JP2005304972A - 遊技機用施錠装置 - Google Patents

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Masataka Kimura
将貴 木村
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Abstract

【課題】 不正解錠を防止するための簡易で汎用性に高い遊技機用施錠装置を提供する。
【解決手段】 この施錠装置は、遊技機本体に設けられた被係止部材と、前扉2に設けられた錠部材5、解錠部材6、リンク7及び鈎部材8とからなる。リンク7は解錠部材6の長穴62の一端でのみ駆動される一方向ピン71を有している。この一方向ピン71によりリンク7と解錠部材6との間では一方向の動きのみが伝達される。このため、外部より鉤部材8に対して不正な解錠操作が行われても、鉤部材8の動きはそのリンク7と解錠部材6との間で途切れ、解錠部材6には伝達されない。このため他の鉤部材8が連動しないため前扉2は開かない。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機の施錠装置に関する。
遊技機の施錠装置は遊技機本体とその本体前面に開閉可能に支持される前扉とを施錠する装置として知られている。具体的に施錠装置は、上下一対の鉤部材、リンク、錠部材を備えたものが一般的である。各鉤部材は支点を軸として回動することにより、前扉に取り付けられている被係止部材と係止および離脱する。リンクは上下方向往復運動が可能とされ、リンクの両端に各鉤部材が付設されている。錠部材は前扉に設置され、解錠の際、回転操作される。錠部材は鍵の回転運動をリンクへ伝え、上方もしくは下方へリンクを移動させる。
この施錠装置によると、通常の解錠時には鍵により解錠部材が操作されるとリンクが上方または下方へ移動し、各両端の鉤部材が連動し支点を中心として回動し被係止部材から離脱する。しかし、この施錠装置において、外部から前扉と遊技機本体の隙間を通して針金などの線材を用い鉤部材に対して被係止部材からの離脱方向に回動させる方向に力を加えたとき、動力がリンクを介し他方の鉤部材に伝達され、両鉤部材が各々の被係止部材から離脱し不正解錠されるおそれがある。
係る問題に対処する施錠装置として、下記の特許文献に記載の装置が知られている。
特許第3437543号公報 特開2000−288214号公報
そこで、本発明は、このような不正解錠を確実に防止するため、鉤部材に回動を促す外力が加えられた場合、その動力を少なくとも一つの鉤部材に伝達させない機構を備えたより簡易で種種の遊技機に対処できる遊技機用施錠装置を提供することを課題とする。
さらには、不正操作を関知できるより一層高い防犯性を有する遊技機用施錠装置を提供することを課題とする。
本願発明の遊技機用施錠装置は、遊技機本体と前扉とを有する遊技機の施錠装置であって、前記遊技機本体と前扉のいずれか一方に固定された複数の被係止部材と、前記遊技機本体と前扉の他方に固定された鍵により開閉される錠部材及び該錠部材により可逆的に駆動され前記被係止部材の数と同数の長穴をもつ解錠部材と、前記他方に相対移動可能に支持され前記被係止部材のそれぞれと係脱する鉤部材と、前記解錠部材の前記長穴の一端でのみ駆動される一方向ピンを有し該解錠部材の動きのみをそれぞれの前記鉤部材に伝達する複数個のリンクと、を有するものである。
本発明の遊技機用施錠装置において、前記解錠部材と各前記リンクとの相対移動を検出する相対移動検出センサを有するものとすることができる。
本発明の施錠装置では、リンクは解錠部材の長穴の一端でのみ駆動される一方向ピンを有している。この一方向ピンによりリンクと解錠部材との間では一方向の動きのみが伝達される。すなわち、解錠部材の動きのみがリンクに伝達され、リンクから解錠部材への動きの伝達はなされない。このため、外部より鉤部材に対して不正な解錠操作が行われても、鉤部材の動きはその解錠部材とリンクとの間で途切れ、解錠部材には伝達されない。このため他の鉤部材が連動しないため不正な前扉の開放を阻止することができる。また、長さの異なるリンクを使用することにより容易に形状、寸法が異なる遊技機の施錠装置として利用でき、汎用性に富む。
本発明の遊技機の施錠装置では、正規の鍵を用いて操作する場合には解錠部材とリンクとの相対移動は無いか有っても極めて少ない。しかし、鉤部材を操作すると解錠部材に対してリンクは大きく移動し、解錠部材とリンクとの相対移動は大きくなる。この移動を相対移動検出センサで検出することにより不正な操作を知ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。この施錠装置は図1に示す遊技機に用いられるもので、この遊技機は、遊技機本体1と前扉2とこれらに設けられた施錠装置3とを備えている。この施錠装置3の主要部分は前扉2に設けられ、被係止部材4は2個遊技機本体1に設けられている。
施錠装置3の主要部の側面図を図2に、その裏面図を図3に示すように、この施錠装置は、遊技機本体1に設けられた2個の被係止部材4と、前扉2に設けられた錠部材5、解錠部材6、2個のリンク7及び2個の鉤部材8とからなる。
錠部材5は前扉2の周縁枠部分にねじ21で固定されている。この錠部材5は図示しない鍵により揺動可能となる軸部51とこの軸部51の先端に固定されたカム板52とを有する。
解錠部材6は、前扉2の周縁枠部分の浅い凹部22内に収納されている。この凹部22は解錠部材6の長手方向より長く、解錠部材6の移動を妨げない広さを有する。この解錠部材6は長方形の金属板で形成され、その中央部分にカム板52の先端部が挿通する係合孔61と両端部分にそれぞれ設けられた長穴62、62を持つ。この解錠部材6は、錠部材5が鍵で回動されるとそのカム板52が係合孔61を解して係合し、長手方向に押される。なお、長穴62、62の長手方向と解錠部材の押されて移動する方向とは平行となっている。
鉤部材8は一端側に係止溝81を持つ金属板で形成され、係止溝81の先端側部分がフック82となる。このフック82が被係止部材4の係止部と係止して前扉2と遊技機本体1とが係止される。この鉤部材8はその中央部分で前扉2の周縁枠部分の軸23、23に揺動自在に軸支されている。また、この鉤部材8は後で説明するリンク7と軸孔83で揺動自在に連結されている。また、この鉤部材8はコイルばね84で図上時計回転方向に付勢されている。
リンク7は金属棒で形成され、その一端部が直角方向に折り曲げられて軸部としての機能を持たせ鉤部材8の軸孔83と嵌合している。他端部は係合ピン71としての機能を持たせ、長穴62から抜け落ちないために先端にキャップが固定されている。なお、コイルばね84の付勢力で係合ピン71は長穴62の一端側の内周面と常に当接状態にある。
本実施例の施錠装置は前記した構造となっている。
この施錠装置は、図示しない鍵で錠部材5を回動すると、図3に示すカム板52が時計方向に回動し、係合孔61を介して解錠部材6を押し下げる。この解錠部材6の動きは、2個の長穴62、62の上側の内周端面でそれぞれのリンク7の係合ピン71を押しつけ、2個のリンク7、7は下方に押し下げられる。このリンク7、7の移動により鉤部材8、8の左端部分が下方に移動し、鉤部材8、8はそれぞれの軸23、23を中心として揺動する。これにより鉤部材8、8のフック82、82が被係止部材4、4の係止部から離れ、前扉2と遊技機本体1との係止が解除され、前扉2を遊技機本体1より開くことができる。
なお、鍵による錠部材5の回動を止め、鍵を錠部材5から引き抜くと、鉤部材8、8はそれぞれのコイルばね84、84で図2及び図3に示す位置に復帰する。この実施例の施錠装置では、開いた前扉2を遊技機本体1に押し付けて扉を閉めることにより鉤部材8、8は被係止部材4、4の係止部に押されて揺動し、被係止部材4、4の係止部に自動的に係止される。
次ぎに不正に鉤部材8の1個が回動された場合について説明する。
図2の上側の鉤部材8が針金等でコイルばね84の付勢力に抗して回動された場合、上側の鉤部材8は反時計回転方向に回動する。この回動は上側のリンク7を押し下げる。リンク7に固定された係合ピン71もリンクと共に下方に動くが係合ピン71は解錠部材6の上側の長穴62の長穴内を下方に動く。係合ピン71が長穴62の長穴内を上端側から下端側に動く間、係合ピン71は解錠部材6を押し付けることができず、解錠部材6は動かない。解錠部材6が動かないため、その下方のリンク7及び下方の鉤部材8は動かない。このため下方の鉤部材8は遊技機本体1の被係止部材4と係止した状態のままとなり開錠されない。このため、上方の解錠がなされても、下方の解錠がなされないため、前扉2を遊技機本体1より開くことができない。これにより不正な開扉を阻止できる。
本実施例の施錠装置では、リンク7の長さを変更することにより容易に他の機種の遊技機の施錠装置として使用できる。このため汎用性が高い。また、リンク7を金属棒を折り曲げて形成している。金属棒で形成することにより、従来のような板材を切り出し折り曲げ成形するリンクと比較して、成形、設計変更の対応が容易であり、より汎用性を高くすることができる。
さらに、本実施例の施錠装置では、解錠部材6が前扉2の周縁枠部分の浅い凹部22内に収納されている。すなわち、解錠部材6は凹部22を持つ前扉2の周縁枠部分で6面の内5面が囲まれていることになり、外部からの不正な操作が困難になっている。このため解錠部材6を不正に駆動して解錠する試みに対して有効である。
不正な操作を検知するセンサとして、図4に示すセンサ9を設けることができる。このセンサ9は解錠部材6に設けられたピン状の端子91とリンク7に設けられた薄いばね板からなるばね端子92とからなる。そして、解錠部材6とリンク7とが相対移動すると端子91がばね端子92と当接し、電気が導通する。これにより例えば警報機を鳴らすことができる。なお、センサ9は図4に示すものに限らず、解錠部材6とリンク7とが相対移動することを検知できるもので有ればよい。
実施例で用いた遊技機の斜視図である。 実施例の施錠装置の側面図である。 実施例の施錠装置の裏面図である。 センサのを持つ施錠装置の要部を示す側面図である。
符号の説明
1:遊技機本体 2:前扉 3:施錠装置 4:被係止部材
5:錠部材 6:解錠部材 7:リンク 8:鉤部材
9:センサ

Claims (2)

  1. 遊技機本体と前扉とを有する遊技機の施錠装置であって、
    前記遊技機本体と前扉のいずれか一方に固定された複数の被係止部材と、
    前記遊技機本体と前扉の他方に固定された鉤により開閉される錠部材及び該錠部材により可逆的に駆動され前記被係止部材の数と同数の長穴をもつ解錠部材と、
    前記他方に相対移動可能に支持され前記被係止部材のそれぞれと係脱する鉤部材と、
    前記解錠部材の前記長穴の一端でのみ駆動される一方向ピンを有し該解錠部材の動きのみをそれぞれの前記鈎部材に伝達する複数個のリンクと、
    を有することを特徴とする遊技機用施錠装置。
  2. 前記解錠部材と各前記リンクとの相対移動を検出する相対移動検出センサを有する請求項1に記載の遊技機用施錠装置。
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