JP2005327682A - バックライト装置、及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 発光ダイオードを光源に用いて、輝度が十分で色純度が高く面内輝度分布が均一な白色光を出射し、且つ薄型な直下型のバックライト装置を提供する。
【解決手段】 一列に配置された赤色LED51Rと緑色LED51Gと青色LED41Bから出射される赤色光と緑色光と青色光とを、混色してから出射する光源セル50を、反射シート41の一方主面41baに設ける。反射シート41には、光源セル50から出射された白色光を入射する開口部40を設ける。また、反射シート41と対向して設けられている拡散シート42上の開口部40と対向する位置に、開口部40から入射した白色光を反射シート41と拡散シート42によって挟まれた領域に出射する反射部材70を設ける。
【選択図】 図5
【解決手段】 一列に配置された赤色LED51Rと緑色LED51Gと青色LED41Bから出射される赤色光と緑色光と青色光とを、混色してから出射する光源セル50を、反射シート41の一方主面41baに設ける。反射シート41には、光源セル50から出射された白色光を入射する開口部40を設ける。また、反射シート41と対向して設けられている拡散シート42上の開口部40と対向する位置に、開口部40から入射した白色光を反射シート41と拡散シート42によって挟まれた領域に出射する反射部材70を設ける。
【選択図】 図5
Description
本発明は、バックライト装置、及び液晶表示装置に関し、詳しくは、発光ダイオードを使用したバックライト装置、及び発光ダイオードを使用したバックライト装置によって液晶パネルを照明して、液晶パネルに表示されている画像を映し出す液晶表示装置に関する。
液晶表示装置では、画像を表示する液晶パネルの背面に、液晶パネルを背面から照明して、液晶パネルに表示されている画像を鮮明に映し出すバックライト装置が備えられている。バックライト装置は、光源から出射された光を、拡散シートなどによって面発光させて、液晶パネル全面を照明する。
光源には、蛍光管や、LED(発光ダイオード;Light Emitting Diode)などが用いられる。特に、PDA(Personal Digital Assistants)やデジタルカメラなど、小型の電子機器に搭載される小画面の液晶パネルを照明するバックライト装置の光源には、LEDが用いられていることが多い。
また、PC(Personal Computer)やテレビジョン受像機など、大型の電子機器に搭載される大画面の液晶パネルを照明するバックライト装置の光源には、冷陰極蛍光ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの蛍光管が用いられている。しかし、冷陰極蛍光ランプは、水銀が使用されているために、例えば、破壊されたときに水銀が流出してしまうなど、環境に悪影響を与えてしまう虞がある。
そこで、大型の電子機器に搭載される大画面の液晶パネルを照明するバックライト装置の光源にも、LEDを用いることが提案されている。
バックライト装置は、白色光を出射して液晶パネルを照明することが要求されている。しかし、白色光を出射する白色LEDは、青色LEDに蛍光体を塗布することで白色光を得ているが、発光効率は、冷陰極管ランプと比較して1/6〜1/10程度と非常に劣っている。したがって、LEDを、小画面の液晶パネルを照明するバックライト装置の光源に用いることは容易であるものの、大画面の液晶パネルを照明するバックライト装置の光源に用いることは困難である。
そこで、光の三原色である赤色光、緑色光、青色光をそれぞれ発光するLEDを光源に使用し、各LEDから出射された赤色光と緑色光と青色光とを混色することで、白色光を生成する手法が提案されている。赤色光、緑色光、青色光をそれぞれ発光するLEDを光源に使用することで、バックライト装置は、白色LEDを使用した場合と比較して発光効率の低下を抑制することができ、且つ輝度が十分で色純度が高く、液晶パネルに表示された画像を鮮やかに映し出すことが可能な白色光を出射することが可能となる。
ところで、バックライト装置には、光源が液晶パネルの背面に対向して設けられている直下型バックライト装置と、液晶パネルと略同等の大きさであり液晶パネルの背面側に設けられている平板状の導光板、並びに導光板の側面に設けられている光源を備え、光源から出射された光を導光板によって導光し、導光板の液晶パネルと対向した面から面発光させる導光型バックライト装置がある。直下型バックライト装置は、導光型バックライト装置と比較して出射された光の利用効率が良い。したがって、赤色光、緑色光、青色光をそれぞれ発光するLEDを用いた直下型バックライト装置が提案されている。
具体的に説明すると、図14に示すように、LEDを用いた直下型のバックライト装置300は、反射シート301と、反射シート301の一方主面301a上に設けられており、赤色LED302Rと緑色LED302Gと青色LED302Bとが一列に並んで互い違いに配置されている光源部303−1〜303−mと、反射シート301の一方主面301aに対向して設けられた拡散シート304とを備える。なお、以下の説明では、区別する必要がない場合には、赤色LED302Rと緑色LED302Gと青色LED302BとをLED302という。また、光源部303−1〜303−mを光源部303という。
このバックライト装置300では、先ず、光源部303に備えられた赤色LED302R、緑色LED302G、青色LED302Bから、それぞれ、赤色光、緑色光、青色光が出射される。各LED302から出射された赤色光、緑色光、青色光は、拡散シート304が設けられている方向に進行しながら自然に混色されて白色光とされ、拡散シート304に入射する。
拡散シート304に入射した光は、面内光量分布にばらつきがあるため、拡散シート304によって均一化された後に全面から出射され(以下、面発光ともいう。)、液晶パネルを照明する。
しかしながら、各LED302から出射された赤色光、緑色光、青色光が、拡散シート304の方向に進行しながら自然に混色されて白色光とされ、拡散シート304から面発光されるためには、各LED302から出射された赤色光と緑色光と青色光とが、それぞれ、バックライト装置300内の拡散シート304に対する平行面全体に亘って広がる必要が生じる。各LED302から出射された赤色光と緑色光と青色光とは、それぞれ拡散シート304に対する平行面全体に亘って広がるまでに所定の距離を進行する必要があり、例えば図15に示す例では、最短でも図中D1で示す距離を進行する必要がある。
各LED302から出射された赤色光、緑色光、青色光の進行距離が不充分である場合、すなわち、進行距離が所定の距離未満である場合には、赤色光、緑色光、青色光のうちいずれかが通過しない領域が生じる。例えば、図15中D2に示すように、各LED302から出射した光の進行した距離が所定の距離未満である場合には、図15中R1,R2,R3に示すように赤色光が通過しない領域の他に、緑色光が通過しない領域や青色光が通過しない領域が生じる。白色光を生成するためには、赤色光、緑色光、青色光の全てを混色させる必要があるので、図15に示す例では、各LED302から出射された光が、D1で示す距離以上進行する必要が生じる。
また、赤色光と緑色光と青色光とは、拡散シート304に対する平行面全面に亘って広がっている場合、すなわち所定の距離以上進行している場合にも、進行距離が短い場合には、強度が不均一となる。例えば、各LED302から出射された赤色光、緑色光、青色光の進行距離がD1である場合には、図15中B1及びB2に示すように1つの青色LED302Bから出射された青色光のみが通過している領域と、図15中B3に示すように2つの青色LED302Bから出射した青色光が重なっている領域が生じるが、B1及びB2とB3とでは、青色光の強度が異なる。具体的には、B3を通過する光はB1及びB2を通過する光と比較して青色光の量が多くなる。このような不均一性を低減させるためには、各LED302から出射された光の進行距離を十分長くする必要がある。
したがって、直下型バックライト装置300では、反射シート301と拡散シート304との間隔、すなわち厚さを増加させる必要が生じる。このような直下型バックライト装置300を組み付けた液晶表示装置は、非常に厚さがでてしまう。
本発明は、以上説明したような従来の実情を鑑みて提案されたものであり、光源に、第1の原色光を出射する発光ダイオードと、第2の原色光を出射する発光ダイオードと、第3の原色光を出射する発光ダイオードを使用しており、直下型で且つ薄型であるとともに、色ムラや輝度ムラが少ない白色光を面発光させることが可能な直下型バックライト装置、及びかかるバックライト装置が備えられた液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係るバックライト装置は、複数の開口が設けられている基板と、上記開口に対応して上記基板の一方主面上に複数配置されており、上記基板に設けられている上記開口に入射する白色光を出射する白色光出射手段と、上記基板の他方主面と対向して配置されており、上記基板に設けられている上記開口に入射した白色光を面発光させる平板状の面発光手段と、上記面発光手段の上記基板との対向面上に、上記基板に設けられている上記開口のそれぞれと対向して設けられており、上記入射口から入射した白色光を反射して、上記基板と上記面発光手段とに挟まれた領域に導光する複数の反射手段とを備え、上記白色光出射手段は、第1の原色光を出射する第1の発光ダイオード、第2の原色光を出射する第2の発光ダイオード、及び第3の原色光を発光する第3の発光ダイオードが一列に配置された光源群と、上記第1の発光ダイオードから出射された第1の原色光、上記第2の発光ダイオードから出射された第2の原色光、及び上記第3の発光ダイオードから出射された第3の原色光を混色して、白色光として生成する混色手段と、上記混色手段によって生成された白色光を、上記基板に設けられた上記開口に入射させる白色光入射手段とを有し、上記基板の一方主面上に、上記第1の発光ダイオードの光軸、上記第2の発光ダイオードの光軸、及び上記第3の発光ダイオードの光軸が、上記筐体の外表面に平行となるように、配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る液晶表示装置は、透過型の液晶パネルと、この液晶パネルを一方主面側から照明するバックライト装置とからなる液晶表示装置であって、上記バックライト装置は、複数の開口が設けられている基板と、上記開口に対応して上記基板の一方主面上に複数配置されており、上記基板に設けられている上記開口に入射する白色光を出射する白色光出射手段と、上記基板の他方主面と対向して配置されており、上記基板に設けられている上記開口に入射した白色光を面発光させる平板状の面発光手段と、上記面発光手段の上記基板との対向面上に、上記基板に設けられている上記開口のそれぞれと対向して配置されており、上記入射口から入射した白色光を反射して、上記基板と上記面発光手段とに挟まれた領域に導光する複数の反射手段とを備え、上記白色光出射手段は、第1の原色光を出射する第1の発光ダイオード、第2の原色光を出射する第2の発光ダイオード、及び第3の原色光を発光する第3の発光ダイオードが一列に配置された光源群と、上記第1の発光ダイオードから出射された第1の原色光、上記第2の発光ダイオードから出射された第2の原色光、及び上記第3の発光ダイオードから出射された第3の原色光を混色して、白色光として生成する混色手段と、上記混色手段によって生成された白色光を、上記基板に設けられた開口に入射させる白色光入射手段とを有し、上記基板の一方主面上に、上記第1の発光ダイオードの光軸、上記第2の発光ダイオードの光軸、及び上記第3の発光ダイオードの光軸が、上記筐体の外表面に平行となるように、配置されていることを特徴とする。
本発明に係るバックライト装置は、白色光出射手段から、発光ダイオードによって出射された第1の原色光と第2の原色光と第3の原色光を混色することによって得られた白色光が出射され、開口部から内部に入射される。したがって、発光ダイオードから出射された第1の原色光と第2の原色光と第3の原色光とを混色させるための空間を確保する必要がなくなり、厚さを薄くすることが可能となる。また、開口部から内部に入射され面発光手段を介して出射される白色光は、第1の原色光と第2の原色光と第3の原色光とを混色させることによって得られたものであるために、バックライト装置から出射される白色光は、輝度が十分で色純度が高く、液晶パネルに表示された画像を鮮やかに映し出すことが可能なものとなる。
また、本発明に係るバックライト装置は、面発光手段の他方主面の開口部と対向する位置に、それぞれ反射手段が設けられており、開口部から入射した白色光が反射手段によって反射されることでバックライト装置内を進行し、白色光の拡散が十分に行われる。したがって、白色光を拡散させるための空間を確保する必要がなくなり、厚さを薄くすることが可能となる。また、バックライト装置から出射される白色光は、十分に拡散され、面内輝度分布が均一なものとなる。
また、本発明に係るバックライト装置及び液晶表示装置は、白色光出射手段が、基板の他方主面上に、白色光出射手段に一列に並んで備えられている3つの発光ダイオードの光軸が基板主面に平行となり、且つ導光手段と開口部とが対向するように設けられる。したがって、白色光出射手段が基板の他方主面上に設けられることで増加する厚さが、白色光出射手段の厚さとほぼ同じとなる。したがって、本発明に係るバックライト装置は、白色光出射手段が設けられても、厚さは、発光ダイオードの幅分しか増加しない。すなわち、白色光出射手段が設けられても、厚さがほとんど増加することなく、薄型なものとなる。
したがって、本発明に係るバックライト装置は、第1の原色光を出射する第1の発光ダイオードと、第2の原色光を出射する第2の発光ダイオードと、第3の原色光を出射する第3の発光ダイオードとを光源とした直下型であり、輝度が十分で色純度が高く面内輝度分布が均一な白色光を出射し、且つ薄型なものとなる。また、本発明に係るバックライト装置は、光源として発光ダイオードを使用しているために、安全性が高く環境に及ぼす悪影響が少ないものとなる。
また、本発明に係る液晶表示装置は、第1の原色光と第2の原色光と第3の原色光とを混色して得られた輝度が十分で色純度が高い白色光を出射する薄型で直下型のバックライト装置によって、液晶パネルが照明される。
したがって、本発明に係る液晶表示装置は、薄型で且つ表示パネルに表示された画像を鮮やかに映し出すことが可能なものとなる。また、本発明に係る液晶表示装置は、光源として発光ダイオードが用いられたバックライト装置が備えられているために、安全性が高く環境に対する悪影響が少ないものとなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明は、例えば図1に示すような構成のバックライト方式のカラー液晶表示装置100に適用される。カラー液晶表示装置100は、例えば、23インチのサイズとされている。
カラー液晶表示装置100は、透過型のカラー液晶パネル10と、カラー液晶パネル10の一方主面側(以下、背面側という。)に設けられたバックライト装置20とを備える。ユーザは、カラー液晶パネル10に映し出された映像を、他方主面側(以下、表面側という。)から観る。
カラー液晶パネル10は、ガラスなどの2枚の透明な基板であるTFT基板11と対向電極基板12とを、互いに対向配置させ、その間隙にツイステッドネマティック液晶が封入された液晶層13を設けた構成とされている。
TFT基板11には、マトリクス状に配置された信号線14と走査線15が形成されている。また、TFT基板11には、信号線14と走査線15との交点に配置されたスイッチング素子としての薄膜トランジスタ16と、画素電極17とが形成されている。薄膜トランジスタ16は、走査線15により順次選択されると共に、信号線14から供給される映像信号を、対応する画素電極17に書き込む。
一方、対向電極基板12の内表面には、対向電極18及びカラーフィルタ19が形成されている。なお、カラー液晶パネル10は、TFT基板11が配置されている側が背面側とされ、対向電極基板12が配置されている側が表面側とされる。
このカラー液晶表示装置100では、以上説明した構成のカラー液晶パネル10を2枚の偏光板25,26で挟み、バックライト装置20によって背面側から白色光が照明された状態でアクティブマトリクス駆動することによって、所望のフルカラー映像表示が得られる。なお、バックライト装置20については、詳細を後述する。
このカラー液晶表示装置100は、例えば図2に示す電気的なブロック構成を示す駆動回路200により駆動される。
駆動回路200は、カラー液晶パネル10やバックライト装置20の駆動電源を供給する電源部110と、カラー液晶パネル10を駆動するXドライバ回路120及びYドライバ回路130と、外部からの映像信号が入力端子140を介して供給されるRGBプロセス処理部150と、このRGBプロセス処理部150に接続された映像メモリ160及び制御部170と、バックライト装置20を駆動制御するバックライト駆動制御部180等を備えてなる。
この駆動回路200において、入力端子140を介して入力された映像信号は、RGBプロセス処理部150によりクロマ処理等の信号処理がなされ、さらに、コンポジット信号からカラー液晶パネル10の駆動に適したRGBセパレート信号に変換されて、制御部170に供給されるとともに、映像メモリ160を介してXドライバ回路120に供給される。また、制御部170は、RGBセパレート信号に応じた所定のタイミングでXドライバ回路120及びYドライバ回路130を制御して、映像メモリ160を介してXドライバ回路120に供給されるRGBセパレート信号でカラー液晶パネル10を駆動することにより、RGBセパレート信号に応じた映像を表示する。
つぎに、バックライト装置20について説明する。
図3に示すように、本発明を適用したバックライト装置20は、複数の開口部40−1,40−2…,40−n(以下、区別する必要がない場合には、開口部40という。)が全面に亘って設けられた反射シート41と、反射シート41と対向して配置されている拡散シート42と、反射シート41及び拡散シート42を保持するフレーム43とを備える。
また、バックライト装置20は、図4及び図5に示すように、反射シート41の、拡散シート42と対向していないほうの主面(以下、一方主面という。)41a上に、各開口部40に対応して設けられており、開口部40から当該バックライト装置20の内部に入射する白色光を出射する光源セル50−1,50−2,…50−n(以下、区別する必要がない場合には、光源セル50という。)を備える。
また、バックライト装置20は、拡散シート42の反射シート41との一方主面42a上に、各開口部40−1,40−2…,40−nに対向して設けられている反射部材70−1,70−2,…70−n(以下、区別する必要がない場合には、反射部材70という。)とを備える。
バックライト装置20は、拡散シート42がカラー液晶パネル10と対向するように配置され、光源セル50から出射された白色光を拡散シート42から出射して、カラー液晶パネル10を照明する。
反射シート41は、光源セル50から出射されて開口部40から入射した白色光のうち、拡散シート42が配置されている方向に進行しない光を反射して、拡散シート42が配置されている方向に進行させる。また、本実施の形態では、反射シート41には、全体に亘って開口部40が34個設けられている。
拡散シート42は、入射した白色光の面内強度分布を均一化して、面全体から出射(以下、面発光ともいう。)させる。
光源セル50は、赤色光と緑色光と青色光とを混色して得られる白色光を出射する。バックライト装置20は、光源セル50から出射された白色光によって、カラー液晶パネル10を照明する。光源セル50から出射された白色光は、開口部40からバックライト装置20内に入射する。光源セル50は、開口部40が設けられている位置に応じて、反射シート41の一方主面41a上に設けられている。すなわち、本実施の形態では、光源セル50は、反射シート41の一方主面41a上に34個設けられている。
光源セル50は、図6に示すように、赤色光を出射する赤色LED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)51R、緑色光を出射する緑色LED51G、青色光を出射する青色LED51Bが順番に一列に配置されているLED群52と、赤色LED51R、緑色LED51G、青色LED51Bの光出射面側にそれぞれ設けられた赤色光用フレネルレンズ53R、緑色光用フレネルレンズ53G、青色光用フレネルレンズ53Bとを備える。
なお、以下の説明では、区別する必要がない場合には、赤色LED51R、緑色LED51G、青色LED51Bを総称してLED51という。また、赤色光用フレネルレンズ53R、緑色光用フレネルレンズ53G、青色光用フレネルレンズ53Bを総称してフレネルレンズ53という。
また、光源セル50は、赤色光用フレネルレンズ53Rと緑色光用フレネルレンズ53Gとの間に設けられている第1の両面反射ミラー54と、緑色光用フレネルレンズ53Gと青色光用フレネルレンズ53Bとの間に設けられている第2の両面反射ミラー55と、赤色光用フレネルレンズ53Rの側面に第1の両面反射ミラー54に対して平行に設けられている第1の反射ミラー56と、青色光用フレネルレンズ53Bの側面に第2の両面反射ミラー55に対して平行に設けられている第2の反射ミラー57とを備える。
また、光源セル50は、赤色光用フレネルレンズ53Rの光出射面側に設けられている第3の反射ミラー58と、緑色光用フレネルレンズ53Gの光出射面側に設けられている第1のビームスプリッタ59と、青色光用フレネルレンズ53Bの光出射面側に設けられている第2のビームスプリッタ60と、第3の反射ミラー58の一方の端部及び第1のビームスプリッタ59の一方の端部に接して設けられている第4の反射ミラー61とを有する混色部62を備える。
また、光源セル50は、第2のビームスプリッタ60の光出射面側に設けられている第5の反射ミラー63を備える。
赤色光用フレネルレンズ53Rは、赤色LED51Rから出射された赤色光に含まれる発散光を屈折させて平行光として出射し、第3の反射ミラー58に入射させる。また、緑色光用フレネルレンズ53Gは、緑色LED51Gから出射された緑色光に含まれる発散光を屈折させて平行光として出射し、第1のビームスプリッタ59に入射させる。また、青色光用フレネルレンズ53Bは、青色LED51Bから出射された青色光に含まれる発散光を屈折させて平行光として出射し、第2のビームスプリッタ60に入射させる。
フレネルレンズ53を使用して各LED51から出射した光を平行光とすることにより、赤色LED51R、緑色LED51G、青色LED51Bの光軸LR、LG、LB(以下、区別する必要がないときには、光軸Lという。)を0°とした場合に、LED51から出射されて光軸Lから80°ずれた方向に進行する光を取り込み、混色部62に入射させることが可能となる。フレネルレンズ53は、ポリカーボネートなどの樹脂を射出成形することによって作成できるため、フレネルレンズ53を使用することにより、光源セル50にかかるコストを下げることが可能となる。
第1及び第2の両面反射ミラー54,55は、両主面が反射ミラーとされており、両主面ともに、入射した光を反射する。第1の両面反射ミラー54は、一方主面が赤色LED51Rと対向しており、他方主面が緑色LED51Gと対向している。第1の両面反射ミラー54は、赤色光用フレネルレンズ53Rから出射された赤色光が一方主面に入射された場合に、入射された赤色光を反射して第3の反射ミラー58に入射させ、緑色光用フレネルレンズ53Gから出射された緑色光が他方主面に入射された場合に、入射された緑色光を反射して第1のビームスプリッタ59に入射させる。
また、第2の両面反射ミラー55は、一方主面が緑色LED51Gと対向しており、他方主面が青色LED51Bと対向している。第2の両面反射ミラー55は、緑色光用フレネルレンズ53Gから出射された緑色光が一方主面に入射された場合に、入射された緑色光を反射して第1のビームスプリッタ59に入射させ、青色光用フレネルレンズ53Bから出射された青色光が他方主面に入射された場合に、入射された青色光を反射して第2のビームスプリッタ60に入射させる。
第1の反射ミラー56は、赤色LED51Rと対向して配置されており、第1の両面反射ミラー54の一方主面と同様に、赤色光用フレネルレンズ53Rから出射された赤色光が入射された場合に、入射された赤色光を反射して第3の反射ミラー58に入射させる。
また、第2の反射ミラー57は、青色LED51Bと対向して配置されており、第2の両面反射ミラー55の他方主面と同様に、青色光用フレネルレンズ53Bから出射された青色光が入射された場合に、入射された青色光を反射して第2のビームスプリッタ60に入射させる。
混色部62は、LED群52を構成する各LED51から出射された赤色光、緑色光、青色光を混色して、白色光を生成する。
混色部62に備えられている第3の反射ミラー58は、赤色LED51Rの光軸LRに対して45°の角度となるように設けられている。また、一方の端部が第4の反射ミラー61に接触し、他方の端部が第1の反射ミラー56に接触するように設けられている。第3の反射ミラー58は、赤色光用フレネルレンズ53Rを介して出射された赤色光や、第1の反射ミラー56及び第1の両面反射ミラー54の一方主面によって反射された赤色光が入射され、入射された赤色光を屈折させて、第1のビームスプリッタ59に導光する。
また、第4の反射ミラー61は、赤色光用フレネルレンズ53Rから出射された赤色光のうち、平行光とならずに発散傾向で出射され、第3の反射ミラー58に入射しなかった赤色光が入射され、入射された赤色光を反射して、第1のビームスプリッタ59の他方主面に入射させる。
また、第1のビームスプリッタ59は、緑色LED51Gの光軸LGに対して45°の角度となり、第3の反射ミラー58に対して平行になるように設けられている。また、一方の端部が第4の反射ミラー61に接触し、他方の端部が第1の両面反射ミラー54に接触するように設けられている。第1のビームスプリッタ59は、緑色光用フレネルレンズ53Gを介して出射された緑色光や、第1の両面反射ミラー54の他方主面及び第2の両面反射ミラー55の一方主面によって反射された緑色光が一方主面に入射される。また、第3の反射ミラー58及び第4の反射ミラー61によって反射された赤色光が他方主面に入射される。第1のビームスプリッタ59は、一方主面に入射された緑色光を反射して他方主面に入射された赤色光を透過することにより、赤色光と緑色光とを混色して黄色光を生成し、第2のビームスプリッタ60に導光する。
また、第2のビームスプリッタ60は、青色LED51Bの光軸LBに対して45°の角度となり、第3の反射ミラー58及び第1のビームスプリッタ59に対して平行になるように設けられている。また、一方の端部が第2の反射ミラー67に接触し、他方の端部が第2の両面反射ミラー55に接触するように設けられている。第2のビームスプリッタ60は、青色光用フレネルレンズ53Bを介して出射された青色光や、第2の両面反射ミラー54の他方主面及び第2の反射ミラー55の一方主面によって反射された青色光が、一方主面に入射される。また、第2のビームスプリッタ60から導光された光が、他方主面に入射される。第2のビームスプリッタ60は、一方主面に入射された青色光を透過するとともに、他方主面に入射された光を反射することで、赤色光と緑色光と青色光とを混色して、白色光を生成して出射する。
以上説明したように、混色部62は、第1のビームスプリッタ59が赤色光と緑色光とを混色して黄色光を生成した後に、第2のビームスプリッタ60が黄色光と青色光とを混色することによって、白色光を生成して出射する。
第5の反射ミラー63は、図7に示すように、青色LED53Bの光軸LB、及びLED群52の幅方向の両側面52a,52bに対して45°となるように配置される。第5の反射ミラー63は、第2のビームスプリッタ60から出射された白色光を、青色LED53Bの光軸LB、及びLED群52の幅方向の両側面52a,52bに対して約90°屈折させて開口部40に入射させる。
なお、第5の反射ミラー63には、各フレネルレンズ53から出射された発散傾向の光なども入射されるために、第5の反射ミラー63によって反射された光の中には、青色LED53Bの光軸LB、及びLED群52の幅方向の両側面52a,52bに対して約90°の方向(以下、X方向という。)から約18°ずれた光も含まれる。
以上説明した光源セル50は、図8に示すように、反射シート41の一方主面41a上に、3つのLED51の光軸LR,LG,LBが反射シート41主面に平行となり、且つ図7に示すように、第5の反射ミラー63と開口部40とが対向するように設けられる。すなわち、LED群52の幅方向の両側面52a,52bのうち一方が反射シート41の一方主面41aに接触するように設けられる。また、光源セル50は、第5の反射ミラー63と反射シート41とのなす角度が45°とされるように設けられる。
光源セル50が、反射シート41の一方主面41a上に、3つのLED51の光軸LR,LG,LBが反射シート41主面に平行となり、且つ第5の反射ミラー63と開口部41とが対向するように設けられることにより、混色部62によって生成された白色光は、第5の反射ミラー63によって導光されて、開口部40からバックライト装置20の内部に入射する。
光源セル50から出射した光が開口部40からバックライト装置20の内部に入射することにより、バックライト装置20の内部には、赤色光と緑色光と青色光とが混色されることによって得られた、輝度が十分で色純度が高い白色光が入射される。したがって、バックライト装置20の内部で赤色光と緑色光と青色光とを自然混色させる必要がなくなるために、厚さを薄くすることが可能となる。
また、光源セル50が、反射シート41の一方主面41a上に、3つのLED51の光軸LR,LG,LBが反射シート41主面に対して平行となり且つ第5の反射ミラー63と開口部40とが対向するように設けられるために、光源セル50が反射シート41の一方主面41a上に設けられることで増加するバックライト装置20の厚さは、光源セル50の幅、すなわち、LED51の幅とほぼ同じ長さとなる。したがって、バックライト装置20は、薄型となる。
なお、第5の反射ミラー63を反射シート41に投影させた大きさは、開口部40の大きさと略同一であることが好ましい。第5の反射ミラー63を反射シート41に投影させた大きさと開口部40の大きさとが略同一とされていることにより、第5の反射ミラー63によって反射された白色光は、ほぼ全てバックライト装置20の内部に入射する。
なお、光源セル50には、フレネルレンズ53の代わりに、球面レンズや、図9に示すように、非球面レンズ64R,64G,64Bなどが備えられても良い。球面レンズや非球面レンズ64R,64G,64Bを備えた場合には、フレネル面による光の反射を回避することが容易となる。
フレネルレンズ53の代わりに球面レンズや非球面レンズ64R,64G,64Bを備えるときには、図10に示すように、赤色LED51R,緑色LED51G,青色LED51Bの側面に、それぞれ反射板65R,65G,65Bが配置されることが好ましい。
球面レンズは、LED51の光軸Lを0°とした場合に光軸Lから50°以上ずれた方向に進行する光を取り込むことが困難であり、また、非球面レンズ64R,64G,64BはLED51の光軸Lを0°とした場合に光軸Lから60°以上ずれた方向に進行する光を取り込むことが困難である。したがって、球面レンズや非球面レンズ64R,64G,64Bは、LED51から出射された光を効率良く混色部62に入射させることが困難となる。
しかし、赤色LED51R,緑色LED51G,青色LED51Bの側面に、それぞれ反射板65R,65G,65Bが配置されることにより、球面レンズや非球面レンズ64R,64G,64Bに入射しない光を反射して、球面レンズや非球面レンズ64R,64G,64Bに入射させ、混色部62に入射させることが可能となる。したがって、光源セル50は、球面レンズや非球面レンズ64R,64G,64Bを備えている場合にも、各LED51から出射された光を効率良く使用することが可能となる。
なお、光源セル50は、LED51の光出射部に設けられているレンズの設計を調整することにより、図11に示すように、LED51の光出射側にフレネルレンズ53や非球面レンズ64などを設けずに、各LED51から出射した光を平行光として、直接混色部62に入射する構成としても良い。かかる構成とすることにより、光源セル50を構成する部品の点数を削減し、光源セル50を小型化することが可能となる。
図3に戻り、反射部材70は、各開口部40に対向して、拡散シート42の一方主面42a上に設けられている。すなわち、本実施の形態では、反射部材70は、図4に示すように、拡散シート42の他方主面42b上に34個設けられている。
反射部材70は、光源セル50から出射した後に開口部40からバックライト装置20の内部に入射した白色光を反射して、反射シート41及び拡散シート42に挟まれた領域、すなわち、バックライト装置20の内部に導光する。言いかえると、開口部40から入射して反射部材70によって反射された白色光は、バックライト装置20の内部を進行する。
図12に示すように、反射部材70は、底辺に脚部71が設けられた円錐形とされている。反射部材70は、例えば、アクリル樹脂によって形成されている。反射部材70は、脚部71が拡散シート42の他方主面42b上に載置されることにより、拡散シート42上に設けられる。
また、反射部材70は、先端部に反射膜72が形成されている。開口部40から入射した白色光は、反射膜72によって反射される。反射膜72は、例えばアルミニウムや銀を蒸着させることによって形成される。なお、反射部材70の底部73には、反射膜72は形成されておらず、底部73に入射した白色光は、拡散シート42を介して外部に出射される。底部73には、例えば第5の反射ミラー63によって反射され、x方向に対して約18°ずれた白色光などが入射する。
反射部材70が設けられていることにより、開口部40から入射した白色光の大部分は、バックライト装置20の内部を反射シート41と拡散シート42とによって挟まれた領域を進行した後に、拡散シート42を介して出射される。各光源セル50から出射した白色光は、反射シート41と拡散シート42によって挟まれた領域内を進行しながら拡散されて均一化される。
したがって、拡散シート42に入射される光は、面内輝度分布が均一化された白色光となる。拡散シート42は、入射した白色光の面内輝度分布をさらに均一化して主面全体から出射する。拡散シート42から出射された光によって、カラー液晶パネル10が照明される。
なお、図13に示すように、反射部材70は、底部73が拡散シート42と一体形成されていても良い。底部73が拡散シート42と一体形成されることにより、バックライト装置20を構成する部品点数を減らすことが可能となり、製造コストを低減することが可能となる。
なお、反射部材70の形状は、正確な円錐形でなくても良く、例えば頂点が丸まっていたり、母線が曲線とされていても良い。
以上説明したように、本発明を適用したバックライト装置20は、発光ユニット50から、LED51から出射された赤色光と緑色光と青色光を混色することによって得られた白色光が出射され、開口部40から内部に入射される。したがって、本発明を適用したバックライト装置20は、赤色光と緑色光と青色光とを混色させるための空間を確保する必要がなくなり、厚さを薄くすることが可能となる。また、開口部40から内部に入射され、拡散シート42から出射される白色光は、赤色光と緑色光と青色光を混色することによって得られたものであるために、輝度が十分で色純度が高いものなる。
また、本発明を適用したバックライト装置20では、拡散シート42の他方主面42b上の開口部40と対向する位置に、それぞれ反射部材70が設けられているため、開口部40から入射した白色光が、反射部材70によって反射されることでバックライト装置20内を進行した後に拡散シート42を介して出射される。したがって、拡散シート42を介して出射される前に、光源セル50から出射された白色光の拡散が十分に行われる。したがって、本発明を適用したバックライト装置20は、白色光を拡散させるための空間を確保する必要がなくなり、厚さを薄くすることが可能となる。また、拡散シート42から出射される光は、十分に拡散され、面内輝度分布が均一なものとなる。
また、本発明を適用したバックライト装置20は、発光ユニット50が、反射シート41の一方主面41a上に、3つのLED51の光軸Lが反射シート41主面に平行となり、且つ第5の反射ミラー63と開口部40とが対向するように設けられているために、光源セル50が反射シート41の一方主面41a上に設けられることで増加するバックライト装置20の厚さが、光源セル50の幅、すなわち、LED51の幅とほぼ同じ長さとなる。したがって、光源セル50が設けられても、バックライト装置20の厚さは、LED51の幅分しか増加しない。すなわち、光源セル50が設けられても、バックライト装置20の厚さは、ほとんど増加しない。
したがって、本発明を適用したバックライト装置20は、LED51を光源に用いた直下型であるにも拘わらず、輝度が十分で色純度が高く面内輝度分布が均一化された白色光を出射し、且つ薄型なものとなる。
また、本発明を適用した液晶表示装置100は、赤色光と緑色光と青色光とを混色して得られた輝度が十分で色純度が高い白色光を出射する薄型で導光型のバックライト装置20によって、液晶パネル10が照明される。また、本発明を適用したバックライト装置20は、光源としてLED51が用いられているために、安全性が高く環境に対する悪影響が少ないものとなる。
したがって、本発明を適用した液晶表示装置100は、薄型で且つ表示パネル10に表示された画像を鮮やかに映し出すことが可能なものとなる。また、本発明を適用した液晶表示装置100は、光源としてLED51が用いられたバックライト装置20が備えられているために、安全性が高く環境に対する悪影響が少ないものとなる。
20 バックライト装置、41 反射シート、42 拡散シート、50 光源セル、70 反射部材、72 反射膜、73 底部
Claims (20)
- 複数の開口が設けられている基板と、
上記開口に対応して上記基板の一方主面上に複数配置されており、上記基板に設けられている上記開口に入射する白色光を出射する白色光出射手段と、
上記基板の他方主面と対向して配置されており、上記基板に設けられている上記開口に入射した白色光を面発光させる平板状の面発光手段と、
上記面発光手段の上記基板との対向面上に、上記基板に設けられている上記開口のそれぞれと対向して設けられており、上記入射口から入射した白色光を反射して、上記基板と上記面発光手段とに挟まれた領域に導光する複数の反射手段とを備え、
上記白色光出射手段は、第1の原色光を出射する第1の発光ダイオード、第2の原色光を出射する第2の発光ダイオード、及び第3の原色光を発光する第3の発光ダイオードが一列に配置された光源群と、上記第1の発光ダイオードから出射された第1の原色光、上記第2の発光ダイオードから出射された第2の原色光、及び上記第3の発光ダイオードから出射された第3の原色光を混色して、白色光として生成する混色手段と、上記混色手段によって生成された白色光を、上記基板に設けられた上記開口に入射させる白色光入射手段とを有し、上記基板の一方主面上に、上記第1の発光ダイオードの光軸、上記第2の発光ダイオードの光軸、及び上記第3の発光ダイオードの光軸が、上記筐体の外表面に平行となるように、配置されていること
を特徴とするバックライト装置。 - 上記反射手段は、逆円錐形で、先端部が入射した光を反射する光反射膜によって被覆されており、上記面発光手段上に、頂点が上記開口と対向するように配置されていること
を特徴とする請求項1記載のバックライト装置。 - 上記反射手段は、樹脂によって形成されていること
を特徴とする請求項2記載のバックライト装置。 - 上記光反射膜は、銀、及び/又はアルミニウムによって形成されていること
を特徴とする請求項2記載のバックライト装置。 - 上記反射手段の底部と、上記面発光手段とは、一体形成されていること
を特徴とする請求項2記載のバックライト装置。 - 上記面発光手段は、入射された光の面内強度分布を均一化する拡散シートであること
を特徴とする請求項1記載のバックライト装置。 - 上記白色光出射手段に備えられる混色手段は、上記第1のレンズを介して出射される上記第1の原色光を反射する光反射面を有する第1の反射板と、
上記第1の反射板が有する光反射面で反射された上記第1の原色光を透過し、上記第2のレンズを介して出射される上記第2の原色光を反射する第1の波長選択透過反射面を有する第1のビームスプリッタプレートと、
上記第1のビームスプリッタプレートを介して出射される上記第1の原色光と上記第2の原色光とを反射し、上記第3のレンズを介して出射される第3の原色光を透過する第2の波長選択透過反射面を有し、上記第1の原色光、上記第2の原色光、上記第3の原色光を混色して白色光とする第2のビームスプリッタプレートとを備えること
を特徴とする請求項1記載のバックライト装置。 - 上記白色光出射手段は、上記第1の発光ダイオードから出射された第1の原色光に含まれる発散光を屈折させて平行光にする第1のレンズと、
上記第2の発光ダイオードから出射された第2の原色光に含まれる発散光を屈折させて平行光にする第2のレンズと、
上記第3の発光ダイオードから出射された第3の原色光に含まれる発散光を屈折させて平行光にする第3のレンズとを備えること
を特徴とする請求項1記載のバックライト装置。 - 上記第1のレンズ、上記第2のレンズ、上記第3のレンズは、フレネルレンズであること
を特徴とする請求項8記載のバックライト装置。 - 上記第1のレンズ、上記第2のレンズ、上記第3のレンズは、それぞれ球面又は非球面の集光レンズであること
を特徴とする請求項8記載のバックライト装置。 - 透過型の液晶パネルと、この液晶パネルを一方主面側から照明するバックライト装置とからなる液晶表示装置であって、
上記バックライト装置は、複数の開口が設けられている基板と、
上記開口に対応して上記基板の一方主面上に複数配置されており、上記基板に設けられている上記開口に入射する白色光を出射する白色光出射手段と、
上記基板の他方主面と対向して配置されており、上記基板に設けられている上記開口に入射した白色光を面発光させる平板状の面発光手段と、
上記面発光手段の上記基板との対向面上に、上記基板に設けられている上記開口のそれぞれと対向して配置されており、上記入射口から入射した白色光を反射して、上記基板と上記面発光手段とに挟まれた領域に導光する複数の反射手段とを備え、
上記白色光出射手段は、第1の原色光を出射する第1の発光ダイオード、第2の原色光を出射する第2の発光ダイオード、及び第3の原色光を発光する第3の発光ダイオードが一列に配置された光源群と、上記第1の発光ダイオードから出射された第1の原色光、上記第2の発光ダイオードから出射された第2の原色光、及び上記第3の発光ダイオードから出射された第3の原色光を混色して、白色光として生成する混色手段と、上記混色手段によって生成された白色光を、上記基板に設けられた開口に入射させる白色光入射手段とを有し、上記基板の一方主面上に、上記第1の発光ダイオードの光軸、上記第2の発光ダイオードの光軸、及び上記第3の発光ダイオードの光軸が、上記筐体の外表面に平行となるように、配置されていること
を特徴とする液晶表示装置。 - 上記反射手段は、逆円錐形で、先端部が光を反射する光反射膜によって被覆されており、上記面発光手段上に、頂点が上記基板に設けられた上記開口と対向するように配置されていること
を特徴とする請求項11記載の液晶表示装置。 - 上記反射手段は、樹脂によって形成されていること
を特徴とする請求項12記載の液晶表示装置。 - 上記光反射膜は、銀、及び/又はアルミニウムによって形成されていること
を特徴とする請求項12記載の液晶表示装置。 - 上記反射手段の底部と、上記面発光手段とは、一体形成されていること
を特徴とする請求項12記載の液晶表示装置。 - 上記面発光手段は、入射された光の面内強度分布を均一化する拡散シートであること
を特徴とする請求項11記載の液晶表示装置。 - 上記白色光出射手段に備えられた混色手段は、上記第1のレンズを介して出射される上記第1の原色光を反射する光反射面を有する第1の反射板と、
上記第1の反射板が有する光反射面で反射された上記第1の原色光を透過し、上記第2のレンズを介して出射される上記第2の原色光を反射する第1の波長選択透過反射面を有する第1のビームスプリッタプレートと、
上記第1のビームスプリッタプレートを介して出射される上記第1の原色光と上記第2の原色光とを反射し、上記第3のレンズを介して出射される第3の原色光を透過する第2の波長選択透過反射面を有し、上記第1の原色光、上記第2の原色光、上記第3の原色光を混色して白色光とする第2のビームスプリッタプレートとを備えること
を特徴とする請求項11記載の液晶表示装置。 - 上記白色光出射手段は、上記第1の発光ダイオードから出射された第1の原色光に含まれる発散光を屈折させて平行光にする第1のレンズと、
上記第2の発光ダイオードから出射された第2の原色光に含まれる発散光を屈折させて平行光にする第2のレンズと、
上記第3のダイオードから出射された第3の原色光に含まれる発散光を屈折させて平行光にする第3のレンズとを備えること
を特徴とする請求項11記載の液晶表示装置。 - 上記第1のレンズ、上記第2のレンズ、上記第3のレンズは、フレネルレンズであること
を特徴とする請求項18記載の液晶表示装置。 - 上記第1のレンズ、上記第2のレンズ、上記第3のレンズは、それぞれ球面又は非球面の集光レンズであること
を特徴とする請求項18記載の液晶表示装置。
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