JP2005302155A - 情報再生装置、情報再生方法、コンピュータで実行可能なプログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報再生装置、情報再生方法、コンピュータで実行可能なプログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 煩雑な操作を必要とすることなく、情報を適切な方法で再生することができる情報再生装置を提供する。
【解決手段】情報再生装置60は、コンテンツ情報62の再生中のユーザによる再生操作64に応答し、対応した再生動作をコンテンツ情報再生部80に指示する再生操作指示部78と、コンテンツ再生中のユーザによる再生操作及びコンテンツ情報再生部80による再生動作に基づいて、コンテンツの再生操作履歴情報を管理する再生操作履歴管理部94と、情報62の再生方法を、再生操作履歴情報に基づいて決定する再生方法決定部100と、再生方法決定部100が決定した再生方法に従って自動的に行なうようにコンテンツ情報再生部80を制御する自動再生制御部とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報再生の方法を自動的に決定して情報の再生を行なう情報再生装置、情報再生方法、コンピュータで実行可能なプログラム、及び記録媒体に関する。特に、再生の方法を決定するための特別な操作をユーザが行なうことなく自動的に再生の方法を決定する情報再生装置に関する。
動画、音声などの情報を再生する際に、ユーザの好みの部分のみを再生する方法として、再生する情報の好みの部分にユーザが予め手入力でマーキングを行なっておく方法がある。この方法では、再生したい部分の時間的な記録位置の両端部に、ユーザがマーキングを行なう。情報の再生装置は、再生する情報のマーキングされた区間を検知し、そのマーキング区間のみを再生する。
また、後述の特許文献1に、再生したい部分のみを特定しておくと、その特定された部分のみの再生を行なう再生音声映像データ特定方法が開示されている。この方法では、ユーザは、特定目的再生モードと呼ぶモードで、早送り、巻戻し等の操作を繰返して不要な部分を飛ばし、再生したい部分の頭出しを行なう。再生したい部分は、通常の再生若しくはスロー再生で再生する。この時、特許文献1に記載の装置は、通常再生又はスロー再生が行なわれた区間を再生する区間として特定し、コンテンツ情報が記録された記録媒体又は別の記録媒体にその情報を記録する。再生特定モードと呼ぶ別のモードで再生を行なうと、特定目的再生モードで再生を行なった際に、再生する区間として特定された区間のみの再生が行なわれる。
特開平11−213630号公報
ユーザが手入力でマーキングする従来の方法では、ユーザは、再生、早送り、及び巻戻し等の操作を繰返して、再生したい部分の開始位置及び終了位置を見つけ出す必要がある。これは、ユーザにとっては、非常に面倒な作業である。さらに、手作業でマーキングを行なうため、作業は煩雑なものとなる。
特許文献1に記載の方法では、再生したい部分を特定するためには、特定目的再生モードにモード変更して再生する必要がある。また、この方法では、特定目的再生モードで再生したい部分を特定するために、ユーザはまず再生したい部分の頭出しを早送り又は巻戻し等の操作で行ない、さらに再生したい部分を通常再生又はスロー再生で再生する必要がある。この作業は、ユーザにとっては非常に面倒な作業である。また特許文献1では、例えば、特定目的再生モードで特定された複数の区間のうち、ある区間では通常再生するが、別の区間では巻戻しを行ない、2回通常再生するといったような複雑な再生の方法を設定することができない。また、特定目的再生モードで特定した再生の方法を他の情報の再生時に利用できない。よって、再生特定モードで再生を行なうためには、同じ情報を前もって特定目的再生モードで再生しておく必要がある。
それゆえに、本発明の目的は、煩雑な操作を必要とすることなく、情報を適切な方法で再生することができる情報再生装置、情報再生方法、コンピュータで実行可能なプログラム、及びコンピュータで読取可能な記録媒体を提供することにある。
本発明の第1の局面に係る情報再生装置は、複数の再生動作のいずれかでコンテンツの再生を行なうための再生手段と、再生手段によるコンテンツの再生中のユーザによる再生操作に応答して、当該再生操作に対応した再生動作を再生手段に指示するための再生操作指示手段と、コンテンツ再生中のユーザによる再生操作及び再生手段による再生動作に基づいて、コンテンツの再生操作履歴情報を管理するための再生操作履歴管理手段とを含む。再生操作履歴情報は、再生操作と、当該再生操作により指定された再生動作の区間を特定する区間特定情報との組からなる再生操作履歴を含む。情報再生装置はさらに、再生対象のコンテンツの再生方法を、再生操作履歴管理手段により管理されている再生操作履歴情報に基づいて決定するための再生方法決定手段と、再生対象のコンテンツの再生を、再生方法決定手段により決定された再生方法に従って自動的に行なうよう再生手段を制御するための自動再生制御手段とを含む。
特定の再生モードを用意することなく、再生動作中にユーザが行なう各種再生操作に応答して、再生操作履歴情報を管理しておく。再生操作履歴には、再生操作と、その再生操作に対応した再生動作で再生手段がコンテンツを再生した区間に関する区間特定情報とが含まれる。そのため、次回にこのコンテンツを再生する場合には、再生操作履歴情報を用いて再生方法を決定し、自動的に再生を行なうことができる。なお、コンテンツとしては、静止画像コンテンツ、動画像コンテンツ、音楽コンテンツ、教育用コンテンツなどがある。
好ましくは、再生操作履歴管理手段は、ユーザの再生操作及び再生手段による再生動作に基づいて、ユーザによる再生操作を、当該再生操作に応答して再生手段が実行する再生動作の区間を特定する区間特定情報と関連付けて管理するための手段を含む。
さらに好ましくは、コンテンツは、所定の順番で再生される、互いに識別情報で識別可能な複数のパートからなり、再生操作履歴管理手段は、ユーザの再生操作及び再生手段による再生動作に基づいて、ユーザによる再生操作を、当該再生操作を受けたときのコンテンツの再生位置を含むパートの識別情報、及び当該再生操作に応答して再生手段が実行する再生動作の終了位置を含むパートの識別情報からなる区間特定情報の組と関連付けて管理するための手段を含む。
コンテンツが複数のパートから構成されている場合、区間特定情報は、再生操作があったときの位置を含むパートと、対応の再生動作の終了位置を含むパートとの識別情報で特定することができる。各パートは、時間的に等間隔で分割されていても良いし、時間にかかわりなく内容のまとまりで分割されていてもよい。
好ましくは、コンテンツは、所定の順番で再生される、互いに識別情報で識別可能な複数のパートからなり、再生操作履歴管理手段は、ユーザの再生操作及び再生手段による再生動作に基づいて、ユーザによる再生操作を、当該再生操作を受けたときのコンテンツの再生位置を含むパートから当該再生操作に応答して再生手段が実行する再生動作の終了位置を含むパートまでのパートの識別情報からなる区間特定情報の組と関連付けて管理するための手段を含む。
コンテンツが複数のパートから構成されている場合、区間特定情報は、再生操作があったときの位置を含むパートと、対応の再生動作の終了位置を含むパートと、その中間のパートの識別情報で特定することができる。
情報再生装置は、再生操作履歴管理手段に接続され、区間特定情報により特定される区間のコンテンツの内容を分析するための内容分析手段をさらに含んでもよい。
好ましくは、再生操作履歴管理手段は、コンテンツ再生中のユーザによる再生操作及び再生手段による再生動作に基づいて、コンテンツの再生操作履歴情報を、内容分析手段により分析された内容と関連付けて管理するための手段を含む。
区間の内容を分析し、再生操作履歴を区間の内容と関連付けて管理することで、例えば再生操作履歴に基づき、区間の内容によって再生動作を決定したり、再生の繰返し回数を決定したりすることができ、様々な方法で再生方法を決定することが可能になる。
好ましくは、コンテンツは、所定の順番で再生される、互いに識別情報で識別可能な複数のパートからなり、かつ複数のパートには、当該パートの内容を含むメタ情報が付されており、内容分析手段は、区間特定情報により特定される区間に含まれるパートのメタ情報を用いて、区間特定情報により特定される区間のコンテンツの内容を抽出するための手段を含む。
内容分析の一手法として、このようにコンテンツの各パートにメタ情報を付しておくことで、パートごとに内容を容易に特定することができる。
好ましくは、再生操作履歴管理手段は、ユーザの再生操作及び再生手段による再生動作に基づいて、ユーザによる再生操作を、当該再生操作に応答して再生手段が実行する再生動作の区間を特定する区間特定情報、及び当該区間を当該再生動作で再生した長さを示す累積再生情報と関連付けて管理するための手段を含む。
累積再生情報は、ユーザによる嗜好を表したり、ユーザの視聴の進行度を反映したり、ユーザがあまり見ない内容の傾向を表したりする。したがって累積再生情報を再生操作履歴情報として管理しておくことで、コンテンツの内容と累積再生情報とに応じ、適切な再生方法を決定できる。
好ましくは、累積再生情報は、過去に区間特定情報で特定された区間を、再生操作に対応する再生動作で再生した累積時間、累積回数又はその双方を含む。
累積時間、累積回数のいずれを用いても、ユーザの再生に関する傾向を知ることができる。また、双方を記録しておくと、各区間の1回あたりの再生時間などを知ることができる。その結果、そうした情報を使用してより多彩でかつ適切な再生方法を決定できる。
好ましくは、再生方法決定手段は、再生操作履歴管理手段が管理する再生操作履歴中の再生操作に対し、それぞれ所定の重み付けを行ない、累積再生情報と所定の重み付けとに基づいて、再生対象のコンテンツの再生方法を決定するための手段を含む。
再生操作には複数種類あり、それらはそれぞれユーザにとって異なる重要性を持つ。したがって、異なる再生操作については、それら再生操作の持つ重要性に応じて再生方法決定時の決定の仕方を変えることができるとよい。上記した構成によりそうした処理が可能になる。
好ましくは、コンテンツは、所定の順番で再生される、互いに識別情報で識別可能な複数のパートからなり、かつ複数のパートには、当該パートの内容を含むメタ情報が付されており、累積回数と関連付けて管理するための手段は、ユーザの再生操作及び再生手段による再生動作に基づいて、ユーザによる再生操作を、当該再生操作を受けたときのコンテンツの再生位置を含むパートの識別情報、及び当該再生操作に応答して再生手段が実行する再生動作の終了位置を含むパートの識別情報を含む区間特定情報の組、並びに当該区間特定情報により特定される区間を当該再生操作で再生した長さを示す累積再生情報と関連付けて管理するための手段を含む。
再生操作、再生区間、及びその区間をその再生操作で再生した累積再生情報とを再生操作履歴として管理することにより、ユーザの嗜好、ユーザの視聴の進行の度合い、ユーザによる視聴の傾向などを判定することができる。そうした情報を用いて再生方法を決定することで、より多彩で適切な方法でコンテンツの再生方法を決定できる。
好ましくは、再生方法決定手段は、区間特定情報により特定される区間に含まれるパートに、区間中の位置に応じてそれぞれ所定の重みを適用し、当該区間の累積再生情報と当該重みとにしたがって再生方法を決定するための手段を含む。
ユーザによる再生操作が、常にユーザの望む位置で行なえるとは限らない。例えば早送りの場合、止めたいと思った位置より先の位置まで早送りした時点で通常再生の指示を行なうかも知れない。そこで、例えばある再生動作で再生された区間について、両端には小さな重みを、中間には大きな重みを付け、それらと累積再生情報とに基づいてある再生動作の開始・終了位置を決定するようにすれば、より適切な再生方法を決定できる。
好ましくは、再生方法決定手段は、再生操作履歴管理手段が管理する再生操作履歴情報中の再生操作に対し、所定の変換方法による変換を行なって得られる再生操作を用いて、再生対象のコンテンツの再生方法を決定するための手段を含む。
例えば既に通常再生で再生された個所は次には早送りすることで、ユーザがコンテンツ中の同じ部分を意に反して繰返し見ることが避けられる。また、逆に前回の再生時には早送りされた個所を次の再生時には通常再生することで、一度目には概略を、二度目には詳細を再生する、という再生方法も可能になる。したがって上記した構成で、より多彩で適切な再生方法を決定できるようになる。
好ましくは、複数の再生動作は、通常再生、早送り、巻戻し、一時停止、スロー再生、及びコマ送りのうちから選択される複数の再生動作を含む。再生操作は、それら複数の再生動作のうち少なくとも一つを指定する操作であってもよい。
さらに好ましくは、情報再生装置は、所定のイベントの発生に応答して、再生操作履歴管理手段により管理されている再生操作履歴情報を所定の記録媒体に書込むための再生操作履歴書込み手段をさらに含む。
記録媒体に再生操作履歴情報を書込むことにより、別の装置でこの再生操作履歴情報を利用することができる。
好ましくは、再生方法決定手段による再生方法の決定に先立ち、再生対象のコンテンツのための再生操作履歴情報を準備して再生操作履歴管理手段に与えるための再生操作履歴情報準備手段をさらに含む。
再生対象のコンテンツのための再生操作履歴情報を準備する手段を設けることで、多数の種類のコンテンツについて、再生操作履歴情報を用いた再生を行なうことが可能になる。
好ましくは、再生操作履歴情報準備手段は、再生対象のコンテンツが記録されている記録媒体中に再生操作履歴情報が記録されていることに応答して、当該再生操作履歴情報を読出して再生操作履歴管理手段に与えるための手段を含む。
コンテンツと同じ記録媒体に再生操作履歴情報が記録されている場合、その再生操作履歴情報がそのコンテンツの再生に適したものと考えられる。この情報を読出して再生操作履歴情報として利用することで、コンテンツの再生方法を適切に決定できる。
好ましくは、再生操作履歴情報準備手段は、再生対象のコンテンツのために作成された再生操作履歴情報が発見されないことに応答して、当該再生対象のコンテンツと所定の関係にある他のコンテンツのための再生操作履歴情報を検索し、再生操作履歴管理手段に与えるための手段を含む。
再生対象のコンテンツのための再生操作履歴情報が発見されない場合、そのコンテンツと所定の関係、例えば同じジャンルに属するコンテンツの再生操作履歴情報を用いる。すると、例えば内容を分析することにより、ユーザの嗜好に合わせた適切な再生方法で自動的に当該コンテンツを再生できる可能性が高い。
本発明の第2の局面に係るコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されると、当該コンピュータを上記したいずれかの情報再生装置として動作させる。
このコンピュータプログラムをコンピュータに実行させることで、既に述べた効果を奏することができる。
本発明の第3の局面に係る記録媒体は、上記したコンピュータプログラムを記録したものである。したがって、第2の局面のコンピュータプログラムと同様の効果を奏することができる。
本発明の第4の局面に係る情報再生方法は、複数の再生動作のいずれかでコンテンツの再生を行なう再生手段を用いて、再生対象のコンテンツを再生するステップと、再生ステップによるコンテンツの再生中のユーザによる再生操作に応答して、当該再生操作に対応した再生動作を再生手段に指示するステップと、コンテンツ再生中のユーザによる再生操作及び再生手段による再生動作に基づいて、コンテンツの再生操作履歴情報を管理するステップとを含む。再生操作履歴情報は、再生操作と、当該再生操作により指定された再生動作の区間を特定する区間特定情報との組からなる再生操作履歴を含む。情報再生方法はさらに、再生対象のコンテンツの再生方法を、再生操作履歴を管理するステップにより管理されている再生操作履歴情報に基づいて決定するステップと、再生対象のコンテンツの再生を、決定するステップにより決定された再生方法に従って自動的に行なうよう再生手段を制御するステップとを含む。
特定の再生モードを用意することなく、再生動作中にユーザが行なう各種再生操作に応答して、再生操作履歴情報を管理する。再生操作履歴には、再生操作と、その再生操作に対応した再生動作で再生手段がコンテンツを再生した区間に関する区間特定情報とが含まれる。そのため、次回にこのコンテンツを再生する場合には、再生操作履歴情報を用いて再生方法を決定し、自動的に再生を行なうことができる。
本発明の第1の局面によると、過去にユーザが行なった再生操作に基づき、再生対象であるコンテンツ情報の再生方法を決定し、それに基づき再生を行なうため、ユーザは、コンテンツ情報について再生方法を決定するためのモード切替等、煩雑な操作を行なう必要がなくなる。また、ユーザが過去に行なった再生操作に基づき、再生方法を適切に決定することが可能となる。再生する際の区切りとなるパートによって、再生操作区間を特定することが可能となる。また、過去の再生操作履歴情報に基づき、適切な再生方法を、再生動作の変換によって決定することができる。
また、過去に再生したコンテンツ情報の内容に基づいて、再生対象となるコンテンツ情報を再生することが可能となる。よって、過去に再生したことがないコンテンツ情報を再生する際にも、適切な区間を適切な再生動作で再生することが可能となる。複数のパートによって構成されるコンテンツにおいて、ユーザが複数パートに亘っての再生操作を行なった場合においても、パート毎に内容を示す情報を生成し、その情報に基づいて再生方法を決定することにより、その区間において、ユーザが再生操作を行なった理由となる内容を特定し、再生方法を決定することが可能となる。
再生操作履歴情報をもとに算出される累計再生情報により、ユーザがどのような区間でどのような再生操作を行なう傾向があるのかを明確に判定することができる。よって、ユーザが行なう再生操作に基づく再生動作をより反映した再生方法を決定することが可能となる。また、持続時間の履歴を蓄積し、再生操作を決定する際に反映することにより、特に一時停止など、持続時間が再生動作に影響を及ぼすような再生動作についても、適切に再生方法を決定することが可能となる。
再生操作履歴情報の入出力を可能にすることにより、他の装置で再生操作履歴情報を用いた処理を行なうことが可能となる。よって、再生操作履歴情報の有効利用が可能となる。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施の形態について説明する。なお、以下の説明に用いる図面では、同一の部品に同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
(概要)
以下に示す実施の形態に係る情報再生装置は、動画、静止画、音声、又はそれらを複合した情報等からなるコンテンツ情報を再生する装置である。コンテンツ情報が再生されると、ユーザに提供される情報が時間の経過に従って連続的に変化しながら出力される。又は提供される内容により他と識別可能な複数の種類の情報が順次切替わりながら出力される。
本実施の形態に係る情報再生装置は、コンテンツ情報の入力を受け、早送り、巻戻し、スロー再生、一時停止、スキップ、及び通常再生等の動作の変更手順を決定し、決定した手順に従った動作で再生を行なう。情報再生装置はさらに、コンテンツ情報の再生を行なう間に、ユーザより再生に関する動作を選択する操作を受け、その操作に従い再生する際の動作を変更する。情報再生装置は、ユーザによる操作の履歴を再生中のコンテンツ情報に関連付けて保持する。情報再生装置は、上記した再生に関する動作の変更手順の決定を、そのコンテンツ情報又はそのコンテンツ情報と類似する内容の他のコンテンツ情報について保持している、ユーザによる過去の操作の履歴に基づいて行なう。
以下の説明では、情報再生装置が行なう早送り、巻戻し、一時停止、スロー再生、及び通常再生等、情報再生装置がコンテンツ情報を再生する際に可能な動作を「再生動作」と呼ぶ。これらの再生動作を選択し、情報再生装置に選択した再生動作を実行させるためのユーザの操作を、「再生操作」と呼ぶ。ユーザが行なった再生操作の履歴を再生操作履歴と呼ぶ。再生操作履歴に基づき情報再生装置が決定する、再生動作の変更手順を「再生方法」と呼ぶ。
(機能的構成)
図1に、本実施の形態に係る情報再生装置60の機能的構成をブロック図形式で示す。図1を参照して、情報再生装置60は、コンテンツ情報62の入力を受けるためのコンテンツ情報入力部70と、コンテンツ情報入力部70から入力されたコンテンツ情報62を格納するためのコンテンツ情報格納部72とを含む。情報再生装置60はさらに、入力装置64を介してユーザによる再生操作を受け、再生操作に対応する信号(以下、この信号を「再生操作指示」と呼ぶ。)を発生するための再生操作指示入力部74と、再生操作指示入力部74から再生操作指示を受け、再生操作指示により示されるユーザの再生操作を特定すると共に、受けた再生操作指示を格納し出力するための再生操作指示格納部76とを含む。
情報再生装置60はさらに、再生操作指示格納部76が出力する再生操作指示を受け、再生操作指示に基づき、再生操作により選択された再生動作での再生を命じる信号(以下、この信号を「制御信号」と呼ぶ。)を発生するための再生操作指示部78と、再生操作指示部78が発生する制御信号に従い、再生操作により選択された再生動作で、コンテンツ情報格納部72に格納されたコンテンツ情報62を再生するためのコンテンツ情報再生部80と、再生されたコンテンツ情報62の信号を表示装置66に出力するための再生出力部82とを含む。
情報再生装置60はさらに、コンテンツ情報格納部72及び再生操作指示格納部76に接続され、コンテンツ情報62中の、再生操作により選択された再生動作で再生された区間(以下、この区間を「再生操作区間」と呼ぶ。)の開始位置及び終了位置を特定するための再生操作指示ポイント特定部90と、再生操作指示ポイント特定部90が特定した再生操作区間内の情報を再生することでユーザに提供される情報の内容(以下、これを「(再生操作区間の)内容」と呼ぶ。)を分析するための再生操作区間内容分析部92とを含む。
情報再生装置60はさらに、再生操作指示格納部76、再生操作指示ポイント特定部90、及び再生操作区間内容分析部92から、再生操作指示情報、再生操作区間を示す情報、及び再生操作区間の内容を示す情報をそれぞれ受け、ユーザによる再生操作の履歴を示す再生操作履歴情報を作成して蓄積し、管理するための再生操作履歴管理部94を含む。
情報再生装置60はさらに、再生操作履歴管理部94で管理されている再生操作履歴情報に基づき、コンテンツ情報格納部72に格納されているコンテンツ情報62を再生する際の再生方法を決定するための再生方法決定部100を含む。再生操作指示部78は、再生方法決定部100から決定した再生方法を示す情報を受け、この再生方法に基づくコンテンツ情報62の再生を実現するための制御信号を生成し、コンテンツ情報再生部80に与える機能を有する。
情報再生装置60はさらに、再生操作履歴管理部94が保持する再生操作履歴情報を記録媒体68に書込むための再生操作履歴情報書込部110と、再生操作履歴情報が書込まれた記録媒体68から再生操作履歴情報を抽出し、再生操作履歴管理部94に与えるための再生操作履歴情報抽出部112とを含む。再生操作履歴管理部94は、再生操作履歴情報書込部110及び再生操作履歴情報抽出部112との間で、再生操作履歴情報の入出力を行なう機能を有する。
(再生操作指示)
ユーザによる再生操作と、再生操作指示入力部74が発生する再生操作指示と、再生動作とは、対応関係にある。再生操作指示格納部76は、再生操作指示を受けて格納し、再生操作指示を再生操作指示部78に与える機能を有する。また、再生操作指示格納部76は、再生操作指示を受けたことを示す通知を再生操作指示ポイント特定部90に与える機能を有する。再生操作指示格納部76は、格納した再生操作指示に対応する再生操作を特定し、再生操作が「通常再生」であるか否かを判定し、判定結果を示す通知を再生操作指示ポイント特定部90に与える機能を有する。
ところで、一般的な情報再生においては、ユーザによる再生操作に従い「一時停止」の再生動作が開始されると、別の再生動作に移行するまで「一時停止」の再生動作が持続される。再生方法決定部100が「一時停止」の再生動作を再生方法として決定するためには、「一時停止」の持続時間を決定する必要がある。そのため、再生操作指示格納部76は、再生操作が「一時停止」であることに応答して、「一時停止」の持続時間、すなわち次に再生操作指示が与えられ、「一時停止」の再生動作が解除されるまでの時間を計測し、再生操作履歴管理部94に持続時間を示す情報を与える機能を有する。
(コンテンツ情報、再生操作区間、及び再生操作区間の内容の関係)
コンテンツ情報62は、典型的には、動画及び音声等、再生されると時間情報により出力される情報が変化する情報である。コンテンツ情報62は、再生により出力される情報の形態が異なる部分が混在することがある。例えば、コンテンツ情報62に含まれる音声がモノラル、ステレオ、2ヶ国語放送、又は音声多重放送等、複数の音声モードで再生される部分が混在するものがある。また例えば、動画の部分と文字情報の部分が混在することがある。再生操作指示ポイント特定部90は、再生されるコンテンツ情報62における時間情報をもとに、再生操作区間の開始位置と終了位置とを特定し、開始位置と終了位置とを時間情報によって示す情報を作成し出力する機能を有する。再生操作区間内容分析部92は、出力される情報の形態等によって再生操作区間の内容を分析し、その内容を示す情報を出力する機能を有する。
また、コンテンツ情報62は、識別可能な複数のパートにより構成されることがある。このようなコンテンツ情報62は、通常再生されると複数のパートが所定の順序で再生される。再生操作指示ポイント特定部90は、複数のパートにより構成されるコンテンツ情報62に関して、再生操作区間をパートによって特定する機能を有する。コンテンツ情報62はさらに、コンテンツ情報62を構成するパートが再生されることによりユーザにそれぞれ提供される情報の内容を分類するための情報(以下、この情報を「ジャンル」という)、内容の概略、及び出演者等を示すメタ情報を含むことがある。再生操作区間内容分析部92は、メタ情報を抽出することにより再生操作区間の内容を分析し、内容を示す情報を出力する機能を有する。
コンテンツ情報62にはさらに、再生操作履歴情報が添付されることがある。再生操作履歴情報抽出部112は、コンテンツ情報格納部72に格納された情報から再生操作履歴情報を抽出する機能を有する。
(再生操作履歴情報)
図2に本実施の形態に係る再生操作履歴情報の一例を示す。図2を参照して、再生操作履歴情報130は、コンテンツ情報62に対応して作成されるテーブル形式の情報である。再生操作履歴情報130は、再生操作区間毎に、その再生操作区間の開始位置及び終了位置を示す情報を格納する「開始位置」項目132及び「終了位置」項目134と、その再生操作区間での再生操作を示す情報を格納する「再生操作」項目136と、再生操作区間の内容を示す情報を格納する「内容」項目138と、同一の再生操作区間で同一の再生操作が行なわれた回数を格納する「累計数」項目140とを含む。
「開始位置」項目132及び「終了位置」項目134には、再生操作指示ポイント特定部90により特定された情報が格納される。また、「再生操作」項目136には、再生操作指示格納部76に格納された再生操作指示が格納される。「内容」項目138には、再生操作区間内容分析部92が分析した再生操作区間の内容が格納される。「累計数」項目140には、再生操作履歴管理部94が計数した累計数が格納される。なお、再生操作履歴情報は「一時停止」の持続時間を示す情報を含むことがある。このような再生操作履歴情報については、第6の動作例において後述する。
(情報再生装置60を実現するコンピュータシステムの構成)
本実施の形態に係る情報再生装置60は、実質的には、コンピュータハードウェアと、そのコンピュータハードウェアにより実行されるプログラムと、コンピュータハードウェアに格納されるデータとにより実現される。図3に、このコンピュータシステム150の内部構成を示す。
図3を参照して、このコンピュータシステム150は、光ディスクドライブ170及び磁気ディスクドライブ172を有するコンピュータ160と、モニタ162と、リモートコントローラ(以下、「リモコン」と呼ぶ。)164とを含む。
コンピュータ160は、光ディスクドライブ170及び磁気ディスクドライブ172に加えて、リモコン164からの信号を受信するリモコンインタフェース(I/F)166と、CPU(中央処理装置)176と、リモコンI/F166、CPU176、光ディスクドライブ170及び磁気ディスクドライブ172に接続されたバス186と、バス186に接続され、ブートアッププログラム等を記憶する読出専用メモリ(ROM)178と、同じくバス186に接続され、プログラム命令、システムプログラム、及び作業データ等を記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)180とを含む。
ここでは示さないが、コンピュータ160はさらにローカルエリアネットワーク(LAN)への接続を提供するネットワークアダプタボードを含んでもよい。
コンピュータシステム150に情報再生装置60の機能を実現させるためのプログラム、コンテンツ情報62(図1参照)、及び再生操作履歴情報はいずれも、光ディスクドライブ170又は磁気ディスクドライブ172に挿入される光ディスク182又は磁気ディスク184に記憶され、さらにハードディスク174に転送される。又は、プログラム、コンテンツ情報62、及び再生操作履歴情報は図示しないネットワークを通じてコンピュータ160に送信されハードディスク174に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM180にロードされる。光ディスク182から、磁気ディスク184から、又はネットワークを介して、直接にRAM180にプログラムをロードしてもよい。
このプログラムは、コンピュータ160に本実施の形態に係る情報再生装置60の機能を実現させる複数の命令を含む。これら機能を実現させるのに必要な基本的機能のいくつかはコンピュータ160上で動作するオペレーティングシステム(OS)又はサードパーティのプログラム、若しくはコンピュータ160にインストールされる各種ツールキットのモジュールにより提供される。したがって、このプログラムはこの実施の形態に係る情報再生装置60の機能を実現するのに必要な機能全てを必ずしも含まなくてよい。このプログラムは、命令のうち、所望の結果が得られるように制御されたやり方で適切な機能又は「ツール」を呼出すことにより、上記した情報再生装置60の制御を実行する命令のみを含んでいればよい。コンピュータシステム150の動作は周知であるので、ここでは繰返さない。
なお、情報再生装置60の機能を実現するためのプログラム、コンテンツ情報62(図1参照)、又は再生操作履歴情報が記録される記録媒体は、CD−ROM(コンパクトディスク読取専用メモリ)、MO(Magneto−Optical disc)、MD(Mini Disc)、及びDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク182、FD(フレキシブルディスク)及びハードディスク等の磁気ディスク184に限らない。磁気テープ及びカセットテープ等のテープ、IC(Integrated Circuit)カード及び光カード等のカード型記録媒体、並びにマスクROM、EPROM(Erasable Programable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programable ROM)、及びフラッシュROM等の半導体メモリのいずれかでもよい。ただし、コンピュータシステム150は、これら記録媒体からの読出を行なうための読出装置を実装する必要がある。
(プログラムの制御構造)
情報再生装置60は、大別して2種の処理を実行する。すなわち、再生操作履歴情報をもとに再生方法を決定し、再生方法に基づく再生動作でコンテンツ情報を再生する処理と、ユーザによる再生操作をもとに再生操作履歴情報を作成し格納する処理とである。以下、特にこれらの処理をコンピュータで実現するためのプログラムの制御構造について、図4から図7を参照しつつ説明する。
(処理の全体構造)
図4は、コンピュータで実行されると、そのコンピュータを情報再生装置60として動作させるプログラム200の制御構造を示すフローチャートである。図4を参照して、情報再生装置60にコンテンツ情報が入力されると、プログラム200は起動し、ステップ(以下、単に「S」と表記する。)210に進む。S210では、入力されたコンテンツ情報について、過去の再生操作履歴をもとに再生方法を決定する再生方法決定処理を行ない、S212に進む。なお、再生方法決定処理の詳細については後述する。
S212では、S210での再生方法決定処理が成功したか否かの判定を行なう。再生方法決定処理が成功したならば、S214に進み、決定した再生方法に従ったコンテンツ情報の再生を開始し、S218に進む。過去の再生操作履歴情報が蓄積されていない又は再生操作履歴情報を取得できない等の理由によりS210での再生方法決定処理が失敗した場合、制御はS212からS216に進み、通常再生での再生を開始し、S218に進む。
S218では、コンテンツ情報を再生中に、ユーザによる再生操作を受け、このコンテンツ情報についての再生操作履歴情報を作成し蓄積する再生操作履歴管理処理を行なう。なお、再生操作履歴管理処理の詳細については後述する。
(再生方法決定処理)
図5は、図4に示すプログラム200のS210で実行される再生方法決定処理の処理構造を示すフローチャートである。図5を参照して、再生方法決定処理250が開始されると、S260で、再生の対象であるコンテンツ情報に再生操作履歴情報が添付されているか否かを判定する。添付されているならばS262へ進む。さもなければS264へ進む。S262では、コンテンツ情報から再生操作履歴情報を抽出して格納し、S264に進む。
S264では、読出可能な他の記録媒体に再生操作履歴情報が記録されているか否かを判定する。記録されているならばS266へ進む。さもなければS268へ進む。S266では、記憶媒体から再生操作履歴情報を読出して格納し、S268に進む。
S268では、格納している再生操作履歴情報を読出す。S270では、読出した再生履歴情報に基づき、コンテンツ情報の再生方法を決定し、再生方法決定処理250を終了する。
(再生操作履歴管理処理)
図6は、図4に示すプログラム200のS218で実行される再生操作履歴管理処理の処理構造を示すフローチャートである。図6を参照して、再生操作履歴管理処理300が開始されると、S312で、コンテンツ情報を再生中か否かを判定する。再生中であればS314へ進む。さもなければ再生操作履歴管理処理300を終了する。S314では、ユーザによる再生操作に伴い再生操作指示が発生したか否かを判定する。再生操作指示が発生したならば、S316へ進む。さもなければS312に戻る。
S316では、ユーザによる再生操作を再生操作指示に基づいて特定し、再生操作指示を格納すると共に、再生操作指示により示される再生動作を実行する。S318では、再生中のコンテンツ情報の、再生操作指示が発生した時点で再生していた個所を特定し、再生操作区間の開始位置とする。
S320では、コンテンツ情報が再生中か否かを再び判定する。再生中であればS322へ進む。さもなければS336へ進む。S322では、再生操作指示が発生したか否かを再び判定する。再生操作指示が発生したならばS324へ進む。さもなければS320に戻る。
S324では、S322で発生した再生操作指示が「通常再生」というものであるか否かを判定する。「通常再生」というものであれば、S326へ進む。再生操作指示がそれ以外のものであればS330へ進む。
S324からS326に制御が進んだ場合、再生操作指示に従った再生動作が既に開始された状態にあり、さらにS322で発生した再生操作指示は、その再生動作を終了させ、再生動作を通常再生に戻す処理を実行させることを示す。S326では、コンテンツ情報の、S322で再生操作指示が発生した時点で再生していた個所を特定し、再生操作区間の終了位置とする。S328では、開始位置と終了位置とを特定した再生操作区間について履歴格納処理を行なう。制御はS312に戻る。なお、履歴格納処理の詳細については後述する。
制御がS324からS330に進んだ場合、再生操作指示に従った再生動作が既に開始された状態にあり、さらにS322で発生した再生操作指示により示される再生動作は、既に開始されている再生動作と異なるものを示す。S330では、新たな再生動作を示す再生操作指示がコンテンツ情報のどの個所を再生中に発生したかを特定し、特定した個所を、再生操作区間の既に特定した開始位置に対する終了位置とする。S332では、S328と同様に特定した再生操作区間についての、後述する履歴格納処理を行なう。続くS334では、S330で特定した個所を新たな再生操作区間の開始位置とする。さらに新たな再生操作をS322で発生した再生操作指示に基づいて特定し、再生操作指示を格納すると共に、その再生操作指示により示される再生動作を開始する。制御はS322に戻る。
制御がS320からS336に進むと、S336では、再生終了個所を特定し、再生操作区間の既に特定した開始位置に対する終了位置とする。S338では、S328と同様に特定した再生操作区間についての、後述する履歴格納処理を行ない、再生操作履歴管理処理300を終了する。
(履歴格納処理)
図7は、図6に示す再生操作履歴管理処理300のS328、S332、及びS338で実行される履歴格納処理の処理構造を示すフローチャートである。図7を参照して、履歴格納処理350が開始されると、S360では、再生操作区間の内容を分析可能か否かを判定する。分析可能ならばS364に進む。さもなければS362に進む。S362では、特定した再生操作区間の開始位置と終了位置、及びその再生操作区間での再生操作指示を再生操作履歴情報として格納する。さらに、同一の開始位置及び終了位置の再生操作区間があり、かつこの区間で同一の再生操作が行なわれた場合、累計数の更新を行なう。可能であれば再生操作履歴情報を書込可能な記録媒体に書込み、履歴格納処理350を終了する。
S364では、再生操作区間の内容を分析する。続くS366では、特定した再生操作区間の開始位置と終了位置、及びその再生操作区間で行なわれた再生操作の再生操作指示、並びにS364で分析した再生操作区間の内容を、再生操作履歴情報として格納する。さらに、同一の開始位置及び終了位置の再生操作区間があり、かつこの区間で同一の再生操作が行なわれた場合、累計数の更新を行なう。可能であれば再生操作履歴情報を書込可能な記録媒体に書込み、履歴格納処理350を終了する。
(各機能部の動作)
本実施の形態に係る情報再生装置60は、入力されたコンテンツ情報を再生する際、ユーザによる再生操作と再生操作履歴情報に基づき決定される再生方法とに従いコンテンツ情報の再生が行なわれる。以下に、再生操作履歴情報に基づき再生方法を決定しコンテンツ情報を再生する際の情報再生装置60の各機能部の動作と、ユーザによる再生操作に対する情報再生装置60の各機能部の動作とについて説明する。
(再生方法を決定する動作)
以下に、情報再生装置60が再生操作履歴情報に基づいて再生方法を決定し、決定した再生方法に基づき再生する際の各機能部の動作について説明する。
図1を参照して、ユーザが、コンテンツ情報62が記録された記録媒体等を情報再生装置60に投入するなどしたことに応答して、情報再生装置60は動作を開始する。情報再生装置60のコンテンツ情報入力部70にコンテンツ情報62が入力されると、コンテンツ情報格納部72は入力されたコンテンツ情報62を格納する。コンテンツ情報格納部72はコンテンツ情報を格納したことを示す通知を再生操作履歴情報抽出部112に与える。
コンテンツ情報格納部72からの通知に応答して、再生操作履歴情報抽出部112は、まず、格納されたコンテンツ情報62に再生操作履歴情報が添付されているか否かを判定する。添付されていれば、再生操作履歴情報抽出部112は、コンテンツ情報62に添付されて格納された再生操作履歴情報をコンテンツ情報格納部72から読出し、再生操作履歴管理部94に与える。次に、再生操作履歴情報抽出部112は、記録媒体68から再生操作履歴情報を取得することを試みる。再生操作履歴情報の取得に成功すると、再生操作履歴情報抽出部112は、記録媒体68から取得した再生操作履歴情報を再生操作履歴管理部94に与える。再生操作履歴情報抽出部112は、これら一連の動作が終了したことに応答して、再生操作履歴管理部94に、所定の通知信号を与える。
再生操作履歴管理部94は、再生操作履歴情報抽出部112より与えられた再生操作履歴情報を、既に保持している再生操作履歴情報と共に保持する。再生操作履歴管理部94は、再生操作履歴情報抽出部112からの通知を再生方法決定部100に与える。なお、この段階で再生操作履歴管理部94に再生操作履歴情報が保持されていない場合、再生操作履歴管理部94は、所定のエラー通知を再生方法決定部100に与える。
再生方法決定部100は、再生操作履歴管理部94経由で与えられた通知に応答して、コンテンツ情報格納部72に格納されたコンテンツ情報62に関する再生方法の決定を以下のようにして行なう。
コンテンツ情報格納部72に格納された、再生方法を決定する対象であるコンテンツ情報62についての再生操作履歴情報が再生操作履歴管理部94に保持されていれば、再生方法決定部100は、再生操作履歴情報を読出す。再生方法決定部100は、コンテンツ情報62において所定の再生動作で再生する区間を、読出した再生操作履歴情報の図2に示す各再生操作区間について「開始位置」項目132及び「終了位置」項目134に格納された項目の情報に基づき特定する。再生方法決定部100はさらに、特定した区間における再生動作を、読出した再生操作履歴情報の「再生操作」項目136を参照して決定する。再生方法決定部100は、特定した区間以外の区間の再生動作を通常再生とする。これにより、コンテンツ情報62の再生方法が決定される。
コンテンツ情報格納部72に格納された、再生方法を決定する対象であるコンテンツ情報62についての再生操作履歴情報が再生操作履歴管理部94に保持されていない場合、再生方法決定部100は、再生操作履歴管理部94に保持されている他のコンテンツ情報についての再生操作履歴情報を読出す。再生方法決定部100はさらに、コンテンツ情報62の内容を分析し、読出した再生操作履歴情報の図2に示す「内容」項目138に格納される情報により示される、再生操作区間の内容と一致する又は類似する内容の部分を、コンテンツ情報62中より検出する。再生方法決定部100は、検出した部分を、コンテンツ情報62において所定の再生動作で再生する区間に特定する。再生方法決定部100は、この区間の開始位置と終了位置を特定する。再生方法決定部100はさらに、特定した区間を再生する際の再生動作を、内容が一致する又は類似する再生操作履歴情報の再生操作区間における「再生操作」項目136を参照して決定する。特定した区間以外の区間の再生動作を通常再生とする。これにより、コンテンツ情報62の再生方法が決定される。
なお、再生方法決定部100は、再生操作履歴管理部94からのエラー通知に応答して、「コンテンツ情報格納部72に格納されたコンテンツ情報62を通常再生で再生する」という再生方法を決定する。
再生方法決定部100は、以上のようにして決定した再生方法を示す情報を作成し、再生操作指示部78に与える。
再生操作指示部78は、決定された再生方法を実現するための制御信号を、決定された再生方法に従い発生する。コンテンツ情報再生部80は発生した制御信号に従い、コンテンツ情報格納部72に格納されたコンテンツ情報62を読出し、再生出力部82を介して、表示装置66に出力する。
(ユーザによる再生操作に応答しての動作)
上記した一連の動作によって、情報再生装置60がコンテンツ情報62を決定された再生方法に従って再生している最中にユーザによる再生操作を受けると、情報再生装置60はこれに応答して再生動作を変更し、再生操作履歴を作成し蓄積する。この際の図1に示す情報再生装置60の各機能部の動作について以下に説明する。
図1を参照して、コンテンツ情報62の再生中に、ユーザが入力装置64を用いて再生操作を行なうと、入力装置64に接続された再生操作指示入力部74は、再生操作に対応した再生操作指示を発生する。再生操作指示格納部76は、発生した再生操作指示を格納し、格納した再生操作指示を再生操作指示部78に与える。再生操作指示が「一時停止」に対応するものである場合、再生操作指示格納部76は、この時点から、一時停止の持続時間の計測を開始する。
再生操作指示部78は、与えられた再生操作指示に対応する制御信号を発生する。コンテンツ情報再生部80は、制御信号に従い、再生動作を変更する。これら一連の動作により、再生操作に対応する再生動作でのコンテンツ情報62の再生が開始される。
再生操作指示格納部76はさらに、再生操作指示を受けたことを再生操作指示ポイント特定部90に通知する。再生操作指示ポイント特定部90は、コンテンツ情報格納部72が格納しているコンテンツ情報62において、再生操作指示格納部76から通知を受けた時点でコンテンツ情報格納部72からコンテンツ情報再生部80に出力されている個所を特定する。再生操作指示ポイント特定部90は、特定した個所を再生操作区間の開始位置とし、開始位置を示す情報を作成して、一時的に保持する。
再生操作に基づく再生が続行している間、情報再生装置60は、ユーザによる新たな再生操作を待つ状態となる。新たな再生操作が行なわれると、再生操作指示入力部74は新たな再生操作に応じた再生操作指示を発生する。新たな再生操作指示が発生したことに応答して、再生操作指示格納部76は、既に格納していた再生操作指示を再生操作履歴管理部94に与える。既に格納していた再生操作指示が「一時停止」である場合、再生操作指示格納部76は、この時点で一時停止の持続時間の計測を終了する。再生操作指示格納部76は、既に格納していた再生操作指示と、計測した一時停止の持続時間とを再生操作履歴管理部94に与える。
また、再生操作指示格納部76は、新たな再生操作指示を格納すると共に、この再生操作指示を再生操作指示部78に与える。再生操作指示部78は、新たな再生操作指示を受けて、この再生操作指示に対応する制御信号をコンテンツ情報再生部80に与える。コンテンツ情報再生部80は、制御信号に従って再生動作を変更して、再生操作に基づく再生を行なう。
再生操作指示格納部76は、格納した新たな再生操作指示が「通常再生」に対応するものである否かを判定し、判定結果を示す通知を再生操作指示ポイント特定部90に与える。再生操作指示ポイント特定部90は、判定結果を示す通知を受けたことに応答して、その時点でコンテンツ情報格納部72から出力されている個所を、再生操作区間の開始位置を特定したのと同様の動作で特定する。再生操作指示ポイント特定部90は、特定した個所を再生操作区間の終了位置とし、終了位置を示す情報を作成する。再生操作指示ポイント特定部90は、保持している開始位置を示す情報及び作成した終了位置を示す情報を、再生操作区間内容分析部92及び再生操作履歴管理部94に与える。再生操作指示ポイント特定部90はさらに、通知により示される判定結果を参照する。この判定結果が「否」すなわち「再生操作指示が通常再生に戻るというもの以外である」ことに応じて、再生操作指示ポイント特定部90は、特定した終了位置を、新たな再生操作区間の開始位置とし、開始位置を示す情報を作成して、一時的に保持する。
再生操作区間内容分析部92は、コンテンツ情報62の、再生操作指示ポイント特定部90より与えられた情報により示される再生操作区間で再生される部分の情報をコンテンツ情報格納部72から取得する。コンテンツ情報62にメタ情報が添付されている場合、再生操作区間内容分析部92は、当該部分に対応するメタ情報をこの際に取得する。再生操作区間内容分析部92は、取得した情報の音声モード、情報の形態、又はその部分についてのメタ情報に基づき、再生操作区間の内容を分析し、再生操作区間の内容を示す情報を作成する。再生操作区間内容分析部92は、再生操作区間の開始位置及び終了位置を示す情報、並びに当該再生操作区間の内容を示す情報を再生操作履歴管理部94に与える。
この時点で、再生操作履歴管理部94には、一つの再生操作区間について、その再生操作区間における再生操作指示、再生操作区間の開始位置及び終了位置を示す情報、並びに再生操作区間の内容を示す情報が与えられる。再生操作履歴管理部94は、これら与えられた情報に基づき、一つの再生操作区間についての再生操作履歴情報を作成し、保持する。この際、再生操作履歴管理部94は、既に保持している再生操作履歴情報の中に、同一のコンテンツ情報について、再生操作区間の開始位置、終了位置、及び再生操作が一致するエントリがあれば、一致するエントリの累計数を加算し、変更を行なう。
コンテンツ情報62の再生が再生されている間、情報再生装置60は、ユーザが再生操作を行なうたびに以上の動作を繰返し、再生操作履歴情報の各エントリの情報を作成する。コンテンツ情報格納部72に格納されたコンテンツ情報62の再生が終了すると、コンテンツ情報格納部72は、再生の終了位置を示す情報を再生操作指示ポイント特定部90に与える。その時点で、再生操作指示ポイント特定部90が再生操作区間の開始位置を示す情報を保持していれば、再生操作指示ポイント特定部90は、再生の終了位置を、保持している開始位置に対する再生操作区間の終了位置とし、保持している開始位置を示す情報及び与えられた再生の終了位置を示す情報を、再生操作区間内容分析部92及び再生操作履歴管理部94に与える。再生操作区間内容分析部92は、上記した動作と同様の動作で再生操作区間の内容の分析を行ない、再生操作履歴管理部94は、上記した動作と同様の動作で、この再生操作区間についての再生操作履歴情報を作成し、保持する。
以上の動作で、図2に示す再生操作履歴情報130が作成される。再生操作履歴管理部94は、作成した再生操作履歴情報130を蓄積すると共に、再生操作履歴情報書込部110に出力する。再生操作履歴情報書込部110は、再生操作履歴情報130をコンテンツ情報62の入力元である記録媒体、又はコンテンツ情報の入力元とは別に接続された記録媒体68に書込む処理を行なう。
以下、情報再生装置60の具体的な動作について、第1の動作例から第6の動作例で例示する。第1の動作例では、コンテンツ情報を再生中に受けた再生操作に基づき再生操作履歴情報を作成し、同一のコンテンツ情報について再生方法を決定して再生する動作を例示する。第2の動作例では、作成した再生操作履歴情報に基づき、別のコンテンツ情報の再生方法を決定して再生する動作を例示する。第3の動作例では、複数のパートによって構成され、さらにメタ情報を含むコンテンツ情報について、再生操作履歴に基づき再生方法を決定して再生する動作を例示する。第4の動作例では、格納された再生操作履歴により示される再生操作をもとに、ユーザにとって重要な内容であるパートを特定して再生方法を決定して再生する動作を例示する。第5の動作例では、複数のパートに亘る再生操作をもとに再生操作履歴を作成し、再生操作履歴情報に基づき、コンテンツ情報の再生方法を決定して再生する動作を例示する。第6の動作例では、一時停止の再生動作に関して、再生操作履歴の作成及び再生方法の決定を行なう動作を例示する。
(第1の動作例)
以下に示す第1の動作例では、まず、情報再生装置60が、コンテンツ情報を再生中に受けた再生操作に基づき図2に示す再生操作履歴情報130を作成する動作を例示する。次に、再生操作履歴情報130に基づいて、同一のコンテンツ情報の再生方法を決定して再生する動作を例示する。
図8に、本例において再生されるコンテンツ情報の構成、ユーザによる再生操作に基づく情報再生装置60の再生動作402、及び情報再生装置60が特定する再生操作区間の一例を示す。図8を参照して、本例のコンテンツ情報は料理番組400であるものとする。この料理番組400は15分番組である。料理番組400は通常再生されると、時間の推移に伴い、以下のような構成で情報が出力される。すなわち、冒頭から2分までの区間においては、オープニング映像と料理の紹介映像とが出力される。2分から3分までの区間においては、コマーシャルメッセージ(以下、「CM」と呼ぶ。)の映像が出力される。3分から12分の区間においては、料理の実演映像が出力される。12分から13分までの区間においては再びCMが出力される。13分から14分までの区間においては、料理の材料及びレシピを示すテキスト情報が出力される。14分から15分までの区間においては、試食の様子及びエンディング映像が出力される。なお、この料理番組400は、CMの区間の音声モードがステレオであり、その他の区間の音声モードはモノラルであるものとする。なお、この時点では、情報再生装置60は再生操作履歴情報を保持しておらず、通常再生で料理番組400の再生が開始されたものとする。
料理番組400の再生開始時点から2分の時点410で、ユーザが「早送り」の再生動作を選択する再生操作を行なうと、情報再生装置60は、これに応答して、料理番組400をこの時点410から「早送り」の再生動作で再生する。このとき、「早送り」を示す再生操作指示が保持される。情報再生装置60はさらに、ユーザが再生操作を行なった時点410を、再生操作により開始された再生操作区間420の開始位置とする。情報再生装置60は、その時点410の時間的位置である「2分」という情報を再生操作区間420の開始位置を示す情報として生成し、保持しておく。
料理番組400の「早送り」での再生が続行し、再生開始時点から3分の時点412で、ユーザが「通常再生」に戻す再生動作を選択し再生操作を行なうと、これに応答して、情報再生装置60は、料理番組400の再生動作を「早送り」から「通常再生」に変更する。情報再生装置60は、ユーザがこの再生操作を行なった時点412を、再生操作区間420の終了位置とする。情報再生装置60は、その時点412の時間的位置である「3分」という情報を再生操作区間420の終了位置を示す情報として生成する。
再生操作区間420の開始位置及び終了位置が特定されると、情報再生装置60は、再生操作区間の内容を分析する。本例では、この区間の音声モードがステレオであることに基づき、再生操作区間の内容を「CM」であると分析する。
情報再生装置60は、保持している「早送り」の再生操作指示、再生操作区間の開始位置及び終了位置を示す「2分」及び「3分」という時間情報、並びに、再生操作区間420の内容を示す「CM」という情報を元に、この再生操作区間420に関する再生操作履歴情報を作成し、保持する。
料理番組400の再生が続行し、再生開始時点から12分の時点414で、ユーザが「早送り」の再生操作を行なうと、情報再生装置60は、再生操作区間420における動作と同様の動作で、「早送り」の再生動作による再生を開始すると共に、「12分」という時間的位置を特定し、再生操作区間422の開始位置とする。
この後再生開始時点から13分の時点416で、ユーザが「スロー再生」の再生操作を行なったものとする。情報再生装置60は、この時点416で「早送り」による再生を中止し、「スロー再生」を開始する。この場合、情報再生装置60は、この時点416を特定し、特定した時間的位置を既に開始されている再生操作区間422の終了位置とし、「13分」という時間的位置示す情報を作成する。この段階で、再生操作区間の開始位置と終了位置とが特定されたので、情報再生装置60は、この再生操作区間の内容を分析する。ここではこの再生操作区間422の内容がCMであると分析される。情報再生装置60は、保持している「早送り」の再生操作指示、再生操作区間の開始位置及び終了位置を示す「12分」及び「13分」という時間情報、並びに再生操作区間422の内容を示す「CM」という情報を元に、この再生操作区間422に関する再生操作履歴情報を作成し、保持する。さらにこの時点416は、新たに「スロー再生」が開始された時点でもあるため、情報再生装置60は、この時点416の「13分」という時間的位置を、新たな再生操作区間424の開始位置とする。
再生開始から14分経過した時点418で、ユーザが「通常再生に戻す」再生動作を選択し再生操作を行なうと、これに応答して、情報再生装置60は、料理番組400の再生動作を「スロー再生」から「通常再生」に変更する。情報再生装置60は、ユーザがこの再生操作を行なった時点418を、再生操作区間424の終了位置とする。情報再生装置60は、その時点418の時間的位置である「14分」という情報を再生操作区間424の終了位置を示す情報として生成する。
再生操作区間424の開始位置及び終了位置が特定されると、情報再生装置60は、再生操作区間の内容を分析する。本例では再生操作区間の内容は料理の材料及びレシピを示すテキスト情報であると分析される。
情報再生装置60は、保持している「スロー再生」の再生操作指示、再生操作区間の開始位置及び終了位置を示す「13分」及び「14分」という時間情報、並びに、再生操作区間424の内容を示す「材料・レシピのテキスト情報」という情報とを元に、この再生操作区間424に関する再生操作履歴情報を作成し、保持する。
現在も再生中であるために、ユーザからの再生操作指示が入力されるまで待機する。この後、料理番組400の再生開始から15分経過すると、料理番組400の再生が終了する。情報再生装置60は、料理番組400の再生が終了したことに応答して、料理番組400についての再生操作履歴情報を作成し蓄積する。以上の動作により、図2に示す再生操作履歴情報130が作成され、蓄積される。
料理番組400が、記録媒体に記録されており、さらにその記録媒体が書込可能である場合、情報再生装置60は、作成した再生操作履歴情報130を、記録媒体に書込む。また、別の記録媒体が情報再生装置60により書込可能な状態にある場合、情報再生装置60は、再生操作履歴情報130を当該別の記録媒体に書込む。
後日、情報再生装置60に同じ料理番組400が入力され、情報再生装置60が料理番組400を格納すると、情報再生装置60は格納した料理番組400、又は外部の記録媒体から再生操作履歴情報を読出し、蓄積する。本例では、情報再生装置60は、既に料理番組400の再生操作履歴情報130(図2参照)を保持している。情報再生装置60は、情報操作履歴情報130を参照し、料理番組400の再生方法を決定する。
図2を参照して、再生操作履歴情報130により、料理番組400は、過去に再生された際、ユーザによる再生操作が行なわれ、「2分」から「3分」までの再生操作区間において「早送り」による再生が実行されたことが示される。また、「12分」から「13分」までの再生操作区間においても、同様に「早送り」で再生されたことが示される。続く「13分」から「14分」までの再生操作区間においては「スロー再生」で再生されたことが示される。情報再生装置60は、今回の料理番組400の再生に際して、同一の区間で同一の再生動作による再生を行なうよう、再生方法を決定する。この場合、決定された再生方法は、ユーザの再生操作に基づく再生動作402の再現となっている。
(第2の動作例)
以下に示す第2の動作例では、作成した再生操作履歴情報に基づき、別のコンテンツ情報の再生方法を決定して再生する動作を例示する。本例では、図8に示す料理番組400について作成された、図2に示す再生操作履歴情報130に基づいて、再生方法を決定する。
図9に、本例において再生方法の決定対象である別の料理番組440の構成、及び、料理番組440について情報再生装置60が決定する再生方法442の概略を示す。図9を参照して、料理番組440は20分番組である。料理番組440は再生されると、冒頭から1分までの区間においてオープニング映像と料理紹介映像が出力される。1分から7分までの区間において料理の実演映像の前半部分が出力される。7分から8分の区間においてCMが出力される。8分から15分までの区間454において料理の実演映像の後半部分が出力される。15分から16分の区間において再びCMが出力される。16分から17分の区間において材料及びレシピのテキスト情報が出力される。17分から18分の区間において試食の模様の映像が出力される。18分から19分では番組プレゼントの応募先等を紹介するテキスト情報が出力される。19分から20分までの区間においてエンディング映像が出力され、料理番組440は終了する。
なお、本例では、この料理番組440に対応する再生操作履歴情報を保持していないものとする。図9に示す料理番組440が入力されると、第1の動作例と同様の動作で、料理番組440についての再生操作履歴情報の読出を試みるが、本例では失敗する。この場合、情報再生装置60は、蓄積されている他のコンテンツ情報である料理番組400(図8参照)についての再生操作履歴情報130(図2参照)を読出す。
読出した再生操作履歴情報130は、図8に示す料理番組400についてのものであるため、時間的構成が異なる料理番組440を再生する際に、再生操作履歴情報130が示す再生操作履歴をそのまま再現することはできない。このとき、再生方法決定部100は、再生操作履歴情報130の「内容」項目138に格納された、再生操作区間の内容を参照して、再生方法を決定する。
例えば、図2を参照して、再生操作履歴情報130によると、内容が「CM」である区間において、ユーザは「早送り」の再生操作を行なっている。また、内容が「テキスト情報」である区間において、ユーザは「スロー再生」を行なっている。情報再生装置60は、これらのことと、料理番組440のコンテンツ情報の内容とを比較し、再生方法を決定する。図9に示す料理番組440においては、「CM」が出力される区間452及び456を「早送り」で再生し、「テキスト情報」である区間458及び462をスロー再生し、その他の区間450、454、460、464を通常再生するという、再生方法442を決定する。入力され、格納された料理番組440は、この再生方法442に従って再生される。なお、再生方法442に基づく再生中においても、ユーザが再生操作を行なった場合、再生操作に基づく再生動作の変更が行なわれる。その再生操作の履歴は、料理番組440についての再生操作履歴情報として、蓄積される。
(第3の動作例)
上記した第1の動作例及び第2の動作例では、再生操作区間を時間的位置により特定した。コンテンツ情報が複数のパートにより構成された情報であれば、再生方法をパート毎に決定して再生することが望ましい。また、近年のコンテンツ情報では、コンテンツ情報に、メタ情報を添付し、パートごとの内容等を端的に示す情報をメタ情報により提供することが可能である。以下に示す第3の動作例では、複数のパートによって構成され、パート毎のメタ情報が添付されたコンテンツ情報について、再生操作履歴情報に基づき再生方法を決定して再生する動作を例示する。本例では、特に再生操作履歴情報で「早送り」の再生動作を行なっているパートについての再生方法の決定について例示する。
図10に、本例において再生方法の決定対象となるコンテンツ情報の一例として、野球番組500の構成、及び野球番組について情報再生装置60が決定する再生方法の一例を示す。なお、本例では、情報再生装置60は、別の複数の野球番組についての再生操作履歴を蓄積しているものとする。図10を参照して、野球番組500は、Bチームが先攻でAチームが後攻の野球の試合であり、打者毎の複数のパート502A,502B,…で構成される。これらのパートは、図8及び図9に示す料理番組400及び440における区間と異なり、それぞれ独立した情報である。また、野球番組500には、パート毎の情報の内容を示すメタ情報504が添付されている。野球番組500のメタ情報504は、その時点のイニング、パートでの打者を示す情報等を示すものである。
例えば、ユーザが「Aチーム」を応援していて、野球番組を視聴する際には、「Aチーム」の攻撃の場面は通常再生で再生し、他のチームが攻撃する場面では早送りで再生するように再生操作を行なうことが多いという傾向があるものとする。また、「Bチーム」の選手「B5」と「B6」とが打者であるシーンでは、通常再生を行なうことが多いものとする。また、ユーザは最終回を「通常再生」で再生するよう再生操作を行なうことが多いという傾向があるものとする。
すると、Aチームの選手「A1」…「A9」が打者であるパートについての再生操作履歴情報は少なくなる。それに対して、他のチームの選手が打者であるパートについての再生操作履歴情報は多くなる。さらに、他のチームの選手が打者であるパートについての再生操作履歴情報における再生操作指示は、「早送り」が多くなる。
野球番組500のコンテンツ情報が入力されると、情報再生装置60は、入力されたコンテンツ情報の各パートのメタ情報を参照する。情報再生装置60は、蓄積している再生操作履歴情報をもとに、過去に再生したコンテンツ情報の類似する内容のパートにおいて、ユーザにより多く行なわれている再生操作に対応する再生動作を、当該パートにおける再生動作として特定し、野球番組500の再生方法を決定する。このようにして決定された再生方法は、図10に示す再生方法510となる。
例えば、Aチームの選手「A1」…「A9」が打者であるパート並びにBチームの選手「B5」及び「B6」が打者であるパート、並びにイニングが「9回」であるパートについての過去の再生操作履歴情報は少ないため、情報再生装置60は、野球番組500を構成するパートの内、メタ情報504にこれらの情報が含まれるパートにより構成される区間を再生する際の再生動作を「通常再生」とする。また、それ以外のパートについての再生操作履歴情報は多く、かつそのパートにおける再生操作が「早送り」であることが多いため、情報再生装置60は、それ以外のパートにより構成される区間を再生する際の再生動作を「早送り」とする。
情報再生装置60は、決定された再生方法510に従い、野球番組500の再生を行なう。
(第4の動作例)
第4の動作例では、格納された再生操作履歴により示される再生操作をもとに、ユーザにとって重要な内容であるパートの特徴を特定し、その重要性に応じた再生方法で再生する動作を例示する。本例では、特に再生操作履歴情報で「巻戻し」の再生動作を行なっているパートについての再生方法の決定について例示する。
図11に、本例において、再生方法を決定する際に情報再生装置60が参照する再生操作履歴情報の作成対象となったコンテンツ情報550の構成を示す。また、図12に、本例において再生方法を決定し、再生方法に基づく再生を行なう対象となるコンテンツ情報600の構成を示す。
図11及び図12を参照して、本例におけるコンテンツ情報550及びコンテンツ情報600はそれぞれ、英語の教材である。教材550は、1章から5章までで構成されており、各章には解説及び練習問題があり、それぞれパートに分割されている。例えば、パート1−2ではBe動詞の解説が行なわれ、パート1−3とパート1−4ではBe動詞の練習問題が含まれている。教材550は、各パートでの学習内容を示すメタ情報552を含む。例えば、メタ情報552により、パート2−2の内容は一般動詞の解説であることが示される。またメタ情報552により、パート2−3の内容は一般動詞の練習問題1であることが示される。
例えば、ユーザがこの教材550を再生して学習をする際に、ユーザは、次のような再生操作を行なったものとする。すなわち、パート2−4まで順調に学習が進んだため、通常再生を行なった。またパート2−5の一般動詞の練習問題3及びパート3−5の過去形の練習問題3で少しつまずいたため、それぞれ巻戻しを行ない、通常再生で再度学習し直した。また、5章の受動態の分野では、パート5−1及びパート5−2の受動態の解説から理解できなかったので、パート5−1まで巻戻しを行ない、通常再生を行ない学習し直した。パート5−3、パート5−4、パート5−5の練習問題でも間違えることが多かったので、パート5−3まで巻戻しを行ない、通常再生で再度学習し直した。
このような再生操作に基づき、情報再生装置60は、再生操作履歴情報560を作成し、蓄積する。再生操作履歴情報560により、Be動詞及び現在進行形に関するパートでは、ユーザは通常再生を行なっている。また、一般動詞及び過去形に関するパートでは、ユーザは一部のパートにおいて巻戻しを行なっている。過去進行形に関するパートでは、ユーザは練習問題の全てのパートにおいて、巻戻しを行なっている。また、受動態に関するパートでは、ユーザは全てのパートにおいて巻戻しを行なっていることが示される。
図12を参照して、ユーザが別の教材600を再生して学習を行なうために、情報再生装置60に教材600が入力されたものとする。この教材600は、教材550と構成が異なるものであるが、教材550と同様にメタ情報602を含む。情報再生装置60は、図11に示す再生操作履歴情報560をもとに、「巻戻し」の再生操作が行なわれた再生操作区間と類似する内容の区間を、メタ情報602をもとに特定する。このような区間は、ユーザにとって重要性が高い、すなわち再学習が必要な内容が提供される区間である。よって、このような区間を再生する際の再生動作を、「通常再生」とする。また、それ以外の区間は、ユーザにとって重要性が低い、すなわち再学習が必要でない内容が提供される区間である。よって、情報再生装置60は、それ以外の区間を再生する際の再生動作を「早送り」とする。
情報再生装置60は、このようにして、教材600についての再生方法610を決定し、再生方法610に基づいて、教材600の再生を行なう。すなわち、ユーザが理解できていると思われるBe動詞と現在進行形とに関するパートは、「早送り」で再生される。ある程度理解できていると思われる一般動詞と過去形とに関するパートは、練習問題の一部のパートのみ通常再生し、その他のパートを早送りで再生する。ユーザの理解にやや不安があると思われる過去進行形に関するパートは、全ての練習問題のパートを通常再生し、その他のパートを早送りで再生する。ユーザがほとんど理解できていないと思われる受動態に関するパートは、解説を含め全てのパートを通常再生で再生する。
(第5の動作例)
以下に示す第5の動作例では、複数のパートに亘る再生操作をもとに再生操作履歴情報を作成する動作と、その再生操作履歴情報に基づきコンテンツ情報の再生方法を決定して再生する動作を例示する。
図13に、本例において再生操作履歴情報の作成対象となるオーケストラによる演奏のコンテンツ情報650の構成と、このコンテンツ情報を再生した際にユーザが行なった再生操作660を示す。図13を参照して、このコンテンツ情報650において、フルートの演奏は、パート1−3からパート1−7までと、パート1−11からパート1−16までと、パート1−27からパート1−32までとである。
ユーザがコンテンツ情報650を再生中に行なった再生操作660は、次のようなものである。すなわち、パート1−1から通常再生で再生したが、パート1−7が終了し、パート1−8に入った時点でユーザが「巻戻し」の再生操作を行ない、パート1−2の途中まで巻戻しを行なったところでユーザが「通常再生」の再生操作を行なった。その後、通常再生をパート1−16まで続行し、パート1−17で、ユーザが「巻戻し」の再生操作を行ない、パート1−10の途中まで巻戻しを行なったところでユーザが「通常再生」の再生操作を行なった。さらに最後のパート1−32まで再生した時点でユーザが「巻戻し」の再生操作を行ない、パート1−26の途中まで巻戻しを行なったところでユーザが「通常再生」の再生操作を行なった。以降通常再生で最後まで再生した。
図14に、情報再生装置60が、再生操作660に基づいて作成するコンテンツ情報650についての再生操作履歴情報700の例を示す。図14を参照して、再生操作履歴情報700は、再生操作の開始パートと当該再生操作の終了パートだけでなく、開始パートと終了パートの間に存在する中間パートを示す情報と、当該中間パートの内容とを含む。なお、各中間パートの内容は、パートで演奏されている楽器の名称とする。
例えば、最初の再生操作区間についての再生操作履歴情報710は、「巻戻し」の再生開始位置であるパート1−8及び終了位置であるパート1−2を示す情報及び、それらのパートの内容、その再生操作区間における再生操作、累計数、並びにパート1−8からパート1−2までの間にある中間パート1−3、パート1−4、パート1−5、パート1−6、パート1−7を示す情報及び当該中間パートの内容を示す情報とを含む。この再生操作区間の、開始パート1−8と終了パート1−2との内容を示す情報には、「フルート」という情報は含まれていない。しかし、中間パート1−3、パート1−4、パート1−5、パート1−6、パート1−7の内容を示す情報には、「フルート」という情報が含まれている。同様に、再生操作区間712及び714においても、中間パートの内容には「フルート」が含まれている。よって、ユーザにとって重要性が高い情報の内容は「フルート」となる。
情報再生装置60は、再生操作履歴情報700に基づいて再生方法を決定する際には、再生操作区間の開始パート及び終了パートの内容に加えて、中間パートの内容を参照し、再生操作が行なわれることが多い内容を特定する。情報再生装置60は、再生方法の決定対象となるコンテンツ情報のうち、特定した内容と一致又は類似する内容を含むパートにおける再生動作を、再生操作区間における再生操作に基づき特定する。
図15に、情報再生装置60が別のコンテンツ情報750について決定した再生方法760の一例を示す。図15を参照して、コンテンツ情報750では、フルート演奏が行なわれるパートは、パート2−1からパート2−7、パート2−15からパート2−20、及びパート2−27からパート2−32である。図14に示す再生操作履歴情報700より、内容に「フルート」が含まれるパートでは、ユーザは「巻戻し」の再生操作を行なっている。よって、情報再生装置60は、コンテンツ情報750の内、これらのパートを巻戻し、再度通常再生で再生するよう、再生方法760を決定する。
(第6の動作例)
第6の動作例では、一時停止の再生動作に関する再生操作履歴の作成及び再生方法の決定について、例示する。
「一時停止」の再生動作では、その動作の開始位置と終了位置とは一致する。また、一般的に、「一時停止」の再生動作が開始されると、別の再生動作に移行するまで「一時停止」の再生動作が持続される。情報再生装置60が「一時停止」の再生動作を再生方法として決定するためには、「一時停止」を行なった回数に加え、「一時停止」の持続時間を決定する必要がある。そのため、情報再生装置60がユーザより「一時停止」の再生操作を受けた場合、情報再生装置60は、「一時停止」の再生操作を受けてから別の再生操作を受けるまでの時間を計測する。再生操作履歴情報は「一時停止」の持続時間を示す情報を含む。
図16に、本例における再生操作履歴情報の作成対象である写真集コンテンツ情報800の構成及びコンテンツ情報800の再生中にユーザが行なった再生操作810を示す。図16を参照して、コンテンツ情報800の各パートは、静止画で構成されている。また、コンテンツ情報800は、各パートの静止画における被写体を示すメタ情報802を含む。例えば、「フォト1」のパートには「被写体A」と「被写体B」と「被写体C」とが映っており、「フォト2」には「被写体A」が映っていることがメタ情報802により示される。なお、情報再生装置60は、「通常再生」でコンテンツ情報800を再生する際に、各パートの静止画を10秒ずつ再生するものとする。
コンテンツ情報800を再生中に、ユーザは、次のような再生操作810を行なったものとする。すなわち、「被写体A」と「被写体B」と「被写体C」とが映っている「フォト1」のパートで6秒間の一時停止、「被写体A」が映っているパート「フォト2」で6秒間の一時停止、「被写体A」と「被写体B」とが映っているパート「フォト5」で6秒間の一時停止、「被写体A」と「被写体C」とが映っているパート「フォト6」で3秒間の一時停止、「被写体A」と「被写体B」と「被写体C」とが映っているパート「フォト9」で7秒間の一時停止、「被写体A」が映っているパート「フォト11」で10秒間の一時停止、「被写体A」と「被写体B」と「被写体C」とが映っている「フォト12」で5秒間の一時停止である。
図17に、コンテンツ情報800について情報再生装置60が作成した再生操作履歴情報830の一例を示す。図17を参照して、再生操作履歴情報830では、全ての再生操作区間での「再生操作」に格納される再生操作指示は、「一時停止」である。再生操作指示が一時停止の場合、再生操作区間の「開始位置」項目832に格納される開始位置と「終了位置」項目834に格納される終了位置とは同じ位置になる。「再生操作」836が「一時停止」であるこれらの再生操作区間についての再生操作履歴情報では、「累計数」の項目840には、当該パートにおいて「一時停止」の再生操作を行なった回数の情報842に加えて、「一時停止」の持続時間の合計844がそれぞれ格納される。
情報再生装置60は、コンテンツ情報の再生方法を決定する際には、類似する内容の各パートにおける再生動作として多いものが「一時停止」である場合、「一時停止」の持続時間の合計844を参照して、当該パートにおけるこの再生動作の持続時間を決定する。
図17を参照して、再生操作履歴情報830によると、ユーザが「一時停止」を行なった再生操作区間の「内容」項目838に格納された情報は、「被写体A」という情報をそれぞれ含む。よって、情報再生装置60は、再生方法の決定対象となるコンテンツ情報に「被写体A」という内容を含むパートにおいての再生動作を「一時停止」とする。
これら再生動作を「一時停止」としたパートにおける、「一時停止」の持続時間は、同一内容の再生操作区間についての「一時停止」の持続時間の合計844の平均値によって決定する。
例えば、再生操作履歴情報830によると、「被写体A」と「被写体B」と「被写体C」とが共に映っているパート「フォト1」、「フォト9」、及び「フォト12」においての「一時停止」の持続時間の合計842はそれぞれ、「6秒」、「7秒」、及び「5秒」である。よって、当該内容の再生操作区間における、「一時停止」の持続時間の平均は「6秒」である。これをもとに、情報再生装置60は、再生方法を決定する対象となるコンテンツ情報において、「被写体A」と「被写体B」と「被写体C」とが共に映っている区間があれば、その区間においての「一時停止」の持続時間を「6秒」とする。
図18に、再生操作履歴情報830に基づき再生方法を決定する対象となるコンテンツ情報860の構成と、当該コンテンツ情報860について決定した再生方法870との一例を示す。コンテンツ情報860は、図16に示すコンテンツ情報800と同様に、「被写体A」、「被写体B」、又は「被写体C」を撮影した静止画により構成されている。また、コンテンツ情報860は、図16に示すコンテンツ情報800と同様に、メタ情報862を含んでいる。メタ情報862は、各パートの静止画に映っている被写体を示す情報である。なお、情報再生装置60は、通常再生でコンテンツ情報800を再生する際に、各パートの静止画を10秒ずつ再生するものとする。
図18を参照して、例えば、コンテンツ情報860において、「被写体A」と「被写体B」と「被写体C」とが共に映っている静止画のパートは、「フォト1」、「フォト8」、「フォト9」、「フォト12」、「フォト14」、及び「フォト15」である。通常再生で再生した場合にこれらのパートが再生される時間は10秒である。情報再生装置60は、これらのパートについての再生動作を「一時停止」とし、その持続時間を「6秒」とする。そのため、情報再生装置60は、再生方法870において、これらのパートを再生する時間を、通常再生で再生される時間10秒に「一時停止」で再生される持続時間「6秒」が加算された時間すなわち「16秒」に決定する。
以上のように、本実施の形態に係る情報再生装置60は、ユーザが行なう再生操作の履歴を再生操作履歴情報として蓄積する。コンテンツ情報を再生する際には、再生操作履歴情報に基づき、再生方法を決定し、再生動作を変更させながら再生を行なう。ユーザによる再生操作に基づいて再生方法を決定することにより、ユーザにとっての重要性が高いと考えられる区間では、巻戻し、スロー再生、一時停止等の再生動作で再生が行なわれることになる。また、ユーザにとって重要性が低いと考えられる区間では、早送り等の再生動作で再生が行なわれることになる。このような再生方法でコンテンツ情報を再生することにより、ユーザは、所望の再生個所を手作業で探しながら再生を行なう必要がなくなる。
また情報再生装置60は、コンテンツ情報の内容を参照して再生方法を決定するため、過去に再生したことがないコンテンツ情報についても、過去の再生操作履歴情報に基づき再生方法を決定して再生を行なうことができる。
なお、本実施の形態では、情報再生装置60は、再生操作履歴情報を保持していない等の理由で再生方法が決定できない場合に、通常再生でコンテンツ情報を再生した。しかし、本発明は、このような実施の形態には限定されない。例えば、再生操作履歴管理部94は、再生方法決定部100が再生方法を決定するための、再生操作履歴情報の代替となる初期情報を保持するようにしてもよい。初期情報は、予めコンテンツ情報62に格納するようにしてもよいし、情報再生装置60の出荷時に再生操作履歴管理部94に格納しておいてもよい。また、ユーザの嗜好、興味、ユーザにとって重要な情報又は不要な情報の属性等をユーザが入力し、入力された情報をもとに初期情報を作成し、格納してもよい。いずれの場合であっても、初期情報は、少なくとも再生操作区間の内容を示す情報に相当する情報と、再生操作を示す情報とを含むことが望ましい。
なお、情報再生装置60は、コンテンツ情報が記録された記録媒体に再生操作履歴情報を書込む場合に、そのコンテンツ情報についての再生操作履歴情報に限らず、再生操作履歴管理部94に保持されている再生操作履歴情報の内類似する内容の再生操作区間についての情報を含む他のコンテンツ情報についてのものを、併せて書込むようにしてもよい。この場合、例えば再生操作履歴情報書込部110は、コンテンツ情報62のジャンルを調べ、コンテンツ情報62についての再生操作履歴情報、及びコンテンツ情報62と類似する内容の他のコンテンツ情報についての再生操作履歴情報を出力する。
なお、上記した実施の形態に係る情報再生装置60は、コンテンツ情報の再生信号を、表示装置66に出力した。しかし、情報再生装置60は、コンテンツ情報の記録を行なう記録装置に、再生信号を出力するようにしてもよい。再生方法決定部100により決定された再生方法に基づいて、コンテンツ情報を記録することが可能になる。この場合、過去の再生操作履歴により、ユーザが早送り及びスキップ等の再生操作を行なうことが多いことが示される区間についてのコンテンツの再生を省略するようにしてもよい。このようにすると、例えば、野球番組を視聴している際に、相手チームの攻撃時は常に早送りをするユーザの場合は、野球番組を録画する時点で相手チームの攻撃場面は記録装置により記録されない。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
本発明の一実施の形態に係る情報再生装置60の機能的構成を示すブロック図である。 再生操作履歴管理部94が作成し、蓄積する再生操作履歴情報の一例を示す図である。 本実施の形態に係る情報再生装置60の各機能を実現するコンピュータシステム150の内部構造を示す図である。 コンピュータで実行されると、コンピュータを情報再生装置60として動作させるプログラム200の制御構造を示すフローチャートである。 図4に示すプログラム200のS210で実行される再生方法決定処理の処理構造を示すフローチャートである。 図4に示すプログラム200のS218で実行される再生操作履歴管理処理の処理構造を示すフローチャートである。 図6に示す再生操作履歴管理処理300のS328、S332、及びS338で実行される履歴格納処理の処理構造を示すフローチャートである。 第1の動作例において再生されるコンテンツ情報の構成、及びユーザによる再生操作の概略を示す。 第2の動作例において再生方法の決定対象となるコンテンツ情報の構成及び決定される再生方法442を示す図である。 第3の動作例において再生方法の決定対象となるコンテンツ情報の構成、及び野球番組について情報再生装置60が決定する再生方法の一例を示す図である。 第4の動作例において再生操作履歴情報の作成対象となるコンテンツ情報550の構成を示す図である。 第4の動作例において再生方法の決定対象となるコンテンツ情報600の構成及び決定された再生方法の一例を示す図である。 第5の動作例において再生操作履歴情報の作成対象となるコンテンツ情報650の構成と、ユーザが行なった再生操作の一例を示す図である。 第5の動作例において情報再生装置60が作成する再生操作履歴情報700の一例を示す図である。 第5の動作例において情報再生装置60が別のコンテンツ情報750について決定する再生方法760の一例を示す図である。 第6の動作例において再生操作履歴情報の作成対象であるコンテンツ情報800の構成及びユーザが行なった再生操作810の一例を示す図である。 第6の動作例において情報再生装置60が作成する再生操作履歴情報830の一例を示す図である。 第6の動作例において情報再生装置60が別のコンテンツ情報860について決定する再生方法870の一例を示す図である。
符号の説明
60 情報再生装置、62 コンテンツ情報、64 入力装置、66 表示装置、68 記録媒体、70 コンテンツ情報入力部、72 コンテンツ情報格納部、74 再生操作指示入力部、76 再生操作指示格納部、78 再生操作指示部、80 コンテンツ情報再生部、82 再生出力部、90 再生操作指示ポイント特定部、92 再生操作区間内容分析部、94 再生操作履歴管理部、100 再生方法決定部、110 再生操作履歴情報書込部、112 再生操作履歴情報抽出部、130 再生操作履歴情報、150 コンピュータシステム、160 コンピュータ、162 モニタ、164 リモコン、166 リモコンI/F、170 光ディスクドライブ、172 磁気ディスクドライブ、174 ハードディスク、176 CPU、178 ROM、180 RAM、182 光ディスク、184 磁気ディスク

Claims (22)

  1. 複数の再生動作のいずれかでコンテンツの再生を行なうための再生手段と、
    前記再生手段によるコンテンツの再生中のユーザによる再生操作に応答して、当該再生操作に対応した再生動作を前記再生手段に指示するための再生操作指示手段と、
    コンテンツ再生中のユーザによる再生操作及び前記再生手段による再生動作に基づいて、コンテンツの再生操作履歴情報を管理するための再生操作履歴管理手段とを含む情報再生装置であって、前記再生操作履歴情報は、再生操作と、当該再生操作により指定された再生動作の区間を特定する区間特定情報との組からなる再生操作履歴を含み、
    さらに、再生対象のコンテンツの再生方法を、前記再生操作履歴管理手段により管理されている再生操作履歴情報に基づいて決定するための再生方法決定手段と、
    前記再生対象のコンテンツの再生を、前記再生方法決定手段により決定された再生方法に従って自動的に行なうよう前記再生手段を制御するための自動再生制御手段とを含む、情報再生装置。
  2. 前記再生操作履歴管理手段は、ユーザの再生操作及び前記再生手段による再生動作に基づいて、ユーザによる再生操作を、当該再生操作に応答して前記再生手段が実行する再生動作の区間を特定する区間特定情報と関連付けて管理するための手段を含む、請求項1に記載の情報再生装置。
  3. 前記コンテンツは、所定の順番で再生される、互いに識別情報で識別可能な複数のパートからなり、
    前記再生操作履歴管理手段は、ユーザの再生操作及び前記再生手段による再生動作に基づいて、ユーザによる再生操作を、当該再生操作を受けたときのコンテンツの再生位置を含むパートの識別情報、及び当該再生操作に応答して前記再生手段が実行する再生動作の終了位置を含むパートの識別情報からなる区間特定情報の組と関連付けて管理するための手段を含む、請求項2に記載の情報再生装置。
  4. 前記コンテンツは、所定の順番で再生される、互いに識別情報で識別可能な複数のパートからなり、
    前記再生操作履歴管理手段は、ユーザの再生操作及び前記再生手段による再生動作に基づいて、ユーザによる再生操作を、当該再生操作を受けたときのコンテンツの再生位置を含むパートから当該再生操作に応答して前記再生手段が実行する再生動作の終了位置を含むパートまでのパートの識別情報からなる区間特定情報の組と関連付けて管理するための手段を含む、請求項2に記載の情報再生装置。
  5. 前記再生操作履歴管理手段に接続され、前記区間特定情報により特定される区間のコンテンツの内容を分析するための内容分析手段をさらに含む、請求項2に記載の情報再生装置。
  6. 前記再生操作履歴管理手段は、コンテンツ再生中のユーザによる再生操作及び前記再生手段による再生動作に基づいて、コンテンツの再生操作履歴情報を、前記内容分析手段により分析された内容と関連付けて管理するための手段を含む、請求項5に記載の情報再生装置。
  7. 前記コンテンツは、所定の順番で再生される、互いに識別情報で識別可能な複数のパートからなり、かつ前記複数のパートには、当該パートの内容を含むメタ情報が付されており、
    前記内容分析手段は、前記区間特定情報により特定される区間に含まれるパートのメタ情報を用いて、前記区間特定情報により特定される区間のコンテンツの内容を抽出するための手段を含む、請求項5又は請求項6に記載の情報再生装置。
  8. 前記再生操作履歴管理手段は、ユーザの再生操作及び前記再生手段による再生動作に基づいて、ユーザによる再生操作を、当該再生操作に応答して前記再生手段が実行する再生動作の区間を特定する区間特定情報、及び当該区間を当該再生動作で再生した長さを示す累積再生情報と関連付けて管理するための手段を含む、請求項2に記載の情報再生装置。
  9. 前記累積再生情報は、過去に前記区間特定情報で特定された区間を、前記再生操作に対応する再生動作で再生した累積時間、累積回数又はその双方を含む、請求項8に記載の情報再生装置。
  10. 前記再生方法決定手段は、前記再生操作履歴管理手段が管理する再生操作履歴中の再生操作に対し、それぞれ所定の重み付けを行ない、前記累積再生情報と前記所定の重み付けとに基づいて、再生対象のコンテンツの再生方法を決定するための手段を含む、請求項8又は請求項9に記載の情報再生装置。
  11. 前記コンテンツは、所定の順番で再生される、互いに識別情報で識別可能な複数のパートからなり、かつ前記複数のパートには、当該パートの内容を含むメタ情報が付されており、
    前記累積回数と関連付けて管理するための手段は、ユーザの再生操作及び前記再生手段による再生動作に基づいて、ユーザによる再生操作を、当該再生操作を受けたときのコンテンツの再生位置を含むパートの識別情報、及び当該再生操作に応答して前記再生手段が実行する再生動作の終了位置を含むパートの識別情報を含む区間特定情報の組、並びに当該区間特定情報により特定される区間を当該再生操作で再生した長さを示す累積再生情報と関連付けて管理するための手段を含む、請求項8に記載の情報再生装置。
  12. 前記再生方法決定手段は、前記区間特定情報により特定される区間に含まれるパートに、区間中の位置に応じてそれぞれ所定の重みを適用し、当該区間の累積再生情報と当該重みとにしたがって再生方法を決定するための手段を含む、請求項11に記載の情報再生装置。
  13. 前記再生方法決定手段は、前記再生操作履歴管理手段が管理する再生操作履歴情報中の再生操作に対し、所定の変換方法による変換を行なって得られる再生操作を用いて、再生対象のコンテンツの再生方法を決定するための手段を含む、請求項1に記載の情報再生装置。
  14. 前記複数の再生動作は、通常再生、早送り、巻き戻し、一時停止、スロー再生、及びコマ送りのうちから選択される複数の再生動作を含む、請求項1〜請求項13のいずれかに記載の情報再生装置。
  15. 前記再生操作は、前記複数の再生動作のうち少なくとも一つを指定する操作である、請求項14に記載の情報再生装置。
  16. 所定のイベントの発生に応答して、前記再生操作履歴管理手段により管理されている再生操作履歴情報を所定の記録媒体に書込むための再生操作履歴書込み手段をさらに含む、請求項1〜請求項15のいずれかに記載の情報再生装置。
  17. 前記再生方法決定手段による再生方法の決定に先立ち、再生対象のコンテンツのための再生操作履歴情報を準備して前記再生操作履歴管理手段に与えるための再生操作履歴情報準備手段をさらに含む、請求項1〜請求項16のいずれかに記載の情報再生装置。
  18. 前記再生操作履歴情報準備手段は、再生対象のコンテンツが記録されている記録媒体中に再生操作履歴情報が記録されていることに応答して、当該再生操作履歴情報を読出して前記再生操作履歴管理手段に与えるための手段を含む、請求項17に記載の情報再生装置。
  19. 前記再生操作履歴情報準備手段は、再生対象のコンテンツのために作成された再生操作履歴情報が発見されないことに応答して、当該再生対象のコンテンツと所定の関係にある他のコンテンツのための再生操作履歴情報を検索し、前記再生操作履歴管理手段に与えるための手段を含む、請求項18に記載の情報再生装置。
  20. コンピュータにより実行されると、当該コンピュータを請求項1〜請求項19のいずれかに記載の情報再生装置として動作させる、コンピュータプログラム。
  21. 請求項20に記載のコンピュータプログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体。
  22. 複数の再生動作のいずれかでコンテンツの再生を行なう再生手段を用いて、再生対象のコンテンツを再生するステップと、
    前記再生ステップによるコンテンツの再生中のユーザによる再生操作に応答して、当該再生操作に対応した再生動作を前記再生手段に指示するステップと、
    コンテンツ再生中のユーザによる再生操作及び前記再生手段による再生動作に基づいて、コンテンツの再生操作履歴情報を管理するステップとを含み、前記再生操作履歴情報は、再生操作と、当該再生操作により指定された再生動作の区間を特定する区間特定情報との組からなる再生操作履歴を含み、
    さらに、再生対象のコンテンツの再生方法を、前記再生操作履歴を管理するステップにより管理されている再生操作履歴情報に基づいて決定するステップと、
    前記再生対象のコンテンツの再生を、前記決定するステップにより決定された再生方法に従って自動的に行なうよう前記再生手段を制御するステップとを含む、情報再生方法。
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