治療 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4447233A (en) * | 1981-04-10 | 1984-05-08 | Parker-Hannifin Corporation | Medication infusion pump |
US4444757A (en) * | 1981-11-16 | 1984-04-24 | Research Corporation | Use of thymosin as an anti-diabetes and anti-hypertensive disease agent |
TW224053B (ja) * | 1991-09-13 | 1994-05-21 | Paul B Chretien | |
TW249754B (ja) * | 1993-10-26 | 1995-06-21 | Alpha I Biomedicals Inc | |
US5760000A (en) * | 1994-05-13 | 1998-06-02 | University Technologies International,Inc. | Inhibition of liver cancer by the use of GnRH and GnRH analogs |
US5888980A (en) * | 1994-06-30 | 1999-03-30 | Bio-Logic Research And Development Corporation | Compositions for enhancing immune function |
US5632983A (en) * | 1994-11-17 | 1997-05-27 | University Of South Florida | Method for treating secondary immunodeficiency |
US5849596A (en) * | 1996-07-08 | 1998-12-15 | Food Industry Research And Development Institute | Process for determining the smoke content of edible oil |
DE60123960T2 (de) * | 2000-07-14 | 2007-04-26 | Transform Pharmaceuticals, Inc., Lexington | System und verfahren zum optimieren des gewebebarrieretransfers von verbindungen |
EP1343528A2 (en) * | 2000-11-02 | 2003-09-17 | Research Foundation of City University of New York | Methods for stimulating nervous system regeneration and repair by inhibition phosphodiesterase type 4 |
-
2002
- 2002-01-11 UA UA20040504064A patent/UA80957C2/uk unknown
- 2002-11-01 AU AU2002363248A patent/AU2002363248B2/en not_active Ceased
- 2002-11-01 EP EP02802520A patent/EP1450850B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-11-01 EA EA200400591A patent/EA008536B1/ru not_active IP Right Cessation
- 2002-11-01 KR KR1020047006674A patent/KR20050042229A/ko not_active Application Discontinuation
- 2002-11-01 CN CNA02821871XA patent/CN1582163A/zh active Pending
- 2002-11-01 IL IL16166502A patent/IL161665A0/xx active IP Right Grant
- 2002-11-01 ES ES02802520T patent/ES2353379T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2002-11-01 AT AT02802520T patent/ATE481980T1/de not_active IP Right Cessation
- 2002-11-01 MX MXPA04004187A patent/MXPA04004187A/es active IP Right Grant
- 2002-11-01 PL PL370430A patent/PL208388B1/pl not_active IP Right Cessation
- 2002-11-01 DE DE60237784T patent/DE60237784D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-11-01 WO PCT/US2002/035093 patent/WO2003037366A1/en active Application Filing
- 2002-11-01 CA CA002464307A patent/CA2464307A1/en not_active Abandoned
- 2002-11-01 BR BR0213823-9A patent/BR0213823A/pt not_active IP Right Cessation
- 2002-11-01 JP JP2003539708A patent/JP2005511563A/ja active Pending
- 2002-11-01 NZ NZ532763A patent/NZ532763A/en not_active IP Right Cessation
- 2002-11-01 US US10/493,848 patent/US20050049191A1/en not_active Abandoned
-
2004
- 2004-04-29 IL IL161665A patent/IL161665A/en not_active IP Right Cessation
- 2004-05-21 NO NO20042100A patent/NO327101B1/no not_active IP Right Cessation
-
2010
- 2010-05-07 US US12/775,986 patent/US20100221274A1/en not_active Abandoned
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018511650A (ja) * | 2015-02-09 | 2018-04-26 | ロマーニ、ルイジーナ | 嚢胞性線維症の治療における使用のためのチモシンα1 |
JP2020196749A (ja) * | 2015-02-09 | 2020-12-10 | サイクローン ファーマシューティカルズ インターナショナル リミテッド | 嚢胞性線維症の治療における使用のためのチモシンα1 |
JP7102475B2 (ja) | 2015-02-09 | 2022-07-19 | サイクローン ファーマシューティカルズ インターナショナル リミテッド | 嚢胞性線維症の治療における使用のためのチモシンα1 |
JP2022133412A (ja) * | 2015-02-09 | 2022-09-13 | サイクローン ファーマシューティカルズ インターナショナル リミテッド | 嚢胞性線維症の治療における使用のためのチモシンα1 |
US11524056B2 (en) | 2015-02-09 | 2022-12-13 | Sciclone Pharmaceuticals International Ltd. | Thymosin alpha 1 for use in treatment of cystic fibrosis |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NO20042100D0 (no) | 2004-05-21 |
KR20050042229A (ko) | 2005-05-06 |
NZ532763A (en) | 2008-01-31 |
EP1450850B1 (en) | 2010-09-22 |
EA200400591A1 (ru) | 2004-10-28 |
DE60237784D1 (de) | 2010-11-04 |
ES2353379T3 (es) | 2011-03-01 |
NO327101B1 (no) | 2009-04-20 |
ATE481980T1 (de) | 2010-10-15 |
EP1450850A1 (en) | 2004-09-01 |
IL161665A0 (en) | 2004-09-27 |
BR0213823A (pt) | 2004-08-31 |
CN1582163A (zh) | 2005-02-16 |
NO20042100L (no) | 2004-05-21 |
MXPA04004187A (es) | 2004-07-08 |
WO2003037366A1 (en) | 2003-05-08 |
PL208388B1 (pl) | 2011-04-29 |
UA80957C2 (en) | 2007-11-26 |
IL161665A (en) | 2011-03-31 |
CA2464307A1 (en) | 2003-05-08 |
AU2002363248B2 (en) | 2007-11-22 |
US20050049191A1 (en) | 2005-03-03 |
EP1450850A4 (en) | 2005-11-30 |
PL370430A1 (en) | 2005-05-30 |
EA008536B1 (ru) | 2007-06-29 |
US20100221274A1 (en) | 2010-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100221274A1 (en) | Method of administering a thymosin alpha 1 peptide | |
AU640954B2 (en) | Anti-tumor preparation comprising interleukin-2 and histamine, analogs thereof or H2-receptor agonists | |
US20080152668A1 (en) | Thymosin Alpha 1 Peptide/Polymer Conjugates | |
JPH08502024A (ja) | インターフェロン−αとヒスタミン、セロトニン、アミン類または相当するレセプター活性を有する物質とを含有するナチュラルキラー細胞(NK細胞)活性化用製剤 | |
AU2008335840A1 (en) | Treatment of melanoma with alpha thymosin peptides in combination with antibodies against cytotoxic T lymphocyte-associated antigen 4 (CTLA4) | |
JP5989727B2 (ja) | 造血におけるil−12の使用 | |
JP2003505348A (ja) | 反応性酸素代謝産物阻害剤を用いた細胞傷害性リンパ球の活性化および防御 | |
AU2002363248A1 (en) | Method of administering a Thymosin alpha 1 peptide | |
JPH03504980A (ja) | Gm―csfを用いる白血球機能障害の治療 | |
US5399341A (en) | Use of cytokin-containing aerosols and the cytokin-containing aerosols | |
AU2008200190A1 (en) | Method of Administering a Thymosin Alpha 1 Peptide | |
JP2008500948A6 (ja) | 造血におけるil−12の使用 | |
JPH09510737A (ja) | 化学療法剤を増強するためのil−4の使用 | |
Shau et al. | Regulation of NK Cytotoxicity In Vivo in Patients Receiving IL-2 | |
CN111494600A (zh) | 一种药物组合物及治疗免疫力低下疾病的药物 | |
JPS6327438A (ja) | 免疫強化皮内処方剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081028 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090128 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090317 |