JP2005352976A - 携帯端末を用いた本人認証システムおよびその認証方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本人情報の忘却や、情報入力時の漏洩等の不安が無く、かつ、プライバシー情報の蓄積を不要とすることにより、認証情報の盗用を防止すると共に、成り済ましによるサービスへの不正アクセスを防止可能とした本人認証システムおよび方法を提供する
【解決手段】携帯端末を用いて本人認証を行う本人認証システムであって、携帯端末には利用者の生体情報を読み取る生体情報読み取り部11と、生体情報を認証データに変換するための情報変換キーを蓄積する情報変換キー情報蓄積部12と、生体情報と情報変換キーとから認証データを生成する認証データ混合部13と、認証データを認証センタへ送信する認証センタアクセス部15を有し、認証センタには利用者の携帯端末から認証情報を受信する認証データ受信部211と、利用者が正規の利用者か否かを判断する認証判定部212を有する。
【選択図】図2
【解決手段】携帯端末を用いて本人認証を行う本人認証システムであって、携帯端末には利用者の生体情報を読み取る生体情報読み取り部11と、生体情報を認証データに変換するための情報変換キーを蓄積する情報変換キー情報蓄積部12と、生体情報と情報変換キーとから認証データを生成する認証データ混合部13と、認証データを認証センタへ送信する認証センタアクセス部15を有し、認証センタには利用者の携帯端末から認証情報を受信する認証データ受信部211と、利用者が正規の利用者か否かを判断する認証判定部212を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、携帯端末を用いて本人認証を行う本人認証システムおよび認証方法に係り、特に、生体情報を使用しながらも認証を実施する際にプライバシー情報である生体情報(顔形、指紋、眼(虹彩)、声紋等)をサービス提供者に公開することなく、携帯端末の操作により本人認証を実現する本人認証システム及び方法に関する。
従来、本人認証にあたっては、証明書の提示(顔写真付き公文書)や本人情報の提示(パスワードなどの本人しか知らない情報)の入力あるいは、本人固有情報(生体情報:顔形、指紋、眼(虹彩)、声紋等)を用いて行っていた。しかし、証明書の提示については、人手を介しての認証が必要であり、本人情報の提示などでは、本人情報の忘却や、情報入力時の漏洩等の問題があった。また、本人固有情報を用いる場合にも、携帯端末の紛失による情報漏洩やプライバシー情報の流出、情報のコピーの危険性等が考えられる他、サービス提供者(銀行、カード会社、通信事業者等) へのプライバシー情報提供に対する不安があった(例えば、特許文献1参照。)。
また、本人固有情報をサービス提供者へ送信する際に端末側にて一定のアルゴリズムに従い変換して送信し、サービス提供者側で本人固有情報を復元する方法も考えられているが、いずれにしてもサービス提供者に対して、本人固有情報であるプライバシー情報を提供する必要があった。(例えば、特許文献2,3参照。)。
特開2003−216878号公報
特開2002−101459号公報
特開平09−313464号公報
本発明は、上述した従来の問題点を解決するために、携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、本人固有情報(生体情報:顔形、指紋、眼(虹彩)、声紋等)を用いて本人認証を行うが、人手を介した認証を不要とし、本人情報の忘却や、情報入力時の漏洩等の不安が無く、かつ、プライバシー情報の蓄積を不要とすることにより、認証情報の盗用を防止すると共に、成り済まし(クローンなど)によるサービスへの不正アクセスを防止可能とする本人認証システムおよび方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の発明は、本人認証を行い正当な利用者の有無を判断する認証センタと、前記認証センタと接続された携帯端末を用いて本人認証を行う本人認証システムであって、前記携帯端末には利用者の生体情報を読み取る生体情報読み取り部と、前記生体情報を認証データに変換するための情報変換キーを蓄積する情報変換キー情報蓄積部と、前記生体情報と前記情報変換キーとから認証データを生成する認証データ混合部と、前記認証データを認証センタへ送信する認証センタアクセス部とを有し、前記認証センタには利用者の携帯端末から認証情報を受信する認証データ受信部と、利用者が正規の利用者か否かを判断する認証判定部とを有する。
この第1の発明によれば、本人に成り済ました第3者がサービスにアクセスしようとししてもアクセスができず、且つプライバシー情報の流失を防止可能とした携帯端末を用いた本人認証システムを提供できる。
第2の発明は、第1の発明に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、前記情報変換キーは前記携帯端末に予め記憶された情報あるいは利用者によって入力された暗号化の為のキー情報を使用して、前記生体情報に一定のアルゴリズムに従い変更する手段を有する。
この第2の発明によれば、プライバシー情報である生体情報のセキュリティーの向上を図った携帯端末を用いた本人認証システムを提供できる。
第3の発明は、第1の発明に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、前記携帯端末は、前記認証データ送信後には該認証データを削除する手段を有することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。
この第3の発明によれば、携帯端末に認証データを作り出す生体情報が存在しないため、端末の紛失による情報漏洩やプライバシー情報の流出を防止した携帯端末を用いた本人認証システムを提供できる。
第4の発明は、第1の発明に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、前記携帯端末は、前記認証センタへ送信する認証情報を生成するとき、サービスアクセスの都度、認証データを再生成する手段を有する。
この第4の発明によれば、プライバシー情報である生体情報を端末ないに保存していない為、プライバシー情報の流出を防止した携帯端末を用いた本人認証システムを提供できる。
第5の発明は、あるサービスの提供に先立ち本人認証を必要とする本人認証方法において、携帯端末側にてサービスアクセスする都度に利用者の生体情報を読み取るステップと、前記生体情報と前記情報変換キー情報を一定のアルゴリズムに従い変更して認証データを生成するステップと、加入者を識別する情報を読み取るステップと、前記認証データを認証センタへ送信後は該認証データを削除するステップとを含み、認証センタにて携帯端末側から送られる認証データおよび端末/ユーザ情報に基づく認証要求を受信すると、端末/ユーザ情報蓄積部から端末情報を読出して入力するステップと、認証情報蓄積部から認証情報を読出して入力するステップと、携帯端末側からの認証データと、認証センタ側での端末情報と認証情報に基づいて本人認証を判定した結果、成功すれば認証完了信号を、不成功となれば認証拒否信号を携帯端末に知らせるステップとを含む。
この第5の発明によれば、本人に成り済ました第3者がサービスにアクセスしようとししてもアクセスができず、且つプライバシー情報の流失を防止できる本人認証方法を提供できる。
以上の説明したように、本発明によれば認証センタにプライバシー情報である生体情報を公開することなく、携帯端末を用いた本人認証を実現することができる。
また、携帯端末自身にも認証情報を蓄積しない為、携帯端末の紛失等により、携帯端末が第3者の手に渡ってしまった場合にも、本人を特定する生体情報が入力されない限り、端末を不正使用出来ないため、第3者の成り済ましによる不正使用を防止することができる。また、携帯端末内に蓄積されている情報を不正にコピーしてクローン端末が作成された場合にも、前記同様に、第3者の成り済ましによる不正使用を防止することができる。
更に、利用者は、端末に依存されることなく、情報変換キーと生体情報によって、本人認証を受けることが可能となることにより、自身の携帯端末が何らかの理由により(バッテリー切れ等)使用不可能な状態となった場合でも、同機能を有する携帯端末に情報変換キー及び、自身の生体情報を入力することにより、本人認証が可能となり、サービスの享受が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。
なお、全図を通じて理解を容易にするために同様箇所には、同一符号を付して示すものとする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る携帯端末を用いた本人認証システムの全体構成図である。携帯端末1A,1Bと無線(または有線)によって接続された認証センタ2から構成される。1A, 1Bはそれぞれ携帯端末A, Bを示し、ユーザはこの携帯端末1Aまたは1Bを用いてユーザの本人認証のための操作を行う。2は認証センタであり、認証局21と認証データベース22を有する。認証データベース22は携帯端末情報に対応して登録された認証情報を格納するデータベースである。
図1において、ユーザが携帯端末1Aまたは携帯端末1Bを操作して自分の生体情報を入力することにより、携帯端末1A,1B内にて、この入力した生体情報と当該携帯端末1A,1B内に持つ第3の変換キーから一定のアルゴリズムで導き出した認証情報を認証センタ2へ送信する。認証センタ2では、携帯端末1A,1Bから通知された認証情報から、認証センタ2内に具備する認証データベース22を使用して、本人が正規のユーザか否かを判断し、正規のユーザであれば本人認証を必要とするサービスを提供する。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る本人認証システムとしての携帯端末の機能構成図である。11はユーザの生体情報を読み取る生体情報読み取り部、12はユーザの生体情報を認証データに変換するための情報変換キー情報蓄積部、13はユーザの生体情報と情報変換キー情報を一定のアルゴリズムを使用して認証データを生成する認証データ混合部、14は認証データ混合部13にて生成された認証情報データ、15は認証情報を認証センタ2へ送信する認証センタアクセス部である。
図2において、プライバシー情報であるユーザの生体情報(顔形、指紋、眼(虹彩)声紋等)は、携帯端末1A,1Bに内蔵された(またはアダプタ形式でも可)生体情報読み取り部11にて読み取られるが、上述したように、サービスアクセスの都度、情報変換キー情報にて一定のアルゴリズムに従い、スクランブルを掛けて認証データを生成するための中間情報であり、且つ、認証データ混合部13で生成した認証データは、認証センタアクセス部15にて認証センタ2へ送信された後には、認証センタアクセス部15によって、完全に消去されるため、携帯端末の紛失等により、携帯端末が第3者の手に渡ってしまった場合にも、携帯端末を不正使用することはできない。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る本人認証システムとしての認証センタの機能構成図である。211はユーザの携帯端末から認証情報を受信する認証データ受信部、212はユーザが正規のユーザか否かを判断する認証判定部であり、この認証データ受信部211と認証判定部212により認証局21を構成する。221はユーザを識別するための端末/ユーザ情報蓄積部、222はユーザの本人認証に使用する認証情報蓄積部であり、この端末/ユーザ情報蓄積部221と認証情報蓄積部222により認証データベース22を構成する。
図3において、認証センタ側では、端末情報を元に、認証情報の読出しを行い、端末より送信された認証データを復元して、端末より送信された認証情報そのものとの突合せを行い、サービスに対してアクセスの可否を判断する。
即ち、認証センタ2内には、該当ユーザの変換キー及び生体情報を蓄積しない。従って、ユーザのプライバシー情報である生体情報(顔形、指紋、眼(虹彩)、声紋等)に関しては、認証センタ2(サービス提供者)へ公開する必要はない。また、変換キーに関しても蓄積しないため、ユーザが送信した認証情報から、ユーザのプライバシー情報である生体情報を導き出すことも不可能である。
なお、端末側及び認証センタ側での通信にあたり、毎回通信内容の変更を行う手段については、通信の度に暗号鍵の送受信を行うことによる暗号鍵の変更手順を用いることにより、端末側にて生体情報に対して、端末情報(端末IDなど)にて一定のアルゴリズムに従い、スクランブルを掛けて認証センタへ送信する際に、前記、通信端末及び認証センタ間で合意の取れた暗号鍵を用いてさらに暗号化することによりセキュリティーの向上が可能である。
図4は、本発明の第4の実施形態に係る本人認証方法の動作シーケンス図である。以降、図4の符号に沿って本人認証動作を説明する。
S1. ユーザの携帯端末操作により、あるサービスの提供に先立ち本人認証を必要とするサービスの使用を開始する。
S2.ユーザの生体情報(顔形、指紋、眼(虹彩)、声紋等)入力を読み取る。
S3.情報変換キー情報蓄積部12から情報変換キー情報を取り出して入力する。
S4.ユーザの生体情報と情報変換キーから認証データを生成する。
S5.端末/ユーザ情報蓄積部16から予め携帯端末内に保存されている端末/ユーザ情報を取り出して入力する。なお、図2にはこの端末/ユーザ情報蓄積部16が存在しないが、ユーザ自身の端末が使用できなくなった場合(電池切れ/故障等)において、他者の携帯端末を借用し、自身の端末情報(この場合には、加入者を識別するための情報)を入力することにより使用するケースについても想定しており、予め携帯端末内に端末情報を保存していないケースである。
S6.メインサーバにて携帯端末からの認証データおよび端末/ユーザ情報に基づく認証要求を受信すると、メインサーバ側にある端末/ユーザ情報蓄積部221から端末情報を取り出して入力する。
S7.認証情報蓄積部222から認証情報を取り出して入力する。
S8.携帯端末側からの認証データと、メインサーバ側での端末情報と認証情報に基づいて本人認証を判定した結果、本人認証が成功すれば認証完了信号を携帯端末に知らせ、本人認証が不成功となれば認証拒否信号を携帯端末に知らせる。
S9.携帯端末にてメインサーバからの認証完了信号または認証拒否信号を受信後に、認証情報を消去する。
S10.携帯端末側にて認証情報を消去して後、携帯端末側の登録処理は終了する。
S11.メインサーバ側にて本人認証が成功すれば、メインサーバ側の登録処理は終了する。
なお、携帯端末内には、情報変換キーとして、ユーザが予め設定した情報や端末情報を格納しておく。また、情報センタへ送信する認証情報は、認証要求を行う都度、情報変換キー情報と生体情報を使用して生成する為、携帯端末内には蓄積しない。
図5は、本発明による本人認証システムのデータベースに登録される情報の一例を示す図であり、(a)は携帯端末のデータベース、(b)は認証センタのデータベースの内容を示す。
(a)携帯端末のデータベース
携帯端末内には、携帯端末(ユーザ)を識別するための端末/ユーザ情報“1234”と、該当端末/ユーザに対する認証情報“001”を格納しておく。
携帯端末内には、携帯端末(ユーザ)を識別するための端末/ユーザ情報“1234”と、該当端末/ユーザに対する認証情報“001”を格納しておく。
(b)認証センタのデータベース
情報センタ内には、端末/ユーザ情報“1234”に対応する認証情報“ABCDEFGH”のみを管理しており、各ユーザのプライバシー情報である生体情報については蓄積管理しない。また、ユーザが設定した情報変換キー情報についても蓄積管理しない。
情報センタ内には、端末/ユーザ情報“1234”に対応する認証情報“ABCDEFGH”のみを管理しており、各ユーザのプライバシー情報である生体情報については蓄積管理しない。また、ユーザが設定した情報変換キー情報についても蓄積管理しない。
以上述べた本発明の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 本人認証を行い正当な利用者の有無を判断する認証センタと、前記認証センタと接続された携帯端末を用いて本人認証を行う本人認証システムであって、前記携帯端末には利用者の生体情報を読み取る生体情報読み取り部と、前記生体情報を認証データに変換するための情報変換キーを蓄積する情報変換キー情報蓄積部と、前記生体情報と前記情報変換キーとから認証データを生成する認証データ混合部と、前記認証データを認証センタへ送信する認証センタアクセス部とを有し、前記認証センタには利用者の携帯端末から認証情報を受信する認証データ受信部と、利用者が正規の利用者か否かを判断する認証判定部とを有することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。
(付記2) 付記1に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、前記生体情報は、少なくとも顔形、指紋、虹彩、声紋のいずれかであることを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。
(付記3) 付記1に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、前記情報変換キーは前記携帯端末に予め記憶された情報あるいは利用者によって入力された暗号化の為のキー情報を使用して、前記生体情報に一定のアルゴリズムに従い変更する手段を有することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。
(付記4) 付記1に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、前記携帯端末は、前記認証データ送信後には該認証データを削除する手段を有することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。
(付記5) 付記1に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、前記携帯端末は、前記認証センタへ送信する認証データを生成するとき、サービスアクセスの都度、認証データを再生成する手段を有することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。
(付記6) 付記1に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、前記利用者が所有する携帯端末以外の携帯端末にて入力される前記情報変換キーにて認証データを生成する手段を有することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。
(付記7) 本人認証を行い正当な利用者の有無を判断する認証センタと、前記認証センタと接続された携帯端末とからなる本人認証システムにおいて、前記携帯端末の新規サービス加入時に、あるサービス提供に先立ち本人認証を必要とする認証情報として生体情報以外の第3の認証データを認証センタに登録することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。
(付記8) あるサービスの提供に先立ち本人認証を必要とする本人認証方法において、携帯端末側にてサービスアクセスする都度に利用者の生体情報を読み取るステップと、前記生体情報と前記情報変換キー情報を一定のアルゴリズムに従い変更して認証データを生成するステップと、加入者を識別する情報を読み取るステップと、前記認証データを認証センタへ送信後は該認証データを削除するステップとを含み、認証センタにて携帯端末側から送られる認証データおよび端末/ユーザ情報に基づく認証要求を受信すると、端末/ユーザ情報蓄積部から端末情報を読出して入力するステップと、認証情報蓄積部から認証情報を読出して入力するステップと、携帯端末側からの認証データと、認証センタ側での端末情報と認証情報に基づいて本人認証を判定した結果、成功すれば認証完了信号を、不成功となれば認証拒否信号を携帯端末に知らせるステップとを含むことを特徴とする本人認証方法。
本発明は、あるサービスの提供に先立ち本人認証を必要とするサービス提供システムに利用するものであり、特に、利用者は安心して携帯端末から本人認証を実現できる。
1A 携帯端末A
1B 携帯端末B
2 認証センタ
11 生体情報読み取り部
12 情報変換キー情報蓄積部
13 認証データ混合部
14 認証情報データ
15 認証センタアクセス部
16 端末/ユーザ情報蓄積部
21 認証局
22 認証データベース
211 認証データ受信部
212 認証判定部
221 端末/ユーザ情報蓄積部
222 認証情報蓄積部
1B 携帯端末B
2 認証センタ
11 生体情報読み取り部
12 情報変換キー情報蓄積部
13 認証データ混合部
14 認証情報データ
15 認証センタアクセス部
16 端末/ユーザ情報蓄積部
21 認証局
22 認証データベース
211 認証データ受信部
212 認証判定部
221 端末/ユーザ情報蓄積部
222 認証情報蓄積部
Claims (5)
- 本人認証を行い正当な利用者の有無を判断する認証センタと、前記認証センタと接続された携帯端末を用いて本人認証を行う本人認証システムであって、
前記携帯端末には利用者の生体情報を読み取る生体情報読み取り部と、前記生体情報を認証データに変換するための情報変換キーを蓄積する情報変換キー情報蓄積部と、前記生体情報と前記情報変換キーとから認証データを生成する認証データ混合部と、前記認証データを認証センタへ送信する認証センタアクセス部とを有し、
前記認証センタには利用者の携帯端末から認証情報を受信する認証データ受信部と、利用者が正規の利用者か否かを判断する認証判定部とを有することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。 - 請求項1に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、
前記情報変換キーは前記携帯端末に予め記憶された情報あるいは利用者によって入力された暗号化の為のキー情報を使用して、前記生体情報に一定のアルゴリズムに従い変更する手段を有することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。 - 請求項1に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、
前記携帯端末は、前記認証データ送信後には該認証データを削除する手段を有することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。 - 請求項1に記載の携帯端末を用いた本人認証システムにおいて、
前記携帯端末は、前記認証センタへ送信する認証情報を生成するとき、サービスアクセスの都度、認証データを再生成する手段を有することを特徴とする携帯端末を用いた本人認証システム。 - あるサービスの提供に先立ち本人認証を必要とする本人認証方法において、
携帯端末側にてサービスアクセスする都度に利用者の生体情報を読み取るステップと、前記生体情報と前記情報変換キー情報を一定のアルゴリズムに従い変更して認証データを生成するステップと、加入者を識別する情報を読み取るステップと、前記認証データを認証センタへ送信後は該認証データを削除するステップとを含み、
認証センタにて携帯端末側から送られる認証データおよび端末/ユーザ情報に基づく認証要求を受信すると、端末/ユーザ情報蓄積部から端末情報を読出して入力するステップと、認証情報蓄積部から認証情報を読出して入力するステップと、携帯端末側からの認証データと、認証センタ側での端末情報と認証情報に基づいて本人認証を判定した結果、成功すれば認証完了信号を、不成功となれば認証拒否信号を携帯端末に知らせるステップとを含むことを特徴とする本人認証方法。
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JP2004175692A JP2005352976A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 携帯端末を用いた本人認証システムおよびその認証方法 |
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