JP2005352412A - 動画表示装置、動画送信装置、テレビ電話システム、動画表示方法、動画記録方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 動画表示速度に温度依存性があるモニタにおいて、モニタの温度に合わせた適切なフレームレートで動画を表示する。
【解決手段】 動画表示装置1は、動画を表示するモニタ15と、モニタの温度を測定する温度センサ11と、モニタの温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいてフレームレートを決定する動画制御部12と、モニタ15で表示する動画のフレームレートを決定されたフレームレートに変換するデコーダ14と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 動画表示装置1は、動画を表示するモニタ15と、モニタの温度を測定する温度センサ11と、モニタの温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいてフレームレートを決定する動画制御部12と、モニタ15で表示する動画のフレームレートを決定されたフレームレートに変換するデコーダ14と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、動画の表示および送受信に関し、詳細には、動画表示装置、動画送信装置、テレビ電話システム、動画表示方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
液晶等のモニタに動画を表示する場合において、動画の再生状態に影響を与える要因としては、フレームレートや温度等が挙げられる。例えば、テレビ電話においては、圧縮動画を通信しているときに当該圧縮動画がデータとして本来持っている最大のフレームレートと解像度で動画を再生するために必要なネットワークのバンド幅が得られない場合に、当該バンド幅内での通信を実現するために、単位時間あたりの動画データ量を減少させるための手段として、フレームレートを減少させるのではなく、動画の空間周波数領域における高周波成分を除去して解像度を低下させる方式が試みられている(特許文献1)。
また、動画をディジタル圧縮して通信する国際標準方式であるCCITT勧告H.261方式は、画質重視の圧縮モードと動き重視の圧縮モードを持っている。これは、被圧縮動画の動きが小さいときは、積極的にフレーム間引きを行うことで単位時間当たりに送信する動画のデータ量を圧縮し、動きが大きいときは動きを重視して積極的に画質を落としてデータ圧縮を行い、圧縮動画のデータレートを保つ技術である。
特開平7−75092号公報(公開日:1995(平成7)年3月17日)
このように、回線状態や送信する画質に応じて、画質やフレームレートの変更を行い、再生動画を決定する技術については既に知られている。
ここで、動画表示に用いられるモニタは、動画表示速度に温度依存性を持っているため、モニタの温度によって表示速度が変化してしまうという問題がある。すなわち、モニタの温度が低い場合に、モニタの表示能力を超えた早いフレームレートで動画が送信されてくると、動画の再生速度に表示画面が追いつかず、例えば映像が積分されたようになり、ひどい場合には画面が全く識別できなくなるというように、画質が低下してしまう。また、画質が低下するにもかかわらず、高いビットレートで多くのデータ通信(パケット)を発生してしまう。したがって、モニタの温度における最適なフレームレートでの動画表示を行う必要がある。
しかしながら、この問題は、上記の回線状態や送信する画質に応じて、画質やフレームレートの変更を行い、再生動画を決定する技術では、解決することができない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、動画表示速度に温度依存性があるモニタにおいて、モニタの温度における最適なフレームレートで動画を表示することにある。
上記課題を解決するために、本発明にかかる動画表示装置は、動画を表示するモニタと、上記モニタの温度を測定するモニタ温度測定手段と、上記モニタの温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいてフレームレートを決定するフレームレート決定手段と、上記モニタで表示する動画のフレームレートを上記フレームレート決定手段によって決定されたフレームレートに変換するフレームレート変換手段と、を備えている。
上記構成によれば、モニタ温度に応じた最適なフレームレートが取得され、動画がそのフレームレートに調整される。
したがって、動画表示速度に温度依存性があるモニタを用いている場合でも、表示動画の画質低下を防ぐことができる。
また、本発明にかかる動画表示装置は、動画を表示するモニタと、上記モニタの温度を測定するモニタ温度測定手段と、上記モニタの温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいてフレームレートを決定するフレームレート決定手段と、上記フレームレート決定手段によって決定されたフレームレートを示すフレームレート情報を動画送信装置に通知するフレームレート通知手段と、上記動画送信装置から動画を受信する動画受信手段と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、動画表示装置は現在のモニタ温度で受信できる最大フレームレートを決定して動画送信装置に通知し、そのフレームレートで動画送信装置から動画を取得する。
したがって、モニタの動画表示速度に温度依存性がある場合でも、モニタの温度において表示できる最適なフレームレートで相手端末から動画を取得し、再生できるため、画質の低下を防ぐことができるとともに、必要以上のデータ通信を減らすことができる。
また、本発明にかかる動画表示装置は、動画送信装置から受信した動画を格納するストレージと、該ストレージから読み出した動画を表示するモニタと、上記モニタで表示可能な最大フレームレートを示すフレームレート情報を上記動画送信装置へ通知するフレームレート通知手段と、上記動画送信装置から動画を受信する動画受信手段と、を備えたことを特徴としている。
テレビ電話等の通信装置において、相手端末から送信される動画等を自端末のストレージに録画する場合には、再生時の温度環境が録画時と同じとは限らないため、録画時のモニタの温度に合わせたフレームレートで録画を行うと、再生時の環境にあったフレームレートでの再生ができず、結果的に画質の低下を招く場合がある。上記構成によれば、録画はモニタが表示可能な最大フレームレートで行われ、再生は再生時のモニタ温度に応じたフレームレートで行われる。
したがって、録画時と再生時のモニタ温度が異なっていても、再生時のモニタ温度に応じた最適な動画を表示することができ、画質の低下を防ぐことができる。
また、本発明にかかる動画送信装置は、動画表示装置へ動画を送信する動画送信装置であって、上記動画表示装置からフレームレートを示すフレームレート情報を取得するフレームレート取得手段と、上記動画表示装置へ送信する動画を上記フレームレート情報が示すフレームレートで生成する動画生成手段と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、動画送信装置は、動画表示装置から通知されたフレームレートに応じた動画を生成し、動画表示装置はその動画を受信する。
したがって、動画表示装置は現在のモニタ温度において表示できる最適なフレームレートで動画を表示することができるため、画質の低下を防ぐことができる。
また、本発明にかかるテレビ電話システムは、上記モニタと、上記モニタ温度測定手段と、上記フレームレート決定手段と、上記フレームレート通知手段と、上記動画受信手段と、を備えたことを特徴とする上記動画表示装置、または、上記ストレージと、上記モニタと、上記フレームレート通知手段と、上記動画受信手段と、を備えたことを特徴とする上記動画表示装置と、上記フレームレート取得手段と、上記動画生成手段と、を備えたことを特徴とする上記動画送信装置と、を備えた通信装置を少なくとも2つ含んでなるテレビ電話システムであって、一方の通信装置が撮影した動画を動画送信装置を用いて他方の通信装置へ送信するとともに、該他方の通信装置が受信した動画を動画表示装置を用いて表示することを特徴としている。
上記構成によれば、テレビ電話システムを構成する動画表示装置と動画送信装置の間において、動画表示装置のモニタ温度に応じた動画が通信される。
したがって、動画表示速度に温度依存性のあるモニタを使用しているテレビ電話システムにおいて、表示動画の画質の低下を防ぐことができ、不要なデータ通信を減らすこともできる。
また、本発明にかかる動画表示装置は、動画送信装置から受信した動画を表示するモニタと、上記モニタの温度を測定するモニタ温度測定手段と、上記モニタ温度測定手段によって測定された温度を示すモニタ温度情報を上記動画送信装置に通知するモニタ温度通知手段と、上記動画送信装置から動画を受信する動画受信手段と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、動画表示装置においてはフレームレートの決定および通知を行う必要がない。
したがって、動画表示装置は、動画送信装置に対してはモニタ温度の情報を通知すればよく、動画送信装置からは、モニタ温度に応じた最適な動画を受信することができる。そのため、通信データを減少させることもできる。
また、本発明にかかる動画送信装置は、動画表示装置へ動画を送信する動画送信装置であって、上記動画表示装置から当該動画表示装置のモニタの温度を示すモニタ温度情報を取得するモニタ温度取得手段と、上記モニタ温度情報が示す温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいて最適なフレームレートを決定するフレームレート決定手段と、上記動画表示装置へ送信する動画を上記フレームレート決定手段によって決定されたフレームレートで生成する動画生成手段と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、動画表示装置からモニタ温度の情報を取得し、上記動画送信装置において、動画表示装置における最適なフレームレートを決定し、さらにそのフレームレートに基づく動画を生成し送信することができる。
したがって、動画表示装置は、動画送信装置に対してはモニタ温度の情報を通知するだけでよく、フレームレート決定手段とフレームレート通知手段が不要となるため、動画表示装置の構造を簡略化することができる。
また、本発明にかかるテレビ電話システムは、上記モニタと、上記モニタ温度測定手段と、上記モニタ温度通知手段と、上記動画受信手段と、を備えたことを特徴とする上記動画表示装置と、上記モニタ温度取得手段と、上記フレームレート決定手段と、上記動画生成手段と、を備えたことを特徴とする上記動画送信装置とを備えた通信装置を少なくとも2つ含んでなるテレビ電話システムであって、一方の通信装置が撮影した動画を動画送信装置を用いて他方の通信装置へ送信するとともに、該他方の通信装置が受信した動画を動画表示装置を用いて表示することを特徴としている。
上記構成によれば、動画表示装置のモニタ温度の情報が動画送信装置に通知され、動画送信装置において、動画表示装置のモニタ温度に応じた動画が生成される。
したがって、動画表示速度に温度依存性のあるモニタを使用しているテレビ電話システムにおいて、表示動画の画質の低下を防ぐことができ、不要なデータ通信を減らすこともできる。
また、本発明にかかる動画表示装置の動画表示方法は、動画を表示するモニタを備えた動画表示装置の動画表示方法であって、上記モニタの温度を測定するモニタ温度測定ステップと、上記モニタの温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいてフレームレートを決定するフレームレート決定ステップと、上記モニタで表示する動画のフレームレートを上記フレームレート決定ステップにて決定したフレームレートに変換するフレームレート変換ステップと、を含むことを特徴としている。
上記構成によれば、モニタ温度に合わせたフレームレートが取得され、動画がそのフレームレートに調整される。
したがって、動画表示速度に温度依存性があるモニタを用いている場合でも、表示動画の画質低下を防ぐことができる。
また、本発明にかかる動画表示装置の動画表示方法は、動画を表示するモニタを備えた動画表示装置の動画表示方法であって、上記モニタの温度を測定するモニタ温度測定ステップと、上記モニタの温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいてフレームレートを決定するフレームレート決定ステップと、上記フレームレート決定ステップにて決定したフレームレートを示すフレームレート情報を動画送信装置に通知するフレームレート通知ステップと、上記動画送信装置から動画を受信する動画受信ステップと、を含むことを特徴としている。
上記構成によれば、動画表示装置は現在のモニタ温度で受信できる最大フレームレートを決定して動画送信装置に通知し、そのフレームレートで動画送信装置から動画を取得する。
したがって、モニタの動画表示速度に温度依存性がある場合でも、モニタの温度において表示できる最適なフレームレートで相手端末から動画を取得し、再生できるため、画質の低下を防ぐことができるとともに、必要以上のデータ通信を減らすことができる。
また、本発明にかかる動画表示装置の動画記録方法は、動画送信装置から受信した動画を格納するストレージと、該ストレージから読み出した動画を表示するモニタとを備えた動画表示装置の動画記録方法であって、上記モニタで表示可能な最大フレームレートを示すフレームレート情報を上記動画送信装置へ通知するフレームレート通知ステップと、上記動画送信装置から動画を受信する動画受信ステップと、を含むことを特徴としている。
上記構成によれば、録画はモニタが表示可能な最大フレームレートで行われ、再生は再生時のモニタ温度に応じたフレームレートで行われる。
したがって、録画時と再生時のモニタ温度が異なっていても、再生時のモニタ温度に応じた最適な動画を表示することができ、画質の低下を防ぐことができる。
なお、上記の動画表示装置、動画送信装置、テレビ電話システムは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記の各装置、システムをコンピュータにて実現させる制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明にかかる動画表示装置は、モニタと、モニタ温度測定手段と、フレームレート決定手段と、フレームレート変換手段とを備える構成である。
それゆえ、モニタ温度に応じてフレームレートが適切に可変されることになるので、上記動画表示装置では、動画表示速度に温度依存性があるモニタを利用している場合でも、表示動画の画質の低下を防ぐことができるという効果を奏する。
また、本発明にかかる動画表示装置は、モニタと、モニタ温度測定手段と、フレームレート決定手段と、フレームレート通知手段と、動画受信手段と、を備える構成である。
それゆえ、モニタの動画表示速度に温度依存性がある場合でも、モニタの温度において表示できる最適なフレームレートで相手端末から動画を取得し、再生できる。したがって、画質の低下を防ぐことができるとともに、必要以上のデータ通信を減らすことができるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施の形態について図1および図2に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
本発明の一実施の形態について図1および図2に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
図1は、本実施の形態に係る動画表示装置1の構成の概略を示すブロック図である。図1に示すように、動画表示装置1は、温度センサ(モニタ温度測定手段)11、動画制御部(フレームレート決定手段)12、ストレージ13、デコーダ(フレームレート変換手段)14、モニタ15、スピーカ16を備えて構成されている。
上記モニタ15は、上記ストレージ13から読み出した動画を表示する。モニタ15の種類は特に限定されるものではなく、液晶モニタやCRT等、各種モニタを用いることができる。
ここで、モニタ15は、動画表示速度に温度依存性を持っているため、モニタ15の温度によって表示速度が変化してしまうという問題がある。すなわち、モニタ15の温度が低い場合に、モニタ15の表示能力を超えた早いフレームレートで動画が送信されてくると、動画の再生速度に表示画面が追いつかず、例えば映像が積分されたようになり、ひどい場合には画面が全く識別できなくなるというように、画質が低下してしまう。また、画質が低下するにもかかわらず、高いビットレートで多くのデータ通信(パケット)を発生してしまう。
そこで、動画表示装置1は、温度センサ11によりモニタ15の温度が測定され、測定したモニタ15の温度に基づいて動画制御部12がフレームレートを決定し、そのフレームレートで動画を表示する構成となっている。
上記温度センサ11は、モニタ15の温度を測定するものである。ここで、「モニタの温度」とは、モニタ15の温度依存の特性を判定する根拠となる温度をいう。例えば、画面の温度や、基板表面の温度等を用いることができる。温度センサ11の設置位置は、特に限定されるものではなく、モニタ15の温度依存の特性を判定する根拠となる温度が測定できる位置であれば構わない。例えば、モニタ15に最も近い基板上に設置することや、モニタ15の額縁に設置することが考えられる。また、温度センサ11の種類も特に限定されるものではなく、使用範囲の温度が測定できるものであればよい。例えば、サーミスタ温度センサ、熱電対、感温フェライト、ダイオード、トランジスタ温度センサ、バイメタルサーモスタット等を用いることができる。さらに、温度センサ11の個数も特に限定されるものではなく、1個であっても、複数設置して測定温度の平均を求めるものであっても構わない。
上記動画制御部12は、温度センサ11によって測定されたモニタ15の温度に基づいて、当該温度においてモニタ15が表示できる最適なフレームレートを決定するものである。そのため、動画制御部12は、温度−フレームレート換算部121と、温度−フレームレート換算テーブル122と、を備える。
温度−フレームレート換算テーブル122は、搭載しているモニタ15の温度特性に合わせたテーブルであり、例えば、表1に示すように、上記モニタ15の温度とその温度においてモニタ15が表示可能なフレームレートが対応付けられて予めメモリに格納されている。
モニタ15の温度とフレームレートを対応付ける方法は特に限定されるものではなく、種々の方法を用いることができる。
例えば、温度−フレームレート換算テーブル122が全温度範囲のデータを最大解像度分用意したものである場合(温度センサ11の測定可能な最小単位ごとに、フレームレートが対応付けられている場合)は、温度−フレームレート換算部121が温度−フレームレート換算テーブル122を参照することにより最適なフレームレートが決定される。この場合、モニタ15の温度の変化に応じて細かくフレームレートを可変させることができる。
また、温度−フレームレート換算テーブル122が全温度範囲のデータを最大解像度分用意したものでない場合は、温度−フレームレート換算テーブル122のデータから測線形補間、スプライン補間等任意の補間方法を用いて区間データを導き出すか、モニタ15の温度の測定データ値を切捨て(例えば、表1の場合には5度単位)た値からフレームレートを換算しその値を使用することができる。この場合、フレームレートの設定間隔は広くなるが、テーブルのメモリを小さくすることができる。
温度−フレームレート換算部121は、上記温度−フレームレート換算テーブル122を参照して、現在のモニタ15の温度で表示可能なフレームレートを決定する。フレームレートは、各温度におけるモニタ15の応答速度から求められる値となる。例えば、25度における応答速度が33.3mSであった場合、最大フレームレートは30フレーム、0度における応答速度が200mSであった場合、最大フレームレートは5フレームとなる。
上記ストレージ13は、動画表示装置1が表示する動画および出力する音声を記録しておくものである。ストレージ13の種類は、データを記録できるものであればよく、特に限定されるものではないが、例えばDVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)等を好適に用いることができる。
上記デコーダ14は、動画および音声データを決定されたフレームレートに設定し、デコードするものである。なお、本実施の形態では、デコーダが動画等のデータをデコードした後、フレームレートの調整を行う場合について説明する。ただし、完全デコードせず、前後フレームデータを利用しながらフレームレートの調整を行うことも可能である。
上記スピーカ16は、上記ストレージ13から読み出した音声データを再生する。
次に、図2に基づき、図1に示した動画表示装置の動作を説明する。図2は、動画表示装置1が現在のモニタ15の温度において表示可能なフレームレートにより動画を表示する手順を示すフローチャートである。
まず、温度センサ11がモニタ15の温度を測定する(S11:モニタ温度測定ステップ)。次に、温度−フレームレート換算部121が温度−フレームレート換算テーブル122を参照し(S12:フレームレート決定ステップ)、モニタ15の温度に合わせたフレームレートを取得する(S13:フレームレート決定ステップ)。さらに、温度−フレームレート換算部121が温度−フレームレート換算テーブル122から取得した再生動画のフレームレートをデコーダ14に通知し(S14)、デコーダ14がストレージ13から読み出した動画、音声データをデコードする(S15)。デコーダ14は、読み出した動画を温度−フレームレート換算部121から通知されたフレームレートに調整し(S16:フレームレート変換ステップ)、動画、音声を出力する(S17)。
以上のように、動画表示装置1によれば、モニタ15の温度に応じた最適なフレームレートで動画を表示することができる。よって、温度によりモニタ15の表示速度が変化し、画質が低下するという従来のモニタが持つ問題を解決することができる。すなわち、モニタ15の温度が変化してもその影響を受けることなく、画質の低下を防ぐことができる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図3から図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1において示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の他の実施の形態について図3から図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1において示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
(テレビ電話システム)
図3は、本実施の形態にかかるテレビ電話システム5の概略を示すものである。上記テレビ電話システム5は、少なくとも二台の通信装置4・4を含み、各通信装置4は、動画表示装置2および動画送信装置3を備えて構成されている。なお、詳細については後述する。上記通信装置4・4の間において、一方の通信装置4で撮影、集音された動画、音声が他方の通信装置4に送信され、他方の通信装置4で出力される。その際、各通信装置4が備える動画表示装置2のモニタ15の温度に応じた最適なフレームレートが相手の通信装置4へ通知される。
図3は、本実施の形態にかかるテレビ電話システム5の概略を示すものである。上記テレビ電話システム5は、少なくとも二台の通信装置4・4を含み、各通信装置4は、動画表示装置2および動画送信装置3を備えて構成されている。なお、詳細については後述する。上記通信装置4・4の間において、一方の通信装置4で撮影、集音された動画、音声が他方の通信装置4に送信され、他方の通信装置4で出力される。その際、各通信装置4が備える動画表示装置2のモニタ15の温度に応じた最適なフレームレートが相手の通信装置4へ通知される。
したがって、上記テレビ電話システム5によれば、動画表示装置2では、現在のモニタ15の温度における最適なフレームレートでの動画表示が可能となり、画質の低下を防ぐことができる。また、動画送信装置3は送信フレームレートを動画表示装置2から要求された値以下にすることができるため、動画表示装置2が必要とする以上の不要なデータ通信を減らすことができる。
続いて、図4を参照しながら、通信装置4の、動画表示装置2および動画送信装置3の構成および動作について詳細に説明する。なお、図4においては、説明の都合上、一方の通信装置4の動画表示装置2と他方の通信装置4の動画送信装置3のみを示したが、それぞれの通信装置4は動画表示装置2と動画送信装置3の双方を備えていることは言うまでもない。また、図3に示すように、動画表示装置2は、基本的構成が実施の形態1において説明した動画表示装置1(図1)と同じであるため、相違点のみ説明する。
(動画表示装置)
図4に示すように、動画表示装置2は、温度センサ(モニタ温度測定手段)11、動画制御部(フレームレート決定手段)12´、ストレージ13´、デコーダ14、モニタ15、スピーカ16、多重分離部(フレームレート通知手段、動画受信手段)17を備えて構成されている。
図4に示すように、動画表示装置2は、温度センサ(モニタ温度測定手段)11、動画制御部(フレームレート決定手段)12´、ストレージ13´、デコーダ14、モニタ15、スピーカ16、多重分離部(フレームレート通知手段、動画受信手段)17を備えて構成されている。
上記動画制御部12´は、温度センサ11によって測定されたモニタ15の温度に基づいて、当該温度においてモニタ15が表示できる最適なフレームレートを決定するものであり、温度−フレームレート換算部121と、温度−フレームレートテーブル122とを少なくとも備える。
温度−フレームレート換算テーブル122は、例えば、表1に示すように、温度と、フレームレートが対応付けられて予めメモリに格納されている。動画制御部12´は、さらに、録画制御部123を備えていてもよい。
温度−フレームレート換算部121は、上記温度−フレームレート換算テーブル122を参照して、現在のモニタ15の温度で表示できる最適なフレームレートを決定する。ストレージ13´は、受信した動画および音声を格納する機能を持つ。多重分離部17は、温度−フレームレート換算部121によって決定されたフレームレートを動画送信装置3へ通知し、そのフレームレートで動画送信装置3より送信されてきた動画を受信する。
(動画送信装置)
また、図4に示すように、動画送信装置3は、多重分離部31と、エンコーダ33と、マイク34と、カメラ35とを備える。さらに、フレームレート調整部32を備えていてもよい。
また、図4に示すように、動画送信装置3は、多重分離部31と、エンコーダ33と、マイク34と、カメラ35とを備える。さらに、フレームレート調整部32を備えていてもよい。
多重分離部31は、動画表示装置2から通知されたフレームレートを取得し、エンコーダ33によって生成された動画、音声データを動画表示装置2へ送信する。マイク34は、音声データを取得する。また、カメラ35は、動画を取得する。
フレームレート調整部32は、動画表示装置2から通知されたフレームレートに基づいてエンコーダ33のフレームレートを設定する。ただし、上記フレームレート調整部32は、エンコーダ33に設けられていても構わない。このフレームレートに従って、エンコーダ33が、マイク34が取得した音声、カメラ35が取得した動画をエンコードしてデータを生成し、多重分離部31へ通知する。
(テレビ電話の動作)
次に、図5に基づき、テレビ電話システム5の動作を説明する。
次に、図5に基づき、テレビ電話システム5の動作を説明する。
まず、動画表示装置2の温度センサ11がモニタ15の温度を測定する(S21:モニタ温度測定ステップ)。次に、温度−フレームレート換算部121が温度−フレームレート換算テーブル122を参照し(S22:フレームレート決定ステップ)、温度−フレームレート換算部121がモニタ15の温度に応じたフレームレート(測定したモニタ15の温度でモニタ15が表示可能なフレームレート)を取得する(S23:フレームレート決定ステップ)。次に、多重分離部17が、温度−フレームレート換算部121によって決定されたフレームレートを動画送信装置へ通知し(S24:フレームレート通知ステップ)、
動画送信装置の多重分離部31がそのフレームレートを取得する(S31)。動画送信装置のフレームレート調整部32は、このフレームレートに基づいてエンコーダ33のフレームレートを設定する(S32)。
動画送信装置の多重分離部31がそのフレームレートを取得する(S31)。動画送信装置のフレームレート調整部32は、このフレームレートに基づいてエンコーダ33のフレームレートを設定する(S32)。
そして、エンコーダ33がこのフレームレートに従って、マイク34が取得した音声、カメラ35が取得した動画をエンコードしてデータを生成し(S33)、多重分離部31へ通知する。多重分離部31は、生成されたデータを送信し(S34)、
動画表示装置2の多重分離部17がそのフレームレートで動画送信装置3より送信されてきた動画を受信する(S25:動画受信ステップ)。さらに、動画表示装置2のデコーダ14がデータをデコードし(S26)、モニタ15が動画を出力し、スピーカ16が音声を出力する(S27)。
動画表示装置2の多重分離部17がそのフレームレートで動画送信装置3より送信されてきた動画を受信する(S25:動画受信ステップ)。さらに、動画表示装置2のデコーダ14がデータをデコードし(S26)、モニタ15が動画を出力し、スピーカ16が音声を出力する(S27)。
次に、上記動作についてさらに具体的に説明する。例えば、温度が25度の環境と0度の環境で互いにテレビ電話にて通信を行っている通信装置4・4において、これら通信装置4が温度25度において秒間30フレームの表示能力、温度0度において秒間5フレームの表示能力を持っていた場合、25度環境側の通信装置4は自端末の温度センサ11にて得たモニタ15の温度を基に温度―フレームレート換算テーブル122にて自端末で再生出来るフレームレート情報を得、相手側の通信装置4に最大30フレームまでの転送レートで動画再生が可能であるという情報を多重分離回路17を介して逐次送信する。これに対して0度環境側の通信装置4は自端末の温度センサ11にて得たモニタ15の温度を元に温度−フレームレート換算テーブル122にて自端末で再生できるフレームレート最大5フレームの情報を得、25度環境側の通信装置4に対して自端末が再生できる最大フレームレートが5であると多重分離回路17を介して逐次送信する。
この動きにより、25度環境にある通信装置4は0度環境にある通信装置4から秒間30フレームの映像データを受け取り、0度環境にある端末は25度環境にある通信装置4から秒間5フレームの映像を受け取り、各通信装置4の温度に見合ったフレームレートでの動画再生が行われる。
これにより、25度環境の通信装置4は必要以上(相手側通信装置4が必要とする以上)のデータ送信を抑えることができ、0度環境の通信装置4では、視認可能な速度での動画再生が可能となる。
以上のように、図3に示したテレビ電話システム5によれば、動画表示装置2では、現在のモニタ15の温度における最適なフレームレートでの動画表示が可能となり、画質の低下を防ぐことができる。また、動画送信装置3は送信フレームレートを動画表示装置2から要求された値以下にすることができるため、動画表示装置2が必要とする以上の不要なデータ通信を減らすことができる。
なお、上記では、動画表示装置2においてフレームレートを決定し、それを示す情報を動画送信装置3へ送信する場合について説明したが、動画表示装置2からモニタ15の温度を示す情報を動画送信装置3へ通知し、その情報に基づいて動画送信装置3がフレームレートを決定してもよい。具体的には、動画送信装置3が図4に示した構成に加えて動画制御部12´を備える構成が考えられる。
上記構成によれば、動画送信装置3が、動画表示装置2から、モニタ15の温度を示す情報を取得し、動画送信装置3の動画制御部12´が、温度−フレームレート換算部121と、温度−フレームレート換算テーブル122により上記モニタ15の温度に応じたフレームレートの動画を生成し、これを動画表示装置2に送信することができる。
これにより、動画表示装置2の構造を簡略化することができる。
(録画制御部)
また、動画表示装置2は、ストレージ13´を備えていてもよく、その場合は受信した動画をストレージ13´に格納し、読み出して再生することができる。
また、動画表示装置2は、ストレージ13´を備えていてもよく、その場合は受信した動画をストレージ13´に格納し、読み出して再生することができる。
ただし、再生時の温度環境は録画時と同じとは限らず、また、モニタ15の動画表示速度に温度依存性があるため、録画時のモニタ15の温度に合わせたフレームレートで録画を行うと、再生時の環境にあったフレームレートでの再生ができず、結果的に画質の低下を招いてしまう。したがって、録画時のフレームレートで再生することは不適切である。
そこで、動画表示装置2では、モニタ15が表示可能な最大フレームレートで録画し、再生時のモニタ15の温度に応じたフレームレートで録画動画の再生を行う。そのため、録画の必要がある動画表示装置2は、録画制御部123を備えている。
図6を参照しながら、動画表示装置2における録画時の動作を説明する。
録画時には、まず、録画制御部123が、温度−フレームレート換算部121に対して、モニタ15の温度に応じたフレームレートではなく、モニタ15が表示可能な最大フレームレートを動画送信装置3に通知するように指示し(S41:フレームレート通知ステップ)、温度−フレームレート換算部121が多重分離部17を介してそのフレームレートを動画送信装置3に通知する(S42:フレームレート通知ステップ)。
上記フレームレートを取得した動画送信装置3は、上記フレームレートで動画を調整し、多重分離部31を介して動画表示装置2に動画を送信する(S43)。
動画送信装置3から送信された動画は、モニタ15が表示可能な最大フレームレートでストレージ13´に録画される(S44:動画受信ステップ)。
なお、録画動画の再生は、図1と同様の動作により行われる。
これらの制御を行うことで、ストレージ13´には温度に依存しないフレームレート(例えば秒間30フレーム)で動画が記録され、再生はモニタ15の温度に応じたフレームレート(例えば秒間5フレーム)で行われる。
なお、動画表示装置2が録画制御部123とストレージ13´を備える場合でも、動画送信装置3は、図4に示したものと同様に構成することができる。
以上のように、動画表示装置2によれば、通信装置4が、動画表示速度に温度依存性があるモニタ15を使用しているテレビ電話システム5において、モニタ15が録画時より早いフレームレートで再生できる状態であった場合でも、録画した動画の画質を落とさない効果がある。
(本発明にかかる制御プログラム、記録媒体)
最後に、動画表示装置1、2および動画送信装置3の各ブロック、特に動画制御部12、12´は、ハードウェアロジックによって構成してもよい。
最後に、動画表示装置1、2および動画送信装置3の各ブロック、特に動画制御部12、12´は、ハードウェアロジックによって構成してもよい。
すなわち、温度−フレームレート換算部121および温度−フレームレート換算テーブル122は、動画制御回路として一体に構成されていてもよい。同様に、温度−フレームレート換算部121、温度−フレームレート換算テーブル122、録画制御部123は、動画制御回路として一体に構成されていてもよい。
また、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、動画表示装置1、2および動画送信装置3は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである動画表示装置1、2および動画送信装置3の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記動画表示装置1、2および動画送信装置3に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、動画表示装置1、2および動画送信装置3を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波ディジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明にかかる動画表示装置は、モニタ温度に応じてフレームレートが適切に可変されるため、動画表示速度に温度依存性があるモニタを使用している場合でも、表示動画の画質低下を防ぐことができる。したがって、本発明は、情報・通信産業において幅広く利用することができる。具体的には、本発明にかかる動画表示装置および動画送信装置は、テレビ電話システムや双方向ディジタルテレビ放送システム等における通信装置として用いることができる。
1 動画表示装置
2 動画表示装置
3 動画送信装置
5 テレビ電話システム
11 温度センサ(モニタ温度測定手段)
12 動画制御部(フレームレート決定手段)
12´ 動画制御部(フレームレート決定手段)
13 ストレージ
13´ ストレージ
14 デコーダ(フレームレート変換手段)
15 モニタ
17 多重分離部(フレームレート通知手段、動画受信手段)
31 多重分離部(フレームレート取得手段)
33 エンコーダ(動画生成手段)
121 温度−フレームレート換算部
122 温度−フレームレート換算テーブル
123 録画制御部(フレームレート通知手段)
S11 モニタ温度測定ステップ
S12 フレームレート決定ステップ
S13 フレームレート決定ステップ
S16 フレームレート変換ステップ
S21 モニタ温度測定ステップ
S22 フレームレート決定ステップ
S23 フレームレート決定ステップ
S24 フレームレート通知ステップ
S25 動画受信ステップ
S41 フレームレート通知ステップ
S42 フレームレート通知ステップ
S44 動画受信ステップ
2 動画表示装置
3 動画送信装置
5 テレビ電話システム
11 温度センサ(モニタ温度測定手段)
12 動画制御部(フレームレート決定手段)
12´ 動画制御部(フレームレート決定手段)
13 ストレージ
13´ ストレージ
14 デコーダ(フレームレート変換手段)
15 モニタ
17 多重分離部(フレームレート通知手段、動画受信手段)
31 多重分離部(フレームレート取得手段)
33 エンコーダ(動画生成手段)
121 温度−フレームレート換算部
122 温度−フレームレート換算テーブル
123 録画制御部(フレームレート通知手段)
S11 モニタ温度測定ステップ
S12 フレームレート決定ステップ
S13 フレームレート決定ステップ
S16 フレームレート変換ステップ
S21 モニタ温度測定ステップ
S22 フレームレート決定ステップ
S23 フレームレート決定ステップ
S24 フレームレート通知ステップ
S25 動画受信ステップ
S41 フレームレート通知ステップ
S42 フレームレート通知ステップ
S44 動画受信ステップ
Claims (13)
- 動画を表示するモニタと、
上記モニタの温度を測定するモニタ温度測定手段と、
上記モニタの温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいてフレームレートを決定するフレームレート決定手段と、
上記モニタで表示する動画のフレームレートを上記フレームレート決定手段によって決定されたフレームレートに変換するフレームレート変換手段と、を備えたことを特徴とする動画表示装置。 - 動画を表示するモニタと、
上記モニタの温度を測定するモニタ温度測定手段と、
上記モニタの温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいてフレームレートを決定するフレームレート決定手段と、
上記フレームレート決定手段によって決定されたフレームレートを示すフレームレート情報を動画送信装置に通知するフレームレート通知手段と、
上記動画送信装置から動画を受信する動画受信手段と、を備えたことを特徴とする動画表示装置。 - 動画送信装置から受信した動画を格納するストレージと、
該ストレージから読み出した動画を表示するモニタと、
上記モニタで表示可能な最大フレームレートを示すフレームレート情報を上記動画送信装置へ通知するフレームレート通知手段と、
上記動画送信装置から動画を受信する動画受信手段と、を備えたことを特徴とする動画表示装置。 - 動画送信装置から受信した動画を表示するモニタと、
上記モニタの温度を測定するモニタ温度測定手段と、
上記モニタ温度測定手段によって測定された温度を示すモニタ温度情報を上記動画送信装置に通知するモニタ温度通知手段と、
上記動画送信装置から動画を受信する動画受信手段と、を備えたことを特徴とする動画表示装置。 - 動画表示装置へ動画を送信する動画送信装置であって、
上記動画表示装置からフレームレートを示すフレームレート情報を取得するフレームレート取得手段と、
上記動画表示装置へ送信する動画を上記フレームレート情報が示すフレームレートで生成する動画生成手段と、を備えたことを特徴とする動画送信装置。 - 動画表示装置へ動画を送信する動画送信装置であって、
上記動画表示装置から当該動画表示装置のモニタの温度を示すモニタ温度情報を取得するモニタ温度取得手段と、
上記モニタ温度情報が示す温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいて最適なフレームレートを決定するフレームレート決定手段と、
上記動画表示装置へ送信する動画を上記フレームレート決定手段によって決定されたフレームレートで生成する動画生成手段と、を備えたことを特徴とする動画送信装置。 - 請求項2または3に記載の動画表示装置と、請求項5に記載の動画送信装置とを備えた通信装置を少なくとも2つ含んでなるテレビ電話システムであって、
一方の通信装置が撮影した動画を動画送信装置を用いて他方の通信装置へ送信するとともに、該他方の通信装置が受信した動画を動画表示装置を用いて表示することを特徴とするテレビ電話システム。 - 請求項4に記載の動画表示装置と、請求項6に記載の動画送信装置とを備えた通信装置を少なくとも2つ含んでなるテレビ電話システムであって、
一方の通信装置が撮影した動画を動画送信装置を用いて他方の通信装置へ送信するとともに、該他方の通信装置が受信した動画を動画表示装置を用いて表示することを特徴とするテレビ電話システム。 - 動画を表示するモニタを備えた動画表示装置の動画表示方法であって、
上記モニタの温度を測定するモニタ温度測定ステップと、
上記モニタの温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいてフレームレートを決定するフレームレート決定ステップと、
上記モニタで表示する動画のフレームレートを上記フレームレート決定ステップにて決定したフレームレートに変換するフレームレート変換ステップと、を含むことを特徴とする動画表示装置の動画表示方法。 - 動画を表示するモニタを備えた動画表示装置の動画表示方法であって、
上記モニタの温度を測定するモニタ温度測定ステップと、
上記モニタの温度と当該温度における最適なフレームレートとを対応させた温度−フレームレート情報に基づいてフレームレートを決定するフレームレート決定ステップと、
上記フレームレート決定ステップにて決定したフレームレートを示すフレームレート情報を動画送信装置に通知するフレームレート通知ステップと、
上記動画送信装置から動画を受信する動画受信ステップと、を含むことを特徴とする動画表示装置の動画表示方法。 - 動画送信装置から受信した動画を格納するストレージと、該ストレージから読み出した動画を表示するモニタとを備えた動画表示装置の動画記録方法であって、
上記モニタで表示可能な最大フレームレートを示すフレームレート情報を上記動画送信装置へ通知するフレームレート通知ステップと、
上記動画送信装置から動画を受信する動画受信ステップと、を含むことを特徴とする動画表示装置の動画記録方法。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の動画表示装置、請求項5または6に記載の動画送信装置の少なくともいずれか1つを動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための制御プログラム。
- 請求項12に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004175896A JP2005352412A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 動画表示装置、動画送信装置、テレビ電話システム、動画表示方法、動画記録方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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JP2004175896A JP2005352412A (ja) | 2004-06-14 | 2004-06-14 | 動画表示装置、動画送信装置、テレビ電話システム、動画表示方法、動画記録方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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-
2004
- 2004-06-14 JP JP2004175896A patent/JP2005352412A/ja not_active Withdrawn
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