JP2005327075A - ネットワーク構成設定方法、ネットワーク対応ホスト機器、及びネットワーク対応ターゲット機器 - Google Patents

ネットワーク構成設定方法、ネットワーク対応ホスト機器、及びネットワーク対応ターゲット機器 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーインターフェースを持たないターゲット機器(設定対象のネットワーク機器)ではネットワーク設定状態が不明なので、ネットワーク設定がわかっている出荷時に一旦戻してからリモートで設定を行なうことになる。ここで、ホスト機器(設定操作を行なうネットワーク機器)をターゲット機器とネットワーク接続させる必要があるので、ホスト機器自体のネットワーク設定もターゲット機器の出荷時ネットワーク設定にあわせて変更せざるをえず、さらにターゲット機器のネットワーク設定完了後にホスト機器のネットワーク設定を再度変更する必要があるため、変更手順が複雑であるという課題があった。
【解決手段】ホスト機器からターゲット機器へのネットワーク設定命令をブロードキャスト送信することにより、ターゲット機器のネットワーク設定が不明であってもターゲット機器に受け渡せるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザーインターフェースを持たず単独でネットワーク設定の変更ができないネットワーク対応ターゲット機器のネットワーク設定変更をユーザーインターフェースを持つネットワーク対応ホスト機器を用いてリモートで設定する際の、ネットワーク設定変更方法、ネットワーク対応ホスト機器、ネットワーク対応ターゲット機器に関する。
オフィスにおいてTCP/IPネットワーク環境が既に広く普及し、業務を進める上ではなくてはならない存在となっている。近年、ホーム環境においてもADSL、光ファイバー等によるブロードバンド通信サービスが廉価で提供されるようになり、ホーム環境からパーソナルコンピュータ(以下、PC)によりインターネット上のコンテンツを閲覧したり各種サービスを利用することが一般的になりつつある。
また、地上波デジタル放送の放送開始に伴いデジタルテレビが各社から発売されているが、デジタルテレビは従来のアナログテレビとは異なって一種のコンピュータともいえるものである。家庭環境へのブロードバンドの浸透に伴い、デジタルテレビに従来PC等に搭載されていたHTMLブラウザを搭載し、TCP/IPでインターネットにアクセスしインターネット上のコンテンツを閲覧したり、各種サービスを利用できるデジタルテレビが発売されはじめている。
リビングにおける中心的機器であるテレビがTCP/IPネットワークに接続されはじめたことより、TCP/IPネットワークがインターネット接続のためだけでなく、ホーム環境においてホーム機器を接続する有力なネットワークとなると見られる。
以上よりTCP/IPネットワークに接続可能なホーム用民生機器が続々と登場すると予想される。
さて、TCP/IPネットワークには、「各機器のネットワーク設定をユーザーがする必要があるという課題」があった。このネットワーク設定としては、TCP/IPにおけるネットワークアドレスであるIPアドレスや、サブネットマスク、ゲートウエイアドレスの設定がある。さらに、各機器をインターネット接続するためにはDNSサーバーアドレスの設定も必要であった。TCP/IPネットワークの黎明期においては、これらの機器への設定は手動で人間が行なっており、機器を使いこなすためにはTCP/IPネットワークに関する専門知識がユーザーにも必要であった。
この課題を解決するものとして、DHCPに代表されるネットワーク設定を自動的に行なうプロトコルが提案され、近年、広く普及している(例えば、特許文献1を参照のこと)。
DHCPによれば各機器が起動時にDHCPサーバーにIPアドレス割り当て要求を出し、割り当てられたIPアドレスを自動的に設定する。IPアドレスだけでなくサブネットマスク、ゲートウエイアドレス、DNSサーバーアドレス等も機器が自動的に設定する。DHCPはオフィスだけでなくホームネットワーク環境においても普及しはじめている。PCやデジタルテレビ等のネットワーク機器の多くにはDHCP機能が搭載されているので、これらのネットワーク機器をDHCPモードで使用するならば、ネットワーク設定を機器が自動的に実行してくれるので、ユーザーが手動設定する必要がなく大変便利である。
ところで、ホームネットワークにおいてDHCP等の自動設定機能によりTCP/IPネットワーク設定をできない場合がある。
1例としては、2つの機器をクロスケーブル等で1対1に接続するピア・ツー・ピア接続がある。この場合でも2つの機器のいずれかにDHCPサーバーが搭載されていればDHCPが使用できるが、通常のネットワーク機器にはDHCPサーバーは搭載されていないので一般的にDHCPによる自動設定を利用することはできない。
別の例としては、ホームネットワーク上にサーバーをたててインターネットに開放し、外部からアクセスできるようにする場合がある。この場合、サーバーのIPアドレスが頻繁に変化しては不都合なのでIPアドレスを固定的に設定する必要がある。ここで、サーバーだけでなく他のネットワーク機器にもIPアドレスを固定的に設定しておく必要がある場合がある。
つまり、DHCPが普及しているホームのTCP/IPネットワークにおいても、手動でのネットワーク設定を必要とする場合が残っている。
ところで、廉価なホームネットワーク機器の中には低コストを実現するために液晶ディスプレイ等の表示部を削減したため、ユーザーインターフェースが貧弱となりローカルでのネットワーク設定ができないものがある。
この解決策としてこれらの機器の中には、リモートでのネットワーク設定機能を搭載し、ディスプレイ・キーボード等のユーザーインターフェースを有するホスト機器からリモートでネットワーク設定を行なわせる物がある。
ホスト機器としては、PCの他にブラウザを搭載したデジタルテレビがある。
リモートによるネットワーク設定を行なう手順は以下のとおりである(以下、ネットワーク設定対象となる機器をターゲット機器と呼ぶ)。
(1)ターゲット機器には出荷時に出荷時ネットワーク設定情報(IPアドレス、サブネットマスク等)をROM等にあらかじめ記憶しておく。
(2)ネットワーク設定時には、まずターゲット機器を出荷時のネットワーク設定状態に戻す。
(3)出荷時設定でのターゲット機器とネットワーク接続できるように、ホスト機器のネットワーク設定を変更する。
(4)ホスト機器からHTTPやTELNET等によりリモート・アクセスし、ターゲット機器のネットワーク設定を変更する。
(5)ホスト機器のネットワーク設定を最終的に使用する設定に変更する。
上記の手順によりホスト機器からリモートでターゲット機器のネットワーク設定を行なう。
特開平11−163915号公報
ユーザーインターフェースを持たないターゲット機器ではネットワーク設定状態が不明である。このため、ネットワーク設定がわかっている出荷時ネットワーク設定に一旦戻してから設定を行なうことになる。
ここで、ホスト機器からリモートでターゲット機器のネットワーク設定を行なわせるためには、ホスト機器自体のネットワーク設定もターゲット機器の出荷時ネットワーク設定にあわせて変更せざるをえない。
ターゲット機器のネットワーク設定終えてからホスト機器のネットワーク設定を再度変更する必要があるので、変更手順が複雑であり、TCP/IPネットワークの知識の乏しいユーザーにとって困難な作業であった。
また、TCP/IPネットワークに精通したユーザーであっても、ホスト機器のネットワーク設定を数度変更する必要があるため、設定に手間がかかるという課題があった。
前記従来の課題を解決するために、本発明の、ネットワーク対応ホスト機器とネットワーク対応ターゲット機器とが接続されたネットワークにおける、ネットワーク対応ターゲット機器のネットワーク構成設定方法は、ネットワーク対応ホスト機器が、ネットワーク対応ターゲット機器に設定されるターゲット用ネットワークアドレスを、前記ネットワーク対応ホスト機器に設定されているネットワークアドレスと重複しないように割り当てるターゲット用ネットワークアドレス割り当てステップと、前記ターゲット用ネットワークアドレスを少なくとも含むネットワーク設定命令を、前記ネットワーク対応ホスト機器から、前記ネットワーク対応ターゲット機器に、ブロードキャストまたはマルチキャストで送信するネットワーク設定命令送信ステップと、ネットワーク対応ターゲット機器が前記ネットワーク設定命令を受信するネットワーク設定命令受信ステップと、前記ネットワーク設定命令受信ステップ後、前記ターゲット用ネットワークアドレスを前記ネットワーク対応ターゲット機器のネットワークアドレスとして設定するネットワークアドレス設定ステップと、を備えることを特徴とする。
本方法ではネットワーク設定命令をブロードキャストまたはマルチキャストで送信するので、物理的にネットワーク接続されていればターゲット機器のネットワーク設定状況が不明であってもネットワーク設定命令をターゲット機器に受け渡すことができる。
本発明の一実施の形態においては、前記ネットワークに前記ネットワーク対応ホスト機器及び前記ネットワーク対応ターゲット機器以外の1つまたは複数のネットワーク機器が接続されており、前記ネットワーク機器のネットワークアドレス情報を、前記ネットワーク対応ホスト機器が保持している場合、前記ターゲット用ネットワークアドレス割り当てステップにおいて、前記ネットワーク対応ホスト機器は、前記ターゲット用ネットワークアドレスを、前記ネットワーク機器のネットワークアドレスのいずれとも重複しないように割り当てる。
本発明の一実施の形態においては、前記ネットワーク設定命令送信ステップにおいて、設定対象とするネットワーク対応ターゲット機器を限定するターゲット機器限定情報も前記ネットワーク設定命令に含めて送信し、前記ネットワーク対応ターゲット機器は、前記ネットワーク設定命令のターゲット機器限定情報が前記ネットワーク対応ターゲット機器の機器情報と一致する場合にのみ、前記ターゲット用ネットワークアドレスを、前記ネットワーク対応ターゲット機器のネットワークアドレスとして設定する。
本発明の一実施の形態においては、前記ネットワークはTCP/IPネットワークである。
本発明の一実施の形態においては、前記ネットワーク対応ホスト機器が前記ネットワークのサブネットマスクを保持している場合は、前記ネットワーク設定命令送信ステップにおいて、前記ネットワーク対応ホスト機器は、前記サブネットマスクも前記ネットワーク設定命令に含めて送信し、前記ネットワーク対応ターゲット機器は、前記ネットワーク設定命令のサブネットマスクを、前記ネットワーク対応ターゲット機器におけるサブネットマスクとして設定する。
本発明の一実施の形態においては、前記ネットワーク対応ホスト機器がDNSサーバーアドレスを保持している場合は、前記ネットワーク設定命令送信ステップにおいて、前記DNSサーバーアドレスも前記ネットワーク設定命令に含めて送信し、前記ネットワーク対応ターゲット機器は、前記ネットワーク設定命令のDNSサーバーアドレスを、前記ネットワーク対応ターゲット機器におけるDNSサーバーアドレスとして設定する。
本発明の一実施の形態においては、さらに、前記ネットワーク対応ターゲット機器はネットワーク設定終了後に、前記ネットワーク対応ホスト機器にネットワーク設定完了応答を返信するネットワーク設定完了応答返信ステップを有する。
本発明の一実施の形態においては、前記ネットワーク設定完了応答返信ステップにおいて、前記ネットワーク対応ターゲット機器は前記ネットワーク設定完了応答をブロードキャストまたはマルチキャストで返信する。
本発明の一実施の形態においては、前記ネットワーク設定完了応答には前記ネットワーク対応ターゲット機器のネットワーク設定変更機能へのアクセス情報が含まれている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の、ネットワーク設定対象であるネットワーク対応ターゲット機器とネットワーク接続されているネットワーク対応ホスト機器は、前記ネットワーク対応ターゲット機器に設定するターゲット用ネットワークアドレスを自機器に設定されているネットワークアドレスと重複しないように割り当てるターゲット用ネットワークアドレス設定部と、前記ターゲット用ネットワークアドレスを少なくとも含むネットワーク設定命令をブロードキャストまたはマルチキャストで前記ネットワーク対応ターゲット機器に送信するネットワーク設定命令送信部とを有することを特徴とする。
本ネットワーク対応ホスト機器ではネットワーク設定命令をブロードキャストまたはマルチキャストで送信するので、物理的にネットワーク接続されていればターゲット機器のネットワーク設定状況が不明であってもネットワーク設定命令をターゲット機器に受け渡すことができる。
前記従来の課題を解決するために、本発明の、ネットワークターゲット機器は、ネットワーク対応ホスト機器からブロードキャストまたはマルチキャストで送信されたネットワーク設定命令を受信するネットワーク設定命令受信部と、受信した前記ネットワーク設定命令からターゲット用ネットワークアドレスを取り出して、自機器のネットワークアドレスとして設定するネットワークアドレス設定部とを有することを特徴とする。
本ネットワーク対応ターゲット機器では、ターゲット機器のネットワーク設定状況が不明であってもホスト機器からネットワーク設定命令を受信することができる。
本発明のネットワーク構成設定方法によれば、ターゲット機器のネットワーク設定状況が不明であってもネットワーク設定命令をホスト機器からターゲット機器に受け渡すことができるので、ターゲット機器を出荷時のネットワーク設定状態に戻したり、ターゲット機器の出荷時のネットワーク設定状態にあわせてホスト機器のネットワーク設定を一時的に変更したりする必要がなくなり、ホスト機器から簡単にターゲット機器のネットワーク設定を変更することができる。
本発明のネットワーク対応ホスト機器によれば、ターゲット機器のネットワーク設定状況が不明であってもネットワーク設定命令をターゲット機器に受け渡すことができるので、ターゲット機器を出荷時のネットワーク設定状態に戻したり、ターゲット機器の出荷時のネットワーク設定状態にあわせてホスト機器のネットワーク設定を一時的に変更したりする必要がなくなり、簡単にターゲット機器のネットワーク設定を変更することができる。
本発明のネットワーク対応ターゲット機器によれば、ターゲット機器のネットワーク設定状況が不明であってもネットワーク設定命令をホスト機器から受けとることができるので、ターゲット機器を出荷時のネットワーク設定状態に戻したり、ターゲット機器の出荷時のネットワーク設定状態にあわせてホスト機器のネットワーク設定を一時的に変更したりする必要がなくなり、ホスト機器から簡単にネットワーク設定を変更することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態においては、TCP/IPプロトコルに基づくTCP/IPネットワークについて説明する。また、IPプロトコルについては、Internet Protocol Version 4(以下IPv4)に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示すホスト機器およびターゲット機器および関連するネットワーク機器より構成されるネットワークシステム構成図である。
図1において、101はホスト機器、102はターゲット機器、103はブロードバンド・ルーター、104はホスト機器101、ターゲット機器102、ブロードバンド・ルーター103が接続されているネットワーク、105はホスト機器101、ターゲット機器102、ブロードバンド・ルーター103より構成されるLocal Area Network(以下LAN)、106はDNSサーバー、107はWEBサーバー、108はDNSサーバー106、WEBサーバー107が接続されているインターネット網である。
ここで、本発明での「ネットワーク対応ホスト機器」はホスト機器101、「ネットワーク対応ターゲット機器」はターゲット機器102に各々相当する。
ホスト機器101は、液晶ディスプレイ等の表示部やキーボード等の入力部等のユーザーインターフェースを有している。
なお、ブロードバンド・ルーター103はLAN105におけるゲートウエイとして機能する。
ホスト機器101またはターゲット機器102がWEBサーバー107にアクセスする際、WEBサーバー107がDNS名で指定されている場合には、ホスト機器101またはターゲット機器102は、まずDNSサーバー106により名前解決をしてWEBサーバー107のIPアドレスを特定した上で、WEBサーバー107にアクセスする。
図2は、ホスト機器101からターゲット機器102に送信されるネットワーク設定リクエストパケットのパケット構成図である。
図2において、201はIPヘッダ部以降のネットワーク設定リクエストパケット、202はIPヘッダ、203はUDPヘッダ、204はターゲットIPアドレス・フィールド、205はサブネットマスク・フィールド、206はゲートウエイアドレス・フィールド、207はDNSサーバーアドレス・フィールドである。
ここで、本発明の「ネットワーク設定命令」の設定内容は、ターゲットIPアドレス・フィールド204、サブネットマスク・フィールド205、ゲートウエイアドレス・フィールド206、DNSサーバーアドレス・フィールド207に書き込まれる。
IPヘッダ202にはブロードキャストアドレスがセットされている。
UDPヘッダのポート番号には、非標準ポート番号の中から1つを選択しそれを設定する。非標準ポート番号から選択しないと本ネットワーク設定サービスと標準ネットワークサービスとの見分けがつかずネットワーク障害の原因となる。
なお、ターゲット機器102は、上記ポート番号で受信待ちを行なうことになる。
図3は、ホスト機器101およびターゲット機器102の内部処理と、それらの間の通信を示すシーケンス図である。
図4は、ホスト機器101におけるターゲットIPアドレスの割り当て処理のフローチャートである。
図1から図4において、本実施の形態での一連の流れを説明する。
なお、一連の流れは『ホストのネットワーク設定』と『ターゲットのネットワーク設定』に大別できるので、各々について順をおって説明する。
『ホストのネットワーク設定』
まず、ホスト機器101に、少なくともIPアドレス、サブネットマスクを設定しておく必要がある。また、ホスト機器からWEBサーバー107へアクセスする場合には、さらにゲートウエイアドレスとDNSサーバーアドレスも設定しておく必要がある。
本実施の形態では、ゲートウエイアドレスにはブロードバンド・ルーター103のIPアドレス、DNSサーバーアドレスにはDNSサーバー106のIPアドレスを設定しておく。
これらの設定はユーザーがホスト機器101でユーザーインターフェースからマニュアルで行なってもよいし、ブロードバンド・ルーター103のDHCPサーバーを利用できる場合は、DHCPで自動設定してもよい。
『ターゲット機器のネットワーク設定』
ホスト機器101のネットワーク設定がされている状態で、ターゲット機器102のネットワーク設定をする。
ユーザーはホスト機器101とターゲット機器102がネットワーク104に物理的に設定されていることを確認してから、ネットワーク設定実行ボタンを押す(S301)。
ホスト機器101は、ターゲットIPアドレスの割り当て(S302)を行なったあと、ターゲットIPアドレスと自機器に設定されているサブネットマスク、ゲートウエイアドレス、DNSサーバーアドレスを、ネットワーク設定リクエストパケット201の対応するフィールドにセットした上で、ネットワーク設定リクエストパケット201をネットワーク104にブロードキャスト送信する(S303)。ターゲットIPアドレスの割り当て(S302)の詳細は、後で説明する。
ターゲット機器102は、起動後はネットワーク設定リクエストパケット受信待ち(S304)となるが、ネットワーク設定リクエストパケット201を受信すると(S305)、受信したネットワーク設定リクエストパケット201の、ターゲットIPアドレス・フィールド204、サブネットマスク・フィールド205、ゲートウエイアドレス・フィールド206、DNSアドレス・フィールド207から、各々、ターゲットIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウエイアドレス、DNSサーバーアドレスを取り出し、それにより自機器のネットワーク設定変更を行なう(S306)。
変更後のターゲット機器102のネットワーク設定は、IPアドレスを除きホスト機器101のネットワーク設定と同一となる。
ターゲットIPアドレスの割り当て(S302)を図4にて説明する。
ホスト機器101は、自機器に設定されているIPアドレスとサブネットマスクとから、サブネットにおける「ネットワークアドレス」と「ホストアドレスがとりうる値の範囲」を求める。そして「ホストアドレスがとりうる値の範囲」のうち「最も小さい値」を「ホストアドレス」として、「ネットワークアドレス」とからターゲットIPアドレス候補を決定する(S402)。
次にターゲットIPアドレス候補が、自機器が把握しているネットワーク104に接続されている機器のIPアドレスと重複していないかチェックする(S403)。ここでは、少なくともホスト機器101がチェック対象となり、ゲートウエイアドレスがセットされている場合には、それもチェック対象となる。
もしも、ターゲットIPアドレス候補がネットワーク104に接続されている機器のIPアドレスと重複しない場合は、それをターゲットIPアドレスとする(S405)。
もしも、ターゲットIPアドレス候補がネットワーク104に接続されている機器のIPアドレスと重複する場合は、ホストアドレスの値を1つ大きくし、これとネットワークアドレスとより新たなターゲットIPアドレス候補を決め(S404)、それと重複するIPアドレスがないか再度チェックする(S403)。
ターゲットIPアドレスの割り当てについて具体例に説明する。
「ホスト機器101のネットワーク設定」
IPアドレス :「192.168.1.22」
サブネットマスク :「255.255.255.0」
ゲートウエイアドレス:「192.168.1.1」
上記ネットワーク設定の場合は、IPアドレスとサブネットマスクから「ネットワークアドレス」は、「192.168.1.0」となる。
また、「ホストアドレスがとりうる値の範囲」は1〜255となる(注:0はIPアドレスとしては特別な値であり使用できない)。これより最初のターゲットIPアドレス候補は「192.168.1.1」となる。しかしながら、最初のターゲットIPアドレス候補はゲートウエイアドレスと重複する。そこで、ホストアドレスを1つ大きくして2として、次のターゲットIPアドレス候補を「192.168.1.2」とする。自機器のIPアドレスともゲートウエイアドレスとも重複しないので、「192.168.1.2」が、ターゲットIPアドレスとなる。
本実施の形態においては、ターゲット機器のネットワーク設定状況が不明であってもネットワーク設定命令をホスト機器からターゲット機器に受け渡すことができるので、ターゲット機器を出荷時のネットワーク設定状態に戻したり、ターゲット機器の出荷時のネットワーク設定状態にあわせてホスト機器のネットワーク設定を一時的に変更しなくても、ホスト機器から簡単にターゲット機器のネットワーク設定を変更することができる。
ここで、ターゲット機器とホスト機器は同じネットワークに接続されているので、ホスト機器で有効なサブネットマスクやゲートウエイアドレスはターゲット機器でも有効である。また、ホスト機器でもターゲット機器でもインターネットアクセスは同じインターネットサービスプロバイダーのサービスを使うので、DNSサーバーアドレスもホスト機器で有効なものはターゲット機器でも有効である。
したがって、ネットワーク設定命令でターゲット機器に設定されたサブネットマスク、ゲートウエイアドレス、DNSサーバーアドレスはいずれも有効であり基本的に変更する必要がない。
なお、ターゲットIPアドレスの割り当ては本実施の形態による方法に限定されるものではない。例えば、「ホストアドレスがとりうる値の範囲」のうち「最も大きい値」をホストアドレスとし、これとネットワークアドレスとからターゲットIPアドレス候補を設定し、ターゲットIPアドレス候補がホスト機器やゲートウエイのIPアドレスと重複した場合には、ホストアドレスの値を1つ小さくしてそれから新たなターゲットIPアドレス候補とする方法でも構わない。
なお、ブロードキャストでネットワーク設定リクエストパケットを送受信したが、マルチキャストで送受信してもよい。
また、ホスト機器101はターゲットIPアドレスの割り当てを、ユーザーと対話的に行なっても良い。例えば、ホスト機器101上で、確定したターゲットIPアドレスを表示部に表示させて、ユーザーの確認をとってからネットワーク設定リクエストパケットを送信してもよい。また、ホスト機器101は、ターゲットIPアドレスの割り当て前に「ターゲットIPアドレス候補」をリストアップして自機器の表示部に表示させ、ユーザーがそこから1つ選択したものをターゲットIPアドレスとしてから、ネットワーク設定リクエストパケットを送信してもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態と実施の形態1との違いは、ネットワーク設定後にターゲット機器102のネットワーク設定をリモートで行なう手段へのアクセス情報を含んだパケットをターゲット機器102がホスト機器101に対して、返信する点である。
本実施の形態でのネットワークシステム構成は、図1に示される実施の形態1と同じである。
また、本実施の形態においても、『ホストのネットワーク設定』と『ターゲットのネットワーク設定』までは実施の形態1と同じである。
そこで以下では、本実施の形態固有の部分についての説明のみを行なうこととし、実施の形態1と同じものについては説明を省略する。なお、本実施の形態では、ターゲット機器102にはHTTPサーバーと「ネットワーク設定変更用ページ(HTMLデータ)」が搭載されており、ホスト機器101には、WEBブラウザが搭載されているものとする。
図5は本実施の形態でホスト機器101とターゲット機器102の間で送受信されるネットワーク設定パケットのパケット構成図である。
図5において、502はパケットタイプ・フィールド、503はメッセージタイプ・フィールド、504はターゲット機器ネットワーク設定ページURI長さ・フィールド、505はターゲット機器ネットワーク設定ページURI・フィールドである。
ネットワーク設定パケット501には、ネットワーク設定要求時にホスト機器101からターゲット機器102に送信されるリクエストパケットと、ネットワーク設定変更後にターゲット機器102からホスト機器101に送信されるレスポンスパケットがある。パケットタイプ・フィールド502には、リクエストパケット及びレスポンスパケットの識別情報がセットされ、これによりリクエストパケットとレスポンスパケットの判別をする。
諸々の事情によりターゲット機器102が、ネットワーク設定要求を受け入れない場合がある。メッセージタイプ・フィールド503には、ターゲット機器102がネットワーク設定要求を受け入れたか否かの識別情報をセットし、ホスト機器101は、本フィールドにセットされている識別情報により、ターゲット機器102がネットワーク設定要求を受け入れたか否かを判別する。
ターゲット機器ネットワーク設定ページURI・フィールド505には、ターゲット機器102内に搭載されているネットワーク設定変更用ページにアクセスするための情報がURI形式でセットされる。ターゲット機器ネットワーク設定ページURI長さ・フィールド504には、ターゲット機器ネットワーク設定ページURI・フィールド505にセットされているURIの有効長がセットされる。
メッセージタイプ・フィールド503、ターゲット機器ネットワーク設定ページURI長さ・フィールド504、ターゲット機器ネットワーク設定ページURI・フィールド505は、パケットタイプ・フィールド502にレスポンスパケットの識別情報がセットされている場合のみ有効である。
なお、図5において図2と同じものについては説明を省略する。
図6は本実施の形態でのホスト機器101およびターゲット機器102の内部処理とそれらの間の通信を示すシーケンス図である。図6において図3と同じものについては説明を省略する。
図5と図6により本実施の形態について説明する。
ホスト機器101はターゲットIPアドレスの割り当てが終わり(S302)、ネットワーク設定パケット501を送信すると(S303)、ネットワーク設定レスポンスパケット待ちとなる(S601)。
ターゲット機器102は、ネットワーク設定パケット501を受信するとパケットタイプ・フィールド502によりリクエストパケットであることを判別すると、受信したネットワーク設定パケット501の、ターゲットIPアドレス・フィールド204、サブネットマスク・フィールド205、ゲートウエイアドレス・フィールド206、DNSアドレス・フィールド207から、各々、ターゲットIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウエイアドレス、DNSサーバーアドレスを取り出し、それにより自機器のネットワーク設定変更を行なう(S306)。
ターゲット機器102はネットワーク設定変更を有効にするためにリブートし、リブート後に新しいIPアドレスに基づいてネットワーク設定ページURIを更新する(S603)。更新したネットワーク設定ページURIをターゲット機器ネットワーク設定ページURI・フィールド505にセットし、パケットタイプ・フィールド502にレスポンスパケットを示す識別情報をセットし、メッセージタイプ・フィールド503にはネットワーク設定要求を受け入れた旨の識別情報をセットしてネットワーク設定パケット501をネットワーク104にブロードキャスト送信する(S603)。
ここで、ブロードキャスト送信としたのは、ブロードキャストならばホスト機器101のIPアドレスをセットしなくても、ホスト機器101にネットワーク設定パケットを返信できるからである。これは、ターゲット機器102がネットワーク設定変更後にリブートを必要とする場合に有効である。なぜなら、ネットワーク設定パケット501を送信してきたホスト機器のIPアドレスを抜き出して、リブート前にそれを不揮発性メモリに一時保管し、ブート後に取り出すなどの処理を省略することができるからである。
次に、ホスト機器101は、ネットワーク設定パケット501を受信し(S604)、パケットタイプ・フィールド502によりレスポンスパケットであることを判別すると、受信したネットワーク設定パケット501のターゲット機器ネットワーク設定ページURI・フィールド505からターゲット機器102のネットワーク設定ページURIを取り出し、Webブラウザを起動してネットワーク設定ページURIで指定されるネットワーク設定ページを表示する(S605)。
ユーザーは、必要ならば、Webブラウザで表示されているネットワーク設定ページ上でターゲット機器102のネットワーク設定の変更を行なうことになる。
なお、本実施の形態では、ターゲット機器のネットワーク設定手段をHTTP及びHTMLで行なっているが、別の方法(例:TELNET等)で行なってもよい。
なお、本実施の形態では、ターゲット機器102はネットワーク設定パケット501をネットワーク104にブロードキャスト送信しているが、マルチキャスト送信であってもよい。
なお、本実施の形態では、ターゲット機器102はネットワーク設定パケット501をネットワーク104にブロードキャスト送信しているが、ユニキャスト送信であってもよい。ただし、ユニキャストで送信する場合には、ホスト機器101より受け取ったネットワーク設定パケット501からホスト機器101のIPアドレスを抜き出し、それをネットワーク設定パケット501の返信まで保管しておく必要がある。
ここで、ターゲット機器102がネットワーク設定変更を有効にするためにリブートが必要な場合、リブートされるとターゲット機器の揮発性メモリ(例:RAM)上のデータは消滅するので、ホスト機器101のIPアドレスはリブート前に不揮発性メモリに一時保管し、リブート後に不揮発性メモリから取り出しす処理が別途必要である。
(実施の形態3)
実施の形態1および2においては、ネットワーク104上の全てのターゲット機器102は同じネットワーク設定を受けることになる。
本実施の形態では、ネットワーク設定をある限定条件を満たすターゲット機器に対してのみ行なう場合に関するものである。
なお、本実施の形態においては、ネットワーク設定リクエストパケットのフォーマットと、それを受信後のターゲット機器102の処理のみが、実施の形態1および実施の形態2と異なるので、それらについてのみ説明する。
図7は、ホスト機器101からターゲット機器102に送信されるネットワーク設定リクエストパケットのパケット構成図である。図7において図2と同じものについては図2と同じ番号であり、それらについての説明は省略する。
図7において、701はIPヘッダ部以降のネットワーク設定リクエストパケット、702はデバイスタイプ・フィールドである。
デバイスタイプ・フィールド702には、設定対象となるターゲット機器の種類を示す情報がセットされる。
ホスト機器101は設定対象とするターゲット機器の種類を示す識別情報をデバイスタイプ・フィールド702にセット後、ネットワーク設定リクエストパケット701をネットワーク104に送信する。
ターゲット機器102はネットワーク設定リクエストパケット701を受信するとデバイスタイプ・フィールド702から設定対象とするターゲット機器の種類を示す識別情報を取り出し、それが自機器のものと一致する場合にのみ、ネットワーク設定変更処理を実行する。
なお、本実施の形態ではネットワーク対応ターゲットを限定するターゲット機器限定情報としてターゲット機器の種類を示す情報を用いたが、これに限定されない。例えば、メーカーの種類を示す情報であってもかまわない。
なお、本実施の形態1から3においては、IPv4ベースのTCP/IPネットワークとしたが、次世代インターネットプロトコルであるInternet Protocol Version 6(IPv6)であってもよい。
また、ネットワーク104は無線ネットワークであってもかまわない。
また、ホスト機器とターゲット機器のみがピア・ツー・ピア接続されるネットワーク環境であってもよい。
なお、本発明のネットワーク設定方法では、ネットワーク104上に複数のターゲット機器が接続されている場合、すべてのターゲット機器に対して同じネットワーク設定が実行されることになる。ネットワーク設定をしたいターゲット機器だけをネットワークに接続させて実行するのが望ましい。
本発明にかかるネットワーク構成設定方法は、ユーザーインターフェースを有しないネットワーク機器のネットワーク設定を簡単に行なう方法として有用である。
本発明にかかるネットワーク対応ホスト機器は、ユーザーインターフェースを有しないネットワーク機器のネットワーク設定をリモートで簡単に行なうホスト機器として有用である。
本発明にかかるネットワーク対応ターゲット機器は、自らはユーザーインターフェースを有しなくてもユーザーインターフェースを有するホスト機器からリモートで簡単にネットワーク設定ができるターゲット機器として有用である。
本発明の実施の形態1におけるネットワーク構成を示すネットワークシステム構成図 本発明の実施の形態1におけるネットワーク設定リクエストパケットのパケット構成図 本発明の実施の形態1におけるホスト機器およびターゲット機器の内部処理とそれらの間の通信を示すシーケンス図 本発明の実施の形態1におけるターゲットIPアドレスの割り当て処理のフローチャート 本発明の実施の形態2におけるネットワーク設定パケットのパケット構成図 本発明の実施の形態2におけるホスト機器およびターゲット機器の内部処理とそれらの間の通信を示すシーケンス図 本発明の実施の形態3におけるネットワーク設定リクエストパケットのパケット構成図
符号の説明
101 ホスト機器
102 ターゲット機器
201 ネットワーク設定リクエストパケット
204 ターゲットIPアドレス・フィールド
205 サブネットマスク・フィールド
206 ゲートウエイアドレス・フィールド
207 DNSサーバーアドレス・フィールド
501 ネットワーク設定リクエストパケット
701 ネットワーク設定リクエストパケット

Claims (25)

  1. ネットワーク対応ホスト機器とネットワーク対応ターゲット機器とが接続されたネットワークにおける、ネットワーク対応ターゲット機器のネットワーク構成設定方法であって、
    ネットワーク対応ホスト機器が、ネットワーク対応ターゲット機器に設定されるターゲット用ネットワークアドレスを、前記ネットワーク対応ホスト機器に設定されているネットワークアドレスと重複しないように割り当てるターゲット用ネットワークアドレス割り当てステップと、
    前記ターゲット用ネットワークアドレスを少なくとも含むネットワーク設定命令を、前記ネットワーク対応ホスト機器から、前記ネットワーク対応ターゲット機器に、ブロードキャストまたはマルチキャストで送信するネットワーク設定命令送信ステップと、
    ネットワーク対応ターゲット機器が前記ネットワーク設定命令を受信する、ネットワーク設定命令受信ステップと、
    前記ネットワーク設定命令受信ステップ後、前記ターゲット用ネットワークアドレスを前記ネットワーク対応ターゲット機器のネットワークアドレスとして設定する、ネットワークアドレス設定ステップと、
    を備えることを特徴とするネットワーク構成設定方法。
  2. 前記ネットワークに前記ネットワーク対応ホスト機器及び前記ネットワーク対応ターゲット機器以外の1つまたは複数のネットワーク機器が接続されており、前記ネットワーク機器のネットワークアドレス情報を、前記ネットワーク対応ホスト機器が保持している場合、
    前記ターゲット用ネットワークアドレス割り当てステップにおいて、前記ネットワーク対応ホスト機器は、前記ターゲット用ネットワークアドレスを、前記ネットワーク機器のネットワークアドレスのいずれとも重複しないように割り当てることを特徴とする、請求項1記載のネットワーク構成設定方法。
  3. 前記ネットワーク設定命令送信ステップにおいて、設定対象とするネットワーク対応ターゲット機器を限定するターゲット機器限定情報も前記ネットワーク設定命令に含めて送信し、
    前記ネットワーク対応ターゲット機器は、前記ネットワーク設定命令のターゲット機器限定情報が前記ネットワーク対応ターゲット機器の機器情報と一致する場合にのみ、前記ターゲット用ネットワークアドレスを、前記ネットワーク対応ターゲット機器のネットワークアドレスとして設定することを特徴とする、請求項1または2記載のネットワーク構成設定方法。
  4. 前記ネットワークはTCP/IPネットワークであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のネットワーク構成設定方法。
  5. 前記ネットワーク対応ホスト機器が前記ネットワークのサブネットマスクを保持している場合は、
    前記ネットワーク設定命令送信ステップにおいて、前記ネットワーク対応ホスト機器は、前記サブネットマスクも前記ネットワーク設定命令に含めて送信し、
    前記ネットワーク対応ターゲット機器は、前記ネットワーク設定命令のサブネットマスクを、前記ネットワーク対応ターゲット機器におけるサブネットマスクとして設定することを特徴とする、請求項4記載のネットワーク構成設定方法。
  6. 前記ネットワーク対応ホスト機器がDNSサーバーアドレスを保持している場合は、
    前記ネットワーク設定命令送信ステップにおいて、前記DNSサーバーアドレスも前記ネットワーク設定命令に含めて送信し、
    前記ネットワーク対応ターゲット機器は、前記ネットワーク設定命令のDNSサーバーアドレスを、前記ネットワーク対応ターゲット機器におけるDNSサーバーアドレスとして設定することを特徴とする、請求項4または5記載のネットワーク構成設定方法。
  7. さらに、前記ネットワーク対応ターゲット機器はネットワーク設定終了後に、前記ネットワーク対応ホスト機器にネットワーク設定完了応答を返信するネットワーク設定完了応答返信ステップを有することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のネットワーク構成設定方法。
  8. 前記ネットワーク設定完了応答返信ステップにおいて、前記ネットワーク対応ターゲット機器は前記ネットワーク設定完了応答をブロードキャストまたはマルチキャストで返信することを特徴とする、請求項7記載のネットワーク構成設定方法。
  9. 前記ネットワーク設定完了応答には前記ネットワーク対応ターゲット機器のネットワーク設定変更機能へのアクセス情報が含まれていることを特徴とする、請求項7または8記載のネットワーク構成設定方法。
  10. ネットワーク設定対象であるネットワーク対応ターゲット機器とネットワーク接続されているネットワーク対応ホスト機器であって、
    前記ネットワーク対応ターゲット機器に設定するターゲット用ネットワークアドレスを自機器に設定されているネットワークアドレスと重複しないように割り当てるターゲット用ネットワークアドレス設定部と、
    前記ターゲット用ネットワークアドレスを少なくとも含むネットワーク設定命令をブロードキャストまたはマルチキャストで前記ネットワーク対応ターゲット機器に送信するネットワーク設定命令送信部とを有することを特徴とするネットワーク対応ホスト機器。
  11. 前記ターゲット用ネットワークアドレス設定部は、前記ネットワーク対応ターゲット機器以外のネットワークに接続されている1つまたは複数のネットワーク機器のネットワークアドレス情報を保持しており、前記ターゲット用ネットワークアドレスを前記ネットワーク機器のネットワークアドレスのいずれとも重複しないように割り当てることを特徴とする請求項10記載のネットワーク対応ホスト機器。
  12. 前記ネットワーク設定命令送信部は、設定対象とするネットワーク対応ターゲット機器を限定するターゲット機器限定情報もネットワーク設定命令に含めて送信することを特徴とする請求項10または11記載のネットワーク対応ホスト機器。
  13. 前記接続されているネットワークがTCP/IPネットワークであることを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載のネットワーク対応ホスト機器。
  14. 前記ネットワークのサブネットマスクを保持している場合は、前記ネットワーク設定命令送信部がサブネットマスクもネットワーク設定命令に含めて送信することを特徴とする請求項13記載のネットワーク対応ホスト機器。
  15. DNSサーバーアドレスを保持している場合は、前記ネットワーク設定命令送信部がDNSサーバーアドレスもネットワーク設定命令に含めて送信することを特徴とする請求項13または14記載のネットワーク対応ホスト機器。
  16. さらに、前記ネットワーク設定命令送信後に、前記ネットワーク対応ターゲット機器からネットワーク設定完了応答を受信するネットワーク設定完了応答受信部を有することを特徴とする請求項10から15のいずれか一項に記載のネットワーク対応ホスト機器。
  17. さらに、前記ネットワーク設定完了応答にネットワーク対応ターゲット機器のネットワーク設定変更機能へのアクセス情報が含まれている場合、前記アクセス情報に基づいてネットワーク設定変更機能へアクセスするターゲットアクセス部を有することを特徴とする請求項16記載のネットワーク対応ホスト機器。
  18. ネットワーク対応ホスト機器からブロードキャストまたはマルチキャストで送信されたネットワーク設定命令を受信するネットワーク設定命令受信部と、
    受信した前記ネットワーク設定命令からターゲット用ネットワークアドレスを取り出して、自機器のネットワークアドレスとして設定するネットワークアドレス設定部とを有することを特徴とする、ネットワーク対応ターゲット機器。
  19. 前記ネットワーク設定命令に設定対象とするネットワーク対応ターゲット機器を限定するターゲット機器限定情報が含まれており、前記ターゲット機器限定情報が前記ネットワーク対応ターゲット機器の機器情報と一致する場合にのみ、前記ネットワークアドレス設定部は、ネットワーク設定命令のターゲット用ネットワークアドレスを前記ネットワーク対応ターゲット機器のネットワークアドレスとして設定することを特徴とする請求項18記載のネットワーク対応ターゲット機器。
  20. 前記接続しているネットワークがTCP/IPネットワークであることを特徴とする請求項18または19記載のネットワーク対応ターゲット機器。
  21. 前記ネットワーク設定命令にサブネットマスクが含まれる場合、前記ネットワークアドレス設定部は、前記ネットワーク設定命令のサブネットマスクを前記ネットワーク対応ターゲット機器におけるサブネットマスクとして設定することを特徴とする請求項20記載のネットワーク対応ターゲット機器。
  22. 前記ネットワーク設定命令にDNSサーバーアドレスが含まれる場合、前記ネットワークアドレス設定部は、前記DNSサーバーアドレスを前記ネットワーク対応ターゲット機器におけるDNSサーバーアドレスとして設定することを特徴とする請求項20または21記載のネットワーク対応ターゲット機器。
  23. さらに、ネットワーク設定終了後にネットワーク設定完了応答を返信するネットワーク設定完了応答返信部を有することを特徴とする請求項18から22のいずれか一項に記載のネットワーク対応ターゲット機器。
  24. 前記ネットワーク設定完了応答返信部は、前記ネットワーク設定完了応答をブロードキャストまたはマルチキャストで返信することを特徴とする請求項23記載のネットワーク対応ターゲット機器。
  25. 前記ネットワーク設定完了応答には、前記ネットワーク対応ターゲット機器のネットワーク設定変更機能へのアクセス情報が含まれていることを特徴とする請求項23または24に記載のネットワーク対応ターゲット機器。
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