JP2005346771A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005346771A
JP2005346771A JP2004162135A JP2004162135A JP2005346771A JP 2005346771 A JP2005346771 A JP 2005346771A JP 2004162135 A JP2004162135 A JP 2004162135A JP 2004162135 A JP2004162135 A JP 2004162135A JP 2005346771 A JP2005346771 A JP 2005346771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt correction
pickup device
optical pickup
magnet
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004162135A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kagawa
利雄 香川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004162135A priority Critical patent/JP2005346771A/ja
Publication of JP2005346771A publication Critical patent/JP2005346771A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

【課題】 光ディスク記録媒体の反りに対するチルト補正機構を有しつつ、光ピックアップ装置部のサイズを大型化することなく、高密度/大容量の光情報ディスク装置に対応することができる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】 本発明にかかる光ピックアップ装置20は、対物レンズ1を有する可動部2と、可動部2をその一端で支持する少なくとも一対の弾性支持部材6と、弾性支持部材6の他端を支持する支持部13と、対物レンズ1の光ディスク記録媒体に対する傾きを補正する方向に可動部2を駆動するチルト補正手段とを備えた光ピックアップ装置であって、チルト補正手段が、対物レンズ1と支持部13との間の可動部2に設けられているチルト補正用コイル10と、支持部13の弾性支持部材6により挟まれている部分に設けられたチルト補正用マグネット9とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスク記録媒体に対して情報の読み書きを行なう光ピックアップ装置に関する。特に、開口数(NA)=0.6以上の対物レンズや、λ=660nm以下の波レーザー光線を使用した高密度/大容量の光情報ディスク装置の光ピックアップ装置に関するものである。
従来公知の光ピックアップ装置としては、例えば図5〜図7に示すものが知られている。図5は従来公知の光ピックアップ装置の上面図であり、図6は同光ピックアップ装置の側面図であり、図7は図5のa−a’断面図である。
従来公知の光ピックアップ装置21では、対物レンズ1を保持する可動部2は、4本の略平行な弾性支持部材6により、対物レンズ1から出射される光ビームの光軸方向(以下、フォーカス方向という)、および光ディスク記録媒体(図示せず)のディスクの半径方向(以下、トラッキング方向という)に駆動しても対物レンズ1の姿勢が変化しない様に片持ち支持されている。
この時、可動部2を片持ち支持する弾性支持部材6は、通常金属のワイヤー、または板バネ材等で構成され、フォーカス方向への駆動、およびトラッキング方向への駆動に用いられる各コイル(以下、それぞれフォーカス用コイル,トラッキング用コイルという)への導電部材をも兼ねている。
また当該対物レンズアクチュエーター部全体を支持するベース部材8の上には、一対のマグネット3a,3bが互いに引き合う極性で、磁気回路を構成する様に配置されている。一方、可動する可動部2側には、前記磁気回路の磁界を横切る形でフォーカス用コイル5が配置されており、さらに当該フォーカス用コイル5の側面にはトラッキング用コイル4が配置されている。この時、上記各コイルに通電すれば、対物レンズ1の姿勢を保ったままフォーカス方向、およびトラッキング方向の2軸直交方向に対物レンズ1が駆動される。
とこが、近年の光情報ディスク装置では、記録データの高密度化が進められている。かかる記録データの高密度化に対応すべく、光情報ディスク装置に、より大きな開口数(NA)を有する対物レンズを使用するようになってきている。
しかし、コマ収差は対物レンズの開口数の3乗に比例し、非点収差は対物レンズの開口数の2乗に比例するために、上記のごとく開口数のより大きな対物レンズを使用すると、対物レンズから出射される光ビームの光軸と、光ディスク記録媒体のディスク面とが垂直から傾いた場合は、その収束光スポットはコマ収差および非点収差を生じやすくなる。換言すれば、対物レンズの開口数が大きくなればなるほど、上記傾きに対する余裕度が少なくなってしまう。
したがって、光ディスク記録媒体のお椀状の反り変形に対しても、対物レンズからの出射光が光ディスク記録媒体のディスク面に対して垂直になるように補正(以下、チルト補正という)することが必要不可欠となってきている。
そこで、かかるチルト補正を行なうことができる光ピックアップ装置が開発されている(例えば特許文献1,2,3参照)。
特開平10−320804号公報(公開日:平成10(1998)年12月4日) 特開2004−5910号公報(公開日:平成16(2004)年1月8日) 特開2000−149292号公報(公開日:平成12(2000)年5月30日)
上記特許文献1に開示されている光ピックアップ装置は、チルト補正用のアクチュエーター構造を有するが、可動部にチルト補正用マグネットを搭載することによりチルト補正を実施している。
しかし、可動部にマグネットを搭載しているため、可動部の重量増加が問題となり、可動部のバランス取りが困難になる。また、可動部にマグネットが搭載されると周囲の磁性体金属の影響を受けやすく、その影響を回避する為に周囲に非磁性体の材料を使用しなければならないといった制約も発生してしまう。
一方、近年の光情報ディスク装置は、情報の読み書きが高速化されている事から、高速かつ高感度な対物レンズの駆動も要求されてきている。よって、これに対応するために、可動部は、なるべく軽量でかつ共振周波数もなるべく高いこと、つまりなるべく構造が単純で高剛性なことが求められる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光ディスク記録媒体の反りに対するチルト補正機構を有しつつ、光ピックアップ装置部のサイズを大型化することなく高密度/大容量の光情報ディスク装置に対応することができる光ピックアップ装置、および当該光ピックアップ装置を搭載した電気・電子機器を提供することにある。
本発明にかかる光ピックアップ装置は、上記課題を解決するために、少なくとも、対物レンズを有する可動部と、前記可動部をその一端で支持する少なくとも一対の弾性支持部材と、前記弾性支持部材の他端を支持する支持部と、前記対物レンズの光ディスク記録媒体に対する傾きを補正する方向に前記可動部を駆動するチルト補正手段とを備えた光ピックアップ装置において、前記チルト補正手段が、前記対物レンズと前記支持部との間の可動部に設けられているチルト補正用コイルと、前記支持部の弾性支持部材により挟まれている部分に設けられたチルト補正用マグネットとからなることを特徴としている。
上記構成によれば、チルト補正用コイルへの通電時に、前記チルト補正用マグネットの磁界の中で、このチルト補正用コイルが磁界に対して駆動することにより、光ディスクの反り方向のチルト補正を行なうことができる。
さらにチルト補正用コイルに比して重いチルト補正用マグネットが、可動部ではなく支持部に存在していること、及びチルト補正用コイルが可動部のより支点に近い位置に存在しているため、可動部の重量、特に作用点である可動部先端部分が軽くなり、同じ駆動力を印加した場合であっても高速かつ高感度な対物レンズの駆動が可能となる。また、周囲の磁性体金属の影響を受けにくいため、周囲に非磁性体の材料を使用しなければならないといった制約も発生し難いといえる。
また本発明にかかる光ピックアップ装置は、上記課題を解決するために、上記構成に加え、さらに、上記可動部をフォーカス方向に駆動するフォーカス手段であるフォーカス用コイル、及び上記可動部をトラッキング方向に駆動するトラッキング手段であるトラッキング用コイルが、上記可動部に設けられ、前記フォーカス手段、および前記トラッキング手段であるマグネットが、上記支持部、または上記支持部が固定されるベース部材に設けられていることを特徴としている。
上記構成によれば、重量物であるマグネットが、可動部ではなく支持部に存在する。それゆえ、可動部の重量、特に作用点である可動部先端部分がさらに軽くなり、より一層高速かつ高感度な対物レンズの駆動が可能となる。また、周囲の磁性体金属の影響を受けにくいため、周囲に非磁性体の材料を使用しなければならないといった制約も発生し難いといえる。
また本発明にかかる光ピックアップ装置は、上記課題を解決するために、上記構成に加え、さらに、上記チルト補正用マグネットと接続されているヨークを備えることを特徴としている。
上記構成によれば、チルト補正用マグネットからの磁束を、チルト補正用コイルにまとめることが可能となり、該ヨークがない場合に比べ磁界の閉回路が形成され、チルト補正の感度を高めることができる。それゆえ、可動部に搭載するチルト補正用コイルをより小さくすることができ、可動部の重量増加を最小限に抑える事が可能となる。
また本発明にかかる光ピックアップ装置は、上記課題を解決するために、上記チルト補正用マグネットと上記ヨークが接続されてなる磁気回路と、上記チルト補正用コイルとがトラック方向に配置されており、上記チルト補正用マグネットのS極とN極が、上記光ディスク記録媒体のディスク面と略平行な平面上において上記トラック方向と垂直な方向に配列しており、上記チルト補正用コイルが、上記対物レンズを介して出射される光ビームの光軸と平行な軸を中心として巻かれていることを特徴としている。
上記構成によれば、可動部がフォーカス方向およびトラック方向へ可動し、基準位置(可動部が可動していない初期位置)より、オフセットした位置にある場合においてもチルト補正用コイルおよびチルト補正用マグネットが十分な大きさを確保している為、チルト補正が可能となる。また、可動部にチルト補正用マグネットが設置されていないため、周囲の金属に反応し、可動部を支持している弾性支持部材に意図しない力が加わることを防止する、すなわち、片持ち梁で可動部を支持する弾性支持部材に対して座屈方向の力が働くの防止することが可能となる。
また本発明にかかる光ピックアップ装置は、上記課題を解決するために、上記チルト補正用マグネットが、磁界の向きが相反する少なくとも2つ以上のマグネットを、該マグネットからの磁界の方向が上記トラック方向と略平行となるように併置したものであることを特徴としている。
上記構成によれば、固定部側に異なる向きの磁界を発生させることができる。この時、可動部側に備えられたチルト補正用コイルに通電すれば、前記マグネットにより形成される磁界が作用し、回転モーメントを発生させチルト補正を行なうことができる。
また本発明にかかる光ピックアップ装置は、上記課題を解決するために、上記チルト補正用マグネットとして、磁界の向きが相反する少なくとも2つ以上のマグネットを一体成形してなる多極性マグネットを用いることを特徴としている。
上記構成によれば、単一のマグネットを用いて固定部側に異なる向きの磁界を発生させることができる。それゆえ、磁界の向きを増やすことに伴うマグネットの部品点数の増加を防ぐことができる。さらには、単一のマグネットであるため、異なる磁界の位置関係を正確に制御することができ、よりチルト補正の感度を向上することが可能となる。
また本発明にかかる光ピックアップ装置は、上記課題を解決するために、上記弾性支持部材が、導体であることを特徴としている。
上記構成によれば、弾性支持部材をフォーカス用コイル、またはトラッキング用コイル、またはチルト補正用コイルへの通電手段として利用することが可能となる。それゆえフォーカス用コイル、またはトラッキング用コイル、またはチルト補正用コイルへ電流を供給するための配線を別途設ける必要がなく、可動部の構造の簡略化・軽量化を行なうことができ、さらにチルト補正の感度を向上させることが可能となる。
また本発明にかかる光ピックアップ装置は、上記課題を解決するために、上記弾性支持部材が、上記チルト補正用コイルの通電手段であることを特徴としている。
上記構成によれば、チルト補正用コイルへ電流を供給するための配線を別途設ける必要がなく、可動部の構造の簡略化・軽量化を行なうことができ、チルト補正の感度を向上させることが可能となる。
また本発明にかかる光ピックアップ装置は、上記課題を解決するために、上記弾性支持部材を、少なくとも6本以上備えることを特徴としている。
上記構成によれば、弾性支持部材をフォーカス用コイル、およびトラッキング用コイル、およびチルト補正用コイルへの通電手段として利用することが可能となる。それゆえフォーカス用コイル、およびトラッキング用コイル、およびチルト補正用コイルへ電流を供給するための配線を別途設ける必要が一切なく、可動部の構造の簡略化・軽量化を行なうことができ、さらにチルト補正の感度を向上させることが可能となる。
一方、本発明にかかる電子機器は、上記課題を解決するために、上記いずれかに記載の光ピックアップ装置を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、膨大なデータを高密度かつ高速に光ディスク記録媒体に記録することが可能な電子機器とすることができる。それゆえ電子機器本体の小型化および、データアクセスの高速化を行なうことが可能となる。
本発明にかかる光ピックアップ装置によれば、光ディスク記録媒体の反りに対するチルト補正機構を有しつつ、光ピックアップ装置部のサイズを大型化することなく、高密度/大容量の光情報ディスク装置に対応することができる光ピックアップ装置を提供することができるという効果を奏する。
さらには、機器本体のサイズの大型化を抑えながら、データ容量が大きく、かつデータに高速アクセス可能な電子機器を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、本発明はこれに限定されるものではない。
ここで本発明において「可動部」とは、対物レンズが固定するための部材であって、弾性支持部材によって支持部に片持ち支持されているものである。またフォーカス駆動・トラッキング駆動・チルト補正等の各駆動手段の作用に応じて動くことが可能な部材である。
また「支持部」とは、弾性支持部材が固定されており、該弾性支持部材を介して上記可動部を片持ち支持する部材である。特に、弾性支持部材が直接固定されておらず、かつ当該支持部が固定されている「ベース部材」とは意を異にする。
以下に、本発明にかかる光ピックアップ装置の一態様の構成を、図1、図2、図3および図4を用いて説明する。ここで、図1は本発明にかかる光ピックアップ装置の上面図であり、図2は図1のA−A’断面図であり、図3は図1の部分拡大図であり、図4はチルト補正用マグネットの斜視図である。
なお図1における実線の矢印はトラッキング方向を示し、破線の矢印は、チルト補正における回転方向を示している。
また図2における実線の矢印は、フォーカス方向を示している。
本発明にかかる光ピックアップ装置20は、対物レンズ1を固定するために用いられる可動部2と、前記可動部2を支持するために用いられる支持部13と、前記支持部13を固定するベース部材8と、前記可動部2を前記支持部13に支持するために用いられる弾性支持部材6と、前記対物レンズ1から出射される光ビームの光軸方向に前記対物レンズ2を駆動するフォーカス駆動手段と、情報の読み取り、または書き込みを行なうために配置される光ディスク記録媒体(図示せず)の半径方向に前記対物レンズ1を駆動するトラッキング駆動手段と、前記対物レンズ1から出射される光ビームの光軸が、光ディスク記録媒体(図示せず)のディスク面に対して直角になるように前記対物レンズ1を駆動するチルト補正手段として用いられるチルト補正用コイル10、およびチルト補正用マグネット9とを備えている。
本発明にかかる光ピックアップ装置に用いるフォーカス手段、およびトラッキング手段は特に限定されるものではなく、従来公知のフォーカス手段、およびトラッキング手段を適宜選択の上、用いればよい。ここで本実施の形態におけるフォーカス駆動手段は、マグネット3aおよび3bによって形成される磁気回路と、フォーカス用コイル5によって構成されている。また本実施の形態におけるトラッキング駆動手段は、マグネット3aおよび3bによって形成される磁気回路と、トラッキング用コイル4によって構成されている。この時、マグネット3aおよび3bはベース部材8に設けられ、フォーカス用コイル5およびトラッキングコイル4は可動部2に設けられている。
なお、マグネット3a、マグネット3b、フォーカスコイル5、トラッキングコイル4の設置場所については、上記に限られるものではなく、マグネット3aおよび3bが可動部2に設けられ、フォーカス用コイル5およびトラッキングコイル4がベース部材8に設けられている態様であってもよい。またフォーカス用コイル5およびトラッキングコイル4が、支持部13に設けられている態様であってもよい。
ただし、本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20のごとく、マグネット3aおよび3bがベース部材8に設けられ、フォーカス用コイル5およびトラッキングコイル4が可動部2上に設けられている態様が、より好ましいといえる。このことは、重量物であるマグネット3aおよびマグネット3bが可動部2ではなく、支持部13(またはベース部材8)に存在すること、及びチルト補正用コイルが可動部のより支点に近い位置に存在しているため、可動部の重量、特に作用点である可動部先端部分が軽くなり、同じ駆動力を印加した場合であっても高速かつ高感度な対物レンズの駆動が可能となるという理由による。また、周囲の磁性体金属の影響を受けにくいため、周囲に非磁性体の材料を使用しなければならないといった制約も発生し難いというメリットもある。
またフォーカス駆動用手段・トラッキング駆動用手段を構成する磁気回路としては、マグネット3aおよびマグネット3bにより形成される磁気回路を兼用しているが、フォーカス駆動用手段を構成する磁気回路、すなわちフォーカス駆動用マグネット、およびトラッキング駆動用手段を構成する磁気回路、すなわちトラッキング駆動用マグネットをそれぞれ別個独立として備えている構成であってもよい。ただし、構造の簡略化、部品点数の減少等の観点からは、本実施の形態に示した構成とすることが好ましいといえる。
なお本実施の形態にかかる光ピックアップ装置のフォーカス方向およびトラッキング方向の駆動の機構については、前記「背景技術」の項において説示したものと同様であるために、ここでは特に記載を省略する。
ところで、本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20では、チルト補正用コイル10が、可動部2の部位であって、対物レンズ1が固定されている部位に比して支持部13に近い部位に設けられている。換言すれば、チルト補正用コイル1が、対物レンズ1と支持部13の間の可動部2に設けられている。
また、チルト補正用マグネット9が、支持部13の弾性支持部材6により挟まれている部分に設けられている。可動部2は少なくとも2本の上記ディスク面に対して略水平な方向で対向する弾性支持部材6によって、支持部13に片持ち支持されている。本発明にかかる光ピックアップ装置においては、チルト補正用マグネット9が、支持部13上の部位であって、前記弾性支持部材6が固定されている部位の間に存在している。すなわち弾性支持部材6と、チルト補正用マグネット9の支持部13上での位置関係は、上記ディスク面に水平な方向で、弾性支持部材6→チルト補正用マグネット9→弾性支持部材6となる。
さらに、本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20では、チルト補正用コイル10とチルト補正用マグネット9が正対する位置に配置されている。この時、チルト補正用コイル10へ通電することによって、可動部2に回転モーメントが発生し、光ディスク記録媒体の反り方向へのチルト補正を行なうことができる。なお、チルト補正の動作の詳細については後述する。
また本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20には、チルト補正用マグネット9と接続されるヨーク12が備えられている。
ここで「ヨーク」とは、マグネット(磁石・コイル等)から発生する磁束を任意の場所に導く働きをする固定磁性体のことであり、「継鉄」とも呼ばれる。
よって、本実施の形態においては、ヨーク12はチルト補正用マグネット9から発生する磁束を、チルト補正用コイル10内にまとめるように、当該ヨーク12を配置している。換言すれば、チルト補正用マグネット9に磁気的に接続したヨーク12の一端を、チルト補正用コイル10内側に挿入するように配置している。
このようにヨーク12を設置することで、磁界の閉回路が形成され、チルト補正の感度をより高めることが可能となる。このことは、可動部2に搭載するチルト補正用コイル10を、より小さくできることを意味し、可動部2の重量増加を最小限に抑える事が可能となる。
なお、ヨークは磁性体であれば特に限定されるものではなく、ヨークとして従来用いられている公知の材料を適宜選択の上、適用すればよい。例えば、鉄・ニッケル・コバルト・フェライト等が好適に利用可能である。
また本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20は、チルト補正用マグネット9とヨーク12が接続されてなる磁気回路と、チルト補正用コイル10とがトラック方向に配置されており、さらにチルト補正用マグネット9のS極とN極が、上記光ディスク記録媒体(図示せず)のディスク面と略平行な平面上において上記トラック方向と垂直な方向に配列しており、チルト補正用コイル10が、対物レンズ1から出射される光ビームの光軸と平行な軸を中心として巻かれている。
可動部2はフォーカス方向およびトラック方向への可動するため、チルト補正が前記フォーカスおよびトラック方向へ可動した際も有効に働く必要がある。そのために、チルト補正用コイル10をフォーカス用5コイルと同様の巻き方、すなわち対物レンズ1から出射される光ビームの光軸と平行な軸を中心として巻かれている。さらに、支持部3側に設けられたチルト補正用マグネット9およびチルト補正ヨーク12により形成された磁気回路と、チルト補正用コイル10とがトラック方向に配置し、さらにチルト補正用マグネット9のS極とN極が、上記光ディスク記録媒体(図示せず)のディスク面と略平行な平面上において上記トラック方向と垂直な方向に配列している。これにより、可動部2がフォーカス方向およびトラック方向へ可動し、基準位置(可動部2が可動していない初期位置)より、オフセットした位置にある場合においてもチルト補正用コイル10およびチルト補正用マグネット9が十分な大きさを確保している為、チルト補正が可能となる。
本実施の形態のかかる光ピックアップ装置20がチルト補正を行なうためには、可動部2に光ディスク記録媒体の半径方向の角度ズレに駆動する回転モーメントが必要となる。そこで、本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20においては、チルト補正用マグネット9が、磁界の向きが相反する少なくとも2つ以上のマグネットを、該マグネットからの磁界の方向がトラック方向と略平行となるように併置したものとしている。
チルト補正用マグネット9を上記のようにすることで、図3に示すごとく、可動部2に光ディスク記録媒体の半径方向の角度ズレに駆動する回転モーメントが発生する。上記回転モーメントの発生機構の詳細は、以下のとおりである。なお、図3における一点鎖線は、チルト補正を行なう時の可動部2の回転中心線を示している。
チルト補正用マグネット9とヨーク12により形成される磁気回路からの磁界を横切るように、チルト補正用コイル10が可動部2に設けられている。このときチルト補正用コイル10はフォーカス用コイル5と同様に、単一方向に巻かれている。このチルト補正用コイル10(可動部2)に回転モーメントを与えるためには、チルト補正用コイル10に働く磁界の向きを、可動部2の略回転中心を境界として逆にすればよい。このようにすることによって、単一方向に巻かれているチルト補正用コイル10を使用しても、図3の矢印に示すように、チルト補正用コイル10に印加される力の向きが可動部2の略回転中心を境界として逆となり、回転モーメントが発生する。それゆえ本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20において、チルト補正を行なうことが可能となる。
また、本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20においては、磁界の向きが相反する少なくとも2つ以上のマグネットを一体成形してなる多極性マグネットをチルト補正用マグネット9として用いてもよい。かかる多極性マグネットの一例を図4に示す。図4に示す多極性マグネットは、磁界の向きが相反する2つのマグネットを、一体成形してなるものである。この場合、多極性マグネットの2つのS極(図4中の斜線部分)と2つのN極(図4中の白抜き部分)は、それぞれ対角線上に並ぶことなる。
なお、かかる多極性マグネットは、別個独立したマグネットを磁界の向きが相反する配置となるように接着剤等を用いて事後的に製造したものであっても、製造時から上記多極性を有するように製造したものであってもよい。
かかる多極性マグネットをチルト補正用マグネットとして、光ピックアップ装置20において磁界の方向がトラック方向と略平行となるよう配置すれば、上述と同様、チルト補正用コイル10(可動部2)に回転モーメントが発生することとなり、本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20において、チルト補正を行なうことが可能となる。
さらには、かかる態様とすることで、磁界の向きを増やすことに伴うマグネットの部品点数の増加を防ぐことができる。さらには、単一のマグネットであるため、異なる磁界の位置関係を正確に制御することができ、よりチルト補正の感度を向上することが可能となる。
また本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20は、弾性支持部材6が、弾性体であり(バネ性を有する物質)、且つ導体であることが好ましい。上記弾性支持部材6の材料としては、上記物性を有する物質であれば特に限定されるものではないが、例えば、リン青銅・洋白・チタン銅などの銅合金、ステンレス(SUS系)が好適に利用可能である。
またその形状についても特に限定されるものではなく、板バネ状であっても、ワイヤー状であってもよい。
上記構成によれば、弾性支持部材6をフォーカス用コイル5、またはトラッキング用コイル4、またはチルト補正用コイルへ10の通電手段として利用することが可能となる。それゆえフォーカス用コイル5、またはトラッキング用コイル4、またはチルト補正用コイル10へ電流を供給するための引込み線等の配線を別途設ける必要がなく、可動部2の構造の簡略化・軽量化を行なうことができ、さらにチルト補正の感度を向上させることが可能となる。
また本実施の形態にかかる光ピックアップ装置20は、導体よりなる弾性支持部材6を、少なくとも6本以上備えることが好ましい。ただし、部品点数の増加防止に、構造の簡略化等の理由から、弾性支持部材の本数は6本であることが好ましい。
上記構成によれば、弾性支持部材6をフォーカス用コイル5、およびトラッキング用コイル4、およびチルト補正用コイル10への通電手段として利用することが可能となる。
弾性支持部材6を各コイル(フォーカス用コイル5、およびトラッキング用コイル4、およびチルト補正用コイル10)に接続する手段としては、特に限定されるものではないが、例えば以下のとおりに行なうことができる。まず可動部2を支持する弾性支持部材6を弾性支持部材取り付け基板15および16に接続する。弾性支持部材取り付け基板16と電流供給手段とを電気接続し、さらに弾性支持部材取り付け基板15と上記各コイルとをそれぞれ電気接続する。その後、上記電流供給手段から電流を供給すれば、各コイルに電流を供給することができる。
したがって上記構成とすることで、フォーカス用コイル5、およびトラッキング用コイル4、およびチルト補正用コイル10へ電流を供給するための配線を別途設ける必要が一切なく、可動部の構造の簡略化・軽量化を行なうことができ、さらにチルト補正の感度を向上させることが可能となる。
一方、本発明にかかる電子機器は、上記において説示した光ピックアップ装置を備えたものである。本発明にかかる電子機器としては、光ディスク記録媒体を再生又は記録することが可能な電子機器であれば特に限定されるものではない。例えば、パーソナルコンピューターの情報記録部や、CD・MD等のオーディオ機器、またDVDプレーヤー・DVDレコーダー・レーザーディスクプレーヤー等のビデオ機器、さらには、上記ディスク規格以外の記録媒体を再生又は記録することが可能な機器等に利用が可能である。
上記構成によれば、膨大なデータを高密度かつ高速に光ディスク記録媒体に記録することが可能な電子機器とすることができる。それゆえ電子機器本体の小型化および、データアクセスの高速化を行なうことが可能となる。
なお本発明にかかる光ピックアップ装置は、以下に示す態様であってもよい。
(1)光情報ディスク媒体を読み書きする光ピックアップ装置の対物レンズをフォーカス(光軸方向)及び、トラッキング(光情報ディスク媒体の半径方向)及びチルト補正(光情報ディスク媒体の椀状の反りによる半径方向の角度ズレ)の3方向に駆動する対物レンズのアクチュエーター機構を有する光ピックアップ装置にあって、前記対物レンズを保持するレンズホルダーは、6本以上の弾性支持部材の一端で弾性的に片持ち支持され、該弾性支持バネ材の他端は固定ホルダーにより支持され、該レンズホルダーには対物レンズとフォーカス駆動及びトラッキング駆動を行なう各コイルとチルト補正を行なう少なくとも1ヶのコイルを備え、支持する固定ホルダー側にはフォーカス及びトラッキング用のマグネット、それに前記チルト補正コイルに通電された時にチルト用コイルが駆動してチルト補正するマグネットを備え、前記チルト補正コイルがレンズホルダーにおいて対物レンズが配置されている側とは反対側に設けられており、チルト補正コイルを前記弾性支持部材と、前記レンズホルダー、及び前記弾性部材の固定側保持部とで挟まれる部位に配置した事を特徴とする光ピックアップ装置。
(2)上記(1)の構成の光ピックアップ装置において、レンズホルダーを支持している6本以上の弾性支持部材のうち少なくとも2本はレンズホルダーに具備されたチルト補正コイルに電流を供給する為に使用することができることを特徴とする光ピックアップ装置。
(3)上記(1)の構成の光ピックアップ装置において、固定ホルダー側のチルト補正マグネットに磁気的に接続されたヨーク材を備え、該ヨーク材がチルト補正マグネットで形成される磁界を整磁することを特徴とする光ピックアップ装置。
(4)上記(1)および(3)に記載される構成の光ピックアップ装置において、固定ホルダー側に設けられたチルト補正マグネットおよびヨーク材により形成された磁気回路と光学系を光情報ディスク媒体のトラック方向に配置し、チルト補正用マグネットのS極とN極を光情報ディスク媒体と略平行な平面内でトラック方向と垂直な方向に配列し、チルト補正コイルをフォーカスコイルと同様、対物レンズ内の光軸と平行な軸の周りに巻いたことを特徴とする光ピックアップ装置。
(5)上記(1)の構成の光ピックアップ装置において、前記チルト補正マグネットは該マグネットにより形成される磁界が光情報ディスク媒体のトラック方向と略平行であり、該マグネットおよび前記ヨーク材により形成される磁界の向きが相反する向きになるよう配置されたマグネットを併置したものであることを特徴とする光ピックアップ装置。
(6)上記(5)の構成の光ピックアップ装置において、前記チルト補正マグネットは多極性を備え、且つ一体物として形成されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
一方、本発明には、上記(1)から(6)のいずれかの光ピックアップ装置を備えることを特徴とする電子機器をも含まれる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明にかかる光ピックアップ装置によれば、光ディスク記録媒体の反りに対するチルト補正機構を有しつつ、光ピックアップ装置部のサイズを大型化することなく、高密度/大容量の光情報ディスク装置に対応することができる光ピックアップ装置を提供することができるという効果を奏する。さらには、機器本体のサイズの大型化を抑えながら、データ容量が大きく、かつデータに高速アクセス可能な電子機器を提供することができるという効果を奏する。
それゆえ本発明は、光ディスク記録媒体を使用するコンピューター,オーディオ機器,ビデオ機器をはじめとする電子・電気機器産業全般に応用が可能である。
本発明の一実施形態を示すものであり、光ピックアップ装置の上面図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、光ピックアップ装置の断面図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、光ピックアップ装置の部分拡大図である。 本発明の一実施形態において使用するチルト補正用マグネット(多極性マグネット)の斜視図である。 従来技術例にかかる光ピックアップ装置の上面図である。 従来技術例にかかる光ピックアップ装置の側面図である。 従来技術例にかかる光ピックアップ装置の側断面図である。
符号の説明
1 対物レンズ
2 可動部
3a マグネット
3b マグネット
4 トラッキング用コイル
5 フォーカス用コイル
6 弾性支持部材
9 チルト補正用マグネット
10 チルト補正用コイル
12 チルト補正用ヨーク
13 支持部
15 弾性支持部材取り付け基板
16 弾性支持部材取り付け基板
20 光ピックアップ装置
21 光ピックアップ装置

Claims (10)

  1. 対物レンズを有する可動部と、
    前記可動部をその一端で支持する少なくとも一対の弾性支持部材と、
    前記弾性支持部材の他端を支持する支持部と、
    前記対物レンズの光ディスク記録媒体に対する傾きを補正する方向に前記可動部を駆動するチルト補正手段とを備えた光ピックアップ装置において、
    前記チルト補正手段が、前記対物レンズと前記支持部との間の可動部に設けられているチルト補正用コイルと、
    前記支持部の弾性支持部材により挟まれている部分に設けられたチルト補正用マグネットとからなることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 上記可動部をフォーカス方向に駆動するフォーカス手段であるフォーカス用コイル、及び上記可動部をトラッキング方向に駆動するトラッキング手段であるトラッキング用コイルが、上記可動部に設けられ、
    前記フォーカス手段、および前記トラッキング手段であるマグネットが、上記支持部、または上記支持部が固定されるベース部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. さらに、上記チルト補正用マグネットと接続されているヨークを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 上記チルト補正用マグネットと上記ヨークが接続されてなる磁気回路と、上記チルト補正用コイルとがトラック方向に配置されており、
    上記チルト補正用マグネットのS極とN極が、上記光ディスク記録媒体のディスク面と略平行な平面上において上記トラック方向と垂直な方向に配列しており、
    上記チルト補正用コイルが、上記対物レンズを介して出射される光ビームの光軸と平行な軸を中心として巻かれていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  5. 上記チルト補正用マグネットが、
    磁界の向きが相反する少なくとも2つ以上のマグネットを、該マグネットからの磁界の方向が上記トラック方向と略平行となるように併置したものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  6. 上記チルト補正用マグネットとして、
    磁界の向きが相反する少なくとも2つ以上のマグネットを一体成形してなる多極性マグネットを用いることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  7. 上記弾性支持部材が、導体であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  8. 上記弾性支持部材が、上記チルト補正用コイルの通電手段であることを特徴とする請求項7に記載の光ピックアップ装置。
  9. 上記弾性支持部材を、少なくとも6本以上備えることを特徴とする請求項8に記載の光ピックアップ装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置を備えることを特徴とする電子機器。

JP2004162135A 2004-05-31 2004-05-31 光ピックアップ装置 Pending JP2005346771A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004162135A JP2005346771A (ja) 2004-05-31 2004-05-31 光ピックアップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004162135A JP2005346771A (ja) 2004-05-31 2004-05-31 光ピックアップ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005346771A true JP2005346771A (ja) 2005-12-15

Family

ID=35499010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004162135A Pending JP2005346771A (ja) 2004-05-31 2004-05-31 光ピックアップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005346771A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013600A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Nippon Oil Corp 全芳香族液晶ポリエステル組成物およびそれを用いた光ピックアップレンズホルダー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013600A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Nippon Oil Corp 全芳香族液晶ポリエステル組成物およびそれを用いた光ピックアップレンズホルダー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010093031A (ko) 광 픽업 엑츄에이터
US7194749B2 (en) Objective lens actuator and optical pickup device
JP3791914B2 (ja) 光ピックアップアクチュエータの3軸駆動装置
US7107602B2 (en) Objective-lens driving apparatus and optical disk apparatus
JP4223018B2 (ja) 光ピックアップアクチュエータ
US6778472B2 (en) Optical pickup with switchable optical systems along an optical path
US20050190662A1 (en) Read/write head for optical disk drive and optical disk drive comprising such a read/write head
JP2003085798A (ja) 光ピックアップアクチュエータ
JP2008165973A (ja) 移動記憶媒体にアクセスするためのピックアップおよびそのピックアップを有するドライブ
US7193937B2 (en) Objective lens driving device and optical disk apparatus
JP2005346771A (ja) 光ピックアップ装置
KR100479617B1 (ko) 광픽업 액츄에이터
US20050229197A1 (en) Optical pickup actuator and optical recording and/or reproducing apparatus employing the same
JP4404824B2 (ja) 光ピックアップアクチュエータ
JP4244021B2 (ja) 光ピックアップ及びディスクドライブ装置
JP4543266B2 (ja) 対物レンズアクチュエータ及びそれを備えた光ピックアップ
JP2007095175A (ja) 光ピックアップ
US20080198727A1 (en) Optical Pickup Unit for a Desk Drive and Disk Drive Comprising Such an Optical Pick up Unit
KR100652807B1 (ko) 광픽업 액츄에이터
US8743668B2 (en) Objective lens drive device and optical pickup
KR20100068865A (ko) 광픽업용 액츄에이터 및 광 기록/재생 장치
JP2002288857A (ja) 光ピックアップアクチュエータ
US20070159702A1 (en) Pickup unit and disk drive unit provided with such a pickup unit
JP2009146461A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2009110619A (ja) 情報記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Written amendment

Effective date: 20080125

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20080125

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080729