JP2005345322A - 摩耗品の摩耗状態検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 気候条件や検出条件の変化による影響を受けることなく、被摩耗体の摩耗状態を精度良く検出する。
【解決手段】 被摩耗体としてのタイヤ20の溝21を形成するトレッド部22に、深さが異なるように発信手段としての無線型のタグ31〜33を埋め込み、質問機41から各タグ31〜33に対して電波が送信され、その電波を受信したいずれかのタグ31〜33からのいずれかのIDコード(ID1)〜(ID3)を示すデータが質問機41により受信される際、たとえばIDコード(ID3)のみが受信されると、処理ユニット42によりデータ処理されることで、タイヤ20の溝21の摩耗が大きく、限界にきていると判定され、処理ユニット42からタイヤ溝警告信号が出力されることで、タイヤ溝警告表示部43により、タイヤ溝警告が報知されるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、摩耗品の摩耗状態検出システムに係り、たとえば車両用タイヤの溝残存量を自動的に検知してドライバに警報する摩耗品の摩耗状態検出システムに関するものである。
従来より、タイヤ溝の摩耗状態の検査は、たとえば予めタイヤに形成されたスリップサイン(タイヤ溝中に形成され、タイヤ溝の摩耗状態を知る指標となるもの)に基づき、タイヤ溝が限度を越えて摩耗していないかどうかの視認により行われている。また、タイヤ溝を測定する専用のゲージを使用し、タイヤ溝の深さを測定することによりタイヤ溝の摩耗状態を確認することも行われている。なお、これらの作業は、いずれも人手を介して行われている。
ところで、このようなタイヤ溝の検査では、必ず自動車を停止させてから行う必要があるため、タイヤ溝の検査に時間がかかってしまうという問題がある。また、タイヤ溝の検査は、人手を介して行う必要があることからタイヤ溝の摩耗状態の判断にばらつきがある。
そこで、特許文献1では、タイヤ溝検出部を、ガソリンスタンド、高速道路の入口、車検場等における所定の路面に埋設しておき、自動車がタイヤ溝検出部上を通過する際にタイヤの接地面に形成されたタイヤ溝の摩耗状態が検出されるようにしたタイヤ溝検出装置を提案している。
すなわち、図6に示すように、タイヤ溝検出部1は、発光素子2及び検出素子3をV字状の溝4に配設したタイヤTのタイヤ溝検出モジュール5がコネクタ6を介して相互に複数個接続されて構成されている。このようなタイヤ溝検出部1は、図7に示すように、ガソリンスタンド、高速道路の入口、車検場等における所定の路面Rに埋設され、自動車Cがタイヤ溝検出部1上を通過すると、タイヤTがタイヤ溝検出部1に乗り上げるようになっている。
このとき、図6に示すように、発光素子2からの光がタイヤ溝により反射されて検出素子3に取り込まれる際、タイヤ溝の深浅に応じた検出素子3による受光量がアナログ検出信号として出力される。そして、そのアナログ検出信号がセンサ入力部7にてデジタル化され、そのデジタル信号が2値データ変換部8にてしきい値に基づき2値データに変換されると、判定部9にてタイヤTのタイヤ溝の摩耗状態が検出判断されて表示部10に表示される。
特開平07−92058号公報
ところが、上述した特許文献1に示されたものでは、タイヤ溝の深浅の検出をタイヤ溝により反射される受光量に応じて行うようにしているため、曇りや雨等のように気候条件が変化したり、タイヤ溝検出部1の発光素子2及び検出素子3の発光面及び受光面に泥や埃等が付着すると、タイヤ溝により反射される受光量がタイヤ溝の深浅に関わらず変化してしまうため、タイヤTのタイヤ溝の摩耗状態を精度良く検出することが困難である。
解決しようとする問題点は、タイヤ溝の深浅の検出をタイヤ溝により反射される受光量に応じて行うようにすると、気候条件やタイヤ溝検出部側の検出条件の変化により、タイヤ溝により反射される受光量がタイヤ溝の深浅に関わらず変化してしまうため、タイヤ溝の摩耗状態を精度良く検出することが困難となるという点である。
本発明の摩耗品の摩耗状態検出システムは、被摩耗体の摩耗進行方向における摩耗限界位置に設けられ、任意の情報を発信する発信手段と、前記発信手段からの情報を受信して前記被摩耗体の摩耗状態を判定する摩耗状態判定手段と、前記摩耗状態判定手段による摩耗状態の判定結果を報知する報知手段とを備え、前記摩耗状態判定手段は、前記被摩耗体の摩耗に伴い、前記発信手段からの情報を受信できないとき、前記被摩耗体が摩耗限界であると判定し、前記報知手段に対し前記被摩耗体が摩耗限界であることを報知させることを特徴とする。
また、前記発信手段は、前記被摩耗体の摩耗進行方向に沿って複数設けられ、前記摩耗状態判定手段は、前記被摩耗体の摩耗に伴い、発信可能ないずれかの発信手段からの情報に基づいて、前記被摩耗体の摩耗状態を判定し、前記報知手段に対し前記被摩耗体の摩耗状態を報知させるようにすることができる。
また、前記発信手段は、前記被摩耗体の摩耗対象面の複数の箇所に設けられるとともに、前記被摩耗体の摩耗進行方向に沿って複数設けられ、前記摩耗状態判定手段は、前記被摩耗体の摩耗に伴い、発信可能ないずれかの発信手段からの情報に基づいて、前記被摩耗体の摩耗状態を判定し、前記報知手段に対し前記被摩耗体の片減りを報知させるようにすることができる。
本発明の被摩耗体は、摩耗進行方向に沿って一又は複数設けられ、任意の情報を発信する発信手段を有することを特徴とする。
本発明に係る摩耗品の摩耗状態検出システムでは、被摩耗体の摩耗進行方向における摩耗限界位置に設けられた発信手段からの任意の情報を受信できるとき、摩耗状態判定手段により、被摩耗体の摩耗が限界ではないと判定することができ、被摩耗体の摩耗に伴い、発信手段が破壊あるいは被摩耗体から排除されることで、その発信手段からの情報を受信できないとき、被摩耗体が摩耗限界であると判定し、報知手段に対し被摩耗体が摩耗限界であることを報知させることができる。
本発明の摩耗品の摩耗状態検出システムによれば、発信手段からの情報を受信できないとき、被摩耗体が摩耗限界であると判定し、報知手段に対し被摩耗体が摩耗限界であることを報知させるようにしたので、気候条件や検出条件の変化による影響を受けることなく、摩耗品の摩耗状態を精度良く検出することができる。
本発明の摩耗品の摩耗状態検出システムは、被摩耗体の摩耗進行方向における摩耗限界位置に設けられた発信手段からの任意の情報を受信できるとき、摩耗状態判定手段により、被摩耗体の摩耗が限界ではないと判定し、被摩耗体の摩耗に伴い、発信手段が破壊あるいは被摩耗体から排除されることで、その発信手段からの情報を受信できないとき、被摩耗体が摩耗限界であると判定し、報知手段に対し被摩耗体が摩耗限界であることを報知させることで、気候条件や検出条件の変化による影響を受けることなく、摩耗品の摩耗状態を精度良く検出するようにした。
図1は、本発明の摩耗品の摩耗状態検出システムを車両用タイヤの溝残存量を検出するタイヤ摩耗状態検出システムに適用した場合の一実施形態を示す図、図2及び図3は、図1のタイヤ摩耗状態検出システムによるタイヤ摩耗状態検出方法を説明するための図、図4は、図1のタグの構成を変えた場合の他の実施形態を示す図、図5は、図4の車両用タイヤにおけるタイヤ摩耗状態検出方法を説明するための図である。
図1に示すように、タイヤ摩耗状態検出システムは、被摩耗体としての車両用タイヤ(以下、単にタイヤという)20の溝21を形成するトレッド部22に、摩耗進行方向において深さが異なるように発信手段としての無線型のタグ31〜33が埋め込まれている。ここで、これらのタグ31〜33は、全てのトレッド部22に埋め込まれていてもよいし、任意のトレッド部22に埋め込まれているようにしてもよい。
また、これらのタグ31〜33は、それぞれ異なる情報としてのIDコードを有しており、たとえばタグ31はIDコード(ID1)を有し、タグ32はIDコード(ID2)を有し、タグ33はIDコード(ID3)を有している。
ここで、タグ31はトレッド部22の摩耗対象面である接地面に近い位置に配置され、タグ32はトレッド部22の中程に配置され、タグ33はトレッド部22の基部に配置されている。言い換えれば、タグ31はタイヤ20の溝21の摩耗が小さいことを示す位置にあり、タグ32はタイヤ20の溝21の摩耗が中程度であることを示す位置にあり、タグ33はタイヤ20の溝21の摩耗が限界にきていることを示す位置にあるといえる。
そして、これらのタグ31〜33は、タイヤ20の摩耗に応じて、接地面との接触により、破壊あるいはトレッド部22から排除される。よって、これらのタグ31〜33からのIDコード(ID1)〜(ID3)を示すデータの有無により、タイヤ20の摩耗状態を検出することが可能となる。
なお、ここでは、タグ31〜33を3個とした場合を図示しているが、3個に限らず、たとえば1個のタグ33のみとし、そのタグ33からのIDコード(ID3)を示すデータが無ければ、タイヤ20の溝21の摩耗が限界にきていることを検出するようにしてもよい。さらには、タグ31〜33を3個に限らず、4個以上としてもよく、この場合には、タイヤ20の溝21の摩耗状態をきめ細かく検出することが可能となる。
また、タイヤ摩耗状態検出システムは、質問機41、処理ユニット42、タイヤ溝警告表示部43を備えている。ここで、質問機41及び処理ユニット42は、摩耗状態判定手段である。また、タイヤ溝警告表示部43は、報知手段である。質問機41は、たとえばタイヤハウス40内に設けることができる。この質問機41は、タグ31〜33に対して電波を送信し、タグ31〜33から送信されるIDコード(ID1)〜(ID3)を得る。ここで、タグ31〜33に対する電波は、任意のタイミングで間欠的に送信されてもよいし、連続して送信されるようにしてもよい。
処理ユニット42は、車両内の任意の場所に設置されるものであり、質問機41からのデータを処理し、たとえばIDコード(ID3)のみが質問機41から得られたとき、タイヤ溝警告信号を出力する。なお、処理ユニット42は、全てのIDコード(ID1)〜(ID3)が質問機41から得られたとき、摩耗が小さいことを示す信号を出力してもよく、またIDコード(ID2),(ID3)が質問機41から得られたとき、摩耗が中程度であることを示す信号を出力するようにしてもよい。さらには、全てのIDコード(ID1)〜(ID3)又はIDコード(ID2),(ID3)が質問機41から得られたとき、タイヤ溝残量が良好であることを示す信号を出力するようにしてもよい。
タイヤ溝警告表示部43は、たとえばメータパネル44内の任意の位置に配置されるものであり、処理ユニット42からのタイヤ溝警告信号を受けてタイヤ溝警告を報知する。タイヤ溝警告の報知は、ランプの点灯や点滅であってもよいし、警告を示すマークの表示であってもよいし、文字の表示であってもよい。
このように、タイヤ溝警告表示部43により、タイヤ溝警告を報知することで、ドライバに対しタイヤ20の摩耗が限界にきていることを確実に警告することが可能となる。なお、タイヤ溝警告の報知は、タイヤ20の溝21の摩耗が限界にきていることを警告することに限らず、タイヤ20の溝21の摩耗が小さいことや、中程度であることを表示してもよく、さらにはタイヤ溝残量が良好であることを表示してもよい。このように、タイヤ20の溝21の摩耗が小さいことや、中程度であること、さらにはタイヤ溝残量が良好であることを表示することで、ドライバに対して安心感を与えることができる。
次に、タイヤ摩耗状態検出方法について説明する。
まず、図2に示すように、質問機41から各タグ31〜33に対して電波が送信され、その電波を受信したタグ31〜33から自己のIDコード(ID1)〜(ID3)を示すデータが発信されると、これらのIDコード(ID1)〜(ID3)を示すデータが質問機41により受信される(ステップS1)。
質問機41によって得られたIDコード(ID1)〜(ID3)を示すデータは、処理ユニット42に送られてデータ処理される。ここで、各タグ31〜33がタイヤ20の摩耗に応じて破壊、あるいはトレッド部22から排除されていなければ、質問機41により受信されるデータが全てのIDコード(ID1)〜(ID3)を示すものとなる(ステップS2)。よって、これらのIDコード(ID1)〜(ID3)が処理ユニット42によりデータ処理されることで、タイヤ20の溝21の摩耗が小さいと判定される(ステップS3)。
これに対し、たとえばタグ31がタイヤ20の摩耗に応じて破壊、あるいはトレッド部22から排除されてしまうと、タグ31からのIDコード(ID1)を示すデータの発信が無くなり、質問機41により受信されるデータがIDコード(ID2),(ID3)を示すものとなる(ステップS4)。よって、これらのIDコード(ID2),(ID3)が処理ユニット42によりデータ処理されることで、タイヤ20の溝21の摩耗が中程度であると判定される(ステップS5)。
これに対し、図3に示すように、たとえばタグ31,32がタイヤ20の摩耗に応じて破壊、あるいはトレッド部22から排除されてしまうと、タグ31,32からのIDコード(ID1),(ID2)を示すデータの発信が無くなり、質問機41により受信されるデータがIDコード(ID3)を示すもののみとなる(ステップS6)。よって、そのIDコード(ID3)が処理ユニット42によりデータ処理されることで、タイヤ20の溝21の摩耗が大きく、限界にきていると判定される(ステップS7)。
この場合、処理ユニット42からタイヤ溝警告信号が出力され、タイヤ溝警告表示部43により、タイヤ溝警告が報知される。これにより、ドライバに対しタイヤ20の摩耗が限界にきていることを確実に警告することが可能となる。
なお、(ステップS3)、(ステップS5)において、タイヤ20の溝21の摩耗が小さいか、あるいは中程度と判定された場合、上述したように、タイヤ溝警告表示部43により、タイヤ20の溝21の摩耗が小さいことや、中程度であること、さらにはタイヤ溝残量が良好であることを表示してもよい。
このように、本実施形態では、被摩耗体としてのタイヤ20の溝21を形成するトレッド部22に、深さが異なるように発信手段としての無線型のタグ31〜33を埋め込み、質問機41から各タグ31〜33に対して電波が送信され、その電波を受信したいずれかのタグ31〜33からのいずれかのIDコード(ID1)〜(ID3)を示すデータが質問機41により受信される際、たとえばIDコード(ID3)のみが受信されると、処理ユニット42によりデータ処理されることで、タイヤ20の溝21の摩耗が大きく、限界にきていると判定され、処理ユニット42からタイヤ溝警告信号が出力されることにより、タイヤ溝警告表示部43により、タイヤ溝警告が報知されるようにしたので、気候条件や検出条件の変化による影響を受けることなく、タイヤ20の摩耗状態を精度良く検出することができる。
なお、本実施形態では、各トレッド部22に、IDコード(ID1)〜(ID3)を有するタグ31〜33を深さが異なるように配置した場合について説明したが、この例に限らず、たとえば図4に示すように、各トレッド部22にそれぞれ異なるIDコードを有するタグ31a〜33a,31b〜33b,31c〜33cを深さが異なるように配置してもよい。
すなわち、図中左側のトレッド部22には、IDコード(ID1−a)〜(ID3−a)を有するタグ31a〜33aを深さが異なるように配置する。図中中程のトレッド部22には、IDコード(ID1−b)〜(ID3−b)を有するタグ31b〜33bを深さが異なるように配置する。図中右側のトレッド部22には、IDコード(ID1−c)〜(ID3−c)を有するタグ31c〜33cを深さが異なるように配置する。
このように、それぞれ異なるIDコードを有するタグ31a〜33a,31b〜33b,31c〜33cを、それぞれのトレッド部22に配置することで、上記同様に、質問機41から各タグ31a〜33a,31b〜33b,31c〜33cに対して電波が送信されると、タイヤ20の摩耗が小さい場合には、その電波を受信したタグ31a〜33a,31b〜33b,31c〜33cから発信されるIDコード(ID1−a)〜(ID3−a),(ID1−b)〜(ID3−b),(ID1−c)〜(ID3−c)が質問機41により受信される。
これに対し、図5に示すように、たとえば図中右側のトレッド部22の摩耗が一番大きく、図中中程のトレッド部22の摩耗が次に大きい場合には、図中右側のトレッド部22のタグ31c,32c及び図中中程のトレッド部22のタグ31bがタイヤ20の摩耗に応じて破壊、あるいはトレッド部22から排除されてしまうことになり、タグ31b,31c,32cからのIDコード(ID1−b),(ID1−c),(ID2−c)を示すデータの発信が無くなる。
これにより、質問機41によって受信されるIDコードは、(ID1−a)〜(ID3−a),(ID2−b),(ID3−b),(ID3−c)となるため、これらのIDコードが処理ユニット42によりデータ処理されることで、タイヤ20の片減りの判定を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、タイヤ20のトレッド部22に無線型のタグ31〜33を埋め込んだ場合について説明したが、質問機41との通信が可能であるものであれば、このような無線型のタグ31〜33に限定されるものではない。
また、本実施形態では、被摩耗体としてのタイヤ20の溝21を形成するトレッド部22に、深さが異なるように発信手段としての無線型のタグ31〜33を埋め込む場合について説明したが、この例に限らず、被摩耗体にタグ31〜33を一体成形によって組み込むようにしてもよい。この場合の被摩耗体としては、たとえば樹脂等によって形成される様々な成形品とすることができる。この場合、タグ31〜33は、小型、軽量、安価であるため、様々な成形品を製造する際、その製造に関わる手順、コスト、品質等への影響を及ぼすことがない。
車両用タイヤの摩耗検出に限らず、使用頻度に応じて消耗されるものの検出に適用可能である。具体的には、道路(アスファルト)の摩耗検出、靴底の摩耗検出、ブレーキパットの摩耗検出、オーディオヘッドの摩耗検出、レールの摩耗検出、摺動部の摩耗検出等にも適用することができる。
本発明の摩耗品の摩耗状態検出システムを車両用タイヤの溝残存量を検出するタイヤ摩耗状態検出システムに適用した場合の一実施形態を示す図である。 図1のタイヤ摩耗状態検出システムによるタイヤ摩耗状態検出方法を説明するためのフローチャートである。 図1のタイヤ摩耗状態検出システムによるタイヤ摩耗状態検出方法を説明するための図である。 図1のタグの構成を変えた場合の他の実施形態を示す図である。 図4の車両用タイヤにおけるタイヤ摩耗状態検出方法を説明するための図である。 従来のタイヤ溝検出装置を説明するための図である。 図6のタイヤ溝検出装置によるタイヤ溝検出を説明するための図である。
符号の説明
20 車両用タイヤ
21 溝
22 トレッド部
31〜33 タグ
31a〜33a タグ
31b〜33b タグ
31c〜33c タグ
41 質問機
42 処理ユニット
43 タイヤ溝警告表示部
44 メータパネル
(ID1)〜(ID3) IDコード
(ID1−a)〜(ID3−a) IDコード
(ID1−b)〜(ID3−b) IDコード
(ID1−c)〜(ID3−c) IDコード

Claims (4)

  1. 被摩耗体の摩耗進行方向における摩耗限界位置に設けられ、任意の情報を発信する発信手段と、
    前記発信手段からの情報を受信して前記被摩耗体の摩耗状態を判定する摩耗状態判定手段と、
    前記摩耗状態判定手段による摩耗状態の判定結果を報知する報知手段とを備え、
    前記摩耗状態判定手段は、前記被摩耗体の摩耗に伴い、前記発信手段からの情報を受信できないとき、前記被摩耗体が摩耗限界であると判定し、前記報知手段に対し前記被摩耗体が摩耗限界であることを報知させる
    ことを特徴とする摩耗品の摩耗状態検出システム。
  2. 前記発信手段は、前記被摩耗体の摩耗進行方向に沿って複数設けられ、
    前記摩耗状態判定手段は、前記被摩耗体の摩耗に伴い、発信可能ないずれかの発信手段からの情報に基づいて、前記被摩耗体の摩耗状態を判定し、前記報知手段に対し前記被摩耗体の摩耗状態を報知させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の摩耗品の摩耗状態検出システム。
  3. 前記発信手段は、前記被摩耗体の摩耗対象面の複数の箇所に設けられるとともに、前記被摩耗体の摩耗進行方向に沿って複数設けられ、
    前記摩耗状態判定手段は、前記被摩耗体の摩耗に伴い、発信可能ないずれかの発信手段からの情報に基づいて、前記被摩耗体の摩耗状態を判定し、前記報知手段に対し前記被摩耗体の片減りを報知させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の摩耗品の摩耗状態検出システム。
  4. 摩耗進行方向に沿って一又は複数設けられ、任意の情報を発信する発信手段を有することを特徴とする被摩耗体。
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