JP2005328137A - データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、およびデータ処理プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、およびデータ処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】外部データサーバに保存されている宛先情報に関する他の情報を、データの処理に活用することができるデータ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、およびデータ処理プログラムを提供する。
【解決手段】データ処理装置としてのMFPは、処理しようとするデータの宛先情報を検出し(S103)、検出した宛先情報に関する他の情報をLDAPサーバから受信する(S104)。そして、MFPは、検出した宛先情報に関する他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定する(S105)。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、およびデータ処理プログラムに関する。
近年、複写機、ファクシミリ、スキャナ、およびプリンタ等の機器の機能を1台に搭載した多機能周辺機器(MFP:Multi−Function Peripheral)が普及してきている。
このようなMFPは、データの送信時に使用されるファクシミリ番号や電子メールアドレス等の宛先情報を、送信先の通信機器に応じて予め登録することができる。この宛先情報を登録する際、送信先の通信機器に適したアドレス情報をグループウェアから選択的に取り込んで登録できる技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−223397号公報
しかしながら、上記した従来技術は、グループウェアを搭載した外部データサーバから取り込んだアドレス情報のみを宛先情報としてMFPに登録し、これを固定された設定値として利用するだけであった。
すなわち、外部データサーバは、ユーザへのデータの宛先情報以外に、ユーザの会社名、所属、役職等の情報や、さらには出張先等のスケジュールに関する情報をも管理可能であるが、このような外部データサーバの管理下にある各種の情報に応じて、データを動的に処理することは行われていなかった。
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、外部データサーバに保存されている宛先情報に関する他の情報を、データの処理に活用することができるデータ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、およびデータ処理プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)外部データサーバと通信可能なデータ処理装置であって、処理しようとするデータの宛先情報を検出する宛先情報検出手段と、検出された宛先情報に関する他の情報を、前記外部データサーバから受信する宛先関連情報受信手段と、検出された宛先情報に関する他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定する処理内容決定手段と、を有することを特徴とするデータ処理装置。
(2)前記データの処理は、データの保存を含むことを特徴とする上記(1)に記載のデータ処理装置。
(3)前記データの処理は、データの印刷を含むことを特徴とする上記(1)に記載のデータ処理装置。
(4)前記データの印刷は、検出された宛先情報に関する他の情報の少なくとも一部の印刷を含むことを特徴とする上記(3)に記載のデータ処理装置。
(5)前記データの処理は、データの転送を含むことを特徴とする上記(1)に記載のデータ処理装置。
(6)前記データの転送は、ファクシミリによるデータの転送を含むことを特徴とする上記(5)に記載のデータ処理装置。
(7)前記データの転送は、ネットワーク通信によるデータの転送を含むことを特徴とする上記(5)に記載のデータ処理装置。
(8)前記ネットワーク通信によるデータの転送は、HTTP通信によるデータの転送を含むことを特徴とする上記(7)に記載のデータ処理装置。
(9)前記ネットワーク通信によるデータの転送は、FTP通信によるデータの転送を含むことを特徴とする上記(7)に記載のデータ処理装置。
(10)前記ネットワーク通信によるデータの転送は、SMB通信によるデータの転送を含むことを特徴とする上記(7)に記載のデータ処理装置。
(11)前記外部データサーバに保存される情報は、前記宛先情報に対応するユーザのスケジュールを管理する情報に基づいて更新されることを特徴とする上記(1)に記載のデータ処理装置。
(12)外部データサーバと、当該外部データサーバと通信可能なデータ処理装置とを有するデータ処理システムであって、前記外部データサーバは、ユーザへのデータの宛先情報と当該宛先情報に関する他の情報とを記憶する記憶手段を有し、前記データ処理装置は、処理しようとするデータの宛先情報を検出する宛先情報検出手段と、検出された宛先情報に関する他の情報を、前記外部データサーバから受信する宛先関連情報受信手段と、検出された宛先情報に関する他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定する処理内容決定手段とを有することを特徴とするデータ処理システム。
(13)処理しようとするデータの宛先情報を検出する宛先情報検出ステップと、検出された宛先情報に関する他の情報を、外部データサーバから受信する宛先関連情報受信ステップと、検出された宛先情報に関する他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定する処理内容決定ステップと、を有することを特徴とするデータ処理方法。
(14)処理しようとするデータの宛先情報を検出する宛先情報検出ステップと、検出された宛先情報に関する他の情報を、外部データサーバから受信する宛先関連情報受信ステップと、検出された宛先情報に関する他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定する処理内容決定ステップと、をコンピュータに実行させるためのデータ処理プログラム。
(15)上記(14)に記載のデータ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明のデータ処理装置は、処理しようとするデータの宛先情報を検出して、検出した宛先情報に関する他の情報を外部データサーバから受信し、当該他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定するので、外部データサーバに保存されている宛先情報に関する他の情報であるたとえばユーザの氏名、会社名、所属、役職、出張先、メモ等の情報を、データの処理に活用することができる。
これにより、たとえばデータの送信先を変更したり、データの印刷内容を追加したりする等、データ処理装置の動作内容(データの処理内容)の変更が可能となり、ユーザの多様なニーズに柔軟に対応することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるデータ処理システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すデータ処理システムは、データ処理装置としてのMFP100A,100Bと、メールサーバ200と、外部データサーバとしてのLDAP(Ligftweight Directory Access Protocol)サーバ300と、PC(パーソナルコンピュータ)400とを備え、これらの機器は通信ネットワーク500を介して相互に通信可能に接続されている。なお、通信ネットワーク500に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。
図2は、図1に示されるMFPの構成を示すブロック図である。図2に示すMFP100A,100Bは、制御部101、記憶部102、操作部103、画像読取部104、印刷部105、ファクシミリ(FAX)処理部106、およびネットワークインタフェース107を含み、これらは信号を遣り取りするためのバス108を介して相互に接続されている。
制御部101は、CPUから構成されており、プログラムにしたがって上記各部の制御および各種演算処理を行う。記憶部102は、たとえばROM、RAM、およびハードディスクから構成されており、各種プログラム、および各種データが格納されるとともに、プログラムを実行するための作業領域として一時的に使用され得る。
操作部103は、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。この操作部103は、たとえば、各種情報が表示されるタッチパネル、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキー等を備えている。
画像読取部104は、原稿を読み取ることによって画像データを得る。画像読取部104は、原稿に光源で光を当ててその反射光を光電変換するためのCCD等の受光素子、および原稿を所定の読取位置まで搬送するための自動原稿搬送装置(ADF)を備えている。印刷部105は、電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて各種のデータを用紙などの記録材上に印刷する。
FAX処理部106は、FAXデータの送受信のための処理を行う。ネットワークインタフェース107は、たとえば、ネットワークインターフェースカード(NIC)からなり、ネットワークを介したデータの送受信のためのインタフェースである。
このようなMFP100A,100Bは、原稿を読み取って電子データに変換する機能、受信または生成した電子データを印刷、保存、または送信する機能を備えている。
メールサーバ200は、電子メールの送受信のための通信サービスを提供し得るサーバコンピュータであり、例えば、SMTPおよびPOPを利用するものである。
LDAPサーバ300は、通信ネットワークを利用するユーザの電子メールアドレスや環境に関する情報を管理するサービス(ディレクトリサービス)を提供し得るサーバコンピュータである。このLDAPサーバ300には、ユーザに関する階層構造の情報が格納される。したがって、LDAPサーバ300は、たとえばユーザ名あるいは電子メールアドレスから、当該電子メールアドレスに対応するユーザ情報を検索することができる。ユーザ情報には、ユーザの会社名、所属、役職、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス、出張先FAX番号等の各種の情報が含まれる。ユーザ名とは、ユーザを識別するための情報である。ユーザ名としては、たとえばユーザの氏名が使用され得る。
PC400は、特定のユーザが利用するコンピュータであり、電子メールをメールサーバ200経由で送受信することができる。
通信ネットワーク500は、電話網、ISDN、パケット交換網等の公衆網、およびLAN、WAN、インターネット等のネットワークを含むものである。
次に、図3〜図8を参照して、MFPにおけるデータ処理について説明する。なお、図3および図4のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、MFP100A,100Bの記憶部102にプログラムとして記憶されており、制御部101によって実行される。以下、MFP100Aでの動作について説明する。
ステップS101において、MFP100Aはデータを受信する。このデータには、電子メール、プリントデータ(印刷ジョブ)、FAXデータ、およびスキャンデータが含まれる。
続いて、受信したデータの種類が判別される(S102)。データの種類の判別は、たとえば、データの受信口、データのヘッダに含まれるポート番号、およびデータの通信に使用されるプロトコルに基づいて行われる。具体的には、ネットワークインタフェース107を介して受信され、電子メール特有のポート番号がデータのヘッダに含まれている場合、受信したデータは電子メールであると判断される。また、ネットワークインタフェース107を介して受信され、プリンタとの間のデータ通信に特有のプロトコルが使用されている場合、受信したデータはプリントデータであると判断される。さらに、FAX処理部106から受信した場合、受信したデータはFAXデータであると判断され、画像読取部104から受信した場合、受信したデータはスキャンデータであると判断される。ただし、受信したデータを解析することにより、たとえば特有のコマンドやデータ構造に基づいて、データの種類が判別されてもよい。
続いて、受信したデータの宛先情報が検出される(S103)。たとえば、受信したデータが電子メールである場合、宛先情報としての宛先の電子メールアドレスが検出される。検出された宛先情報は記憶部102に記憶される。この場合、宛先の電子メールアドレスは、電子メールのヘッダ中の「To」の欄に位置されるToアドレスである。ただし、Toアドレスに加えて、「From」の欄に位置されるFromアドレス、「Cc」の欄に位置されるCcアドレス等のすべての電子メールアドレスが検出されて記憶部102に記憶されてもよい。
受信したデータがFAXデータである場合、FAX処理部106を経て受信したFAX番号、あるいはMFP100A自身のFAX番号が検出される。受信したデータがプリントデータである場合、プリントデータのヘッダ中のオーナー情報、すなわち印刷ジョブの作成者の情報が検出される。受信したデータがスキャンデータである場合、ユーザ認証の情報が検出される。ユーザ認証とは、(ここではMFP100Aの)ユーザが「利用を許可された当人である」ことの認証である。ユーザ認証の情報には、ユーザ名が含まれる。ユーザ認証の情報は、操作部103を通して入力された情報から検出される。ただし、ユーザ認証の情報は、操作部103を通して入力された情報に基づいて、記憶部102に保存されている管理情報から取得されてもよく、さらには、MFP100Aの外部に設けられた図示しない認証サーバから取得されてもよい。
続いて、検出された宛先情報に関する他の情報が、LDAPサーバ300から取得される(S104)。すなわち、MFP100Aは、ステップS103で検出された宛先情報に基づいて、LDAPサーバ300に、検出された宛先情報に関する他の情報である追加情報を問い合わせて、当該追加情報をLDAPサーバ300から受信する。
図5は、LDAPサーバ300に登録されているユーザ情報の具体的内容510の一例を示す図、図6は、LDAPサーバ300から受信される追加情報610の一例を示す図である。図6に示すように、追加情報610には、ステップS103で検出された宛先情報が含まれていてもよい。
具体的には、MFP100Aは、LDAPにしたがって、LDAPサーバ300に問い合わせを行い、LDAPサーバ300から、図6に示すようなLDIF(Ldap Interchange Format)データとしての追加情報610を取得する。以下、LDAPにしたがった処理について説明する。
たとえば、受信したデータが電子メールである場合、MFP100Aは、検出された宛先情報であるToアドレスに対応するmailオブジェクトをLDAPサーバ300に問い合わせる。mailオブジェクトとは、「mail:」の欄に位置される、ユーザの電子メールアドレスを示すオブジェクトである。LDAPサーバ300は、当該LDAPサーバ300内の図示しない記憶部に登録されているユーザ情報から、該当するmailオブジェクトを検索し、検索されたmailオブジェクトに関連するすべてのオブジェクトを含む追加情報610を、MFP100Aに送り返す。受信したデータが電子メール以外のデータである場合、MFP100Aは、検出された宛先情報に対応するたとえばcnオブジェクト等のオブジェクトをLDAPサーバ300に問い合わせる。cnオブジェクトとは、「cn:」の欄に位置される、ユーザ名を示すオブジェクトである。
LDAPサーバ300が管理している図5および図6に示されるようなユーザ情報は、管理者によって定期的に更新され得る。また、かかるユーザ情報は、ユーザによって、随時、新規登録、更新、あるいは削除され得る。さらに、かかるユーザ情報は、ユーザのスケジュールを管理する情報に基づいて更新されてもよい。より具体的には、ユーザ情報は、たとえばスケジュール機能を持ったアプリケーションと連動して自動的に更新されるのが望ましい。ここで、スケジュール機能を持ったアプリケーションは、LDAPサーバ300に搭載されていてもよいし、スケジュール管理を行う専用のサーバに搭載されていてもよい。この場合、たとえば図5および図6において、出張先電話番号(「custom1:」の欄に位置されるcustom1オブジェクト)、出張先FAX番号(「custom2:」の欄に位置されるcustom2オブジェクト)、およびメモ(「description:」の欄に位置されるdescriptionオブジェクト)の情報(値)は、スケジュールを管理する情報に応じた所定の時点以後速やかに更新される。
ステップS105では、ステップS104で取得された追加情報610に基づいて、データの処理の内容が決定される。
次に、図4を参照して、ステップS105のデータの処理内容の決定処理について説明する。
まず、追加情報610の「custom2:」の欄に、何らかの情報(値)が有るか否かが判断される(S201)。「custom2:」の欄に情報が有る場合(S201でYES)、データの処理内容は、出張先へのFAXによるデータの転送(FAX送信)であると決定される(S202)。ここで、「custom2:」の欄の情報がたとえば「001−0000−0001」である場合(図6参照)、かかる情報が出張先FAX番号に設定される。
一方、ステップS201で「custom2:」の欄に情報が存在しないと判断された場合(S201でNO)、追加情報610の「description:」の欄に、何らかの情報(値)が有るか否かが判断される(S203)。「description:」の欄に情報が有る場合(S203でYES)、当該情報の中に「http」の文字列が有るか否かが判断される(S204)。そして当該情報の中に「http」の文字列が有る場合(S204でYES)、データの処理内容は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)通信によるデータの転送(HTTP送信)であると決定される(S208)。ここで、「description:」の欄の情報がたとえば「http://www.example.net/ttanaka/」である場合(図7参照)、かかる情報がHTTP送信先のURL(Uniform Resource Locator)に設定される。
ステップS204で情報の中に「http」が存在しないと判断された場合(S204でNO)、当該情報の中に「ftp」の文字列が有るか否かが判断される(S205)。そして、当該情報の中に「ftp」の文字列が有る場合(S205でYES)、データの処理内容は、FTP(File Transfer Protocol)通信によるデータの転送(FTP送信)であると決定される(S209)。ここで、「description:」の欄の情報がたとえば「ftp://xxxxxxxx(FTPサーバ名)」である場合、かかる情報がFTP送信先のURLに設定される。
ステップS205で情報の中に「ftp」の文字列が存在しないと判断された場合(S205でNO)、当該情報の中にディレクトリ名が有るか否かが判断される(S206)。そして、当該情報の中にディレクトリ名が有る場合(S206でYES)、データの処理内容は、SMB(Server Message Block)通信によるデータの転送(SMB送信)であると決定される(S209)。ここで、「description:」の欄の情報がたとえば「¥¥ttanakapc¥inbox」である場合、かかる情報がSMB送信先のファイル共有ディレクトリに設定される。
ステップS206で情報の中にディレクトリ名が存在しないと判断された場合(S206でNO)、当該情報の中に「Local」の文字列が有るか否かが判断される(S207)。そして、当該情報の中に「Local」の文字列が有る場合(S207でYES)、データの処理内容は、MFP100Aの記憶部102への保存であると決定される(S211)。
ステップS207で情報の中に「Local」の文字列が存在しないと判断された場合(S206でNO)、データの処理内容は、その他の処理であると決定される(S211)。その他の処理としては任意の処理が設定され得る。たとえば情報の中に「@」の文字が有る場合、データの処理内容は、電子メールによるデータの転送であると決定される。
一方、ステップS203で「description:」の欄に情報が存在しないと判断された場合(S203でNO)、データの処理内容は、印刷であると決定される(S213)。
そして図3に戻って、ステップS106では、ステップS105で決定された処理内容にしたがって、FAX送信、HTTP送信、FTP送信、SMB送信、保存処理、印刷処理、およびその他の処理のうちのいずれかのデータの処理が行われる。
より具体的には、ステップS101で受信したデータがたとえば電子メールの場合、ステップS106におけるデータの処理は次のように行われる。すなわち、データの処理内容が保存処理であるとき、電子メールとその添付ファイルとがMFP100Aの記憶部102に保存される。また、データの処理内容がFAX送信であるとき、LDAPサーバ300から取得した追加情報610と電子メールとその添付ファイルとが、FAX処理部106を介して、出張先FAX番号に基づいて送信される。また、データの処理内容が印刷処理であるとき、LDAPサーバ300から取得した追加情報610と電子メールとその添付ファイルとが、印刷部105により印刷される。
図8は、受信した電子メールのヘッダ部分の印刷内容710の一例を示す図である。図8に示すように、印刷内容710には、Toアドレスに対応するmailオブジェクトに関連する追加情報に加えて、好ましくは、FromアドレスおよびCcアドレスに対応するmailオブジェクトに関連する追加情報が反映される。なお、図8において、記号「○」で示された部分がLDAPサーバ300から取得した追加情報に基づくものである。
また、データの処理内容がHTTP送信であるとき、電子メールとその添付ファイルとが、ネットワークインタフェース107を介して、HTTPにしたがって図示しないWebサーバにアップロードされる。また、データの処理内容がFTP送信であるとき、電子メールとその添付ファイルとが、ネットワークインタフェース107を介して、FTPにしたがって送信される。また、データの処理内容がSMB送信であるとき、電子メールとその添付ファイルとが、ネットワークインタフェース107を介して、SMBにしたがって送信される。
このように本実施形態によれば、MFP100Aは、処理しようとするデータの宛先情報を検出し、検出した宛先情報に関する他の情報をLDAPサーバ300から受信する。そして、MFP100Aは、検出した宛先情報に関する他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定する。
したがって、LDAPサーバ300に保存されている宛先情報に関する他の情報であるたとえばユーザの氏名、会社名、所属、役職、出張先、メモ等の情報を、データの処理に活用することができる。これにより、たとえばデータの送信先を変更したり、データの印刷内容を追加したりする等、MFP100Aの動作内容(データの処理内容)の変更が可能となり、ユーザの多様なニーズに柔軟に対応することができる。
本発明は、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上記実施形態では、外部データサーバとしてLDAPサーバ300が使用されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえばWebサーバ等の他の外部データサーバが使用されてもよい。図9は、Webサーバから受信される追加情報620の一例を示す図である。ここで、Webサーバからの追加情報620は、図9に示すように、たとえばXML(eXtensible Markup Language)データとして取得され得る。また、CSV(Comma Separated Value)データを扱う外部データサーバが使用されてもよい。
また、上記実施形態では、データ処理装置としてMFPが使用されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえばデジタル複写機、プリンタ、コンピュータ等の他のデータ処理装置が使用されてもよい。
また、上記実施形態では、追加情報610中の「custom2:」の欄、および「description:」の欄の情報に基づいてデータの処理内容が決定されるが、本発明はこれに限定されるものではなく、追加情報610中の他の情報に基づいてデータの処理内容が決定されてもよい。
本発明によるデータ処理システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえばフレキシブルディスクやCD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送されて記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、データ処理装置の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
本発明の一実施形態にかかるデータ処理システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示されるMFPの構成を示すブロック図である。 MFPにおけるデータ処理の手順を示すフローチャートである。 データの処理内容の決定処理の手順を示すフローチャートである。 LDAPサーバに登録されているユーザ情報の具体的内容の一例を示す図である。 LDAPサーバから受信される追加情報の一例を示す図である。 LDAPサーバから受信される追加情報の他の例を示す図である。 受信した電子メールのヘッダ部分の印刷内容の一例を示す図である。 Webサーバから受信される追加情報の一例を示す図である。
符号の説明
100A,100B MFP、
101 制御部、
102 記憶部、
103 操作部、
104 画像読取部、
105 印刷部、
106 FAX処理部、
107 ネットワークインタフェース、
108 バス、
200 メールサーバ、
300 LDAPサーバ、
400 PC、
500 通信ネットワーク、
510 ユーザ情報の具体的内容、
610,620 追加情報、
710 印刷内容。

Claims (15)

  1. 外部データサーバと通信可能なデータ処理装置であって、
    処理しようとするデータの宛先情報を検出する宛先情報検出手段と、
    検出された宛先情報に関する他の情報を、前記外部データサーバから受信する宛先関連情報受信手段と、
    検出された宛先情報に関する他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定する処理内容決定手段と、
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記データの処理は、データの保存を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記データの処理は、データの印刷を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記データの印刷は、検出された宛先情報に関する他の情報の少なくとも一部の印刷を含むことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記データの処理は、データの転送を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  6. 前記データの転送は、ファクシミリによるデータの転送を含むことを特徴とする請求項5に記載のデータ処理装置。
  7. 前記データの転送は、ネットワーク通信によるデータの転送を含むことを特徴とする請求項5に記載のデータ処理装置。
  8. 前記ネットワーク通信によるデータの転送は、HTTP通信によるデータの転送を含むことを特徴とする請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記ネットワーク通信によるデータの転送は、FTP通信によるデータの転送を含むことを特徴とする請求項7に記載のデータ処理装置。
  10. 前記ネットワーク通信によるデータの転送は、SMB通信によるデータの転送を含むことを特徴とする請求項7に記載のデータ処理装置。
  11. 前記外部データサーバに保存される情報は、前記宛先情報に対応するユーザのスケジュールを管理する情報に基づいて更新されることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  12. 外部データサーバと、当該外部データサーバと通信可能なデータ処理装置とを有するデータ処理システムであって、
    前記外部データサーバは、
    ユーザへのデータの宛先情報と当該宛先情報に関する他の情報とを記憶する記憶手段を有し、
    前記データ処理装置は、
    処理しようとするデータの宛先情報を検出する宛先情報検出手段と、
    検出された宛先情報に関する他の情報を、前記外部データサーバから受信する宛先関連情報受信手段と、
    検出された宛先情報に関する他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定する処理内容決定手段とを有することを特徴とするデータ処理システム。
  13. 処理しようとするデータの宛先情報を検出する宛先情報検出ステップと、
    検出された宛先情報に関する他の情報を、外部データサーバから受信する宛先関連情報受信ステップと、
    検出された宛先情報に関する他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定する処理内容決定ステップと、
    を有することを特徴とするデータ処理方法。
  14. 処理しようとするデータの宛先情報を検出する宛先情報検出ステップと、
    検出された宛先情報に関する他の情報を、外部データサーバから受信する宛先関連情報受信ステップと、
    検出された宛先情報に関する他の情報に基づいて、データの処理の内容を決定する処理内容決定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのデータ処理プログラム。
  15. 請求項14に記載のデータ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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