JP2005339302A - ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置 - Google Patents

ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005339302A
JP2005339302A JP2004158640A JP2004158640A JP2005339302A JP 2005339302 A JP2005339302 A JP 2005339302A JP 2004158640 A JP2004158640 A JP 2004158640A JP 2004158640 A JP2004158640 A JP 2004158640A JP 2005339302 A JP2005339302 A JP 2005339302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light pen
light
input device
slip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004158640A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuto Iwasaki
克人 岩崎
Masaru Nakamura
大 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agilent Technologies Inc
Original Assignee
Agilent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agilent Technologies Inc filed Critical Agilent Technologies Inc
Priority to JP2004158640A priority Critical patent/JP2005339302A/ja
Priority to US11/133,673 priority patent/US20050263601A1/en
Publication of JP2005339302A publication Critical patent/JP2005339302A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03542Light pens for emitting or receiving light

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】 LED表示器において目的の発光部へのライトペンの位置決めを容易にする。【解決手段】 LED表示器2の発光部3に先端部4aを押し当てて位置検出を行うライトペン4の滑り止め機構1として、LED表示器2の表面パネル5に複数の滑り止め部材6を印刷によって設け、滑り止め部材6をLED表示器2の発光部3の上部に配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置に関するものである。
近年、半導体特性測定装置と被測定デバイス(以下「DUT」という)との接続を柔軟に切り替えるために、多数のリレースイッチを用いてこれらの間の接続を変更することができるスイッチングマトリクスが使用されている。このスイッチングマトリクスには、マトリクス状に配置されたリレースイッチのそれぞれの開閉等の状態を表示するために、各リレースイッチに対応するようにLEDを多数並べてなるLED表示器が用いられている(例えば、非特許文献1参照)。
LED表示器を備えたこれらのスイッチングマトリクスにおいては、オペレータが操作の対象とするリレースイッチの位置を特定するため、ライトペンと呼ばれる装置がLED表示器とともに使用されている。オペレータは、任意のリレースイッチの開閉を操作する際に、ライトペンをLEDマトリクス中の対象とする位置に押し当てる。これに応じて、LEDマトリクスにある多数の発光部を順次一瞬だけ発光させる。スイッチングマトリクスは、ライトペンに備えられた受光部がどのタイミングで発光部からの光を受光したかによって、オペレータがライトペンによって指し示している位置を特定する。このように、ライトペンは、オペレータの選択した位置を特定するという入力機構を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−134806公報 Keithley社カタログ"Keithley’s Switching Systems for Switch and control solutions for DC, RF, and light" [online]、[平成16年5月17日検索]、インターネット<URL:http://www.keithley.com/main.jsp?action=keithleysearch&searchType=view&clickPath=Document+Center&itemType=brochure&role=&keywords=707A>
しかしながら、上述した従来のLED表示器の表面は、平滑でかつ滑りやすくなっているので、目的とする発光部上にライトペンのペン先をうまく停止させることが困難であり、ライトペンから間違った位置情報を検出するおそれがあった。そのため、オペレータは、注意深くライトペンを操作しなければならず、操作性に問題を有していた。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、LED表示器において目的の発光部への位置決めが容易であり、LED表示器の目的の発光部に先端を確実に押し当てて適切な位置検出を行うことができ、操作性の向上を図ることが可能なライトペンの滑り止め機構を有する入力装置を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、複数の発光部を配置した表示部と、該表示部の表面パネルに設けた、ライトペンの先端のための複数の滑り止め部材とを有し、該滑り止め部材のそれぞれが前記複数の発光部のそれぞれに対応して配置されている、ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置を提供する。また、本発明においては、この滑り止め部材の代わりに、凸部、凹部、格子状の突条部、ストライプ状の突条部、追加のパネルに設けた貫通孔とする事が出来る。また、本発明の発光部は、LEDの発光を用いることが出来る。
本発明では、滑り止め機構にライトペンの先端を合わせることにより、表示部において目的の発光部への位置決めが容易となり、目的の発光部にライトペンの先端を確実に押し当てて適切な位置検出を行うことができ、操作性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る入力装置におけるライトペンの滑り止め機構を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るライトペンの滑り止め機構の一部を概略的に示す分解斜視図、図2は図1における滑り止め機構の製造工程を説明する概略図、図3は図2における製造工程を経て得られた滑り止め機構の概略断面図、図4は図2と異なる製造工程を経て得られた滑り止め機構の概略断面図である。
本発明の第1実施形態に係るライトペンの滑り止め機構1は、図1に示す如く、各種コンピュータなどに搭載されるLED表示器2の発光部3およびライトペン4に適用されるものであり、LED表示器2の表面パネル5に印刷によって設けられる複数の滑り止め部材6を備えている。ライトペン4は、LED表示器2に表示された文字や図形情報の位置検出を行うために、滑り止め部材6を介して目的の発光部3に先端部4aを押し当てるように構成されている。
このため、滑り止め部材6は、LED表示器2の発光部3がマトリクス状に縦横に一定の間隔をあけて配列されている場合には、この発光部3の各設置箇所と対応すべく、表面パネル5の縦方向および横方向に沿って一定の間隔を置きながら配列されて、LED表示器2の発光部3の上部のみに配置されている。しかも、滑り止め部材6は、ライトペン4の先端部4aの外径と同一か、それよりもやや大きな径の円形状(あるいは正方形状等)に形成されている。
また、滑り止め部材6は、ゴム調印刷によって透明に形成されている。このゴム調印刷工程は、特殊な印刷方法ではない。したがって、本発明の滑り止め機能の追加および削除等も容易である。本発明の実施の形態においては、図2〜図4に示す如く、LED表示器2の表面パネル5を構成する透明な基材(例えば、ポリカーボネイト等)7、滑り止め部材6となる接触抵抗の大きいゴム材6aを印刷したゴム印刷版8が用いられる。また、本実施の形態においては、文字や図形9a等を印刷したシルク版9が用いられることが出来る。
なお、本発明において、LED表示器の発光部に先端を押し当てて位置検出を行うライトペンは、例えば内部に受光部を有している。そして、タイミングをずらして多数の発光部を順次発光させて、ライトペンがその光を受光したタイミングにより、何れの発光部がポイントされているかを検出する。このとき、ライトペンの先端には、受光部を内部に備えた円筒状のスイッチが設けられており、当該スイッチを押し当てた状態で、受光部における受光の可否が判断されるようなライトペンとすることができる。また、ライトペンの先端に受光部を有しているが、スイッチはライトペンの胴部に設けられていて、ユーザーがそのスイッチを操作するものであってもよい。さらには、ライトペンの先端に受光部を有しているが、スイッチはペンとは異なる場所(例えば、装置本体)に設けられていても良い。LED表示器の発光部に先端を押し当てて位置検出を行うものであれば用いることが出来る。
図2および図3に示す印刷工程では、ゴム印刷版8により基材7の上面にゴム材6aが転写されると共に、シルク版9により基材7の下面に文字や図形9a等が転写される。このようにして、滑り止め機構1が製造される。また、図4に示す印刷工程では、シルク版9により基材7の上面に文字や図形9a等が転写されると共に、ゴム印刷版8によりシルク版9による文字や図形9aの上面にゴム材6aが転写されて、滑り止め機構1が製造されている。なお、図3および図4においては、シルク版による文字や図形9aおよびゴム材6aは基材7に印刷されて密着しているが、構成を説明するためにその配置に隙間をつけて描いている。
本発明の第1実施形態に係る滑り止め機構1を備えたLED表示器2においては、目的の発光部3に対応する滑り止め部材6にライトペン4の先端部4aを押し当てると、ライトペン4は滑ることなくその位置で止まり、そのままの状態で目的の発光部3の位置検出を行うことができる。また、表面パネル5は、滑り止め部材6の設置箇所以外の表面が滑り易くなっていることから、ライトペン4の先端部4aを表面パネル5の表面上に置いて滑らせながら目的の発光部3まで移動させることが可能であり、オペレータによるライトペン4の操作性の改善も期待することができる。
すなわち、本実施の形態においては、滑り止め機構にライトペンの先端を合わせることにより、表示部において目的の発光部への位置決めが容易となり、目的の発光部にライトペンの先端を確実に押し当てて適切な位置検出を行うことができ、操作性の向上を図ることができる。また、滑り止め部材は、印刷工程を経て設けられているので、表面パネル上において見た目が平面であり、機能有無による外観差が少なくて済み、適用範囲、サイズ、形状を自由に選択できると共に、機能追加も通常の版作成と同様、容易に行うことができる。また、滑り止め部材がゴム調印刷によって透明に形成されていると、LED表示器の表面パネルのうち、発光部の対応箇所以外でライトペンの先端が滑り易くて接触抵抗が小さくなる一方、発光部の対応箇所でライトペンの先端が滑り難くて接触抵抗が大きくなり、ライトペンを適切な位置で停止させることができる。
図5は本発明の第2実施形態に係るライトペンの滑り止め機構の一部を概略的に示す断面図であり、上記第1実施形態と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第2実施形態に係る滑り止め機構11が上記第1実施形態と異なるのは、図5に示す如く、LED表示器2の表面パネル5に複数の凸部16が設けられている点である。このため、凸部16は、LED表示器2の発光部3がマトリクス状に縦横に一定の間隔をあけて配列されている場合には、この発光部3の各設置箇所と対応すべく、表面パネル5の縦方向および横方向に沿って一定の間隔を置きながら配列されて、LED表示器2の発光部3の上部のみに配置されている。しかも、凸部16は、ライトペン4の先端部4aの外径よりもやや大きな径の半球状に突出して形成され、ライトペン4の先端部4aが当たり易くなっている。
また、凸部16は、表面パネル5を形成する際に、突起を備えた金型キャビティ内に溶融樹脂を流し込んだり、射出したりする成形加工や、プレス加工によって表面パネル5に一体成形されている。この際、発光部の上部に透光性を有する樹脂が用いられていて、この樹脂の表面を凸形状にすることにより凸部16が形成されことができ、また、表面パネルが一体に透明樹脂で成形されていることができる。あるいは、図6に示す如く、ポッティングによって形成される凸部16aがある。この凸部16aは、粘着性を有する樹脂材(例えば、ウレタン樹脂材)のポッティング液を基材7の上面に垂らすことにより、表面張力(粘性)で球状に表面パネル5と一体成形されている。凸部16は、発光部3の光が外部に取り出せるように、透光性を有している。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
したがって、本発明の第2実施形態の滑り止め機構11を備えたLED表示器2においては、目的の発光部3に対応する凸部16にライトペン4の先端部4aを押し当てると、ライトペン4は凸部16の外周面に当たって滑ることなくその位置で止まり、そのままの状態で目的の発光部3の位置検出を行うことができる。しかも、LED表示器2の発光部3が球状の凸型の場合、図5の矢印で示すように、ライトペン4の先端部4aが凸部16に対してどの角度から当たっても発光部3の中心を向くことになり、LEDの光を効果的に受けることができ、誤検出を低減させることができる。
すなわち、本実施の形態によれば、ライトペンの先端がLED表示器の発光部に当たり易くなり、ライトペンの先端を凸部に当てることによって滑り難くすることが可能となり、LED表示器の目的の発光部にライトペンの先端を確実に押し当てて適切な位置検出を行うことができる。しかも、LED表示器の発光部が球状の凸型の場合、ライトペンの先端が、凸部に対してどの角度から当たっても発光部の中心を向くことになるので、LEDの光を効果的に受けることが可能となり、誤検出をより一層減らすことができる。またプレス加工を用いる場合には、簡単かつ低コストでライトペンの滑り止め機構を製作することができる。凸部が粘着性を有する樹脂材のポッティング液を表面パネルに垂らすことにより球状に一体成形されている場合には、ポッティング液の表面張力によって球状の凸部が容易に得られ、簡単かつ低コストでライトペンの滑り止め機構を製作することができる。その他の作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
図7は本発明の第3実施形態に係るライトペンの滑り止め機構の一部を概略的に示す断面図であり、上記第1実施形態と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第3実施形態に係る滑り止め機構21が上記第1実施形態と異なるのは、図7に示す如く、LED表示器2の表面パネル5に複数の凹部26が設けられている点である。このため、凹部26は、LED表示器2の発光部3がマトリクス状に縦横に一定の間隔をあけて配列されている場合には、この発光部3の各設置箇所と対応すべく、表面パネル5の縦方向および横方向に沿って一定の間隔を置きながら配列されて、LED表示器2の発光部3の上部のみに配置されている。しかも、凹部26は、ライトペン4の先端部4aの外径よりもやや大きな径の半円状に凹んで形成され、ライトペン4の先端部4aが発光部3から逃げ難くなっている。なお、凹部26は、プレス加工などによって表面パネル5に一体成形されている。凹部26は、発光部3の光が外部に取り出せるように、透光性を有している。この際、発光部の上部に透光性を有する樹脂が用いられていて、この樹脂の表面を凹形状にすることにより凹部26が形成されことができ、また、表面パネルが一体に透明樹脂で成形されていることができる。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
したがって、本発明の第3実施形態の滑り止め機構21を備えたLED表示器2においては、目的の発光部3に対応する凹部26内にライトペン4の先端部4aを入れると、ライトペン4は凹部26の内周面に当たって発光部3から逃げることなくその位置で止まり、そのままの状態で目的の発光部3の位置検出を行うことができる。その他の作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
図8は本発明の第4実施形態に係るライトペンの滑り止め機構の一部を概略的に示しており、上記第1実施形態と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第4実施形態に係る滑り止め機構31が上記第1実施形態と異なるのは、図8に示す如く、LED表示器2の表面パネル5に発光部3を囲む格子状の突条部36が設けられている点である。このため、突条部36は、LED表示器2の発光部3がマトリクス状に縦横に一定の間隔をあけて配列されている場合には、この発光部3の各設置箇所と対応すべく、表面パネル5の縦方向および横方向に沿って一定の間隔を置きながら直線状に延びており、突条部36によって囲まれたくぼみがLED表示器2の発光部3の上部に配置されるようになっている。しかも、突条部36によって囲まれたくぼみは、ライトペン4の先端部4aの外径よりもやや大きな正方形状に形成され、ライトペン4の先端部4aが発光部3から逃げ難くなっている。
また、突条部36は、表面パネル5を形成する際に、突起を備えた金型キャビティ内に溶融樹脂を流し込んだり、射出したりする成形加工や、プレス加工によって表面パネル5に断面半円弧状に一体成形されている。あるいは、ポッティングによって形成される第1実施形態の凸部16aと同様に、突条部36は、粘着性を有する樹脂材(例えば、ウレタン樹脂材)のポッティング液を基材の上面に垂らすことにより、表面張力(粘性)で断面半円弧状に表面パネル5と一体成形されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
したがって、本発明の第4実施形態の滑り止め機構31を備えたLED表示器2においては、目的の発光部3に対応する突条部36で囲まれたくぼみにライトペン4の先端部4aを入れると、ライトペン4は突条部36の外周面に当たって発光部3から逃げることなくその位置で止まり、そのままの状態で目的の発光部3の位置検出を行うことができる。これにより、LED表示器の目的の発光部にライトペンの先端を確実に押し当てて適切な位置検出を行うことができ、操作性の向上を図ることができる。その他の作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
図9は本発明の第5実施形態に係るライトペンの滑り止め機構の一部を概略的に示しており、上記第1実施形態と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第5実施形態に係る滑り止め機構41a,41bが上記第1実施形態と異なるのは、図9(a)および図9(b)に示す如く、LED表示器2の表面パネル5に複数本の突条部46が縦横のいずれか一方の方向に設けられている点である。このため、突条部46は、LED表示器2の発光部3がマトリクス状に縦横に一定の間隔をあけて配列されている場合には、この発光部3の各設置箇所と対応すべく、表面パネル5の縦方向および横方向のいずれか一方の行列に沿って一定の間隔を置きながら直線状に延びており、突条部46によって隣接する行列の発光部3が仕切られるようになっている。したがって、突条部46によって囲まれたくぼみは、ライトペン4の先端部4aの外径よりもやや大きな幅の帯状に形成され、ライトペン4の先端部4aが同じの行列内で矢印A方向へ滑らかにずらせて目的の発光部3まで移動可能となっている。一方、発光部3の異なる行列間では、突条部46による段差で、ライトペン4の先端部4aが矢印B方向へ移動させ難くなっている。
また、突条部46は、第4実施形態と同様、表面パネル5を形成する際に、突起を備えた金型キャビティ内に溶融樹脂を流し込んだり、射出したりする成形加工や、プレス加工によって表面パネル5に断面半円弧状に一体成形されている。あるいは、ポッティングによって形成される第1実施形態の凸部16aと同様に、突条部46は、粘着性を有する樹脂材(例えば、ウレタン樹脂材)のポッティング液を基材の上面に垂らすことにより、表面張力(粘性)で断面半円弧状に表面パネル5と一体成形されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
したがって、本発明の第5実施形態の滑り止め機構41a,41bを備えたLED表示器2においては、目的の発光部3に対応する突条部46で囲まれたくぼみにライトペン4の先端部4aを入れて縦方向あるいは横方向にずらせて行くと、ライトペン4は同じ行列で目的の発光部3にたどり着き易くなる一方、異なる行列間でストッパとなる突条部46の外周面に当たって行列の数を数え易くなり、目的の発光部3を迅速に位置検出することができる。その他の作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
図10および図11は本発明の第6実施形態に係るライトペンの滑り止め機構の一部を概略的に示しており、上記第1実施形態と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第6実施形態に係る滑り止め機構51が上記第1実施形態と異なるのは、図10および図11に示す如く、LED表示器2の表面パネル5に、複数の貫通孔56が設けられている追加のパネル5aが重ねて配置される点である。このため、貫通孔56は、LED表示器2の発光部3がマトリクス状に縦横に一定の間隔をあけて配列されている場合には、LED表示器2の発光部3の各設置箇所と対応すべく、表面パネル5の縦方向および横方向に沿って一定の間隔を置きながら配列されており、LED表示器2の発光部3の上部のみに配置されるようになっている。表面パネル5の発光部2の上部には、透光性を有する樹脂が配置されていて、この樹脂の表面は平面状であり、表面パネル5の表面全体が平面にされている。また、表面パネルが一体に透明樹脂で成形されていることができる。追加のパネル5aに設けられた貫通孔56は、ライトペン4の先端部4aの外径とほぼ同一の大きな径の正方形状に形成され、ライトペン4の先端部4aが発光部3から逃げ難くなっている。なお、貫通孔56は、プレス加工などによって表面パネル5に打ち抜かれて形成されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
したがって、本発明の第6実施形態の滑り止め機構51を備えたLED表示器2においては、目的の発光部3に対応する貫通孔56内にライトペン4の先端部4aを入れると、ライトペン4は貫通孔56の内周縁に当たって発光部3から逃げることなくその位置で止まり、そのままの状態で目的の発光部3にライトペンの先端を確実に押し当てて適切な位置検出を行うことができる。その他の作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形、変更および組合わせが可能である。
例えば、図12に示す如く、既述の実施形態における凹凸部を組み合わせた滑り止め機構61であってもよい、この滑り止め機構61では、LED表示器2の表面パネル5に複数の凹部66aが設けられていると共に、該凹部66a内に凸部66bが表面パネル5の上面から突出しない高さで設けられている。そして、これら凹部66aおよび凸部66bは、LED表示器2の発光部3の各設置箇所と対応すべく、表面パネル5の縦方向および横方向に沿って一定の間隔を置きながら配列されており、LED表示器2の発光部3の上部に配置されている。このため、ライトペン4の先端部4aは、凹部66aおよび凸部66bの相互作用で、目的の発光部3に合わせ易く、かつ発光部3から逃げ難くなっている。
本発明の第1実施形態に係るライトペンの滑り止め機構の一部を概略的に示す分解斜視図である。 図1における滑り止め機構の製造工程を説明する概略図である。 図2における製造工程を経て得られた滑り止め機構の概略断面図である。 図2と異なる製造工程を経て得られた滑り止め機構の概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係るライトペンの滑り止め機構を有する入力装置の一部を概略的に示す断面図である。 ポッティングにより得られた、図5と同様の滑り止め機構の概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係るライトペンの滑り止め機構を有する入力装置の一部を示す概略断面図である。 本発明の第4実施形態に係るライトペンの滑り止め機構を有する入力装置の一部を概略的に示す斜視図である。 (a)、(b)は本発明の第5実施形態に係るライトペンの滑り止め機構を有する入力装置の一部を概略的に示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係るライトペンの滑り止め機構を有する入力装置の一部を概略的に示す分解斜視図である。 図10における滑り止め機構の概略断面図である。 本発明の実施形態の変形例に係るライトペンの滑り止め機構を有する入力装置の一部を示す概略断面図である。
符号の説明
1,11,21,31,41,51,61 滑り止め機構
2 LED表示器
3 発光部
4 ライトペン
4a 先端部
5 表面パネル
6 滑り止め部材
16,16a 凸部
26 凹部
36 突条部
46 突条部
56 貫通孔
66a 凹部
66b 凸部

Claims (11)

  1. 複数の発光部を配置した表示部と、該表示部の表面パネルに設けた、ライトペンの先端のための複数の滑り止め部材とを有し、
    該滑り止め部材のそれぞれが前記複数の発光部のそれぞれに対応して配置されている、ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
  2. 前記滑り止め部材は、ゴム調印刷によって透明に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
  3. 複数の発光部を配置した表示部と、該表示部の表面パネルに設けた、ライトペンの先端のための複数の凸部とを有し、
    該凸部のそれぞれが前記複数の発光部のそれぞれに対応して配置されている、ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
  4. 前記凸部は、射出成形加工またはプレス加工によって前記表面パネルに一体成形されていることを特徴とする請求項3に記載のライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
  5. 前記凸部は、粘着性を有する樹脂材のポッティング液を前記表面パネルに垂らすことにより球状に一体成形されていることを特徴とする請求項3に記載のライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
  6. 複数の発光部を配置した表示部と、該表示部の表面パネルに設けた、ライトペンの先端のための複数の凹部とを有し、
    該凹部のそれぞれが前記複数の発光部のそれぞれに対応して配置されている、ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
  7. 複数の発光部を配置した表示部と、該表示部の表面パネルに設けた、ライトペンの先端のための格子状の突条部とを有し、
    格子状の突条部に囲まれた領域のそれぞれが前記複数の発光部のそれぞれに対応して配置されている、ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
  8. 複数の発光部を配置した表示部と、該表示部の表面パネルに設けた、ライトペンの先端のための複数のストライプ状の突条部とを有し、
    該突条部のそれぞれが前記発光部の配置に沿うように各発光部の間に配置されている、ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
  9. 前記突条部は、射出成形加工またはプレス加工によって前記表面パネルに断面半円弧状に一体成形されていることを特徴とする請求項7または8に記載のライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
  10. 前記突条部は、粘着性を有する樹脂材のポッティング液を前記表面パネルに垂らすことにより断面半円弧状に一体成形されていることを特徴とする請求項7または8に記載のライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
  11. 複数の発光部を配置した表示部と、該表示部の表面パネルに重ねて配置された、ライトペンの先端のための複数の貫通孔を有する追加パネルとを有し、
    該貫通孔のそれぞれが前記複数の発光部のそれぞれに対応して配置されている、ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置。
JP2004158640A 2004-05-28 2004-05-28 ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置 Pending JP2005339302A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004158640A JP2005339302A (ja) 2004-05-28 2004-05-28 ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置
US11/133,673 US20050263601A1 (en) 2004-05-28 2005-05-20 Input apparatus having anti-slip mechanism for light pen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004158640A JP2005339302A (ja) 2004-05-28 2004-05-28 ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005339302A true JP2005339302A (ja) 2005-12-08

Family

ID=35424103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004158640A Pending JP2005339302A (ja) 2004-05-28 2004-05-28 ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20050263601A1 (ja)
JP (1) JP2005339302A (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9516441D0 (en) * 1995-08-10 1995-10-11 Philips Electronics Uk Ltd Light pen input systems
JP3792920B2 (ja) * 1998-12-25 2006-07-05 株式会社東海理化電機製作所 タッチ操作入力装置
DE10237119B3 (de) * 2002-08-13 2004-04-15 Fujitsu Siemens Computers Gmbh Anzeigevorrichtung
US7298367B2 (en) * 2003-11-25 2007-11-20 3M Innovative Properties Company Light emitting stylus and user input device using same
US7728914B2 (en) * 2004-01-28 2010-06-01 Au Optronics Corporation Position encoded sensing device with amplified light reflection intensity and a method of manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
US20050263601A1 (en) 2005-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7183511B2 (en) Operating button device for elevator
US20120012446A1 (en) Illuminated keyboard provided distinguishable key locations
US7531764B1 (en) Keyboard illumination system
TWI489499B (zh) 發光鍵盤
WO2009095252A3 (de) Näherungsschalter
US8619037B2 (en) Tactile user interface
TW201426797A (zh) 具有發光按鍵之鍵盤裝置
JP2012186061A (ja) 照光式キーボード装置
TW201316368A (zh) 發光鍵盤
WO2007134081A3 (en) Tactile display locking and marker system
US11721502B2 (en) Keyboard and keycap thereof
JP2005339302A (ja) ライトペンの滑り止め機構を有する入力装置
TWI604486B (zh) 發光鍵盤
WO2010024137A1 (ja) 入力装置
CN105390319B (zh) 一种按键结构
US10262817B2 (en) Keypad with replaceable key labels
US9824836B1 (en) Input device for electronic device
US20100061789A1 (en) Self-luminous keyboard with brightness-enhanced keycaps
CN104598038A (zh) 发光键盘及其制造方法
JP2016081587A (ja) 可動接点体及びこれを用いたスイッチ
JP2006338972A (ja) 照光式キーシート、照光式押釦スイッチ、及び携帯情報端末の押釦照光方法
JP7020551B2 (ja) エレベーターの操作表示器具
JP3106701U (ja) 発光キーボード構造
JP5942890B2 (ja) ボタンスイッチ装置及びこれを具えたエレベータ
KR20150014100A (ko) 금속판 일체형 키캡이 구비된 키보드

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070511

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070514

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090715

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091209