JP2005308277A - 加熱調理器 - Google Patents

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Hiroyuki Hanawa
博之 塙
Keiji Sudo
桂司 須藤
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Abstract

【課題】 本発明は扉が閉まっているときでも開いているときでも、扉の開閉を容易に行うことができる使い勝手のよい加熱調理器を提供することを目的とする。
【解決手段】 前記目的を達成するために本発明にかかる加熱調理器1は、前面に開口を有し、被加熱物を内部に収容して加熱調理を行い得る調理器本体2と、本体2内部に収容された被加熱物を加熱するための加熱手段4、5、6と、一端側が本体2に取付けられ、他端側に手かけ部8を有するハンドル9が取付けられた本体2の前面開口を開閉自在に閉塞する扉7とを備え、ハンドル9は扉7が本体2を閉塞した状態のときに扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略垂直となる位置に手かけ部8を位置させ、扉7を全開した状態のときに軸線11が扉7に対して略水平となる位置に手かけ部8を位置させるように可動することを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は加熱調理器、特に加熱調理器が備えた扉のハンドルの改良に関する。
従来の加熱調理器は、机や棚に設置されたり、キッチンに組み込まれたりしていた。そして、加熱調理器本体の扉前面端部に取付けられたハンドルの手かけ部を握って扉を開閉し、加熱調理器本体の内部に調理するものを置いていた。(例えば特許文献1参照)
特開平8−35668号公報
このような従来の加熱調理器100は、図19に示すように、本体101と操作盤102と調理物を入れる加熱庫103および扉104を備え、扉104はヒンジ105を介して本体101に取付けられている。また扉104には開閉操作するための手かけ部106を有するハンドル107が設けられていた。
また、キッチンに据え置かれる加熱調理器、または組み入れられる加熱調理器としては、図20に示すようなものも存在した。同図に示す加熱調理器200は、本体201に操作部202とトッププレート203を有し、トッププレート203にはフライパンなどの調理鍋をのせて誘導加熱コイルや電気抵抗体、ガス火などで加熱するための加熱部204、205、206が設けられていた。さらに加熱調理器本体201には焼きもの調理するためのロースター207が備えられていた。
このような従来の加熱調理器200におけるロースター207は、図21に示すように、ロースター本体208と、受皿209を備え、ロースター扉210のハンドル211の手かけ部212に手をかけて手前に引くことでロースター扉210に接続された連結体213により受皿209は手前に引き出され、受皿209がほぼ水平に保たれるように支持体214が設けられていた。
図19に示すような加熱調理器は、図22に示すように、庫内103の高さ寸法Eが本体101の高さだけでなく、扉104を全開したときを想定して、ハンドル107の長さFを扉104の下部空間に確保することによる制限も受けるものであった。
また使用実態として、加熱庫103に収納する調理物をのせるための角皿108を庫内に出し入れするときなど、角皿108を一旦扉104の面上に載置することもあった。しかし、調理の前や終えたあと、または調理の途中に角皿108などを扉104の面上に載置した際、奥行きのある角皿108などは、扉104面上の空間だけでは十分空間を確保することができず扉104面上よりあふれてしまうことがあり、図中点線で示すように誤って角皿108を落下させてしまうことも想定された。
さらにこのような加熱調理器100では、扉104が閉じられた状態のときには、扉104のハンドル取付け面が使用者側に向いているため、ハンドルを視認することができるが、加熱調理器100の設置状態によっては扉104が全開された状態のときに、扉104の裏面が使用者側に向くことが多く、使用者が扉104を閉じるときにはハンドルを視認できないこともあった。
なにより、前述の加熱調理器100または200においては、扉に取付けられたハンドルが扉の開閉に伴い、使用者に対する対向角度が大きく変化するため、例えば使用者がハンドルを握って肩を支点とした腕の動作で開閉動作を行うと、加熱調理器の設置状態にも左右されるが、その過程で扉が開ききるまでに手首を大きくひねらなければならないような不自然な状態となることもあった。これでは途中で手を離す、ハンドルと別の部分を持ってハンドルを持ち直すなどの動作が必要とされるか、あるいは立ち位置を変更する、足を伸屈させる、腰を伸屈させるなどの腕の動作に加えた比較的大きな動作が必要とされるため、調理器の使い勝手を悪化させてしまう。
本発明は前記課題に鑑み為されたものであり、扉が閉まっているときでも開いているときでも、扉の開閉を容易に行うことができる使い勝手のよい加熱調理器を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明にかかる加熱調理器は、前面に開口を有し、被加熱物を内部に収容して加熱調理を行い得る調理器本体と、前記調理器本体内部に収容された被加熱物を加熱するための加熱手段と、一端側が前記調理器本体に取付けられ、他端側に手かけ部を有するハンドルが取付けられた前記調理器本体の前面開口を開閉自在に閉塞する扉とを備え、前記ハンドルは前記扉が調理器本体を閉塞した状態のときに前記扉のハンドル取付位置と前記手かけ部を結ぶ軸線が前記扉に対して略垂直となる位置に前記手かけ部を位置させ、前記扉を全開した状態のときに前記扉のハンドル取付位置と前記手かけ部を結ぶ軸線が前記扉に対して略水平となる位置に前記手かけ部をそれぞれ位置させるように可動することを特徴とする。
本発明における加熱調理器によれば、前面に開口を有し、被加熱物を内部に収容して加熱調理を行い得る調理器本体と、前記調理器本体内部に収容された被加熱物を加熱するための加熱手段と、一端側が前記調理器本体に取付けられ、他端側に手かけ部を有するハンドルが取付けられた前記調理器本体の前面開口を開閉自在に閉塞する扉とを備え、前記ハンドルは前記扉が調理器本体を閉塞した状態のときに前記扉のハンドル取付位置と前記手かけ部を結ぶ軸線が前記扉に対して略垂直となる位置に前記手かけ部を位置させ、前記扉を全開した状態のときに前記扉のハンドル取付位置と前記手かけ部を結ぶ軸線が前記扉に対して略水平となる位置に前記手かけ部をそれぞれ位置させるように可動するので、扉の開閉を容易に行うことができ、加熱調理器の使い勝手を向上することができる。
以下、一実施形態を用いて本発明について詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の一実施形態にかかる加熱調理器の扉を閉めた状態を示す正面図である。同図に示す加熱調理器1は、本体2の前面が開口され、被加熱物を内部に収容して加熱調理を行い得る加熱庫3が形成されている。そして、調理器本体2内部に収容された被加熱物を加熱するための加熱手段であるマグネトロン4、及び加熱庫3の上面に設けられた上面ヒータ5、加熱庫3の下面に設けられた下面ヒータ6を有している。また調理器本体2には、調理器本体2の前面開口を開閉自在に閉塞する扉7が設けられていて、本実施形態における扉7は一端側である下端側が調理器本体2に取付けられ、他端側である上端側に手かけ部8を有するハンドル9が取付けられている。本実施形態における手かけ部8は握ることが可能な握り棒9aから構成されている。さらに調理器本体2の左側面には操作盤10が取付けられており、使用者はこの操作盤10を使用して、マグネトロン4による加熱、ヒータ5、6による加熱の選択や設定、調理メニューの選択、加熱時間の設定などを行えるようになっている。
図2は、本発明の一実施形態にかかる加熱調理器の扉を閉めた状態を示す側面図である。同図に示すように本実施形態における加熱調理器1のハンドル9は、扉7が調理器本体2を閉塞した状態のときに、扉7前面の表面平面に対して平行なある一方向、本実施形態では横方向から見たときに、扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略垂直となる位置に手かけ部8を位置させている。
また図3は、本発明の一実施形態にかかる加熱調理器の扉を全開した状態を示す側面図である。同図に示すように本実施形態における加熱調理器1のハンドル9は、扉7を全開した状態のときに、扉7の閉塞状態のときと同方向から見たときに、扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略水平となる位置に手かけ部8を位置させている。
このように、本実施形態における加熱調理器1は、ハンドル9が、扉7が調理器本体1を閉塞した状態のときに扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略垂直となる位置に手かけ部8を位置させ、扉7を全開した状態のときに扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略水平となる位置に手かけ部8をそれぞれ位置させるように可動するものである。このような構成によって、加熱調理器1を開発する際にも、ハンドル9の長さを扉7の下部空間に確保する必要がなくなり、加熱庫3の高さに対する制限を抑えることができる。
また、扉7が閉じられた状態のときには、扉7のハンドル9取付け面が使用者側に向いているため、使用者はハンドル9を視認することができることはもちろん、扉7が全開された状態のときに、扉7の裏面が使用者側に向いてしまっても、扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略水平となる位置に手かけ部8を位置させることができるので、使用者が扉7を閉じるときであってもハンドル9を視認することができ、扉7が閉まっているときでも開いているときでも、扉7の開閉を容易に行うことができる使い勝手のよい加熱調理器1とすることができる。
続いて、このようなハンドルを可動させる機構の実施例について説明する。図4は図1のA−A直線における扉を閉めた状態で側方から見た断面図である。同図に示すように本実施形態における加熱調理器1のハンドル9は棒状体の握り棒9aにより手かけ部8が形成されているとともに、握り棒9aの右側を保持する右ハンドル保持部9bと、握り棒9aの左側を保持する左ハンドル保持部9cからなり、右ハンドル保持部9bと左ハンドル保持部9cの一端は扉7の上部に回転自在に取付けられている。右ハンドル保持部9bには上部右支持板12aが、さらに上部右支持板12aには上部プーリー13がそれぞれ一体に取付けてある。上部プーリー13は扉7に対して回転自在に取付けられている右ハンドル保持部9bに一体に取付けてあるため、上部プーリー13が回転することでハンドル9も回転駆動させることができる。また扉7の右側下部には下部プーリー14が扉7内部に配置されており、下部プーリー14は下部支持板15の一端に一体に固定されている。また下部支持板15の他端は扉7から突出して本体2に固定される。従って下部プーリー14は回転しない。上部プーリー13と下部プーリー14はワイヤー16によりそれぞれ連結されており、ワイヤー16は電波漏れ防止板17などの扉7の構造体をよけるためにガイド18にて迂回させている。なおガイド18はワイヤー16の張力調整も兼ねることができるよう取付位置が自在に移動できるように扉7に取付けられている。
図5は図1のB−B直線における扉を閉めた状態で側方から見た断面図である。同図に示すように扉7へのハンドル取付け位置の対側にあたる扉7の左側上部にはスプリングホルダー19が扉7に対して回転自在にとりつけてある。このスプリングホルダー19は、上部左支持板12bに、上部左支持板12bはハンドル9の左ハンドル保持部9cにそれぞれ一体に取付けられている。そして、スプリングホルダー19にはスプリング20が巻着されており、常にハンドル9をハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線が扉7に対して略垂直となるようにバネ力により付勢させている。よって、スプリングホルダー19は扉7に対して回転自在に取付けられている左ハンドル保持部9cに一体に取付けてあるため、スプリングホルダー19が回転することでハンドル9も回転駆動させることができる。
このように構成されたハンドル9の動作について図4及び図5を用いて説明する。ハンドル9の手かけ部8である握り棒9aを握って手前に引くと扉7が開かれる。図4に示すように、下部プーリー14は下部支持板15により回転できないよう下部支持板15に固定されているため扉7が開かれるにしたがってワイヤー16は下部プーリー14に巻込まれていくことになる。この巻込みにともないワイヤー16により連結されている上部プーリー13もワイヤー16の下部プーリー14への巻込方向に引き込まれる。さらに上部プーリー13は扉7に対して回転自在に取付けてあるため、その引き込まれる分だけ上部プーリー13も回転される。これに伴い上部プーリー13に一体に固定された上部右支持板12a及び上部右支持板12aに一体に固定された右ハンドル保持部9bも回転動作され、結果ハンドル9が可動することとなる。
図6は図1のA−A直線における扉を全開した状態で側方から見た断面図、図7は図1のB−B直線における扉を全開した状態で側方から見た断面図である。この結果ハンドル9は、図4および図5に示すように、扉7が調理器本体1を閉塞した状態のときには扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略垂直となる位置に手かけ部8を位置させていたが、図6および図7に示すように、扉7を全開した状態のときには扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略水平となる位置に手かけ部8を位置させるように可動することとなる。
また、逆に扉を閉じる際には、ハンドル9の手かけ部8である握り棒9aを握って扉7を本体2側へ閉めていくと、図4及び図6に示すように下部プーリー14が下部支持板15に回転できないように固定されているため、扉7が閉まるにしたがってワイヤー16は下部プーリー14より外れていく。このとき、図5及び図7に示すようにスプリングホルダー19が上部左支持板12bと固定されており、スプリングホルダー19に巻きつけられたスプリング20のバネ力により常にハンドル9をハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線が扉7に対して略垂直となるように付勢させていることにより、扉7が閉じられていくのに伴い、外れていくワイヤー16の余長は前述バネ力の作用により上部プーリー13が回転し、上部プ−リー13へ巻き戻されていくこととなる。これら一連の作用により、本実施形態における加熱調理器1は、ハンドル9が、扉7が調理器本体1を閉塞した状態のときに扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略垂直となる位置に手かけ部8を位置させ、扉7を全開した状態のときに扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略水平となる位置に手かけ部8をそれぞれ位置させるように可動するものである。
前述のような手段により、本実施形態における加熱調理器1は、ハンドル9が、扉7が調理器本体2を閉塞した状態から扉7を全開した状態までの扉7の可動範囲内において、扉7の開放状態に応じて手かけ部8の位置を扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線が扉7に対して略垂直となる位置から扉7に対して略水平となる位置までの範囲で順次可変させることが可能となっている。即ち、ハンドル9は、扉7の開閉度合いによって上部プーリー13、および下部プーリー14のそれぞれに巻き取られるワイヤー16の量により順次扉7に対するハンドル取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線の角度を変化させてゆくリンク可動手段により可動される。
図8は扉の各開閉状態におけるハンドルの状態を示す説明図である。同図に示すように、このような構成によれば、ハンドル9が扉7の開閉動作に伴って、ハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略垂直となる位置から扉7に対して略水平となる位置までの範囲で順次可変するので、使用者が扉7を開閉する際にも手首を無理にひねるような姿勢をとる必要がなく、自然な扉7の開閉動作を行うことが出来、加熱調理器1の使い勝手をさらに向上することが可能となる。なお、このような構成の加熱調理器1において、ハンドル9の握り棒9aが右ハンドル保持部9b、左ハンドル保持部9cに対して回転自在に構成されていれば、使用者が手かけ部8である握り棒9aをぎゅっと握っていても、ハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7の開閉に応じて可変しても、その角度変化を回転により吸収できるのでさらに使い勝手が向上する。
また、図8からも明らかなように、本実施形態における加熱調理器1は、扉7の下端部が調理器本体2に取付けられ、扉7は調理器本体2の前面開口を閉塞した状態から床面21に対して平行となる状態までの間で可動する。そして前述のリンク可動手段は手かけ部8の位置を、扉7の開閉に応じて扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が床面21に対して常に平行となるように可変させている。このような構成であれば、どのような開き状態にあっても、ハンドル9は常に床面21に平行になり、扉7が開ききった場合も、扉7及びハンドル9のいずれも床面21に平行にすることができる。そして、ハンドル9の手かけ部8は、どのような扉9の開閉状態であっても、常に調理器本体2の前面に立った使用者の視界に存在することになるため、手かけ部8をいつでも視認できると共に、扉7の開閉動作を自然に行うことができるので、加熱調理器1の使い勝手をより向上することが可能となる。加えて扉7が開ききった状態になるとハンドル9も扉7と平行になるためハンドル9の高さに関係なく本体2の下部支点をさらに下げることができることにより、庫内高さDを十分確保することができるため庫内空間を大きく確保することができる。なお本構成は扉7を調理器本体2の上端部に取付け、ハンドル9が扉7の下端部に取付けられていても同様の効果を奏することが可能である。
図9は、扉を全開状態とし、扉上に調理皿を載置した状態を示す側面図である。図9に示すように、本実施形態の加熱調理器1は、扉7の下端部が調理器本体2に取付けられ、全開状態で床面21に対して扉7が平行となると共に、扉7が全開状態で扉7及びハンドル9の上部に空間が形成されている。このような構成によれば、扉7が開ききった状態において、ハンドル9も床面21に平行になるため、扉7の面上のみならずハンドル9の面上も角皿などの調理皿22のとりだす空間として十分に確保することができる。そして、調理皿22を加熱庫3内に出し入れする際にも扉7上に一度載置してから行うことが出来るので加熱調理器1の使い勝手のさらなる向上が可能となる。
なお扉7とハンドル9の手かけ部8である握り棒9aのすきまは扉7閉時、扉7開閉途中、扉7開時それぞれにおいて使用者の操作指が入るだけの寸法を確保しておく必要が有り、さらに詳しくは15mmから60mmであれば良好な使い勝手を得ることができる。隙間寸法が15mmより小さい場合は使用者の指が入り難く、開閉途中で隙間寸法が変化したときに指を挟み込んでしまう恐れもある。これに対し隙間寸法が60mmを超えると加熱調理器自体が大型化してしまい、ハンドル9も扉7から異常に突出してしまって使用し難い。また中でも、20mmから40mmがもっともよい隙間寸法で、このような範囲にあれば、さらなる使い勝手の向上やよりよいデザイン性を加熱調理器に付与することができる。
実施の形態2.
本実施形態における加熱調理器は前述の実施の形態1におけるハンドル9を可動させる構造が異なるものである。以下異なる部分について説明する。図10は実施の形態1における図5に対応する扉を閉めた状態で側方から見た断面図、図11は実施の形態1における図7に対応する扉を全開した状態で側方から見た断面図である。なお、実施の形態1と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。また図10、図11においては図示しない右ハンドル保持部9b側の構造は実施の形態1と同様のリンク可動手段が設けてある。本実施形態では左ハンドル保持部9c側にもリンク可動手段を設けたものである。
図10に示すように、扉7上部のハンドル9の左ハンドル保持部9cには上部左支持板12bが一体にとりつけてあり、さらに上部左支持板12bには第2上部プーリー23が一体にとりつけてある。第2上部プーリー23は扉7に回転自在に取付けてあるためハンドル9も回転自在に動作させることができる。また扉7の左側下部には第2下部プーリー24が扉7内部に配置されている。第2下部プーリー24は第2下部支持板25の一端側に一体に取付けられており、また第2下部支持板25他端側には本体取付部が設けてあり、この他端側は扉7から突出して、本体2に固定される。したがって第2下部プーリー24は回転することがない。第2上部プーリー23と第2下部プーリー24は第2ワイヤー26によりそれぞれ連結されており、第2ワイヤー26は電波漏れ防止板17などの扉7の構造体をよけるために第2ガイド27にて迂回させている。なお第2ガイド27は第2ワイヤー26の張力調整も兼ねることができるよう取付位置が自在に移動できるように扉7に取り付けられている。
このように構成された扉7のハンドル9の可動動作について説明する。ハンドル9を手前に引き、扉7が開かれてゆくと、右側のリンク可動手段では前述の実施の形態1で説明したのと同様に動作し、ハンドル9が常に床面に平行なるように扉7が開く。このとき、図10に示した左側のリンク可動手段では、扉7が開いた分だけ第2下部プーリー24に巻かれた第2ワイヤー26が解かれ、解かれた第2ワイヤー26の余長分は右側のリンク可動手段によりハンドル9が回転された分だけハンドル9に連動して第2上部プーリー23が回転して、これを巻き取ることで図11に示した状態まで扉7を開くことができる。
扉7を閉める動作では、第2下部プーリー24は第2下部支持板25に回転できないように固定されているため扉7が閉められるにしたがって第2ワイヤー26は第2下部プーリー24に巻込まれていくことになり、この巻込みにともない第2ガイド27に案内された第2ワイヤー26により連結されている第2上部プーリー23も第2ワイヤー26の巻込まれる方向に引き込まれる。さらに第2上部プーリー23は扉7に回転自在に取付けてあるためその引き込まれる分だけ第2上部プーリー23も回転される。そして第2上部プーリー23は上部左支持板12b、左ハンドル保持部9cがそれぞれ一体に固定されているため、結果ハンドル9が回転動作されることになる。これら一連の作用によりどのような開き状態にあっても、ハンドル9は常に床面に平行になり、扉7が開ききった場合も、扉7及びハンドル9のいずれも床面に平行にすることができ、実施の形態1と同様の動作を行うこととなる。このように実施の形態2によれば、実施の形態1とは別のハンドルを可動させる手段にて、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
本実施形態における加熱調理器1は前述の各実施の形態におけるハンドル9を可動させる構造が異なるものである。以下異なる部分について説明する。図12は本実施形態における加熱調理器のハンドルの可動手段を構成するプーリーの正面図である。同図に示すように、本実施形態におけるプーリーは、二重プーリー27から構成されており、この二重プーリー27を上部プーリー13または23、及び下部プーリー14または24として用いることで、実施の形態2で説明したリンク可動手段が、どちらか片方の右ハンドル保持部9b、左ハンドル保持部9cのいずれかを動作させるように1つの保持部に設けることができるようになっている。
すなわち、二重プーリー27にはワイヤー16および第2ワイヤー26が巻きつけられている。そして実施の形態2と同様に扉7の開閉動作に伴いリンク可動手段が動作するが、上部および下部にとりつけられる二重プーリー27にワイヤー16および第2ワイヤー26を連結することで実施の形態2において右ハンドル保持部9bまたは左ハンドル保持部9cを動作させるように構成されていたリンク可動手段を右ハンドル保持部9bまたは左ハンドル保持部9cのどちらか一方に集約することができる。このように本実施形態によっても、実施の形態1および実施の形態2とは別の構成にて同様の効果を得ることができる。なお、このようなリンク可動手段を左右どちらかのハンドル保持部に構成するように集約することによって、もう片方には可動手段を設ける必要がないため、製造を簡易とすることができる。また、このようなリンク可動手段を左右両方のハンドル保持部に設けることも可能である。このように構成すれば、動作の確実化が図れ、例えばどちらか一方の可動手段が万が一故障などを起こしても、もう片方の可動手段によりハンドルを可動させることができるので、ハンドル可動の信頼性を向上できる。
実施の形態4.
本実施形態における加熱調理器1は前述の各実施の形態におけるハンドル9を可動させる構造が異なるものである。以下異なる部分について説明する。図13は実施の形態1における図4に対応する扉を閉めた状態で側方から見た断面図、図14は実施の形態1における図6に対応する扉を全開した状態で側方から見た断面図である。なお、実施の形態1と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。図13は、扉7上部のハンドル9の右ハンドル保持部9bには上部右支持板12aが一体にとりつけてあり、さらに上部右支持板12aには上部ローラー28が一体にとりつけてある。上部ローラー28は扉7に対して回転自在に取付けてあるためハンドル9も回転自在に動作させることができる。また扉7の右側下部には下部ローラー29が扉7内に配置されている。下部ローラー29は下部支持板15の一端側に一体に取付けられており、下部支持板15の他端側は本体取付部が設けてあり、この他端側は扉7より突出して本体2に固定されている。したがって下部ローラー29は回転することがない。このような上部ローラー28と下部ローラー29は、2本の連結板30によりそれぞれ連結されている。
このような構成を有するハンドル9の動作について説明する。ハンドル9の手かけ部8である握り棒9aを握って手前に引くと扉7が開かれるが、下部ローラー29は下部支持板15に回転できないように固定されているため扉7が開かれるにしたがって連結板30は扉7の開いていく方向に傾くこととなる。この動作にしたがい連結板30の上部ローラー28及び下部ローラー29間の連結部分の距離は変化するが、連結板30の長さは一定のため、回転可能な上部ローラー28を回転させることでこの距離変化を吸収させてゆく。上部ローラー28は扉7に回転自在に取付けてあるため、連結板30が連結部分の距離変化を吸収するために上部ローラー28を回転動作させると、上部ローラー28は上部右支持板12a及び右ハンドル保持部9bと一体に固定されているため、結果ハンドル9は扉の開閉動作に応じて回転動作されることになる。なお、ハンドル9の握り部9aを握って扉7を本体2側へ閉めていく動作においては前述の動作と逆に動作し、結果どのような開き状態にあっても、ハンドル9は常に床面に平行になり、扉7が開ききった場合も、扉7及びハンドル9のいずれも床面に平行にすることができる。
このように本実施形態のようなハンドル9の可動手段を用いても、前述の各実施の形態とは別の構成にて同様の効果を得ることができる。なお本実施形態においては、右ハンドル保持部9bにこのようなハンドル9を可動させる可動手段を設けたが、左ハンドル保持部9cに設けてもよいことは言うまでもない。また本実施形態においては、このような構成を有することで左右どちらかのハンドル保持部に可動手段を集約することができ、もう片方には可動手段を設ける必要がないため、製造を簡易とすることができる。さらに、このような可動手段を左右両方のハンドル保持部に設けることも可能である。このように構成すれば、動作の確実化が図れ、例えばどちらか一方の可動手段が万が一故障などを起こしても、もう片方の可動手段によりハンドルを可動させることができるので、ハンドル可動の信頼性を向上できる。
実施の形態5.
以下、本発明の他の実施の形態について説明する。本実施形態における加熱調理器1は前述の各実施の形態とほぼ同じ構成を有している。以下異なる部分について説明する。本実施形態における加熱調理器1は扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略垂直となる位置から扉9に対して略水平となる位置までの範囲の任意の位置に手かけ部8を位置させた状態でハンドル9が可動しないように固定し得るハンドル固定手段を備えたものである。
図15は本実施形態における加熱調理器1のハンドル9を固定した状態を示す正面図であり、図16は本実施形態における加熱調理器1のハンドル9を固定した状態を示す側面図である。本実施形態においては実施の形態1で述べた内容に加えて、扉7にはハンドル9の回転動作を固定するためのスライドスイッチ31が設けてあり、スライドスイッチ31にはロック片32が設けてある。
本実施形態では、このスライドスイッチ31を右ハンドル保持部9bの方向に移動させることによりスライドスイッチ31に形成されているロック片32が右ハンドル保持部9bの回転動作を固定させることで右ハンドル保持部9bに連結されているハンドル9の回転動作も固定させることができる。このとき、スライドスイッチ31の移動に伴い、扉7を可動させる可動手段を構成する上部プーリー13が一体に固定されていた上部右支持板12aから隔離され、扉7の開閉動作に伴う駆動も解除される。なお、ハンドル9を可動する可動手段は、上部プーリー13と上部右支持板12aが隔離された状態であってもハンドル9を可動させないだけで、扉の開閉状態に応じて前述の説明のように動作している。
また、スライドスイッチ31を扉7中心方向に移動させることによりスライドスイッチ31に形成されているロック片32が右ハンドル保持部9bより外れ、右ハンドル保持部9bに連結されているハンドル9の回転動作も自由に動作できることができるよう解除される。このとき、スライドスイッチ31の移動に伴い、扉7を可動させる可動手段を構成する上部プーリー13は、上部右支持板12aに再び一体に固定され、扉7の開閉動作に伴い駆動することとなる。なお、上部プーリー13と上部右支持板12aの固定状態はある決まった位置でのみ固定されるように構成されており、扉7がどのような開閉状態にあっても、ハンドル9が床面に平行な状態となったときに、上部プーリー13は上部右支持板12aと一体に固定されるように構成されている。このような構成によって、スライドスイッチ31、及びロック片32からなる固定手段は、扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略垂直となる位置から扉9に対して略水平となる位置までの範囲の任意の位置に手かけ部8を位置させた状態でハンドル9が可動しないように固定し、固定が解除されると再びハンドル9の可動をさせることができる。なお、ハンドル9の可動を固定した状態のままでも扉7の開閉動作が自在に行えることはいうまでもない。
このように扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略垂直となる位置から扉9に対して略水平となる位置までの範囲の任意の位置に手かけ部8を位置させた状態でハンドル9が可動しないように固定し得るハンドル固定手段を備えた構成によれば、前述の各実施の形態の効果に加え、さらに、加熱調理器1のハンドル9の位置を任意の位置で固定することができるので、設置場所に応じてハンドル9の固定位置を使用者が使いやすい位置で固定することができるため、使い勝手のよい加熱調理器1を得ることができる。なおハンドル9の動作を固定させる構成は、本実施形態に示したスライドスイッチ31及びロック片32のみに限定するものではない。また、扉7のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線11が扉7に対して略垂直となる位置、または扉9に対して略水平となる位置に手かけ部8を位置させた状態でハンドル9が可動しないように固定する構成であってもよい。このような構成であれば、ハンドル9のロック時におけるハンドル9の可動手段の隔離、及びロック解除時におけるハンドル9の可動手段の復帰の構成が簡易となる。
実施の形態6.
以下、本発明の他の実施の形態について説明する。本実施形態における加熱調理器1は前述の各実施の形態とほぼ同じ構成を有している。以下異なる部分について説明する。本実施形態は図20に示した従来の加熱調理器に本発明を適用した実施例である。図17は本実施形態における加熱調理器の扉が閉じた状態を示す要部断面図であり、図18は本実施形態における加熱調理器の扉が開いた状態を示す要部断面図ある。図17に示すようにロースターケース33には受皿34がありロースター扉35のハンドル9を手前に引くことでロースター扉35に接続された連結体36により受皿34は手前に引き出される。なおロースター扉35にはロースター扉35の開閉に応じて前述の実施の形態1と同様のハンドル9を可動させるためのリンク可動手段が内蔵されている。そして、ロースター扉35はロースターケース33に摺動自在に取付けられた連結体36によってロースターケース33に取付けられており、ロースターケース33は加熱調理器本体201に取付けられている。よってロースター扉35は、連結体36、ロースターケース33を介して加熱調理器本体201に取付けられている。またロースターケース33の内部には、ロースターケース33内部に収納された被加熱物を加熱するための加熱手段であるシーズヒータ37が取付けられている。
このような構成を有する本実施形態における加熱調理器200は、ハンドル9を手前に引くことでロースター扉35が開き、実施の形態1と同様にリンク可動手段が動作する。これにより、ロースター扉35に設けられたハンドル9は、ロースター扉35の開閉に応じて扉35のハンドル9取付位置と手かけ部8を結ぶ軸線が床面に対して常に平行となるように可変させる。そして図18のようにロースター扉35が全開した状態ではロースター扉35の面上のみならずハンドル9の面上にも受皿34をとりだすことができ、従来の形態から支持体などの部品点数を減らすことができ、加えて受皿34もロースター扉35面上とハンドル9面上にて安定して保持することができる。また、ここからさらに扉35を手前に引けば、連結体36が受け皿34をケース33外に引き出せるようになっている。このような構成により前述の各実施の形態で説明したのと同様の効果を得ることができる。
またロースター扉35の開閉に応じて、連結体36が手前側に引き込まれるように構成しておいてもよい。このように構成しておけば、ロースター扉35を開閉するだけで、受け皿34の出し入れも同時に行い得ることができるようになり、加熱調理器の使い勝手を向上することが可能となる。
実施の形態7.
前述の実施形態では、加熱調理器本体に扉の下端部が取付けられ、扉の上端部にハンドルが取付けられた構成の加熱調理器を例にあげて説明を行ったが、本発明の加熱調理器はこれに限られるものではなく、加熱調理器本体に扉の上端部が取付けられ、扉の下端部にハンドルが取付けられた構成の加熱調理器、扉が横開きの加熱調理器、加熱調理器本体に扉の上端部が取付けられ、扉の下端部にハンドルが取付けられた第1の扉と、加熱調理器本体に扉の下端部が取付けられ、扉の上端部にハンドルが取付けられた第2の扉の2枚扉で構成された上下開きの加熱調理器、観音開き構造の加熱調理器などにも適用することができる。
また前述の実施形態では、ハンドル9が手かけ部8となる握り棒9aと左右ハンドル保持部9b、9cとからなる構造を例にあげて説明したが、やはりこれに限られるものではなく、ハンドル取付け部と手かけ部が一体に構成された図19に示したハンドル107のような構造や、下部から手を入れる袋状の手かけ部からなるハンドル取付け部と手かけ部が一体に構成された図20に示したハンドル211のような構造であっても適用することが可能である。
さらにハンドルを可動させる可動手段としては前述の各実施形態で説明したものに限られるものではなく、ハンドルを良好に可動させ得るさまざまな形態を用いることが可能である。
本発明の一実施形態にかかる加熱調理器の扉を閉めた状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかる加熱調理器の扉を閉めた状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかる加熱調理器の扉を全開した状態を示す側面図である。 図1のA−A直線における扉を閉めた状態で側方から見た断面図である。 図1のB−B直線における扉を閉めた状態で側方から見た断面図である。 図1のA−A直線における扉を全開した状態で側方から見た断面図である。 図1のB−B直線における扉を全開した状態で側方から見た断面図である。 扉の各開閉状態におけるハンドルの状態を示す説明図である。 扉を全開状態とし、扉上に調理皿を載置した状態を示す側面図である。 実施の形態1における図5に対応する扉を閉めた状態で側方から見た断面図である 実施の形態1における図7に対応する扉を全開した状態で側方から見た断面図である。 本発明の他の実施形態における加熱調理器のハンドルの可動手段を構成するプーリーの正面図である。 実施の形態1における図4に対応する扉を閉めた状態で側方から見た断面図である。 実施の形態1における図6に対応する扉を全開した状態で側方から見た断面図である。 本発明の他の実施形態における加熱調理器のハンドルを固定した状態を示す正面図である。 本発明の他の実施形態における加熱調理器のハンドルを固定した状態を示す側面図である。 本発明の他の実施形態における加熱調理器の扉が閉じた状態を示す要部断面図である。 本発明の他の実施形態における加熱調理器の扉が開いた状態を示す要部断面図ある。 従来の加熱調理器の斜視図である。 従来の他の加熱調理器の斜視図である。 図20に示す従来の加熱調理器の要部断面図である。 図19に示す従来の加熱調理器の側面図である。
符号の説明
1 加熱調理器、2 本体、3 加熱庫、4 マグネトロン(加熱手段)、5 上面ヒータ(加熱手段)、6 下面ヒータ(加熱手段)、7 扉、8 手かけ部、9 ハンドル、10 操作盤、11 軸線、12a 上部右支持板、12b 上部左支持板、13 上部プーリー、14 下部プーリー、15 下部支持板、16 ワイヤー、17 電波漏れ防止板、18 ガイド、19 スプリングホルダー、20 スプリング、21 床面、22 調理皿、23 第2上部プーリー、24 第2下部プーリー、25 第2下部支持板、26 第2ワイヤー、27 二重プーリー、28 上部ローラー、29 下部ローラー、30 連結板、31 スライドスイッチ、32 ロック片、33 ロースターケース、34 受け皿、35 ロースター扉、36 連結体、37 シーズヒータ。

Claims (5)

  1. 前面に開口を有し、被加熱物を内部に収容して加熱調理を行い得る調理器本体と、
    前記調理器本体内部に収容された被加熱物を加熱するための加熱手段と、
    一端側が前記調理器本体に取付けられ、他端側に手かけ部を有するハンドルが取付けられた前記調理器本体の前面開口を開閉自在に閉塞する扉とを備え、
    前記ハンドルは前記扉が調理器本体を閉塞した状態のときに前記扉のハンドル取付位置と前記手かけ部を結ぶ軸線が前記扉に対して略垂直となる位置に前記手かけ部を位置させ、前記扉を全開した状態のときに前記扉のハンドル取付位置と前記手かけ部を結ぶ軸線が前記扉に対して略水平となる位置に前記手かけ部をそれぞれ位置させるように可動することを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記ハンドルは、前記扉が調理器本体を閉塞した状態から前記扉を全開した状態までの前記扉の可動範囲内において、扉の開放状態に応じて前記手かけ部の位置を前記扉のハンドル取付位置と前記手かけ部を結ぶ軸線が前記扉に対して略垂直となる位置から前記扉に対して略水平となる位置までの範囲で順次可変させるリンク可動手段により可動されることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記扉は上端部または下端部のいずれかが前記調理器本体に取付けられ、前記調理器本体の前面開口を閉塞した状態から床面に対して平行となる状態までの間で可動すると共に、前記リンク可動手段は前記手かけ部の位置を、前記扉の開閉に応じて前記扉のハンドル取付位置と前記手かけ部を結ぶ軸線が床面に対して常に平行となるように可変させることを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記扉は下端部が前記調理器本体に取付けられ、全開状態で床面に対して平行となると共に、前記扉が全開状態で前記扉及びハンドルの上部に空間が形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 前記扉のハンドル取付位置と前記手かけ部を結ぶ軸線が前記扉に対して略垂直となる位置から前記扉に対して略水平となる位置までの範囲の任意の位置に手かけ部を位置させた状態でハンドルが可動しないように固定し得るハンドル固定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の加熱調理器。
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