JP2005310432A - バッテリ自動識別装置およびバッテリ駆動装置 - Google Patents

バッテリ自動識別装置およびバッテリ駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 新しいバッテリ・ボックスを取付け接続するのと同時に、内蔵するバッテリの仕様を自動的に識別するようにする。
【解決手段】 特定のバッテリ・ボックスB1〜B4を選択して無停電電源装置21に取付け接続すると、バッテリ22の仕様に応じてバッテリ・ボックスB1〜B4に独自に設けられた識別部41の特徴を、各プッシュ・スイッチ1〜4が認識し、このプッシュ・スイッチ1〜4による検出結果を基に、判別部35がバッテリ・ボックスB1〜B4に内蔵するバッテリ22の仕様を判別する。そのため無停電電源装置21は、新しいバッテリ・ボックスB1〜B4を取付け接続するのと同時に、どのような仕様のバッテリ22に交換されたのかを自動的に認識することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無停電電源装置等のバッテリ駆動装置に使用されるバッテリの交換を行う場合、交換後のバッテリの仕様を自動的に識別させるバッテリ自動識別装置と、前記バッテリ駆動装置に関するものである。
無停電電源装置等のバッテリ駆動装置に給電を行なうバッテリは、同一形状・同一寸法を有するバッテリ・ボックス内に収容され、そのバッテリ・ボックスを無停電電源装置に取付け接続して使用するのが一般的である。このバッテリ・ボックス内には、無停電電源装置において要求される電圧値およびその他の電源性能に対応して、最適なバッテリセルの個数や種類が選定され収容されている。
例えば、バッテリとして現在主流となって使用されている鉛蓄電池も、数種の異なる電圧値が要求され、その要求に応じた個数と種類の電池セルを収容したバッテリ・ボックスとの交換が必要となる。また無停電電源装置等に使用されるバックアップ用のバッテリは、現在鉛蓄電池が主流となって広く使用されているが、最近は環境問題から鉛蓄電池の廃棄問題の解決、また二次電池としての高性能化の要求に応えて、代替バッテリの実用化が開始されており、高性能リチウム・イオン二次電池やニッケル水素電池,ポリマー電池等の高性能二次電池への交換を行う必要性が出現してくる。従って、無停電電源装置の設計に際しては、鉛電池用の各種仕様、利用可能なリチウム・イオン二次電池の各種仕様、或いは、将来実用化が予想される次世代二次電池のことをも考慮し、効率的で確実性のあるこれらのバッテリ間の交換・対応が実行できるように設計を行なうことで、非常に有用性の高い装置とすることができる。
こうした観点から、例えば特許文献1では、バッテリの電力消費量を装置内部で計算すると共に、その時点でバッテリの放電電圧などから判定された当該バッテリの蓄電容量から予測される電力消費量と、計算された電力消費量との比較に応じて、バッテリの性能劣化や不具合を判定報知するものが開示されている。
特開2000−349873号公報
上記のような各種仕様のバッテリに適応できるように設計された無停電電源装置において、種々のバッテリを収容したバッテリ・ボックスに交換する毎に、夫々収容されたバッテリ仕様に対応して、内蔵するバッテリの充放電回路を切換える必要がある。例えば、鉛蓄電池からリチウム・イオン二次電池に交換した場合は、無停電電源装置内では、交換後のリチウム・イオン二次電池の仕様に対応した充放電条件の動作運転モードが実行されるように、充放電回路を切換えなければならない。
しかし、上記特許文献1にある技術は、交換後のバッテリの状態を長期的に監視することは可能であるが、バッテリ・ボックスに内蔵するバッテリの仕様を自動的に識別するものではなく、その場合は異なる仕様のバッテリを内蔵したバッテリ・ボックスを交換する毎に、充放電回路の切換え作業を余儀なくされる。そのため、作業中に誤操作が発生したり、効率的で確実性のあるバッテリ交換ができないといった懸念を生じていた。
そこで本発明は、新しいバッテリ・ボックスを取付け接続するのと同時に、内蔵するバッテリの仕様を自動的に識別することができる装置の提供を目的とする。
請求項1の発明は、仕様の異なるバッテリが各々に収容されるバッテリ・ボックスに、前記バッテリの仕様に応じた異なる識別部を設けると共に、前記バッテリ・ボックスが取付け接続されるバッテリ駆動装置に、前記識別部を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づき、前記バッテリ・ボックスに収容されたバッテリの仕様を判別する判別部とを備えたバッテリ自動識別装置である。
この場合、特定のバッテリ・ボックスを選択してバッテリ駆動装置に取付け接続すると、バッテリの仕様に応じてバッテリ・ボックスに独自に設けられた識別部の特徴を、バッテリ駆動装置側にある検出部が認識し、この検出部による検出結果を基に、判別部がバッテリ・ボックスに内蔵するバッテリの仕様を判別する。そのためバッテリ駆動装置側では、新しいバッテリ・ボックスを取付け接続するのと同時に、どのような仕様のバッテリに交換されたのかを自動的に認識することができる。
請求項2の発明は、前記検出部が複数のスイッチで構成されると共に、前記バッテリ駆動装置に前記バッテリ・ボックスを装着したときに、前記スイッチのそれぞれを前記バッテリの仕様に応じてオンまたはオフにするように、前記識別部を構成したバッテリ自動識別装置である。
この場合、各バッテリ・ボックスには、予めスイッチのそれぞれをオンまたはオフする識別部が設けられているので、バッテリ・ボックスをバッテリ駆動装置に装着すれば、各スイッチのオン・オフ状態から自動的にバッテリの仕様を判別することが可能になる。
請求項3の発明は、前記バッテリ駆動装置がコネクタを備え、このコネクタにある複数の接触片を前記検出部として構成すると共に、前記コネクタにより前記バッテリ駆動装置と前記バッテリ・ボックスとを電気的に接続したときに、前記接触片のそれぞれを前記バッテリの仕様に応じて短絡または開放するように、前記識別部を構成したバッテリ自動識別装置である。
この場合、各バッテリ・ボックスには、予め接触片のそれぞれを任意のラインに短絡または開放する識別部が設けられているので、バッテリ・ボックスをバッテリ駆動装置に接続すれば、各接触片の短絡・開放状態から自動的にバッテリの仕様を判別することが可能になる。
請求項4の発明は、仕様の異なるバッテリを各々に収容したバッテリ・ボックスが選択的に取付け接続され、前記バッテリからの給電を受けて駆動するバッテリ駆動装置において、前記バッテリ・ボックスに設けられた前記バッテリの仕様に応じて異なる識別部を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づき、前記バッテリ・ボックスに収容されたバッテリの仕様を判別する判別部とを備えたバッテリ駆動装置である。
この場合のバッテリ駆動装置は、特定のバッテリ・ボックスが選択的に取付け接続されると、バッテリの仕様に応じてバッテリ・ボックスに独自に設けられた識別部の特徴を検出部が認識し、この検出部の検出結果を基に、判別部がバッテリ・ボックスに内蔵するバッテリの仕様を判別する。そのため、新しいバッテリ・ボックスが取付け接続されるのと同時に、どのような仕様のバッテリに交換されたのかを自動的に認識することができる。
請求項1の発明によれば、新しいバッテリ・ボックスを取付け接続するのと同時に、当該バッテリ・ボックスに内蔵するバッテリの仕様を自動的に識別することが可能なバッテリ自動識別装置を提供できる。
請求項2の発明によれば、バッテリ・ボックスをバッテリ駆動装置に装着するだけで、各スイッチのオン・オフ状態から自動的にバッテリの仕様を判別することが可能なバッテリ自動識別装置を提供できる。
請求項3の発明によれば、バッテリ・ボックスをバッテリ駆動装置のコネクタに接続するだけで、各接触片の短絡・開放状態から自動的にバッテリの仕様を判別することが可能なバッテリ自動識別装置を提供できる。
請求項4の発明によれば、新しいバッテリ・ボックスが取付け接続されるのと同時に、当該バッテリ・ボックスに内蔵するバッテリの仕様を自動的に識別することが可能なバッテリ駆動装置を提供できる。
以下、本発明におけるバッテリ自動識別装置およびバッテリ駆動装置の好ましい実施形態について、添付図面である図1〜図4を参照しながら説明する。なお、各実施例におけるバッテリ駆動装置は、交流入力電圧の低下若しくは停電時にも、バッテリからの給電により所要の出力電圧を負荷に供給し続ける無停電電源装置である。
図1および図2は、プッシュ・スイッチ方式を採用した本発明の第1実施例を示している。同図において、一点鎖線で示した20は無停電電源装置21の外郭本体を示し、6はこの外郭本体20に露出して設けた無停電電源装置11側のバッテリ・ボックス接合部である。このバッテリ・ボックス接合部6には、後述するバッテリ・ボックスB1〜B4内のバッテリ22と電気的な接続を図るための電力供給用の入力端子5と、この入力端子5の上方に位置して、複数のスイッチたる検出部としてのモメンタリ式のプッシュ・スイッチ1〜4が設けられており、上記各プッシュ・スイッチ1〜4のプッシュ・ピン1P〜4Pが外力により出没するようになっている。
一方、本実施例では内蔵するバッテリ22の仕様がそれぞれ異なる4種類のバッテリ・ボックスB1〜B4が用意されている。例えば、バッテリ・ボックスB1は、端子電圧がDC48Vの鉛蓄電池がバッテリ22として内蔵され、バッテリ・ボックスB2は、端子電圧がDC24Vの鉛蓄電池がバッテリ22として内蔵され、バッテリ・ボックスB3は、端子電圧がDC24.6Vのリチウム・イオン二次電池がバッテリ22として内蔵され、バッテリ・ボックスB4は、今後実用化が予想される端子電圧がDC12Vの次世代二次電池がバッテリ22として内蔵される。なお、これはあくまでも一例で、これ以上または限定した種類のバッテリ・ボックスBが用意されてもよい。
図1は、バッテリ・ボックスB1が無停電電源装置21に取付け接続された状態を示す。図中、1C〜4Cは各プッシュ・スイッチ1〜4の接点を示し、これに対応して本実施例では、判別部35としての4つの充放電制御切換回路31〜34が無停電電源装置21の内部に設けられている。ここでのプッシュ・スイッチ1〜4は、プッシュ・ピン1P〜4Pのいずれかが選択的に押圧されると、このプッシュ・ピン1P〜4Pの基端にある導電片(図示せず)が、対応する接点1C〜4Cを閉じて、その接点1C〜4Cに繋がる充放電制御切換回路31〜34に動作電圧Vccを供給するようになっている。また、充放電制御切換回路31〜34は、予め用意されたバッテリ・ボックスB1〜B4に対応して設けられており、特定のバッテリ・ボックスB1〜B4が無停電電源装置21に接続された時に、そのバッテリ・ボックスB1〜B4に最適な充放電制御を行なうようになっている。
外形がいずれも共通の矩形状をなす各バッテリ・ボックスB1〜B4は、それぞれに異なる仕様のバッテリ22が収容され、その収容したバッテリ22に応じて、固有の物理的な形状を有する識別部41が前記プッシュ・スイッチ1〜4に臨んで設けられる。この識別部41は、自身のバッテリ22の仕様を無停電電源装置21側に識別させるのに設けられ、より具体的には、プッシュ・ピン1P〜4Pの押込み部として形成され、バッテリ・ボックスB1〜B4の一側面と面一な平面部42と、プッシュ・ピン1P〜4Pの非押込み部(非接触部)として形成され、バッテリ・ボックスB1〜B4の一側面よりも内側に窪んだ凹部43のいずれかが、各プッシュ・ピン1P〜4Pの先端部に臨んで設けられている。さらに、このバッテリ・ボックスB1〜B4の一側面には、当該バッテリ・ボックスB1〜B4を無停電電源装置21のバッテリ・ボックス接合部6に装着したときに、このバッテリ・ボックス接合部6の入力端子5に連結するコネクタ・ピン挿入孔44を備えている。
なお、前記ピン押込み部たる平面部42は、収容されるバッテリ22の仕様と正確に対応していないと、最適な充放電制御を行なうことができない。従って、平面部42に各々異なる色を彩色するか、記号を記入すれば、バッテリ22の収容を間違わないように注意を促すことができ、バッテリ22の誤収容を防止できる。例えば、バッテリ・ボックスB1の場合は、彩色を赤とするか、記号を使用するのであれば「Pb24V」等を記入しておくと良い。
次に、上記構成について、その作用を説明する。複数種用意されたバッテリ・ボックスB1〜B4の中から、特定の例えばバッテリ・ボックスB1を選択して、このバッテリ・ボックスB1の一側面を無停電電源装置21のバッテリ・ボックス接合部6に取付け接続すると、バッテリ・ボックス22側の識別部41として形成された平面部42と凹部43とにより、プッシュ・スイッチ1のプッシュ・ピン1Pだけが押されて(プッシュ・ピン2P〜4Pは非接触)、プッシュ・スイッチ1の接点1Cがオン即ち閉じ、他のプッシュ・スイッチ2〜4の接点2C〜4Cはオフ即ち開く。こうなると、無停電電源装置21側では、バッテリ・ボックスB1に内蔵するバッテリ22に対応して、このバッテリ22の仕様に適合した充放電制御切換回路31に動作電圧Vccが供給され、当該充放電制御切換回路31による最適な充放電制御が行なわれる。
つまり、ここでは無停電電源装置21に特定の例えばバッテリ・ボックスB1を装着したときに、無停電電源装置21側がバッテリ22の仕様を判別できるように、プッシュ・スイッチ1〜4のそれぞれをオンまたはオフにするように、前記識別部41を独自に構成している。そして、このプッシュ・スイッチ1〜4の状態を基に、判別部35である充放電制御切換回路31〜34がそれぞれバッテリ・ボックスB1に内蔵するバッテリ22の仕様を判別し、それに対応する充放電制御切換回路31だけを動作させるようにしている。従って、別のバッテリ・ボックスB2が無停電電源装置21に装着されれば、プッシュ・スイッチ2の接点2Cだけがオンし、これに対応した充放電制御切換回路32が動作する。同様に、バッテリ・ボックスB3を無停電電源装置21に装着すると、プッシュ・スイッチ3の接点3Cだけがオンし、これに対応した充放電制御切換回路33が動作すると共に、バッテリ・ボックスB4を無停電電源装置21に装着すると、プッシュ・スイッチ4の接点4Cだけがオンし、これに対応した充放電制御切換回路34が動作する。
以上のように、本実施例では無停電電源装置21およびバッテリ・ボックスB1〜B4に組み込まれるバッテリ自動識別装置に関し、仕様の異なるバッテリ22が各々に収容されるバッテリ・ボックスB1〜B4に、前記バッテリ22の仕様に応じた異なる識別部41を設けると共に、前記バッテリ・ボックスB1〜B4が取付け接続されるバッテリ駆動装置としての無停電電源装置21に、識別部41を検出するための検出部たるプッシュ・スイッチ1〜4と、当該各プッシュ・スイッチ1〜4の検出結果に基づき、バッテリ・ボックスB1〜B4に収容されたバッテリ22の仕様を判別する判別部35とを備えている。
また、仕様の異なるバッテリ22を各々に収容したバッテリ・ボックスB1〜B4が選択的に取付け接続され、この選択したバッテリ22からの給電を受けて駆動するバッテリ駆動装置としての無停電電源装置21に関し、本実施例では、バッテリ・ボックスB1〜B4に設けられたバッテリ22の仕様に応じて異なる識別部41を検出するプッシュ・スイッチ1〜4と、当該各プッシュ・スイッチ1〜4の検出結果に基づき、バッテリ・ボックスB1〜B4に収容されたバッテリ22の仕様を判別する判別部35とを備えている。
いずれの場合も、特定のバッテリ・ボックスB1〜B4を選択して無停電電源装置21に取付け接続すると、バッテリ22の仕様に応じてバッテリ・ボックスB1〜B4に独自に設けられた識別部41の特徴を、無停電電源装置21側にある各プッシュ・スイッチ1〜4が認識し、このプッシュ・スイッチ1〜4による検出結果を基に、判別部35がバッテリ・ボックスB1〜B4に内蔵するバッテリ22の仕様を判別する。そのため無停電電源装置21は、新しいバッテリ・ボックスB1〜B4を取付け接続するのと同時に、どのような仕様のバッテリ22に交換されたのかを自動的に認識することができる。
また本実施例では、判別部35がバッテリ22の仕様を判別すると、そのバッテリ22に対応した最適な充放電制御切換回路31が動作するので、無停電電源装置21に取付け接続した例えばバッテリ・ボックスB1内のバッテリ22に対して、無停電電源装置21は最適充放電制御を行なうことが自動的に可能となる。
また本実施例では、前記プッシュ・スイッチ1〜4が複数のスイッチで構成されると共に、無停電電源装置21に特定の例えばバッテリ・ボックスB1を装着したときに、プッシュ・スイッチ1〜4のそれぞれを内蔵するバッテリ22の仕様に応じてオンまたはオフにするように、識別部41に例えば平面部42や凹部43を設けている。
こうすると、各バッテリ・ボックスB1〜B4には、予めプッシュ・スイッチ1〜4のそれぞれをオンまたはオフする識別部が設けられているので、バッテリ・ボックスB1〜B4をバッテリ駆動装置に装着すれば、各プッシュ・スイッチ1〜4のオン・オフ状態から自動的にバッテリ22の仕様を判別することが可能になる。
次に、図3と図4を参照しながら、コネクタ方式を採用した本発明の第2実施例を説明する。図4において、8は無停電電源装置側のバッテリ・ボックス接続部であり、ここにはバッテリ・ボックスB1〜B4内のバッテリ22と電気的な接続を図るための電力供給用の入力端子15が設けられると共に、この入力端子15の側方に位置して、検出部としてのコネクタ・ピン11〜14が上下を夫々一対として並設されている。なお、本実施例でも、内蔵するバッテリ22の仕様がそれぞれ異なる4種類のバッテリ・ボックスB1〜B4が用意されている。
図3は、バッテリ・ボックスB1が無停電電源装置21に取付け接続された状態を示す。図中、バッテリ・ボックスB2においては、前記無停電電源装置21側のコネクタ15と接続するコネクタ・ピン挿入孔55を備えると共に、自身のバッテリ22の仕様を無停電電源装置21側に識別させるために設けられ、バッテリ・ボックス接続部8に設けたコネクタ・ピン11〜14が挿入される各一対のソケット51〜54が設けられる。そして、例えばバッテリ・ボックスB2の場合、充放電制御切換回路32に繋がるコネクタ・ピン12に対応した一対のソケット52のみが、短絡接続線52Bによりバッテリ・ボックスB2の内部で短絡されており、その他の一対のソケット51,53,54には短絡接続線が存在せず、開放した状態になっている。つまり、ここでの識別部41に相当するソケット51〜54と短絡接続線51B〜54Bは、接触片であるコネクタ・ピン11〜14のそれぞれを、バッテリ22の仕様に応じて独自に短絡または開放するように構成している。
なお、バッテリ・ボックスB2の場合は、充放電制御切換回路31に繋がるコネクタ・ピン11に対応した一対のソケット51のみが、短絡接続線51Bにより短絡される。同様に、バッテリ・ボックスB3の場合は、充放電制御切換回路33に繋がるコネクタ・ピン13に対応した一対のソケット53のみが、短絡接続線53Bにより短絡され、バッテリ・ボックスB4の場合は、充放電制御切換回路34に繋がるコネクタ・ピン14に対応した一対のソケット54のみが、短絡接続線54Bにより短絡される。また16は、選択したバッテリ・ボックスB1〜B4を接続する場合、バッテリ・ボックスB1〜B4が左右逆方向に接続されないようにする位置決め用突起である。
次に、上記構成について、その作用を説明する。複数種用意されたバッテリ・ボックスB1〜B4の中から、特定の例えばバッテリ・ボックスB1を選択して、このバッテリ・ボックスB1の一側面を無停電電源装置21のバッテリ・ボックス接合部8に取付け接続すると、バッテリ・ボックスB1内では一対のソケット51間のみが短絡接続線51Bにより短絡され、他のソケット52〜54間は開放されているので、図3に示すように、無停電電源装置21側では、バッテリ・ボックスB1に内蔵するバッテリ22に対応して、このバッテリ22の仕様に適合した充放電制御切換回路31に動作電圧Vccが供給される。このとき、無停電電源装置21側のコネクタ15と、選択したバッテリ・ボックスB1のコネクタ・ピン挿入孔55も互いに連結されるため、前記充放電制御切換回路31による最適な充放電制御が行なわれる。
つまり、ここでは無停電電源装置21に特定の例えばバッテリ・ボックスB1を装着したときに、無停電電源装置21側がバッテリ22の仕様を判別できるように、コネクタ・ピン11〜14のそれぞれを、バッテリ22の仕様に応じて短絡または開放するように、前記識別部41を独自に構成している。そして、このコネクタ・ピン11〜14の短絡または開放状態を基に、判別部35である充放電制御切換回路31〜34がそれぞれバッテリ・ボックスB1に内蔵するバッテリ22の仕様を判別し、それに対応する充放電制御切換回路31だけを動作させるようにしている。
以上のように本実施例でも、仕様の異なるバッテリ22が各々に収容されるバッテリ・ボックスB1〜B4に、当該バッテリ22の仕様に応じた異なる識別部41を設けると共に、バッテリ・ボックスB1〜B4が取付け接続される無停電電源装置21に、識別部41を検出するための検出部たるコネクタ・ピン11〜14と、当該コネクタ・ピン11〜14の検出結果に基づき、バッテリ・ボックスB1〜B4に収容されたバッテリ22の仕様を判別する判別部35とを備えている。
こうすれば、特定のバッテリ・ボックスB1〜B4を選択して無停電電源装置21に取付け接続すると、バッテリ22の仕様に応じてバッテリ・ボックスB1〜B4に独自に設けられた識別部41の特徴を、無停電電源装置21側にあるコネクタ・ピン11〜14が認識し、このコネクタ・ピン11〜14による短絡若しくは開放の検出結果を基に、判別部35がバッテリ・ボックスB1〜B4に内蔵するバッテリ22の仕様を判別する。そのため無停電電源装置21は、新しいバッテリ・ボックスB1〜B4を取付け接続するのと同時に、どのような仕様のバッテリ22に交換されたのかを自動的に認識することができる。
また特に本実施例では、バッテリ駆動装置である無停電電源装置21に複数の接触片であるコネクタ・ピン11〜14を検出部として構成すると共に、無停電電源装置21とバッテリ・ボックスB1〜B4のいずれかとを電気的に接続したときに、コネクタ・ピン11〜14のそれぞれをバッテリ22の仕様に応じて短絡または開放するように、前記識別部41を構成している。
こうすると、各バッテリ・ボックスB1〜B4には、予めコネクタ・ピン11〜14のそれぞれを任意のラインに短絡または開放する識別部41が設けられているので、バッテリ・ボックスB1〜B4を無停電電源装置21に接続すれば、各コネクタ・ピン11〜14の短絡・開放状態から自動的にバッテリ22の仕様を判別することが可能になる。
なお本発明は、以上の実施例に限定されること無く、本発明の基本思想を基に種々の形態で実施可能である。例えば、識別部と検出部として発光素子と受光素子を組み合わせたフォト・カプラを設けても良い。また、プッシュ・スイッチ方式において、バッテリ・ボックス側のプッシュ・ピンとの非接触部である凹部に代わり、孔部を設けても良い。また、コネクタ方式においては、制御系で電力の小さい充電制御切換回路用コネクタをバッテリ電力供給用コネクタと別に設けても良い。
本発明の好ましい第1実施例における、バッテリ自動認識装置の構成を示す概略説明図である。 同上第1実施例における、バッテリ自動認識装置の構造を示す斜視図である。 本発明の好ましい第2実施例における、バッテリ自動認識装置の構成を示す概略説明図である。 同上第2実施例における、バッテリ自動認識装置の構造を示す斜視図である。
符号の説明
1〜4 プッシュ・スイッチ(スイッチ,検出部)
B1〜B4 バッテリ・ボックス
11〜14 コネクタ・ピン(接触片,検出部)
21 無停電電源装置
22 バッテリ
35 判別部
41 識別部


Claims (4)

  1. 仕様の異なるバッテリが各々に収容されるバッテリ・ボックスに、前記バッテリの仕様に応じた異なる識別部を設けると共に、前記バッテリ・ボックスが取付け接続されるバッテリ駆動装置に、前記識別部を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づき、前記バッテリ・ボックスに収容されたバッテリの仕様を判別する判別部とを備えたことを特徴とするバッテリ自動識別装置。
  2. 前記検出部は複数のスイッチで構成されると共に、前記バッテリ駆動装置に前記バッテリ・ボックスを装着したときに、前記スイッチのそれぞれを前記バッテリの仕様に応じてオンまたはオフにするように、前記識別部を構成したことを特徴とする請求項1記載のバッテリ自動識別装置。
  3. 前記バッテリ駆動装置にある複数の接触片を前記検出部として構成すると共に、前記バッテリ駆動装置と前記バッテリ・ボックスとを電気的に接続したときに、前記接触片のそれぞれを前記バッテリの仕様に応じて短絡または開放するように、前記識別部を構成したことを特徴とする請求項1記載のバッテリ自動識別装置。
  4. 仕様の異なるバッテリを各々に収容したバッテリ・ボックスが選択的に取付け接続され、前記バッテリからの給電を受けて駆動するバッテリ駆動装置において、前記バッテリ・ボックスに設けられた前記バッテリの仕様に応じて異なる識別部を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づき、前記バッテリ・ボックスに収容されたバッテリの仕様を判別する判別部とを備えたことを特徴とするバッテリ駆動装置。
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