JP2005504583A - 歯科装具を固定するための装置及び方法 - Google Patents

歯科装具を固定するための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】骨に係合するためのネジ付支柱(14)と、上部丸形レセプタクル(18)とを有してなる固定具装置である。下部丸形ベース(20)と上部雌型義歯レセプタクルとを有している傾斜支持部材(13)をインプラント固定具に固定すべく、下部丸形ベース(20)をインプラント固定具の上部丸形レセプタクル(18)に係合させて接着する。丸形ベース(20)は第1の長手軸線を有し、上部雌型義歯レセプタクルは第2の長手軸線を有し、これらは互いに取付角を形成している。インプラント固定具における上部雌型義歯レセプタクルに協働係合すべく形成されてなる雄型延長部(30)を有している義歯(28)を、かかる協働係合によってインプラント固定具に固着する。変形例としては、角度がゼロの場合に、ネジ付支柱と雌型義歯レセプタクルとを単一の部材に一体化しても良い。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、義歯用のインプラント固定具の方法及び装置に関し、より詳しくは、上部にレセプタクルを備えた一体型のネジ付インプラント固定具であって、口腔内に挿入されて、義歯を着脱可能に取り付けるために、傾斜した又は真っ直ぐの義歯支持部材が固定されるようなインプラント固定具に関する。
【背景技術】
【0002】
口腔内に装具を固定するためには、様々な方法及び構造が当業者に知られている。例えば、Sulcに与えられた米国特許第4,540,367号(以下、「Sulcの’367号特許」と称する。)が開示している複数部品の装置は、装置が固定される部位に隣接した歯の面に取り付けられる雌型部材を有している。また、Sulcの’367号特許は、雌型部材に取り付けられる雄型部材を含んでなるような口腔装具を開示している。Sulcの’367号特許に開示されている装置及び方法は、所望の固定部位に隣接した歯の面に取り付ける上では、特に有効ではあるけれども、すべての固定の要求に最適であるとは言えない。
【0003】
別の固定方法及び装置は、Sendaxに与えられた米国特許第5,749,732号(「Sendax特許」又は「Sendax」と称する。)に開示されている。Sendax特許に開示されている装置は、正方形である雄型の上部延長部を有してなる、ネジ付固定支柱を備えている。正方形のソケットを有するレンチを使用して、ネジ付部分を回転させることで、骨に螺着させる。ネジ付部分が適切な深さだけ骨に貫通した後には、正方形の雄型の上部延長部は歯茎の上に残される。ネジ付支柱部分は、ネジ無し部分によって隔てられた、下側のネジ付部分と上側のネジ付部分とを有している。Sendax特許の開示によれば、ネジ無し部分が骨成長による係合を補助するように機能することで、固定具が緩まないように固定する。正方形の延長部は、対応する正方形のレセプタクルを有しているような、口腔装具に嵌着されて接着固定される。
【0004】
Sendaxが開示している装置に類似した、商業的に入手可能な装置は存在するけれども、それらはネジ無し部分を備えてはいない。
Sendax特許に開示されている装置及び方法、並びに同様に構成された商業的な製品には、欠点がある。ひとつには、上部延長部と、これに協働する歯科装具との結合は、挿入後には、たとえあるとしても、ほとんど、調整を提供しないことである。より詳しくは、上部延長部の方位は、ネジ付部分の回転角度と挿入角度とによって固定されてしまう。上部延長部に対応すべく形成されている歯科装具のレセプタクルの方位もまた、装具に対して固定されている。しかしながら、ネジ付部分を患者の骨にねじ込んだ後に、その角度を変更するためには、これを取り外して再挿入しなければならない。ある程度の期間が経つと、骨成長によっても回転位置が固定される。従って、ネジ付固定具を挿入した後には、歯科装具の角度と配置とは実質的に固定される。
【0005】
歯科装具の固定具の角度を調整するためには、様々な方法及び装置が知られている。例えば、Linkowらに与えられた米国特許第4,713,04号(「Linkow」と称する。)は、骨に配置されて適切な方位に回転できるようなインプラントを開示している。Linkowは、傾斜した上面を有してなる楔状のカラーを示していて、これをシャフトの角度に一致させて配置することで、シャフトの自由端は傾斜面から垂直に延びると開示されている。Linkowはさらに、義歯の固定ネジをシャフトの自由端に取り付けて、固定された方位にてカラーに取り付けることを示している。Linkowの装置及び方法は、整列方位の問題点を解決しようとしているけれども、比較的複雑で、ある種の用途にとっては十分な構造剛性を有していない。
【0006】
【特許文献1】
米国特許第4,540,367号
【特許文献2】
米国特許第5,749,732号
【特許文献3】
米国特許第4,713,04号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述の及びその他の参照文献は、義歯その他の歯科装具を整列させるための装置及び方法を開示しているけれども、様々な欠点が存在する。ひとつは、装置が複雑であることである。別の欠点は、据付けが困難であることである。その他の欠点は、義歯の咬合面にネジのアクセス孔があること、及び摩耗した部品の保守可能性が限られていることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明による固定具装置は、ネジ付支柱と上部丸形レセプタクルとを有しているようなインプラント固定具を備え、さらに、第1の長手軸線を有する下部丸形ベースと、第2の長手軸線を有する上部雌型義歯アイレットないしレセプタクルと、を有している傾斜支持部材を備え、第2の長手軸線と第1の長手軸線は互いに取付角を形成しており、傾斜支持部材における丸形ベースは、インプラント固定具における上部丸形レセプタクルに固着されることを特徴としている。
本発明のさらに別の観点による固定具装置においては、傾斜支持部材における丸形ベースは、締り嵌めと接着剤とによって、インプラント固定具における上部丸形レセプタクルに固着されることを特徴としている。
本発明の他の観点による固定具装置は、上記要約したいずれかの観点において、インプラント固定具における上部雌型義歯レセプタクルに協働係合すべく形成された雄型延長部を有してなる義歯をさらに備え、かかる協働係合によって義歯がインプラント固定具に固着されることを特徴としている。
【0009】
本発明によって提供される、口腔内に装具を固定するための方法は、ネジ付支柱を有するインプラント固定具を骨に螺入し、インプラント固定具は上部丸形レセプタクルを有し、傾斜支持部材に接着剤を塗布し、傾斜支持部材は下部丸形ベースと上部雌型義歯レセプタクルとを有し、丸形ベースは第1の長手軸線を有し、上部雌型義歯レセプタクルは第2の長手軸線を有し、第2の長手軸線と第1の長手軸線とは互いに取付角を形成し、傾斜支持部材における丸形ベースを丸形レセプタクルに挿入し、丸形レセプタクル内において第1の長手軸線を中心として丸形ベースを回転させて、第2の長手軸線を所望の方向へ向けてから、接着剤を硬化させることを特徴としている。
本発明のさらに別の観点による方法は、上記要約した方法において、インプラント固定具における上部雌型義歯レセプタクルに協働係合すべく形成された雄型延長部を有してなる義歯を提供し、かかる協働係合によって義歯を取り付ける段階をさらに備えている。
【0010】
本発明のさらに別の観点による方法は、上記要約した方法において、それぞれが個別の取付角を有しているような、複数の傾斜支持部材を提供する段階と、整列装置を提供する段階と、雌型補綴レセプタクルに整列装置を挿入して、傾斜支持部材の複数のうちのいずれのものが義歯の所望の配置を達成できるのかを決定し、決定された傾斜支持部材を使用して接着剤を塗布し、傾斜支持部材における丸形ベースを雌型補綴レセプタクルに挿入する段階をさらに備えている。
【0011】
本発明の目的は、従来技術についての上述の及びその他の欠点に鑑みて、簡易ではあるが丈夫な構造を有し、据付けが容易であるような歯科装具の固定具を提供することである。
本発明の他の目的は、方位と位置とについて容易に調整可能であるような歯科装具の固定具を提供することである。
本発明の別の目的は、固定具を完全に取り外すことなく、摩耗部品を容易に交換することができるような歯科装具の固定具を提供することである。
本発明のこれらの及びその他の目的、特徴、並びに利点については、以下の本発明の好ましい実施形態の説明と添付図面を参照することで、当業者には容易に理解されるだろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
[1.概要]
図1〜図9には、本発明の第1の観点による例示的な固定具装置を示している。図1は、図1〜図9に示した実施形態が口腔内にて組み立てられた後の状態を示している。図2〜図9は、図1の組立体における2つの主な部品、すなわち、図1において符号11にて示したインプラント固定具部材と、図1において符号13にて示した上部着脱支持部材とを例示している。相対的な位置を表わす“上”及び“下”の用語は、図1の矢印“A”を基準にしていて、ある要素が別の要素の“上”にあると言うときは、前者が“A”方向に離れた位置にあることを意味している。以下では、本発明に従って、図1に示した装置を口腔内に固定して組み立てるための例示的な方法を説明する。
図11は、本発明の第2の観点によるインプラント固定具装置を例示している。図11の例は、単一の固定具部材を含んでいて、これは図1の組立体の実施形態におけるインプラント固定具部材11と上部着脱支持部材13との双方の機能を有している。図11の構成は、図1のインプラント固定具部材と図1の上部着脱支持部材との間の最適な角度がゼロである場合にのみ活用されるものである。
[2.詳細な説明]
図1は、本発明の方法に従って据え付けられて組み立てられた後における、例示的な固定具装置を示した側面図である。図2は、図1の組み立てられた固定具装置を、線2−2から見た上面図である。
図1に示すように、装置は、符号11にて示したインプラント固定具部材と、符号13にて示した上部傾斜支持部材とを備えている。インプラント固定具部材11は、ネジ付シャフト14と、レセプタクル・ベース16とを備えている。具体例の詳細については、図3〜図5を参照して後述する。図1の装置は、口腔内に据付けられるときに組み立てられるが、これについては後述する。据付けた後には、インプラント固定具部材11は、ネジ付部分14を下層にある骨に螺入させた状態にて、歯茎のライン(図示せず)よりも実質的に下方に位置する。
【0013】
図1及び図3〜図4に示すように、例示的なインプラント固定具部材11は、金属製の単体構造物であって、好ましくはチタン−アルミ−バナジウム合金から形成されており、ネジ付シャフト14と上部支持部材16とを有している。ネジ付シャフトは、ネジの外径がTDであり、好ましくはテーパ端14Aを有していて、テーパ端のテーパ角はTで、先端は半径R1になっている。これらの寸法を例示すれば、TD=2.21mm、R1=0.25mm、T=12度である。テーパTと半径R1とは、インプラントが骨にセルフタッピングできるために設けられている。ネジ付シャフト14は、上部支持部材16の下面16AからD1の長さにわたって延在している。好ましくは、強度を確保するために、ネジ付シャフト14におけるベース14Bと面16Aとの間には半径R2の面取りが形成されている。例示的な値は、D1=10mm、13mm、又は15mmであり、R2=0.75mmである。
【0014】
図1に示すように、インプラント固定具11の上部支持部分16は、矢印“A”方向に第1の高さH1を有し、上部外面部分には第2の高さH2の把持面16Gが形成されている。例示的な値は、H1=1.22mmであり、H2=0.77mmである。後述するように、把持面16Gはレンチ(図示せず)に係合するためのもので、インプラント固定具部材に回転を与えることで、これを骨に螺入させる。
図3は、傾斜支持部材13を挿入する前における、例示的なインプラント固定具11を示した側面図であり、図4は、図3の構造を線4−4から見た端面図である。図4に示すように、例示的なインプラント固定具11における把持部分16Gは六角形になっている。単に例示的な目的のために六角形の形状を示している。本発明において想定される他の形状には、限定はしないが、正方形や、2つの対向面、五角形などが含まれる。
【0015】
図5は、図1、図3、及び図4に示したインプラント固定具における上部支持部材16の部分とネジ付シャフト14の部分とを、破断線5−5に沿って示した断面図である。上部支持部材16の内部には、雌型レセプタクル18が形成されている。雌型レセプタクル18は好ましくは、丸い形のレセプタクルであって、深さはDP1であり、底面18Lからアンダーカット18Uを隔てて***18Rを有している。
以下の説明から理解されるように、アンダーカット18Uは、組立作業中に使用される接着剤のためのリザーバとして機能する。同じく理解されるように、雌型レセプタクル18の機能は、上部傾斜支持部材13におけるベース20を収容して、これを位置決め中には軸方向に固定しつつも、該部材が一時的には軸線AXを中心として回動できるようにすることである。これらの及びその他の理由のために、***18Rとアンダーカット18Uとについての明確な形状及び寸法は、ベース20の形状及び寸法に応じて定められる。
図5及び図10を参照すると、図10は、図5における符号10の領域の詳細を示していて、図示の雌型レセプタクル18におけるアンダーカット18Uは、レセプタクル18の最下面18Lから、上面18Hの下方にある箇所H3にまで延在している。アンダーカット18Uの直径は、符号DM1にて示している。***18Rは好ましくは、半径R4と、カットバックCBとを有している。図6及び図7から理解できるように、カットバックCBによって、部分20A〜20Dは拡張することができて、従って、レセプタクル18に係合ロックする。
【0016】
図示の例においては、半径R4は、上面18Hの下方にある高さH4から始まって、高さH5の箇所にて終端していて、カットバックCBは、高さH6にまで延在している。***18Rによって形成される内径DM2は、傾斜支持部材13の下部ベース20に対して締り嵌めするように形成されているが、これについては後述する。締り嵌めは堅固であることが好ましいけれども、後述するように接着剤が硬化する前には、軸線AXを中心として、延長部13が回動することを許容すべきである。従って、内径DM2は精密な公差を有していることが好ましく、例えば±0.005mmの公差になっている。***18Rの上方には、直径DM3の大径である丸形の開口が形成されていて、ベース20の挿入を容易にするために、開口には半径R5の面取りが形成されている。
前述した寸法に対応する例示的な値は、DP1=1.49mmであり、DM1=3.56mmで例示的な公差は±0.025mmであり、DM2=2.97mmで例示的な公差は±0.005mmであり、R4=0.307〜1.05mmであり、F=0.25mmであり、R5=0.15mmであり、H3=0.77mmで例示的な公差は±0.005mmであり、H4=1.07mmであり、H5=1.36mmであり、H6=1.48mmである。
図9は、図5の符号9にて示した領域におけるネジ14Tを拡大して示した図である。図9に示すように、ネジ14Tは好ましくは、実質的に平坦である上面TLと、角度TAだけ傾斜した下面TRとを有していて、角度TAの代表的な値は45度である。
【0017】
上述した例示的なレセプタクル18は、本発明の作用を説明するための、及び本発明の実施のための一般的な手本を提供すべく記載したものに過ぎないことを理解されたい。本願の開示に基づくならば、当業者は、傾斜支持部材12を接着剤にて固着する前に回動させられるような、他の構成のレセプタクル18を容易に認識できるだろう。
図6及び図7は、例示的な上部傾斜支持部材13を示した側面図及び斜視図である。例示的な傾斜支持部材13は、溝付下部ベース20と、楔状の中間ベース22と、上部傾斜雌型アイレット24とを含んでいる。図6を参照すると、上部傾斜雌型アイレット24は、***24Bを備えた空洞24Aを含んでいる。***24Bにおける内径は符号D8にて示している。空洞24Aと***24Bとは、直径D8によって、図8に符号28にて示したような義歯を、義歯の底部における凹部に形成された雄型延長部30との係合によって、しっかりと保持する。
【0018】
傾斜支持部材13における溝付下部ベース20は好ましくは、複数の部分を有していて、後述の如く、ベース20がインプラント固定具10の丸形レセプタクル18に挿入されるとき、それらは半径方向Rに弾力的に可動になっている。例示した実施形態は、符号20A,20B,20C,20Dにて示した4つの部分を、溝26によって隔てられて有している。
溝付下部ベース20と、楔状の中間ベース22とは、軸線AXを中心とした、実質的に丸い形になっている。楔状の中間ベース22の上面22Aは、角度θだけ傾斜させて、雌型アイレット24を支持していて、かかる角度は、軸線AXと雌型アイレット24の軸線AYとの間において測定される。後述の如く、本発明による方法は、開示した装置が口腔内に据付けられる時に、所望の角度θを選択することを想定している。発明者は、発明の扱いがたやすくて、しかも広範囲の要求に適応できるような、例示的なひと揃いの角度θを確認した。望ましい角度θのひと揃いは、0度と、5度と、11度と、17度とである。しかしながら、この組合わせは限定ではなくて、当業者は別の組合わせを確認して使用することができる。
【0019】
傾斜支持部材13を形成するのに好ましい材料は、チタン合金である。
図8は、雌型アイレット13に嵌着及び挿入される雄型延長部30を有しているような、義歯28を示している。雄型延長部30と雌型アイレット30とのそれぞれについての構造及び材料の例は、Sulcに与えられた米国特許第5,195,181号(「Sulcの’181号特許」と称する。)と、Sulcに与えられた米国特許第4,540,367号(「Sulcの’367号特許」と称する。)とに開示されており、これらの文献をここで参照して引用する。
Sulcの’181号特許とSulcの’367号特許とに開示されているように、義歯28の内部にある雄型延長部30は、雌型アイレット13に繰返して着脱できるように、十分な強度と耐久性とを有しているようなプラスチック材料から形成することが好ましい。さらに、雄型延長部30を形成する材料は、その材料と雌型アイレット13の材料との間に摩擦保持力を生じさせるべきであって、これにより、部材30の取付けを維持し、もって義歯28を取付ける。さらに、延長部30の材料は、必要な時には、雄型のキャップを取り外し、再び挿入することができるべきである。このことが望まれる理由は、雄型延長部30は代表的に、経時的な及び咀嚼力に起因する摩耗を吸収し、この結果、定期的に交換すべきだからである。雄型延長部30の材料の例は、強度の高いナイロンである。ひとつの雄型キャップを取り外して、別のキャップに交換するための例示的な技術は、Sulcの’367号特許に開示されている。
【0020】
次に、本発明におけるインプラント固定具11と上部支持部材13とを使用して、固定具を据付けるための例示的な方法について説明する。
まず、歯科及び口腔外科の分野で確立している方法によって、据付け部位の準備を行う。次に、骨にドリルで穴をあけるが、そのために使用するドリルのビットの直径と穴の深さとは当業者の判断によって選択される。インプラント固定具11におけるネジ付シャフト14のテーパ端14Aをドリル穴に挿入し、把持部16Gに対応したレンチを使用して、面16Aが所望の高さになるまで、インプラント固定具11を骨に螺入する。
次に、Sulcの’181号特許において部材50として開示されているような整列ハンドルを使用して、又は直接的な視認によって、上部傾斜支持部材13のための適切なθ角度を選定する。前述の如く、代表的なθ角度は、0度と、5度と、11度と、17度とである。従って、本発明による代表的な方法においては、歯科医又は口腔外科医は、上述したようなθ角度をもったひと揃いの上部傾斜支持部材13を所持することになる。
次に、雄型延長部30を有した義歯28を、前述の如く、雌型アイレット13に嵌着及び挿入する。
Sulcの’181号特許において部材40として開示されているような一時的なキャップを、義歯28が入手可能になるまで、雌型アイレット24に据付けることができる。
図11は、本発明の別の観点を示していて、これは最適なθ角度がゼロ度であった場合に利用されるものである。かかる状況においては、部材11と13とを独立させる必要が無いので、本発明のこの観点にあっては、それらの部材における骨に固定する機能と義歯を支持する機能とを単一の部材50に統合している。図12は、符号12にて示した領域の詳細図である。
【0021】
図11を参照すると、本発明のかかる観点による例は、ネジ付構造部分14’と上部アイレット構造部分24’とを有してなる、単一の義歯支持部材50を含んでいる。部分14’は、図5におけるネジ付シャフト14に対応していて、これと同一なもので、部分24’は、図6における符号24の部材に対応している。
本発明について、特定の好ましい実施形態を参照して開示したけれども、これらは発明を限定するものではない。当業者は、これらの実施形態の変形例が可能であることを容易に認識するであろうが、それらは特許請求の範囲に定められた発明の範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】図1は、本発明による組み立てられた固定具装置を示した側面図である。
【図2】図2は、図1の組み立てられた固定具装置を、線2−2から見た上面図である。
【図3】図3は、図1の装置におけるインプラント固定具部材の組立前における様子を示した側面図である。
【図4】図4は、図3のインプラント固定具部材を、線4−4から見た図である。
【図5】図5は、図3に示したインプラント固定具部材における雌型丸形レセプタクルとネジシャフトの一部分とを拡大して示した断面図である。
【図6】図6は、図1の固定具装置における上部雌型アイレットを示した側面図である。
【図7】図7は、図6に示した例示的な上部雌型アイレットについて、その溝付きの下部ベースを詳細に示した斜視図である。
【図8】図8は、図1に示した固定具装置に係合するための雄型部材を有してなる義歯を示した斜視図である。
【図9】図9は、図5中に符号“9”と記した領域を示した拡大図である。
【図10】図10は、図5中に符号“10”と記した領域を示した拡大図である。
【図11】図11は、雌型アイレットとネジ付インプラントとの間の角度がゼロであるような、本発明の実施形態を示した断面図である。
【図12】図12は、図11中の符号“12”と記した領域を示した拡大図である。

Claims (10)

  1. 口腔装具を固定するための方法であって、この方法が、
    第1の方向へ延びるネジ付シャフトと、ネジ付シャフトの片端に取り付けられたベースとを有してなるインプラント固定具部材を提供する段階であって、ベースは第1の方向とは反対の方向へ開かれた、実質的に丸形である係合レセプタクルを備え、ベースにトルク適用係合面が形成されているような上記インプラント固定具部材を提供する段階と、
    前記トルク適用係合面に係合すべく形成された把持面を備えたレンチを提供する段階と、
    前記トルク適用係合面を前記レンチの前記係合面に係合させて、前記ネジ付シャフトが所望深さに貫通するまで前記レンチを回転させることによって、前記ネジ付シャフトを口腔内に挿入する段階と、
    第1の軸線に沿って延在している丸形ベースであって、前記丸形ベースは前記丸形の係合レセプタクルに係合して該係合レセプタクルの中で前記第1の軸線を中心として回動すべく形成されているような上記ベースと、第2の軸線に沿って延在している雌型義歯レセプタクルと、を有しているような上部傾斜支持部材を提供する段階であって、前記第2の軸線は前記第1の軸線と交差して取付角を形成しているような上記段階と、
    前記インプラント固定具における前記丸形の係合レセプタクルと、前記上部傾斜支持部材における前記丸形ベースとのうちの少なくとも一方に接着剤を塗布する段階と、
    前記丸形ベースを前記丸形の係合レセプタクルに係合させる段階と、
    前記雌型義歯レセプタクルが前記口腔内にて所定方向に向くまで、前記上部傾斜支持部材を前記第1の軸線を中心として回動させる段階と、
    前記接着剤を硬化させることで、前記雌型義歯レセプタクルを前記所定方向に向けた状態において、前記上部傾斜支持部材を前記インプラント固定具部材に固着させる段階と、
    を備えていることを特徴とする方法。
  2. 歯科装具を固定する方法において、
    雄型の係合部材を有している義歯を提供する段階と、
    前記雄型の係合部材を前記雌型義歯レセプタクルに係合させることによって、前記義歯を前記上部支持部材に取り付ける段階と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 口腔装具を固定するための方法であって、この方法が、
    第1の方向へ延びるネジ付シャフトと、ネジ付シャフトの片端に取り付けられたベースとを有してなるインプラント固定具部材を提供する段階であって、ベースは第1の方向とは反対の方向へ開かれた、実質的に丸形である係合レセプタクルを備え、ベースにトルク適用係合面が形成されているような上記インプラント固定具部材を提供する段階と、
    前記トルク適用係合面に係合すべく形成された把持面を備えたレンチを提供する段階と、
    前記トルク適用係合面を前記レンチの前記係合面に係合させて、前記ネジ付シャフトが所望深さに貫通するまで前記レンチを回転させることによって、前記ネジ付シャフトを口腔内に挿入する段階と、
    複数の上部傾斜支持部材を提供する段階であって、それぞれの上部傾斜支持部材が、第1の軸線に沿って延在している丸形ベースであって、前記丸形の係合レセプタクルに係合して該係合レセプタクルの中で前記第1の軸線を中心として回動すべく形成されているような上記ベースと、第2の軸線に沿って延在している雌型義歯レセプタクルとを有していて、前記第2の軸線は前記第1の軸線と交差して取付角を形成し、前記複数のそれぞれが固有の取付角を有しているような上記段階と、
    前記インプラント固定具における前記丸形のレセプタクルに挿入されるような構造を有している整列部材を提供する段階と、
    前記整列部材を使用して、前記複数の上部傾斜支持部材のうちから選択を行なう段階と、
    前記丸形の係合レセプタクルと、前記選択された上部傾斜支持部材における前記丸形ベースとのうちの少なくとも一方に接着剤を塗布する段階と、
    前記選択された上部傾斜支持部材における前記丸形ベースを前記丸形の係合レセプタクルに係合させる段階と、
    前記雌型義歯レセプタクルが前記口腔内にて所定方向に向くまで、前記選択された上部傾斜支持部材を前記第1の軸線を中心として回動させる段階と、
    前記接着剤を硬化させることで、前記雌型義歯レセプタクルを前記所定方向に向けた状態において、前記選択された上部傾斜支持部材を前記インプラント固定具部材に固着させる段階と、
    を備えていることを特徴とする方法。
  4. 歯科装具を固定する方法において、
    雄型の係合部材を有している義歯を提供する段階と、
    前記雄型の係合部材を前記雌型義歯レセプタクルに係合させることによって、前記義歯を前記上部支持部材に取り付ける段階と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 歯科装具を固定する装置であって、この装置が
    骨に係合するネジ付支柱と、上部丸形レセプタクルとを有しているようなインプラント固定具と、
    下部丸形ベースと上部雌型義歯レセプタクルとを有している傾斜支持部材であって、丸形ベースは第1の長手軸線を有し、上部雌型義歯レセプタクルは第2の長手軸線を有し、第2の長手軸線と第1の長手軸線は互いに取付角を形成しており、
    傾斜支持部材における丸形ベースは、インプラント固定具における上部丸形レセプタクルに固着される、
    ことを特徴とする歯科装具の固定装置。
  6. 傾斜支持部材における丸形ベースは、接着剤によって、インプラント固定具における上部丸形レセプタクルに固着されることを特徴とする請求項5に記載の歯科装具の固定装置。
  7. 傾斜支持部材における丸形ベースは、締り嵌めと接着剤との組み合わせによって、インプラント固定具における上部丸形レセプタクルに固着されることを特徴とする請求項5に記載の歯科装具の固定装置。
  8. インプラント固定具における上部雌型義歯レセプタクルに協働係合すべく形成された雄型延長部を有してなる義歯をさらに備え、かかる協働係合によって義歯がインプラント固定具に固着されることを特徴とする請求項5に記載の歯科装具の固定装置。
  9. インプラント固定具における上部雌型義歯レセプタクルに協働係合すべく形成された雄型延長部を有してなる義歯をさらに備え、かかる協働係合によって義歯がインプラント固定具に固着されることを特徴とする請求項6に記載の歯科装具の固定装置。
  10. 歯科装具を固定する装置であって、この装置が、骨に係合するネジ付支柱と、上部雌型義歯レセプタクルとを有しているようなインプラント固定具を備え、上部雌型義歯レセプタクルは、ネジ付支柱の軸線に対して実質的に同一線上にあるような長手軸線を有していることを特徴とする歯科装具の固定装置。
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