JP2005335582A - 収納部の開閉機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 収納部としてのコンソールボックス12は、コンソール11の後部に設けられているとともに蓋体13を備えている。コンソールボックス12の蓋体13の開閉を行う開閉機構14は、操作部15と、該操作部15に与えられる操作力を前記蓋体13に機械的に伝達する伝達部16とを備えている。そして、前記操作部15を前記コンソール11の前後方向の中央部に配置する。
【選択図】 図2
Description
ここで、「機械的に伝達」とは、電気的エネルギーを必要とせず、操作部に与えられる操作力=手動を利用して伝達されることを意味するものとする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記操作桿には作動棒が左右方向に延設され、前記ラックには前記作動棒が挿入される挿入孔が設けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記操作桿は回動可能に構成され、該操作桿の上端部には前記作動棒と平行に延びる把持棒が設けられており、前記把持棒の長さは前記作動棒の長さよりも長いことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記操作桿は上下方向に移動可能に構成され、該操作桿には上側が前後方向に二股に分かれるV字状をなす貫通孔が左右方向に延設され、前記ラックには前記貫通孔に挿入される係合棒が左右方向に延設され、前記操作桿を隔てた前記ラックの反対側には、前記係合棒の前後方向の移動範囲を規制する一対の規制部材が前後方向に所定間隔で配置されていることを要旨とする。
以下、本発明をコンソールボックスの開閉機構に具体化した第1実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の記載において、車両の進行方向(前進方向)を前方(車両前方)として説明する。
前記蓋体13を開閉するための開閉機構14は、コンソール11内に設けられており、蓋体13の開閉操作を行う操作部15と、該操作部15に対する操作力を機械的に伝達して蓋体13を開閉させる伝達部16とを備えている。この開閉機構14は、蓋体13の開閉動作を、電気的エネルギーを介すことなく全て手動にて行うように構成されている。
・ 前記コンソールボックス12の蓋体13の開閉操作を行う操作部15は、コンソール11の前後方向の中央部に設けられており、該操作部15に与えられる操作力が伝達部16により前記コンソールボックス12の蓋体13に機械的に伝達されるように構成されている。このため、コンソールボックス12がコンソール11の後部に設けられていても、コンソールボックス12の蓋体13の開閉時に、脇や肩を大きく捻ったり、手を伸ばしたりする必要がなくなる。この結果、前記コンソールボックス12の位置にかかわらず蓋体13の開閉を容易に行うことができる。
つぎに、本発明の第2実施形態について第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図4及び図5(a)、(b)に示すように、操作部40は上下方向に延びる略四角柱状をなす操作桿41を備えている。操作桿41は、上下方向に延びる略四角柱状をなす桿本体47を備えている。桿本体47の上端部には、桿本体47よりも拡径されたブロック状をなすグリップ部43が設けられている。
・ グリップ部43を下方に押圧する動作は力が入り易いため、蓋体13を開閉操作する際の初期動作が容易となる。
つぎに、本発明を車室内のコンソールの前端部に設けられる収納部の開閉機構に具体化した第3実施形態を図面に基づいて説明する。
前記左蓋体61及び右蓋体62を開閉するための開閉機構82は、コンソール11内に設けられており、左蓋体61及び右蓋体62の開閉操作を行う操作部83と、該操作部83の操作力を左蓋体61及び右蓋体62に機械的に伝達する伝達部84とを備えている。
・ 開ボタン85及び閉ボタン86は、コンソール11の前後方向の中央部に配置されているため、該中央部においてコンソール11の前端部に配置された収納部60の開閉操作を容易に行うことができる。
つぎに、本発明の第4実施形態を前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図7に示すように、収納部としてのコンソールボックス100は、コンソール11の後部に設けられている。このコンソールボックス100は、ほぼ四角箱状をなしており、底壁、前壁、側壁及び後壁で囲まれた収納空間を備えている。コンソールボックス100の上端部には、ほぼ四角板状の蓋体101が設けられており、収納空間を開閉可能に閉鎖している。各側壁の上端部には、略前後方向に延びる長孔状をなすガイド溝102が透設されている。各ガイド溝102は、側壁の上端部において前後方向に延設され、同側壁の後端部まで延びている。
前記蓋体101を開閉するための開閉機構105は、コンソール11内に設けられており、蓋体101の開閉操作を行う操作部106と、該操作部106に対する操作力を機械的に伝達して蓋体101を開閉させる伝達部107とを備えている。この開閉機構105は、蓋体101の開閉動作を、電気的エネルギーを介すことなく全て手動にて行うように構成されている。
・ コンソールボックス100の位置に応じてワイヤ113の長さを調節することで、コンソールボックス100の位置にかかわらず蓋体101を遠隔開閉操作することができる。したがって、運転者等はコンソールボックス100を開閉する際に、脇や肩を大きく捻ることなく、操作レバー108を操作するだけで、容易に蓋体101の開閉を行うことができる。
・ 前記第1実施形態の蓋体13及び開閉ラック31を、図8に示すように、側面円弧状をなす蓋体150及び開閉ラック151に変更してもよい。この場合、蓋体13の中央部が最も高くなるように構成する必要がある。このようにすれば、蓋体150を開閉する際に、該蓋体150が半分程度の距離をスライド移動されれば、残りの半分程度の距離は蓋体150の自重によって自動的にスライド移動される。このため、蓋体150の開閉操作が楽になる。
Claims (6)
- 収納部の開閉機構であって、
前記収納部はコンソールの前端部、コンソールの後部又はインストルメントパネルのセンタークラスタの下部に設けられるとともに蓋体を備え、
前記開閉機構は、操作部と、該操作部に与えられる操作力を前記蓋体に機械的に伝達する伝達部とを備え、
前記操作部は前記コンソールの前後方向の中央部に設けられていることを特徴とする収納部の開閉機構。 - 前記操作部は、上下方向に延びるとともに前後動可能な操作桿を備え、
前記伝達部は、前後方向に延びるとともに前後動可能な伝達ラックと、該伝達ラックに噛合されるピニオンとを備え、
蓋体は前後方向に延びる開閉ラックを備え、
前記ピニオンは前記開閉ラックと噛合され、前記伝達ラックは前記操作桿の前後動にともなって前後動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の収納部の開閉機構。 - 前記操作桿には作動棒が左右方向に延設され、前記ラックには前記作動棒が挿入される挿入孔が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の収納部の開閉機構。
- 前記操作桿は回動可能に構成され、該操作桿の上端部には前記作動棒と平行に延びる把持棒が設けられており、前記把持棒の長さは前記作動棒の長さよりも長いことを特徴とする請求項3に記載の収納部の開閉機構。
- 前記操作桿は上下方向に移動可能に構成され、該操作桿には上側が前後方向に二股に分かれるV字状をなす貫通孔が左右方向に延設され、前記ラックには前記貫通孔に挿入される係合棒が左右方向に延設され、前記操作桿を隔てた前記ラックの反対側には、前記係合棒の前後方向の移動範囲を規制する一対の規制部材が前後方向に所定間隔で配置されていることを特徴とする請求項2に記載の収納部の開閉機構。
- 前記操作部は操作ラックを備えており、前記伝達部は前記操作部及び前記収納部にそれぞれ配置される一対の伝達ピニオンと、これらの伝達ピニオンを互いに連動するように連結する環状のワイヤとを備えており、前記操作ラックと前記一対の伝達ピニオンの一方とが噛合していることを特徴とする請求項1に記載の収納部の開閉機構。
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