JP2005302408A - 誘導加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 誘導加熱コイルの出力レベルを火力と火炎で分類し、本体に表示することにより、長年ガスコンロの火力に慣れ親しんできた使用者にとってガスコンロと同様の火加減が簡単に調節できる使いやすい誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】 誘導加熱コイルの出力レベルを、少なくともとろ火8a、弱火8b、中火8c、強火8dよりなる火力目安8と、前記とろ火8a、弱火8b、中火8c、強火8dに対応してその近傍に配置したとろ火火炎9a、弱火火炎9b、中火火炎9c、強火火炎9dよりなる炎マーク9の組み合わせとし、これらを本体1の上面前部に配置する。
【選択図】 図2
【解決手段】 誘導加熱コイルの出力レベルを、少なくともとろ火8a、弱火8b、中火8c、強火8dよりなる火力目安8と、前記とろ火8a、弱火8b、中火8c、強火8dに対応してその近傍に配置したとろ火火炎9a、弱火火炎9b、中火火炎9c、強火火炎9dよりなる炎マーク9の組み合わせとし、これらを本体1の上面前部に配置する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、誘導加熱コイルの出力操作時にその出力レベルを火力で報知する誘導加熱装置に関するものである。
従来、誘導加熱コイルの出力レベルの大小を調節できる誘導加熱装置において、その出力レベルの大小を表示する複数の発光素子と、この発光素子の出力レベルの大小に応じて音を発する発音体とを備え、発光素子の点灯数が変化する毎に音を発して視認性、操作性を上げ、使い勝手を向上させるようにしたものがある。
すなわち、図4に示すように、出力表示部20を例えば1から11段階までの数字で表された出力レベル21と、この出力レベル21の夫々の数字に対応してその下部に設けられた発光素子22とで構成し、出力調節ツマミ(図示せず)を左右に回すと、出力レベル21の数字と発光素子22が1個づつ変わる毎に発音体23から単一音を発してユーザーに出力変化を報知していた(特許文献1)。
また、出力レベルの大小を表示する複数の発光素子と報知手段とを備え、加熱の開始時のみ報知手段を鳴動させるものもあった(特許文献2)。
さらに、特許文献3に示すように、加熱出力の各設定値に対応して複数個の発光素子を設けたり、特許文献4に示すように、電力設定手段で設定したレベルに応じて出力レベルを表示する表示素子を備えたものもあった。
近年では、高齢化に伴い、特に安全性の点からガスコンロに代わって電気を熱源とする誘導加熱装置が大きく伸びてきている。この装置には1個または複数個のコンロ部を備えており、さらに、個々のコンロ部に対して出力レベルの大小を表示する複数個の発光素子を備えて、この発光素子の点灯数の増減に伴い音を報知しているものが多い。
上記従来の誘導加熱装置においては、使い勝手をさらに良くするために上記したように発光素子や発音体を備えているが、ガスコンロとは違って火力(出力)の強さを目で確認できないため、発光素子の点灯数の増減に伴って報知音を鳴動させるだけではガスの弱火や中火、強火等のイメージがわかりにくく、火力の強さがわかりにくいという問題があり、特に長年ガスコンロの火力に慣れ親しんできた高齢者にとってはその問題が顕著であった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、請求項1では、誘導加熱コイルの出力レベルを、少なくとも、とろ火火炎、弱火火炎、中火火炎、強火火炎よりなる炎マークに分類し、これらを本体に配置するものである。
また、請求項2では、誘導加熱コイルの出力レベルを、少なくともとろ火、弱火、中火、強火よりなる火力目安と、前記とろ火、弱火、中火、強火に対応してその近傍に配置したとろ火火炎、弱火火炎、中火火炎、強火火炎よりなる炎マークの組み合わせとし、これらを本体に配置するものである。
上記のように、本発明は誘導加熱コイルの出力レベルを少なくともとろ火火炎、弱火火炎、中火火炎、強火火炎よりなる炎マーク、またはこの炎マークと、とろ火、弱火、中火、強火よりなる火力目安の組み合わせにして本体に表示することにより、ガスコンロの火力と同等の火力を確認でき、火加減を簡単に調節できる。
特に、長年ガスコンロの火力に慣れ親しんできた高齢者にとってはガスコンロの火力と同様の火加減が簡単に調節でき、使いやすい誘導加熱装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施例を図面中の図1及び図2に従って説明する。
図1は本発明の誘導加熱装置の斜視説明図、図2はその出力レベルと発光素子部出力表示部の説明図である。
1は誘導加熱装置の本体、2は本体1の上面を構成する食品載置台で、その下面に誘導加熱コイル(図示せず)が設置されている。3は食品載置台2の上面に載置された鍋で、前記誘導加熱コイルにより加熱される。4は本体1の前面右側に設けられた電源スイッチ、5は本体1の前面左側に設けられた入/切キーで、電源スイッチ4を入れた後、この入/切キー5を押すと加熱が始まる。
6は出力レベル(火加減)を調節する出力調節ツマミで、電源スイッチ4と入/切スイッチ5の間に設けられ、右に回すと出力レベルが大きくなり(火力が強くなる)左に回すと出力レベルが小さくなる(火力が弱くなる)。
7は本体1の上面前部に配置された出力表示部で、図2に示すように、誘導加熱コイルの出力レベルに合わせてとろ火8a、弱火8b、中火8c、強火8d、そしてハイパワー8eと5つの分類グループに分かれた火力目安8と、これらの分類グループに対応してその上部(下部でも良い)の近傍に配置された1個のとろ火火炎9a、3個の弱火火炎9b、4個の中火火炎9c、5個の強火火炎9d、そして6個のハイパワー火炎9eよりなる炎マーク9の組み合わせにより構成されている。そして、これらの炎マーク9は、発光素子等によって表示されるようになっており、その火炎の色は、実際のガスコンロの色に合わせて青色や橙色等に設定されており、使用者に長年の使用で馴染みやすいガスコンロの火力にあわせた表現としている。なお、炎マーク9の個数は上記実施例に限定されるものではない。また、この出力表示部7は、本体1の左右両側面のいずれでもよく、また、前面であってもよい。
10は本体1内に組み込まれた発音体で、本実施例では、上記火力目安8、すなわち、とろ火8a、弱火8b、中火8c、強火8d及びハイパワー8eの5つの分類グループに対応したとろ火火炎9a、弱火火炎9b、中火火炎9c、強火火炎9d、そしてハイパワー火炎9eの境界を移動するときに音を発するようになっている。また、この境界を移動するときに異なった音を発することもできる。
上記の構成において、使用者が本体1の食品載置台2上に鍋3を載置し、電源スイッチ4を入れた後、入/切キー5を押して加熱を開始する。
その後、出力調節ツマミ6を操作して誘導加熱コイルの出力レベル(火加減)を調節する。右に回すと出力レベルが大きくなり(火力が強くなる)左に回すと出力レベルが小さくなる(火力が弱くなる)。
今、出力レベルを中火8cで加熱を開始すると、中火火炎9cが表示され、使用者はその中火火炎9cによってガスコンロの中火と同等の火力であると判断し、鍋3の調理を行う。
次に、強火8dに切り替えたい場合には出力調節ツマミ6を右に回すと、火力目安8が中火8cから強火8dに変わり、これとともに炎マーク9も中火火炎9cから強火火炎9dに変わる。これによって、使用者は誘導加熱コイルの出力レベルがガスの強火と同等の火力であることを確認し、それに合わせて鍋3の調理を行うことができる。また、この火力が切り替わるとき発音体10は音を発し、中火8cから強火8dに移ったことを使用者に知らせる。
逆に、出力調節ツマミ6を左に回して火力目安8を中火8cから弱火8b、さらにはとろ火8aにした場合には、それに合わせて弱火火炎9b、とろ火火炎9aが表示されるとともに、その境界を移動するときに発音体10は音を発し、弱火8b、とろ火8aに移ったことを使用者に知らせる。そして、使用者は弱火火炎9b、とろ火火炎9aの表示を見て、ガスコンロの弱火、とろ火と同等の火力であることを確認し、それに合わせて調理する。
上記の火力目安8の調節において、発音体10は、炎マーク9の境界を移動するときに異なった音色を発するようにしてもよい。
なお、火力目安8のハイパワー8e及びハイパワー火炎9eは、強火8dまでの表示の場合にはなくても良い。
次に、図3は本発明の他の実施例を示すもので、とろ火8a、弱火8b、中火8c、強火8d、そしてハイパワー8eと5つの分類グループに対応したとろ火火炎9a、弱火火炎9b、中火火炎9c、強火火炎9d、そしてハイパワー火炎9eの炎マーク9をガスコンロの火炎と同じようにリング状とし、かつ、火力に合わせて火炎の高さを変えたものである。これによっても上記実施例と同様に火力の強さを容易に知ることができ、使いやすいものである。
上記の構成により、使用者はガスコンロから誘導加熱装置に買い換えた場合でも長年使用して馴染みやすいガスコンロと同様に出力レベルの調節が簡単にでき、使いやすいものである。
特に、長年ガスコンロの火力に慣れ親しんできた高齢者にとってはガスコンロと同様の火力を知ることができ、火加減が簡単に調節でき、使いやすい誘導加熱装置とすることができる。
1 本体
2 食品載置台
6 出力調節ツマミ
7 出力表示部
8 火力目安
8a とろ火
8b 弱火
8c 中火
8d 強火
8 火力目安
9 炎マーク
9a とろ火火炎
9b 弱火火炎
9c 中火火炎
9d 強火火炎
10 発音体
2 食品載置台
6 出力調節ツマミ
7 出力表示部
8 火力目安
8a とろ火
8b 弱火
8c 中火
8d 強火
8 火力目安
9 炎マーク
9a とろ火火炎
9b 弱火火炎
9c 中火火炎
9d 強火火炎
10 発音体
Claims (2)
- 誘導加熱コイルの出力レベルを、少なくとも、とろ火火炎(9a)、弱火火炎(9b)、中火火炎(9c)、強火火炎(9d)よりなる炎マーク(9)に分類し、これらを本体(1)に配置することを特徴とする誘導加熱装置。
- 誘導加熱コイルの出力レベルを、少なくともとろ火(8a)、弱火(8b)、中火(8c)、強火(8d)よりなる火力目安(8)と、前記とろ火(8a)、弱火(8b)、中火(8c)、強火(8d)に対応してその近傍に配置したとろ火火炎(9a)、弱火火炎(9b)、中火火炎(9c)、強火火炎(9d)よりなる炎マーク(9)の組み合わせとし、これらを本体(1)に配置することを特徴とする誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004114019A JP2005302408A (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004114019A JP2005302408A (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 誘導加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005302408A true JP2005302408A (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=35333657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004114019A Pending JP2005302408A (ja) | 2004-04-08 | 2004-04-08 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005302408A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012520226A (ja) * | 2009-03-13 | 2012-09-06 | ショット アクチエンゲゼルシャフト | 着色された透明な調理台 |
-
2004
- 2004-04-08 JP JP2004114019A patent/JP2005302408A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012520226A (ja) * | 2009-03-13 | 2012-09-06 | ショット アクチエンゲゼルシャフト | 着色された透明な調理台 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060511 |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060511 |