JP2005340604A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】 low−k膜が削れ過ぎるのを防止し、Cu配線の抵抗のウエハ面内の均一性を高めることを目的とする。
【構成】 基体上に、low−k膜を形成するlow−k膜形成工程(S106)と、前記low−k膜上に、前記low−k膜よりも研磨されやすいSiOC膜を形成するSiOC膜形成工程(S110)と、前記SiOC膜とlow−k膜とに開口部を形成する開口部形成工程(S112)と、前記SiOC膜上と前記開口部とに導電性材料を堆積させる工程(S114〜S118)と、前記SiOC膜上に堆積したCuとSiOC膜とを研磨により除去する研磨工程(S120,S122)と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、化学機械研磨装置及び半導体装置の製造方法に係り、特に、Cu(銅)配線を用いた半導体装置の製造方法及びかかる半導体装置の製造に用いる化学機械研磨装置に関するものである。
近年、半導体集積回路(LSI)の高集積化、及び高性能化に伴って新たな微細加工技術が開発されている。化学機械研磨(ケミカル・メカニカル・ポリッシング:chemical mechanical polishing:CMP)法もその一つであり、LSI製造工程、特に多層配線形成工程における層間絶縁膜の平坦化、金属プラグ形成、或いは埋め込み工程において頻繁に利用されている技術である(例えば、特許文献1参照)。
特に、最近はLSIの高速性能化を達成するために、配線技術を従来のアルミ(Al)合金から低抵抗のCu或いはCu合金(以下、まとめてCuと称する。)に代える動きが進んでいる。Cuは、Al合金配線の形成において頻繁に用いられたドライエッチング法による微細加工が困難であるので、溝加工が施された絶縁膜上にCu膜を堆積し、溝内に埋め込まれた部分以外のCu膜をCMPにより除去して埋め込み配線を形成する、いわゆるダマシン(damascene)法が主に採用されている(例えば、特許文献2参照)。Cu膜はスパッタ法などで薄いシード層を形成した後に電解めっき法により数100nm程度の厚さの積層膜を形成することが一般的である。
さらに、最近は層間絶縁膜として比誘電率の低い低誘電率絶縁膜(low−k膜)を用いることが検討されている。すなわち、比誘電率kが、約4.2のシリコン酸化膜(SiO膜)から比誘電率kが例えば3.5以下のlow−k膜を用いることにより、配線間の寄生容量を低減することが試みられている。また、比誘電率kが2.5以下のlow−k膜材料の開発も進められており、これらは材料中に空孔が入ったポーラス材料となっているものが多い。このようなlow−k膜(若しくはポーラスlow−k膜)とCu配線を組み合わせた多層配線構造を有する半導体装置の製造方法は次のようなものである。
図13は、従来のlow−k膜とCu配線を組み合わせた多層配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
図13では、デバイス部分等の形成方法は省略している。
図13(a)において、Cu配線またはコンタクトプラグ層211上部に化学気相成長(CVD)等の方法により拡散防止膜213を成膜し、その上にlow−k膜220、キャップ膜223を成膜する。そして、フォトリソグラフィ工程及びエッチング工程により、Cu金属配線或いはCuコンタクトプラグを形成するための溝構造(開口部)を前記拡散防止膜211、前記low−k膜220、及びキャップ膜223にそれぞれ形成する。その上に、バリアメタル膜240、シードCu膜及び電解メッキCu膜260をこの順序で成膜して150℃から400℃の温度で約30分間アニール処理をする。バリアメタルとしてはタンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)、窒化チタン(TiN)、チタン(Ti)、窒化タングステン(WN)、WSiN等が用いられる。特にTaとTaNがよく用いられている。
CMPにより、Cu膜260を除去(図13(b))し、バリアメタル膜240を除去(図13(c))することにより、溝である開口部にCu配線を形成する。
さらに多層配線を形成する場合はこのプロセスを繰り返して積層していくのが一般的である。
前記CMPに関し、low−k膜上にキャップ膜を形成し、キャップ膜をCMPストッパーとする技術が特許文献3に開示されている。
また、シリコン酸化膜上に、前記シリコン酸化膜にホウ素(B)をイオン注入してシリコン酸化膜よりもCMPにより研磨されやすい犠牲膜を形成し、Cu配線形成のためのCMP時に犠牲膜を研磨することでCu配線を削りすぎてディッシングを生じさせないようにする技術が特許文献4に開示されている。
その他、CMP時にディッシングを生じさせないようにする技術が文献5に開示されている。
米国特許番号4944836 特開平2−278822号公報 特開2003−168686号公報 特開2001−44201号公報 特開2000−183066号公報
しかし、前述の方法によってlow−k膜を絶縁膜として含むCu配線をシリコンウエハ上に形成した場合、low−k膜は、機械的強度が弱く、CMPにより研磨されやすいため、図13(c)に示すように、Cu−CMPを行う際にlow−k膜が削れ過ぎてしまう問題が発生した。これは、誘電率の高いキャップ膜223をバリアメタル膜240と同時に研磨除去する際に、下地のlow−k膜220の方がキャップ膜223より研磨されやすいため、下地のlow−k膜220がストッパーとして機能していないことが問題であった。そして、low−k膜と共にCu配線までもが削れ過ぎてしまうため、配線抵抗が大きくなってしまうといった問題があった。かかるオーバーCMP中にlow−k膜のエロージョンが発生し、Cu配線の抵抗のウエハ面内の均一性が悪くなるといった問題があった。
本発明は、low−k膜が削れ過ぎるのを防止し、Cu配線の抵抗のウエハ面内の均一性を高めることを目的とする。
本発明の半導体装置の製造方法は、
基体上に、低誘電率絶縁膜を形成する低誘電率絶縁膜形成工程と、
前記低誘電率絶縁膜上に、前記低誘電率絶縁膜よりも研磨されやすいキャップ絶縁膜を形成するキャップ絶縁膜形成工程と、
前記キャップ絶縁膜と前記低誘電率絶縁膜とに開口部を形成する開口部形成工程と、
前記キャップ絶縁膜上と前記開口部とに導電性材料を堆積させる堆積工程と、
前記キャップ絶縁膜上に堆積した導電性材料と前記キャップ絶縁膜とを研磨により除去する除去工程と、
を備えたことを特徴とする。
前記低誘電率絶縁膜上に、前記低誘電率絶縁膜よりも研磨されやすいキャップ絶縁膜を形成することで、導電性材料と前記キャップ絶縁膜とを研磨する際に、低誘電率絶縁膜がストッパーとして機能する。
特に、前記低誘電率絶縁膜は、比誘電率が2.6以下の材料を用いると有効である。
前記低誘電率絶縁膜として、ポーラスMSQ(Methyl Silsesquioxane)膜とポーラスHSQ(Hydrogen Silsesquioxane)膜とポリマー膜とのいずれかを用いたことを特徴とする。
かかるポーラス状のlow−k膜やポリマー膜は、特に、研磨されやすいことから、かかる低誘電率絶縁膜よりも研磨されやすいキャップ絶縁膜を形成することが有効である。
特に、前記キャップ絶縁膜形成工程において、前記キャップ絶縁膜の研磨速度が前記低誘電率絶縁膜の研磨速度の2倍以上となるキャップ絶縁膜を形成することを特徴とする。
研磨速度差を2倍以上とすることで、研磨する際のストッパーとして十分に機能させることができる。
また、前記キャップ絶縁膜形成工程において、前記キャップ絶縁膜中の空孔率を上げることにより前記低誘電率絶縁膜よりも研磨されやすいキャップ絶縁膜を形成することを特徴とする。
前記キャップ絶縁膜中の空孔率を上げることにより、より研磨速度を早くすることができる。そして、キャップ絶縁膜中の空孔率を前記低誘電率絶縁膜よりも研磨されやすい研磨速度まで上げる。
特に、前記キャップ絶縁膜形成工程において、前記キャップ絶縁膜の空孔率と前記低誘電率絶縁膜の空孔率との比が50〜70%となるキャップ絶縁膜を形成することを特徴とする。
空孔率比が50〜70%となるキャップ絶縁膜を形成することにより、ストッパーとして十分な研磨速度を得ることができる。
また、前記低誘電率絶縁膜形成工程において、前記低誘電率絶縁膜の炭素含有量を増加させることにより前記キャップ絶縁膜よりも研磨されにくい前記低誘電率絶縁膜を形成することを特徴とする。
キャップ絶縁膜の研磨速度を上げる代わりに、低誘電率絶縁膜の炭素含有量を増加させることにより前記キャップ絶縁膜よりも研磨されにくい前記低誘電率絶縁膜を形成してもよい。炭素含有量を増加させることにより研磨速度を下げることができる。或いは、キャップ絶縁膜の研磨速度を上げることと合わせて行なうとなおよい。
前記キャップ絶縁膜として、SiO膜とSiC膜とSiOC膜とSiON膜とうち少なくとも1つを用いることが望ましい。
本発明によれば、導電性材料と前記キャップ絶縁膜とを研磨する際に、低誘電率絶縁膜がストッパーとして機能するため、低誘電率絶縁膜が削れ過ぎるのを防止することができる。よって、オーバーCMPを抑制し、低誘電率絶縁膜のエロージョンの発生を防止することができる。よって、Cu配線の抵抗のウエハ面内の均一性を高めることができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。
図1において、本実施の形態では、SiO膜を形成するSiO膜形成工程(S102)と、SiC膜を形成するSiC膜形成工程(S104)と、低誘電率絶縁膜形成工程として、多孔質の絶縁性材料を用いたlow−k膜を形成するlow−k膜形成工程(S106)と、low−k膜表面をプラズマ処理するヘリウム(He)プラズマ処理工程(S108)と、キャップ膜形成工程として、SiOC膜を形成するSiOC膜形成工程(S110)と、開口部を形成する開口部形成工程(S112)と、導電性材料を堆積させる導電性材料堆積工程として、バリアメタル膜形成工程(S114)、シード膜形成工程(S116)、めっき工程(S118)と、除去工程として、Cu研磨工程(S120)、バリアメタル,SiOC研磨工程(S122)と、還元性プラズマ処理するNHプラズマ処理工程(S124)と、SiC膜形成工程(S126)と、low−k膜形成工程(S128)という一連の工程を実施する。多層配線化する場合には、さらに、工程を繰り返し積み上げていけばよい。
図2は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図2では、図1のSiO膜形成工程(S102)からlow−k膜形成工程(S106)までを示している。それ以降の工程は後述する。
図2(a)において、SiO膜形成工程として、基体200上にCVD法によって、例えば、膜厚500nmの下地SiO膜を堆積し、SiO膜210を形成する。ここでは、化学気相成長(CVD)法によって成膜しているが、その他の方法を用いても構わない。基体200として、例えば、直径300ミリのシリコンウエハを用いる。ここでは、デバイス部分の形成を省略している。
図2(b)において、SiC膜形成工程として、SiO膜210の上に、CVD法によって、SiCを用いた膜厚50nmの下地SiC膜を堆積し、SiC膜212を形成する。ここでは、CVD法によって成膜しているが、その他の方法を用いても構わない。SiC膜212は、エッチングストッパーとしての機能も有する。SiC膜を生成するのは難しいためSiC膜の代わりにSiOC膜を用いても構わない。或いは、SiCN膜、SiN膜を用いることができる。
図2(c)において、low−k膜形成工程として、基体200の上に形成された前記SiC絶縁膜形成工程により形成されたSiC絶縁膜212の上に多孔質の絶縁性材料を用いた低誘電率絶縁膜となるポーラスlow−k膜220を250nmの厚さで形成する。ポーラスlow−k膜220を形成することで、比誘電率の低い層間絶縁膜を得ることができる。ポーラスlow−k膜220の材料としては、例えば、多孔質のポーラスメチルシルセスキオキサン(methyl silsequioxane:MSQ)を用いることができる。また、その形成方法としては、例えば、溶液をスピンコートし熱処理して薄膜を形成するSOD(spin on dielectic coating)法を用いることができる。ここでは、スピナーの回転数は900min−1(900rpm)で成膜した。このウエハをホットプレート上で窒素雰囲気中250℃の温度でベークを行い、最終的にホットプレート上で窒素雰囲気中450℃の温度で10分間のキュアを行った。ポーラスMSQの材料や形成条件などを適宜調節することにより、所定の物性値を有する多孔質の絶縁膜が得られる。例えば、密度が1.0g/cmで比誘電率kが2.3となる物性値を有するポーラスlow−k膜220が得られる。ポーラスlow−k膜のSiとOとCの組成比は、Siが25から35%の範囲、Oが45から57%の範囲、Cが13から24%の範囲にある物性値を有するポーラスlow−k膜220が得られる。また、CVD膜とスピン塗布膜を比較した場合、特にスピン塗布膜に対して有効である。前記low−k膜220の膜厚としては、100nmから1000nmの範囲であることが望ましい。前述のMSQ膜の組成としては、珪素の濃度は20%から40%、炭素の濃度は10%から30%、酸素の濃度は40%から60%が望ましい。
そして、Heプラズマ処理工程として、このポーラスlow−k膜220表面をCVD装置内でヘリウム(He)プラズマ照射によって表面改質する。Heプラズマ照射によって表面が改質されることで、ポーラスlow−k膜220とポーラスlow−k膜220上に形成する後述するキャップ膜としてのCVD−SiOC膜222との接着性を改善することができる。ガス流量は1.7Pa・m/s(1000sccm)、ガス圧力は1000Pa、高周波パワーは500W、低周波パワーは400W、温度は400℃とした。キャップCVD膜をlow−k膜上に成膜する際は、ポーラスlow−k膜表面にプラズマ処理を施すことがキャップCVD膜との接着性を改善する上で有効である。プラズマガスの種類としてはアンモニア(NH)、亜酸化窒素(NO)、水素(H)、He、酸素(O)、シラン(SiH)、アルゴン(Ar)、窒素(N)などがあり、これらの中でもHeプラズマはポーラスlow−k膜へのダメージが少ないために特に有効である。また、プラズマガスはこれらのガスを混合したものでも良い。例えば、Heガスは他のガスと混合して用いると効果的である。
図3は、low−k膜の研磨速度を下げる方法を説明するための概念図である。
low−k膜の研磨速度を下げるには、炭素含有量を増加する方法が有効である。炭素含有量を増加することによって研磨速度を低い値に調節することができる。図3(a)では、炭素含有量を増加させていないlow−k膜220を示している。これでは、研磨速度が高い(大きい)ままである。これを図3(b)に示すように、例えば、炭素含有率を10%増加させる。炭素含有率を10%増加させることで、所望する値まで研磨速度を低くすることができる。
低誘電率絶縁膜は、比誘電率kが2.6以下のlow−k膜が望ましい。例えば、ポーラスMSQの他、ポーラスHSQ膜、ポリマー膜や、比誘電率kが2.6のSiOC膜、比誘電率kが2.5のSiOC膜等が半導体装置の微細化にとって望ましい。ただし、比誘電率kが2.6以下のlow−k膜が特にCMPにおける研磨速度が速く、削られやすい。よって、比誘電率kが2.6以下のlow−k膜を用いる場合、かかる炭素含有量を増加する方法は、特に有効である。
図4は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図4では、図1のSiOC膜形成工程(S110を示している。それ以降の工程は後述する。
図4において、SiOC膜形成工程として、前記Heプラズマ処理を行った後、キャップ膜として、CVD法によってlow−k膜220上にSiOCを膜厚50nm堆積することで、SiOC膜222を形成する。SiOC膜222を形成することで、直接リソグラフィを行うことができないlow−k膜220を保護し、low−k膜220にパターンを形成することができる。かかるキャップCVD膜としてはSiO膜、SiC膜、SiOC膜、SiCN膜などがあるが、ダメージ低減の観点からはSiO膜が優れ、低誘電率化の観点からはSiOC膜が、耐圧向上の観点からはSiC膜やSiCN膜が優れている。さらに、SiO膜とSiC膜の積層膜、もしくはSiO膜とSiCO膜の積層膜、もしくはSiO膜とSiCN膜の積層膜を用いることができる。また、キャップCVD膜の一部、もしくは全てがCMP工程で除去されても良い。キャップCVD膜の厚さとしては10nmから150nmが良く、10nmから50nmが実効的な比誘電率を低減する上で効果的である。また、CVD膜の他にSOD膜を形成してもよい。
図5は、キャップ膜の研磨速度を上げる方法を説明するための概念図である。
キャップ膜の研磨速度を上げるには、前記キャップ膜中の空孔率を上げる方法が有効である。前記キャップ膜中の空孔率を上げることにより、より研磨速度を早い値に調節することができる。図5(a)では、空孔率を上げていないキャップ膜であるSiOC膜222を示している。これでは、研磨速度が低い(小さい)ままである。これを図5(b)に示すように、例えば、空孔率を30%増加させる。空孔率を30%増加させることで、所望する値まで研磨速度を高く(大きく)することができる。CMPにより削られやすい比誘電率2.6以下のlow−k膜に対して、かかる方法でキャップ膜の研磨速度を上げることは特に有効である。前記キャップ膜であるSiOC膜222の研磨速度が、low−k膜220よりも研磨されやすい研磨速度、特に、low−k膜220の研磨速度の2倍以上となるように形成することが望ましい。研磨速度差を2倍以上とすることで、研磨する際のストッパーとして十分に機能させることができる。
例えば、low−k膜220の空孔率が40%の場合、キャップ膜の空孔率を20〜30%になるように形成するのが望ましい。low−k膜220の空孔率が30%の場合、キャップ膜の空孔率を10〜20%になるように形成するのが望ましい。空孔率比で表わす場合、前記キャップ膜の空孔率とlow−k膜の空孔率との比が50〜70%となるように、low−k膜とキャップ膜とを形成するのが望ましい。空孔率比が50〜70%となるキャップ膜を形成することにより、ストッパーとして十分な研磨速度を得ることができる。
キャップ膜中の空孔率を上げる方法の一例として、例えば、キャップ膜として、SOD膜を形成する場合、有機物ポロジェンの量を増加することにより、スピンコートした後の熱処理にて、有機物が膜中より飛び出し、飛び出した跡が空孔となり、空孔率を上げることができる。
以上のように、前記キャップ膜であるSiOC膜222の研磨速度が、low−k膜220よりも研磨されやすい研磨速度に形成する場合、キャップ膜の研磨速度を上げる代わりに、low−k膜の炭素含有量を増加させることにより前記キャップ膜よりも研磨されにくいlow−k膜を形成してもよい。言い換えれば、ダマシンCu配線を絶縁するlow−k膜上のキャップ膜をCMPによって除去する際に、low−k膜の研磨速度がキャップ膜の研磨速度よりも低い条件でCMPするようにしてもよい。或いは、low−k膜の炭素含有量を増加させる代わりに、キャップ膜の空孔率を上げることによりlow−k膜よりも研磨されやすい前記キャップ膜を形成してもよい。言い換えれば、ダマシンCu配線を絶縁するlow−k膜上のキャップ膜をCMPによって除去する際に、low−k膜の研磨速度よりも低い研磨速度のキャップ膜を用いてもよい。或いは、両方を行なうとなおよい。
図6は、CVD法によるキャップ膜形成をおこなう装置の概念図である。
図6において、装置350では、チャンバ301の内部にて、下部電極310を兼ねた所定の温度に制御された基板ホルダの上に基体10を設置する。そして、チャンバ301の内部に上部電極320内部からガスを供給する。また、真空ポンプ330によりチャンバ301の内部が所定の成膜圧力になるように真空引きされる。そして、チャンバ301の内部の上記上部電極320と下部電極310との間に高周波電源を用いてプラズマを生成させる。
SiOC膜形成工程においては、キャップ膜の研磨速度がlow−k膜の研磨速度より2倍以上速いものを用いた。比較試料として、キャップ膜の研磨速度がlow−k膜の研磨速度より遅いものも用意した。
図7は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図7では、図1の開口部形成工程(S112)からシード膜形成工程(S116)までを示す工程断面図である。それ以降の工程は後述する。
図7(a)において、開口部形成工程として、リソグラフィ工程とドライエッチング工程でダマシン配線を作製するための配線溝構造である開口部150をSiOC膜222とlow−k膜220と下地SiC膜212内に形成する。図示していないレジスト塗布工程、露光工程等のリソグラフィ工程を経てSiOC膜222の上にレジスト膜が形成された基体200に対し、露出したSiOC膜222とその下層に位置するlow−k膜220を、下地SiC膜212をエッチングストッパーとして異方性エッチング法により除去し、その後、下地SiC膜212をエッチングして開口部150を形成すればよい。異方性エッチング法を用いることで、基体200の表面に対し、略垂直に開口部150を形成することができる。例えば、一例として、反応性イオンエッチング法により開口部150を形成すればよい。
図7(b)において、バリアメタル膜形成工程として、前記開口部形成工程により形成された開口部150及びSiOC膜222表面にバリアメタル材料を用いたバリアメタル膜240を形成する。物理気相成長法(physical vapor deposition:PVD)法の1つであるスパッタ法を用いるスパッタリング装置内で窒化タンタル(TaN)を膜厚10nm、タンタル(Ta)膜を膜厚15nm堆積し、バリアメタル膜240を形成する。TaN膜とTa膜とを積層することで、TaN膜によりCuのlow−k膜220への拡散防止を図り、Ta膜によりCuの密着性向上を図ることができる。バリアメタル材料の堆積方法としては、原子層気相成長(atomic layer deposition:ALD法、あるいは、atomic layer chemical vapor deposition:ALCVD法)やCVD法などを用いることでPVD法を用いる場合より被覆率を良くすることができる。
前記バリアメタル膜は、Ta膜、TaN膜、もしくはその積層膜であることが望ましい。前記バリアメタル膜の成膜方法は、CVD法もしくはALD法であることが被覆性の観点から望ましいが、上述したスパッタ法などのPVD法であっても有効である。
図7(c)において、シード膜形成工程として、スパッタ等の物理気相成長(PVD)法により、次の工程である電解めっき工程のカソード極となるCu薄膜をシード膜250としてバリアメタル膜240が形成された開口部150内壁及び基体200表面に堆積(形成)させる。ここでは、シード膜250を膜厚75nm堆積させた。
図8は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図8では、図1のめっき工程(S118)からバリアメタル,SiOC研磨工程(S122)までを示す工程断面図である。それ以降の工程は後述する。
図8(a)において、めっき工程として、シード膜250をカソード極として、電解めっき等の電気化学成長法によりCu膜260を開口部150及び基体200表面に堆積させる。ここでは、膜厚500nmのCu膜260を堆積させ、堆積させた後にアニール処理を250℃の温度で30分間行った。
図8(b)において、Cu研磨工程として、CMP法によってSiOC膜222の表面に堆積された導電部としての配線層となるCu膜260(シード膜250を含む)をCMP研磨により除去する。
図8(c)において、バリアメタル,SiOC研磨工程として、CMP法によって、
バリアメタル膜240、SiOC膜222をCMP研磨により除去することにより、図8(c)に表したような埋め込み構造を形成する。
図9は、CMP装置の概要を説明するための図である。
図9において、CMP装置は、オービタル型のCMP装置である。図9(a)に示すように、オービタル運動機構を有するプラテン820上に配置された研磨パッド825上に、研磨面を下に向け、すなわち前記研磨パッド825側に向けてウエハ300をキャリア510が支持する。図9(b)に示すように、プラテン820及び研磨パッド825には、供給孔822が設けられ、スラリー840は、プラテン820の下部より研磨パッド825を抜けてウエハ300面内に供給される。
前記プラテン820と共に前記研磨パッド825をオービタル運動させながら、ウエハ300表面を研磨パッド825で研磨する。供給されたスラリー840は、プラテン820のオービタル運動に伴い、外周部から排出される。
CMP装置はオービタル方式で、ノベラスシステムズ社のMomentum300を用いた。CMP荷重は1.03×10Pa(1.5psi)、オービタル回転数は600min−1(600rpm)、ヘッド回転数は24min−1(24rpm)、スラリー供給速度は0.3L/min(300cc/分)、研磨パッドは発泡ポリウレタン製の単層パッド(ロデール社のIC1000)、CMPスラリーはCu用に砥粒フリースラリー(日立化成工業製のHS−C430−TU)、バリアメタル用にコロイダルシリカ砥粒スラリー(日立化成工業製のHS−T605−8)を用いた。上述の条件でCMPを行い、溝外部のCu膜とバリアメタル膜とキャップCVD膜を除去して図8(c)のようなダマシンCu配線を形成した。キャップ膜を除去する理由は誘電率を低減するためである。キャップ膜を犠牲膜として成膜する理由は、low−k膜上には直接リソグラフィを行うことができないからである。
図10は、図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。
図10では、図1のNHプラズマ処理工程(S124)からlow−k膜形成工程(S128)までを示す工程断面図である。
図10(a)において、NHプラズマ処理工程として、図示していないCVD装置内におけるチャンバの内部にて、下部電極を兼ねた温度が400℃に制御された基板ホルダの上に基体200となる半導体基板を設置する。そして、チャンバの内部に上部電極内部からガスを供給する。供給するガス流量は11.8Pa・m/s(7000sccm)とした。真空ポンプにより233Paのガス圧力になるように真空引きされたチャンバの内部の上記上部電極と下部電極との間に高周波電源を用いてプラズマを生成させる。高周波パワーは560W、低周波パワーは250W、処理時間は10秒とした。この処理により、Cu−CMPの際にスラリーとの反応によって形成されたCu表面の錯体を還元し、low−k膜上にある残留有機物を除去することができる。
そして、次の層における絶縁膜形成工程の一部であるSiC膜形成工程として、還元性プラズマ処理した同じCVD装置内で400℃の温度で50nmの膜厚のSiC膜275を形成する。SiC膜275は拡散防止膜の働きがあり、このSiC膜275を形成することで、Cuの拡散を防止することができる。かかるCVD法で形成されるSiC膜275の他に、SiCN膜、SiCO膜、SiN膜、SiO膜を用いることができる。
図10(b)において、low−k膜形成工程として、図2(c)で説明した工程と同様に、SiC膜275の上にSiC膜275よりも比誘電率の低い低誘電率膜である、多孔質の絶縁性材料を用いたlow−k膜280を形成する。以降、多層配線を必要に応じ順次形成する。
前述のキャップ膜の研磨速度がlow−k膜の研磨速度より2倍以上速いウエハ(1試料)と、比較試料としてのキャップ膜の研磨速度がlow−k膜の研磨速度より遅いウエハ(特に、研磨速度の調整をしていないウエハ(2試料))との2種類のウエハに関して、Cu配線の抵抗をウエハ面内で測定してCMPの均一性を調べた。
図11は、CMPの均一性を調べた結果を示す図である。
本実施の形態では、low−k膜の研磨速度がキャップ膜の研磨速度よりも遅いものを用いたため、バリアCMPの際にキャップ膜も研磨除去しても、low−k膜がCMPのストッパーとして機能した。そのため、Cu配線の抵抗のウエハ面内の均一性は3%以下になった。一方、キャップ膜の研磨速度がlow−k膜の研磨速度よりも遅い場合(比較試料)、オーバーCMP中にlow−k膜のエロージョンが発生し、Cu配線の抵抗のウエハ面内の均一性は5%以上になった。これはlow−k膜がCMPのストッパーとして機能していないからである。
図12は、CMP後の試料の状態を示す概念図である。
比較試料について配線抵抗の高くなったところをSEM(走査型電子顕微鏡)で観察したところ、図12(a)に示すようなエロージョンとディッシングが発生していた。キャップ膜の研磨速度がlow−k膜の研磨速度より2倍以上速いウエハでは、図12(b)に示すように正常に研磨できた。
本実験をデバイスが搭載されたウエハで実施しても同様の効果を確認することができた。1層目のCu配線層だけでなく、2層目のCu配線層においても有効であり、さらに3層目以上のCu配線層でも有効な結果が得られた。
low−k材料としては、HSQやポリマー、CVDで形成されたSiOC膜を用いても同様の結果が得られた。
以上のように、ポーラスlow−k膜上のキャップCVD膜をCMPして除去する際に、ポーラスlow−k膜の研磨速度がキャップ膜の研磨速度よりも低い材料を用いることにより、ポーラスlow−k膜がCMPのストッパーとしての機能させ、Cu−CMPの均一性を確保し、配線抵抗の均一性の優れたダマシンCu配線を形成することができる。
前記実施の形態において、比誘電率kが2.6以下の場合、low−k膜の側壁が、20nm以下の膜厚のCVD膜で被覆されていることが望ましい。その理由は、ポーラス膜のポアシーリングをCu配線の側壁で行う必要があるからである。特に、前述のALD法やCVD法によってバリアメタル膜を成膜する場合は必要である。ポアシーリング用のCVD膜の種類としては、SiC膜、SiCN膜、SiCO膜、SiN膜が望ましい。特に、低誘電率の観点からSiC膜が最適である。
以上の説明において、バリアメタルとして、Ta、TaNに限らず、TaCN(炭化窒化タンタル)、WN(窒化タングステン)、WCN(炭化窒化タングステン)、TiN(窒化チタン)等の高融点金属の窒化膜或いは窒化炭素膜であっても構わない。或いはチタン(Ti)、WSiN等であっても構わない。
ここで、上記各実施の形態における配線層の材料として、Cu以外に、Cu−Sn合金、Cu−Ti合金、Cu−Al合金等の、半導体産業で用いられるCuを主成分とする材料を用いて同様の効果が得られる。
なお、多層配線構造などを形成する場合には、各図において基体200は、下層の配線層と絶縁膜とが形成されたものである。
上記各実施の形態においては、多孔質絶縁膜の材料としては、多孔質誘電体薄膜材料としてのMSQに限らず、他の多孔質無機絶縁体膜材料、多孔質有機絶縁体膜材料を用いても同様の効果を得ることができる。
特に、多孔質の低誘電率材料に上記各実施の形態を適用した場合には、上述の如く顕著な効果が得られる。上記各実施の形態において多孔質絶縁膜の材料として用いることができるものとしては、例えば、各種のシルセスキオキサン化合物、ポリイミド、炭化フッ素(fluorocarbon)、パリレン(parylene)、ベンゾシクロブテンをはじめとする各種の絶縁性材料を挙げることができる。
以上、具体例を参照しつつ各実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
例えば、各実施の形態で層間絶縁膜が形成された基体200は、図示しない各種の半導体素子あるいは構造を有するものとすることができる。また、半導体基板ではなく、層間絶縁膜と配線層とを有する配線構造の上に、さらに層間絶縁膜を形成してもよい。開口部も半導体基板が露出するように形成してもよいし、配線構造の上に形成してもよい。
さらに、層間絶縁膜の膜厚や、開口部のサイズ、形状、数などについても、半導体集積回路や各種の半導体素子において必要とされるものを適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての半導体装置の製造方法は、本発明の範囲に包含される。
また、説明の簡便化のために、半導体産業で通常用いられる手法、例えば、フォトリソグラフィプロセス、処理前後のクリーニング等は省略しているが、それらの手法が含まれることは言うまでもない。
実施の形態1における半導体装置の製造方法の要部を表すフローチャートである。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 low−k膜の研磨速度を下げる方法を説明するための概念図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 キャップ膜の研磨速度を上げる方法を説明するための概念図である。 CVD法によるキャップ膜形成をおこなう装置の概念図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 CMP装置の概要を説明するための図である。 図1のフローチャートに対応して実施される工程を表す工程断面図である。 CMPの均一性を調べた結果を示す図である。 CMP後の試料の状態を示す概念図である。 従来のlow−k膜とCu配線を組み合わせた多層配線構造を有する半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
符号の説明
10,200 基体
150 開口部
210 SiO
211 コンタクトプラグ層
212,275 SiC膜
213 拡散防止膜
220,280 low−k膜
222 SiOC膜
223 キャップ膜
240 バリアメタル膜
250 シード膜
260 Cu膜
300 ウエハ
301 チャンバ
310 下部電極
320 上部電極
330 真空ポンプ
350 装置
510 キャリア
820 プラテン
825 研磨パッド
840 スラリー

Claims (8)

  1. 基体上に、低誘電率絶縁膜を形成する低誘電率絶縁膜形成工程と、
    前記低誘電率絶縁膜上に、前記低誘電率絶縁膜よりも研磨されやすいキャップ絶縁膜を形成するキャップ絶縁膜形成工程と、
    前記キャップ絶縁膜と前記低誘電率絶縁膜とに開口部を形成する開口部形成工程と、
    前記キャップ絶縁膜上と前記開口部とに導電性材料を堆積させる堆積工程と、
    前記キャップ絶縁膜上に堆積した導電性材料と前記キャップ絶縁膜とを研磨により除去する除去工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記低誘電率絶縁膜は、比誘電率が2.6以下の材料を用いたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記低誘電率絶縁膜として、ポーラスMSQ(Methyl Silsesquioxane)膜とポーラスHSQ(Hydrogen Silsesquioxane)膜とポリマー膜とのいずれかを用いたことを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記キャップ絶縁膜形成工程において、前記キャップ絶縁膜の研磨速度が前記低誘電率絶縁膜の研磨速度の2倍以上となるキャップ絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記キャップ絶縁膜形成工程において、前記キャップ絶縁膜中の空孔率を上げることにより前記低誘電率絶縁膜よりも研磨されやすいキャップ絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記キャップ絶縁膜形成工程において、前記キャップ絶縁膜の空孔率と前記低誘電率絶縁膜の空孔率との比が50〜70%となるキャップ絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記低誘電率絶縁膜形成工程において、前記低誘電率絶縁膜の炭素含有量を増加させることにより前記キャップ絶縁膜よりも研磨されにくい前記低誘電率絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記キャップ絶縁膜として、SiO膜とSiC膜とSiOC膜とSiON膜とうち少なくとも1つを用いたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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JP2020017722A (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 半導体素子

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