JP2005503702A - 被写体を照明して撮像する光学系、光学エレメント及びユーザユニット - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、被写体平面を照明し、また、この被写体平面の画像を画像平面に送信するように構成された光学系に関する。本発明はまた、このような系の光学コンポーネントと、手持ち式ユーザユニットと、被写体平面を照明して、その画像を獲得する方法とに関する。
【背景技術】
【0002】
上記のタイプの光学系は、多くのデバイス、たとえば、撮像機能を持つ手持ち式デバイス、たとえば、手持ち式スキャナや光学ペンなどで用いられている。このようなデバイス中では、内蔵されるこれらの光学系や光学コンポーネントにとっては、出きる限りコンパクトに作って、全体サイズを小さく保つことが重要である。光学ペン中で用いられる光学系の場合、関連する被写体は通常、1センチメートル未満の範囲であり、撮像オプティックスによって形成される画像は通常、数平方ミリメートルの表面内にある。このような光学ペンが、参照してここに組み込むWO 01/71654に開示されている。もちろん、他のタイプのデバイスに対しては、これ以外のディメンジョンが用いられる。
【0003】
光学系は一般に、撮像オプティックスと、放射線源と、放射線センサーとを含んでいる。生産上の理由により、光学系に含まれるコンポーネントが、できる限り簡単で、頑丈で、空間効率的であるように搭載されることが重要である。手持ち式デバイス中では、撮像オプティックス及びセンサーを、放射線源と並べて搭載するのが一般的であり、この結果、照射経路と撮像経路とが互いに分離される。しかしながら、このように搭載をするには、手持ち式デバイス中に大きい空間を必要とする。
【0004】
手持ち式デバイス中の光学系に対する一般的な要件は、これらの光学系が、距離が異なっても被写体を適切に撮像することが可能でなければならないということである。これは、この系が、十分被写界深度を有するべきであることを意味するが、こうするには、この系のFナンバーが高く、したがって、開口絞りが比較的小さいことが必要である。このような系では、比較的少ない放射線しか、照射された被写体平面から画像平面に到達することができない。したがって、この被写体平面は、高い強度を持つ照明用放射線で露光しなければならない。
【0005】
さらに、照明経路と撮像経路とが別々になっている光学系においては、被写体平面上の照明されるエリアと撮像されるエリアとは、被写体距離が所与の公称値の場合に一致させることができるだけである。この被写界深度内部のさまざまな被写体距離に対応する必要がある場合にはいつでも、この公称被写体距離で撮像される予定の被写体平面エリアよりかなり大きい被写体平面エリアを照明する必要がある。したがって、放射線源からの放射線は非効率的に用いられ、これがさらに、強力な放射線源に対する必要性を際立たせる。
【0006】
このような強力な放射線源にはいくつかの欠点、たとえば、高価であるとか、耐久性が低いとか、電力を消費しすぎるとか、かさばるとかの欠点がある。
【0007】
上記の問題はまた、照明経路と撮像経路とが部分的にオーバラップする光学系においても存在する。WO 00/72287に、このような光学系を持つ光学ペンが開示されているが、この系では、ビームスプリッタが、放射線源からの放射線を被写体平面に向けて反射して、この被写体平面からの逆反射された放射線を、照明されている被写体平面の画像をセンサー上に形成する撮像オプティックスに対して送信するように構成されている。このような系によっては、利用可能な放射線が非効率的に用いられることになるが、それはビームスプリッタになんらかの干渉があると、かならず、放射線がかなり失われるという結果となるからである。一般的に、放射線源からの入射放射線の50%は、被写体平面に向けて反射されるのではなく、ビームスプリッタによって送信され、また、一般的に、逆反射された放射線もまたその50%が、センサーに送信されるのではなく、ビームスプリッタによって反射される。さらに、たぶん強力な放射線源からの入射放射線をこのように送信すれば、かなりの背景放射線が発生しやすいが、これは、センサー上に画像信号を形成する送信済みの逆反射された放射線と干渉する。くわえて、ビームスプリッタは、高価なものとなり兼ねないコンポーネントであり、これは、それが制御された表面と送信特性とを有しなければならない場合に特に当てはまる。
【0008】
類似の光学装置が、GB−A−2 166 831に開示されている。
【0009】
先行技術にはまた、US−A−6 114 712があるが、これには、照明経路と撮像経路とが部分的にオーバラップする光学系のさらに別の形態を持つ手持ち式スキャナが開示されている。
【特許文献1】
国際公開第WO 00/72287号公報
【特許文献2】
GB−A−2 166 831公報
【特許文献3】
US−A−6 114 712公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の一つの目的は、光学系に含まれる部品を簡単で、頑丈で、空間効率的に搭載することを可能とし、また、本系中の放射線源からの放射線をより効率的に利用することを可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明によれば、この目的は、クレーム1又は30による光学系と、クレーム31、40及び41による光学コンポーネントと、クレーム54による手持ち式ユーザユニットと、クレーム55による方法とによって完全に又は少なくとも部分的に達成される。本発明の好ましい実施形態は、独立クレーム中に定義されている。
【0012】
本発明の一つの態様によれば、それは、被写体パネルを照射して、被写体平面の画像を画像平面に送信するように構成された光学系に関連するが、前記系は、放射線源によって放出される第一の放射線を被写体平面に向けて反射し、また同時に、被写体平面からの第二の放射線を画像平面に向けて送信する光学コンポーネントを備えており、ここで、この光学コンポーネントは、第一の放射線を反射するように構成された反射表面部分と、第二の放射線を送信するように構成され空間的に分離された透明表面部分とを備えている。
【0013】
このような光学系では、照明経路と撮像経路とが部分的オーバラップするようになっており、したがって、コンパクトにすることが可能である。このような系では、上述したように、被写界深度内にあるすべての被写体距離に対して、被写体平面上で照明されるエリアと撮像されるエリアとを一致させることが可能である。言い換えれば、この光学系は、この光学系の光軸と実質的に同心である第一の放射線を反射して、被写体平面を照射するように構成することが可能であり、この光軸は、被写体平面から画像平面にいたる第二の放射線の走行経路によって画定される。
【0014】
さらに、この光学系によって、利用可能な放射線を効率的に使用できるが、これは、放射線源からの第一の放射線の反射を、被写体平面からの第二の放射線の送信とは別々に実行されるということである。したがって、反射表面部分を第一の放射線が反射されるように最適化することが可能であり、一方、透明表面部分を第二の放射線が送信されるように最適化することが可能である。したがって、本発明による光学系は、より強力でない放射線源の使用を可能とすることによって製造コストを削減する及び/又は画像表面上でより強い画像信号を発生する可能性を有している。
【0015】
反射表面部分と透明表面部分とを空間的に分離することによってまた、画像表面に達する背景放射線の量を最小化されるが、これもまた、反射表面部分と透明表面部分とを別々に最適化できるからである。この理由によって、反射表面部分は、第一の放射線と第二の放射線とに対して実質的に完全反射するのが適当である。
【0016】
この光学系はまた、反射表面部分と透明表面部分とを同一の光学コンポーネント中に組み込むことによって、簡単で頑丈なものとすることが可能である。
【0017】
この反射表面部分は、この透明表面部分を包囲するような関係となるように配置される。このような実施形態では、反射表面部分は、したがって、透明表面部分の範囲を画定することになる。
【0018】
この光学コンポーネントには、透明表面部分を、光学系中の絞りとして配備する。これによって、この系中の別々の部品の数が減少する。これによってまた、光学系の許容誤差が小さくなる。たとえば、光学ペンは、いくつかの小さいもしくは微小な光学エレメントを持つコンパクトな光学系を有し、また、このようなエレメントを要求される精度で製造して搭載するのが困難である。絞りを光学系に組み込むことによって、絞りの製造と組み込みが容易なものとなる。これは、系の被写界深度を決定する開口絞りについて特に当てはまるが、それは、このような絞りは、たとえば光学ペン中では、0.5〜1.0ミリメートル台の直径を有するからである。
【0019】
さらに、透明表面部分は、放射線源からの第一の放射線からスクリーニングされるように配置して、画像平面に達する第一の放射線の分量を最小化するように配置することが可能である。これは、透明表面部分を、放射線源からの第一の放射線の主方向に対して実質的に平行である平面上に位置付けすることによって遂行される。透明表面部分をこのように配置すると、たとえば、モールディングやグラインディングのステップでの製造という点で便利である。さらに、透明表面部分の平面は、系の光軸に対して実質的に直交する配置にしてもよい。
【0020】
また、透明表面部分を系の光軸と第一の放射線の主方向との交点を含むように配置すると利点がある。
【0021】
一つの実施形態では、光学コンポーネントの反射表面部分は、二つの反射ルーフフェースを含むが、これらのフェースは交差してトレンチラインとなって、これで、反射ルーフセクションを形成する。透明表面部分は、この反射ルーフセクション中に、トレンチラインに沿ってこの周辺に形成される。
【0022】
反射表面部分はさらに、第二の二つの反射ルーフフェースを含むが、この二つのフェースはリッジ状に交差して、反射ルーフセクションの一部を形成するが、このリッジは、トレンチラインと実質的に合わされ、トレンチラインからリッジへの変わり目が、透明表面部分を画定している。このような実施形態では、実質的にすべての入射する第一の放射線を、被写体平面に向けて反射させることが可能であり、入射する第一の放射線のビームプロフィールに対する影響は極めて限られたものとなる。
【0023】
一つの実施形態では、光学系は光導体を備えているが、これは、光学コンポーネントの一部として組み込んでもよい。このような光導体は、放射線源からの第一の放射線を収集し、これで、放射線源を光学系の機能を損なうことなく反射表面部分から大きな距離をおいて配置することが可能となるように配置してもよい。この光導体は、入射する第一の放射線のビームプロファイルを制御して修正するさらなる機能を有する。
【0024】
こうする代わりに又はこれに加えて、光学系はある光導体を備えるが、これは、反射表面部分からの第一の放射線を受けるように配置されている。このような光導体は、光学コンポーネントの一部として組み込まれる。この光導体を組み込むとその結果、被写体を反射表面部分に対して位置付けする際の自由度が増す。この光導体はさらに、この光導体に入射する第一の放射線のビームスプリッタの制御下修正を達成するために用いられる。
【0025】
一つの実施形態では、光学コンポーネントはシェルの形状をしている。このような構成によって、反射表面部分から被写体平面にいたる放射線経路上の屈折率のあらゆる段階的変化を除去することによって、透明表面部分中に第一の放射線が自由に逆反射するのが抑制される。もう一つの利点は、光学系の重量が減ることである。
【0026】
このシェル状の光学コンポーネントは、反射性材料でコーティングされた又はこの中で製造されるのが適切である。このようなコンポーネントは、反射表面部分上に堆積されているいかなるほこりや粒子に対しても比較的感知性がない。
【0027】
別の実施形態では、光学コンポーネントはプリズムである。ここで、反射表面部分は、入射する第一と第二の放射線をすべて内部で反射させるように互いに対して配置されている反射表面によって形成される。こうする代わりに又はこれに加えて、反射表面部分の少なくとも一部を反射性材料でコーティングしてもよい。
【0028】
このプリズムは製造するのが簡単であるが、それは、反射表面部分同士間の所与の関係を得るためには、ほんのいくつかの製造ステップしか必要とされないからである。製造はまた、このプリズムは反射性材料でコーティングする必要がないという事実によっても簡略化され得る。プリズムはまた、比較的頑丈である。他の実施形態では、プリズムの反射表面部分は反射性材料でコーティングされるが、これによって、ほこりや粒子の体積に対してさらに感知性がないコンポーネントが提供されるという利点が得られ、また、どの第一の放射線でもそれが光学コンポーネントから画像平面に向かってリークする危険性が減少する。
【0029】
この系は、反射表面部分からの第一の放射線を受けるように配置されている屈折表面を備えている。光学コンポーネントの一部として組み込まれるこの屈折表面は、系の光軸に対して傾斜しており、また、第一の放射線が透明表面部分中に逆反射することをすべて防止するようになっているレンズ表面である。
【0030】
光学コンポーネントがプリズムであるかシェルであるかとは無関係に、透明表面部分には屈折表面、たとえば、撮像レンズ表面が含まれるが、これは、被写体平面からの第二の放射線を受けるように配置されている。これによって、光学系の組み立てが容易になり、また、光学系の許容誤差が小さくなるが、それは、屈折表面が、反射表面部分と透明表面部分とに対して正確に位置付けされるからである。さらに、この系中の自由度の数値が増し、これで、系中に他にも一つ以上の屈折表面を装備する必要をなくすことが可能である。
【0031】
一つの実施形態では、画像経路を屈曲させ、これで、画像平面が放射線源と実質的に同じレベルに配置されるようにする。このような設計によって、光学系の組み立てと搭載とが容易になる。たとえば、光学系が平坦な印刷回路基板とインタフェースを取り、この基板上に、放射線源と二次元放射線検出器とが搭載される。
【0032】
他の態様によれば、本発明は、光学系自身と、この光学系又は光学コンポーネントを持った手持ち式ユーザユニットとに関する。その実施形態とそれに対応する利点とは、光学系に関する上記の検討から推察され得るものである。
【0033】
本発明のさらなる態様によれば、本発明は、被写体平面を照射してその画像を獲得する方法に関するが、この方法は:放射線源を起動して、放射線を発生するステップと、静止している反射表面上で前記発生された放射線の少なくとも一部を受け、それを前記被写体平面に向けて反射させることによって再度方向付けするステップと、前記被写体平面からの第二の放射線を収集して、画像平面上に画像を形成するステップと、を含み、前記第二の放射線が、物理的には前記反射表面部分に接続され、空間的にはこれから分離されている透明表面部分によって収集されることを特徴とする。
【0034】
この方法の実施形態とそれに対応する利点とは、光学系に関する上記の検討から推測されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0035】
図1に、本発明による光学系の一般的な配置を示す。この光学系は、放射線源1と、放射線センサー2と、撮像オプティックス3と、双対経路コンポーネント4とを含む。この源1は、放射線(図1では鎖線で示されている)を放出するが、この放射線は、被写体平面5上のエリア5aを照明するように方向付けされる。この撮像オプティクス3は、被写体平面5上のその視野5b内にある放射線(図1では実線で示されている)を収集して、画像平面6上の被写体平面の画像を形成するが、ここで、画像はセンサー2によって捕獲される。
【0036】
通常は、画像は、光学系の被写界深度5c内に存在するいずれかの被写体で反射した放射線から形成される。このような反射放射線は、源1からの放射線と、他の周辺放射線との合成物である。源1は、放射線を連続的に又は間欠的に放出している。後者の場合、源1の起動とセンサー2の露光とは、一時的に適切に同期を取られる。
【0037】
源1は、何らかの形態の放射線発生エレメント、たとえば、一つ以上のレーザダイオードや、一つ以上のフィラメントランプ、一つ以上の放電ランプや、一つ以上の発光ダイオードなどである。センサー2は、写真用フィルムもしくは電子検出器などの、何らかの形態の放射線感知デバイス、たとえば、CCDやCMOS検出器などのソリッドステートエリア検出器である。撮像オプティックス3には、光学レンズなどの一つ以上の屈折エレメントと、一つ以上のミラーもしくはプリズムと、開口絞りや視野絞りなどの一つ以上の絞りとを含む。
【0038】
双対経路コンポーネント4は、系の照明経路と撮像経路とを合併させて、双対コンポーネント4と被写体平面5との間を伸張するように構成されている。この目的のため、双対経路コンポーネント4は、ミラー表面4aと、それとは別個の透明ウインドウ4bとを含む。ミラー表面4aは、源1からの入射放射線、一般的には、発散する光線の実質的にすべてを、被写体平面5に向けて反射するように配置されている。さらに、被写体平面5からミラー表面4a上に落下するあらゆる放射線もまた、反射されて遮られる。透明ウインドウ4bは、被写体平面5から収集された放射線を、撮像オプティックス3によって送信するように配置されている。
【0039】
図1もまた、水平鎖線として図示されている系の光軸を含む。この軸は、透明ウインドウ4bの中心を介して光学系を通って、センサー2上の画像の中心まで、視野5bの中心からの光線に続くラインとして定義される。
【0040】
図1の双対コンポーネント4によって、利用可能な放射線を効率的に利用できるが、それは、実質的にすべての入射放射線が、照明エリア5aに創出されるからである。所望次第では、照明エリア5aと視野5bとは、図1に示すように、光学系の被写界深度5cの全体にわたって実質的に一致するようにし、これで、利用可能な放射線を最大限に利用できるようにすることが可能である。
【0041】
さらに、図1の双対経路コンポーネントによって、被写体平面5からの放射線を効率的に収集することが可能であるが、それは、このような放射線は、透明ウインドウ4bを通過する際に最小の損失で収集されるからである。
【0042】
またさらに、図1の双対経路コンポーネントによって一般に、透明ウインドウ4bは、光学系の開口絞りを形成することが可能である。これは、特に、被写界深度が大きく、したがって、開口絞りが微小である系の場合、光学系の製造と組み立ての双方の点で利点となる。
【0043】
源1が発散放射線を放出する場合、源はミラー表面4aに対して少し中心からずらして位置付けし、これで、光線全体がミラー表面4aに衝突するようにしてもよい。これを図1に示すが、ここで、源の光線対称ライン(縦の鎖線として示されている)は、ミラー表面4aの中心にある透明ウインドウ4bの中心から移動させ、これで、源の光線が、透明ウインドウ4bの周りで対称的にミラー表面4aを照明するようにする。
【0044】
上記の光学系の特定の実施例では、被写体平面5の照明をさらに最適化し、また、透明ウインドウ4bを通る入射放射線のあらゆるリークを最小化するのが望ましい。図2〜10に、このような必要性を完全に又は部分的に満たすさまざまな実施形態を示す。すべての図面において、関連する要素は同じ参照番号をもつ。
【0045】
図2では、この光学系は、発光ダイオード(LED)という形態の源1と、センサー2と、撮像オプティックス3と、修正型アミーチプリズムという形態の双対経路コンポーネント4とを備えている。アミーチプリズムとは、自身の表面の内の一つの表面中にルーフエッジを備えた直角プリズムである。直角プリズム又はこのような具合にルーフエッジを備えた他の何らかのタイプのプリズムは、通常は、ルーフプリズムと呼ばれる。
【0046】
図4にさらに詳細に示されているプリズム4は、源1に対向するように配置された照明側面7と、二つのルーフフェース8及び9とを有している。このルーフフェース8と9は、互いに対して傾斜し、また、長尺リッジ10に沿って互いに交差している。このリッジ10には、長尺の凹が形成されており、これが、二つの第二のルーフフェース11と12を形成しており、この二つのフェースが、反転リッジ13中で互いに交差している。リッジ10から13への変わり目が、菱形エリア14を形成しており、これが、光学系の開口絞りの役割をする。プリズム4はまた、被写体側面15を有するが、これは、光学系中で被写体平面に対向している。図1を再度参照すると、ルーフフェース8、9、11及び12はミラー表面4aに対向し、一方、菱形エリア14は透明ウインドウ4bに対向している。
【0047】
系に含まれる部品は、この系の内部の光線経路が、源1からの放射線の光線が照明側面7を通って双対経路コンポーネント4中に落下して、ルーフフェース8、9、11又は12の内の一つ又はいくつかのフェース中に反射されて、被写体側面15を通過して、被写体平面5を照明するように、互いに対して配置されている。次に、放射線の光線は、被写体平面5から開口14を通って双対経路コンポーネント4から戻って投光されて、撮像オプティクス3を通過して、画像平面6上に置かれているセンサー2上に落下する。撮像オプティックス3は、被写体の画像がセンサー2上に生成されるように光線を方向付けするように配置されている一つ以上のレンズ又は他の光学コンポーネントを備えている。
【0048】
照明側面7と被写体側面15とから見ると、ルーフフェース8、9、11及び12は、照明側面7と被写体側面15に対して45°の角度を成す反射ルーフセクションを形成している。ルーフフェース8と9は交差して、ライン10に沿って楔形の長尺トレンチを形成している。ルーフフェース9と11及び8と12は、交差して、それぞれの長尺の楔形の第二のトレンチを形成し、一方、第二のルーフフェース11と12とは交差して、長尺リッジ13を形成している。ルーフフェース8、9、11及び12は、源1から受領されたすべての光線が完全に内部反射されるような角度になっており、これによって、放射線は、単にコンポーネント4からその被写体側面15を通って投光される。これに対応して、ルーフフェースは、被写体平面5上の被写体5’から受けたすべての光線を完全に内部反射させる。図2と4では、ルーフフェース8、9;8、12;9、11;11、12はすべて、直角に交差する。菱形エリア14は、トレンチからリッジへの変わり目のところで平面的なエリアとして形成される。
【0049】
菱形エリア14は、源1から放出された光線からスクリーニングされ、しかも、被写体平面上の視野5b内で放出される光線に対しては透明となるように配置されている(図1)。図2では、点線で示すように、エリア14は、源1からの放射線の主方向に対して平行に配置されている。別の実施形態(図示せず)では、エリア14は、源1から少し傾斜している。
【0050】
図3に、図2の光学系の代替配置を示す。撮像オプティクス3は、ここでは、エリア14を通過した光線を、源1と実質的に同じ平面に置かれているセンサー2上に落下するように再方向付けするように構成されている。撮像オプティックス3は、この実施形態では、光軸に対して傾斜していて、光線をセンサー2に向けて反射するプリズム又はミラーを含む。この配置による光学系は、容易に、センサー2と源1とを搭載するプリント回路基板上に構築することが可能である。
【0051】
ルーフフェース8、9、11及び12同士の交差角度は、90°からずれることに注意すべきである。場合によっては、源1からの放射線を前部被写体平面5に向けて反射するという双対経路コンポーネント4の機能を失うことなく、約45〜135°の範囲の角度で交差させている。この交差角度は、たとえば、エリア14が所望の形状、たとえば、矩形となるように選択される。ルーフフェース8、9、11及び12の一部又は全部はさらに、反射性材料、たとえば、アルミ、銀もしくは金などの金属又は誘電体でコーティングされる。
【0052】
図5に示すような第一の代替実施形態によれば、双対経路コンポーネント4は、長尺リッジ10に沿って交差して、反射ルーフセクションを形成している二つのルーフフェース8と9を持つルーフプリズムである。凹部が、被写体平面上の視野からの光線に対して透明である三角形のエリア14を画定するようにリッジ10に形成されている。この凹部は、また、三角形の低部部分14’画定しているが、この部分は、反射性材料でコーティングされ、これで、照明側面7に入る源からの放射線が透過するのを防止するようにしてもよい。
【0053】
本発明の第二の代替実施形態は、一つの側部フェース16に凹部を持つ直角プリズムをいう形態を持つ図6による双対経路コンポーネント4を備えている。この側部フェースは、源から照明側面7に入る光線と被写体平面から被写体側面15に入る光線に対する反射表面を形成するようになっている。この凹部は、被写体平面上の視野からの光線に対して透明である矩形エリア14を画定している。この凹部はまた、照明側面7に入る源からの放射線の透過を防止するように反射性材料でコーティングされる矩形低部部分14’を画定している。
【0054】
上記の実施形態の修正例として、双対経路コンポーネント4は、図7aに示すように被写体側面15に、又は図7bに示すように照明側面7に、又は双方の側面(図示せず)に光導体17を備えている。図7a〜7bに示す修正例では、この光導体は、断面形状は矩形であるが、また、たとえば断面形状が三角形又は六角形の光導体を使用することも可能である。
【0055】
光導体17は、いくつかの目的の内のどれかに役立つ。この光導体は、被写体平面上の被照明エリアにおける放射線の分布をならすように設計される。この光導体は、また、源1からの放射線を発散させる又は収束されるために用いられる。照明側面7上に光導体があると(図7b)、またその結果、この光導体の端に設置されている源1の位置付けのフレキシビリティが増す。したがって、源1は、光学系の機能を劣化させることなく、たとえば、空間的な理由で、所望次第で双対経路コンポーネント4中の反射表面から任意の所望の距離のところに置くことが可能である。同様に、被写体側面15上に光導体があると(図7a)、この系を、被写体平面を源1とセンサー2とからの任意の所望の距離だけ離れたところに置くように設計することが可能である。コンポーネント4を、所与の長さを持つ直状の光導体を収容できない空間に配置することになっている場合、このような長さは、コンポーネント4の双方の側面7と15上に光導体を配置することによって達成される。
【0056】
上記の実施形態のさらなる修正例として、被写体側面15が、光軸Aに対して傾斜したレンズ表面として形成される。これによって、境界表面15中に源から放射線が逆反射されるのを防止又は少なくともその量を軽減する。このような逆反射された源からの放射線は、さもなければ、エリア14を通過して、センサーに入射する。一般的に言って、被写体側面15と照明側面7のどちらか又は双方を、屈折表面として形成することが可能である。このような屈折表面の例としては、通常のレンズ表面があるが、これは、球面状又は非球面状の、フレネルレンズであったり、屈折表面であったりする。また、光軸に対して傾斜している平面表面も、この状況では、屈折表面である。これで、被写体側面15及び/又は照明側面7上の屈折表面を、通常は光学系に存在する互いに別々の屈折エレメントの内の一つ以上の代わりに用いることが可能である。
【0057】
上記の実施形態のさらなる修正例として、双対コンポーネント4の透明ウインドウ4bと14に、一つ以上の屈折表面、たとえば、レンズ表面が備えられる。したがって、透明ウインドウ4bと14は、被写体平面からの放射線を透過させるだけではなく、放射線をなんらかの制御された仕方で屈折させる。このような修正例は、潜在的に、撮像オプティックスと光学系の組み立てとを簡略化することが可能である。
【0058】
上記の実施形態のさらなる変更例では、双対経路コンポーネント4は、上記の実施形態の内のどれかにおけるような形状を有するミラー表面を持つシェルとして実現することが可能である。このようなコンポーネントは、反射コーティングがミラー表面を形成している、なんらかの適切な材料、たとえば、プラスチック、ガラス又は金属などから製作可能である。この反射コーティングは、コーティングプロセスで与えられ、また、たとえば、アルミ、銀、金、誘電体などを含む。透明ウインドウ4bと14とは、スルーホール又は適切な形状を持つ透明材料の表面として形成される。代替例では、コンポーネント4全体が、アルミなどの反射性材料でできており、透明ウインドウ4bと14は、反射性材料のスルーホールとして提供される。被写体側面15と照明側面7、さらに、他の何らか非反射側面はオプションとしてこの変更例には含まれないか、又は、コーティングされずに、透明な、すなわち、非拡散性の材料からできている。
【0059】
図8〜10に、双対経路コンポーネントの第三の代替実施形態を示すが、これはシェル形状をしている。図8〜10に、このコンポーネントを、それぞれ斜視図、前部底面図及び前面図で示しているが、シェル形状のコンポーネント4内部表面を示すのが目的である。したがって、このコンポーネントの本体の輪郭は端に、鎖線で概略を示しているだけであり、一方、内部表面は実線で、又は、一つの内部表面が別の内部表面のため隠されている場合には点線で示されている。
【0060】
図8に示すように、双対経路コンポーネント4は、印刷回路基板(PCB)20上に取り付けられるようになっているが、この基板は、発光ダイオード(LED)という形態の放射線源1と、エリアセンサー2とを搭載している。したがって、コンポーネント4とPCB20とは、図3に示すタイプの光学系を形成する。
【0061】
このコンポーネントは、低部側面開口部21を有しており、この開口部は、長尺前部空洞22中に開口しており、また、源1とはめ合うようになっている。前部空洞22は、透明エリア14を含むミラー表面を形成する反射表面8、9、11及び12を持つ背部壁23を有している。このミラー表面は、これまた系の光軸と一致する空洞22の長手方向中心線と約45°という角度を成している。図示の実施形態は図4のコンポーネントレイアウトに基づいているが、背部壁23は、たとえば、図5と6に示すような、所望の機能を達成するためになんらかの適切な形状を有している。
【0062】
前部空洞22はさらに、背部壁23から開放前部フェース25に伸張する長尺の反射側壁24によって画定され、これによって、光導体を画定している。図9と10により明瞭に示すように、側壁24は、空洞22の長手方向中心線から少し傾斜しており、これで、前部フェース25に向かって徐々に断面積が増加する光導体を形成している。このようなテーパーのついた光導体は、源1から放出され、背部壁23によって反射された放射線の束を収束させたり発散させたりする役割をする。
【0063】
前部空洞22は、上記の実施形態の双対経路コンポーネントと同じ機能、すなわち、源1からの放射線を前部フェース25に対面している被写体平面に向けて反射し、また、被写体平面から収集された放射線が透明エリア14を透過するようにさせる機能を有している。図9と10から、反射表面8、9、11及び12それぞれは、明らかであるエントリ開口部21と前部フェース25の双方から可視であるように配置されていることが明らかである。したがって、エントリ開口部21又は前部フェース25からこれらの表面8、9、11及び12上に落下する放射線は、全部反射される。他方、透明エリア14は、収集された放射線が前部フェース25を透過するようにさせるために、前部フェース25から可視であるように、また、エントリ開口部21の視界から実質的に隠されるように配置され、これで、源からの放射線の直接的な透過を最小化するようになっている。
【0064】
図8〜10の第三の代替実施形態の双対経路コンポーネントはさらに、前部空洞22と同じ線に沿って配置されている背部空洞26を有している。この背部空洞26は、前部空洞22からの放射線を受け、この放射線を、センサー2とはめ合うような形状をしている低部側面開口部27に向けて反射するようになっている。背部空洞26は、前部壁28と、長尺側壁29と、傾斜背部壁30とによって画定される。前部壁28は、前部空洞22からの放射線が中央透明入り口エリア31を透過するようにさせるように形成されている。側壁29は受けた放射線に対して低い反射率を有し、一方、背部壁30はこのような放射線に対して高い反射率を有するのが望ましい。図8に示すように、透明エリア31は、被写体平面からの放射線をセンサー2上に撮像するようになっているレンズ表面として形成されている。図示し易くするために、第一の空洞22と第二の空洞26間の距離は、図8では誇張されている。
【0065】
上記の実施形態による双対経路コンポーネント4は、モールディングによって製造される。図2〜7のコンポーネントは、源から放出され、被写体平面から捕獲された放射線に対して透明である材料から適切に製造されている。図8〜10もまた、このような材料でできているが、ただし、高い反射率を持つコーティングや挿入物を背部壁23と30及び側壁24上に追加され、オプションとして、低い透過率と低い反射率を持つコーティング又は挿入物を前部壁28と側壁29上に補足される場合である。コーティングや挿入物を用いる代わりに、前部壁28は、本来非透過性の形状、たとえば、図8の前部空洞22の背部壁23の形状に類似の形状を持つように設計される。透明エリア14と31同士間の透明な放射線経路が、この材料自身で形成されている。
【0066】
ある代替例によれば、図8〜10のコンポーネントは、放射線を遮断する材料からできている。これで、背部壁23と30及び側壁24の上には、高い反射率を持つコーティングや挿入物が必要とされるだけである。透明な放射線経路が、透明エリア14と31間を伸張する中空チャネルとして形成されている。
【0067】
別の代替例によれば、図8〜10のコンポーネントは、反射性材料でできている。それで、側壁29上と、オプションとして前部壁28上に低い反射率を持つコーティングが必要となる。透明反射線経路が、透明エリア14と31間を伸張する中空チャネルとして形成される。
【0068】
本発明を、いくつかの例示の実施形態で上述した。しかしながら、本発明は、決してこれらに限られるものではなく、添付クレームの保護範囲で定義されるところによる他の多くの変更例を含み、これに加えて、当業者には容易に認識されよう。
【0069】
たとえば、双対経路コンポーネントのミラー表面は、球形、楕円、双曲線、放物線、小面などのいかなる形状でもよい。同様に、双対経路コンポーネントの透明ウインドウは、円形、楕円、多角形などいかなる形状でもよい。
【0070】
さらに、双対経路コンポーネントのミラー表面は、それぞれ、光軸と源の放射線の主方向とに対してなんらかの適切な角度で配置される。
【0071】
上述したような被写体平面を照明して撮像する光学系、双対経路コンポーネント及び方法は、光学ペン、バーコードもしくはテキストスキャナ、ポインティングデバイスなどの手持ち式デバイス中で用いられる。しかしながら、本発明はまた、特に、大きい被写界深度及び/又は空間効率的な設計及び/又は効率的な光収集能力が必要とされる場合、他の応用分野、たとえば、コンピュータ及び機械視覚、携帯式の医療及び科学計測、小型カメラなどのデバイスを持つ。
【図面の簡単な説明】
【0072】
本発明は、本発明の現在好ましいとされる実施形態を例示する添付の略図を参照して詳細に説明する。
【図1】本発明による光学系の内部の放射線経路の側面図である。
【図2】本発明による光学システムのある実施形態の側面図である。
【図3】図2の実施形態の代替配置の側面図である。
【図4】図2〜3の系に含まれる光学コンポーネントの実施形態の斜視図である。
【図5】図4の光学コンポーネントの第一の代替実施形態の斜視図である。
【図6】光学コンポーネントの第二の代替実施形態の斜視図である。
【図7a−7b】図4の光学コンポーネントの修正例の斜視図である。
【図8】光学コンポーネントの第三の代替実施形態の斜視図であり、ここで、コンポーネントの内部空洞は実線で示されている。
【図9】図8のコンポーネントの前部部分の底面図であり、ここで、前部空洞は実線で示されている。
【図10】図8のコンポーネントの前面図である。
Claims (55)
- 被写体平面(5)を照射して、前記被写体表面(5)の画像を画像平面(6)に伝達するように構成された光学系であり、前記系は、放射線源(1)から放出された第一の放射線を前記被写体平面(5)に向けて反射し、同時にまた、前記被写体平面(5)からの第二の放射線を前記画像平面(6)に向けて伝達する光学コンポーネントを備え、前記光学コンポーネント(4)は、前記第一の放射線を反射するように配置された反射表面部分(4a;8、9、11、12)と、前記第二の放射線を透過させるように構成された空間的に分離された透明表面部分(4b;14)と、を含むことを特徴とする、前記光学系。
- 前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)が、前記透明表面部分(4b;14)に対してこれを囲むような関係で配置されている、請求項1記載の光学系。
- 前記光学コンポーネント(4)が、前記透明表面部分(4b;14)が前記光学系中で絞りとしての役割を果たすように構成されている、請求項1又は2記載の光学系。
- 前記透明表面部分(4b;16)が、前記光学系中で開口絞りの役割を果たす、請求項3記載の光学系。
- 前記光学コンポーネントが、前記第一の放射線を前記光学系の光軸(A)と実質的に同心となるように反射して、前記被写体平面(5)を照射するように前記光学系(4)が構成されている、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記透明表面部分(4b;14)が、前記放射線源(1)からの第一の放射線からスクリーニングされるように配置されている、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記透明表面部分(4b;14)は、前記放射線源(1)からの第一の放射線の主方向(B)に対して実質的に平行な平面上に位置している、請求項6記載の光学系。
- 前記平面が、前記系の前記光軸(A)に対して実質的に直角に配置されている、請求光7記載の光学系。
- 前記透明表面部分(4b;14)が、前記光学系の前記光軸(A)と前記第一の放射線の前記主方向(B)との交点を含むように配置されている、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)が、トレンチライン(10)という形状で交差して、反射ルーフセクションを形成する二つの反射ルーフフェース(8、9)を含む、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記透明表面部分(4b、14)が、前記トレンチライン(10)に沿って、また、この周りに前記反射ルーフセクション中に形成される、請求項10記載の光学系。
- 前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)が、前記反射ルーフセクションの一部を形成するようにリッジ(13)で交差する二つの第二の反射ルーフフェース(11、12)を含み、前記リッジ(13)が、前記トレンチライン(10)と整合されており、また、前記トレンチライン(10)から前記リッジ(13)への変わり目が、前記透明表面部分(14)を画定する、請求項10又は11記載の光学系。
- 前記二つの第二の反射ルーフフェース(11、12)が、約45〜135°の範囲のルーフ角度で交差する、請求項12記載の光学系。
- 前記第二のルーフ角度が実質的に直角である、請求項13記載の光学系。
- 前記二つのルーフフェース(8、9)が、約45〜135°の範囲にあるルーフ角度で交差する、請求項10〜14の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記ルーフ角度が実質的に直角である、請求項15記載の光学系。
- 前記放射線源(1)からの前記第一の放射線を受けるように配置されている光導体(17)をさらに備える、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)からの第一の放射線を受けるように配置された光導体(17)をさらに備える、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記光導体(17)は断面形状が矩形である、請求項17又は18記載の光学系。
- 前記光学コンポーネント(4)がシェル形状をしている、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記光学コンポーネント(4)がプリズムである、請求項1〜19の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)の少なくとも一部に、反射性材料がコーティングされている、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)が、前記第一の放射線と第二の放射線に対して実質的に全反射的である、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記光学系(4)が、前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)からの前記第一の放射線を受けるように配置された反射表面(15)を含む、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記反射表面(15)が、前記系の光軸に対して傾斜しており、また、前記第一の放射線が前記透明表面部分(14)中に逆反射するのを防止するようになっている、請求項24記載の光学系。
- 前記透明表面部分(14)は、前記被写体表面(5)からの第二の放射線を収集する撮像レンズ表面などの屈折表面を含む、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記放射線源(1)が、前記画像平面(6)と実質的に同じレベルに配置されている、先行する請求項の内のいずれかに記載の光学系。
- 前記放射線源(1)と二次元放射線検出器(2)とを搭載する印刷回路基板(20)とインタフェースしている、請求項27記載の光学系。
- 前記光軸(A)が、前記被写体平面(5)から前記画像平面(6)に至る走行経路によって画定される、請求項5、8、9及び25の内のいずれかに記載の光学系。
- 放射線放出手段(1)と、前記放射線放出手段(1)から入射する第一の放射線を被写体平面(5)に方向付けし、また、前記被写体表面(5)からの第二の放射線の画像を画像平面(6)に伝達する光学コンポーネント(4)とを備える光学系において、前記光学系(4)が、前記放射線源(1)から入射する前記第一の放射線を前記被写体平面(5)に向けて反射する手段(4a;8、9、11、12)と、前記被写体平面(5)からの第二の放射線を前記画像平面(6)に向けて伝達する手段(4b;14)とを含み、前記伝達手段(4b;14)が、前記反射手段(4a;8、9、11、12)から空間的に分離されている、前記光学系。
- 放射線源(1)から入射する第一の放射線を光学系中の被写体表面(5)に反射するようになっている反射表面部分(4a;9、1、11、12)を備える光学コンポーネントであり、前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)から空間的に分離されており、また、前記被写体平面(5)からの第二の放射線を前記光学系の画像平面(6)に伝達するようになっている透明表面部分(4b;14)を備えることを特徴とする、前記光学コンポーネント。
- 前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)が、前記透明表面部分(4b、14)に対してこれを囲むような関係で配置されている、請求項31記載の光学系。
- 前記透明表面部分(4b;14)が前記光学系中で絞りとしての役割を果たすようになっている、請求項31又は32記載の光学コンポーネント。
- 前記透明表面部分(4b;14)が、前記第一の入射放射線からスクリーニングされるように配置されている、請求項31〜33の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)の少なくとも一部に、反射性材料がコーティングされる、請求項31〜34の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 前記放射線源(1)からの前記第一の放射線を受けるように配置されている光導体(17)をさらに備える、請求項31〜35の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)からの前記第一の放射線を受けるように配置されている光導体(17)をさらに備える、請求項31〜36の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- プリズムであり、請求項31〜37の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- シェル形状をしている、請求項31〜37の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 放射線源(1)から入射する第一の放射線を光学系中の被写体平面(5)に反射する手段(4a;8、9、11、12)と、前記被写体平面(5)からの第二の放射線を前記光学系中の画像平面(6)に向けて伝達する手段(4b;14)とを備えた光学コンポーネントにおいて、前記伝達手段(4b;14)が前記反射手段(4a;8、9、11、12)から空間的に分離されていることを特徴とする、前記光学コンポーネント。
- 開放前部フェース(25)と;前記開放前部フェース(25)から背部壁部分(23)に伸張する内部周辺壁部分(24)によって画定される前部空洞(22)と;前記背部壁部分(23)に隣接した前記周辺壁部分(24)中のエントリ開口部(21)と;を含む本体を備える光学コンポーネントであり、前記背部壁部分(23)が、透明表面部分(14)を内部に持つ反射表面部分(8、9、11、12)を含み、前記エントリ開口部(21)を通って前記前部空洞(22)に入る第一の放射線が、前記反射表面部分(8、9、11、12)で反射されて前記前部フェース(25)に向かい、前記前部フェース(25)から前記前部空洞(22)に入る第二の放射線が、前記透明表面部分(14)を通って伝達される、前記光学コンポーネント。
- 前記反射表面部分(8、9、11、12)が、前記エントリ開口部(21)と前記前部フェースとから可視であるように配置され、前記透明表面部分(14)が、前記前部フェース(25)から可視であり、また、前記エントリ開口部(21)の視界から実質的に隠されるように配置される、請求項41記載の光学コンポーネント。
- 前記内部周辺壁部分(24)が長尺であり、また、前記第一の放射線を反射し、これで、前記前部空洞(22)が、前記第一の放射線を前記前部フェース(25)に誘導する役割を果たすようになっている、請求項41又は42記載の光学コンポーネント。
- 前記エントリ開口部(21)が、放射線源(1)を少なくとも部分的に収容するように構成されている、請求項41〜43の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 前記透明表面部分(14)と同じ線に沿って配置されている反射表面を含む、請求項41〜44の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 前記本体が、第一の端壁部分(28)と、第二の端壁部分(30)と、前記第一と第二の端壁部分(28、30)間を伸張する周辺壁部分とによって画定される背部空洞(26)をさらに含み、前記前部空洞(22)からの前記第二の放射線のための入り口(31)が、前記第一の端壁部分(28)に備えられており、前記第二の放射線のための出口(27)が、前記第二の端壁(30)に隣接する前記周辺壁部分(29)に備えられ、前記第二の端壁(30)が、前記第二の放射線を反射し、また、前記出口に向かって傾斜している、請求項41〜45の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 前記出口(27)が、画像センサー(2)を収容するようになっている凹部を含む、請求項46記載の光学コンポーネント。
- 前記背部空洞(26)の前記周辺壁部分(29)が、前記第二の放射線を実質的に反射しない、請求項46又は47記載の光学コンポーネント。
- 前記放射線源(1)と画像センサー(2)とを搬送する印刷回路基板(20)を搭載し、これで、前記放射線源(1)と前記画像センサー(2)とを、前記前部空洞(22)の前記エントリ開口部(21)と前記背部空洞(26)の前記出口(27)とそれぞれ整合させるようになっている、請求項46〜48の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 前記透明表面部分(14)は、前記背部空洞(26)の前記入り口(31)まで伸張している放射線ダクトに対して開口している穴を含む、請求項46〜49の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 放射線経路が、前記透明表面部分(14)と前記背部空洞(26)の前記入り口(31)との間で、前記第二の放射線に対して透明な材料で作られている、請求項46〜49の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 前記本体が、前記第二の放射線に対して透明である材料からできている、請求項46〜51の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 前記第一の壁部分(28)が、前記入り口(31)と整合しており、また、前記被写体平面(5)からの前記第二の放射線を収集するようになっている屈折表面を含む、請求項46〜52の内のいずれかに記載の光学コンポーネント。
- 請求項1〜30の内のいずれかによる光学系又は請求項31〜53の内のいずれかによる光学コンポーネントを備えることを特徴とする、被写体の画像を記録する手持ち式ユーザユニット。
- 被写体平面(5)を照射して、その画像を捕獲する方法であり、前記方法が:
放射線源(1)を起動して、放射線を発生するステップと;
前記発生された放射線の少なくとも一部を静止した反射表面部分(4a;8、9、11、12)上で受けて、前記被写体平面(5)に向けてそれを再方向付けするステップと;
前記被写体平面(5)からの第二の放射線を収集して、画像平面(6)上で画像を形成するステップと;
を含み、前記第二の放射線が、前記反射表面部分(4a;8、9、11、12)に物理的に接続され、しかし、これから空間的に分離されている透明表面部分(4b;14)を介して収集されることを特徴とする、前記方法。
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