JP2005341296A - 移動端末及び無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 アクセスポイントからビーコンを受信することができる場合に、消費電力を抑えることが可能な移動端末及び無線通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 移動端末3がオフ期間変更点Aからオフ期間変更点Bまでの範囲に存在する場合、移動端末3のパワーセーブモードにおけるオフ期間を所定のオフ期間(移動端末3が電波到達限界点1からオフ期間変更点Aまでの範囲または電波到達限界点2からオフ期間変更点Bまでの範囲に存在する場合のオフ期間)よりも長くする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、アクセスポイントと移動端末とからなる無線通信システムに関し、特に、移動端末におけるパワーセーブモードに関する。
一般に、アクセスポイントは、無線通信ネットワークにおける通信情報(例えば、フレームの有無やサポートレートなど)を示すビーコンを移動端末に対して所定間隔毎に送信し、移動端末は、そのビーコンから得られる通信情報に基づいてフレームの送受信やその他の通信動作を行う。
また、移動端末は、アクティブモード(全ての回路に常に電源が供給されている状態)からパワーセーブモードに切り替ると、ビーコンの送信タイミングに合わせて、アウェイク状態(全ての回路に電源が供給されビーコンやフレームなどが受信可能な状態)とスリープ状態(一部の回路への電源供給がオフしビーコンやフレームなどが受信不可能な状態)とを交互に繰り返す。このように、移動端末は、ビーコンやフレームなどを受信しないときは、一部の回路への電源供給をオフし消費電力を抑えている。
ところで、従来のパワーセーブモードでは、移動端末の移動状態に応じて、一部の回路への電源供給のオン、オフ周期(以下、間欠周期という)を変更するものもある(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、上記パワーセーブモードは、例えば、移動端末がアクセスポイントからビーコンを受信することができる場合は、通常の間欠周期でビーコンを受信し、移動端末がアクセスポイントからビーコンを受信することができない場合であって、且つ、移動端末が移動している場合は、通常より間欠周期を短くすることによりアクセスポイントからのビーコンの受信に備え、移動端末がアクセスポイントからビーコンを受信することができない場合であって、且つ、移動端末が移動していない場合は、ビーコンの受信が見込めないため、通常より間欠周期を長く設定する制御を行う。
このように、移動端末がアクセスポイントからビーコンを受信することができない場合であって、且つ、移動端末が移動していない場合は、間欠周期を長くするため、消費電力を抑えることができる。
特開平10−84308号 (第2〜4頁、第1〜2図)
このように、従来のパワーセーブモードは、アクセスポイントからビーコンが受信できない場合において、消費電力を抑えることが行われていたが、アクセスポイントからビーコンを受信することができる場合においては、消費電力を抑えることは行われていなかった。
そこで、本発明は、アクセスポイントからビーコンを受信することができる場合において、消費電力を抑えることが可能な移動端末及び無線通信システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明の移動端末は、アクセスポイントと無線通信を行うと共に、前記アクセスポイントからの報知信号の送信タイミングに合わせて一部の回路への電源供給のオン、オフを交互に繰り返す移動端末であって、当該移動端末の位置情報を取得する移動端末位置情報取得手段と、前記アクセスポイントから送信される前記アクセスポイントの位置情報、及び前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界距離を示す電波到達限界距離に基づいて、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界範囲を示す電波到達限界範囲を認識する電波到達限界範囲認識手段と、前記電波到達限界範囲内の所定範囲に当該移動端末が存在するとき、前記一部の回路への電源供給のオフ期間を所定のオフ期間より長いオフ期間に設定し、前記所定範囲外に当該移動端末が存在するとき、前記一部の回路への電源供給のオフ期間を前記所定のオフ期間に設定するオフ期間変更手段とを備えることを特徴とする。
このように、電波到達限界範囲内の所定範囲に移動端末が存在するとき、移動端末の一部の回路への電源供給のオフ期間を所定のオフ期間(所定範囲外に移動端末が存在するときのオフ期間)よりも長いオフ期間に設定しているので、電波到達限界範囲内の所定範囲に移動端末が存在する場合における一部の回路への電源供給時間を、所定範囲外に移動端末が存在する場合における一部の回路への電源供給時間に比べて短くすることができる。
また、電波到達限界範囲内の所定範囲外に移動端末が存在するとき、移動端末の一部の回路への電源供給のオフ期間を所定のオフ期間に設定しているので、リンク切れを検出するタイミングが遅くならず、他のアクセスポイントとのローミングにかかる時間が長くなることを防止することができる。
また、本発明の移動端末は、アクセスポイントと無線通信を行うと共に、前記アクセスポイントからの報知信号の送信タイミングに合わせて一部の回路への電源供給のオン、オフを交互に繰り返す移動端末であって、当該移動端末の位置情報を取得する移動端末位置情報取得手段と、当該移動端末の移動速度を算出する移動速度算出手段と、前記アクセスポイントから送信される前記アクセスポイントの位置情報、及び前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界距離を示す電波到達限界距離に基づいて、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界範囲を示す電波到達限界範囲を認識する電波到達限界範囲認識手段と、当該移動端末の移動速度及び前記電波到達限界範囲内での当該移動端末の位置に基づいて、当該移動端末の前記一部の回路への電源供給のオフ期間を設定するオフ期間変更手段とを備えることを特徴とする。
また、上記移動端末において、当該移動端末が前記電波到達限界範囲内の所定範囲に存在するときの当該移動端末の移動速度と、当該移動端末が前記所定範囲外に存在するときの当該移動端末の移動速度とが同じ場合、前記オフ期間変更手段が、当該移動端末が前記所定範囲に存在するときの前記一部の回路への電源供給のオフ期間を、当該移動端末が前記所定範囲外に存在するときに設定される時間以上になるように設定するように構成してもよい。
また、上記移動端末において、前記所定範囲外は、当該移動端末の移動直線上で、該移動直線と前記電波到達限界範囲外周との交点から所定距離内側の点までの範囲となるように設定してもよい。
また、本発明の無線通信システムは、アクセスポイントと、前記アクセスポイントからの報知信号の送信タイミングに合わせて一部の回路への電源供給のオン、オフを交互に繰り返す移動端末とから構成される無線通信システムであって、前記アクセスポイントは、前記アクセスポイントの位置情報を取得するアクセスポイント位置情報取得手段と、前記アクセスポイントの位置情報と、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界距離を示す電波到達限界距離とを前記移動端末に送信する送信手段とを備え、前記移動端末は、前記移動端末の位置情報を取得する移動端末位置情報取得手段と、前記アクセスポイントから送信される前記アクセスポイントの位置情報、及び前記電波到達限界距離に基づいて、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界範囲を示す電波到達限界範囲を認識する電波到達限界範囲認識手段と、前記電波到達限界範囲内の所定範囲に前記移動端末が存在するとき、前記一部の回路への電源供給のオフ期間を所定のオフ期間より長いオフ期間に設定し、前記所定範囲外に前記移動端末が存在するとき、前記一部の回路への電源供給のオフ期間を前記所定のオフ期間に設定するオフ期間変更手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の無線通信システムは、アクセスポイントと、前記アクセスポイントからの報知信号の送信タイミングに合わせて一部の回路への電源供給のオン、オフを交互に繰り返す移動端末とから構成される無線通信システムであって、前記アクセスポイントは、前記アクセスポイントの位置情報を取得するアクセスポイント位置情報取得手段と、前記アクセスポイントの位置情報と、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界距離を示す電波到達限界距離とを前記移動端末に送信する送信手段とを備え、前記移動端末は、前記移動端末の位置情報を取得する移動端末位置情報取得手段と、前記移動端末の移動速度を算出する移動速度算出手段と、前記アクセスポイントから送信される前記アクセスポイントの位置情報、及び前記電波到達限界距離に基づいて、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界範囲を示す電波到達限界範囲を認識する電波到達限界範囲認識手段と、前記移動端末の移動速度及び前記電波到達限界範囲内での前記移動端末の位置に基づいて、前記移動端末の前記一部の回路への電源供給のオフ期間を設定するオフ期間変更手段とを備えることを特徴とする。
また、上記無線通信システムにおいて、前記移動端末が前記電波到達限界範囲内の所定範囲に存在するときの前記移動端末の移動速度と、前記移動端末が前記所定範囲外に存在するときの前記移動端末の移動速度とが同じ場合、前記オフ期間変更手段が、前記移動端末が前記所定範囲に存在するときの前記一部の回路への電源供給のオフ期間を、前記移動端末が前記所定範囲外に存在するときに設定される時間以上になるように設定するように構成してもよい。
また、上記無線通信システムにおいて、前記所定範囲外は、前記移動端末の移動直線上で、該移動直線と前記電波到達限界範囲外周との交点から所定距離内側の点までの範囲となるように設定してもよい。
本発明によれば、電波到達限界範囲内の所定範囲に移動端末が存在する場合において、移動端末における一部の回路への電源供給時間を、所定範囲外に移動端末が存在する場合の一部の回路への電源供給時間よりも短くすることができるので、アクセスポイントからビーコンを受信することができる場合において、移動端末の消費電力を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1(a)は、本発明の実施形態の無線通信システムを示す図である。
図1(a)に示すように、無線通信システム1は、アクセスポイント(AP:Access Point)2と、移動端末(STA:Station)3とから構成されている。なお、本実施形態における無線通信システム1は、例えば、IEEE802.11系無線LANに準拠するものとする。
上記アクセスポイント2は、無線通信ネットワークの通信状況(例えば、フレームの有無やサポートレートなど)を示すビーコン(報知信号)を移動端末3に対して所定間隔毎に送信する。
上記移動端末3は、ビーコンから得られる通信情報に基づいてフレームの送受信やその他の通信動作を行う。
また、移動端末3は、アクティブモードからパワーセーブモードに切り替ると、ビーコンの送信タイミングに合わせて、アウェイク状態とスリープ状態とを交互に繰り返し、アウェイク状態のときにビーコンやフレームなどを受信する。
図1(b)は、アクセスポイント2を示す図である。
図1(b)に示すように、アクセスポイント2は、位置情報取得部4(アクセスポイント位置情報取得手段)と、送受信部5(送信手段)とを備えて構成されている。
上記位置情報取得部4は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機であり、アクセスポイント2の位置情報を所得する。
上記送受信部5は、移動端末3にビーコンやフレームなどを送信したり、移動端末3からフレームやACK(Acknowledgment)などを受信したりする。また、送受信部5は、移動端末3に位置情報取得部4で取得した位置情報とアクセスポイント2から送信される電波の到達限界距離を示す電波到達限界距離を送信する。
図1(c)は、移動端末3を示す図である。
図1(c)に示すように、移動端末3は、送受信部6と、位置情報取得部7(移動端末位置情報取得手段)と、移動速度算出部8(移動速度算出手段)と、電波到達限界範囲認識部9(電波到達限界範囲認識手段)と、記録部10と、オフ期間変更部11(オフ期間変更手段)と、カウンタ12とを備えて構成されている。
上記送受信部6は、アクセスポイント2からビーコンやフレームなどを受信したり、アクセスポイント2にフレームやACKなどを送信したりする。また、送受信部6は、アクセスポイント2から電波到達限界距離とアクセスポイント2の位置情報を受信する。
上記位置情報取得部7は、例えば、GPS受信機であり、移動端末3の位置情報を取得する。
上記移動速度算出部8は、位置情報取得部7で取得した位置情報などに基づいて、移動端末3の移動速度Vや移動方向(ベクトル)を算出する。
上記電波到達限界範囲認識部9は、アクセスポイント2の位置情報と電波到達限界距離に基づいて、アクセスポイント2から送信される電波の到達限界範囲を示す電波到達限界範囲を認識する。
上記記録部10は、予め、移動端末3の移動速度と、移動端末3が存在する範囲と、移動端末3の一部の回路への電源供給のオフ期間(LI:Listen Interval)とが関連付けられたデータベースを記録している。
ここで、図2は、記録部10に記録されるデータベースの一例を示す図である。
図2に示すデータベース20において、一番上の行には、移動端末3が存在する範囲が示されている。図2に示す例では、左から「区間A−B」(範囲1)、「電波到達限界点−A/B−電波到達限界点」(範囲2)の2つの範囲が示されている。また、データベース20において、一番左の列には、移動端末3の移動速度が示されている。図2に示す例では、一番上から「0:停止」、「0〜10km/h」、「10〜50km/h」、「50〜90km/h」、「80〜120km/h」、「120km/h以上」の6つの移動速度が示されている。また、データベース20において、移動端末3の移動速度と移動端末3の存在する範囲とが対応する領域には、パワーセーブモードにおける適切なオフ期間が示されている。図2に示す例では、「区間A−B」と「10〜50km/h」とが対応するオフ期間は、「16」(16個のビーコンが送信される期間)を示し、「電波到達限界点−A/B−電波到達限界点」と「10〜50km/h」とが対応するオフ期間は、「2」(2個のビーコンが送信される期間)を示している。
また、上記オフ期間変更部11は、記録部10を参照して、移動端末3が存在している範囲と移動端末3の移動速度とが対応するオフ期間を選択し、今まで設定されていたオフ期間を選択したオフ期間に変更する。
次に、移動端末3におけるオフ期間変更動作について説明する。
図3は、移動端末3におけるオフ期間変更動作を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、移動端末3は、カウンタ12のカウンタ値(Timecount)をゼロにする。
次に、ステップS2において、移動端末3は、カウンタ12のカウンタ値が予め記録部10などに記録される移動端末3の存在する範囲を取得する周期(以下、STA情報取得間隔という)よりも小さいか否かを判断する。
カウンタ12のカウンタ値がSTA情報取得間隔よりも小さい場合(ステップS2がYes)、ステップS3において、移動端末3は、カウンタ12のカウンタ値に1を加え、ステップS2に戻る。
一方、カウンタ12のカウンタ値がSTA情報取得間隔よりも小さくない場合(ステップS2がNo)、ステップS4において、移動端末3は、カウンタ12のカウンタ値をゼロにする。
次に、ステップS5において、移動端末3は、位置情報取得部7から移動端末3の位置情報を取得する。
ここで、図4は、移動端末3の移動例を示す図である。
図4に示す例では、移動端末3は、時刻1におけるSTA位置(X1,Y1)から時刻2におけるSTA位置(X2,Y2)まで移動したものとし、時刻2におけるSTA位置を現在位置とする。
次に、ステップS6において、移動端末3は、取得した位置情報を更新する。
次に、ステップS7において、移動端末3は、前回取得した位置情報と今回取得した位置情報とから移動端末3の移動直線の方程式を算出する。
例えば、図4に示すように、移動端末3が時刻1におけるSTA位置から時刻2におけるSTA位置まで移動した場合であって、前回取得した位置情報を時刻1におけるSTA位置(X1,Y1)、今回取得した位置情報を時刻2におけるSTA位置(X2,Y2)とする場合、移動端末3の移動直線は、Y=AX+B・・・(1)となる。なお、A=(Y1−Y2)/(X1−X2)・・・(2)、B=(X1×Y2−X2×Y1)/(X1−X2)・・・(3)である。
次に、ステップS8において、移動端末3は、前回取得した位置情報と今回取得した現在の位置情報とから算出される移動端末3の移動距離Dと、STA情報取得間隔とから移動端末3の移動速度Vを算出する。
例えば、図4に示すように、移動端末3が時刻1におけるSTA位置から時刻2におけるSTA位置まで移動した場合の移動距離Dは、D=((X22−X12)+(Y22−Y12))1/2・・・(4)となる。
そして、例えば、STA情報取得間隔をTとすると、移動速度Vは、V=D/T・・・(5)となる。
次に、ステップS9において、移動端末3は、ジョイン(Join)(移動端末3とアクセスポイント2とが接続される状態)前か否かを判断する。
ジョイン前である場合(ステップS9がYes)、ステップS10において、移動端末3は、ジョイン前の処理を行い、ステップS2に戻る。
一方、ジョイン前でない場合(ステップS9がNo)、ステップS11において、移動端末3は、ジョイン後の処理を行い、ステップS2に戻る。
なお、図3には図示しないが、移動端末3の電源をONした当初は前回取得した位置情報がないため、位置情報の更新(ステップS6)後、ステップS2に戻る。
図5は、ジョイン前の処理(図3のステップS10)を示すフローチャートである。
まず、ステップST1において、移動端末3は、あるアクセスポイント2または複数のアクセスポイント2からビーコンを受信し、ジョイン先のアクセスポイント2を決定する。
次に、ステップST2において、移動端末3は、ジョイン先のアクセスポイント2として決定したアクセスポイント2からビーコンの送信間隔(BI:Beacon Interval)、アクセスポイント2の位置情報、及び電波到達限界距離を受信する。
次に、ステップST3において、移動端末3は、アクセスポイント2の位置情報、及び電波到達限界距離に基づいて、アクセスポイント2の電波到達限界範囲を算出する。
例えば、図4に示すように、移動端末3がアクセスポイント2の位置情報(X0,Y0)、及びアクセスポイント2の電波到達限界距離Lを受信した場合のアクセスポイント2の電波到達限界範囲は、円の方程式から、(X−X0)2+(Y−Y0)2=L2・・・(6)となる。
次に、ステップST4において、移動端末3は、アクセスポイント2の電波到達限界範囲、及び移動端末3の移動直線に基づいて、移動端末3の移動直線上の電波到達限界点(移動端末3の移動直線上でアクセスポイント2の電波到達限界範囲外周と、移動端末3の移動直線との交点)を2点算出する。
例えば、図4に示すような電波到達限界点1及び2を算出する。
以下、電波到達限界点1及び2の算出方法の具体例を示す。
まず、(6)に(1)を代入すると、(X−X0)2+(AX+B−Y0)2=L2・・・(7)となり、(7)からXについて求めると、X=X0−A×(B−Y0)±((A×(B−Y0)−X0)2−(A2+1)×(X02+(B−Y0)2−L2))1/2/A2+1・・・(8)となる。
また、(8)を(1)に代入し、Yについて求めると、Y=A×(X0−A×(B−Y0)±((A×(B−Y0)−X0)2−(A2+1)×(X02+(B−Y0)2−L2))1/2/A2+1)+B・・・(9)となる。
このように、(8)から得られる2つの解が電波到達限界点1及び2のそれぞれのX座標に対応している。また、(9)から得られる2つの解が電波到達限界点1及び2のそれぞれのY座標に対応している。
次に、ステップST5において、移動端末3は、移動端末3の現在地から電波到達限界点1までの距離D1と、移動端末3の現在地から電波到達限界点2までの距離D2とを算出する。
例えば、図4に示すような距離D1及びD2を算出する。
以下、距離D1及びD2の算出方法の具体例を示す。なお、図4において、電波到達限界点1を(NX1,NY1)、電波到達限界点2を(NX2,NY2)とする。
まず、距離D1は、D1=((X2−NX1)2+(Y2−NY1)21/2・・・(10)となる。
また、距離D2は、D2=((X2−NX2)2+(Y2−NY2)21/2・・・(11)となる。
次に、ステップST6において、移動端末3は、距離D2が電波到達限界点2からオフ期間変更点Bまでの距離D4よりも短いか否かを判断する。すなわち、移動端末3は、移動端末3が電波到達限界範囲内の所定範囲(電波到達限界点2からオフ期間変更点Bまでの範囲)に存在するか否かを判断する。なお、オフ期間変更点Bは、移動端末3の移動直線上で、電波到達限界点2から所定距離内側の点であり、所定距離とは、無線通信システム1の設計者によって予め任意に決められているものである。このオフ期間変更点Bは、例えば、移動端末3の移動直線上において、電波到達限界点2から移動端末3の移動方向とは反対方向に一定距離進んだ点として設定してもよい。また、距離D4は、(10)または(11)と同様な計算方法で算出してもよい。
そして、距離D2が距離D4よりも短い場合(ステップST6がYes)、すなわち、移動端末3が電波到達限界点2からオフ期間変更点Bまでの範囲に存在する場合、ステップST7において、移動端末3は、移動端末3の移動速度に基づいて、オフ期間を選択する。
移動端末3が停止している場合(ステップST7が停止)、ステップST8において、移動端末3は、停止−電波到達範囲−A(B)モードにおけるオフ期間を選択する。
また、移動端末3が低速で移動している場合(ステップST7が低速)、ステップST9において、移動端末3は、低速−電波到達範囲−A(B)モードにおけるオフ期間を選択する。
また、移動端末3が中速で移動している場合(ステップST7が中速)、ステップST10において、移動端末3は、中速−電波到達範囲−A(B)モードにおけるオフ期間を選択する。
また、移動端末3が高速で移動している場合(ステップST7が高速)、ステップST11において、移動端末3は、高速−電波到達範囲−A(B)モードにおけるオフ期間を選択する。
例えば、移動端末3が中速で移動し、かつ、移動端末3が電波到達限界点2からオフ期間変更点Bまでの区間に存在する場合であって、図2に示すデータベース20の「10〜50km/h」を中速とする場合は、「電波到達限界点−A/B−電波到達限界点」と「10〜50km/h」とが対応する「2」が中速−電波到達範囲−A(B)モードにおけるオフ期間として選択される。
そして、オフ期間の選択が終了すると、ステップST12において、移動端末3は、選択されたオフ期間を今後のオフ期間として設定しジョインを開始する。
また、距離D2が距離D4よりも短くない場合(ステップST6がNo)、ステップST13において、移動端末3は、距離D1が電波到達限界点1からオフ期間変更点Aまでの距離D3よりも短いか否かを判断する。すなわち、移動端末3は、移動端末3が電波到達限界範囲内の所定範囲(電波到達限界点1からオフ期間変更点Aまでの範囲)に存在するか否かを判断する。なお、オフ期間変更点Aは、移動端末3の移動直線上で電波到達限界点1から所定距離内側の点であり、無線通信システム1の設計者によって予め任意に決められているものである。このオフ期間変更点Aは、例えば、移動端末3の移動直線上において、電波到達限界点1から移動端末3の移動方向に一定距離進んだ点として設定されてもよい。また、距離D3は、(10)または(11)と同様な計算方法で算出してもよい。
そして、距離D1が距離D3よりも短い場合(ステップST13がYes)、すなわち、移動端末3が電波到達限界点1からオフ期間変更点Aまでの範囲に存在する場合、ステップST7において、移動端末3は、移動端末3の移動速度に基づいて、オフ期間を選択する。
また、距離D1が距離D3よりも短くない場合(ステップST13がNo)、すなわち、移動端末3がオフ期間変更点Aからオフ期間変更点Bまでの範囲(区間A−B)に存在する場合、ステップST14において、移動端末3は、移動端末3の移動速度に基づいて、オフ期間を選択する。
移動端末3が停止している場合(ステップST14が停止)、ステップST15において、移動端末3は、停止−区間A−Bモードにおけるオフ期間を選択する。
また、移動端末3が低速で移動している場合(ステップST14が低速)、ステップST16において、移動端末3は、低速−区間A−Bモードにおけるオフ期間を選択する。
また、移動端末3が中速で移動している場合(ステップST14が中速)、ステップST17において、移動端末3は、中速−区間A−Bモードにおけるオフ期間を選択する。
また、移動端末3が高速で移動している場合(ステップST14が高速)、ステップST18において、移動端末3は、高速−区間A−Bモードにおけるオフ期間を選択する。
例えば、移動端末3が中速で移動し、かつ、移動端末3が区間A−Bに存在する場合であって、図2に示すデータベース20の「10〜50km/h」を中速とする場合は、「区間A−B」と「10〜50km/h」とが対応する「16」が中速−区間A−Bモードにおけるオフ期間として選択される。
そして、オフ期間の選択が終了すると、ステップST12において、移動端末3は、その選択されたオフ期間を今後のオフ期間に設定しジョインを開始する。
なお、移動端末3は、設定したオフ期間をジョイント開始時(ステップST12)にアクセスポイントに通知する。
次に、図6は、移動端末3がアクセスポイント2に対してジョインを行った後の処理(図3のステップST11)を示すフローチャートである。なお、図6に示すステップSTP1〜ステップSTP14は、図5に示すステップST4〜ステップST18と同じ処理であるので、STP1〜STP14の説明を省略しステップSTP15から説明する。
ステップSTP15において、移動端末3は、選択されたオフ期間が今現在設定されているオフ期間(Listen Interval)と一致するか否かを判断する。例えば、移動端末3が図7に示すオフ期間変更点Aからオフ期間変更点Bまでの範囲から電波到達限界点2からオフ期間変更点AまたはBまでの範囲に移動した場合などある範囲から他の範囲に移動したか否か、または移動端末3の移動速度が変化したか否かを判断する。
選択されたオフ期間が今現在設定されているオフ期間と一致する場合(ステップSTP15がYes)、例えば、移動端末3がある範囲から他の範囲に移動していない場合、または移動速度が変化していない場合、移動端末3は、図6のフロー動作を終了し、次のオフ期間の設定タイミングまで今現在設定されているオフ期間によりパワーセーブモードを行う。
一方、選択されたオフ期間が今現在設定されているオフ期間と一致しない場合(ステップSTP15がNo)、例えば、移動端末3がある範囲から他の範囲に移動した場合、または移動速度が変化した場合、ステップSTP16において、移動端末3は、選択されたオフ期間を今後のオフ期間とする。
次に、ステップSTP17において、移動端末3は、変更後のオフ期間をアクセスポイント2に通知する。そして、移動端末3は、図6のフロー動作を終了し、次のオフ期間の設定タイミングまで変更後のオフ期間によりパワーセーブモードを行う。
ここで、例えば、移動端末3の移動速度が40km/hで移動している場合を考える。
図7は、移動端末3が移動速度40km/hで移動している場合のオフ期間の変更例を示す図である。
図7に示すように、移動端末3がオフ期間変更点Aからオフ期間変更点Bまでの範囲に存在する場合のオフ期間は、図2に示すデータベース20を参照する場合、「区間A−B」と「10〜50km/h」とが対応する「16」となる。
また、移動端末3が電波到達限界点2からオフ期間変更点Bまでの範囲に存在する場合のオフ期間は、図2に示すデータベース20を参照する場合、「電波到達限界点−A/B−電波到達限界点」と「10〜50km/h」とが対応する「2」となる。
このように、本実施形態におけるパワーセーブモードでは、電波到達限界範囲内の電波到達限界点Aから電波到達限界点Bまでの範囲(区間A−B)に移動端末3が存在する場合は、所定のオフ期間(移動端末3が電波到達限界点2からオフ期間変更点Bまでの範囲に存在する場合のオフ期間)よりオフ期間を長くしている。
これにより、本実施形態におけるパワーセーブモードでは、アクセスポイント2と移動端末3とが接続している場合において、移動端末3の消費電力を抑えることができる。
また、図8は、従来におけるパワーセーブモードのオフ期間と本実施形態におけるパワーセーブモードのオフ期間とを比較する図であり、図8(a)は、従来におけるパワーセーブモードのオン、オフ期間を示し、図8(b)は、本実施形態におけるパワーセーブモードのオン、オフ期間を示している。
図8に示すように、従来におけるパワーセーブモードでは、電波到達限界範囲内に移動端末3が存在する場合、移動端末3がどこにいてもオフ期間は常に一定であるが、本実施形態のパワーセーブモードでは、電波到達限界範囲内のアクセスポイント2に比較的近い範囲1(区間A−B)内に移動端末3が存在する場合、オフ期間を所定のオフ期間(移動端末3が範囲2に存在する場合のオフ期間)よりも長くしている。
そのため、本実施形態のパワーセーブモードは、従来のパワーセーブモードに比べて、移動端末3の消費電力を抑えることができる。
また、本実施形態のパワーセーブモードでは、移動端末3が電波到達限界範囲外周の近傍に存在する場合、オフ期間を所定のオフ期間に設定するので、オフ期間を所定のオフ期間よりも長くする場合に比べて、リンク切れを検出するタイミングが遅くならず、他のアクセスポイント2とのローミングにかかる時間が長くなることを防止することができる。
なお、移動端末3が今まで接続していたアクセスポイント2とリンクが切れたことを認識する方法には、例えば、以下の3つの方法がある。
(1)ビーコンを連続で受信できない回数が閾値(回)を超えた場合。
(2)ビーコンの受信成功の履歴やビーコンの受信失敗の履歴を保持し、受信成功率の平均値が閾値(%)を下回る場合。
(3)次のビーコンを待っている時間が閾値(ms)を超えた場合。
また、上記実施形態では、移動端末3が範囲2に存在する場合、オフ期間を所定のオフ期間に設定する構成であるが、移動端末3が範囲2に存在する場合、オフ期間を所定のオフ期間よりも短いオフ期間に設定するように構成してもよい。
このように、オフ期間を所定のオフ期間より短いオフ期間に設定する場合は、オフ期間を所定のオフ期間に設定する場合に比べて、リンク切れを早く検出することができ、その分他のアクセスポイントとのローミングにかかる時間を短縮することができる。
また、上記実施形態では、移動端末3の移動速度及び電波到達限界範囲内での移動端末3の位置に基づいて、移動端末3における一部の回路への電源供給のオフ期間を設定する構成であるが、電波到達限界範囲内での移動端末3の位置だけに基づいて、移動端末3における一部の回路への電源供給のオフ期間を設定するように構成してもよい。
すなわち、図4において、移動端末3の移動直線上における電波到達限界点1からオフ期間変更点Aまでの範囲、または電波到達限界点2からオフ期間変更点Bまでの範囲に移動端末3が存在する場合の移動端末3のオフ期間を所定のオフ期間に設定し、移動端末3の移動直線上におけるオフ期間変更点Aからオフ期間変更点Bまでの範囲に移動端末3が存在する場合の移動端末3のオフ期間を上記所定のオフ期間よりも長く設定するように構成してもよい。
これにより、アクセスポイント2と移動端末3とが接続している場合において、移動端末3の消費電力を抑えることができる。
本発明の実施形態の無線通信システムを示す図である。 記録部に記録されるデータベースの一例を示す図である。 移動端末の動作を説明するためのフローチャートである。 移動端末の移動例を示す図である。 ジョイン前の移動端末の動作を示すフローチャートである。 ジョイン後の移動端末の動作を示すフローチャートである。 移動端末が40km/hで移動している場合のオフ期間の変更例を示す図である。 従来におけるパワーセーブモードと本実施形態におけるパワーセーブモードとを比較する図である。
符号の説明
1 無線通信システム
2 アクセスポイント
3 移動端末
4 位置情報取得部
5 送受信部
6 送受信部
7 位置情報取得部
8 移動速度算出部
9 電波到達限界範囲認識部
10 記録部
11 オフ期間変更部
12 カウンタ


Claims (8)

  1. アクセスポイントと無線通信を行うと共に、前記アクセスポイントからの報知信号の送信タイミングに合わせて一部の回路への電源供給のオン、オフを交互に繰り返す移動端末であって、
    当該移動端末の位置情報を取得する移動端末位置情報取得手段と、
    前記アクセスポイントから送信される前記アクセスポイントの位置情報、及び前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界距離を示す電波到達限界距離に基づいて、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界範囲を示す電波到達限界範囲を認識する電波到達限界範囲認識手段と、
    前記電波到達限界範囲内の所定範囲に当該移動端末が存在するとき、前記一部の回路への電源供給のオフ期間を所定のオフ期間より長いオフ期間に設定し、前記所定範囲外に当該移動端末が存在するとき、前記一部の回路への電源供給のオフ期間を前記所定のオフ期間に設定するオフ期間変更手段と、
    を備えることを特徴とする移動端末。
  2. アクセスポイントと無線通信を行うと共に、前記アクセスポイントからの報知信号の送信タイミングに合わせて一部の回路への電源供給のオン、オフを交互に繰り返す移動端末であって、
    当該移動端末の位置情報を取得する移動端末位置情報取得手段と、
    当該移動端末の移動速度を算出する移動速度算出手段と、
    前記アクセスポイントから送信される前記アクセスポイントの位置情報、及び前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界距離を示す電波到達限界距離に基づいて、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界範囲を示す電波到達限界範囲を認識する電波到達限界範囲認識手段と、
    当該移動端末の移動速度及び前記電波到達限界範囲内での当該移動端末の位置に基づいて、当該移動端末の前記一部の回路への電源供給のオフ期間を設定するオフ期間変更手段と、
    を備えることを特徴とする移動端末。
  3. 請求項2に記載の移動端末であって、
    当該移動端末が前記電波到達限界範囲内の所定範囲に存在するときの当該移動端末の移動速度と、当該移動端末が前記所定範囲外に存在するときの当該移動端末の移動速度とが同じ場合、
    前記オフ期間変更手段は、当該移動端末が前記所定範囲に存在するときの前記一部の回路への電源供給のオフ期間を、当該移動端末が前記所定範囲外に存在するときに設定される時間以上になるように設定することを特徴とする移動端末。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の移動端末であって、
    前記所定範囲外とは、当該移動端末の移動直線上で、該移動直線と前記電波到達限界範囲外周との交点から所定距離内側の点までの範囲であることを特徴とする移動端末。
  5. アクセスポイントと、前記アクセスポイントからの報知信号の送信タイミングに合わせて一部の回路への電源供給のオン、オフを交互に繰り返す移動端末とから構成される無線通信システムであって、
    前記アクセスポイントは、
    前記アクセスポイントの位置情報を取得するアクセスポイント位置情報取得手段と、
    前記アクセスポイントの位置情報と、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界距離を示す電波到達限界距離とを前記移動端末に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記移動端末は、
    前記移動端末の位置情報を取得する移動端末位置情報取得手段と、
    前記アクセスポイントから送信される前記アクセスポイントの位置情報、及び前記電波到達限界距離に基づいて、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界範囲を示す電波到達限界範囲を認識する電波到達限界範囲認識手段と、
    前記電波到達限界範囲内の所定範囲に前記移動端末が存在するとき、前記一部の回路への電源供給のオフ期間を所定のオフ期間より長いオフ期間に設定し、前記所定範囲外に前記移動端末が存在するとき、前記一部の回路への電源供給のオフ期間を前記所定のオフ期間に設定するオフ期間変更手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  6. アクセスポイントと、前記アクセスポイントからの報知信号の送信タイミングに合わせて一部の回路への電源供給のオン、オフを交互に繰り返す移動端末とから構成される無線通信システムであって、
    前記アクセスポイントは、
    前記アクセスポイントの位置情報を取得するアクセスポイント位置情報取得手段と、
    前記アクセスポイントの位置情報と、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界距離を示す電波到達限界距離とを前記移動端末に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記移動端末は、
    前記移動端末の位置情報を取得する移動端末位置情報取得手段と、
    前記移動端末の移動速度を算出する移動速度算出手段と、
    前記アクセスポイントから送信される前記アクセスポイントの位置情報、及び前記電波到達限界距離に基づいて、前記アクセスポイントから送信される電波の到達限界範囲を示す電波到達限界範囲を認識する電波到達限界範囲認識手段と、
    前記移動端末の移動速度及び前記電波到達限界範囲内での前記移動端末の位置に基づいて、前記移動端末の前記一部の回路への電源供給のオフ期間を設定するオフ期間変更手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  7. 請求項6に記載の無線通信システムであって、
    前記移動端末が前記電波到達限界範囲内の所定範囲に存在するときの前記移動端末の移動速度と、前記移動端末が前記所定範囲外に存在するときの前記移動端末の移動速度とが同じ場合、
    前記オフ期間変更手段は、前記移動端末が前記所定範囲に存在するときの前記一部の回路への電源供給のオフ期間を、前記移動端末が前記所定範囲外に存在するときに設定される時間以上になるように設定することを特徴とする無線通信システム。
  8. 請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の無線通信システムであって、
    前記所定範囲外とは、前記移動端末の移動直線上で、該移動直線と前記電波到達限界範囲外周との交点から所定距離内側の点までの範囲であることを特徴とする無線通信システム。


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