JP2005310526A - 照明用セード及び照明器具 - Google Patents

照明用セード及び照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005310526A
JP2005310526A JP2004125257A JP2004125257A JP2005310526A JP 2005310526 A JP2005310526 A JP 2005310526A JP 2004125257 A JP2004125257 A JP 2004125257A JP 2004125257 A JP2004125257 A JP 2004125257A JP 2005310526 A JP2005310526 A JP 2005310526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic
stopper
cardboard
shade
lighting fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004125257A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Katsura
秀年 桂
Nobuhisa Hayashi
亘久 林
Koji Takenaka
康治 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Lighting Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004125257A priority Critical patent/JP2005310526A/ja
Publication of JP2005310526A publication Critical patent/JP2005310526A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V1/00Shades for light sources, i.e. lampshades for table, floor, wall or ceiling lamps
    • F21V1/14Covers for frames; Frameless shades
    • F21V1/16Covers for frames; Frameless shades characterised by the material
    • F21V1/18Covers for frames; Frameless shades characterised by the material the material being paper

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

【課題】 ユーザが任意に配光特性を変化させることができる照明用セード及び照明器具を得る。
【解決手段】 金属棒5及び電球を取り付けた台座2に複数のプラスチック製ダンボール6を分離可能に積み重ねて照明用セードを構成する。プラスチック製ダンボール6は、ハシゴ状の芯材の両面にプラスチックシートを貼り合わせ、芯材の断面6aの方向に光を透過するように形成されている。また、プラスチック製ダンボール6のほぼ中央には金属棒5を挿入する挿入孔が設けられている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、照明の配光特性、デザインをユーザーが任意に変更できる照明器具に関するものである。
段ボール製照明器具用笠を用いた照明器具として以下の技術が明らかになっている。(例えば特許文献1)
特開昭55−144604号公報(4頁4行−4頁7行、図1)
特許文献1の図1の発明の実施の形態を示す照明器具によれば、着色、印刷または貼着など2次加工による予め表面処理した複数枚の段ボールシートから、各シートに対し相互に異なる外径をそれぞれ有する複数個の同心枠をそれぞれ打抜き形成し、前記各シートからの同心枠を交互に順次重ね合せて中空体状に接合形成したので、成形に大がかりな金型や機械を使用することなく簡単な打抜き作業で例えば紙材など安価な材料ででき、2次加工をセード完成形状で行なうことなく1次加工前の材料で着色や印刷やラミネート材貼合せなどの表面処理が容易にでき、多色色付も簡単で光沢も出せ、安価で美観も向上し、しかも波形芯材の波形断面の向きによってセード内光源からの所望方向への外部への照射が可能である。
しかしながら、複数個の同心枠を大きさの順から交互に順次同心状に重ね合わせて中空体状に接着結合しているので、ユーザーが任意に配光特性を変化させることができない問題があった。
この発明は、従来装置の上記のような問題点を解決するためになされたもので、この発明によれば、ユーザーが任意に配光特性を変化させることができる照明器具を提供することを目的とする。
この発明にかかる照明用セードは、ガイド穴が形成され光の透過する方向性を有する複数の板材からなり、この複数の板材を分離可能に重ね合わせて、ガイド穴により光源を配置する空間部を形成したものである。
また、この発明にかかる照明器具は、ガイド穴が形成され光の透過する方向性を有する複数の板材からなり、この複数の板材を分離可能に重ね合わせて、ガイド穴により光源を配置する空間部を形成した照明セードと、光源及び前記板材のガイド穴に挿入されるガイド部を有する照明器具本体とを備えたものである。
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
この発明にかかる照明器具は、ユーザーが任意に配光特性を変更できる効果がある。
実施の形態1.
図1〜図3は、この実施の形態における照明器具の構成を示す図であり、図1は照明器具本体を示す斜視図、図2は板材であるプラスチック製ダンボールを示す斜視図、図3は図1の照明器具本体と図2のプラスチック製ダンボールを組み合わせて構成した照明器具全体の斜視図である。
図1に示す照明器具本体1は、台座2の略中央部にランプソケット3及び光源である電球4が取り付けられ、そのランプソケット3及び電球4の周囲にガイド部である金属棒5を備えている。台座2の略中央部にランプソケット3をネジなどで取り付け、ランプソケット3周辺部に金属棒5を立て接着剤で固定している。金属棒5は照明器具本体1の上方から見たとき4本の金属棒5は略正方形を形成していて、その略中央部にはランプソケット3を配置している。なお、台座2と金属棒5の固定方法は接着材に限らず、金属棒5の先端をネジ加工して、台座2にねじ込む取付け・固定方法としてもよく、これに限定されない。
図2に示すプラスチック製ダンボール6はハシゴ状の芯材7の両面にプラスチックシート8を貼り合わせて成形している。このプラスチック製ダンボール6を正方形に裁断し、略中央部を円形に切り抜いて照明器具本体1の金属棒5を挿入するガイド穴である挿入孔9を構成している。プラスチック製ダンボール6の略中央部に開けられた挿入孔9の大きさは、4本の金属棒5で形成された正方形の外接円となる大きさあるいは外接円の大きさよりも若干大きくする。なお、挿入孔の大きさはランプ交換などを考慮すると手の大きさ、例えば90mmφが好ましい。
図3は照明器具を示しており、この照明器具10は台座2に複数のプラスチック製ダンボール6を積上げて構成している。プラスチック製ダンボール6の略中央部に開けられた挿入孔9を照明器具本体1に立てられた金属棒5に合わせて挿入し、同形状のプラスチック製ダンボール6を同様に照明器具本体1に立てられた金属棒5に合わせて挿入して複数重ね合わせてセード11を構成する。プラスチック製ダンボール6同士は接着せず、分離可能である。また、セード11のほぼ中央には複数のプラスチック製ダンボール6の挿入孔9によって空間部が形成され、この空間部に光源が配置される。同じ形状のプラスチック製ダンボール6を複数重ねたので、照明器具10の側面形状はそれぞれ、プラスチック製ダンボール6の芯材7の断面側がハニカム形状、プラスチック製ダンボール6の芯材7を渡してある面側が壁面形状になっている。
プラスチック製ダンボール6のハニカム形状の面6a(以下ハニカム面と称す)には、ランプソケット3周辺部から照明器具10の外側まで貫通しているので強い光が照射される。しかし、プラスチック製ダンボール6の壁面6b方向へは複数の芯材7を透過せねばならず、複数のプラスチック製ダンボール6の芯材が遮光壁となって外部には弱い光が照射される。すなわち、プラスチック製ダンボール6はハニカム面の方向に光の透過の方向性を有している。なお、ランプ4の高さはセード11の高さの略半分の位置に配置すれば美観に優れるが、低い位置に照明器具を置く場合はランプ4をセード11の低い位置にしたほうが直接ランプ4を目視することが少なくなるので輝度が低くなり、また高い位置に照明器具を置く場合はランプ4をセード11の高い位置にした方が直接ランプ4を目視することが少なくなるので輝度が低くなる。
また、プラスチック製ダンボール6のハニカム面6aは、ランプ4が収納される内側から外側へ貫通しているため、ランプ4などの熱がプラスチック製ダンボール6の内側から外部へ抜け、ランプ4の周囲の温度上昇を抑えることができる。また、ランプ4を挿入孔9で構成され金属棒5で囲まれた空間部内に配置したため、空間部の上方からも熱が抜け、よりランプ4の周囲の温度上昇を抑えることができる。そのため、蛍光ランプなどは周囲温度が高くなると光出力が落ちる特性があるが、ランプ4の熱が発散するためランプ4の光出力効率がよい。
図4、図5は照明器具本体1からプラスチック製ダンボール6が抜けないようにするためのストッパーを示す図である。図4のストッパー12は、金属棒5の上方から挿入し積み重なったプラスチック製ダンボールに当たるまで押し込む。押し込まれたストッパー12は金属棒5との摩擦によって上下に可動せず、積み重なったプラスチック製ダンボール6を台座2の方向へ押さえる。これにより、照明器具9が倒れたときなど照明器具本体1に積み重なったプラスチック製ダンボール6がバラけることがない。また、プラスチック製ダンボール6の横方向から力が加わってもプラスチック製ダンボール6が回転することがなく、ユーザーが任意に設定した形状を維持することができる。また、ストッパーを取り付けたままの状態でユーザーがプラスチック製ダンボール6を回転できるように、ストッパーの圧力を調整可能にしてもよい。
なお、金属棒5及びストッパー12をねじ加工してねじ込み式のストッパー12としてもよく、また図5に示すようなストッパー12などを用いてもよい。図5のストッパー12は、円筒状の収納部12bの中に止め部12aとバネ12dが収納され、止め部12aをバネ12dの方向へ押し込むと挿入孔12cが貫通し、金属棒5を挿入することができる。挿入孔12cに金属棒5を挿入した後、止め部12aを放すとバネ12dの力で止め部12aは収納部12bの外側へ押され、挿入孔12cに挿入された金属棒5に固定され、照明器具10からプラスチック製ダンボール6が外れるのを防止するものである。
図6は照明器具のセードを回動させて使用する状態を示しており、照明器具10に積段されたプラスチック製ダンボール6を照明器具10の下方から1枚ずつ少し回転させる。プラスチック製ダンボール6を回転させることによって、ハニカム面6aが一方向のみではなく多方向へ向けることができる。ハニカム面6aは光が透過するので明るくなり、壁面6b方向は光を透過しにくいので暗くなる。したがって、ユーザーがプラスチック製ダンボールを回転させることによって、セード11のデザインを変えることができるばかりでなく、光の明暗による演出が可能となっている。
本実施の形態において、金属棒5を4本としたが、金属棒5を3本としてもよいし5本としてもよいし、材質は金属に限らずプラスチックや木材などであってもよい。
また、プラスチック製ダンボール6の略中央部の挿入孔を円形状としたが、四角形状としてもよく、この場合、金属棒5を4本としてもよいし、四角形状挿入孔の対角線上の2ヶ所を固定する位置に金属棒5を照明器具本体1へ取り付けてもよい。挿入孔を四角形状とし、金属棒を螺旋状に配置すれば、挿入孔の角部に金属棒を合わせて挿入することにより、図6に示すような複数のプラスチック製ダンボール6を少しずつ回転させた状態のセードを容易に構成することができる。
また、有色のプラスチック製ダンボール6を用いて照明の色を変えてもよいし、色の異なるプラスチック製ダンボール6を組み合せてカラフルな照明としてもよい。
また、プラスチック製ダンボール6と、重なりあった他のプラスチック製ダンボール6の間にカラーフィルムを挟み込むと、カラーフィルムを透過した光はカラー変調するので、ランプ消灯時にはわからないランプ点灯時にカラー光が照射される。色の異なるカラーフィルムを用いれば、あたかも複数のカラー光源を用いているような演出ができる。
実施の形態2.
図7は実施の形態2における照明器具本体を示しており、実施の形態1と同様の部分について同符号を付し、説明を省略する。
図8は、照明器具を構成するプラスチック製ダンボール6の形状を示す図である。
プラスチック製ダンボール6はハシゴ状の芯材7の両面にプラスチックシート8を貼り合せて成形している。このプラスチック製ダンボール6を楕円形に裁断して、略中央部を円形に切り抜いて挿入孔9を構成している。なお、プラスチック製ダンボール6を楕円形に裁断する際、楕円の径が短い側に芯材7の断面が位置するように裁断する。また、プラスチック製ダンボール6の略中央部に開けられた挿入孔9の大きさは、4本の金属棒5で形成された正方形の外接円となる大きさあるいは外接円の大きさよりも若干大きくする。なお、挿入孔9の大きさはランプ交換などを考慮すると手の大きさ、例えば90mmφが好ましい。
図9は、照明器具10を示しており、この照明器具10は台座2に複数のプラスチック製ダンボール6を積上げて構成している。プラスチック製ダンボール6の略中央部に開けられた挿入孔9を照明器具本体1に立てられた金属棒5に合わせて挿入する。同形状のプラスチック製ダンボール6を同様に照明器具本体1に立てられた金属棒5に合わせて挿入して複数重ね合わせてセードを構成する。
プラスチック製ダンボール6の芯材7の断面側、すなわちハニカム形状の面(以下ハニカム面と称す)には、ランプソケット3周辺部から照明器具10の外側まで貫通しているので強い光が照射される。しかし、プラスチック製ダンボール6の芯材7の面方向へは複数の芯材7を透過せねばならず、複数のプラスチック製ダンボール6の芯材7が遮光壁となって外部には弱い光が照射される。なお、芯材7の透過率及び光が透過する芯材7の枚数を変えることによって、照射量の異なる光が得られる。なお、芯材7の透過率は約30%〜約90%であると好ましい。したがって、金属棒5で形成された回転軸として、プラスチック製ダンボール6をユーザーが任意に回転させることで、配光特性を自由に変更することができる。
この実施の形態においては、楕円形のプラスチック製ダンボール6の径の短い方向、すなわち光源からプラスチック製ダンボール6の端部までの距離が短い方向にハニカム面を形成しているが、このようにプラスチック製ダンボール6のハニカム面方向を短くすると光の照射量が大きくなるとともに、芯材7の内壁を反射して透過する光が少なく芯材7内を直接通過する光が多くなるので輝度の高い明かりとなる。一方、ハニカム面方向を長くすると光の照射量が若干少なくなるとともに、芯材7の内壁を反射して透過する光が多く芯材7内を直接透過する光が少なくなり輝度の低い明かりとなる。そのため、ハニカム面方向を短くすることで、光源からプラスチック製ダンボール6の端部までの距離が短い部分と長い部分の光の明暗の差を大きくすることができ、ハニカム面方向を長くすることで光の明暗の差を小さくすることができる。
また、プラスチック製ダンボールの外形を楕円形にしているので、ランプからセードの外側までの距離が一定ではなく各方向の透過率が異なるため光の明暗の演出を可能としている。
図10は、プラスチック製ダンボール6を回転して用いた場合を示す図である。
プラスチック製ダンボール6を徐々にずらしてらせん状に台座2に積み重ねる。ハニカム面が各方向にあるので四方八方に光が照射され、また光の明暗を任意に変化させることができ美観がよい。したがって、金属棒5を挿入する挿入孔9を回転軸として、プラスチック製ダンボール6をユーザーが任意に回転させることで、配光特性を自由に変更することができる。
また、プラスチック製ダンボール6のハニカム面は、ランプ4が収納される内円側から外円側へ貫通しているため、ランプ4などの熱がプラスチック製ダンボール6の内側から外部へ抜け、ランプ4の周囲の温度上昇を抑えることができる。
なお、上記実施の形態1、2において、フロアスタンド用のセード11が高い場合は、レフ電球などのランプ4を低い位置に配置して下から上方へ向かってライトアップするようにしてもよい。
また、上記実施の形態1、2においては、プラスチック製ダンボール6の外形形状を正方形又は楕円形に裁断したが、円形としてもよいし、長方形としてもよく、裁断する外形形状にとらわれない。
また、外形が同形状のプラスチック製ダンボール6を組み合せてセード11を構成したが、異なる外形のプラスチック製ダンボール6を組み合せてもよい。
また、照明用セードを構成する板材は、プラスチック製ダンボール6に限らず、ルーバー材あるいは特定の方向へ光を透過する光学シートなどを用いてもよく、板材の面と平行に光透過性を有し、複数枚積み重ねてセードを構成したときに、セードの側方の一部に光を透過するような光の透過の方向性を有するものであればよい。
実施の形態3.
図11は実施の形態3における照明器具本体を示す斜視図であり、図12は照明器具本体1に複数のプラスチック製ダンボール6を組み合せた照明器具の斜視図、図13はプラスチック製ダンボール6を少しずつずらして積み重ねた場合の照明器具の斜視図である。図11において、長い金属棒の両端部を垂直に折り曲げてコの字状に形成し、向かい合った一対の金属棒5’と金属棒5’の端部を結ぶ連結部13で構成されている。なお、長い金属棒を折り曲げ加工したが、2本の金属棒5’の端部同士を他の金属棒で溶接などで接合してコの字状に形成してもよい。なお、実施の形態1及び実施の形態2と同様の部分については同符号を付し、説明を省略する。
コの字状に形成した金属棒5’の端部を台座2に嵌め込み、接着材で固定する。台座2に金属棒5’を取付けるための穴を貫通させ、金属棒5’の先をネジ加工し、ネジ加工した部分にナットなどを締め、台座2の穴に金属棒5’を挿入して先に金属棒5’に取付けたナットと挟み込むように台座2の裏側からナットなどで締めて固定してもよい。
もう一つのコの字状に形成した金属棒5’の連結部13を、先に取り付けた金属棒5’の連結部13と交差するように台座2の穴に取付け、同様に接着剤などで固定する。プラスチック製ダンボール6の打抜き部に金属棒5’を挿入する。同形状のプラスチック製ダンボール6を積上げていき、プラスチック製ダンボール6でセード11を形成する。金属棒5’の対角位置に配置している金属棒5’の端部が繋がっているので、プラスチック製ダンボール6を照明器具本体1に挿入する際など、金属棒5’が照明器具10の内側方向へ押される力に対して強化できる。
積上げたプラスチック製ダンボール6が照明器具10から外れないように、金属棒5’に図14に示す形状のストッパー12’を取り付ける。ストッパー12’はプラスチック板で構成され、金属棒5’を挿入するための挿入部14、金属棒5’を挿入した後、ストッパーが上下に移動しないように固定するための固定部15を備えてなり、クリップ形状になっている。なお、このストッパー12’の挿入部14及び固定部15は弾性を有していればよく、ゴム製のものであってもよい。
次にストッパー12’の取り付け方法について説明する。
台座2に積上げられたプラスチック製ダンボール6から突出している金属棒5’にストッパー12’の挿入部14をあてる。ストッパー12’を金属棒5’へ押し込むと、挿入部14が開いて金属棒5’が固定部15へ挿入される。固定部15は金属棒5’の径より若干小さくしており、固定部15へ金属棒5’が挿入されると金属棒5’に固定部15が固着され、セード11が照明器具10から外れるのを防止できる。
また、図15(a)に示すように、ストッパー12’は金属棒5’間よりも長いプラスチック板材で形成してもよい。なお、図12、図13は、図15(a)に示すストッパーを用いた場合の照明器具を示している。この場合、プラスチック板材の両端部を凹部16状にし、凹部16の幅は金属棒5’の幅とほぼ同じにする。このプラスチック板材のアーム部17を所定角度を持たせて折り曲げ、側面から見ると弓形状になるようにしている。
このストッパーの取付け方法を説明する。
金属棒5’にストッパー12’の凹部16を嵌め込み、ストッパー12’のアーム部17を押し曲げるようにしてもう一方の凹部16を金属棒5’に嵌め込む。次にストッパー12’の曲がった部分を金属棒5’の連結部13にスライドさせて嵌め込み、ストッパー12’の弓形状の湾曲部を金属棒5’に接触させる。このとき、ストッパー12’は2本の金属棒5’と連結部13に挟み込まれ、ストッパー12’の弾性力は台座2に積上げられたプラスチック製ダンボール6の方向へ力が働き、この力がプラスチック製ダンボール6を固定する固定力となる。この固定力は2.28kg/cm〜6.96kg−cmであるとプラスチック製ダンボール6が変形することがなく、かつプラスチック製ダンボール6が回転することがない。なお、プラスチック製ダンボール6のフラットクラッシュ強度以下であれば変形することがなく、この数値に限定されない。
また、ストッパー12’の連結部13と接触のする部分をV字状に加工することで、ストッパー12’が連結部13から外れてしまうことを防止でき、より確実にセード11が照明器具10から外れてしまうことを防止できるとともに、セード11の形状を維持することができる。
また、ストッパー12’の両端部に凹部16を設けるようにしたが、図15(b)に示すように、端部の側面に互い違いに凹部16を設け、ストッパー12’を金属棒5’に差し込む際、回転して挿入するようにしてもよい。
また、ストッパー12’を上方からみるとストッパー12’のアーム部17はI字状であったが、図15(c)及び図15(d)に示すように、ストッパー12’のアーム部17を十字状にして各端部に凹部16を設けるようにしてもよい。
また、ストッパー12’の端部とプラスチック製ダンボール6との接触面積を大きくすれば、ストッパー12’はプラスチック製ダンボール6をより強く固定できる。
なお、本実施の形態ではプラスチック製ダンボール6の外形形状を正方形に裁断したが、円形としてもよいし、長方形としてもよく、裁断する外形形状にとらわれない。
実施の形態4.
図16、図17は、その他の形状の金属棒を用いて照明器具を構成した場合の例を示す図であり、図16は照明器具本体を示す斜視図、図17は照明器具本体1に複数のプラスチック製ダンボール6を組み合せた照明器具の斜視図である。図16に示すように、この実施の形態における金属棒は、長い金属棒を曲げて湾曲部13’を形成し、U字状に加工している。
U字状に形成した金属棒5’の端部を台座2に嵌め込み、接着材で固定する。台座2に金属棒5’を取り付けるための穴を貫通させ、金属棒5’の先をネジ加工しネジ加工した部分にナットなどを締め、台座2の穴に金属棒5’を挿入して先に金属棒5’に取付けたナットと挟み込むように台座2の裏側からナットなどで締めて固定してもよい。もう一つのU字状に形成した金属棒5’の湾曲部13’を、前記金属棒5’の湾曲部13’と交差するように台座2の穴に取付け、前記同様に接着剤などで固定する。なお、実施の形態1〜実施の形態3と同様の部分については同符号を付し、説明を省略する。
プラスチック製ダンボール6の打抜き部に金属棒5’を挿入する。同形状のプラスチック製ダンボール6を積上げていき、プラスチック製ダンボール6でセード11を形成する。U字状に金属棒5’を構成したので、U字状の湾曲部13’がプラスチック製ダンボール6を挿入する際の挿入孔9をガイドし、プラスチック製ダンボール6を照明器具本体1へ容易に取り付けることができる。なお、U字状の金属棒5’に限らず、図18に示すように、U字状の金属棒5’の湾曲部13’を略直線で形成して照明器具10の内側方向に斜辺部を設けて、プラスチック製ダンボール6を挿入しやすくしてもよい。
また、金属棒5’の対角位置に配置している金属棒5’同士は互いに湾曲部を介して繋がっているので、プラスチック製ダンボール6を照明器具本体1に挿入する際など、金属棒5’が照明器具10の内側方向へ押される力に対して強化できる。
なお、本実施の形態ではプラスチック製ダンボール6の外形形状を正方形に裁断したが、円形としてもよいし、長方形としてもよく、裁断する外形形状にとらわれない。
実施の形態5.
図19〜図21は本実施の形態を示している。
図19において、長い金属棒を鋭角に曲げ曲げ部Aを形成し、曲げ部Aの曲げ方向とは反対側へ曲げ曲げ部Bを形成し、さらに曲げ部Bとは反対側に曲げ曲げ部Cを形成している。このとき、曲げ部Aと曲げ部Cの折り曲げ角度は略等しく、金属棒5’と他の金属棒5’は平行にし、金属棒5’はM字状に形成している。なお、実施の形態1〜実施の形態4と同様の部分については同符号を付し、説明を省略する。
M字状に形成した金属棒5’の端部を台座2に嵌め込み、接着材で固定する。台座2に金属棒5’を取付けるための穴を貫通させ、金属棒5’の先をネジ加工しネジ加工した部分にナットなどを締め、台座2の穴に金属棒5’を挿入して先に金属棒5’に取り付けたナットと挟み込むように台座2の裏側からナットなどで締めて固定してもよい。もう一つのM字状に形成した金属棒5’の曲げ部Bを、前記金属棒5’の曲げ部Bと交差するように台座2の穴に取付け、前記同様に接着剤などで固定する。
プラスチック製ダンボールの打抜き部に金属棒5を挿入する。同形状のプラスチック製ダンボールを積上げていき、プラスチック製ダンボールでセードを形成する。図21(a)のストッパー12’は金属棒5’間よりも長いプラスチック板材で形成し、プラスチック板材の両端部を凹部16状にし、両端部の凹部16の内壁と凹部16の内壁の間は、1対の金属棒5’の内側距離とほぼ等しい。また、それぞれの凹部16の幅は金属棒5’の幅とほぼ同じにする。
このストッパー12’の取付け方法を説明する。
金属棒5’にストッパー12’の凹部16を嵌め込み、ストッパー12’のアーム部17をセード11の内側へ押し曲げてアーム部17を撓ませながらもう一方の凹部16を金属棒5’に嵌め込む。次に撓ませたアーム部17をストッパー12’の曲げ部Bに接触させる。このとき、ストッパー12’は2本の金属棒5’と曲げ部Bに挟み込まれ、ストッパー12’の弾性力は、台座2に積上げられたプラスチック製ダンボール6の方向へ力が働き、この力がプラスチック製ダンボールを固定する固定力となる。この固定力は2.28kg/cm〜6.96kg−cmであるとプラスチック製ダンボールを変形させることがなく、かつプラスチック製ダンボールが回転することがない。なお、プラスチック製ダンボール6のフラットクラッシュ強度以下であれば変形することがなく、この数値に限定されない。
また、ストッパー12’の曲げ部Bと接触のする部分をV字状に加工することで、ストッパー12’が曲げ部Bから外れてしまうことを防止でき、より確実にセード11が照明器具10から外れてしまうことを防止できるとともに、セード10の形状を維持することができる。
また、ストッパー12’の両端部に凹部16を設けるようにしたが、図21(b)に示すように、端部の側面に互い違いに凹部16を設け、ストッパー12’を金属棒5’に差し込む際、回転して挿入するようにしてもよい。
また、ストッパー12’を上方からみるとストッパーのアーム部17はI字状であったが、図21(c)及び図21(d)に示すように、ストッパーのアーム部17を十字状にして各端部に凹部16を設けるようにしてもよい。
また、ストッパー12’の端部とプラスチック製ダンボール6との接触面積を大きくすれば、ストッパー12’とプラスチック製ダンボール6が外れにくくできる。
また、曲げ部Bは、曲げ部Aまたは曲げ部Cより下側に位置しているので、ストッパー12’はプラスチックの平板など簡易なものでセード11が照明器具10から外れるのを防止することができる。
なお、本実施の形態ではプラスチック製ダンボール6の外形形状を正方形に裁断したが、円形としてもよいし、長方形としてもよく、裁断する外形形状にとらわれない。
実施の形態6.
図22、図23は本実施の形態を示している。
台座2にランプソケット3を立て、その周囲を囲むように透明アクリル製円筒18をガイド部として立てる。透明アクリル製円筒18の端部を台座2に接着剤などで固定する。プラスチック製ダンボール6の挿入孔9を円筒に挿入して、複数プラスチック製ダンボール6を積み重ねてセード11を構成している。
透明アクリル製円筒18の台座取り付け端部とは反対側の端部は、ねじ切り加工をしてある。透明アクリル製円筒のねじ切り加工部にストッパー12を捩じ込んでセード11を台座2方向へ抑えて、セード11が照明器具10から外れるのを防止する。
また、本実施の形態では透明アクリルの円筒を用いたが、透明アクリルに限らず光が透過するものであればよく、また形状は円筒に限らず四角柱などであってもよい。
また、本実施の形態ではプラスチック製ダンボール6の外形形状を正方形に裁断したが、円形としてもよいし、長方形としてもよく、裁断する外形形状にとらわれない。
なお、上記の各実施の形態においては、ガイド部である金属棒や透明アクリル製円筒と光源とを別に構成したが、ガイド部自体を光源としても良い。例えばガイド部にLEDを配置したり、台座に光源を埋め込んだりする構成も可能である。また、上記各実施の形態に示す形状のセードを天井から吊り下げる照明器具のセードとして用いるようにしても良い。この場合、台座の上部に天井より吊り下げる吊り下げ部を設け、下方に金属棒等からなるガイド部を設け、ガイド部の下端部にプラスチック製ダンボールの抜けを防止する部材を取り付けるようにすればよい。
この発明の実施の形態1の構成を示す照明器具本体の斜視図である。 この発明の実施の形態1の構成を示すプラスチック製ダンボールの斜視図である。 この発明の実施の形態1の構成を示す照明器具の斜視図である。 この発明の実施の形態1のストッパーの斜視図及び断面図である。 この発明の実施の形態1の他のストッパーの斜視図及び断面図である。 この発明の実施の形態1のセードを回動させたときの状態を示す図である。 この発明の実施の形態2の構成を示す照明器具本体の斜視図である。 この発明の実施の形態2の構成を示すプラスチック製ダンボールの斜視図である。 この発明の実施の形態2の構成を示す照明器具の斜視図である。 この発明の実施の形態2のセードを回動させたときの状態を示す図である。 この発明の実施の形態3の構成を示す照明器具本体の斜視図である。 この発明の実施の形態3の構成を示す照明器具の斜視図である。 この発明の実施の形態3のセードを回動させたときの状態を示す図である。 この発明の実施の形態3のストッパーの斜視図である。 この発明の実施の形態3の他のストッパーの斜視図である。 この発明の実施の形態4の構成を示す照明器具本体の斜視図である。 この発明の実施の形態4の構成を示す照明器具の斜視図である。 この発明の実施の形態4の構成を示す他の照明器具本体の斜視図である。 この発明の実施の形態5の構成を示す照明器具本体の斜視図である。 この発明の実施の形態5の構成を示す照明器具の斜視図である。 この発明の実施の形態5のストッパーの斜視図である。 この発明の実施の形態6の構成を示す照明器具本体の斜視図である。 この発明の実施の形態6の構成を示す照明器具の斜視図である。
符号の説明
1 照明器具本体、2 台座、3 ランプソケット、4 ランプ、5、5’ 金属棒、6 プラスチック製ダンボール、7 芯材、8 プラスチックシート、9 挿入孔、10 照明器具、11 セード、12、12’ ストッパー、13 連結部、13’ 湾曲部、14 挿入部、15 固定部、16 凹部、17 アーム部、18 アクリル製円筒。

Claims (8)

  1. ガイド穴が形成され光の透過する方向性を有する複数の板材からなり、前記複数の板材を分離可能に重ね合わせて前記ガイド穴により光源を配置する空間部を形成したことを特徴とする照明用セード。
  2. 請求項1記載の照明用セードと、光源及び前記板材のガイド穴に挿入されるガイド部を有する照明器具本体とを備えたことを特徴とする照明器具。
  3. 前記ガイド部は前記光源の周囲に配置されたことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記ガイド部は複数の棒で構成されたことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  5. 前記ガイド部は透過性の筒で構成されたことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  6. 複数積み重ねた前記板材は、少なくとも一側面をハニカム形状としたことを特徴とする請求項2ないし請求項5の何れかに記載の照明器具。
  7. 前記板材はプラスチック製ダンボールを用いたことを特徴とする請求項2ないし請求項5の何れかに記載の照明器具。
  8. 前記ガイド部の一端に前記板材の抜け防止用のストッパーを設けたことを特徴とする請求項2ないし請求項7の何れかに記載の照明器具。
JP2004125257A 2004-04-21 2004-04-21 照明用セード及び照明器具 Pending JP2005310526A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004125257A JP2005310526A (ja) 2004-04-21 2004-04-21 照明用セード及び照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004125257A JP2005310526A (ja) 2004-04-21 2004-04-21 照明用セード及び照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005310526A true JP2005310526A (ja) 2005-11-04

Family

ID=35439057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004125257A Pending JP2005310526A (ja) 2004-04-21 2004-04-21 照明用セード及び照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005310526A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL2003183C2 (nl) * 2009-07-10 2011-01-11 Lars Cornelisse Lampsamenstel.
CN103423712A (zh) * 2012-05-17 2013-12-04 卡尔佛阿尔弗森 具有堆叠式透光板的灯具结构
EP3186551A1 (en) * 2014-08-29 2017-07-05 Philips Lighting Holding B.V. Lighting module and housing

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL2003183C2 (nl) * 2009-07-10 2011-01-11 Lars Cornelisse Lampsamenstel.
CN103423712A (zh) * 2012-05-17 2013-12-04 卡尔佛阿尔弗森 具有堆叠式透光板的灯具结构
EP3186551A1 (en) * 2014-08-29 2017-07-05 Philips Lighting Holding B.V. Lighting module and housing
US9989220B2 (en) 2014-08-29 2018-06-05 Philips Lighting Holding B.V. Lighting module and housing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190339443A1 (en) Suspended Pendant Lightguide Luminaire With Sound Dampening
JP4737462B2 (ja) Led灯管の保護カバー、およびそれを備えるled灯管
KR101062839B1 (ko) 넓고 균일한 배광을 가지는 led 조명
JP2016517998A (ja) 照明装置
JP2010238580A (ja) 化粧枠および埋込型照明器具
JP2005310526A (ja) 照明用セード及び照明器具
KR200452202Y1 (ko) Led 등 기구
JP2009032525A (ja) 面照明ユニット、面照明光源装置、および面照明装置
KR101854542B1 (ko) 외장가변식 엘이디 엣지등
JP5258089B2 (ja) 照明器具
KR101207355B1 (ko) 조도 개선과 인테리어적인 조명 연출이 가능한 꽃모양 형상의 입체적 반사커버
KR20170000320U (ko) 목재 조명등기구
CN212961220U (zh) 一种双面发光灯饰配件
KR20130019190A (ko) 반사 보조기구 및 이를 이용한 조명기구
JP2005209568A (ja) 照明補助器具
US5997157A (en) Lamp shade combination
KR101816132B1 (ko) 조명 장치가 설치되는 텍스타일
CN211738827U (zh) 一种线板洗墙灯
CN218914769U (zh) 一种防眩侧入光式led面板灯
CN210373001U (zh) 一种led立灯
KR200362105Y1 (ko) 천정등의 투광장식재 조립구조
JP5603104B2 (ja) 内照式掲示器
JP3100752U (ja) 室内照明器具用セード
JP3193001U (ja) Led照明器具
JP2014165081A (ja) 電灯の照度を向上させる反射キャップ