JP2005298874A - Cvd原料及びそれを用いた気化供給方法並びに成膜方法 - Google Patents

Cvd原料及びそれを用いた気化供給方法並びに成膜方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 CVD法により、各種基板の表面に、高品質、高純度のZnAlO膜、ZnMgO膜、MgAlO膜、ZnO膜、MgO膜等の透明導電膜を成膜するためのCVD原料、及びそれを用いた気化供給方法並びに成膜方法を提供する。
【解決手段】 亜鉛、アルミニウム、及びマグネシウムから選ばれる金属の、アルコキシド化合物、β−ジケトン系化合物、カルボン酸塩化合物、ハロゲン化合物、アルキル化合物、及びシクロペンタジエニル化合物から選ばれる金属化合物を、炭化水素またはアルコ−ルに溶解した原料とする。また、前記の原料を、液体流量制御器で気化器に供給し気化した後、半導体製造装置へ供給して、基板の表面に透明導電膜を成膜する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種基板の表面に、ZnAlO膜、ZnMgO膜、MgAlO膜、ZnO膜、MgO膜等の透明導電膜を成膜するためのCVD原料、及びそれを用いた気化供給方法並びに成膜方法に関する。
近年、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、エレクトロルミネッセンス(EL)の表示パネル等に、導電性を有し可視光線の透過率が高いInSnO(ITO)膜が使用されている。また、極めて高価なインジウムの使用を避けるため、また、より高い導電性(低い抵抗率)、可視光線透過率を有する薄膜を得るため、亜鉛、アルミニウム、マグネシウム等を含む薄膜が開発されている。このような透明導電膜としては、例えば、基板上に、II族、III族、及びIV族元素を含む酸化物薄膜(特開平8−264022)が提案されている。
これらの透明導電膜の成膜方法としては、一般的にスパッタリング法による成膜が行なわれている。例えば、複数種の金属酸化物を所望の割合で混合し、焼成、粉砕を数回繰返した後、ホットプレスして得られる焼結体をターゲットとして、ガラス基板、プラスチック基板等にスパッタリングすることにより透明導電膜を得る方法である。
また、スパッタリング法以外の成膜方法としては、スピンコ−タ−法、ミストデポジション法、あるいはCVD法により、透明導電膜を成膜する方法も考えられるが、溶媒を用いた場合の原料の均一性、透明導電膜の品質への影響等の問題点が懸念されており、これらの方法による成膜は実施されていなかった。
特にCVD法により、亜鉛、アルミニウム、あるいはマグネシウムを含む固体原料をテトラヒドロフラン等の溶媒に溶解させた液体原料を、気化器に供給して気化する際には、さらに固体原料の気化温度と溶媒の気化温度が大きく相異するため、加熱により溶媒のみが気化して固体原料が析出しやすいという問題点のほか、これらの金属と溶媒の反応性に関する問題点があった。
特開平8−264022号公報 特開平9−143680号公報 特開2000−150928号公報 特開2001−195926号公報 特開2003−105532号公報 特開2003−154598号公報
このように透明導電膜は、従来からスピンコ−タ−法、ミストデポジション法、またはCVD法では成膜が困難であると考えられているが、これらの方法による透明導電膜の成膜、特にCVD法によるZnAlO膜、ZnMgO膜、MgAlO膜、ZnO膜、MgO膜等の透明導電膜の成膜は、高品質、高純度のものが期待できる。
従って、本発明が解決しようとする課題は、CVD法により、各種基板の表面に、高品質、高純度の前記透明導電膜を成膜するためのCVD原料、及びそれを用いた気化供給方法並びに成膜方法を提供することである。
本発明者らは、これらの課題を解決すべく鋭意検討した結果、亜鉛、アルミニウム、またはマグネシウムの、アルコキシド化合物、β−ジケトン系化合物、カルボン酸塩化合物、ハロゲン化合物、アルキル化合物、またはシクロペンタジエニル化合物は、加熱によりテトラヒドロフラン等のエーテル、アセトン等のケトンと反応して容易に過酸化物を生成し、危険な状態となり得ること、前記化合物は、炭化水素またはアルコ−ルに対しては、危険な化合物を生成することなく、容易に溶解し均一なCVD原料となること、及び、このCVD原料を使用することにより、気化の際に溶媒のみが気化し固体原料と溶媒が分離することを防止し得ることを見出し本発明に到達した。
すなわち本発明は、亜鉛、アルミニウム、及びマグネシウムから選ばれる金属の、アルコキシド化合物、β−ジケトン系化合物、カルボン酸塩化合物、ハロゲン化合物、アルキル化合物、及びシクロペンタジエニル化合物から選ばれる金属化合物を、炭化水素またはアルコ−ルに溶解してなることを特徴とするCVD原料である。
また、本発明は、亜鉛、アルミニウム、及びマグネシウムから選ばれる金属の、アルコキシド化合物、β−ジケトン系化合物、カルボン酸塩化合物、ハロゲン化合物、アルキル化合物、及びシクロペンタジエニル化合物から選ばれる金属化合物を、炭化水素またはアルコ−ルに溶解した原料を、液体流量制御器で気化器に供給し気化した後、半導体製造装置へ供給することを特徴とする気化供給方法である。
また、本発明は、亜鉛、アルミニウム、及びマグネシウムから選ばれる金属の、アルコキシド化合物、β−ジケトン系化合物、カルボン酸塩化合物、ハロゲン化合物、アルキル化合物、及びシクロペンタジエニル化合物から選ばれる金属化合物を、炭化水素またはアルコ−ルに溶解した原料を、液体流量制御器で気化器に供給し気化した後、半導体製造装置へ供給して、基板の表面に該金属を含む透明導電膜を成膜することを特徴とする成膜方法でもある。
本発明は、各種基板の表面に、ZnAlO膜、ZnMgO膜、MgAlO膜、ZnO膜、またはMgO膜等を成膜するためのCVD原料、及びその原料を半導体製造装置へ気化供給する方法、気化したその原料を用いて半導体製造装置にセットされた基板の表面に前記の透明導電膜を成膜する方法に適用される。但し、本発明におけるZnAlO膜、ZnMgO膜、MgAlO膜は、各々次の化学式によって表される金属酸化物の膜である。
Figure 2005298874
本発明のCVD原料においては、亜鉛、アルミニウム、及びマグネシウムから選ばれる金属の、アルコキシド化合物、β−ジケトン系化合物、カルボン酸塩化合物、ハロゲン化合物、アルキル化合物、及びシクロペンタジエニル化合物から選ばれる金属化合物が用いられる。このようなアルコキシド化合物としては、Zn(OC252、Mg(OC372、Mg(OCH(CH322、Al(OCH(CH323等を、β−ジケトン系化合物としては、Zn(RCOCHCOR2、Mg(RCOCHCOR2、Al(RCOCHCOR3[R、Rは、CH3、C(CH33、または(CF33を表す。]等を、カルボン酸塩化合物としては、Zn(CH3COO)2、Mg(CH3COO)2、Al(CH3COO)3等を、ハロゲン化合物としては、ZnX2、MgX2、AlX3[Xは、F、Cl、Br、またはIを表す。]等を、アルキル化合物としては、Zn(C252、Al(CH33、Al(C253、Al(CH(CH323、Al(CH3CH(CH323等を、シクロペンタジエニル化合物としては、Mg(C55)(C54)[Rは、H、CH3、C25、またはCH(CH32を表す。]、Mg(C55)(C5(CH35)等を例示することができる。
本発明のCVD原料においては、原料を均一な液体とするために、前記の金属化合物に、炭化水素またはアルコ−ルが添加される。炭化水素としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、シクロノナン等を、アルコ−ルとしては、メチルアルコ−ル、エチルアルコ−ル、プロピルアルコ−ル、ブチルアルコ−ル等を例示することができる。
前記のCVD原料において、原料全量に対する金属化合物の含有量は、通常は5〜80wt%、好ましくは10〜80wt%である。
CVD原料を調製する方法については特に制限されることはなく、例えば、2種類の金属化合物を有機溶媒に溶解したCVD原料の調製においては、金属化合物と有機溶媒を併せた3成分のうち、いずれか2成分を混合した後、残りの1成分を添加、混合して原料を調製するか、あるいは全成分を同時に混合して原料を調製することができる。
このように調製されたCVD原料は均一であり、室温または室温近辺の温度(0〜40℃)、常圧または常圧近辺の圧力(80〜120kPa)、不活性ガスの雰囲気下で安定である。
また、本発明においては、さらに界面活性剤を添加することもできる。界面活性剤を添加する場合は、全液量に対して、通常は5wt%以下、好ましくは1wt%以下となるように添加される。界面活性剤としては、アセトン、エチルメチルケトン、iso-プロピルメチルケトン、iso-ブチルメチルケトン等のケトンを使用することが好ましい。
また、本発明のCVD原料は、実質的に、亜鉛、アルミニウム、及びマグネシウムから選ばれる金属の、アルコキシド化合物、β−ジケトン系化合物、カルボン酸塩化合物、ハロゲン化合物、アルキル化合物、及びシクロペンタジエニル化合物から選ばれる金属化合物を、炭化水素またはアルコ−ルに溶解した原料であり、さらに、原料の均一性、透明導電膜の品質に悪影響を及ぼさないその他の成分が少量含まれている場合であっても、本発明のCVD原料の範囲内である。
本発明の気化供給方法は、以上のように調製されたCVD原料を、液体流量制御器で気化器に供給し気化した後、半導体製造装置へ供給する方法である。
また、本発明の成膜方法は、以上のように調製されたCVD原料を、液体流量制御器で気化器に供給し気化した後、半導体製造装置へ供給して、基板の表面に、透明導電膜を成膜する方法である。
図1〜図3は、本発明において、前述のような金属化合物を有機溶媒に溶解したCVD原料を、半導体製造装置へ気化供給するための装置の一例を示す構成図であるが、本発明の気化供給方法または成膜方法を実施するための装置がこれらに限定されるものではない。
本発明において使用される気化供給装置は、通常は液体マスフローコントローラー等の液体流量制御器5、気化器6、半導体製造装置12が設置されるほか、必要に応じて脱ガス器4、キャリアガス供給ライン10、酸素、オゾン、亜酸化窒素、または水蒸気の供給ライン11が設けられる。
図1、図2の気化供給装置においては、亜鉛化合物を有機溶媒に溶解したCVD原料の容器、アルミニウム化合物を有機溶媒に溶解したCVD原料の容器、及びマグネシウム化合物を有機溶媒に溶解したCVD原料の容器から選ばれる2個の原料容器が各々設置され、選ばれた原料によって、ZnAlO膜、ZnMgO膜、またはMgAlO膜が成膜される。また、図3の気化供給装置においては、亜鉛化合物を有機溶媒に溶解したCVD原料の容器、マグネシウム化合物を有機溶媒に溶解したCVD原料の容器、または、亜鉛化合物、アルミニウム化合物、及びマグネシウム化合物から選ばれる2種類の金属化合物を有機溶媒に溶解したCVD原料の容器が設置され、選ばれた原料によって、ZnO膜、MgO膜、ZnAlO膜、ZnMgO膜、またはMgAlO膜が成膜される。
本発明においては、透明導電膜の成膜の際には、気化器内、半導体製造装置内を所定の温度、圧力に設定した後、原料容器3から不活性ガスの圧力により、CVD原料2が気化器6に供給されて気化され、さらに半導体製造装置12に供給される。また、通常は、気化された原料を含むガスが半導体製造装置に供給される前、または半導体製造装置に供給された後すぐに、酸素、オゾン、亜酸化窒素、及び水蒸気から選ばれる1種以上のガス、またはこれらを含むガスが添加される。気化供給の際は、本発明の均一性に優れた原料を、均一に気化することができるので、シリコン基板、セラミックス基板、ガラス基板、金属基板、合金基板、プラスチック基板等の基板上に、高品質、高純度の透明導電膜が得られる。
尚、本発明において使用される気化器としては、特に制限されることはないが、例えば、図4に示すように、原料供給部15の内部が、フッ素系樹脂、ポリイミド系樹脂等の耐腐食性合成樹脂18で構成される気化器、気化室へ液体原料を噴出して気化させるための噴出管19が、液体原料を噴出する内管とキャリアガスを噴出する外管からなる二重構造の噴出管である気化器、あるいは、CVD原料供給部の側面部に冷却水を流す手段20を有する気化器等を挙げることができる。また、本発明においては、1種類の液体原料を気化する気化器のほか、2種類以上の液体原料を同時に気化する気化器を使用することができる。
また、本発明において使用される半導体製造装置としても特に制限されることはなく、例えば縦型の半導体製造装置、横型の半導体製造装置のいずれも使用することが可能である。
本発明のCVD原料は、均一であり、室温または室温近辺の温度、常圧または常圧近辺の圧力、不活性ガスの雰囲気下で安定である。また、加熱しても過酸化物等の危険性が高い化合物、あるいは透明導電膜の品質に悪影響を及ぼす化合物を生成することがない。その結果、これらのCVD原料を、CVD法により均一に半導体製造装置へ気化供給し、基板の表面に、高品質、高純度の透明導電膜を均一に成膜することが可能となった。
次に、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明がこれらにより限定されるものではない。
(CVD原料の調製)
内径8cm、高さ10cmのステンレス鋼(SUS316)製の容器に、不活性ガス供給ラインから窒素を供給して、容器の内部を窒素雰囲気にした。次に、容器に、金属化合物としてZn(OC252を20g投入し、これに有機溶媒としてオクタンを80g添加してZn(OC252を溶解し、25℃、常圧の状態で混合液を撹拌してCVD原料を調製した。
(CVD原料の均一性調査、安全性調査)
前記のような条件下を維持しながら、混合してから、0.5時間後、2時間後、10時間後、24時間後、50時間後に、CVD原料をサンプリングして、均一に混合されているか否か調査した。また、図4に示すような気化器、及び前記のCVD原料が均一に充填された原料容器等を接続し、図3に示すような気化供給装置を製作して、CVD原料を気化し、気化器の排出口におけるガスをサンプリングして過酸化物が生成しているか否かをFTIR等により調査した。これらの結果を表1に示す。尚、気化器及び気化供給装置は、後述の実施例43と同様にして製作した。
(実施例2〜15)
実施例1のCVD原料の調製において、金属化合物を表1の各種金属化合物に替えたほかは実施例1と同様にしてCVD原料を調製した。これらのCVD原料の均一性及び安全性について、実施例1と同様に調査した結果を表1に示す。
(実施例16)
実施例1のCVD原料の調製において、有機溶媒をエチルアルコ−ルに替えたほかは実施例1と同様にしてCVD原料を調製した。このCVD原料の均一性及び安全性について、実施例1と同様に調査した結果を表1に示す。
(実施例17〜21)
実施例16のCVD原料の調製において、金属化合物を表1の各種金属化合物に替えたほかは実施例16と同様にしてCVD原料を調製した。これらのCVD原料の均一性及び安全性について、実施例1と同様に調査した結果を表1に示す。
(実施例22)
内径8cm、高さ10cmのステンレス鋼(SUS316)製の容器に、不活性ガス供給ラインから窒素を供給して、容器の内部を窒素雰囲気にした。次に、容器に、金属化合物としてZn(OC252を20g、Mg(OCH(CH322を20g投入し、これに有機溶媒としてオクタンを60g添加してこれらの金属化合物を溶解し、25℃、常圧の状態で混合液を撹拌してCVD原料を調製した。このCVD原料の均一性について、実施例1と同様に調査した結果を表2に示す。
(実施例23〜36)
実施例22のCVD原料の調製において、金属化合物を表2の各種金属化合物に替えたほかは実施例22と同様にしてCVD原料を調製した。これらのCVD原料の均一性について、実施例1と同様に調査した結果を表2に示す。
(実施例37)
実施例22のCVD原料の調製において、有機溶媒をエチルアルコ−ルに替えたほかは実施例22と同様にしてCVD原料を調製した。このCVD原料の均一性について、実施例1と同様に調査した結果を表2に示す。
(実施例38〜42)
実施例37のCVD原料の調製において、金属化合物を表2の各種金属化合物に替えたほかは実施例37と同様にしてCVD原料を調製した。これらのCVD原料の均一性について、実施例1と同様に調査した結果を表2に示す。
(実施例43)
(気化器の製作)
内部がフッ素系合成樹脂(PFA)18で構成され、気化器外部との接触部がステンレス鋼(SUS316)で構成される原料供給部を製作した。フッ素系合成樹脂の構成部は、外径16mm、高さ34.2mmの円柱状であり、その外側のステンレス鋼の厚みは2.0mmである。また、先端が二重構造であり、内管が原料の流路、外管がキャリアガスの流路である噴出管を設けた。また、原料供給部の側面には、冷却水を流してCVD原料供給部を冷却することができる冷却管を設けた。
前記の原料供給部15のほか、気化ガス排出口16、ヒーター17を有する図4に示すようなステンレス製(SUS316)の気化器を製作した。尚、気化室14は、内径が65mm、高さが92.5mmの円柱状で、底部の突起は高さ27.5mmであり、また底部から15mmの高さには気化ガス排出口を設けた。
(気化供給装置の製作)
前記の気化器を、脱ガス器、液体マスフローコントローラー、キャリアガス供給ライン、酸素供給ライン、半導体製造装置等と接続し、図3に示すような気化供給装置を製作した。尚、酸素供給ラインは、反応器の直前で酸素が添加されるように設定した。また、原料容器として、実施例1のCVD原料が充填された原料容器を接続した。
(透明導電膜の製作)
実施例1のCVD原料を用い、前記の気化供給装置を使用して、CVD法により2インチのn型Si基板上にZnO膜を以下のようにして成膜した。
気化供給装置内、半導体製造装置内に窒素ガスを供給した後、気化器内を190℃、常圧にするとともに、半導体製造装置内を600℃、常圧に保持した。次に、実施例1のCVD原料を、液体マスフローコントローラーを用いて、0.2g/minで気化器に供給するとともに、キャリアガス供給ラインから190℃に加熱された窒素を、2000ml/minの流量で気化器に供給して、原料を気化させ半導体製造装置に供給した。また、半導体製造装置の直前で160℃に加熱された酸素を5000ml/minの流量で添加した。
(透明導電膜の評価)
このようにして得られたZnOを、走査型電子顕微鏡(FE−SEM)により分析した結果、膜厚は0.30μmであり、高純度で均一なZnO膜が得られていることが確認された。
(実施例44)
(気化供給装置の製作)
実施例43の気化供給装置の製作において、実施例2のCVD原料が充填された原料容器を接続した以外は実施例43と同様にして図3に示すような気化供給装置を製作した。
(透明導電膜の製作)
実施例2のCVD原料を用い、前記の気化供給装置を使用して、CVD法により2インチのn型Si基板上にMgO膜を以下のようにして成膜した。
気化供給装置内、半導体製造装置内に窒素ガスを供給した後、気化器内を210℃、常圧にするとともに、半導体製造装置内を650℃、常圧に保持した。次に、実施例2のCVD原料を、液体マスフローコントローラーを用いて、0.1g/minで気化器に供給するとともに、キャリアガス供給ラインから190℃に加熱された窒素を、1500ml/minの流量で気化器に供給して、原料を気化させ半導体製造装置に供給した。また、半導体製造装置の直前で150℃に加熱された酸素を5000ml/minの流量で添加した。
(透明導電膜の評価)
このようにして得られたMgO膜を、走査型電子顕微鏡(FE−SEM)により分析した結果、膜厚は0.10μmであり、高純度で均一なMgO膜が得られていることが確認された。
(実施例45)
(気化供給装置の製作)
実施例43の気化器の製作において、気化室への噴出管が2個設けられている以外は実施例43と同様にして気化器を製作した。
前記の気化器を、脱ガス器、液体マスフローコントローラー、キャリアガス供給ライン、酸素供給ライン、半導体製造装置等と接続し、図1に示すような気化供給装置を製作した。尚、酸素供給ラインは、反応器の直前で酸素が添加されるように設定した。また、原料容器として、実施例1のCVD原料が充填された原料容器、及び実施例3のCVD原料が充填された原料容器を接続した。
(透明導電膜の製作)
実施例1のCVD原料及び実施例3のCVD原料を用い、前記の気化供給装置を使用して、CVD法により2インチのn型Si基板上にZnAlO膜を以下のようにして成膜した。
気化供給装置内、半導体製造装置内に窒素ガスを供給した後、気化器内を190℃、常圧にするとともに、半導体製造装置内を630℃、常圧に保持した。次に、液体マスフローコントローラーを用いて、実施例1のCVD原料を0.2g/min、実施例3のCVD原料を0.15g/minで気化器に供給するとともに、キャリアガス供給ラインから190℃に加熱された窒素を、2000ml/minの流量で気化器に供給して、原料を気化させ半導体製造装置に供給した。また、半導体製造装置の直前で160℃に加熱された酸素を5500ml/minの流量で添加した。
(透明導電膜の評価)
このようにして得られたZnAlO膜を、走査型電子顕微鏡(FE−SEM)により分析した結果、膜厚は0.12μmであり、高純度で均一なZnAlO膜が得られていることが確認された。
(実施例46)
(気化供給装置の製作)
実施例43の気化供給装置の製作において、実施例22のCVD原料が充填された原料容器を接続した以外は実施例43と同様にして図3に示すような気化供給装置を製作した。
(透明導電膜の製作)
実施例22のCVD原料を用い、前記の気化供給装置を使用して、CVD法により2インチのn型Si基板上にZnMgO膜を以下のようにして成膜した。
気化供給装置内、半導体製造装置内に窒素ガスを供給した後、気化器内を200℃、常圧にするとともに、半導体製造装置内を650℃、常圧に保持した。次に、実施例22のCVD原料を、液体マスフローコントローラーを用いて、0.25g/minで気化器に供給するとともに、キャリアガス供給ラインから190℃に加熱された窒素を、2000ml/minの流量で気化器に供給して、原料を気化させ半導体製造装置に供給した。また、半導体製造装置の直前で160℃に加熱された酸素を5000ml/minの流量で添加した。
(透明導電膜の評価)
このようにして得られたZnMgO膜を、走査型電子顕微鏡(FE−SEM)により分析した結果、膜厚は0.15μmであり、高純度で均一なZnMgO膜が得られていることが確認された。
(実施例47)
(気化供給装置の製作)
実施例43の気化供給装置の製作において、実施例24のCVD原料が充填された原料容器を接続した以外は実施例43と同様にして図3に示すような気化供給装置を製作した。
(透明導電膜の製作)
実施例24のCVD原料を用い、前記の気化供給装置を使用して、CVD法により2インチのn型Si基板上にMgAlO膜を以下のようにして成膜した。
気化供給装置内、半導体製造装置内に窒素ガスを供給した後、気化器内を190℃、常圧にするとともに、半導体製造装置内を600℃、常圧に保持した。次に、実施例24のCVD原料を、液体マスフローコントローラーを用いて、0.25g/minで気化器に供給するとともに、キャリアガス供給ラインから190℃に加熱された窒素を、2000ml/minの流量で気化器に供給して、原料を気化させ半導体製造装置に供給した。また、半導体製造装置の直前で160℃に加熱された酸素を5500ml/minの流量で添加した。
(透明導電膜の評価)
このようにして得られたMgAlO膜を、走査型電子顕微鏡(FE−SEM)により分析した結果、膜厚は0.17μmであり、高純度で均一なMgAlO膜が得られていることが確認された。
(比較例1)
実施例1のCVD原料の調製において、有機溶媒をテトラヒドロフランに替えたほかは実施例1と同様にしてCVD原料を調製した。このCVD原料の均一性及び安全性について、実施例1と同様に調査した結果を表1に示す。
(比較例2〜6)
比較例1のCVD原料の調製において、金属化合物を表1の各種金属化合物に替えたほかは比較例1と同様にしてCVD原料を調製した。これらのCVD原料の均一性及び安全性について、実施例1と同様に調査した結果を表1に示す。
(比較例7)
実施例1のCVD原料の調製において、有機溶媒をアセトンに替えたほかは実施例1と同様にしてCVD原料を調製した。このCVD原料の均一性及び安全性について、実施例1と同様に調査した結果を表1に示す。
(比較例8〜12)
比較例7のCVD原料の調製において、金属化合物を表1の各種金属化合物に替えたほかは比較例7と同様にしてCVD原料を調製した。これらのCVD原料の均一性及び安全性について、実施例1と同様に調査した結果を表1に示す。
(比較例13、14)
実施例1のCVD原料の調製において、有機溶媒を各々酢酸エチル、ブチルアミンに替えたほかは実施例1と同様にしてCVD原料を調製した。このCVD原料の均一性及び安全性について、実施例1と同様に調査した結果を表1に示す。
Figure 2005298874
Figure 2005298874
本発明のCVD原料を、半導体製造装置へ気化供給するための装置の一例を示す構成図 本発明のCVD原料を、半導体製造装置へ気化供給するための図1以外の装置の一例を示す構成図 本発明のCVD原料を、半導体製造装置へ気化供給するための図1、図2以外の装置の一例を示す構成図 本発明における気化器の一例を示す構成図
符号の説明
1 不活性ガス供給ライン
2 CVD原料
3 原料容器
4 脱ガス器
5 液体マスフローコントローラー(液体流量制御器)
6 気化器
7 断熱材
8 気体マスフローコントローラー(気体流量制御器)
9 ガス予熱器
10 キャリアガス供給ライン
11 酸素、オゾン、亜酸化窒素、または水蒸気の供給ライン
12 半導体製造装置
13 ガス混合器
14 気化室
15 原料供給部
16 気化ガス排出口
17 ヒーター
18 合成樹脂構成部
19 二重構造の噴出管
20 冷却水を流す手段

Claims (12)

  1. 亜鉛、アルミニウム、及びマグネシウムから選ばれる金属の、アルコキシド化合物、β−ジケトン系化合物、カルボン酸塩化合物、ハロゲン化合物、アルキル化合物、及びシクロペンタジエニル化合物から選ばれる金属化合物を、炭化水素またはアルコ−ルに溶解してなることを特徴とするCVD原料。
  2. 1種類の金属化合物、または互いに異なる金属を含む2種類の金属化合物を、炭化水素またはアルコ−ルに溶解してなる請求項1に記載のCVD原料。
  3. 金属化合物が、常温、常圧で固体の化合物である請求項1に記載のCVD原料。
  4. 原料全量に対する金属化合物の含有量が、5〜80wt%である請求項1に記載のCVD原料。
  5. さらに、界面活性剤を添加した請求項1に記載のCVD原料。
  6. さらに、ケトンを添加した請求項1に記載のCVD原料。
  7. 亜鉛、アルミニウム、及びマグネシウムから選ばれる金属の、アルコキシド化合物、β−ジケトン系化合物、カルボン酸塩化合物、ハロゲン化合物、アルキル化合物、及びシクロペンタジエニル化合物から選ばれる金属化合物を、炭化水素またはアルコ−ルに溶解した原料を、液体流量制御器で気化器に供給し気化した後、半導体製造装置へ供給することを特徴とする気化供給方法。
  8. 亜鉛、アルミニウム、及びマグネシウムから選ばれる金属の、アルコキシド化合物、β−ジケトン系化合物、カルボン酸塩化合物、ハロゲン化合物、アルキル化合物、及びシクロペンタジエニル化合物から選ばれる金属化合物を、炭化水素またはアルコ−ルに溶解した原料を、液体流量制御器で気化器に供給し気化した後、半導体製造装置へ供給して、基板の表面に該金属を含む透明導電膜を成膜することを特徴とする成膜方法。
  9. 透明導電膜が、ZnAlO膜、ZnMgO膜、MgAlO膜、ZnO膜、またはMgO膜である請求項8に記載の成膜方法。
  10. 基板が、シリコン基板、セラミックス基板、ガラス基板、金属基板、合金基板、またはプラスチック基板である請求項8に記載の成膜方法。
  11. 成膜する際の処理温度が、100〜800℃である請求項8に記載の成膜方法。
  12. 成膜の際に、酸素、オゾン、亜酸化窒素、及び水蒸気から選ばれる1種以上を添加して成膜する請求項8に記載の成膜方法。
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