JP2005318361A - 物体の存在位置の確認方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明の目的は、必要時に、実時間で複数の物体の存在位置を同時に確認できる、物体の存在位置確認方法を提供する事である。
【解決手段】本発明の物体の存在位置確認方法は、物体に保持され、上記物体固有の情報を持つタグと上記タグの固有情報および、上記物体の位置測定する機能を有し、その位置情報とを送受信する送受信装置と上記送受信装置を搭載した移動物体からなる物体存在位置確認システムにおいて、上記送受信機は、上記移動物体の登録テーブルを記憶する記憶部および上記タグの固有情報と上記登録テーブルとの照合とその存在位置の確認を行う処理部とからなり、上記タグからの固有情報と位置情報測定装置からの位置情報をもとに複数の登録移動物体の存在位置の確認を行うように構成される。
【選択図】図1
本発明の目的は、必要時に、実時間で複数の物体の存在位置を同時に確認できる、物体の存在位置確認方法を提供する事である。
【解決手段】本発明の物体の存在位置確認方法は、物体に保持され、上記物体固有の情報を持つタグと上記タグの固有情報および、上記物体の位置測定する機能を有し、その位置情報とを送受信する送受信装置と上記送受信装置を搭載した移動物体からなる物体存在位置確認システムにおいて、上記送受信機は、上記移動物体の登録テーブルを記憶する記憶部および上記タグの固有情報と上記登録テーブルとの照合とその存在位置の確認を行う処理部とからなり、上記タグからの固有情報と位置情報測定装置からの位置情報をもとに複数の登録移動物体の存在位置の確認を行うように構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、物体の存在位置の確認方法に関するもので、特に携帯電話機を利用した方法に関するものである。
先行技術として、物体の存在位置を知らせる方法としては、たとえばGPS(Global Positioning System)があり、カーナビゲーションシステムや携帯電話機に搭載され位置情報を提供している。一方、物体の存在の確認方法としては、物体の固有情報を半導体チップ化し、RFID(Radio Frequency Identification System)として提供されている。
しかし、携帯電話機などの移動物体に搭載し、複数の物体の存在位置を実時間で表示する方法はなかった。
本発明の目的は、必要時に、実時間で複数の物体の存在位置を同時に確認できる、物体の存在位置確認方法を提供する事である。本発明の他の目的は、確認すべき物体が日常変更されるため、物体に任意で確認の要、不要が選択できる物体の存在位置確認方法を提供する事である。
本発明の物体の存在位置確認方法は、物体に保持され、上記物体固有の情報を持つタグと上記タグの固有情報および、上記物体の位置測定する機能を有し、その位置情報とを送受信する送受信装置と上記送受信装置を搭載した移動物体からなる物体存在位置確認システムにおいて、上記送受信機は、上記移動物体の登録テーブルを記憶する記憶部および上記タグの固有情報と上記登録テーブルとの照合とその存在位置の確認を行う処理部とからなり、上記タグからの固有情報と位置情報測定装置からの位置情報をもとに複数の登録移動物体の存在位置の確認を行うように構成される。
また、本発明の物体の存在位置の確認方法は、送受信機には表示部を設け、前もって登録された物体の存在位置確認の表示を行うように構成される。
また、本発明の物体の存在位置の確認方法は、移動物体として携帯電話機を用いる場合は、登録テーブルとして電話発信のために作られた登録テーブルを利用するように構成される。
半導体チップの機能を携帯電話機の中に構成させる事でも可能である。
本発明の物体の存在位置の確認方法によれば、一瞬にして複数の物体の存在位置が確認でき、物体の員数確認および位置確認が同時に可能となる。
次に、本発明の実施例について図面で説明する。図1は本発明の一実施例による物体存在位置確認システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による物体存在位置確認システムは位置情報確認機能付き携帯電話機1と、位置情報サーバ2と、複数のユーザ携帯電話機3〜5とGPS(Global Positioning System)衛星6から構成されている。
位置情報確認機能付き携帯電話機1はGPS衛星6を用いて自己位置の測位が可能となっている。位置情報サーバ2は位置情報サービスの提供およびユーザ情報の管理を行う。
ユーザ携帯電話機3〜5各々もGPS衛星6により自己位置の測位が可能であり、その測位結果の位置情報を位置情報サーバ2に登録し、位置情報サーバ2からサービスを受ける。
図2は図1の位置情報確認機能付き携帯電話機1の構成を示すブロック図である。図2においては、自己位置測位の可能な位置情報確認機能付き携帯電話機1の内部機能を示している。
位置情報確認機能付き携帯電話機1は制御部11と、無線制御部12と、RAM(ランダムアクセスメモリ)13と、ROM(リードオンリーメモリ)14と、操作部15と、測位部16とから構成される。請求項1の記憶部はRAM13とROM14が相当し、処理部は制御部11と測位部16が対応する。
位置情報確認機能付き携帯電話機1は確認したいユーザの位置をRAM13で作成、確認する事が出来る。また、位置情報確認機能付き携帯電話機1はGPS等の測位機能をもつ測位部16を用いて自己位置の測位を行い、位置情報サーバ2にその位置情報を登録する機能を有る。
制御部11は自端末内の各回路を制御する機能と、位置情報サーバ2から得たユーザ情報に基づく確認するユーザを選択する機能とを持つ。無線制御部12はユーザ情報を位置情報サーバ2から入手し、確認するための送受を行う機能を持つ。
RAM13は携帯電話機としての機能と位置情報に関する設定とを記憶しておく部位、ROM14はコンピュータが実行可能なプログラムを記憶しておくプログラム部位であり、操作部15は自端末を操作するための機能を持つ。
図3は、ユーザが便宜、記憶のために登録する相手の番号と氏名等を関係付けたいわゆる電話帳のデータ構成を示しており、本発明では、本データを利用しかつユーザごとに存在位置の確認の要否のフラグを設け存在位置の確認操作を容易にしている。また、ユーザの所属するグループの番号も記憶できグループごとの存在位置の確認も可能としている。
本発明での例では、複数グループへの所属を可能としている。
本発明での例では、複数グループへの所属を可能としている。
図4は、存在位置確認の必要なユーザの存在位置を示すテーブルの構成を示している。本テーブルはグループ毎に設けられる。この中に、各ユーザが、圏外、位置確認不能、あるいは存在位置確認機能付き電話機(確認者)との相対位置等の情報を記録する。
図5は本発明の一実施例の動作を示すフローチャートであり、図6は、本発明の一実施例の動作さを示すシーケンスチャートである。図5、図6に示す処理はコンピュータがROM14のプログラムを実行することで実現される。これら図1〜図6を参照して本発明の一実施例の動作について説明する。
図5のフローチャートに沿って説明する。まずステップS10において存在位置確認機能付き携帯電話機1は確認したいユーサの携帯電話機の登録を自端末上のRAM上に図3に示すように作成する。
次にステップS20において、存在位置確認機能付き携帯電話機1は自己の位置の測位を行い、その情報を位置情報サーバ2に登録する。位置情報サービスを提供する位置情報サーバ2は、自己位置測定可能な携帯電話機からの位置情報を管理するサーバである。
続いて、位置確認機能付き携帯電話機1は自己および確認対象ユーザの携帯電話機3〜5の位置情報を位置情報サーバ2から受けるために、ID情報(電話番号)を送る。
位置確認機能付き携帯電話機1は位置情報サーバ2から自己および対象ユーザ携帯電話機3〜5の位置情報の通知を受けると(図5ステップS30)、制御部11はROM14のプログラムを実行させ、RAM15上に図4で示す位置管理テーブルを作成し(図5ステップS40)、自己からの相対位置、方位で表示する。(図5ステップS50)
位置確認機能付き携帯電話機1は位置情報サーバ2から自己および対象ユーザ携帯電話機3〜5の位置情報の通知を受けると(図5ステップS30)、制御部11はROM14のプログラムを実行させ、RAM15上に図4で示す位置管理テーブルを作成し(図5ステップS40)、自己からの相対位置、方位で表示する。(図5ステップS50)
次に、図6に示すシーケンスチャートにより、本発明の一実施例による、位置確認の流れについて説明する。本実施例による移動通信システムにおいて、対象となるユーザとして、例えばユーザ携帯電話機3、ユーザ携帯電話機4、ユーザ携帯電話機5それぞれの位置情報は、すでに位置情報サーバ2に登録されているものとし(図6のタスクT140 〜T160参照)、それを利用する。
存在位置確認機能付き携帯電話機1は存在位置を確認するユーザの登録を行い、図3に示すようなテーブルを作成する。この際、本発明では、すでに発信のための電話帳に登録済みのユーザに対しては、このデータを利用し、存在位置の確認のフラグのみを登録し、登録の便宜を図る(図6のタスクT10)。
存在位置確認機能付き携帯電話機1は自己位置を測位し(図6のタスクT20)、測位した位置情報の登録要求を位置情報サーバ2に送る(図6のタスクT30)。
位置情報サーバ2は存在位置確認機能付き携帯電話機1から登録要求を受けると、その位置情報を登録する(図6のタスクT40)。位置登録が完了すると、存在位置確認機能付き携帯電話機1に対して登録完了通知を送信する(図6のタスクT50)。
次に、存在位置確認機能付き携帯電話機1は存在位置確認の対象半径(半径を指定せず全体のときはその旨:例えば0)を登録するために、位置情報サーバ2に対して登録要求を送信する(図6のタスクT60)。
位置情報サーバ2は存在位置確認機能付き携帯電話機1から対象半径の登録要求をうけると対象エリアを登録し(図6のタスクT70)存在位置確認機能付き携帯電話機1に対して登録完了通知を送信する(図6のタスクT80)。
位置情報サーバ2は、登録された存在位置確認機能付き携帯電話機1からの対象半径を基に、半径内のユーザ携帯電話機を調査する(図6のタスクT90)。
位置情報サーバ2は、対象となるユーザ情報を割り出すと、存在位置確認機能付き携帯電話機1に対し対象半径内にいるユーザの情報を通知する(図6のタスクT100)。
存在位置確認機能付き携帯電話機1は対象半径内にいるユーザ情報を得ると、相対位置と方角を求め、2次元の水平面に写像し、画面表示する(図6のタスクT110))。図7はその表示画面の実施例である。
このように、本実施例では、対象半径内のユーザの存在位置を確認し表示したが、登録テーブルとの差分を取る事で、対象半径外のユーザや、登録ユーザすべての存在位置を確認表示する事が可能である。また、地図情報と合わせて存在位置を表示する事は既存技術で可能である。
本実施例は、ツアーの案内者が、ツアー参加者の招集の確認等に応用が可能である。
1 存在位置確認機能付き携帯電話機
2 位置情報サーバ
3〜5 ユーザ携帯電話機
6 GPS衛星
11 制御部
12 無線制御部
13 RAM
14 ROM
15 操作部
16 測位部
2 位置情報サーバ
3〜5 ユーザ携帯電話機
6 GPS衛星
11 制御部
12 無線制御部
13 RAM
14 ROM
15 操作部
16 測位部
Claims (7)
- 物体に保持され、上記物体固有の情報を持つタグと上記タグの固有情報および上記物体の位置を測定する機能を有し、その位置情報とを送受信する送受信装置と上記送受信装置を搭載した移動物体からなる物体存在位置確認システムにおいて、上記送受信機は、上記移動物体の登録テーブルを記憶する記憶部および上記タグの固有情報と上記登録テーブルとの照合とその存在位置の確認行う処理部とからなり、上記タグからの固有情報と位置情報測定装置からの位置情報をもとに複数の登録移動物体の存在位置を求めることを特徴とする物体の存在位置の確認方法。
- 請求項1記載の物体の存在位置の確認方法において、上記送受信機は、さらに表示部を有し、上記表示部に前もって登録された上記物体の存在位置の確認の表示を行うことを特徴とする物体の存在位置の確認方法。
- 請求項1記載の物体の存在位置の確認方法において、移動物体として携帯電話機の場合は、登録テーブルとして、電話発信のために作られた登録テーブルすべて、または、その一部を利用することを特徴とする物体の存在位置の確認方法。
- 請求項1の物体の存在位置の確認方法において、登録テーブルを複数、設けることにより、それぞれ個別に確認できる事を特徴とする物体の存在位置の確認方法。
- 請求項1のタグとして携帯電話機自身の情報(たとえばID,電話番号等)を用いる確認方法。
- 請求項2の表示の際、存在確認の出来なかった物体の一覧の表示を行う事を特徴とする物体の存在の確認方法。
- 請求項2の表示の際、位置情報確認機能付き携帯電話機1とユーザ携帯電話機との相対距離を指定し、相対距離内、相対距離外、存在確認不可の分類で表示を行う事を特徴とする物体の存在確認方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004135247A JP2005318361A (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 物体の存在位置の確認方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004135247A JP2005318361A (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 物体の存在位置の確認方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005318361A true JP2005318361A (ja) | 2005-11-10 |
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ID=35445315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004135247A Pending JP2005318361A (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 物体の存在位置の確認方法 |
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