JP2005354585A - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 低彩度エリア中に存在する高彩度の領域についても色抜けを低減し、偽色の発生を効果的に抑制することができるようにする。
【解決手段】 輝度エッジ抽出部13で輝度信号のエッジ成分Yedgeを抽出する。彩度エッジ抽出部18で彩度信号のエッジ成分Cedgeを抽出する。彩度レベル検出部19で彩度信号レベルClpfを検出する。輝度信号のエッジ成分Yedgeと、彩度信号のエッジ成分Cedgeと、彩度信号レベルClpfとから、クロマサプレスの抑圧量を決定し、クロマサプレス部15で色差信号Cr及びCbを抑圧する。彩度信号のエッジ成分を使って抑圧量を調整することで、低彩度エリア中に高彩度の細線が存在する場合でも、色抜けが生じない。
【選択図】 図3
Description
本発明は、例えば、ディジタルカメラ等に用いて好適な画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関する。
ディジタルカメラやディジタルビデオカメラの撮像素子として単板式のものを用いた場合には、各画素には単色の情報しかないため、欠落している色情報を近傍の同色画素から補間している。ところが、このように欠落している色情報を補間により求めると、特に輝度信号のエッジ部分で、本来の色と異なる色(偽色と称される)が生じてしまうことがある。
例えば、撮像素子の前面には、図12(B)に示すように、赤(R)色のフィルタと、緑(G)色のフィルタと、青(B)色のフィルタが配設されているとする。そして、本来、図12(A)に示すように撮像されるべき信号を、この撮像素子で撮像したとする。なお、各セルに記載した配列は、1画素中に含まれるカラー画像信号R及びG及びBが(R信号,G信号,B信号)であることを表す。
この場合、図12(C)に示すように、赤色のフィルタの画素P1、P3、P7、P9からはR信号のみが得られ、緑色のフィルタの画素P2、P4、P6、P8からはG信号のみが得られ、青色のフィルタの画素P5からはB信号のみが得られる。
いま、注目画素を画素P5とすると、注目画素P5は青色のフィルタの画素であるから、B信号の情報のみしか得られておらず、R信号及びG信号の情報は欠落している。そこで、周辺の赤色のフィルタの画素の情報からR信号を補間により求め、周辺の緑色のフィルタの画素の情報からG信号を補間により求める。
すなわち、画素P1、P3、P7、P9のR信号をR1、R3、R7、R9とし、画素画素P2、P4、P6、P8のG信号をG2、G4、G6、G8とすると、注目画素P5のR信号は、
(R1+R3+R7+R9)/4
として求められ、注目画素P5のG信号は、
(G2+G4+G6+G8)/4
として求められる。
(R1+R3+R7+R9)/4
として求められ、注目画素P5のG信号は、
(G2+G4+G6+G8)/4
として求められる。
図12(D)は、このようにして注目画素P5のR信号とG信号を補間により求めた結果である。
補間により求めた各色信号と本来の色信号は近い値になるはずであるが、図12(A)と図12(D)とを比較すれば分かるように、本来の色信号と補間により求められた色信号とが異なる場合がある。すなわち、図12(A)に示すように画素P5のR信号は本来「0」であるが、図12(D)に示すように補間により求められたR信号は「50」になる。このように、補間により求められた色信号が本来の色信号と異なると、偽色が発生する。
特に、被写体の輪郭部、ライン、細やかな模様などの高周波成分が存在する部分では、本来の色信号とは異なった信号となり易く、偽色の原因となる。
以上の問題に対し、従来においては、クロマサプレスまたは色抑圧という処理を行うことで、偽色を低減している。クロマサプレスは、輝度信号Yから抽出された高周波成分(輝度エッジ)のレベルに応じて、色差信号Cr及びCbの値を抑えることで、偽色を目立たなくする処理である。一般的には、輝度エッジが抽出された部分に対して、画像全体に彩度を抑える処理を行う。
前述した従来のクロマサプレスでは、被写体の高周波成分(輝度エッジ)が強い部分の全ての彩度が抑圧されてしまうため、エッジ部分における偽色の発生は防止できるが、一方で「色抜け」という問題が発生する。「色抜け」とは、本来は彩度のある部分に、輝度エッジが強く含まれていた場合、クロマサプレスにより彩度が抑圧され、色が抜けてしまうという現象である。
この「色抜け」を解決するために、特許文献1には、輝度信号Yの高周波成分(輝度エッジ)を検出し、色差信号Cr及びCbを絶対値加算して彩度信号を求め、この彩度信号に対して空間フィルタを用いて低彩度エリアを抽出し、低彩度エリア内の画素について輝度エッジの強度に応じて彩度を抑圧することで、偽色の発生を効果的に抑制するものが提案されている。
特開2003−224859号公報
ところが、特許文献1に示される手法では、図13に示すように、低彩度エリア120中に高彩度の細線121が存在する場合、細線の彩度が失われる可能性がある。すなわち、特許文献1の手法では、高彩度エリアでは「色抜け」が防止できるが、低彩度エリア中に高彩度の細線が存在する場合、低彩度エリアであるため、細線の部分が輝度信号のエッジとして検出され、クロマサプレス処理が行われ、「色抜け」が生じる。
本発明は、上述の従来の課題を鑑み、低彩度エリア中に存在する高彩度の領域についても色抜けを低減し、偽色の発生を効果的に抑制することが可能な画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、請求項1に係わる本発明は、撮像素子より入力されるカラー画像信号に対して所定の画像処理を施す画像処理装置であって、カラー画像信号を輝度信号と色差信号とに変換する色信号変換手段と、輝度信号のエッジ成分を抽出する輝度エッジ抽出手段と、色差信号から彩度信号を求める彩度信号演算手段と、彩度信号のエッジ成分を抽出する彩度エッジ抽出手段と、彩度信号のレベルを判定する彩度レベル判定手段と、輝度信号のエッジ成分、彩度信号のエッジ成分、及び彩度信号レベルに基づいて設定された抑圧量で、色差信号を抑圧するクロマサプレス手段とを備えるようにしたことを特徴とする。
請求項2に係わる本発明は、クロマサプレス手段は、輝度信号のエッジ成分の強度に応じて、色差信号の抑圧量を変更することを特徴とする。
請求項3に係わる本発明は、クロマサプレス手段は、彩度信号のエッジ成分の強度に応じて、色差信号の抑圧量を変更することを特徴とする。
請求項4に係わる本発明は、クロマサプレス手段は、彩度信号の強度に応じて、色差信号の抑圧を行うことを特徴とする。
請求項5に係わる本発明は、輝度エッジ抽出手段は、ラプラシアンフィルタを備えることを特徴とする。
請求項6に係わる本発明は、輝度エッジ抽出手段は、ゾーベルフィルタを備えることを特徴とする。
請求項7に係わる本発明は、彩度エッジ抽出手段は、ラプラシアンフィルタを備えることを特徴とする。
請求項8に係わる本発明は、彩度エッジ抽出手段は、ゾーベルフィルタを備えることを特徴とする。
請求項9に係わる本発明は、彩度レベル判定手段は、ローパスフィルタを備えることを特徴とする。
請求項10に係わる本発明は、彩度レベル判定手段は、メディアンフィルタを備えることを特徴とする。
請求項11に係わる発明は、撮像素子より入力されるカラー画像信号に対して所定の画像処理を施す画像処理方法であって、カラー画像信号を、輝度信号と、色差信号に変換する色信号変換ステップと、輝度信号のエッジ成分を抽出する輝度エッジ抽出ステップと、輝度信号のエッジ成分の強度より、色差信号を抑圧するための抑圧パラメータを算出する抑圧パラメータ算出ステップと、色差信号から彩度信号を求める彩度信号演算ステップと、彩度信号のエッジ成分を抽出する彩度エッジ抽出ステップと、彩度信号のエッジ成分の強度より、抑圧量を調整するための調整パラメータを算出する調整パラメータ算出ステップと、彩度信号の彩度レベルを抽出する彩度レベル抽出ステップと、彩度レベルの強度を判定する彩度レベル判定ステップと、抑圧パラメータと調整パラメータに基づいて、彩度信号を抑圧するための新たな抑圧パラメータを算出し、彩度レベル判定結果、低彩度なら、算出された抑圧パラメータにより彩度信号を抑圧する彩度抑圧ステップとを含むことを特徴とする。
請求項12に係わる発明は、コンピュータに撮像素子より入力されるカラー画像信号に対して所定の画像処理を実行させる画像処理プログラムであって、コンピュータに、カラー画像信号を、輝度信号と、色差信号に変換する色信号変換ステップと、輝度信号のエッジ成分を抽出する輝度エッジ抽出ステップと、輝度信号のエッジ成分の強度より、色差信号を抑圧するための抑圧パラメータを算出する抑圧パラメータ算出ステップと、色差信号から彩度信号を求める彩度信号演算ステップと、彩度信号のエッジ成分を抽出する彩度エッジ抽出ステップと、彩度信号のエッジ成分の強度より、抑圧量を調整するための調整パラメータを算出する調整パラメータ算出ステップと、彩度信号の彩度レベルを抽出する彩度レベル抽出ステップと、彩度レベルの強度を判定する彩度レベル判定ステップと、抑圧パラメータと調整パラメータに基づいて、彩度信号を抑圧するための新たな抑圧パラメータを算出し、彩度レベル判定結果、低彩度なら、算出された抑圧パラメータにより彩度信号を抑圧する彩度抑圧ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、輝度信号のエッジ成分を抽出すると共に、色差信号から彩度信号を求め、この彩度信号のエッジ成分を抽出し、彩度信号のレベルを検出している。そして、輝度信号のエッジ成分量、彩度信号のエッジ成分量、及び彩度信号レベルに基づいて、クロマサプレスの抑圧量を設定するようにしている。
このように、本発明では、彩度レベルだけでなく、彩度信号のエッジ成分を抽出し、その成分のレベルを判定しているため、低彩度エリア中に高彩度の細線が存在する場合でも、偽色ではない細線として処理をすることができる。すなわち、低彩度の偽色を的確に判断し、彩度の高低に関わらず色抜けを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明が適用されたディジタルカメラの一例を示すものである。図1において、符号1は撮像素子である。撮像素子1としては、CCD(Charge Coupled Device) 撮像素子や、CMOS(Complementary MOS)撮像素子が用いられる。撮像素子1は、例えば単板式のもので、その受光面には、図2に示すように、R(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタが例えばベイヤー配列で配設されている。
撮像素子1の受光面には、光学系2を介して、被写体像が結像される。光学系2は、被写体像光を撮像素子1の受光面に結像させるレンズ系や、露光制御を行うアイリス等を含んでいる。撮像素子1で、被写体像が光電変換される。
なお、カラーフィルタの配列はベイヤー配列に限定されるものではない。また、Cy(シアン)、Mg(マゼンタ)、Ye(黄色)の補色系フィルタを配設するようにしてもよい。
撮像素子1からの撮像信号は、サンプルホールド及びAGC(Automatic Gain Control)回路3を介して、A/Dコンバータ4に供給される。A/D(Analog to Digital)コンバータ4で、撮像素子1からの撮像信号がディジタル化される。A/Dコンバータ4の出力は、単板三板化補間部5に供給される。
撮像素子1として単板式のものを用いた場合には、各画素からは何れかの原色の情報しか得られない。すなわち、赤色のフィルタの画素の信号からは赤色の情報しか得られず、青色のフィルタの画素の信号からは青色の情報しか得られず、緑色のフィルタの画素の信号からは緑色の情報しか得られない。単板三板化補間部5は、周辺画素の情報を用いて、補間処理により各画素の色信号R、G、Bを形成する。
単板三板化補間部5の出力が画像処理部6に供給される。画像処理部6は、単板三板化補間部5から送られてきたRGBのカラー画像信号に対して、エッジ強調等の画像処理を行う。そして、RGBのカラー画像信号を、輝度信号Yと、色差信号Cr(R−Y)及び色差信号Cb(B−Y)に変換して出力する。さらに、画像処理部6は、単板三板化補間部5で補間処理を行う際の偽色の発生を除去するために、クロマサプレス処理を行う。
本発明は、上述のように構成されるディジタルカメラにおける画像処理部6のクロマサプレス処理に適用される。
図3は、本発明の実施形態を示すものである。図3において、カラー信号変換部11には、図1の撮像素子1から出力され、単板三板化補間部5で各画素の色信号が補間されたRGBのカラー画像信号が供給される。カラー信号変換部11は、このRGBのカラー画像信号に対して、以下のようなマトリクス演算を行い、RGBカラー画像信号から、輝度信号Yと、色差信号Cr及びCbへの変換を行う。
Y=0.3R+0.59G+0.1B …(1a)
Cr=0.731(R−Y) …(1b)
Cb=0.564(B−Y) …(1c)
Cr=0.731(R−Y) …(1b)
Cb=0.564(B−Y) …(1c)
カラー信号変換部11からの輝度信号Yは、輝度エッジ強調部12に供給されると共に、輝度エッジ抽出部13に供給される。
輝度エッジ抽出部13は、輝度信号Yのエッジ成分(高周波成分)を抽出するものである。輝度エッジ抽出部13としては、ラプラシアンフィルタが用いられる。ラプラシアンフィルタは、2次微分(差分)フィルタとも呼ばれ、輝度の高周波成分を抽出するフィルタである。具体的には、例えば図4のような、3×3の空間フィルタであり、上下左右の4方向のエッジを抽出するもの(図4(A))と、4方向に加え、斜め方向の8方向のエッジを抽出するもの(図4(B))とがある。
図3において、輝度エッジ抽出部13で抽出された輝度信号のエッジ成分は、輝度エッジ強調部12に供給される。輝度エッジ強調部12で、輝度信号Yに、輝度信号のエッジ成分が付加され、輝度信号Yのエッジ成分が増強される。このようにエッジ成分が増強された輝度信号Y’が出力端子21から出力される。
カラー信号変換部11からの色差信号Cr及びCbは、クロマサプレス部15に供給されると共に、彩度信号形成部17に供給される。前述したように、撮像素子1は単板式のものであり、単板三板化補間部5で補間処理を行って、各画素の色信号が補間されているため、偽色が発生することがある。クロマサプレス部15は、このような偽色の発生を防止するために、色差信号Cr及びCbを抑圧するものである。
彩度信号形成部17は、色差信号Crと色差信号Cbとを絶対値加算することで、彩度信号Csを形成するものである。彩度信号形成部17で形成された彩度信号Csは、彩度エッジ抽出部18に供給されると共に、彩度レベル検出部19に供給される。
彩度エッジ抽出部18は、彩度信号Csの高域成分から彩度信号のエッジ成分Cedgeを抽出するものである。彩度エッジ抽出部18としては、例えばラプラシアンフィルタが用いられる。
彩度レベル検出部19は、彩度信号Csを平滑化して、彩度信号レベルClpfを検出するものである。彩度レベル検出部19はローパスフィルタであり、例えば図5に示すような3×3の空間フィルタが用いられる。
彩度エッジ抽出部18で抽出された彩度信号のエッジ成分Cedgeと、彩度レベル検出部19で検出された彩度信号レベルClpfは、抑圧量算出部16に供給される。また、輝度エッジ抽出部13で抽出された輝度信号のエッジ成分Yedgeが抑圧量算出部16に供給される。
抑圧量算出部16は、後に説明するように、輝度エッジ抽出部13からの輝度信号のエッジ成分Yedgeと、彩度エッジ抽出部18からの彩度信号のエッジ成分Cedgeと、彩度レベル検出部19からの彩度信号レベルClpfとを用いて、クロマサプレス部15でのクロマ抑圧量Sを算出するものである。算出された抑圧量Sがクロマサプレス部15に供給される。クロマサプレス部15で、色差信号Cr及びCbに対して、クロマサプレス処理が行われる。このようにクロマサプレス処理された色差信号Cr’及びCb’(又はCr及びCb)が出力端子22及び23から出力される。
上述のように、この実施形態では、クロマサプレスの抑圧量を、輝度信号のエッジ成分Yedgeと、彩度信号のエッジ成分Cedgeと、彩度信号レベルClpfとを用いて決定するようにしている。これについて、以下に詳述する。
前述したように、撮像素子1は単板式のものであり、単板三板化補間部5で補間処理を行って、各画素の色信号が補間されている。このため、偽色が発生している場合がある。偽色は、輝度信号Yの変化が大きい程、すなわち輝度信号Yのエッジ成分量が多い程、多く含まれている。このことから、クロマサプレスの抑圧量は、輝度信号Yのエッジ成分量が大きい程、増加させる必要がある。
一方、高彩度の場合にクロマサプレス処理を行うと、「色抜け」が発生することがある。また、低彩度であっても、低彩度のエリア中の高彩度の部分の色抜けを防ぐためには、彩度信号Csのエッジ成分が大きい程、クロマサプレスの抑圧量を減少させる必要がある。
そこで、この実施形態では、高彩度の場合に「色抜け」が発生しないように、彩度レベル抽出部19で抽出された彩度信号レベルClpfと、基準彩度信号レベルCrefとを比較し、彩度信号レベルClpfが基準彩度信号レベルCrefより大きい場合には、高彩度であるとして、クロマサプレス処理を行わないようにしている。
そして、輝度エッジ抽出部13で抽出された輝度信号のエッジ成分Yedgeに基づいて、輝度信号Yのエッジ成分量が大きい程抑圧量が大きくなるようにクロマサプレスの抑圧量を求めると共に、彩度エッジ抽出部18で抽出された彩度信号のエッジ成分Cedgeに基づいて、彩度信号のエッジ成分が大きい程クロマサプレスの抑圧量が減少されるように、抑圧量を調整するようにしている。
図6は、抑圧量算出部16の具体例である。図6において、ルックアップテーブル51及び52は例えばROM(Read Only Memory)で構成される。
ルックアップテーブル51には、輝度信号のエッジ成分量(輝度信号のエッジ成分レベルの絶対値)|Yedge|に対するクロマサプレスの抑圧量Syedgeのデータが格納されている。上述のように、輝度信号Yのエッジ成分が大きい程クロマサプレスの抑圧量を増加させる必要があることから、輝度信号のエッジ成分量|Yedge|に対する抑圧量Syedgeは、図7(A)に示すような関数となる。或いは、図7(B)に示すように、輝度信号のエッジ成分量|Yedge|が、予め設定された閾値以上になると抑圧量が増えていく関数でも良い。ルックアップテーブル51には、図7(A)又は図7(B)に示す関数に基づいて、輝度信号のエッジ成分量|Yedge|に対する抑圧量Syedgeのデータが格納されている。
ルックアップテーブル52には、彩度信号のエッジ成分量(彩度信号のエッジ成分レベルの絶対値)|Cedge|に対する調整量Scedgeのデータが格納されている。上述のように、彩度信号Csのエッジ成分が大きい程クロマサプレスの抑圧量を減少させる必要があることから、彩度信号のエッジ成分量|Cedge|に対する調整量Scedgeは、図8に示すような関数となる。
ルックアップテーブル51には、輝度エッジ抽出部13で抽出された輝度信号のエッジ成分量|Yedge|が供給される。ルックアップテーブル51からは、この輝度信号のエッジ成分量|Yedge|に対応する抑圧量Syedgeが出力される。
ルックアップテーブル52には、彩度エッジ抽出部18で抽出された彩度信号のエッジ成分量|Cedge|が供給される。ルックアップテーブル52からは、この彩度信号のエッジ成分量|Cedge|に対応する調整量Scedgeが出力される。
ルックアップテーブル51及びルックアップテーブル52の出力が演算部53に供給される。演算部53で、ルックアップテーブル51から読み出された輝度信号のエッジ成分に対する抑圧量Syedgeと、ルックアップテーブル52から読み出された彩度信号のエッジ成分に対する調整量Scedgeとに対して、以下のような演算が行われる。これにより、クロマサプレスの抑圧量Sが求められる。
S=Syedge×Scedge(%)×(1/100) …(2)
S=Syedge×Scedge(%)×(1/100) …(2)
すなわち、図8において、注目画素の彩度信号のエッジ成分量|Cedge|が、偽色領域Nの範囲内である場合、注目画素は偽色である可能性が高いと判断され、調整量Scedgeが100%となり、輝度信号のエッジ成分に対する抑圧量Syedgeがそのまま使われて、クロマサプレス処理が行われる。また、注目画素の彩度信号のエッジ成分量|Cedge|が偽色領域Nの範囲外の場合、偽色ではなく被写体に存在する色のエッジ部であると判断され、輝度信号のエッジ成分に対する抑圧量Syedgeが調整量Scedgeにより調整される。
図6において、演算部53の出力がマスキング部55に供給される。コンパレータ54には、彩度レベル検出部19で検出された彩度信号レベル|Clpf|と、基準彩度信号レベルCrefが供給される。コンパレータ54で、彩度レベル検出部19で検出された彩度信号レベル|Clpf|と、基準彩度信号レベルCrefとが比較される。この比較出力がマスキング部55に供給される。マスキング部55により、彩度信号レベル|Clpf|が基準彩度信号レベルCrefより大きい場合には、高彩度であるとして、クロマサプレスの抑圧量の出力がマスキングされる。
抑圧量算出部16で上述のようにして求められた抑圧量Sがクロマサプレス部15(図3)に送られ、クロマサプレス部15では、以下のようにしてクロマサプレス処理が行われる。
Cr’=Cr−(Cr×S) …(3a)
Cb’=Cb−(Cb×S) …(3b)
Cr’=Cr−(Cr×S) …(3a)
Cb’=Cb−(Cb×S) …(3b)
ここで、彩度信号レベル|Clpf|が基準彩度信号レベルCrefより大きく、高彩度の場合には、マスキング部55でクロマサプレスの抑圧量がマスキングされる。このため、クロマサプレス処理は行われず、カラー信号変換部11からの色差信号Cr及びCbがそのまま出力される。この場合には、クロマサプレス部15の処理は以下のようになる。
Cr’=Cr …(4a)
Cb’=Cb …(4b)
Cr’=Cr …(4a)
Cb’=Cb …(4b)
よって、クロマサプレス部15処理は、低彩度であると判定された場合にのみ有効となる。また、輝度信号Yのエッジ成分Yedgeが検出されない部分でも、クロマサプレス処理は行われず、上式によって算出された色差信号Cr及びCbが、クロマサプレス部15の出力となる。
上述のように、この実施形態では、輝度信号のエッジ成分や彩度信号のレベルだけでなく、彩度信号のエッジ成分を用いてクロマサプレスの抑圧量を求めている。このため、低彩度エリア中に高彩度の細線が存在する場合でも、色抜けが生じない。図9はそのことを示したものである。
例えば、図9(A)に示すように、低彩度で高輝度のエリア101と、低輝度で高彩度のエリア102とがあり、この低輝度で高彩度のエリア102に、高彩度の細線103が描かれているような画像が撮影されたとする。エリア102はR成分のみで、細線103はR成分の細線である。
この画像を撮影すると、撮像素子1からの撮像信号が単板三板化補間部5に送られ、単板三板化補間部5で色信号が補間され、単板三板化補間部5からのRGBカラー画像信号がカラー信号変換部11に送られ、カラー信号変換部11により、輝度信号Yと、色差信号Cr及びCbに変換される。その結果、例えば、図9のラインL1の部分の輝度信号Y、色差信号Cr及びCbは、図9(B)、図9(D)及び図9(E)に示すように変化する。
ここで、輝度エッジ抽出部13で輝度信号のエッジ成分Yedgeを抽出すると、図9(C)に示すように、細線103の部分(A点)や、エリア101とエリア102との境界(B点)で、エッジ信号が出力される。
また、図9(D)に示す色差信号Crと、図9(E)に示す色差信号Cbとの絶対値加算により、図9(F)に示すように、彩度信号Csが形成される。ここで、彩度レベル検出部19で彩度信号Csのレベルを検出すると、図9(G)に示すように、エリア102で彩度信号レベルが大きくなる。
また、彩度エッジ抽出部18で彩度信号Csのエッジ成分Cedgeを抽出すると、図9(H)に示すように、細線103の部分(A点)と、エリア101とエリア102との境界(B点)で、エッジ信号が出力される。
エリア101とエリア102との境界のB点では、図9(G)に示すように、彩度信号のレベルClpfが基準彩度信号レベルCref以上であり、高彩度と判定される。このため、クロマサプレス処理が行われず、カラー信号変換部11から出力された色差信号Cr及びCbは、そのまま出力される。
また、細線103の部分のA点では、彩度信号のレベルClpfが基準彩度信号レベルCrefより小さいので、低彩度とみなされ、クロマサプレス処理の対象となる。従来技術では、このような線は偽色と判断し、輝度信号のエッジレベルから求められた抑圧量を用いて、クロマサプレスが行われる。そのため、A点での彩度に対する抑圧量が多く、細線が失われる可能性が高い。
これに対して、本発明では、彩度エッジ抽出部18で抽出された彩度信号Csのエッジ成分量|Cedge|により、A点は、本来被写体に存在する色のエッジ部であると判定されるため、前述したように、クロマサプレスの抑圧量が調整される。すなわち、(2)式に基づいて、輝度信号Yのエッジ成分量|Yedge|レベルから求められた抑圧量Syedgeは、彩度信号のエッジ成分量|Cedge|から求められた調整量Scedgeにより調整される。これにより、A点でのクロマサプレスの抑圧量が下げられ、A点での色抜けが防止でき、且つ、細線の彩度を保つことが可能となる。
なお、上述の実施形態では、輝度エッジ抽出部13において、ラプラシアンフィルタを用いた例を示したが、これに限定せず、ゾーベルフィルタを用いることも可能である。
ゾーベルフィルタは、1次微分をする時に注目する画素の近くの画素に重み付けするフィルタである。具体的には、例えば図10に示した4種類のフィルタである。図10(A)は右上がりの線分、図10(B)は縦線の線分、図10(C)は右下がりの線分、図10(D)は横線の線分を抽出する。これらのフィルタにより、注目画素における線分の度合いを算出することができる。線分の度合いは輝度信号のエッジに相当するものであり、第1の実施形態で述べたラプラシアンフィルタと同様な意味を持つので、代替が可能である。
彩度エッジ抽出部18においても、輝度エッジ抽出部13と同様に、ラプラシアンフィルタを用いた例を示したが、これに限定せず、ゾーベルフィルタを用いることも可能である。具体的には、例えば図10に示した4種類のフィルタである。図10(A)は右上がりの線分、図10(B)は縦線の線分、図10(C)は右下がりの線分、図10(D)は横線の線分を抽出する。これらのフィルタにより、注目画素における線分の度合いを算出することができる。また、線分を抽出するため、細線も的確に抽出することができる。線分の度合いは彩度信号のエッジ成分相当するものであり、第1の実施形態で述べたラプラシアンフィルタと同様な意味を持つので、代替が可能である。
彩度レベル検出部19としてはローパスフィルタを用いた例を示したが、これに限定せず、メディアンフィルタを用いることも可能である。メディアンフィルタは、近傍の画素値の中央値を注目画素と置き換えるものである。具体的には、3×3の領域では、9個の画素値を低い(または高い)順番に並べ、5番目(中央)の画素値を注目画素の値とするフィルタである。周囲の画素に存在しない値がある場合(孤立点)は、周囲に存在する画素に置き換えられるという処理を行う。すなわち、低彩度エリア内の平均的な彩度信号のレベルを抽出することが可能となり、第一の実施例で述べたローパスフィルタと同様な意味を持つので、代替が可能である。
本発明は、コンピュータ上でソフトウェアにより実現することも可能である。図11は、図3に示した処理を画像処理部の処理をソフトウェアで実現した場合のフローチャートとして示したものである。
図11において、画像処理ブロックに入力されたRGBのカラー画像信号は、輝度信号Yと、色差信号Cr及びCbに変換される(ステップS1)。
次に、輝度信号Yのエッジ成分量|Yedge|が抽出され(ステップS2)、この輝度信号のエッジ部分が輝度信号に加算されて、輝度信号のエッジが強調される(ステップS3)。
一方、色差信号Cr及びCbとが絶対値加算されて、彩度信号Csが算出され(ステップS4)、この彩度信号レベルClpfが抽出される(ステップS5)。
抽出された彩度信号レベルClpfと、予め設定された基準彩度信号レベルCrefとが比較され、高彩度かどうかが判断される。抽出された彩度信号レベルClpfが基準彩度信号レベルCrefより大きい場合には、高彩度であると判断され、ステップS7に進む。
ステップS6で、抽出された彩度信号のレベルClpfが基準彩度信号レベルCrefより小さい場合には、低彩度であると判断される。この場合には、ステップS2で抽出された輝度信号のエッジ成分量|Yedge|から、クロマサプレスの抑圧量Syedgeが算出される(ステップ8)。そして、彩度信号のエッジ成分量|Cedge|が抽出され(ステップS9)、彩度信号のエッジ成分量|Cedge|と、予め設定されている閾値Nとの比較が行われる(ステップS10)。
ここで、彩度信号のエッジ成分量|Cedge|が閾値N以上である場合は、彩度信号のエッジ量から調整量Scedgeが算出され(ステップS11)、ステップS12に進む。一方、閾値N以下であれば、調整量Scedgeを算出することなく、ステップS12に進む。
ステップS12で、抑圧量Syedgeと調整量Scedgeとを用いて、クロマサプレスの抑圧量Sが算出され、この抑圧量Sを用いて、色差信号Cr及びCbに対してクロマサプレスの処理が行われる。そして、ステップS7に進む。
ステップS7で、色差信号Cr及びCb、或いは、クロマサプレス処理された色差信号Cr’及びCb’(又はCr及びCb)と、エッジ成分が増強された輝度信号Y’とが出力される。
以上説明したように、この実施形態では、クロマサプレスの抑圧量を、輝度信号のエッジ成分と、彩度信号のエッジ成分と、彩度信号レベルとを用いて決定するようにしている。このため、低彩度エリア中に高彩度の細線が存在する場合でも、色抜けが生じない。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
1 撮像素子
2 光学系
4 A/Dコンバータ
5 単板三板化補間部
6 画像処理部
11 カラー信号変換部
12 輝度エッジ強調部
13 輝度エッジ抽出部
15 クロマサプレス部
16 抑圧量算出部
17 彩度信号形成部
18 彩度エッジ抽出部
19 彩度レベル検出部
2 光学系
4 A/Dコンバータ
5 単板三板化補間部
6 画像処理部
11 カラー信号変換部
12 輝度エッジ強調部
13 輝度エッジ抽出部
15 クロマサプレス部
16 抑圧量算出部
17 彩度信号形成部
18 彩度エッジ抽出部
19 彩度レベル検出部
Claims (12)
- 撮像素子より入力されるカラー画像信号に対して所定の画像処理を施す画像処理装置であって、
前記カラー画像信号を輝度信号と色差信号とに変換する色信号変換手段と、
前記輝度信号のエッジ成分を抽出する輝度エッジ抽出手段と、
前記色差信号から彩度信号を求める彩度信号演算手段と、
前記彩度信号のエッジ成分を抽出する彩度エッジ抽出手段と、
前記彩度信号のレベルを判定する彩度レベル判定手段と、
前記輝度信号のエッジ成分、彩度信号のエッジ成分、及び彩度信号レベルに基づいて設定された抑圧量で、前記色差信号を抑圧するクロマサプレス手段と
を備えるようにしたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記クロマサプレス手段は、前記輝度信号のエッジ成分の強度に応じて、前記色差信号の抑圧量を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記クロマサプレス手段は、前記彩度信号のエッジ成分の強度に応じて、前記色差信号の抑圧量を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記クロマサプレス手段は、前記彩度信号の強度に応じて、前記色差信号の抑圧を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記輝度エッジ抽出手段は、ラプラシアンフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記輝度エッジ抽出手段は、ゾーベルフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記彩度エッジ抽出手段は、ラプラシアンフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記彩度エッジ抽出手段は、ゾーベルフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記彩度レベル判定手段は、ローパスフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記彩度レベル判定手段は、メディアンフィルタを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 撮像素子より入力されるカラー画像信号に対して所定の画像処理を施す画像処理方法であって、
前記カラー画像信号を、輝度信号と、色差信号に変換する色信号変換ステップと、
前記輝度信号のエッジ成分を抽出する輝度エッジ抽出ステップと、
前記輝度信号のエッジ成分の強度より、色差信号を抑圧するための抑圧パラメータを算出する抑圧パラメータ算出ステップと、
前記色差信号から彩度信号を求める彩度信号演算ステップと、
前記彩度信号のエッジ成分を抽出する彩度エッジ抽出ステップと、
前記彩度信号のエッジ成分の強度より、前記抑圧量を調整するための調整パラメータを算出する調整パラメータ算出ステップと、
前記彩度信号の彩度レベルを抽出する彩度レベル抽出ステップと、
前記彩度レベルの強度を判定する彩度レベル判定ステップと、
前記抑圧パラメータと調整パラメータに基づいて、前記彩度信号を抑圧するための新たな抑圧パラメータを算出し、前記彩度レベル判定結果、低彩度なら、前記算出された抑圧パラメータにより前記彩度信号を抑圧する彩度抑圧ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータに撮像素子より入力されるカラー画像信号に対して所定の画像処理を実行させる画像処理プログラムであって、
コンピュータに、
前記カラー画像信号を、輝度信号と、色差信号に変換する色信号変換ステップと、
前記輝度信号のエッジ成分を抽出する輝度エッジ抽出ステップと、
前記輝度信号のエッジ成分の強度より、色差信号を抑圧するための抑圧パラメータを算出する抑圧パラメータ算出ステップと、
前記色差信号から彩度信号を求める彩度信号演算ステップと、
前記彩度信号のエッジ成分を抽出する彩度エッジ抽出ステップと、
前記彩度信号のエッジ成分の強度より、前記抑圧量を調整するための調整パラメータを算出する調整パラメータ算出ステップと、
前記彩度信号の彩度レベルを抽出する彩度レベル抽出ステップと、
前記彩度レベルの強度を判定する彩度レベル判定ステップと、
前記抑圧パラメータと調整パラメータに基づいて、前記彩度信号を抑圧するための新たな抑圧パラメータを算出し、前記彩度レベル判定結果、低彩度なら、前記算出された抑圧パラメータにより前記彩度信号を抑圧する彩度抑圧ステップと
を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004175509A JP2005354585A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2005354585A true JP2005354585A (ja) | 2005-12-22 |
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ID=35588632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004175509A Withdrawn JP2005354585A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 2004-06-14 JP JP2004175509A patent/JP2005354585A/ja not_active Withdrawn
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