JP2005340696A - プローブ針の位置検出方法、半導体装置および半導体検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡略な装置構成の下で実行できるプローブ針の位置検出方法、半導体装置および半導体検査装置を提供する。
【解決手段】 端子105および端子106に所定の電位を与えた状態で、それぞれに第1および第2の位置検出用針を位置合わせ用パッド102,103に接触させることにより、コンタクト位置104,107での電位を測定する(電位測定工程)。このとき、パッド102,103には、それぞれ第1の方向および第1の方向と略垂直な第2の方向に電位勾配が与えられていることになる。次に、位置算出工程においては、電位測定工程において測定された電位に基づいて、検査用パッドに対するプローブ針の位置ずれ量を算出する(位置算出工程)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プローブ針の位置検出方法、半導体装置および半導体検査装置に関する。
半導体の高集積化が進む中、電気特性をテストするためのパッド(検査用パッド)のサイズも縮小化の傾向にあり、それゆえ検査用パッドとプローブ針との位置合わせのための工夫が一層重要となっている。従来から広く使用されてきたカメラを用いる方法は、1回あたりの位置合わせに1分程度を要し、ウエハ内で何度も位置合わせを行うと時間的ロスが大きいという問題がある。
かかる時間的ロスの問題を解消する手法としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。図5を参照しつつ、同文献に記載の方法を説明する。この図は、ウエハ上のチップ1(被検査チップ)を示す平面図である。まず、全ての信号入出力用パッド2(検査用パッド)と対応する信号印加針3(プローブ針)との位置関係を目視により確認し、プローブカードに対するウエハ上チップ1の位置合わせを、ウエハを移動させながら行う。次いで、コンタクトチェック専用信号印加針(位置検出用針)S1−S2間、S3−S4間、S5−S6間およびS7−S8間にそれぞれ電位差を与え、それにより流れる電流値から抵抗値を算出し、その結果から、コンタクトチェック専用信号印加針S1〜S8がそれぞれ接続されている、コンタクトチェック専用パッド(位置検出用パッド)P2,P3,P6,P7,P10,P11,P14およびP15に対する良否判定を行う。こうして、信号印加針3が接続される信号入出力用パッド2に対するズレの程度が検出される。なお、抵抗素子R1〜R3、R4〜R6、R7〜R9およびR10〜R12は、それぞれ3個の抵抗値が相異なる値に設定されており、それらの抵抗値は予め測定されて明確に規定されている。
特開平6−310577号公報
しかしながら、この方法においては、横方向(図5における左右方向)のズレを検出するのに4本のコンタクトチェック専用信号印加針S3,S4,S7,S8を必要とし、同様に縦方向(図5における上下方向)についても4本のコンタクトチェック専用信号印加針S1,S2,S5,S6を必要としている。それゆえ、この方法では、全部で8本ものコンタクトチェック専用信号印加針が形成されたプローブカードを用いねばならず、簡略な装置構成の下で行うことができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡略な装置構成の下で実行できるプローブ針の位置検出方法、半導体装置および半導体検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明によるプローブ針の位置検出方法は、被検査チップ上の検査用パッドに対するプローブ針の位置を検出する方法であって、被検査チップ上に形成され、検査用パッドに対して位置決めされた第1および第2の位置検出用パッドに、プローブ針に対して位置決めされた第1および第2の位置検出用針をそれぞれ接触させることにより、第1および第2の位置検出用パッドにおけるそれぞれ第1および第2の位置検出用針との接触部での電位を測定する電位測定工程と、電位測定工程において測定された電位に基づいて、検査用パッドに対するプローブ針の位置を算出する位置算出工程と、を含み、電位測定工程における電位測定は、第1の位置検出用パッドに第1の方向に所定の第1電位勾配を与えるとともに、第2の位置検出用パッドに第1の方向と略垂直な第2の方向に所定の第2電位勾配を与えた状態で実行することを特徴とする。
また、本発明による半導体検査装置は、検査用パッドに対して位置決めされた第1および第2の位置検出用パッドを備える被検査チップを検査する装置であって、前記検査用パッドと接触すべきプローブ針に対して位置決めされた第1および第2の位置検出用針を有するプローブカードと、前記第1および第2の位置検出用パッドにおけるそれぞれ前記第1および第2の位置検出用針との接触部での電位を測定する電位測定手段と、前記電位測定手段により測定された電位に基づいて、前記検査用パッドに対する前記プローブ針の位置を算出する位置算出手段と、を備え、前記電位測定手段による電位測定は、前記第1の位置検出用パッドに第1の方向に所定の第1電位勾配を与えるとともに、前記第2の位置検出用パッドに前記第1の方向と略垂直な第2の方向に所定の第2電位勾配を与えた状態で実行することを特徴とする。
これらの位置検出方法および半導体検査装置においては、第1の方向に電位勾配が与えられている第1の位置検出用パッドと第1の位置検出用針との接触部での電位を測定することにより、第1の方向について検査用パッドに対するプローブ針の位置ずれ量が求められる。また、第2の方向に電位勾配が与えられている第2の位置検出用パッドと第2の位置検出用針との接触部での電位を測定することにより、第2の方向について検査用パッドに対するプローブ針の位置ずれ量が求められる。これにより、検査用パッドに対するプローブ針の位置を検出することができる。
ここで、電位測定においては位置検出用パッドに電位勾配を与えているため、第1および第2の位置検出用針共にそれぞれ1本ずつで電位を測定することができる。また、第1および第2の位置検出用パッドもそれぞれ1枚ずつで足りるため、全部で2本の位置検出用針で検査用パッドに対するプローブ針の位置を検出することができる。したがって、この方法によれば、簡略な装置構成の下で、プローブ針の位置を検出することができる。
本発明によるプローブ針の位置検出方法は、位置算出工程において算出された、検査用パッドに対するプローブ針の位置に基づいて、当該位置が所定の位置になるように、検査用パッドとプローブ針との相対的位置を調整する位置調整工程を備えていてもよい。また、本発明による半導体検査装置は、位置算出手段により算出された、検査用パッドに対するプローブ針の位置に基づいて、当該位置が所定の位置になるように、検査用パッドとプローブ針との相対的位置を調整する位置調整手段を備えていてもよい。これらの場合、プローブ針の位置を検出するのみならず、その検出結果に基づいて、検査用パッドとプローブ針との位置合わせをすることができる。
なお、「検査用パッドとプローブ針との相対的位置を調整する」には、何れか一方の位置を変位させることにより両者の相対的位置を調整する態様の他、両方の位置を変位させることにより調整する態様も含む。
また、本発明による半導体装置は、半導体検査においてプローブ針と接触すべき検査用パッドに対して位置決めされた第1および第2の位置検出用パッドを備え、第1および第2の位置検出用パッドは、それぞれ第1の方向および第1の方向と略垂直な第2の方向に沿って配列された複数の副パッドと、互いに隣接する副パッド間を電気的に接続する抵抗素子と、両端に位置する副パッド間に所定の電圧を印加するための電圧印加用端子と、を有していることを特徴とする。
この半導体装置においては、第1の位置検出用パッドの両端に位置する副パッドに所定の電圧を印加することにより、第1の位置検出用パッドに第1の方向に電位勾配(第1電位勾配)を与えることができる。また、第2の位置検出用パッドの両端に位置する副パッドに所定の電圧を印加することにより、第2の位置検出用パッドに第2の方向に電位勾配(第2電位勾配)を与えることができる。この状態で、プローブ針に対して位置決めされた第1および第2の位置検出用針をそれぞれ第1および第2の位置検出用パッドに接触させることにより電位を測定すれば、検査用パッドに対するプローブ針の位置を検出することができる。ここで、第1および第2の位置検出用針共にそれぞれ1本ずつで電位を測定することができるため、かかる構成の半導体装置であれば、簡略な装置構成の下でプローブ針の位置を検出することができる。
上記位置検出方法においては、第1および第2の位置検出用パッド上にはそれぞれ第1および第2の方向に沿って複数の副パッドが配列され、互いに隣接する副パッド間はそれぞれ抵抗素子を介して電気的に接続されており、第1および第2の位置検出用パッド上それぞれにおいて、両端に位置する副パッド間に所定の電圧を印加することにより、第1および第2の電位勾配を与えてもよい。これにより、第1および第2の位置検出用パッドに対し、簡略な構成で所定の電位勾配を与えることができる。
なお、第1の電位勾配と第2の電位勾配とは、同一であってもよく、相異なっていてもよい。同様に、第1の位置検出用パッドにおける両端の副パッドに印加する電圧と、第2の位置検出用パッドにおける両端の副パッドに印加する電圧とは、同一であってもよく、相異なっていてもよい。
また、副パッド間に設けられる抵抗素子は全て、互いに実質的に等しい抵抗値をもっていてもよい。この場合、一層簡略な装置構成の下で、プローブ針の位置を検出することができる。
また、互いに隣接する副パッド間の間隔は、第1および第2の位置検出用針の先端の直径よりも小さくてもよい。これにより、隣接する2つの副パッド間に位置検出用針が接触する場合であっても、位置検出用針は上記2つの副パッドのうち少なくとも何れか一方に接触することとなるため、プローブ針の位置を検出することができる。
本発明によれば、簡略な装置構成の下で実行できるプローブ針の位置検出方法、半導体装置および半導体検査装置が実現される。
以下、図面を参照しつつ、本発明によるプローブ針の位置検出方法、半導体装置および半導体検査装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、半導体検査の対象となる被検査チップ上の位置検出用パッドの構成を説明するための図である。第1実施形態に係る半導体装置は、図1に示される位置検出用パッド102および103を備えるものである。また、図2は、本実施形態に係る半導体検査装置の概略構成を示す図である。
図2の測定ウエハ110上には、図1の測定チップ101(被検査チップ)が複数形成されている。測定チップ101に形成されているパッドにおいて、横方向の位置合わせ用パッド102(第1の位置検出用パッド)には、針位置を検出する為のパッドP1〜P6(副パッド)が第1の方向(図中の左右方向)に沿って配列されている。各パッドP1〜P6は、パッド102上において第1の方向と垂直な方向に延びる矩形状をしている。各副隣接パッド間にはそれぞれ同一の抵抗値を持つR1〜R5の抵抗にて直列に回路が形成されており、抵抗R1の左端と抵抗R5の右端間、すなわちパッドP1とパッドP6との間に所定の電圧を印加している。本実施形態において具体的には、抵抗R5の右端を接地し、端子105に正電位を与えている。これにより、パッド102には、第1の方向に電位勾配(第1電位勾配)が形成される。なお、各隣接副パッド間の間隔は、後述する第1の位置検出用針の先端の直径よりも小さく設定されている。
同様に、縦方向の位置合わせ用パッド103(第2の位置検出用パッド)には、針位置を検出する為のパッドP7〜P12(副パッド)が第2の方向(図中の上下方向)に沿って配列されている。各パッドP7〜P12は、パッド103上において第2の方向と垂直な方向に延びる矩形状をしている。各隣接パッド間にはそれぞれ同一の抵抗値を持つR6〜R10の抵抗にて直列に回路が形成されており、抵抗R6の下端と抵抗R10の上端間、すなわちパッドP7とパッドP12との間に所定の電圧を印加している。本実施形態において具体的には、抵抗R10の上端を接地し、端子106に正電位を与えている。これにより、パッド103には、第2の方向に電位勾配(第2電位勾配)が形成される。なお、各隣接副パッド間の間隔は、後述する第2の位置検出用針の先端の直径よりも小さく設定されている。
上記位置合わせ用パッド102,103は、それぞれ測定チップ101上において検査用パッドに対して位置決めされている。ここで、検査用パッドとは、半導体検査においてプローブ針が接触すべきパッドのことである。また、本実施形態において、これらのパッド102,103は、測定チップ101上の4隅のうち対角線上に位置する2隅にそれぞれ1つずつ設けられている。
図2を参照しつつ、本実施形態に係る半導体検査装置について説明する。本半導体検査装置は、プローブカード109、電圧測定ユニット111、および位置制御部108により構成されている。
プローブカード109には、プローブ針と共に、プローブ針に対して位置決めされた第1および第2の位置検出用針(図示せず)が形成されている。これら第1および第2の位置検出用針は、プローブ針が測定チップ101上の検査用パッドの中心部に位置するとき、それぞれパッド102,103の略中心部に位置するように位置決めされている。
電圧測定ユニット111は、位置合わせ用パッド102における第1の位置検出用針との接触部における電位、および位置合わせ用パッド103における第2の位置検出用針との接触部における電位をそれぞれ測定する電位測定手段である。
位置制御部108は、電圧測定ユニット111により測定された電位に基づいて、検査用パッドに対するプローブ針の位置を算出する位置算出手段である。すなわち、パッド102について測定した電位値から、パッド102に対する第1の位置検出用針の位置ずれ量を求め、パッド103について測定した電位値から、パッド103に対する第2の位置検出用針の位置ずれ量を求めることにより、検査用パッドに対するプローブ針の位置(位置ずれ量)を二次元的に算出することができる。
さらに、本実施形態において位置制御部108は、算出した上記位置ずれ量に基づいて、当該位置が所定の位置になるように、検査用パッドとプローブ針との相対的位置を調整する位置調整手段でもある。位置制御部108は、例えば測定ウエハ110の位置を直接制御することにより、かかる位置調整を実行する。
続いて、図2の半導体検査装置の動作、ならびに本発明による位置検出方法の一実施形態を説明する。端子105および端子106に所定の電位を与えた状態で、第1および第2の位置検出用針を位置合わせ用パッド102,103に接触させることにより、これらのパッド102,103におけるそれぞれ第1および第2の位置検出用針とのコンタクト位置(接触部)での電位を測定する(電位測定工程)。
例えば端子105,106にそれぞれ5Vを印加した場合、パッド102上のP1〜P6の電位は、順にそれぞれ、5V、4V、3V、2V、1V、0V(グランド)となる。コンタクト位置の電位は、プローブカード109を通じて電圧測定ユニット111にて測定される。位置制御部108は、測定された電位に基づいて、検査用パッドに対するプローブ針の第1の方向に関する位置ずれ量を算出する。パッド103についても同様に、P7に5V、P8に4V、P9に3V、P10に2V、P11に1V、P12に0V(グランド)の電位が与えられている。位置制御部108は、測定された電位に基づいて、検査用パッドに対するプローブ針の第2の方向に関する位置ずれ量を算出する(位置算出工程)。次に、位置制御部108は、当該位置ずれ量に基づいてウエハ110の位置を調整する(位置調整工程)。
例えば、図1に示すように、コンタクト位置104で例えば3Vが検出できた場合は、針位置がパッドP3の上にある事を示す。したがって、P3−P4間のピッチをL(図3参照)とすると、プローブ針を検査用パッドに対してL/2程、P4側へ横移動すれば良い事になる。同様に、コンタクト位置107で例えば3Vが検出できた場合は、針位置がパッドP9の上にある事を示しており、同様にL/2程、P10側に縦移動して位置補正すれば良い。
図1のパッド102におけるコンタクト位置104の理想とする位置は、パッドP3−P4との間である。この時、P3−P4間はコンタクトチェック用針によって短絡されるので、丁度中間の電位2.5Vとなり、この電位が測定された場合は横方向の補正は不要となる。同様にパッド103においても、2.5Vが検出された場合は、縦方向の補正は不要となる。
この様にして、縦方向および横方向の位置ずれを検出し補正する為の位置検出用針は2本のみで良く、位置合わせ用パッドも2ヶ所で位置補正ができる。
(第2実施形態)
図4は、位置検出用パッドの別の構成を説明するための図である。第2実施形態に係る半導体装置は、図4に示される位置検出用パッド102および103を備えるものである。本実施形態は、検査用パッドとプローブ針との位置合わせにある程度の許容範囲がある場合に特に有用である。パッド102においては、許容範囲に合わせた巾を持つパッドP2、P3、P5と、許容範囲から外れた位置に配置したパッドP1、P6とから構成されている。またパッド103においても許容範囲に合わせた巾を持つパッドP8、P9、P11と、許容範囲から外れた位置に配置したパッドP7、P12とから構成されている。その他の構成は、図1と同様であるため、説明を省略する。
パッド102において、コンタクト位置104がP2又はP5にある場合、許容範囲内であるので、半導体検査は続行する。ただし、次の被検査チップに移る場合は許容範囲を外れる可能性があるので、次チップへ移動時に相応の位置補正を行う。パッドP2と接触している場合は、P2とセンター位置の距離だけ反対方向へ位置補正する。パッド103においても同様の動作を行う。
許容範囲外の副パッドにコンタクトした場合をパッド103の例で説明する。コンタクト位置107が許容範囲外のパッドP7に接触しているので、検査前にもう一度センターからパッドP7までの位置補正を行い、テストを再開する。パッド102においても同様である。
この場合も実施例1と同様に、縦方向および横方向の位置ずれを検出し補正する為の位置検出針は2本のみで良く、位置検出用パッドも2ヶ所で位置補正ができる。
上記実施形態1は、特に精度の高い位置合わせを必要としている製品に対して有効である。また、実施形態2は、位置ずれに対して許容範囲のある製品に適用でき、検出用パッドの数が減る事から、パッドの作成も容易になる。
本発明によるプローブ針の位置検出方法、半導体装置および半導体検査装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態においては、互いに同一の抵抗値を持つ抵抗素子R1〜R10を用いたが、これらの抵抗素子R1〜R10の抵抗値は相異なるものであってもよい。また、位置合わせ用パッド102,103上において隣接副パッド間の間隔を位置検出用針の先端の直径よりも小さくする構成を示したが、こうすることは必須ではない。また、半導体検査装置が位置調整手段を備える例を示したが、半導体検査装置は位置調整手段を備えない構成としてもよい。
半導体検査の対象となる被検査チップ上の位置検出用パッドの構成を説明するための図である。 本実施形態に係る半導体検査装置の概略構成を示す図である。 図2の半導体検査装置の動作を説明するための図である。 位置検出用パッドの別の構成を説明するための図である。 従来技術に係る、プローブ針の位置検出方法を説明するための図である。
符号の説明
101 測定チップ
102,103 位置合わせ用パッド
104,107 コンタクト位置
105,106 端子
108 位置制御部
109 プローブカード
110 測定ウエハ
111 電圧測定ユニット
P1〜P12 パッド
R1〜R10 抵抗素子

Claims (10)

  1. 被検査チップ上の検査用パッドに対するプローブ針の位置を検出する方法であって、
    前記被検査チップ上に形成され、前記検査用パッドに対して位置決めされた第1および第2の位置検出用パッドに、前記プローブ針に対して位置決めされた第1および第2の位置検出用針をそれぞれ接触させることにより、前記第1および第2の位置検出用パッドにおけるそれぞれ前記第1および第2の位置検出用針との接触部での電位を測定する電位測定工程と、
    前記電位測定工程において測定された電位に基づいて、前記検査用パッドに対する前記プローブ針の位置を算出する位置算出工程と、を含み、
    前記電位測定工程における電位測定は、前記第1の位置検出用パッドに第1の方向に所定の第1電位勾配を与えるとともに、前記第2の位置検出用パッドに前記第1の方向と略垂直な第2の方向に所定の第2電位勾配を与えた状態で実行することを特徴とする、プローブ針の位置検出方法。
  2. 請求項1に記載のプローブ針の位置検出方法において、
    前記位置算出工程において算出された、前記検査用パッドに対する前記プローブ針の位置に基づいて、当該位置が所定の位置になるように、前記検査用パッドと前記プローブ針との相対的位置を調整する位置調整工程を備える、プローブ針の位置検出方法。
  3. 請求項1または2に記載のプローブ針の位置検出方法において、
    前記第1および第2の位置検出用パッド上にはそれぞれ前記第1および第2の方向に沿って複数の副パッドが配列され、互いに隣接する前記副パッド間はそれぞれ抵抗素子を介して電気的に接続されており、
    前記第1および第2の位置検出用パッド上それぞれにおいて、両端に位置する前記副パッド間に所定の電圧を印加することにより、前記第1および第2の電位勾配を与える、プローブ針の位置検出方法。
  4. 請求項3に記載のプローブ針の位置検出方法において、
    前記副パッド間に設けられる前記抵抗素子は全て、互いに実質的に等しい抵抗値をもつ、プローブ針の位置検出方法。
  5. 請求項3または4に記載のプローブ針の位置検出方法において、
    互いに隣接する前記副パッド間の間隔は、前記第1および第2の位置検出用針の先端の直径よりも小さい、プローブ針の位置検出方法。
  6. 半導体検査においてプローブ針と接触すべき検査用パッドに対して位置決めされた第1および第2の位置検出用パッドを備え、
    前記第1および第2の位置検出用パッドは、それぞれ第1の方向および前記第1の方向と略垂直な第2の方向に沿って配列された複数の副パッドと、互いに隣接する前記副パッド間を電気的に接続する抵抗素子と、両端に位置する前記副パッド間に所定の電圧を印加するための電圧印加用端子と、を有していることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項6に記載の半導体装置において、
    前記副パッド間を電気的に接続する前記抵抗素子は全て、互いに実質的に等しい抵抗値をもつ、半導体装置。
  8. 請求項6または7に記載の半導体装置において、
    互いに隣接する前記副パッド間の間隔は、前記第1および第2の位置検出用パッドに接触すべき位置検出用針の先端の直径よりも小さい、半導体装置。
  9. 検査用パッドに対して位置決めされた第1および第2の位置検出用パッドを備える被検査チップを検査する装置であって、
    前記検査用パッドと接触すべきプローブ針に対して位置決めされた第1および第2の位置検出用針を有するプローブカードと、
    前記第1および第2の位置検出用パッドにおけるそれぞれ前記第1および第2の位置検出用針との接触部での電位を測定する電位測定手段と、
    前記電位測定手段により測定された電位に基づいて、前記検査用パッドに対する前記プローブ針の位置を算出する位置算出手段と、を備え、
    前記電位測定手段による電位測定は、前記第1の位置検出用パッドに第1の方向に所定の第1電位勾配を与えるとともに、前記第2の位置検出用パッドに前記第1の方向と略垂直な第2の方向に所定の第2電位勾配を与えた状態で実行することを特徴とする半導体検査装置。
  10. 請求項9に記載の半導体検査装置において、
    前記位置算出手段により算出された、前記検査用パッドに対する前記プローブ針の位置に基づいて、当該位置が所定の位置になるように、前記検査用パッドと前記プローブ針との相対的位置を調整する位置調整手段を備える、半導体検査装置。
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