JP2005311793A - 録画方法、録画システム、録画装置、予約情報管理装置、及びプログラム - Google Patents

録画方法、録画システム、録画装置、予約情報管理装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の録画装置において同一の番組を録画したデータを記録する。
【解決手段】第1の録画装置が、録画の対象となる番組を特定する情報を含む予約情報の入力を受け付け、入力された予約情報をメモリに記憶し、通信ネットワークを介して通信可能に接続する第2の録画装置に予約情報を送信し、メモリに記憶されている予約情報に基づいて番組を録画し、第2の録画装置が、第1の録画装置から送信される予約情報を受信し、受信した予約情報をメモリに記憶し、メモリに記憶されている予約情報に基づいて番組を録画することとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、録画方法、録画システム、録画装置、予約情報管理装置、及びプログラムに関する。
放送される番組を録画する装置として、従来からビデオテープレコーダが知られている。近年では、DVD(Digital Versatile Disk)やハードディスクなどの記録媒体に録画を行う録画装置も開発されている。
特開2003−339041号公報
近年の携帯機器の普及により、録画装置において録画された番組を、外出先等においても視聴したいという要望が高まっている。例えば、特許文献1には、録画サーバにおいて番組の録画を行い、録画されたデータをユーザ端末に転送することにより、録画サーバで録画された番組をユーザ端末で視聴できるようにする技術が開示されている。
一方、録画装置において録画される番組を、後から視聴するために携帯機器にも録画しておきたいという要望もある。その場合、録画装置において録画されたデータを、例えばデータ転送により、録画装置から携帯機器に複製する方法が考えられる。しかしながら、番組によっては、著作権保護のために複製が禁止されていることがあり、録画装置で録画されたデータを他の機器に複製することが許されない場合がある。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、複数の録画装置において同一の番組を録画したデータを記録することのできる録画方法、録画システム、録画装置、予約情報管理装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、放送される同一の番組を複数の録画装置に録画する録画方法であって、第1の録画装置が、録画の対象となる番組を特定する情報を含む予約情報の入力を受け付け、入力された前記予約情報をメモリに記憶し、通信ネットワークを介して通信可能に接続する第2の録画装置に前記予約情報を送信し、前記メモリに記憶されている前記予約情報に基づいて前記番組を録画し、前記第2の録画装置が、前記第1の録画装置から送信される前記予約情報を受信し、受信した前記予約情報をメモリに記憶し、前記メモリに記憶されている前記予約情報に基づいて前記番組を録画することとする。
本発明によれば、複数の録画装置において同一の番組を録画したデータを記録することのできる録画方法、録画システム、録画装置、予約情報管理装置、及びプログラムを提供することができる。
===録画予約システム100===
図1は、本実施形態に係る録画予約システム100の一構成例を示す図である。
録画予約システム100は、放送される番組を録画する1台以上の録画装置200と、番組を特定する情報や録画の開始時刻、録画の終了時刻などを含む予約情報を管理する録画予約サーバ800(予約情報管理装置)とから構成される。録画装置200と録画予約サーバ800とは通信ネットワーク110を介して接続されている。通信ネットワーク110は、例えば、家庭内に敷設されるLAN(Local Area Network)や、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
本実施形態の録画予約システム100では、録画装置1(200)及び録画装置2(200)の2台の録画装置200が夫々通信ネットワーク110に接続している。録画装置1(200)は、ユーザから予約情報の入力を受け付け、入力された予約情報に応じて予約された番組の録画を行う。また、録画装置1(200)は、例えば、UPnP(Universal Plug and Play)に規定されるSSDP(Simple Service Discover Protocol)に従って、録画装置2(200)や録画予約サーバ800を検出する。録画装置1(200)は、ユーザから入力された予約情報を、録画予約サーバ800を介して録画装置2(200)に送信する。録画装置2(200)は、録画装置1(200)から受信した予約情報に応じて番組の録画を行う。
===録画装置200===
図2は、録画装置200の構成を示す図である。図2に示すように、録画装置200は、チューナ201、CPU202、RAM(Random Access Memory)203、ビデオ出力部204、赤外線インタフェース部205、圧縮伸長部206、ハードディスクドライブ207、ネットワークインタフェース部208、AD変換部209、タイマ210を備えている。これらの各部は内部バス220によって接続されている。
チューナ201は、放送されている電波を受信する。チューナ201は、受信した信号を復調して映像や音声のアナログ信号を取得し、取得したアナログ信号をAD変換部209に入力する。AD変換部209は、チューナ201から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。なお、チューナ201がデジタル放送を受信する場合、チューナ201は受信した信号を復調して、複数の番組の映像や音声のデータが多重化されたデータストリームを取り出す。このとき録画装置200は、AD変換部209に替えて、チューナ201によって復調された信号をデコードして映像や音声のデータストリームを取り出すデコード部を備えるようにする。
ハードディスクドライブ207は、録画された映像や音声のデータ(以下、録画データという)を記録するための記録媒体である。圧縮伸長部206は、AD変換部209が変換したデジタル信号を圧縮し、ハードディスクドライブ207に記録する。圧縮伸長部206は、例えば、MPEG2(Mortion Picture Experts Group 2)の方式に従ってデジタル信号を圧縮し、ハードディスクドライブ207に記録する。ただし、圧縮方式にはMPEG2以外にも様々な公知の方式を利用することができる。なお、チューナ201がデジタル放送を受信する場合、受信したデータストリームがMPEG2などの圧縮されたデータであれば、圧縮伸長部206は受信したデータストリームをそのままハードディスクドライブ207に記録するようにしてもよい。
圧縮伸長部206は、上記の圧縮処理以外にも、ハードディスクドライブ207に記録されている圧縮された録画データを伸長して映像信号や音声信号に変換する処理も行う。圧縮伸長部206によって伸長された映像信号は、ビデオ出力部204によって、ディスプレイやテレビ装置などの外部の出力装置に出力される。また、ビデオ出力部204は、AD変換部209によって変換された映像信号を出力することもできる。ビデオ出力部204が出力する映像信号は、例えば、NTSC(National Television System Committee)コンポジット信号である。
RAM203は、プログラムやデータを記憶するメモリである。CPU202は、RAM203に記憶されているプログラムを実行することにより、録画装置200全体の制御を行う。
赤外線インタフェース205は、ユーザが操作するリモートコントローラ250から送信される赤外線信号を受信するインタフェースである。赤外線インタフェース205は、受信した赤外線信号が示す情報をCPU202に通知する。CPU202は、赤外線インタフェース205から通知を受けると、通知された情報に応じて、録画装置200の各部の制御を行う。なお、リモートコントローラ250は、ユーザが録画装置200を制御するための装置である。リモートコントローラ250は複数のボタンを有し、ユーザによって押下されたボタンを示す信号を録画装置200に送信する。リモートコントローラ250は、例えば、「再生ボタン」が押されると、「再生ボタン」が押されたことを示す信号を赤外線信号に重畳させて録画装置200に送信する。
ネットワークインタフェース部208は、通信ネットワーク110に接続するためのインタフェースである。ネットワークインタフェース部208は、例えば、イーサネット(登録商標)などの、LANやWANに用いられるプロトコルに従って、通信ネットワーク110に接続する他の機器との間の通信を行う。
タイマ210は、現在の時刻を各部に提供する。タイマ210は、録画装置200が備える内部バッテリー(不図示)により電源供給され、録画装置200の電源が切断されているときにも動作する。
図3は、録画装置200の機能ブロック図である。録画装置200は、予約情報入力部301、予約情報送信部302、予約情報取得要求送信部303、予約情報受信部304、録画処理部305、再生処理部306、装置検出部307(録画装置検出部)、予約テーブル310(予約情報記憶部)を備える。
予約テーブル310は、1つ以上の予約情報を管理する。予約情報の詳細については後述する。
予約入力部301は、ユーザから予約情報の入力を受け付けるユーザインタフェースである。本実施形態において、ユーザは、ディスプレイなどに表示された情報を閲覧し、リモートコントローラ250を操作することによって予約情報の入力を行う。予約入力部301は、入力された予約情報を予約テーブル310に登録する。
予約情報送信部302は、ユーザから入力された予約情報を、録画予約サーバ800に送信する。
予約情報取得要求送信部303は、録画予約サーバ800に記憶されている予約情報を取得するためのコマンドである予約情報取得要求を録画予約サーバ800に送信する。
予約情報受信部304は、録画予約サーバ800から予約情報を受信し、受信した予約情報を予約テーブル310に登録する。
録画処理部305は、予約テーブル310に登録されている予約情報に指定されている録画開始時刻から録画終了時刻までの間、予約情報に指定されている番組の録画を行う。番組の録画は、録画処理部305がチューナ201、AD変換部209、及び圧縮伸長部206を制御することによって行われる。録画処理部305の制御により、AD変換部209は、チューナ201が復調した信号をデジタル信号に変換し、圧縮伸長部206は、AD変換部209が変換したデジタル信号を圧縮し、圧縮したデータをハードディスクドライブ207に書き込む。
再生処理部306は、録画された番組の再生を行う。番組の再生は、再生処理部306が圧縮伸長部206及びビデオ出力部204を制御することによって行われる。再生処理部302の制御により、圧縮伸長部206がハードディスクドライブ207に書き込まれている録画データを伸長し、ビデオ出力部204が伸長された映像信号を出力する。
装置検出部307は、UPnPに規定されるSSDPに従って、他の録画装置200や録画予約サーバ800などの、通信ネットワーク110に接続している機器を検出する。
なお、予約情報入力部301、予約情報送信部302、予約情報取得要求送信部303、予約情報受信部304、録画処理部305、再生処理部306、及び装置検出部307は、録画装置200のCPU202がRAM203に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。また、予約テーブル310は、RAM203やハードディスクドライブ207などの記憶装置上に実現される。
===録画予約サーバ800===
図4は、録画予約サーバ800の一構成例を示す図である。録画予約サーバ800は、CPU801、RAM802、ハードディスクドライブ803、ネットワークインタフェース部804、タイマ805を備える。これらの各部は内部バス820によって接続されている。
CPU801は録画予約サーバ800の全体の制御を行う。RAM802及びハードディスクドライブ803は、プログラムやデータを記憶する記憶装置である。CPU801は、RAM802に記憶されているプログラムを実行することにより、後述する予約情報の抽出機能などの各種の機能を実現する。ネットワークインタフェース部804は、通信ネットワーク110に接続するためのインタフェースである。ネットワークインタフェース部804は、例えば、イーサネット(登録商標)などの、LANやWANに用いられるプロトコルに従って、通信ネットワーク110に接続する他の機器との間の通信を行う。タイマ805は、現在の時刻を他のデバイスに提供する。
図5は、録画予約サーバ800の機能ブロック図である。図5に示すように、録画予約サーバ800は、予約情報受信部401、予約情報取得要求受信部402、予約情報抽出部403、予約情報送信部404、予約テーブル410(予約情報記憶部)を備えている。
予約テーブル410は複数の予約情報を管理する。
予約情報受信部401は、録画装置200から予約情報を受信し、予約テーブル410に登録する。
予約情報取得要求受信部402は、録画装置200から予約情報を取得するためのコマンドである予約情報取得要求を受信する。予約情報取得要求には、後述するように、予約テーブル410に登録されている予約情報を抽出するための条件が指定されている。予約情報抽出部403は、受信した予約情報取得要求に指定されている条件に合う予約情報を予約テーブル410から抽出する。予約情報送信部404は、抽出した予約情報を録画装置200に送信する。
なお、予約情報受信部401、予約情報取得要求受信部402、予約情報抽出部403、及び予約情報送信部404は、録画予約サーバ800のCPU801がRAM802に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。予約テーブル410は、RAM802やハードディスクドライブ803などの記憶装置上に実現される。
===予約情報===
図6は、録画予約サーバ800が備える予約テーブル410と、予約テーブル410に登録される予約情報710の夫々の構成を説明する図である。録画予約サーバ800が備える予約テーブル410には、1つ以上の予約情報710が登録される。なお、録画装置200が備える予約テーブル310も、録画予約サーバ800が備える予約テーブル410と同様の構成となっている。
予約情報710は、送信元装置IDフィールド711、送信先装置IDフィールド712、番組IDフィールド713、番組タイトルフィールド714、放送局IDフィールド715、録画開始時刻フィールド716、録画終了時刻フィールド717、録画予約登録時刻フィールド718を備える。
送信元装置IDフィールド711には、ある録画装置200から他の録画装置200に送信される予約情報710について、送信元となる録画装置200の識別情報である装置IDが設定される。装置IDには、例えば、UPnPに規定されるUDN(Unique Device Name)を用いることができる。送信先装置IDフィールド712には、予約情報710の送信先となる録画装置200の装置IDが設定される。例えば、録画装置1(200)から録画予約サーバ800を介して録画装置2(200)に予約情報が送信される場合、送信元装置IDフィールド711には、録画装置1(200)の装置IDが設定され、送信先装置IDフィールド712には、録画装置2(200)の装置IDが設定される。
番組IDフィールド713には、録画の対象となる番組を特定するための情報である番組IDが設定される。番組タイトルフィールド714には、録画の対象となる番組のタイトルを表す情報が設定される。
放送局IDフィールド715には、録画の対象となる番組が放送される放送局を特定するための情報である放送局IDが設定される。録画開始時刻フィールド716には、録画を開始する時刻が設定される。録画終了時刻フィールド717には、録画を終了する時刻が設定される。
録画予約登録時刻フィールド718には、予約情報710が予約テーブル410に登録された時刻が設定される。
===パケット500===
録画装置200と録画予約サーバ800との間のコマンドや予約情報710などのやりとりはパケット500を用いて行われる。パケット500は、例えば、SOAP(Simple Object Access Protocol)に規定される方式に従って送受信される。
図7は、録画装置200と録画予約サーバ800との間で授受されるパケット500の構成を示す図である。パケット500は、コマンドフィールド501と、データフィールド502とを備える。
データフィールド502には、録画装置200と録画予約サーバ800との間でやりとりされるデータが設定される。
コマンドフィールド501には、パケット500がどのような種類のものであるのかを示す情報が設定される。本実施形態では、コマンドフィールド501には、“1”〜“5”のいずれかの値が設定される。
コマンドフィールド501の値が“1”である場合、パケット500は、予約情報710を録画予約サーバ800の予約テーブル410に登録するように指示するコマンドである予約情報登録要求である。予約情報登録要求のデータフィールド502には予約情報710が設定される。
コマンドフィールド501の値が“2”である場合、パケット500は、上記予約情報登録要求に対する応答である予約情報登録完了メッセージである。予約情報登録完了メッセージのデータフィールド502には、録画予約サーバ800において予約情報710が予約テーブル410に登録されたかどうかを示す情報が設定される。
コマンドフィールド501の値が“3”である場合、パケット500は、予約情報取得要求である。予約情報取得要求のデータフィールド502には、予約情報710を抽出するための条件として、録画装置200の装置IDが設定される。録画予約サーバ800では、後述するように、予約情報取得要求のデータフィールド502に設定されている装置IDと同じ装置IDが設定されている予約情報710を抽出する処理が行われる。
コマンドフィールド501の値が“4”である場合、パケット500は、上記予約情報取得要求に対する応答である予約情報応答メッセージである。予約情報応答メッセージのデータフィールド502には、録画予約サーバ800の予約テーブル410から、上記の予約情報取得要求に指定された装置IDをキーとして抽出された予約情報710が設定される。
以下に、本実施形態の録画予約システム100における録画処理の流れについて説明する。本実施形態では、録画装置1(200)に対してある番組の録画予約がされると、録画装置2(200)においても同じ番組についての録画予約がされて、録画装置1(200)と録画装置2(200)の夫々において同じ番組が録画される。
===録画予約処理===
図8は、録画装置1(200)において録画予約が行われるときの処理の流れを説明するための図である。
録画装置1(200)の予約情報入力部301は、ユーザが操作するリモートコントローラ250から番組ID、番組のタイトル、録画の開始時刻、録画の終了時刻などの予約情報の入力を受け付ける(S601)。予約情報入力部301は、入力された情報から予約情報710を生成し、予約テーブル310に登録する(S602)。このようにして、録画装置1(200)において番組の録画予約がなされる。
なお、番組のタイトル、録画の開始時刻、録画の終了時刻といった番組の属性を示す情報(以下、番組属性情報という)については、例えば、録画装置1(200)がデジタル放送のEPG(Electronic Program Guide)を受信し、EPGから取得するようにすることもできる。また、例えば、放送局が運用するコンピュータが番組属性情報を管理するようにし、録画装置1(200)が放送局のコンピュータに接続して番組のタイトルや放送時間などを取得するようにしてもよい。
録画装置1(200)において番組の録画予約がなされると、録画装置1(200)は、録画予約サーバ800を介して、予約テーブル310に登録された予約情報710を録画装置2(200)に送信する。以下、録画装置1(200)から録画装置2(200)に予約情報710が送信される処理について説明する。
===予約情報登録処理===
まず、予約情報710を録画予約サーバ800に登録する予約情報登録処理が行われる。図9は、予約情報登録処理の流れを説明するための図である。
録画装置1(200)において、装置検出部307がUPnPに規定されるSSDPに従って通信ネットワーク110に接続している録画装置200を検出する。ビデオ出力部204は、検出した録画装置200を特定するための情報の一覧と、予約テーブル310に登録されている予約情報710の一覧とを、ディスプレイなどの出力装置に出力する(S311)。なお、装置を特定するための情報とは、例えば、端末IDやアドレスなどの情報である。また、録画装置1(200)は、SSDPによって取得できる他の装置についての情報を表示するようにしてもよい。
録画装置1(200)の予約情報入力部301は、ユーザのリモートコントローラ250から、どの予約情報710をどの録画装置200に送信するのかを指定する情報の入力を受け付ける(S312)。予約情報入力部301は、指定された予約情報710の送信先装置IDフィールド712に、指定された録画装置200である録画装置2(200)の端末IDを設定する(S313)。また、予約情報入力部301は、指定された予約情報710の送信元装置IDフィールド711に、録画装置1(200)の端末IDを設定する。予約情報送信部302は、パケット500のコマンドフィールド501に“1”を設定した予約情報登録要求を生成し、生成した予約情報登録要求のデータフィールド502に、上記の予約情報710を設定する。予約情報送信部302は、生成した予約情報登録要求を録画予約サーバ800に送信する(S314)。
録画予約サーバ800において、予約情報受信部401は、録画装置1(200)から送信された予約情報登録要求を受信する(S315)。予約情報受信部401は、受信した予約情報登録要求のデータフィールド502に設定されている予約情報710の夫々について、タイマ805から取得した現在時刻を録画予約登録時刻フィールド718に設定し、予約テーブル410に登録する(S316)。
録画予約サーバ800は、受信した予約情報登録要求に設定されていた予約情報710の登録が終わると、パケット500のコマンドフィールドに“2”を設定した予約情報登録完了メッセージを生成する(S317)。録画予約サーバ800は、生成した予約情報登録完了メッセージを、予約情報登録要求の送信元である録画装置1(200)に送信する(S318)。
録画装置1(200)は、録画予約サーバ800から予約情報登録完了メッセージを受信すると(S319)、例えば、予約情報登録完了メッセージのデータフィールド502に設定されている値に応じて、予約の送信が完了あるいは失敗した旨のメッセージの出力などを行う。
以上の予約情報登録処理によって、予約情報710が録画予約サーバ800の予約テーブル410に登録されると、録画装置2(200)が録画予約サーバ800から予約情報710を取得することができるようになる。
===予約情報取得処理===
録画装置2(200)は、所定の時間毎に、録画予約サーバ800から予約情報710を取得する予約情報取得処理を行う。図10は、予約情報取得処理の流れを説明する図である。
録画装置2(200)において、予約情報取得要求送信部303は、パケット500のコマンドフィールドに“3”を設定した予約情報取得要求を生成する(S411)。予約情報取得要求送信部303は、予約情報取得要求のデータフィールド502に、録画装置2(200)自身の装置IDを設定する。予約情報取得要求送信部303は、生成した予約情報取得要求を録画予約サーバ800に送信する(S412)。
録画予約サーバ800において、予約情報取得要求受信部402は、録画装置2(200)から送信される予約情報取得要求を受信し(S413)、受信した予約情報取得要求のデータフィールド502に設定されている録画装置2(200)の装置IDを取得する。予約情報抽出部403は、取得した装置IDが送信先装置IDフィールド712に設定されている予約情報710を予約テーブル410から抽出する(S414)。予約情報送信部404は、パケット500のコマンドフィールドに“4”を設定した予約情報応答メッセージを生成する。予約情報送信部404は、生成した予約情報応答メッセージのデータフィールド502に、抽出した予約情報710を設定する(S415)。予約情報送信部404は、予約情報取得要求の送信元である録画装置2(200)に予約情報応答メッセージを送信する(S416)。
録画装置2(200)において、予約情報受信部304は、予約情報応答メッセージを受信する(S417)。予約情報受信部304は、受信した予約情報応答メッセージのデータフィールド502に設定されている予約情報710の夫々を、予約テーブル310に登録する(S418)。
上記の予約情報取得処理によって、録画装置2(200)は、録画予約サーバ800の予約テーブル410に登録された、録画装置2(200)が送信先として設定されている予約情報710を取得することができる。
以上説明したように、本実施形態の録画予約システム100によれば、録画装置1(200)(第1の録画装置)に入力された予約情報710は、録画装置1(200)に登録されるとともに録画装置2(200)(第2の録画装置)に送信され、録画装置2(200)においても登録される。録画装置1(200)及び録画装置2(200)の夫々が同じ内容の予約情報710に基づいて番組を録画することにより、録画装置1(200)及び録画装置2(200)の夫々において同一の番組を録画することができる。これにより、ユーザは、録画装置1(200)及び録画装置2(200)の夫々で、録画されたデータを転送させることなく、同じ番組を視聴することができる。
また、デジタル放送などで規定されているように、放送される番組によっては、コピーが禁止されていたり、コピーの回数が制限されていたり、コピーをする場合にはコピー元のデータを削除するように規定されていたりすることがあるが、録画装置2(200)は、録画データをコピーすることなく、録画装置1(200)と同一の番組を録画することができるので、著作権を遵守しつつ、2つの録画装置において同一の番組の録画データを記録媒体に記録することができる。
また、予約情報710は録画予約サーバ800(予約情報管理装置)を介して送信されるので、例えば、録画装置2(200)がファイアウォール内に位置しているときなど、録画装置1(200)が録画装置2(200)に直接接続することができない場合にも、録画装置1(200)から録画装置2(200)に予約情報710を送信することができる。
===予約情報の選択===
上述した予約情報取得処理では、録画装置2(200)の予約テーブル310に登録される予約情報710は、録画予約サーバ800において、予約情報710の送信先装置IDフィールド712に設定されている装置IDに、予約情報取得要求に指定されている装置IDが設定されているものが抽出されるものとしたが、録画装置2(200)において、録画予約サーバ800に登録されている全ての予約情報710から、ユーザが選択するようにしてもよい。
この場合、上述した図10に示す予約情報抽出処理において、録画装置2(200)は、予約情報取得要求のデータフィールド502に、録画装置200の装置IDとしては割り当てられない値である“0”を設定して(S411)、録画予約サーバ800に送信する(S412)。
録画予約サーバ800は、予約情報取得要求を受信し(S413)、受信した予約情報取得要求のデータフィールド502に“0”が設定されていた場合、予約テーブル410に登録されている全ての予約情報710を読み出す(S414)。録画予約サーバ800は、読み出した予約情報710を設定した予約情報応答メッセージを生成し(S415)、予約情報取得要求の送信元である録画装置2(200)に送信する(S416)。
録画装置2(200)は、予約応答メッセージを受信すると(S417)、受信した予約応答メッセージに設定されている予約情報710を、ディスプレイなどの出力装置に表示する。録画装置2(200)は、ユーザからの入力に応じて、ユーザによって選択された予約情報710を予約テーブル310に登録する(S418)。
上記の処理により、ユーザによって選択された予約情報710が、録画装置2(200)の予約テーブル310に登録される。
録画装置2(200)の予約テーブル310に登録される予約情報710は、ユーザが手動で選択する以外にも、例えば、ユーザから入力された番組属性情報についての条件に応じて、録画装置2(200)が自動的に選択するようにしてもよい。番組属性情報についての条件には、例えば、番組のタイトルの正規表現による検索条件を示す情報(番組条件情報)がある。この場合、録画装置2(200)は、ユーザから入力される番組のタイトルの正規表現を、予約情報取得要求のデータフィールド502に、予約情報710を抽出するための条件として設定する。録画予約サーバ800は、予約テーブル410に記憶されている予約情報710のうち、番組タイトルフィールド714が、受信した予約情報取得要求のデータフィールド502に指定されている正規表現にマッチするものを抽出する。
上記のように録画予約サーバ800が条件に従って抽出する予約情報710を絞り込むことにより、録画予約サーバ800から録画装置2(200)に送信されるデータ量を低減することが可能となる。また、ユーザは予め絞り込まれた予約情報710の一覧から、容易に録画の対象となるものを選択することができる。
===代理録画処理===
次に、録画装置1(200)が録画を行うことができない場合に、録画装置2(200)に対して録画予約を行い、録画装置2(200)から録画データを受信する代理録画処理について説明する。録画装置1(200)が録画を行うことができない場合とは、例えば、録画装置1(200)が同時に1つの番組のみしか録画できず、既にある番組についての録画予約がなされており、その番組と同時刻に放送される別の番組の録画についての録画予約が行われるような場合である。
代理録画処理を行う場合、予約情報710には、上述した各フィールドに加え、録画によって記録されるデータの属性を示す情報であるデータ属性情報を設定するデータ属性フィールドを設ける。データ属性情報とは、例えば、「縦640ピクセル、横480ピクセル、1ピクセル16ビット、MPEG2形式」といった、録画データの解像度や圧縮形式を特定する情報である。また、予約情報710には、当該予約情報710が代理予約処理に係るものであるかどうかを示すフラグ値を設定する代理フラグフィールドも設ける。
録画装置1(200)は、上述した予約情報登録処理における予約情報登録要求の送信に代えて、録画装置2(200)に依頼する録画に係る予約情報710を登録するように指示するコマンドである代理予約情報登録要求を送信する。代理予約情報登録要求は、パケット500のコマンドフィールド501に“5”が設定されたものとする。代理予約情報登録要求のデータフィールド502には、録画装置2(200)に依頼する録画に係る予約情報710が設定される。このとき、予約情報710のデータ属性フィールドには録画するデータの属性を示す情報が設定される。
録画予約サーバ800は、録画装置1(200)から代理予約情報登録要求を受信すると、予約情報710の代理フラグフィールドに「代理録画を行う」ことを示す値を設定して、予約情報710を予約テーブル410に登録する。なお、録画予約サーバ800は、録画装置1(200)から上述した予約情報登録要求を受信した場合には、代理フラグフィールドに「代理録画を行わない」ことを示す値を設定する。
録画装置2(200)は、上述した予約情報取得処理によって録画予約サーバ800から受信した予約情報応答メッセージに設定されている予約情報710を予約テーブル310に登録する。
予約テーブル310に登録されている予約情報710の代理フラグフィールドに「代理録画を行わない」ことを示す値が設定されている場合は、録画装置2(200)は、予約情報710に基づいて放送される番組の録画を行い、録画処理を終了する。
一方、予約テーブル310に登録されている予約情報710の代理フラグフィールドに「代理録画を行う」ことを示す値が設定されている場合、録画装置2(200)は、予約情報710のデータ属性フィールドに設定されているデータ属性情報を取得する。録画装置2(200)は、予約情報710に基づき、データ属性情報に指定されている解像度やデータ形式で録画を行う。録画装置2(200)は、予約情報710に設定されるデータ属性情報に指定されている解像度やデータ形式などで録画を行うことができない場合には、録画装置1(200)にエラーを示す情報を送信する。録画装置2(200)は、録画を終了すると、予約情報710の送信元装置IDフィールド711に設定されている装置IDに対応する録画装置1(200)に録画データを送信する。録画装置2(200)は、録画装置1(200)に録画データを送信した後は、ハードディスクドライブ207に記録されている録画データを削除することができる。
録画装置1(200)は、録画装置2(200)から録画データを受信し、ハードディスクドライブ207に記録する。
以上説明した代理録画処理によって、録画装置1(200)は、自ら録画を行うことなく、予約情報710に対応する番組の録画データをハードディスクドライブ207に記録することができる。従って、録画装置1(200)が同時に複数の番組を録画することができない場合であっても、同時刻に放送される複数の番組についての録画データをハードディスクドライブ207に記録することができる。また、録画装置2(200)では、録画装置1(200)が指定する解像度や圧縮形式といった属性情報にしたがって録画が行われるので、録画装置1(200)は、確実に再生することが可能な録画データを取得することができる。
なお、上記の代理録画処理では、録画装置1(200)から録画装置2(200)への録画データの送信は直接行われるようにしたが、録画予約サーバ800を介するようにしてもよい。この場合、録画予約サーバ800は、録画装置2(200)から録画装置1(200)の装置IDが付帯された録画データを受信し、録画装置1(200)の装置IDと録画データとを対応付けて記憶する。録画装置1(200)は、録画データの取得要求を録画予約サーバ800に送信し、録画予約サーバ800は受信した録画データの取得要求に応じて、録画データを録画装置1(200)に送信する。
また、上記の代理録画処理では、録画予約サーバ800が受信するパケット500の種類に応じて予約情報710に付帯させるフラグ値を設定するようにしたが、録画装置1(200)がフラグ値を設定するようにしてもよい。この場合、録画装置1(200)は、予約情報登録要求を送信するようにすることができる。これにより、録画予約サーバ800は、受信するパケット500の種類に応じた処理を行う必要がなくなり、録画予約サーバ800の処理負荷が低減される。
また、上記の代理録画処理においては、録画装置1(200)に替えて、録画機能を持たない再生装置を採用することができる。この場合、再生装置は、録画装置2(200)が録画したデータを受信するようにすることができるので、ユーザは再生装置に対して録画予約を行うことができる。さらに、再生装置は、録画装置2(200)から録画データを取得し、録画データを再生することができる。この再生装置は、録画装置1(200)から録画処理部305を除いた構成で実現できる。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、本実施形態では、録画装置200が備えるハードディスクドライブ207は、録画装置200に内蔵される形態としたが、これを外付けの形態としてもよい。また、ハードディスクドライブ207に替えて、ビデオテープなどの磁気テープ、DVDなどの光ディスク、フラッシュディスクなどの可搬型記録媒体にデータを書き込む記憶装置とすることもできる。
また、録画装置200が録画の対象とする番組は、テレビ放送、ラジオ放送、データ放送で放送される各種の番組とすることができる。また、通信ネットワーク上で配信される番組を録画の対象とすることもできる。
また、本実施形態では、予約情報710を選択する条件となる番組属性情報として、番組のタイトルを用いるものとしたが、その他にも、例えば、EPGで提供される番組のジャンル、番組の説明、シリーズ名、番組内容、出演者などを表す情報を用いることができる。
また、録画装置200は、録画予約サーバ800の機能を備えるようにすることもできる。つまり、録画装置200と録画予約サーバ800を、ひとつの機器とすることもできる。例えば、録画装置200の機能を備える携帯電話と、録画装置200と録画予約サーバ800とが一体となったハードディスクレコーダとによって、録画予約システム100を構築した場合、ハードディスクレコーダに入力された予約情報710は、ハードディスクレコーダの備える予約テーブル310及び予約テーブル410の夫々に記憶され、ハードディスクレコーダは、携帯電話から送信される予約情報取得要求に応じて、予約テーブル410から予約情報710を抽出し、携帯電話に送信する。携帯電話は、ハードディスクレコーダから受信した予約情報710に基づいて番組の録画を行う。ユーザは、ハードディスクレコーダから携帯電話に録画データをコピーすることなく、携帯電話を用いて番組を視聴することができる。
また、本実施形態では、予約情報710は、録画予約サーバ800を介して録画装置1(200)から録画装置2(200)に送信されるようにしたが、録画装置1(200)から録画装置2(200)に直接送信する形態としてもよい。この場合、録画装置2(200)は、録画予約サーバ800に予約情報取得処理を定期的に行わなくてもよい。録画装置2(200)は、録画装置1(200)から送信される予約情報710を受信し、受信した予約情報710を予約テーブル310に登録する。
また、本実施形態では、録画データは、ユーザから予約情報の入力を受け付けた録画装置1(200)において必ず記録されるようにしたが、録画装置1(200)においては録画データを記録しないようにしてもよい。例えば、第3の録画装置200である録画装置3(200)が通信ネットワークに接続している場合に、録画装置1(200)は、予約情報710を予約テーブル310に登録することなく、録画装置2(200)及び録画装置3(200)の夫々に送信し、録画装置2(200)及び録画装置3(200)の夫々が、受信した予約情報710に基づいて録画を行うようにする。録画装置2(200)及び録画装置3(000)では同一の予約情報710に基づいて番組が録画されるので、録画装置2(200)と録画装置3(200)とにおいて同一の番組についての録画データを記録しておくことができる。この場合、ユーザは、どの録画装置200に対して録画予約をする場合にも、録画装置1(200)に対して録画予約の操作を行えばよいので、録画装置200毎に操作方法が異なるような場合にも、同じ操作で録画予約を行うことができる。
本発明の一実施の形態による、録画予約システム100の一構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、録画装置200の一構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、録画装置200の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態による、録画予約サーバ800の一構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、録画予約サーバ800の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態による、録画予約サーバ800が備える予約テーブル410と、予約テーブル410に登録される予約情報710の夫々の構成を説明する図である。 本発明の一実施の形態による、パケット500の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態による、録画予約処理を説明するための図である。 本発明の一実施の形態による、予約情報登録処理を説明するための図である。 本発明の一実施の形態による、予約情報抽出処理を説明するための図である。
符号の説明
100 録画予約システム 110 通信ネットワーク
200 録画装置 201 チューナ
202 CPU 203 RAM
204 ビデオ出力部 205 赤外線インタフェース部
206 圧縮伸長部 207 ハードディスクドライブ
208 ネットワークインタフェース部 209 AD変換部
210 タイマ 220 内部バス
250 リモートコントローラ
301 予約情報入力部 302 予約情報送信部
303 予約情報取得要求送信部 304 予約情報受信部
305 録画処理部 306 再生処理部
307 装置検出部 310 予約テーブル
401 予約情報受信部 402 予約情報取得要求受信部
403 予約情報抽出部 404 予約情報送信部
410 予約テーブル
500 パケット
501 コマンドフィールド 502 データフィールド
710 予約情報 711 送信元装置IDフィールド
712 送信先装置IDフィールド 713 番組IDフィールド
714 番組タイトルフィールド 715 放送局IDフィールド
716 録画開始時刻フィールド 717 録画終了時刻フィールド
718 予約登録時刻フィールド
800 録画予約サーバ 801 CPU
802 RAM 803 ハードディスクドライブ
804 ネットワークインタフェース部 805 タイマ
820 内部バス

Claims (21)

  1. 放送される同一の番組を複数の録画装置に録画する録画方法であって、
    第1の録画装置が、
    録画の対象となる番組を特定する情報を含む予約情報の入力を受け付け、
    入力された前記予約情報をメモリに記憶し、
    通信ネットワークを介して通信可能に接続する第2の録画装置に前記予約情報を送信し、
    前記メモリに記憶されている前記予約情報に基づいて前記番組を録画し、
    前記第2の録画装置が、
    前記第1の録画装置から送信される前記予約情報を受信し、
    受信した前記予約情報をメモリに記憶し、
    前記メモリに記憶されている前記予約情報に基づいて前記番組を録画すること、
    を特徴とする録画方法。
  2. 請求項1に記載の録画方法であって、
    前記第1の録画装置及び前記第2の録画装置の夫々は、前記予約情報の管理を行う予約情報管理装置と通信可能に接続し、
    前記第1の録画装置は、前記第2の録画装置に送信する前記予約情報に前記第2の録画装置の識別情報を付帯させて前記予約情報管理装置に送信し、
    前記予約情報管理装置は、前記第1の録画装置から送信される前記予約情報を受信し、受信した前記予約情報と、前記予約情報に付帯されている前記識別情報とを対応付けてメモリに記憶し、
    前記第2の録画装置は、前記予約情報を取得するためのコマンドである予約情報取得要求を前記予約情報管理装置に送信し、
    前記予約情報管理装置は、前記第2の録画装置から送信される前記予約情報取得要求を受信し、前記予約情報取得要求の送信元である前記第2の録画装置に対応する前記予約情報を前記メモリから抽出し、抽出した前記予約情報を前記第2の録画装置に送信し、
    前記第2の録画装置は、前記予約情報管理装置から前記予約情報を受信すること、
    を特徴とする録画方法。
  3. 請求項1に記載の録画方法であって、
    前記第1の録画装置は、
    前記通信ネットワークに接続している前記第2の録画装置を検出し、
    検出した前記第2の録画装置を示す情報を一覧表示し、
    選択された前記第2の録画装置を特定する情報の入力を受け付け、
    入力された情報により特定される前記第2の録画装置に対して前記予約情報を送信すること、
    を特徴とする録画方法。
  4. 請求項3に記載の録画方法であって、
    前記第2の録画装置の検出は、UPnPの規格に従って行われること、
    を特徴とする録画方法。
  5. 請求項1に記載の録画方法であって、
    前記番組はデジタル放送によって放送されること、
    を特徴とする録画方法。
  6. 請求項5に記載の録画方法であって、
    前記番組は複製することが禁止されている番組であること、
    を特徴とする録画方法。
  7. 請求項2に記載の録画方法であって、
    前記予約情報には、前記番組の属性を示す情報である番組属性情報が含まれ、
    前記第2の録画装置は、前記予約情報管理装置に送信する前記予約情報取得要求に、前記番組属性情報の条件を示す番組条件情報を設定して送信し、
    前記予約情報管理装置は、前記メモリに記憶されている前記予約情報のうち、前記番組属性情報が前記予約情報取得要求に設定されている前記番組条件情報に該当するものを抽出すること、
    を特徴とする録画方法。
  8. 放送される番組を録画装置に録画する録画方法であって、
    第1の録画装置が、
    録画の対象となる番組を特定する情報を含む予約情報の入力を受け付け、
    入力された前記予約情報をメモリに記憶し、
    通信ネットワークを介して通信可能に接続する第2の録画装置に前記予約情報を送信し、
    前記第2の録画装置が、
    前記第1の録画装置から送信される前記予約情報を受信し、
    受信した前記予約情報をメモリに記憶し、
    前記メモリに記憶されている前記予約情報に基づいて前記番組を録画し、
    前記録画されたデータである録画データを前記第1の録画装置に送信し、
    前記第1の録画装置が、
    前記第2の録画装置から前記録画データを受信し、
    受信した前記録画データを記録媒体に記録すること、
    を特徴とする録画方法。
  9. 請求項8に記載の録画方法であって、
    前記第1の録画装置及び前記第2の録画装置の夫々は、前記予約情報の管理を行う予約情報管理装置と通信可能に接続し、
    前記第1の録画装置は、前記第2の録画装置に送信する前記予約情報に前記第2の録画装置の識別情報を付帯させて前記予約情報管理装置に送信し、
    前記予約情報管理装置は、前記第1の録画装置から送信される前記予約情報を受信し、受信した前記予約情報と、前記予約情報に付帯されている前記識別情報とを対応付けてメモリに記憶し、
    前記第2の録画装置は、前記予約情報を取得するためのコマンドである予約情報取得要求を前記予約情報管理装置に送信し、
    前記予約情報管理装置は、前記第2の録画装置から送信される前記予約情報取得要求を受信し、前記予約情報取得要求の送信元となる前記第2の録画装置の前記識別情報に対応する前記予約情報を前記メモリから抽出し、抽出した前記予約情報を前記第2の録画装置に送信し、
    前記第2の録画装置は、前記予約情報管理装置から前記予約情報を受信し、受信した前記予約情報をメモリに記憶すること、
    を特徴とする録画方法。
  10. 請求項8に記載の録画方法であって、
    前記第1の録画装置は、前記予約情報に前記録画データの属性を特定する情報であるデータ属性情報を設定して前記第2の録画装置に送信し、
    前記第2の録画装置は、前記予約情報に設定されている前記データ属性情報に応じて前記録画を行うこと、
    を特徴とする録画方法。
  11. 請求項10に記載の録画方法であって、
    前記データ属性情報は、前記録画データの解像度、データ形式、又は圧縮方式の少なくとも何れかであること、
    を特徴とする録画方法。
  12. 放送される同一の番組を録画する録画システムであって、
    通信ネットワークを介して互いに通信可能に接続する第1及び第2の録画装置を含み、
    前記第1の録画装置は、
    録画の対象となる番組を特定する情報を含む予約情報の入力を受け付ける予約情報入力部と、
    入力された前記予約情報を記憶する第1の予約情報記憶部と、
    前記予約情報を前記第2の録画装置に送信する予約情報送信部と、
    前記第1の予約情報記憶部に記憶されている前記予約情報に基づいて前記番組を録画する第1の録画処理部と、
    を備え、
    前記第2の録画装置は、
    前記第1の録画装置から送信される前記予約情報を受信する予約情報受信部と、
    受信した前記予約情報を記憶する第2の予約情報記憶部と、
    前記第2の予約情報記憶部に記憶されている前記予約情報に基づいて前記番組を録画する第2の録画処理部と、
    を備えることを特徴とする録画システム。
  13. 請求項12に記載の録画システムであって、
    前記第1の録画装置と前記第2の録画装置の夫々と通信可能に接続し、前記予約情報の管理を行う予約情報管理装置を含み、
    前記第1の録画装置の前記予約情報送信部は、前記第2の録画装置に送信する前記予約情報に前記第2の録画装置の識別情報を付帯させて前記予約情報管理装置に送信し、
    前記予約情報管理装置は、
    前記第1の録画装置から送信される前記予約情報を受信する第1の予約情報受信部と、
    受信した前記予約情報と、前記予約情報に付帯されている前記識別情報とを対応付けて記憶する第3の予約情報記憶部と、
    を備え、
    前記第2の録画装置は、
    前記予約情報を取得するためのコマンドである予約情報取得要求を前記予約情報管理装置に送信する予約情報取得要求送信部を備え、
    前記予約情報管理装置は、
    前記予約情報取得要求を受信する予約情報取得要求受信部と、
    受信した前記予約情報取得要求の送信元である前記第2の録画装置の前記識別情報に対応する前記予約情報を前記第3の予約情報記憶部から抽出する予約情報抽出部と、
    抽出した前記予約情報を前記第2の録画装置に送信する第2の予約情報送信部と、
    を備え、
    前記第2の録画装置が備える前記予約情報受信部である第2の予約情報受信部は、前記予約情報管理装置から送信される前記予約情報を受信し、
    前記第2の録画装置が備える前記第2の予約情報記憶部は、前記予約情報管理装置から送信された前記予約情報を記憶すること、
    を特徴とする録画システム。
  14. 請求項12に記載の録画システムであって、
    前記第1の録画装置は、
    前記通信ネットワークに接続している前記第2の録画装置を検出する録画装置検出部と、
    検出した前記第2の録画装置に関する情報を表示し、前記第2の録画装置を特定する情報の入力を受け付けるためのユーザインタフェースと、
    を備え、
    前記予約情報送信部は、前記ユーザインタフェースから入力された情報により特定される前記第2の録画装置に対して前記予約情報を送信すること、
    を特徴とする録画システム。
  15. 放送される番組の録画を行う録画装置であって、
    録画の対象となる番組を特定する情報を含む予約情報の入力を受け付ける予約情報入力部と、
    入力された前記予約情報を記憶する予約情報記憶部と、
    通信ネットワークを介して通信可能に接続する他の録画装置に前記予約情報を送信する予約情報送信部と、
    前記通信ネットワークを介して通信可能に接続する他の録画装置から前記予約情報を受信して前記予約情報記憶部に記憶する予約情報受信部と、
    前記予約情報記憶部が記憶している前記予約情報に基づいて前記番組を録画する録画処理部と、
    を備えることを特徴とする録画装置。
  16. 請求項15に記載の録画装置であって、
    前記通信ネットワークに接続している他の録画装置を検出する録画装置検出部と、
    検出した前記他の録画装置を示す情報を一覧表示し、前記他の録画装置を特定する情報の入力を受け付けるためのユーザインタフェースと、を備え、
    前記予約情報送信部は、前記ユーザインタフェースから入力された情報により特定される前記他の録画装置に対して前記予約情報を送信すること、
    を特徴とする録画装置。
  17. 請求項15に記載の録画装置であって、
    ハードディスクドライブを備え、
    前記録画処理部は、前記録画を前記ハードディスクドライブに対して行うこと、
    を特徴とする録画装置。
  18. 放送される番組の録画に係る予約情報を管理する予約情報管理装置であって、
    第1の録画装置から送信される、録画を行う第2の録画装置の識別情報が付帯された、録画の対象となる番組を特定する情報を含む予約情報を受信する予約情報受信部と、
    受信した前記予約情報と前記予約情報に付帯されている前記第2の録画装置の識別情報とを対応付けて記憶する予約情報記憶部と、
    前記第2の録画装置から送信される、前記予約情報を取得するためのコマンドである予約情報取得要求を受信する予約情報取得要求受信部と、
    受信した予約情報取得要求受信部の送信元である前記第2の録画装置の前記識別情報に対応する前記予約情報を前記メモリから抽出し、抽出した前記予約情報を前記第2の録画装置に送信する予約情報送信部と、
    を備えることを特徴とする予約情報管理装置。
  19. CPUとメモリとを備え、放送される番組を録画する録画装置に、
    録画の対象となる番組を特定する情報を含む予約情報の入力を受け付けるステップと、
    入力された前記予約情報を前記メモリに記憶するステップと、
    前記予約情報を他の録画装置に送信するステップと、
    前記予約情報を他の録画装置から受信するステップと、
    受信した前記予約情報を前記メモリに記憶するステップと、
    前記メモリに記憶されている前記予約情報に基づいて前記番組を録画するステップと、
    を実行させるプログラム。
  20. CPUとメモリとを備え、放送される番組を録画する録画装置に、
    録画対象となる番組を特定する情報を含む予約情報の入力を受け付けるステップと、
    入力された前記予約情報を前記メモリに記憶するステップと、
    前記予約情報を他の録画装置に送信するステップと、
    前記メモリに記憶されている前記予約情報に基づいて前記番組を録画するステップと、
    を実行させるプログラム。
  21. CPUとメモリとを備え、放送される番組を録画する録画装置に、
    録画対象となる番組を特定する情報を含む予約情報を他の録画装置から受信するステップと、
    受信した前記予約情報を前記メモリに記憶するステップと、
    前記メモリに記憶されている前記予約情報に基づいて前記番組を録画するステップと、
    を実行させるプログラム。

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