JP2005339121A - 通信装置、通信システムおよび通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 参加者に関するグループ設定情報を手入力により登録する (ステップ104)。グループ設定情報と送信元の個人に関する個人設定情報とが通信本文データに変換されたグループ設定通信データを送信する(ステップ106)。受信されるグループ設定通信データ(ステップ110)から、受信者個人に関する個人設定情報を除いたグループ設定登録情報を、制御部が自動的に読込みメモリに記録する(ステップ112)。グループ設定通信データを受信した他の参加者は、通信本文データを利用することにより、グループ設定を行う。即ち、グループ設定情報の入力に関し、手入力による煩わしい設定操作が不要になるので、グループ設定情報を簡潔かつ効率良く設定し得る。
【選択図】 図3
Description
また、移動体通信網(基地局を含む)に接続されている複数の携帯電話機は、インターネット網およびメールサーバを介し、グループ設定に登録されている携帯電話機を宛先として、チャットメールの送受信を行う。
また、従来の通信システムの中には、ある会員がグループIDを取得し、このグループIDを使って第三者が同じグループへ参加登録を行うものがある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、従来の通信システムの中には、管理サーバが、ある携帯電話機の利用者と同じグループに属する利用者を選択すると共に、その利用者名が表示される一覧を作成し、かつ上記一覧情報を携帯電話機に送信するものである(例えば、特許文献3参照)。
従って、同一内容の入力データを、参加者全員がそれぞれ入力するのは、入力操作における作業能率が悪く、グループ内の各参加者にとって時間の無駄となる。特に、参加者が増えるにしたがって、グループ内における全体としての作業効率が顕著に悪くなる。
また、特許文献2は、サーバ部のメモリに格納されている会員データに基づき、第三者がグループIDを用いることにより、あるグループへ参加登録を行うものである。即ち、特許文献1または2は、携帯電話機などの情報端末のメールアドレスなどの設定データの登録手続きを、個別に行う必要がある。
さらに、特許文献3は、管理サーバが、ある携帯電話機の利用者と同じグループに属する利用者を選択し、その利用者名の一覧を携帯電話機に送信するものである。即ち、特許文献3は、管理サーバが作成した利用者名の一覧を、各情報端末に送信する処理のみが開示されている。
本発明に係る通信装置によれば、個人設定情報およびグループ設定情報を通信本文データに変換してグループ設定通信データとしたので、グループ設定通信データを受信した他の参加者は、上記通信本文データを利用することにより、グループ設定を行うことができる。即ち、本発明に係る通信装置によれば、グループ設定通信データを受信した他の参加者において、グループ設定情報の入力に関し、手入力による煩わしい設定操作が不要になるので、グループ設定情報を簡潔かつ効率良く設定し得る。
なお、本発明に係る通信装置は、携帯電話,パーソナル・コンピュータ,通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistance)などを含む概念である。
そして、携帯電話機10は、メールサーバ16を経由して、電子メールの送受信を行う。なお、宛先が単数の場合には指定された単数の携帯電話機に電子メールが受信され、宛先が複数の場合には複数の携帯電話機にそれぞれ電子メールが受信される。
ここで、携帯電話機10A〜10Dはチャットメールに参加する参加者が所有するものを示し、これらの携帯電話機10A〜10Dを所有する参加者がチャットグループを構成する。なお、本実施形態では、4個の携帯電話機10A〜10Dを図示しているが、移動体通信網に接続される携帯電話機の数(すなわち参加者の人数)は問わない。
メモリ105は、各種の処理を行わせるプログラムや、各種データの読み書き用の記憶域を有する。即ち、メモリ105は、ワーク領域またはユーザデータ領域などの記憶域を備える。
そして、携帯電話機10は、制御部103の制御により、無線部102およびアンテナ101を介して、図1に示す移動体通信網12の一部を構成する基地局と通信を行う。即ち、無線部102は、アンテナ101にて受信した受信信号を増幅し、復調を行うと共に、復調された受信データを制御部103に出力する。なお、無線部102は、受信を希望する信号周波数を選択し、周波数変換処理をも行う。
本フローチャートにおいて、携帯電話機(自局)のメールアドレスおよび名称は、メールの送受信する前段階において予め設定されており、図2に示すメモリ105に記憶されている。なお、携帯電話機10の内で、手入力によるグループ設定の登録を行う携帯電話機10A〜10Dは、携帯電話機10Aとして説明する (図9参照)。
本実施形態では、携帯電話機10Aで登録されたグループ設定情報を、携帯電話機10Aから他の携帯電話機10B〜10Dに送信する例として説明する。また、図3に示すフローチャートは、各携帯電話機10A〜10Dにおいて、グループ設定情報の受信処理およびこの受信処理後のグループ設定などの各種処理を各々対応して説明できるようにしたチャートである。
ここで、グループ設定情報としてのメールアドレスおよび名称には、自局のメールアドレスおよび名称を入力しない。なお、ステップ120において、自局に関する情報を入力しない理由は、図5のステップ144の箇所で記述する。
次に、ステップ132では、上記グループ設定情報の送信相手を選択する処理として、グループ設定した全参加者(全メンバー)を一括して選択するのか否かを判断する。この判断は、図2に示す操作部107からの指示によって行われる。ステップ132が肯定の場合すなわち一括選択であると判断した場合には、ステップ134において、全メンバーであるグループメンバーの情報をメモリ105のユーザデータ領域に格納する。
ステップ136が肯定の場合すなわち選択の入力が確定した場合には、ステップ134において、選択された各々のグループメンバーに関する情報をメモリ105のユーザデータ領域に格納する。なお、ステップ136が否定の場合すなわち選択の入力が確定していない場合には、選択の入力の確定を待つ。
なお、図8では、X・・・X.○○.JP田中○○、Y・・・Y.○○.JP鈴木○○、Z・・・Z.○○.JP藤原○○、W・・・W.○○.JP松田○○と4人のグループ設定情報が書込まれている。また、図4に示すステップ120において自局に関する情報を入力しなかったのは、メモリ105から「自局のメールアドレスおよび名称」を読出し(ステップ140参照)、この「自局のメールアドレスおよび名称」を「グループ設定情報」に加えて「グループ設定合成情報」とする(ステップ144参照)からである。
ステップ146が否定の場合すなわち送信制限値以下であると判断した場合には、ステップ148において、グループ設定合成情報をメール本文中に書き込んだグループ設定メールに、グループ識別子を付加する。
即ち、ステップ148では、上記グループ設定メールである旨のグループ識別子を、チャットメール画面の題名の欄に書込む(図8参照)。図8の例において、グループ識別子は、「チャットグループ情報1」という文字列である。
ここで、グループメンバーの情報をメールサーバ16に送信するのは、メールサーバ16が、ステップ136で選択されたグループメンバー(携帯電話機10B〜10D)のみを対象として、グループ設定メールを送信させるためである。
そして、携帯電話機10Aに設定された上記グループ設定メールは、図10の矢印に示すように、移動体通信網12およびインターネット網14を経由してメールサーバ16に送信される。
図5に戻って、ステップ146が肯定の場合すなわち送信制限値以上であると判断した場合には、メール分割処理(図6参照)を行う。図5に示すサブルーチンの処理は、上記ステップ152または154の処理で終了する。
なお、各分割メールには、分割メールの分割数が認識できるように、分割識別子に関連付けられた分割メール総数値が付されている。また、分割メールの作成は、ステップ164の処理が終了することによって完了する。
ステップ100が否定の場合において、メールサーバ16に携帯電話機10Aからのグループ設定メールが格納されていれば、メールサーバ16の出力により受信メールにおけるメッセージ受信画面が表示部106(図2参照)に表示される受信モードとなる。
この受信モードの場合には、ステップ108において、携帯電話機10B〜10D(図10参照)の参加者が、受信を確定する操作たとえば確定キーが押圧されたか否かを判断する。なお、メールサーバ16は、図5に示すステップ136で選択されたグループメンバー(携帯電話機10B〜10D)のみを対象として、格納されているグループ設定メールを出力する。
ステップ108が肯定の場合すなわちグループ設定メールの受信が確定された場合には、ステップ110において、グループ設定メールをメールサーバ16からインターネット網14および移動体通信網12を経由してメモリ105(図2参照)に格納する。
すなわち、上記確定キーが押圧された場合、図1に示すメールサーバ16は、上記確定キーが押圧された携帯電話機10B〜10Dに対し、上記グループ設定メールを送信する。その後、上記グループ設定メールは、図2に示すメモリ105に格納される。なお、上記通信経由を簡略化した図が、図12である。グループ設定メール(チャットメール)は、図12の矢印に示すように、携帯電話機10Aから携帯電話機10B〜10Dへ送信(A送信)される。
ステップ108が否定の場合すなわちグループ設定メールの受信を確定しない場合には、本フローチャートを終了する。
一方、図7に示すグループ自動設定登録処理では、後述するように、図2に示す制御部103が、グループ設定メール中のメール本文欄に書込まれたグループ設定情報を、読出しかつメモリ105に格納させる一連の処理を行うからである。
なお、本実施形態では、グループ設定メールを受信した各携帯電話機10B〜10Dが、グループ自動設定登録処理を行う例である。即ち、本実施形態のグループ自動設定登録処理は、受信したグループ設定メールにおけるメール本文中のグループ設定情報を利用して各携帯電話機10B〜10Dにグループ設定を行う。
ステップ170が肯定の場合すなわちグループ設定メールを読出す命令がある場合には、ステップ172において、前記グループ設定メールを図2に示すメモリ105から読出す。なお、ステップ170が否定の場合すなわちグループ設定メールを読出す命令がない場合には、本フローチャートは終了する。
そして、ステップ182の処理後は、ステップ176に進み、統合されたグループ設定情報のうち、「自局のメールアドレスと名称」以外のグループ設定情報(グループ設定登録情報)を、グループ設定としてメモリ105に格納する。なお、ステップ180が否定の場合すなわち全ての分割メールが揃わない場合には、本フローチャートは終了する。
本実施形態によれば、送信(文字)制限を超えるグループ設定メールを送信側で分割しかつ受信側で各分割メールを統合する処理を行うので、携帯電話機10における文字制限の影響を受けても支障なく、各分割メールのメール本文を書込まれたグループ設定情報の全部を他の携帯電話機10B〜10Dで編集しかつグループ設定できる。
本実施形態において、ステップ176の処理終了後は、図11に示すように、チャットメールのグループの全ての参加者において、グループ設定情報が共有となる。即ち、本実施形態においては、他の参加者の携帯電話機10B〜10Dにおいて、図7に示すグループ自動設定登録処理が行われるので、「自局のメールアドレスと名称」以外のグループ設定情報である「メールアドレスと名称」を、他の参加者が操作部107(図2参照)より入力することなく、グループ設定としてメモリ105のユーザデータ領域に格納される。
従って、本実施形態によれば、チャットメールグループの参加者に関するグループ設定情報の入力に関し、参加者全員における手入力による煩わしい設定操作が不要になるので、グループ設定情報を簡潔かつ効率良く設定し得る。
なお、携帯電話機10Bにグループ設定情報を登録し、かつ他の参加者にグループ設定メール(チャットメール)を送信する場合には、通信経由を簡略化した図13の矢印に示すように、携帯電話機10Bから他のグループメンバーが所有する携帯電話機10A、10Cおよび10Dにチャットメールが送信(B送信)される。
12 移動体通信網
14 インターネット網
16 メールサーバ
101 アンテナ(送信手段)
102 無線部(送信手段)
103 制御部(判断手段、読出手段、追加手段、分割手段、選択手段、変更手段、統合手段)
104 CPU(検出手段)
105 メモリ(記録手段)
106 表示部(表示手段)
107 操作部(操作手段)
S 電子メールシステム
Claims (14)
- グループ内における通信データの送受信に参加する参加者に関するグループ設定情報を、入力する入力手段と、
送受信に使用する個人に関する個人設定情報を、記録している記録部から読み出す読出手段と、
前記個人設定情報および前記グループ設定情報を、通信本文データに変換してグループ設定通信データとする変換手段と、
前記グループ設定通信データを、前記参加者に送信する送信手段と、
を有する通信装置。 - 前記グループ設定通信データのデータ量が、前記送信手段における送信制限を超えるかを判断する判断手段と、
前記判断手段が前記送信制限を超えると判断した場合には、前記データ量の送信制限を超えないように、前記グループ設定通信データを分割する分割手段とを、
さらに備える請求項1に記載の通信装置。 - 前記送信手段が前記グループ設定通信データを送信する際に、前記参加者を一括または個々に選択する選択手段を、
さらに備える請求項1または2に記載の通信装置。 - グループ内における通信データの送受信に参加する参加者に関するグループ設定情報、および送信元の個人に関する個人設定情報が通信本文データに変換されたグループ設定通信データを、受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記グループ設定通信データから、受信者個人に関する個人設定情報を除いて、グループ設定登録情報に変更する変更手段と、
前記グループ設定登録情報を記録する記録手段と、
を有する通信装置。 - 前記グループ設定通信データを送信する送信手段における送信制限を超える場合において、前記グループ設定通信データが分割された場合に、分割送信された前記グループ設定通信データを統合する統合手段を、
さらに備える請求項4に記載の通信装置。 - 前記分割送信された各グループ設定通信データが、前記記録手段に全て記録されていることを検出する検出手段を、
さらに備える請求項5に記載の通信装置。 - 通信データの送受信を、データ通信ネットワークを通じてグループの参加者間で行う通信システムであって、
前記参加者に関するグループ設定情報、および送信元の個人に関する個人設定情報が通信本文データに変換されたグループ設定通信データを、送信する送信装置と、
前記送信装置から送信される前記グループ設定通信データを管理するサーバと、
前記サーバを経由して受信される前記グループ設定通信データから、受信者個人に関する個人設定情報を除いたグループ設定登録情報を、記録する受信装置と、
を備える通信システム。 - 前記グループ設定通信データの通信データ量が、前記送信装置における送信制限を超えることを判断すると、前記送信装置が前記通信データ量の送信制限を超えないように、複数のグループ設定通信データに分割すると共に、
前記サーバを経由して受信される前記分割されたグループ設定通信データを、前記受信装置で統合する請求項7に記載の通信システム。 - 前記送信装置は、グループ内における通信データの送受信に参加する参加者に関するグループ設定情報を入力する入力手段と、送受信に使用する個人に関する個人設定情報を記録している記録部から読み出す読出手段と、前記個人設定情報および前記グループ設定情報が通信本文データに変換されたグループ設定通信データを前記参加者に送信する送信手段を備える請求項7または8に記載の通信システム。
- 前記受信装置は、グループ内における通信データの送受信に参加する参加者に関するグループ設定情報、および送信元の個人に関する個人設定情報が通信本文データに変換されたグループ設定通信データを、受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記グループ設定通信データから、受信者個人に関する個人設定情報を除いてグループ設定登録情報に変更する変更手段と、前記グループ設定登録情報を記録する記録手段を備える請求項7乃至9のうちの1項に記載の通信システム。
- グループ内における通信データの送受信に参加する参加者に関するグループ設定情報、および送受信に使用する個人に関する個人設定情報が通信本文データに変換されたグループ設定通信データを、送信する通信方法。
- グループ内における通信データの送受信に参加する参加者に関するグループ設定情報、および送信元の個人に関する個人設定情報が、通信本文データに変換されたグループ設定通信データを、受信すると共に、
受信された前記グループ設定通信データから、受信者個人に関する個人設定情報を除いたグループ設定登録情報を、記録する通信方法。 - 前記グループ設定通信データのデータ量が、送信制限を超えることを判断すると、前記データ量の送信制限を超えないように、前記グループ設定通信データを分割する請求項12に記載の通信方法。
- グループ内における通信データの送受信に参加する参加者に関するグループ設定情報、および送信元の個人に関する個人設定情報が通信本文データに変換されたグループ設定通信データを、受信すると共に、
受信された前記グループ設定通信データから、受信者個人に関する個人設定情報を除いたグループ設定登録情報を、記録する請求項12または13に記載の通信方法。
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JP2004156113A JP2005339121A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 通信装置、通信システムおよび通信方法 |
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JP2004156113A JP2005339121A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 通信装置、通信システムおよび通信方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007206831A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 送受信メールのグループ処理機能を有する携帯電話 |
JP2013541298A (ja) * | 2011-02-24 | 2013-11-07 | 騰訊科技(深▲せん▼)有限公司 | メールアドレスの秘匿方法及び装置 |
JP7503152B2 (ja) | 2020-06-28 | 2024-06-19 | バイトダンス インコーポレイテッド | メール処理方法、装置、機器及び媒体 |
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