JP2005323285A - 移動体通信装置 - Google Patents

移動体通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005323285A
JP2005323285A JP2004141355A JP2004141355A JP2005323285A JP 2005323285 A JP2005323285 A JP 2005323285A JP 2004141355 A JP2004141355 A JP 2004141355A JP 2004141355 A JP2004141355 A JP 2004141355A JP 2005323285 A JP2005323285 A JP 2005323285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency
operation mode
mobile communication
control unit
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004141355A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiaki Ando
公晃 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004141355A priority Critical patent/JP2005323285A/ja
Publication of JP2005323285A publication Critical patent/JP2005323285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】 緊急時ではアプリケーション処理部を起動させずに最低限の機能のみによって緊急時の通報が行えるようにすること。
【解決手段】 動作モード制御部111は、通常動作モードにおいて、電源部110からの電池残量検出信号が示す電池残量が所定値まで低下したとき、ベースバンド信号処理部102からの受信状況検出信号が通信状況の劣化を示すとき、入力装置106から緊急動作モード設定信号が入力したときのいずれかにおいて、動作モードを通常動作モードから緊急動作モードに変更する。これによって、アプリケーション処理部104は動作を停止し、無線部101、ベースバンド信号処理部102及び無線制御部103のみによる緊急通報ができるようになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示処理や音声処理、データ処理を行うアプリケーション処理部を備える移動体通信装置に関する。
表示処理や音声処理、データ処理を行うアプリケーション処理部を備える移動体通信装置としては、従来、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。以下、図14と図15を参照して、従来の移動体通信装置の構成と動作について簡単に説明する。
図14は、従来の移動体通信装置の構成例を示すブロック図である。図14に示す従来の移動体通信装置は、アンテナ1400が接続される無線部1401、ベースバンド信号処理部1402、無線制御部1403、アプリケーション処理部1404、表示装置1405、入力装置1406、マイクロホン1407、スピーカー1408、二次電池1409、及び電源部1410を備えている。
無線部1401は、アンテナ1400から入力される高周波信号を増幅しそれをベースバンド信号に変換してベースバンド信号処理部1402に引き渡す機能と、ベースバンド信号処理部1402から入力される送信データ信号を高周波信号に変換し増幅してアンテナ1400から送り出す機能とを有している。
ベースバンド信号処理部1402は、無線部1401から受け取った受信信号の復調や誤り訂正を行って無線制御部1403に出力する機能と、無線制御部1403から受け取った送信情報から送信データを生成し無線部1401に引き渡す機能とを有している。
無線制御部1403は、アプリケーション処理部1404の指示を受けて無線部1401及びベースバンド信号処理部1402の起動制御等を行う機能と、アプリケーション処理部1404から受け取った送信情報をベースバンド信号処理部1402に伝達し、ベースバンド信号処理部1402から受け取った受信情報をアプリケーション処理部1404に伝達する機能とを有している。
アプリケーション処理部1404は、電源部1410に指示を出して各部への電源供給を行わせて当該装置全体の起動制御を行う機能と、表示装置1405を用いた表示処理、マイクロホン1407及びスピーカー1408を制御する音声処理、並びに入力装置1406等を用いたデータ処理を行う機能とを有している。
電源部1410は、アプリケーション処理部1404からの指示を受けて、移動使用時の電力供給源となる二次電池1409の電力を、無線部1401、ベースバンド信号処理部1402、無線制御部1403、表示装置1405、及び入力装置1406に供給する機能を有している。
次に、図15は、図14に示す従来の移動体通信装置の動作を説明するフローチャートである。なお、処理手順であるステップは、「ST」と略記する。図15において、待ち受け状態(ST1501)において発呼があると(ST1502:YES)、アプリケーション処理部1404の起動が行われる(ST1503)。これによって、アプリケーション処理部1404から電源部1410に対して各要素への電源供給指示が発行されるので、各要素では動作に必要なクロックの生成等が行われる。そして、アプリケーション処理部1404の指示に従って無線制御部1403が起動し(ST1504)、通話が行える(ST1505)。通話が終了すると(ST1506:YES)、待ち受け状態(ST1501)に戻る。この動作手順は、非常時の通信においても同様である。
このように、表示処理や音声処理、データ処理を行うアプリケーション処理部を備える従来の移動体通信装置では、発呼があると、まず、アプリケーション処理部が作動し、このアプリケーション処理部からの起動指示により無線制御部が動作を開始し、無線制御部がベースバンド信号処理部、無線部の起動を行うことで無線通信が可能となる構成を採っている。
ここで、昨今の移動体通信装置では、多機能化により表示処理や音声処理、データ処理を行うアプリケーション処理部や表示装置で消費する電力が無線制御部以降のベースバンド信号処理部、無線部で消費する電力に比べ相対的に増加する傾向にある。
特開2003−152862号公報
上記のように、従来の移動体通信装置では、緊急時の通報も通常の通話機能を用いて行っているので、緊急時でも表示装置やアプリケーション処理部等電力を多く消費する不必要な機能が動作していた。その結果、非常時に最低限動作が必要な無線制御部、ベースバンド信号処理部、無線部の動作電力を確保できない場合があった。また、電池切れが起こって通報できない場合や、電池残量が少ないために電池保護機能が作動して確実な通報ができない場合があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、発呼時には、まずアプリケーション処理部が立ち上がることを要件とする移動体通信装置において、緊急時ではアプリケーション処理部を起動させずに最低限の機能のみによって緊急時の通報が行える移動体通信装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明は、発呼があると、まず音声処理、画像処理、及びデータ処理を行うアプリケーション処理手段が作動し、それに基づき無線処理系が作動する移動体通信装置において、緊急時の条件が成立するとき、前記アプリケーション処理手段を作動させず、前記無線処理系を作動させ、前記無線処理系から緊急時通報メッセージを送信させる制御手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、緊急時では、無線処理系のみによる最低限の機能によって緊急時の通報メッセージを送信することができる。この通報メッセージには、例えば、特定の緊急用電話番号への発呼、自局の位置情報、ユーザ情報など含ませることができる。電力消費の大きいアプリケーション処理手段の全機能は作動しないので、低電力モードが実現できる。
また、本発明は、発呼があると、まず音声処理、画像処理、及びデータ処理を行うアプリケーション処理手段が作動し、それに基づき無線処理系が作動する移動体通信装置において、緊急時の条件が成立するとき、前記アプリケーション処理手段における音声処理機能と前記無線処理系とを作動させ、前記無線処理系から緊急時通報メッセージと前記音声処理機能による音声信号とを送信させる制御手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、緊急時では、無線処理系とアプリケーション処理手段における音声処理機能とのみによる最低限の機能によって緊急時の通報メッセージの送信と特定の緊急用電話番号への通話とが行える。したがって、緊急通報時に状況等の音声伝達が必要となる場合に対応することができる。また、電力消費の大きいアプリケーション処理手段の大部分の機能は作動しないので、低電力モードが実現できる。
また、本発明の移動体通信装置は、上記の構成において、前記制御手段は、緊急時の条件が成立するとき、前記アプリケーション処理手段を作動させず、前記無線処理系を作動させ、前記無線処理系から緊急時通報メッセージと所定のデータ信号とを送信させる構成を採る。
この構成によれば、緊急時では、緊急時通報メッセージの送信とそれをより詳細化した所定データ信号(例えば、緊急医療に必要な血液型のデータ)の送信とが行える。体調不良や遭難など通話による救援要請が困難な状況にある場合に対応することができる。
また、本発明の移動体通信装置は、上記の構成において、前記制御手段は、二次電池の残量が所定値になったとき、通信状況の劣化が検出されたとき、及びユーザが緊急モードを設定したとき、のいずれかが発生したときに、前記緊急時の条件が成立したと判断する構成を採る。
この構成によれば、二次電池の残量が所定値になったとき、通信状況の劣化が検出されたとき、ユーザが緊急モードに設定したときのいずれかが発生したときに、低消費電力の緊急時動作が行える。
また、本発明の移動体通信装置は、上記の構成において、前記制御手段は、緊急時の条件成立がユーザの指定に起因するとき、前記緊急時通報メッセージ及び前記所定のデータ信号の内容をユーザの状況に合わせて変更する構成を採る。
この構成によれば、体調不良や遭難など通話による救援要請が困難な状況にある場合にその状況に合わせて緊急時通報メッセージや所定のデータ信号の内容を変更することができる。
また、本発明の移動体通信装置は、上記の構成において、補助電源をさらに具備し、前記制御手段は、緊急時の条件成立が二次電池の電池残量に起因するとき、供給電源を前記補助電源に切り替える構成を採る。
この構成によれば、電池持続性の信頼性を向上することができ、緊急時の通信を確保することができる。
また、本発明の移動体通信装置は、上記の構成において、前記制御手段は、緊急時の条件成立が二次電池の電池残量に起因するとき、電池保護機能を無効化して前記二次電池からの電源供給を維持する構成を採る。
この構成によれば、通常では電池切れとなる状況においても緊急時の通信を確保することができるので、緊急時通報の確実性を高めることができる。
また、本発明の移動体通信装置は、上記の構成において、前記制御手段は、前記無線処理系における動作状況からデッドロックの発生可能性を検知したとき電源供給を全停する構成を採る。
この構成によれば、電圧低下時のデッドロックを抑止することができる。
また、本発明の移動体通信装置は、上記の構成において、前記制御手段は、緊急時の条件成立がユーザの指定に起因するとき、スピーカーから警報音を出力させる構成を採る。
この構成によれば、体調不良等によって周囲に意思伝達ができない状況にあるときでも周囲に救助を求めることができる。
本発明によれば、緊急時ではアプリケーション処理部を起動させずに最低限の機能のみによって緊急時の通報が行える移動体通信装置を提供することができる。
本発明の骨子は、表示処理や音声処理、データ処理を行うアプリケーション処理部の起動によって無線通信が可能となる移動体通信装置において、緊急時では、アプリケーション処理部を起動させずに最低限の機能のみによって緊急時の通報が行えるようにすることである。その際に、二次電池の電池残量が少ないときは、補助電源に切り替えて、あるいは電池保護機能を無効化して二次電池からの電源供給を維持し、緊急時の通信を確保できるようにする。また、ユーザの状況に応じた緊急時の通報が行えるようにする。なお、緊急時とは、(1)電池残量が所定値となったとき、(2)通信状況の劣化が検出されたとき、(3)ユーザが緊急モードに設定したとき、などである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図である。図1に示す実施の形態1に係る移動体通信装置は、アンテナ100が接続される無線部101、ベースバンド信号処理部102、無線制御部103、アプリケーション処理部104、表示装置105、入力装置106、マイクロホン107、スピーカー108、二次電池109、電源部110、及び動作モード制御部111を備えている。
無線部101は、アンテナ100から入力される高周波信号を増幅しそれをベースバンド信号に変換してベースバンド信号処理部102に引き渡す機能と、ベースバンド信号処理部102から入力される送信データ信号を高周波信号に変換し増幅してアンテナ100から送り出す機能とを有している。
ベースバンド信号処理部102は、無線部101から受け取った受信信号の復調や誤り訂正を行って無線制御部103に出力する機能と、無線制御部103から受け取った送信情報から送信データを生成し無線部101に引き渡す機能とを有している。また、ベースバンド信号処理部102は、受信信号の復調や誤り訂正を行う際に得られるフレームエラーレートなどから受信品質を監視し、その監視結果である受信状況検出信号を動作モード制御部111に出力する機能を有している。
無線制御部103は、動作モード制御部111の指示する動作モードが通常動作モードであるときは、アプリケーション処理部104の指示を受けて無線部101及びベースバンド信号処理部102の起動制御等を行う機能と、アプリケーション処理部104から受け取った送信情報をベースバンド信号処理部102に伝達し、ベースバンド信号処理部102から受け取った受信情報をアプリケーション処理部104に伝達する機能とを有している。
また、無線制御部103は、動作モード制御部111の指示する動作モードが緊急動作モードであるときは、アプリケーション処理部104の指示を受けずに自律的に無線部101及びベースバンド信号処理部102の起動制御等を行い、緊急通報処理を実行する機能を有している。
アプリケーション処理部104は、動作モード制御部111の指示する動作モードが通常動作モードであるときは、電源部110に指示を出して各部への電源供給を行わせて当該装置全体の起動制御を行う機能と、表示装置105を用いた表示処理、マイクロホン107及びスピーカー108を制御する音声処理、及び入力装置106等を用いたデータ処理を行う機能とを有している。
また、アプリケーション処理部104は、動作モード制御部111の指示する動作モードが緊急動作モードであるときは、上記した通常動作モード時での動作を停止するようになっている。したがって、動作モード制御部111の指示する動作モードが緊急動作モードであるときは、表示装置105、入力装置106、マイクロホン107、及びスピーカー108は、動作しない。
電源部110は、動作モード制御部111の指示する動作モードが通常動作モードであるときは、アプリケーション処理部104からの指示を受けて、移動使用時の電力供給源となる二次電池109の電力を、無線部101、ベースバンド信号処理部102、無線制御部103、表示装置105、及び入力装置106に供給する機能を有している。その際に、電源部110は、二次電池109の電池残量を計算し、その計算結果である電池残量検出信号を動作モード制御部111に出力する機能を有している。
また、電源部110は、動作モード制御部111の指示する動作モードが緊急動作モードであるときは、表示装置105及び入力装置106への電源供給を停止する機能を有している。
そして、この実施の形態では、ユーザは、通常動作モード時において入力装置106を用いて、緊急動作モードを設定することができるようになっている。このユーザが設定した緊急動作モード設定信号は、動作モード制御部111に入力される。この緊急動作モード設定信号は、例えば、通常備えるキーを操作して、あるいは、緊急時用に設けた不可塑性のスイッチを操作して入力される。また、ユーザは、緊急動作モード設定信号に心拍数などの体調を知るパラメータを含めることができる。
動作モード制御部111は、通常動作モードにおいて、(1)電源部110からの電池残量検出信号が示す電池残量が所定値まで低下したとき、(2)ベースバンド信号処理部102からの受信状況検出信号が通信状況の劣化を示すとき、(3)入力装置106から緊急動作モード設定信号が入力したとき、のいずれかにおいて、動作モードを通常動作モードから緊急動作モードに変更する。これによって、無線制御部103とアプリケーション処理部104と電源部110は、その動作モードを通常動作モードから緊急動作モードに切り替えるようになっている。
次に、図1参照しつつ図2に沿って以上のように構成される実施の形態1に係る移動体通信装置の動作について説明する。なお、図2は、図1に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャートである。ここで、処理手順であるステップは「ST」と略記する。この点は、以降に説明する各実施の形態においても同様である。
図2に示すように、動作モード制御部111の指示する動作モードが緊急動作モードでないとき(ST210:NO)は通常動作モード201が実行され、緊急動作モードであるとき(ST210:YES)は緊急動作モード202が実行される。
通常動作モード201では、待ち受け状態(ST221)において発呼がないと(ST222:NO)、ST210に戻り、動作モード制御部111の指示内容を監視するが、発呼があると(ST222:YES)、アプリケーション処理部104の起動が行われる(ST223)。これによって、アプリケーション処理部104から電源部110に対して各要素への電源供給指示が発行されるので、各要素では動作に必要なクロックの生成等が行われる。そして、アプリケーション処理部104の指示に従って無線制御部103が起動し(ST224)、通話が行える(ST225)。通話が終了すると(ST226:YES)、ST210に戻り、動作モード制御部111の指示内容を監視する。
また、緊急動作モード202では、待ち受け状態(ST231)において発呼がないと(ST232:NO)、ST210に戻り、動作モード制御部111の指示内容を監視するが、発呼があると(ST232:YES)、無線制御部103が起動する(ST233)。無線制御部103は、予め定めたメッセージをベースバンド信号処理部102に渡して送信する(ST234)。その後、ST210に戻り、動作モード制御部111の指示内容を監視する。
ここで、無線制御部103がベースバンド信号処理部102に渡すメッセージは、例えば、特定の緊急用電話番号への発呼、自局の位置情報、ユーザ情報などが含まれている。また、無線制御部103は、動作モード制御部111から心拍数などユーザの体調を知らせるパラメータの通知があったときは、それをメッセージに含めることができる。
以上のように、実施の形態1によれば、通常動作モードにおいて、緊急時の条件が成立すると、通常動作モードから緊急動作モードへの切り替えを指示する手段を設け、緊急動作モードへの切り替え指示が発行されると、電力消費が大きいアプリケーション処理部は動作せずに無線制御部が自律的に最低限の機能を用いて緊急通報を行うようにしたので、緊急時の電力消費を抑制することができ、電池寿命の長命化が図れる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図3では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一又は同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
即ち、図3に示すように、実施の形態2に係る移動体通信装置では、図1(実施の形態1)に示した構成において、無線制御部103に代えて無線制御部301が設けられている。無線制御部301には、無線制御のためのプログラムが格納される無線制御プログラム格納部302が設けられている。
また、アプリケーション処理部104に代えてアプリケーション処理部303が設けられている。アプリケーション処理部303は、音声符号化/復号化部310とデータ符号化/復号化部320と制御プログラム格納部321と制御部322とで構成される。制御部322は、制御プログラム格納部321に格納される制御プログラムに従って音声符号化/復号化部310とデータ符号化/復号化部320と表示装置105と入力装置106とを制御するようになっている。また、音声符号化/復号化部310には、マイクロホン107とスピーカー108とが接続される。さらに、音声符号化/復号化部310とデータ符号化/復号化部320は、共通のバスを介して無線制御部301に接続されている。
アプリケーション処理部303のこの構成は、図1に示すアプリケーション処理部104も同様であるが、この実施の形態2では、アプリケーション処理部303は、次の2つの動作(1)(2)のうちの一つを行うようになっている。
即ち、(1)アプリケーション処理部303は、動作モード制御部111から緊急動作モードへの切り替え指示があると、図1に示したアプリケーション処理部104と同様に一応動作を停止するが、音声符号化/復号化部310のみが動作モード制御部111から緊急動作モードへの切り替え指示を受けた無線制御部301によって起動できるようになっている。
(2)または、動作モード制御部111は、入力装置106から緊急動作モード設定信号を入力すると、緊急動作モードへの切り替え指示に緊急動作モード設定信号を含めてアプリケーション処理部303の制御部322に与えるので、アプリケーション処理部303の制御部322は、音声符号化/復号化部310のみを動作状態にし、その他は動作停止とするようになっている。
そして、無線制御部301は、動作モード制御部111から緊急動作モードへの切り替え指示を受けると、実施の形態1にて説明したメッセージ送信に加えて、無線制御プログラム格納部302に格納される無線制御プログラムに従って音声符号化/復号化部310を制御し、ユーザがマイクロホン107とスピーカー108を使って簡単な通話が可能となるようにし、その通話信号を送信するようになっている。
次に、図3参照しつつ図4に沿って以上のように構成される実施の形態2に係る移動体通信装置の動作について説明する。なお、図4は、図3に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャートである。図4では、図2に示した処理手順と同一又は同等である処理手順には、同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
図4に示すように、動作モード制御部111の指示する動作モードが緊急動作モードでないとき(ST210:NO)は通常動作モード201が実行され、緊急動作モードであるとき(ST210:YES)は緊急動作モード401が実行される。
緊急動作モード401では、待ち受け状態(ST231)において発呼がないと(ST232:NO)、ST210に戻り、動作モード制御部111の指示内容を監視するが、発呼があると(ST232:YES)、例えば音声符号化/復号化部310が起動し(ST410)、無線制御部301が起動する(ST233)。無線制御部301は、予め定めたメッセージをベースバンド信号処理部102に渡して送信する(ST234)。並行して、音声符号化/復号化部310を制御してユーザの緊急時会話を可能にし(ST411)、通話が終了すると(ST411:YES)、ST210に戻り、動作モード制御部111の指示内容を監視する。
なお、無線制御部301が音声符号化/復号化部310を起動制御できる場合は、上記の起動手順ではなく、先に無線制御部301を起動し、その後、無線制御部301が音声符号化/復号化部310を起動する手順となる。
以上のように、実施の形態2によれば、通常動作モードから緊急動作モードへの切り替え指示が発行されると、アプリケーション処理部のうち音声符号化/復号化部だけは動作停止せずに無線制御部が制御することができるので、実施の形態1の効果に加えて、緊急通報時にユーザの状況等の音声伝達が必要となる場合に対応することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図5では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一又は同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、実施の形態3に関わる部分を中心に説明する。
即ち、図5に示すように、実施の形態3に係る移動体通信装置では、図1(実施の形態1)に示した構成において、無線制御部103に代えて無線制御部501が設けられている。無線制御部501には、無線制御のためのプログラムが格納される無線制御プログラム格納部502と緊急時の送信データが格納される緊急時データ格納部503とが設けられている。
無線制御部501は、動作モード制御部111から緊急動作モードへの切り替え指示を受けると、実施の形態1にて説明したメッセージ送信に加えて、無線制御プログラムに従って緊急時データ格納部503に格納された緊急データを送信するようにしている。緊急時データ格納部503には、例えば、緊急医療に必要な血液型などより詳細なユーザ情報が格納されている。
即ち、実施の形態1にて説明したように、動作モード制御部111が緊急動作モードへの切り替え指示を発行する条件には3つあるが、無線制御部501は、動作モード制御部111から緊急動作モードへの切り替え指示の発生原因に応じて送信するメッセージや緊急データの内容を無線制御プログラムに従って変更できるようになっている。例えば、体調不良や遭難など通話では救援要請を求めることが難しい状況にある場合に、ユーザが入力装置106から緊急動作モード設定信号を入力することにより、ユーザの状況に応じたメッセージや緊急データを送信することができる。
次に、図5参照しつつ図6に沿って以上のように構成される実施の形態3に係る移動体通信装置の動作について説明する。なお、図6は、図5に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャートである。図6では、図2に示した処理手順と同一又は同等である処理手順には、同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態3に関わる部分を中心に説明する。
図6に示すように、動作モード制御部111の指示する動作モードが緊急動作モードでないとき(ST210:NO)は通常動作モード201が実行され、緊急動作モードであるとき(ST210:YES)は緊急動作モード601が実行される。
緊急動作モード601では、待ち受け状態(ST231)において発呼がないと(ST232:NO)、ST210に戻り、動作モード制御部111の指示内容を監視するが、発呼があると(ST232:YES)、無線制御部501が起動する(ST233)。無線制御部501は、無線制御プログラムに従って緊急時データ格納部503から緊急送信データを取り込む(ST611)。そして、無線制御部501は、予め定めたメッセージをベースバンド信号処理部102に渡して送信する(ST234)。また、緊急データをベースバンド信号処理部102に渡して送信し(ST612)、緊急データの送信を終了すると(ST612:YES)、ST210に戻り、動作モード制御部111の指示内容を監視する。
以上のように、実施の形態3によれば、通常動作モードから緊急動作モードへの切り替え指示が発行されると、アプリケーション処理部を全停させ、無線制御部がメッセージ送信に加えて緊急データも送信することができるので、実施の形態1の効果に加えて、通話の使用が困難であるなど緊急時の状況に応じたより適切な通報を行うことができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図7では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一又は同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、実施の形態4に関わる部分を中心に説明する。
即ち、図7に示すように、実施の形態4に係る移動体通信装置では、図1(実施の形態1)に示した構成において、発電装置701が追加されている。それに伴い、電源部110に代えて電源部702が設けられ、動作モード制御部111に代えて動作モード制御部703が設けられている。
発電装置701は、いわゆる補助電源であって、例えば、太陽電池や手動の発電装置、一次電池、時計用の小容量電池などを用いることができる。
動作モード制御部703は、電源部702から入力する二次電池109についての電池残量検出信号が所定値を示すときに、無線制御部103及びアプリケーション処理部104に緊急動作モードへの切替指示を与えると同時に、電源部702に対し電源切替指示を含む緊急動作モードへの切替指示を与えるようになっている。
電源部702は、動作モード制御部703から電源切替指示を含む緊急動作モードへの切替指示を受けると、対象を二次電池109から発電装置701に切り替え、発電装置701から無線部101、ベースバンド信号処理部102、無線制御部103、表示装置105及び入力装置106に電源を供給するようになっている。
次に、図7参照しつつ図8に沿って以上のように構成される実施の形態4に係る移動体通信装置の動作について説明する。なお、図8は、図7に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャートである。図8では、図2に示した処理手順と同一又は同等である処理手順には、同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態4に関わる部分を中心に説明する。
図8に示すように、動作モード制御部703の指示する動作モードが緊急動作モードでないとき(ST210:NO)は通常動作モード201が実行され、緊急動作モードであるとき(ST210:YES)は緊急動作モード801が実行される。
緊急動作モード801では、例えば、待ち受け状態(ST231)において、まず電源を二次電池109から発電装置701への切り替えを行い(ST810)、発呼がないと(ST232:NO)、ST210に戻り、動作モード制御部703の指示内容を監視するが、発呼があると(ST232:YES)、無線制御部103が起動する(ST233)。無線制御部103は、予め定めたメッセージをベースバンド信号処理部102に渡して送信する(ST234)。その後、ST210に戻り、動作モード制御部703の指示内容を監視する。なお、電源の切り替えは、発呼があった後に実施しても良い。
以上のように、実施の形態4によれば、補助電源を用意し、二次電池の残量に余裕がないことに起因する緊急動作モードへの切り替え指示が発行されると、低電力動作への移行と同時に補助電源への切り替えを行うようにしたので、電池持続性の信頼性を向上することができる。
なお、本実施の形態4では、実施の形態1への適用例を示したが、実施の形態2や実施の形態3にも同様に適用することができることは言うまでもない。
(実施の形態5)
図9は、本発明の実施の形態5に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図9では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一又は同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、実施の形態5に関わる部分を中心に説明する。
即ち、図9に示すように、実施の形態5に係る移動体通信装置では、図1(実施の形態1)に示した構成において、動作モード制御部111に代えて動作モード制御部901が設けられている。スピーカー108は、動作モード制御部901にも接続されている。
動作モード制御部901は、入力装置106から緊急動作モード設定信号を入力するとき、無線制御部103、アプリケーション処理部104及び電源部110に緊急動作モードへの切替指示を与えると同時に、スピーカー108を駆動して警報音を出力するようになっている。
次に、図9参照しつつ図10に沿って以上のように構成される実施の形態5に係る移動体通信装置の動作について説明する。なお、図10は、図9に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャートである。図10では、図2に示した処理手順と同一又は同等である処理手順には、同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態5に関わる部分を中心に説明する。
図9に示すように、動作モード制御部901の指示する動作モードが緊急動作モードでないとき(ST210:NO)は通常動作モード201が実行され、緊急動作モードであるとき(ST210:YES)は緊急動作モード1001が実行される。
緊急動作モード1001では、待ち受け状態(ST231)において発呼がないと(ST232:NO)、ST210に戻り、動作モード制御部901の指示内容を監視するが、発呼があると(ST232:YES)、無線制御部103を起動する(ST233)。このとき、動作モード制御部901は、入力装置106から緊急動作モード設定信号を入力したので、並行してスピーカー108を駆動して警報音を出力する(ST1011)。無線制御部103は、予め定めたメッセージをベースバンド信号処理部102に渡して送信する(ST234)。その後、ST210に戻り、動作モード制御部901の指示内容を監視する。
以上のように、実施の形態5によれば、ユーザの意思表示に起因する緊急動作モードへの切り替え指示が発行されると、低電力動作への移行と同時にスピーカーから緊急通報が行えるので、体調不良などで周囲に意思伝達ができない場合でも救助を求めることができる。
なお、本実施の形態5では、実施の形態1への適用例を示したが、実施の形態2や実施の形態3、実施の形態4にも同様に適用することができることは言うまでもない。
(実施の形態6)
図11は、本発明の実施の形態6に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図である。なお、図11では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一又は同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、実施の形態6に関わる部分を中心に説明する。
即ち、図11に示すように、実施の形態6に係る移動体通信装置では、図1(実施の形態1)に示した構成において、電池保護回路1101とその無効化回路1102とが二次電池109と電源部110との間に追加され、動作モード制御部111に代えて動作モード制御部1103が設けられ、無線制御部103に代えて無線制御部1104が設けられている。無線制御部1104には無線制御プログラム格納部1105が設けられている。
電池保護回路1101は、移動体通信装置が一般に備えている回路である。即ち、従来では、二次電池109の過放電による寿命の低下や、二次電池109の内部抵抗が大きくなり電圧降下が大きくなることによる不安定動作を避けるために、ある一定の放電量で当該移動体通信装置の動作を停止するように電池保護回路1101が組み込まれている。動作停止は、一般に二次電池109の電圧監視によって行われる。この構成では、二次電池109にある一定の電力を残したまま当該移動体通信装置は停止してしまうので、緊急時には、問題が起こる。
そこで、電池保護回路1101と電源部110との間に無効化回路1102を設け、この無効化回路1102を動作モード制御部1103が制御するようにしている。即ち、通常動作モードでは、無効化回路1102は、電池保護回路1101と電源部110との間を接続し、電源部110が電池保護回路1101を介して二次電池109の電池残量を監視できるようにしている。
そして、動作モード制御部1103は、電源部110からの電池残量検出信号が示す電池残量値が所定値になると、無線制御部1104、アプリケーション処理部104及び電源部110に緊急動作モードへの切替指示を与えると同時に、無効化回路1102に対し、電池保護回路1101をパスして二次電池109と電源部110とを直接接続させる無効化指示信号を発行するようにしている。
これによって、電池残量に起因する緊急動作モード時において、電池残量を気にすることなく緊急時の動作を継続できるようになる。なお、電圧低下時のデッドロックを抑止するために、無線制御部1104は、無線制御プログラム格納部1105に格納される無線制御プログラムに従って動作を監視し、デッドロック時に電源部110に対してリセット信号を送りシステムリセットを実行するようになっている。
次に、図11参照しつつ図12に沿って以上のように構成される実施の形態6に係る移動体通信装置の動作について説明する。なお、図12は、図11に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャートである。図12では、図2に示した処理手順と同一又はは同等である処理手順には、同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態6に関わる部分を中心に説明する。
図12に示すように、動作モード制御部1103の指示する動作モードが緊急動作モードでないとき(ST210:NO)は通常動作モード201が実行され、緊急動作モードであるとき(ST210:YES)は緊急動作モード1201が実行される。
緊急動作モード1201では、待ち受け状態(ST231)において、発呼がないと(ST232:NO)、ST210に戻り、動作モード制御部1103の指示内容を監視するが、発呼があると(ST232:YES)、動作モード制御部1103は、指示する緊急動作モードの発生原因が電池残量に起因するものであるので、無効化回路1102に指示をだして電池保護回路1101を無効化し(ST1211)、無線制御部1104を起動する(ST233)。無線制御部1104は、予め定めたメッセージをベースバンド信号処理部102に渡して送信する(ST234)。その後、ST210に戻り、動作モード制御部1103の指示内容を監視する。
以上のように、実施の形態6によれば、電池残量に起因する緊急動作モードへの切り替え指示が発行されると、低電力動作への移行と同時に電池保護を解除するようにした。したがって、通常動作モードでは電池切れとなる状態でも通報が可能となり、緊急時通信の確実性を高めることができる。
なお、本実施の形態6では、実施の形態1への適用例を示したが、実施の形態2や実施の形態3、実施の形態4、実施の形態5にも同様に適用することができることは言うまでもない。
(実施の形態7)
図13は、本発明の実施の形態7に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態7では、無線通信機能を装備しない一般の情報端末に上記した実施の形態1〜実施の形態6に示した緊急時の低電力無線通信機能を付加したいわゆる移動体通信装置の構成例が示されている。
即ち、情報端末は、一般に、多機能なアプリケーションを動作させるために高速な処理回路を持っているので、消費電力が多い。そのため、携帯時には、通常、電源を停止もしくはスリープ状態にする。この情報端末で着信処理を行おうとした場合、情報端末の起動シーケンスを経る必要があるので、オペレーティングシステム等の起動に時間を要する。
そこで、図13に示すように、実施の形態1〜実施の形態6に示した緊急時の低電力無線通信機能部1301を付加し、電源停止時及びスリープ時には、付加した緊急時の低電力無線通信機能部1301が自律的に動作するモードにしておくことで、アプリケーション処理部1302を起動することなく着信処理等がリアルタイムに行えるようになる。
図13において、付加した緊急時の低電力無線通信機能部1301は、無線部1311とベースバンド信号処理部1312と無線制御部1313と電源部1314とを備えている。
情報端末のアプリケーション処理部1302は、データ符号化/復号化部1321、音声符号化/復号化部1322、制御部1323、入力部1324、表示部1325、電源部1326を備えている。そして、これらは、携行時に二次電池1303から電源供給を受けるようになっている。マイクロホン1304とスピーカー1305は、無線制御部1313と音声符号化/復号化部1322とで共用するようになっている。
電源停止時及びスリープ時には、制御部1323から電源部1314に指示を出し、低電力無線通信機能部1301が動作するようになっている。
以上のように、本実施の形態7によれば、無線通信システムに特化したシステム構成を持たない情報端末等でも容易に無線通信システムを構築することができる。
本発明は、緊急時専用の低電力モードで無線通信が行えるので、緊急時の通信を確保するのに有用であり、特に、ユーザの状況に応じた緊急通報を行うのに好適である。
本発明の実施の形態1に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図 図1に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態2に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図 図3に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態3に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図 図5に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態4に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図 図7に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態5に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図 図9に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態6に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図 図11に示す移動体通信装置の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態7に係る移動体通信装置の構成を示すブロック図 従来の移動体通信装置の構成例を示すブロック図 図14に示す従来の移動体通信装置の動作を説明するフローチャート
符号の説明
100 アンテナ
101 無線部
102 ベースバンド信号処理部
103、301、501、1104 無線制御部
104、303 アプリケーション処理部
105 表示装置
106 入力装置
107 マイクロホン
108 スピーカー
109 二次電池
110、702 電源部
111、703、901、1103 動作モード制御部
302、502、1105 無線制御プログラム格納部
310 音声符号化/復号化部
320 データ符号化/復号化部
321 制御プログラム格納部
322 制御部
503 緊急時データ格納部
701 発電装置
1101 電池保護回路
1102 無効化回路
1301 緊急時の低電力無線通信機能部
1302 情報端末のアプリケーション処理部

Claims (9)

  1. 発呼があると、まず音声処理、画像処理、及びデータ処理を行うアプリケーション処理手段が作動し、それに基づき無線処理系が作動する移動体通信装置において、緊急時の条件が成立するとき、前記アプリケーション処理手段を作動させず、前記無線処理系を作動させ、前記無線処理系から緊急時通報メッセージを送信させる制御手段、を具備することを特徴とする移動体通信装置。
  2. 発呼があると、まず音声処理、画像処理、及びデータ処理を行うアプリケーション処理手段が作動し、それに基づき無線処理系が作動する移動体通信装置において、緊急時の条件が成立するとき、前記アプリケーション処理手段における音声処理機能と前記無線処理系とを作動させ、前記無線処理系から緊急時通報メッセージと前記音声処理機能による音声信号とを送信させる制御手段、を具備することを特徴とする移動体通信装置。
  3. 前記制御手段は、緊急時の条件が成立するとき、前記アプリケーション処理手段を作動させず、前記無線処理系を作動させ、前記無線処理系から緊急時通報メッセージと所定のデータ信号とを送信させることを特徴とする請求項1記載の移動体通信装置。
  4. 前記制御手段は、二次電池の残量が所定値になったとき、通信状況の劣化が検出されたとき、及びユーザが緊急モードを設定したとき、のいずれかが発生したときに、前記緊急時の条件が成立したと判断することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の移動体通信装置。
  5. 前記制御手段は、緊急時の条件成立がユーザの指定に起因するとき、前記緊急時通報メッセージ及び前記所定のデータ信号の内容をユーザの状況に合わせて変更することを特徴とする請求項3記載の移動体通信装置。
  6. 補助電源をさらに具備し、前記制御手段は、緊急時の条件成立が二次電池の電池残量に起因するとき、供給電源を前記補助電源に切り替えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の移動体通信装置。
  7. 前記制御手段は、緊急時の条件成立が二次電池の電池残量に起因するとき、電池保護機能を無効化して前記二次電池からの電源供給を維持することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の移動体通信装置。
  8. 前記制御手段は、前記無線処理系における動作状況からデッドロックの発生可能性を検知したとき電源供給を全停することを特徴とする請求項7記載の移動体通信装置。
  9. 前記制御手段は、緊急時の条件成立がユーザの指定に起因するとき、スピーカから警報音を出力させることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の移動体通信装置。
JP2004141355A 2004-05-11 2004-05-11 移動体通信装置 Pending JP2005323285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004141355A JP2005323285A (ja) 2004-05-11 2004-05-11 移動体通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004141355A JP2005323285A (ja) 2004-05-11 2004-05-11 移動体通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005323285A true JP2005323285A (ja) 2005-11-17

Family

ID=35470199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004141355A Pending JP2005323285A (ja) 2004-05-11 2004-05-11 移動体通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005323285A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008042772A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Kyocera Corp 端末装置
JP2011066686A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Ntt Docomo Inc 携帯端末装置及び方法
JP2012124918A (ja) * 2012-01-18 2012-06-28 Kyocera Corp 携帯通信端末
US8391831B2 (en) 2010-05-11 2013-03-05 Denso Corporation In-vehicle terminal for emergency notification
US20130190032A1 (en) * 2012-01-20 2013-07-25 Li Li Proxy-Based Push Service
JP2014222508A (ja) * 2014-06-20 2014-11-27 インテル・コーポレーション 災害について検出および警告を行うシステムおよび方法
JP2015535411A (ja) * 2012-10-19 2015-12-10 マカフィー, インコーポレイテッド 安否サービスおよび緊急サービス
JP2016530819A (ja) * 2013-08-22 2016-09-29 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 電子装置における節電モードを実行する方法及びそのための電子装置
WO2021205553A1 (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 操作装置及び操作システム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008042772A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Kyocera Corp 端末装置
JP4634346B2 (ja) * 2006-08-09 2011-02-16 京セラ株式会社 端末装置
JP2011066686A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Ntt Docomo Inc 携帯端末装置及び方法
US8391831B2 (en) 2010-05-11 2013-03-05 Denso Corporation In-vehicle terminal for emergency notification
JP2012124918A (ja) * 2012-01-18 2012-06-28 Kyocera Corp 携帯通信端末
US20130190032A1 (en) * 2012-01-20 2013-07-25 Li Li Proxy-Based Push Service
US9749435B2 (en) * 2012-01-20 2017-08-29 Apple Inc. Proxy-based push service
JP2015535411A (ja) * 2012-10-19 2015-12-10 マカフィー, インコーポレイテッド 安否サービスおよび緊急サービス
JP2016530819A (ja) * 2013-08-22 2016-09-29 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 電子装置における節電モードを実行する方法及びそのための電子装置
JP2014222508A (ja) * 2014-06-20 2014-11-27 インテル・コーポレーション 災害について検出および警告を行うシステムおよび方法
WO2021205553A1 (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 操作装置及び操作システム
JP7458476B2 (ja) 2020-04-07 2024-03-29 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 操作装置及び操作システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10271231A (ja) 移動体通信装置、移動体通信装置の電源供給装置および電源供給方法、および、移動体通信装置に接続可能なデータ端末接続モデムカード
US8548535B2 (en) Mobile communication terminal
JP2010114744A (ja) 移動端末及び通信制御方法
JPWO2007066393A1 (ja) 携帯端末装置、通信システム、電力制御方法および電力制御プログラム
CN106937266B (zh) 语音业务处理方法、装置、终端及存储介质
JP2000083009A (ja) 無線通信装置
JP2005323285A (ja) 移動体通信装置
JP2007243793A (ja) 携帯電話装置
JP2009194805A (ja) 移動体通信端末、移動体通信方法および移動体通信制御プログラム
JP2001268183A (ja) バッテリ・アラーム機能付き携帯電話装置
JP2006295881A (ja) 無線通信システム及び無線端末装置
JP2003087367A (ja) 通信装置、通信装置システムおよび通信装置の制御方法
JP3696395B2 (ja) 複数サービス提供通信端末及び複数サービス提供装置
JP2005223711A (ja) 通信システム切換方法および携帯通信端末
JP2004015633A (ja) 電源制御装置および電源制御プログラム
JP3946066B2 (ja) 携帯電話機、制御プログラム
KR101196085B1 (ko) 이동통신 단말기에서 긴급 모드 시 전원을 제어하기 위한방법
JP2001094500A (ja) 移動通信装置
JP2016032133A (ja) 通信制御装置および通信制御システム
JP2005303790A (ja) 移動通信端末装置
JP4032214B2 (ja) 携帯電話機及び電源制御方法
CN112752315B (zh) 降低终端温度的方法、降低终端温度的装置及存储介质
JP5076453B2 (ja) 携帯電話機
CN117935792A (zh) 设备控制的方法、装置、电子设备、存储介质及车辆
KR20050026207A (ko) 이동통신 단말기의 저전압 알람 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090310