JP2005342775A - チップドレッサ用切粉回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極チップを整形する際に発生する切粉の外部への飛散を防止し、より高い収集効率を得るようにする。
【解決手段】整形体7の下方は切粉捕捉ケース21に覆われており、ガンアーム2及び電極チップ4は、切粉捕捉ケース21に開口されているアーム挿入口21cを経て内部に進入される。アーム挿入口21cは設定間隔を開けて対設する2つのブラシ本体29,30で閉塞されており、整形時に発生する切粉はブラシ本体30にて外部への飛散が阻止される。整形終了後、ガンアーム2をアーム挿入口21cから後退させるとブラシ本体30に付着している切粉が外方へはじき飛ばされるが、このはじき飛ばされた切粉は、両ブラシ本体29,30間に形成されている空隙部34に沿って落下して収集されるため、外部への飛散が防止される。
【選択図】図4



Description

本発明は、電極チップを整形する際に発生する切粉を回収するチップドレッサ用切粉回収装置に関する。
スポット溶接等に使用される電極チップは溶接作業を繰り返すことにより次第に損耗(変形或いは磨耗等)する。損耗した電極チップで溶接作業を行うと、溶接品質が損なわれてしまうため、電極チップを周期的に整形(ドレッシング)して、溶接品質を維持するようにしている。例えば、特許文献1(特開平6−122082号公報)には、溶接ガンの互いに対向する先端部に設けた一対の電極チップにて、整形体の上下面を狭圧した後、溶接ガンを電極チップの軸心を中心に揺動させて研磨することで、電極チップを整形するチップドレッサが開示されている。
近年、材料費の削減や環境問題から、切粉を再利用することが検討されており、整形体の下方に収集容器を配設し、この収集容器にて回収された切粉を再利用するようにしている。
しかし、切粉は研磨作業の際の整形体と電極チップとの相対回転或いは揺動により飛散し易く、全ての切粉が収集容器に回収される訳ではなく、回収率が低いという問題がある。
その上、整形体の目詰まりを防止するために、整形体にエアーが吹き付けられている場合は、この吹き付けたエアーにより切粉が飛散されてしまうため、切粉の回収率は一層低くなってしまう。
ところで、スポット溶接等に使用される電極チップとしては、銅が多く用いられているが、適正な溶接品質を保持しようとすれば、研磨頻度が高まり、電極チップの研削屑或いは研磨屑(切粉)は増加するので、材料費の削減を図るためには切粉の回収率を高め、有効に再利用できるようにする必要がある。
そのため、整形体を保持するドレッサ本体に切粉回収装置を取り付け、この切粉回収装置により電極チップ整形の際に発生する切粉を回収する技術が提案されている。例えば特許文献2(特開2003−1436号公報)には、ドレッサ本体に配設した整形体の上下を、上面側回収ユニットと下面側回収ユニットとでそれぞれ覆い、下面側回収ユニットを円筒形状に形成して、その開口下端に切粉収集容器を配設し、整形の際に発生する切粉を、下面側回収ユニットを経て切粉収集容器にて回収する切粉回収装置が開示されている。
特許文献2の記載によれば、整形体の上下面が回収ユニットで覆われており、又、下面側回収ユニットの下部に切粉収集容器が配設されているため、電極チップを整形する際に発生する切粉を周囲に飛散させることなく、切粉収集容器に効率よく収集させることができる。
特開平6−122082号公報 特開2003−1436号公報
特許文献2に記載されている切粉回収装置では、スポット溶接用ガンアームの先端に取り付けられている電極チップを整形するに際しては、ガンアームの先端に設けられている電極チップを回収ユニット内に挿入させる必要があり、従って、回収ユニットに開口されている挿入口をブラシ等の可撓性を有する遮蔽部材で遮蔽して、ガンアームの進入を許容すると共に、切粉の飛散を防止している。
特許文献2に記載されている切粉回収装置を用いた場合、電極チップを整形する際に発生する切粉の殆どは、落下して切粉収集容器に回収されるが、その一部は落下することなく遮蔽部材の内面に付着したままとなる。電極チップの整形を長期的にわたって繰り返し行った場合、遮蔽部材の内面に切粉が比較的多く堆積することになる。遮蔽ユニットの内面に堆積した切粉の大部分は、ガンアームを遮蔽部材に対して進入、或いは退避動作させるときの振動等で振り落とされる。
しかし、遮蔽部材に付着した切粉の一部は、整形終了後、ガンアームを退避させるときに生じる、遮蔽部材の初期姿勢への復帰動作に伴い、落下することなく、外方へはじかれて飛散するものがある。
遮蔽部材に付着した切粉の外部への飛散を防止するためには、遮蔽部材をこまめに清掃する。或いは、吸引ブロワ等の吸引装置を用いて遮蔽部材に付着する切粉をより積極的に回収する等の方策が考えられる。
しかし、遮蔽部材を清掃するに際しては、チップドレッサを停止する必要があるため、チップドレッサの稼働効率が低下し、生産性が低下してしまう問題がある。
又、吸引ブロワ等の積極的な手段により切粉を回収しようとする場合は、装置自体が大がかりとなり、設備費が嵩むばかりでなく、吸引通路内に切粉が堆積しやすく、その分保守点検が煩雑化する問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、チップドレッサの稼働効率を低下させることなく、しかも、大がかりな装置を必要とせず、簡単な構成で、遮蔽部材から外部に切粉が飛散され難くすると共に、切粉のより高い収集効率を得ることができ、しかも保守管理の容易なチップドレッサ用切粉回収装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、電極チップを整形する整形体を保持するドレッサ本体に、該整形体を覆う切粉回収ユニットを配設し、上記切粉回収ユニットに上記電極チップを挿入する挿入口を開口し、上記挿入口に、該挿入口を閉塞すると共に上記電極チップの進退動作を許容する遮蔽ユニットを設けたチップドレッサ用切粉回収装置において、上記遮蔽ユニットは、上記電極チップの進退動作方向に沿って配設する少なくとも2つの遮蔽部材を有し、上記各遮蔽部材を設定間隔を開けて配設して該各遮蔽部材の対向面間に空隙部を形成し、上記空隙部の下部を上記切粉回収ユニットに連通させたことを特徴とする。
本発明によれば、チップドレッサの稼働効率を低下させることなく、しかも、大がかりな装置を必要とせず、簡単な構成で、遮蔽部材から外部に切粉が飛散され難くなり、切粉をより高い効率で収集することができるばかりでなく、保守管理を容易化することができる。
以下、図面に基づいて本発明の一形態を説明する。図1〜図5に本発明の第1形態を示す。ここで、図1はチップドレッサ用切粉回収装置の斜視図、図2は同分解斜視図、図3は同正面図、図4は図3のIV-IV断面図、図5は遮蔽ユニットの分解斜視図である。
図1、図4の符号1は溶接ロボットに連設する溶接ガンで、この溶接ガン1に第1、第2のガンアーム2,3が設けられ、この両ガンアーム2,3の先端に電極チップ4,5が互いに対向した状態で着脱自在に取り付けられている。この両電極チップ4,5は同軸上に配設されており、両ガンアーム2,3の少なくとも一方の進退動作により、両電極チップ4,5が相対的に近接離間される。
又、符号6は、電極チップ4,5の先端を整形(ドレッシング)するチップドレッサであり、溶接ロボットの稼働範囲で、溶接作業に支障を来さない位置に配設されている。
このチップドレッサ6の側方へ延出するドレッサ本体6aの先部にホルダ部6bが設けられており、このホルダ部6bに整形体7が回転或いは揺動自在に保持されている。このドレッサ本体6aの少なくとも先部は、上下面が平行な平板状に形成されている。整形体7は、ドレッサ本体6aの基部側に垂設されているモータ8にて回転或いは揺動駆動されるもので、整形体7の下面及び上面に、電極チップ4,5の先端を研磨或いは研削にて所定形状に整形可能な凹形状のカッタ7a,7bが設けられている。尚、モータ8は、圧縮空気を駆動源とするエアモータに限らず、通常の電動モータであっても良い。
又、符号11は切粉回収装置で、ドレッサ本体6aの先端側上下面を挟んで対設する上面側回収ユニット11aと下面側回収ユニット11bとに分割されている。両回収ユニット11a,11bには、ドレッサ本体6aの先端側上下面に各々当接される上面支持プレート12と下面支持プレート13とが備えられている。
この両支持プレート12,13は、横長の平板状でほぼ同一形状に形成されており、その両側がドレッサ本体6aの両側縁部から側方へ突出されて対向されている。この両支持プレート12,13のドレッサ本体6aから側方へ突出されたフランジ面12a,13aの隅部が、締結部材の一例であるボルト14(図3参照)を介して互いに締結され、これにより両回収ユニット11a,11bは、ドレッサ本体6aの先端側上下面を挟持した状態で固定される。
又、上面支持プレート12のほぼ中央上面に、上部ボス15が突設されている。この上部ボス15に、上下方向へ貫通するアーム挿入口21cが穿設されている。このアーム挿入口21cの上面に上側遮蔽部材16が当接され、この上側遮蔽部材16が枠体17にて上部ボス15上に挟着固定されている。
上側遮蔽部材16は、外方から内部に挿入する第2のガンアーム3の外周に摺接して、この第2のガンアーム3の外周とアーム挿入口21cとの間隙を閉塞するもので、放射状にスリットが形成されているゴム板、或いは放射状に配設されたブラシ等、可撓性、耐熱性を有する部材で形成されている。尚、この上側遮蔽部材16は、電極チップ5を整形する際に発生する切粉が外部に飛散するのを阻止すれば良いので、高い気密性が要求されるものではない。
又、上部ボス15の一側に、その先端を整形体7の方向へ指向するエアーノズル18が配設されている。このエアーノズル18から吹き出されたエアーは整形体7に吹き付けられて、整形体7の目詰まりが防止される。
一方、下面支持プレート13のほぼ中央に、整形体7に対する逃孔が穿設されており、下面支持プレート13の底面から下方へ、逃げ孔を囲うように下部ボス19が突設されている。この下部ボス19に、切粉捕捉ケース21の上面に固設されているリング部材22が外装される。このリング部材22には、四方からねじ23が螺入されており、このねじ23を下部ボス19に締め付けることで、リング部材22が下部ボス19に固定され、切粉捕捉ケース21が下部ボス19に吊下される。
この切粉捕捉ケース21上面のリング部材22に対応する部位には、リング部材22の内径とほぼ同径の孔が穿設されている。又、この切粉捕捉ケース21の下部には切粉ガイド部21aが下方へ収束するテーパ状に形成され、この切粉ガイド部21aの下端に排出口21bが形成されている。
又、切粉捕捉ケース21の前面は平坦に形成されており、その平坦面にアーム挿入口21cが縦長に開口されている。アーム挿入口21cの上方に、切粉捕捉ケース21の上面から前方へ突出するフランジ部21dが臨まされている。又、アーム挿入口21cの下方に、切粉ガイド部21aから前方へ突出する切粉回収部21eが形成されており、この切粉回収部21eの上端に回収口21fが開口されている。
又、アーム挿入口21cに遮蔽ユニット24が配設されている。図5に示すように、この遮蔽ユニット24は左右一対のブラシ部25,26を備え、この左右ブラシ部25,26が対称な構造を有している。以下においては、左右ブラシ部25,26の対称な構成部品に対し、同一の符号を付して説明を簡略化する。
左右ブラシ部25,26は、遮蔽部材としての外面ブラシ本体29と内面ブラシ本体30とを備える二重遮蔽構造を有しており、更に、両ブラシ本体29,30間に、両ブラシ本体29,30間をシールするシール部材としてのシール部材31と、両ブラシ本体29,30間の間隔を保持するスペーサ32とが配設されている。
外面ブラシ本体29と内面ブラシ本体30とは同一形状をなしており、細長い矩形状のプレート部29a,30aと、このプレート部29a,30aの長辺側の端面に植設されたブラシ部材29b,30bとを有し、各プレート部29a,30aには、複数のねじ止め用孔部29c,30cが所定間隔毎に穿設されている。プレート部29a,30aは、金属板、或いは硬質樹脂板等を素材としある程度の剛性を有している。又、ブラシ部材29b,30bはナイロン製等、ある程度の耐久性、及び可撓性を有する部材で形成されている。
シール部材31は、スポンジ、ゴム等の弾性変形自在な部材で形成されており、その長辺方向の長さが、プレート部29a,30aの長辺方向の長さとほぼ同じ形成され、更に、厚さがスペーサ32の高さよりもやや厚く形成されている。スペーサ32は、両プレート部29a,30aに穿設されているねじ止め用孔部29c,30c間に各々配設される。
内面ブラシ本体30のプレート部30aは、アーム挿入口21cの側縁に形成された取り付け面21gに当接され、その前面にシール部材31、スペーサ32を介して外面ブラシ本体29のプレート部29aが配設される。各プレート部29a,30aの上端と下端とは、フランジ部21dの底面と切粉回収部21eの上端との間の距離とほぼ同じか、やや短く形成されている。
図1〜図4に示すように、左右ブラシ部25,26を、ねじ33を用いて切粉捕捉ケース21の前面に取り付けた状態では、スペーサ32を介して挟持されているプレート部29a,30a間の厚みが、フランジ部21dの突出端、及び切粉回収部21eの上端に開口されている回収口21fの先端部とほぼ同一面となる。更に、左右ブラシ部25,26の左右方向端部が、切粉捕捉ケース21の幅方向とほぼ同一面となる。
又、この状態では、左右ブラシ部25,26に設けられているブラシ部材29b,30bの先端同士が、アーム挿入口21cのほぼ中央で当接されて、アーム挿入口21cが、ブラシ部材29b,30bにて二重に遮蔽される。
このブラシ部材29b,30b間は、スペーサ32により一定の間隔が保持された空隙部34が形成され、この空隙部34が、切粉回収部21eに開口されている回収口21fに連通される。尚、左右ブラシ部25,26は、電極チップ4,5を整形する際に発生する切粉がアーム挿入口21cから外部に飛散するのを阻止するためのものであるため、アーム挿入口21を閉塞するに際し、気密性は必要としない。
一方、切粉捕捉ケース21の下端に開口された排出口21bには、切粉収集容器27の上端が吊りボルト28を介して吊下されている。この切粉収集容器27は軽量なものが好ましく、例えばペットボトルの上部をカットして、その下部側を切粉収集容器27として流用することも可能である。
次に、このような構成による切粉回収装置11をドレッサ本体6aに取り付ける際の作用について説明する。
切粉捕捉ケース21の前面に遮蔽ユニット24を取り付ける。図5に示すように、遮蔽ユニット24を構成する左右ブラシ部25,26は、外面ブラシ本体29と内面ブラシ本体30とに各々設けたプレート部29a,30aをシール部材31を介して対設すると共に、両プレート部29a,30aに穿設されているねじ止め用孔部29c,30cに対応する位置にスペーサ32を介装する。
次いで、外面ブラシ本体29に穿設されているねじ止め用孔部29cに対し、外方からねじ33を挿通し、このねじ33をスペーサ32、及び、内面ブラシ本体30のプレート部30aに穿設されているねじ止め用孔部30cを貫通して、切粉捕捉ケース21の前面に形成されている取付け面21gにねじ止めする。
シール部材31の厚さがスペーサ32の高さよりもやや厚く形成されているため、ねじ33を介して、外面ブラシ本体29と内面ブラシ本体30の両プレート部29a,30aを共締めすると、シール部材31が弾性変形し、その両面がプレート部29a,30aに当接、或いは密着される。又、各プレート部29a,30a、及びシール部材31の高さ方向(長辺方向)の長さが、切粉捕捉ケース21の前面の上下方向に形成したフランジ部21dと回収口21fとの間の距離とほぼ同じに形成されている。
そのため、左右ブラシ部25,26を、切粉捕捉ケース21の前面に取り付けると、左右方向がシール部材31にて閉塞される。又、上部は、左右ブラシ部25,26の全体の厚みが、切粉捕捉ケース21の前面に形成したフランジ部21dの突出端と、回収口21fの先端とほぼ同一面となり、上部は、フランジ部21dとシール部材31の上端面、及びブラシ部材29b,30bの上端部とにより閉塞される。一方、下部は、外面ブラシ本体29に設けたプレート部29aの下端が、回収口21fの端面に当接すると共に、ブラシ部材29bの下端が回収口21fの端面に接触或いは近接する。
更に、左右ブラシ部25,26に設けられている各ブラシ部材29b,30bの先端同士が、アーム挿入口21cのほぼ中央で当接され、アーム挿入口21cが、この両ブラシ部材29b,30bにて二重に遮蔽される。又、ブラシ部材29b,30b間に形成された空隙部34の下部側が、切粉回収部21eに開口されている回収口21fに連通される。
次に、上面側回収ユニット11aを構成する上面支持プレート12と、下面側回収ユニット11bを構成する下面支持プレート13とをドレッサ本体6aの上下面に取り付ける。
この取り付けに際しては、図2に示すように、先ず、上面支持プレート12と、下面側回収ユニット11bを構成する下面支持プレート13とをドレッサ本体6aの上下面に当接する。次いで、上面支持プレート12のほぼ中央に設けられているアーム挿入口21cと、下面支持プレート13のほぼ中央に突設されている下部ボス19とを、ドレッサ本体6aの先部に設けられているホルダ部6bに対しほぼ同軸上で位置決めする。
そして、ドレッサ本体6aの両側縁部から側方へ突出されている両支持プレート12,13のフランジ面12a,13aの隅部をボルト14で締結し、両支持プレート12,13をドレッサ本体6aの先部を挟着した状態で固定する。
本形態では、切粉回収装置11を上面側回収ユニット11aと下面側回収ユニット11bとに分割し、両回収ユニット11a,11bに設けられている支持プレート12,13をドレッサ本体6aの先部に当接し、ドレッサ本体6aの両側縁部から突出した部位を締結するようにしたので、ドレッサ本体6aの上面と下面が互いに平行な面で構成されていれば、ドレッサ本体6aの板厚、幅、形状等の規格が相違していても、ほぼ全てのチップドレッサ6に対して、切粉回収装置11を取り付けることができる。
次いで、下面支持プレート13の底面に突設されている下部ボス19に、切粉捕捉ケース21の上面に突設されているリング部材22を外装すると共に、切粉捕捉ケース21の前面、すなわちアーム挿入口21cが開口されている面を、第1のガンアーム2の進入方向へ指向させ、その状態で、リング部材22に螺入されているねじ23を締め付け、その先端を下部ボス19に押し付けて、切粉捕捉ケース21を位置決め固定し、取り付けを完了する。
次に、電極チップ4,5の先端を整形(ドレッシング)する作用について説明する。溶接ロボットを用いたスポット溶接作業が所定に終了した後、溶接ガン1に設けられている第1、第2のガンアーム2,3をドレッサ本体6aの方向へ予めティーチングされている動作に従い移動させる。
次いで、第1のガンアーム2を、ドレッサ本体6aの下面に取り付けられている切粉捕捉ケース21のアーム挿入口21cから挿入して内部に臨ませる。このとき、切粉捕捉ケース21のアーム挿入口21cが第1のガンアーム2の進入方向に指向された状態に、予め調整されているので、第1のガンアーム2を切粉捕捉ケース21内へスムーズに導くことができる。
このアーム挿入口21cは、左右から延出する一対のブラシ部材29b,30bにより二重に遮蔽されており、第1のガンアーム2を挿入すると、相対向する各ブラシ部材29b,30bが第2のガンアーム3の外周に沿って弾性変形し、第1のガンアーム2の周辺を閉塞する。
そして、この第1のガンアーム2の先端に設けた電極チップ4の軸心を、ドレッサ本体6aに設けられたホルダ部6bに保持されている整形体7の中心軸上に臨ませる。このとき、この電極チップ4と、第2のガンアーム3の先端に設けられている電極チップ5とは同軸上に配設されているため、この電極チップ5も、整形体7の中心軸上に臨まされる。
その後、両ガンアーム2,3を移動させて、両電極チップ4,5を相対的に近接させる。すると、先ず、第2のガンアーム3の先端に設けられている電極チップ5が、上面支持プレート12に突設されている上部ボス15に形成されているアーム挿入口21cに挿入される。このアーム挿入口21cの上面は可撓性を有する上側遮蔽部材16で閉塞されており、この上側遮蔽部材16により第2のガンアーム3の外周が閉塞される。
そして、両電極チップ4,5間が更に近接すると、この両電極チップ4,5が整形体7の下面及び上面に各々設けられているカッタ7a,7bに当接され、この両電極チップ4,5により整形体7が狭圧される。
この整形体7は、ドレッサ本体6aに設けられているエアモータ等のモータ8にて回転或いは揺動駆動されており、又、アーム挿入口21c内に臨まされているエアーノズル18からは、整形体7に向かってエアーが吹き出されている。このエアーノズル18から吹き出たエアーは、アーム挿入口21c内から、ホルダ部6bと整形体7とに形成される隙間を通り、切粉捕捉ケース21側へ流れ、図4に矢印で示すように、切粉捕捉ケース21のアーム挿入口21c、及び底部に形成した排出口21bから外部へ吹き出される。
そして、整形体7に設けたカッタ7a,7bにて、電極チップ4,5を研磨或いは研削により整形する際に発生する切粉(研磨粉)は、上部ボス15に臨まされているエアーノズル18からのエアーブローによって、切粉捕捉ケース21側へ導かれる。又、このとき、アーム挿入口21cから漏出するエアーに導かれた切粉は、アーム挿入口21cに配設されているブラシ部材29b,30bに衝突して切粉捕捉ケース21内に落下される。切粉捕捉ケース21に落下された切粉は、切粉捕捉ケース21の下部に形成した切粉ガイド部21aを経て、切粉ガイド部21aの下端に開口する排出口21bから、この排出口21bに吊下げられている切粉収集容器27に集積される。
一方、電極チップ4,5の整形が所定に終了すると、溶接ロボットにより第1、第2のガンアーム2,3を、挿入時とは逆の動作でドレッサ本体6aから離間させ、次のスポット溶接に備えて待機させる。
ところで、整形終了後に第1のガンアーム2を退避動作させると、この第1のガンアーム2の外周に摺接する内面ブラシ本体30のブラシ部材30bが、第1のガンアーム2の退避動作に伴い、自己の弾撥力で初期姿勢、すなわち、図1に示す屈曲された姿勢から、図3に示す直線状の姿勢に復帰しようとする。内面ブラシ本体30のブラシ部材30bは、切粉捕捉ケース21内に露呈されているため、長期にわたり電極チップ4,5の整形(ドレッシング)を繰り返すと、ブラシ部材30bに切粉(研磨粉)が付着、或いは堆積する。この付着、或いは堆積された切粉が、ブラシ部材30bの復帰動作により外方へはじき飛ばされる。
本形態による左右ブラシ部25,26は、内面ブラシ本体30と外面ブラシ本体29とで二重遮蔽構造を有しており、内面ブラシ本体30に設けたブラシ部材30bの前方は、外面ブラシ本体29に設けたブラシ部材29bとシール部材31と切粉捕捉ケース21に形成したフランジ部21dとで閉塞された空隙部34が形成されているため、ブラシ部材30bにて前方へはじき飛ばされた切粉が外部に飛散することはない。この場合、フランジ部21dはシール部材として機能することになる。
その結果、空隙部34内にはじき飛ばされた切粉は、自重により落下し、下方に開口する回収口21fを経て切粉ガイド部21aへ至り、切粉収集容器27に集積される。
そして、切粉収集容器27に集積された切粉が所定量に達したとき、或いは定期的に、この切粉収集容器27に集積されている切粉を収集し、再利用する。
このように、本形態では、切粉捕捉ケース21をドレッサ本体6aに対して回動自在に支持させ、アーム挿入口21cが開口されている面を、ガンアーム2の進入方向へ指向させた状態で固定できるようにしたので、ガンアーム2を切粉捕捉ケース21内へスムーズに導くことができ、設置の方向性に融通性を持たせることができるため、使い勝手が良くなる。
更に、電極チップ4,5が閉塞された空間内で整形されるので、整形の際に発生する切粉は外部に飛散せず、切粉収集容器27に効率よく収集されて、再利用することができるため、切粉の再利用率が向上する。又、整形体7の目詰まりを防止するためのエアーを利用して、切粉を切粉捕捉ケース21の排出口21b側へ積極的に導くようにしているので、切粉の収集効率がより一層向上する。
その上、第1のガンアーム2を退避動作させる際に、内面ブラシ本体30のブラシ部材30bにて、このブラシ部材30bに付着、或いは堆積する切粉が前方へはじき飛ばされても、その前方に閉塞された空隙部34が形成されているため、切粉が外部に飛散することがなく、チップドレッサ6の周辺環境を常に良好に保つことができる。
又、ブラシ部材30bにてはじき飛ばされた切粉は、空隙部34内を落下して、回収されるため、切粉の収集効率をより高くすることができる。
更に、第1のガンアーム2を退避動作する毎に、ブラシ部材30bに付着、或いは堆積されている切粉がはじき飛ばされて回収されるため、結果として、遮蔽ユニット24の清掃サイクルを長くすることができ、保守管理が容易となり、チップドレッサ6の稼働効率を高めることができる。加えて、吸引ブロワ等の大がかりな装置が不要となり、設備費を抑制することができる。
加えて、第1のガンアーム2、及び電極チップ4が整形終了後の退避動作する際には、2つのブラシ部材29b,30bにて、その周囲が払拭されるため、切粉の付着量が少なくなり、溶接品質を向上させることができる。
又、図6に本発明の第2形態を示す。尚、第1形態と同一の構成部品については、同一の符号を付して説明を省略すると共に、図示しない構成部品であって、第1の形態と同一の構成部品に付いては、同一の符号を付して図面による明示を省略する。
上述した第1形態では、第1のガンアーム2を進入させるアーム挿入口21cを閉塞する遮蔽ユニット24を二重遮蔽構造としたが、本形態では、第2のガンアーム3の先端部を挿通する上面側回収ユニット11aに設けた上側遮蔽ユニット35を二重遮蔽構造としたものである。
すなわち、同一形状の枠体17を上下に配設し、その間にリング状に形成したシール部材36を介装すると共に、その外周にスペーサ37を配設する。シール部材36は、スポンジ、ゴム等の弾性変形自在な部材で形成されており、その高さが、スペーサ37の高さよりも若干高く形成されている。
上部ボス15に対しては、先ず、下側の枠体17をセットし、その上にリング状のシール部材36を載置すると共に、ねじ止め位置にスペーサ37を配設する。そして、その上に上側の枠体17を載置し、両枠体17をスペーサ37を介してねじ止めする。すると、シール部材36の上下面が圧縮されて、両枠体17の対向面に当接、或いは密接され、内部に空隙部が形成される。
このように構成された切粉回収装置では、整形終了後に第2のガンアーム3を上方へ退避動作させる際に、下側の枠体17に設けた上側遮蔽部材16の弾撥力にて、この上側遮蔽部材16に付着した切粉が上方へはじき飛ばされても、その上方には、シール部材36と上側の枠体17、及びこの枠体17に設けた上側遮蔽部材16とによって閉塞された空隙部が形成されているため、はじき飛ばされた切粉は外部に飛散されることなく、この空隙部に堆積される。
この空隙部に堆積された切粉は、次の整形時において、第2のガンアーム3の先端に取り付けた電極チップ5を整形すべく、第2のガンアーム3の先端を上側の枠体17に設けた上側遮蔽部材16を介して下側の枠体17に設けた上側遮蔽部材16に挿通したときの、この上側遮蔽部材16の屈曲動作に伴って落下される。
従って、この空隙部内に切粉が一定以上堆積することはない。その結果、上側遮蔽ユニット35の清掃サイクルを長くすることができる。
本形態によれば、第1形態による遮蔽ユニット24と併せて採用することで、切粉回収効率をより一層高めることができると共に、チップドレッサ6の周辺環境をより一層良好に保つことができる。
尚、本発明は上述した各形態に限るものではなく、例えば遮蔽ユニット24,35は三重以上の遮蔽構造を有していても良い。
第1形態によるチップドレッサ用切粉回収装置の斜視図 同、チップドレッサ用切粉回収装置の分解斜視図 同、チップドレッサ用切粉回収装置の正面図 同、図3のIV-IV断面図 同、遮蔽ユニットの分解斜視図 第2形態によるチップドレッサ用切粉回収装置の要部分解斜視図
符号の説明
1…溶接ガン、2…第1のガンアーム、3…第2のガンアーム、4,5…電極チップ、6…チップドレッサ、6a…ドレッサ本体、7…整形体、11…切粉回収装置、11a…上面側回収ユニット、11b…下面側回収ユニット、16…上側遮蔽部材、21…切粉捕捉ケース、21c…アーム挿入口、21e…切粉回収部、21f…回収口、24…遮蔽ユニット、25…左ブラシ部、26…右ブラシ部、29…外面ブラシ本体、29b,30b…ブラシ部材、30…内面ブラシ本体、31,36…シール部材、32,37…スペーサ、33…ねじ、34…空隙部、35…上側遮蔽ユニット

代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (4)

  1. 電極チップを整形する整形体を保持するドレッサ本体に、該整形体を覆う切粉回収ユニットを配設し、上記切粉回収ユニットに上記電極チップを挿入する挿入口を開口し、上記挿入口に、該挿入口を閉塞すると共に上記電極チップの進退動作を許容する遮蔽ユニットを設けたチップドレッサ用切粉回収装置において、
    上記遮蔽ユニットは、上記電極チップの進退動作方向に沿って配設する少なくとも2つの遮蔽部材を有し、
    上記各遮蔽部材を設定間隔を開けて配設して該各遮蔽部材の対向面間に空隙部を形成し、
    上記空隙部の下部を上記切粉回収ユニットに連通させた
    ことを特徴とするチップドレッサ用切粉回収装置。
  2. 上記切粉回収ユニットは上記ドレッサ本体を挟んで上記整形体の両面側に各々配設されている
    ことを特徴とする請求項1記載のチップドレッサ用切粉回収装置。
  3. 上記空隙部と外部とがシール部材を介して閉塞されている
    ことを特徴とする請求項1或いは2記載のチップドレッサ用切粉回収装置。
  4. 上記各遮蔽部材の設定間隔はスペーサで設定される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のチップドレッサ用切粉回収装置。
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