JP2005295217A - 通信装置、名前解決方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】IPv6のリンクローカル内の各IPv6ノードのグローバルアドレスを容易に取得することができる名前解決方法及び通信装置を提供する。
【解決手段】IPv6のリンクローカルアドレスである第1のアドレスをもつ第1のノード装置が、第1のアドレスで通信可能なネットワーク上の第2のノード装置から取得したIPv6アドレスがリンクローカルアドレスである場合には、当該取得したリンクローカルアドレスに含まれる第2のノード装置のインターフェイスIDと、第1のノード装置で利用可能なグローバルアドレスのプレフィックスとを組み合わせて、第2のノード装置のアドレス候補を生成し、宛先をアドレス候補とするICMPv6のNIqueryメッセージを送信し、当該アドレス候補を送信元アドレスとするICMPv6のNIreplyメッセージを受信したときに、当該アドレス候補を第2のノード装置のグローバルアドレスと判定する。
【選択図】 図5
【解決手段】IPv6のリンクローカルアドレスである第1のアドレスをもつ第1のノード装置が、第1のアドレスで通信可能なネットワーク上の第2のノード装置から取得したIPv6アドレスがリンクローカルアドレスである場合には、当該取得したリンクローカルアドレスに含まれる第2のノード装置のインターフェイスIDと、第1のノード装置で利用可能なグローバルアドレスのプレフィックスとを組み合わせて、第2のノード装置のアドレス候補を生成し、宛先をアドレス候補とするICMPv6のNIqueryメッセージを送信し、当該アドレス候補を送信元アドレスとするICMPv6のNIreplyメッセージを受信したときに、当該アドレス候補を第2のノード装置のグローバルアドレスと判定する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、IP(internet protocol)v6の名前解決方法および当該名前解決方法を用いた通信装置に関する。
近年、世界最大のコンピュータネットワーク(インターネット(Internet))の利用が普及しており、インターネットと接続し、公開された情報、サービスを利用したり、逆にインターネットを通してアクセスしてくる外部ユーザに対し、情報、サービスを提供することで、新たなコンピュータビジネスが開拓されている。またインターネット利用に関して、新たな技術開発、展開がなされている。
インターネットでは、各計算機がIPアドレスと呼ばれる識別子をもち、このIPアドレスを元に、パケットの交換が行われる。しかし、IPアドレスはいわば数字であり、人間がそのまま使用するには直感的ではなく簡便性に欠ける。そのため、IPv6アドレスと人間がより扱いやすい形である文字列、すなわち「名前」との変換のメカニズムが使われる。現在インターネットで最も利用されている変換システムにDNS(Domain Name System)がある。DNSはインターネット上でのグローバルな名前解決に用いられるため、DNSで利用される名前FQDN(Fully Qualified Domain Name)はやはりインターネット上で一意でなければならない。
一方、インターネットの普及に伴いすべてのノード機器(端末)がグローバルユニークな名前を持つ必要性は少なくなってきている。また、DNSでは、その性質上名前の公開について、あるノードの名前を特定のメンバにのみ公開するということはできない。よって、あるドメインがどのような名前を持つかはbrute force的に発見することが可能であり、どのような名前をもつノードが存在するかという情報を悪意を持つ第三者が用意に入手することが可能となる。これはプライバシーの漏洩という問題を内包する。さらに、FQDNを利用するためにはそのFQDNを管理するDNSサーバを用意する必要があるが、このサーバの設置場所、管理、登録、運営という課題が発生する。
家庭内のような小さなネットワークにおいては、ネットワーク上にローカルに名前を定めてそれによってノードへのアクセスを行なう技術もいくつかある。しかし、これらの技術は、名前によって指定される通信相手がネットワーク的に近傍にいることが前提となっており、そのネットワークの外部から名前によってアクセスしようとした場合に直接利用することはできない。この場合には外部からの解決を受け持つ専用のサーバが必要であったり、そのためのサーバを発見するためのプロトコルが必要であったり、ユーザの利便性を損なう。
これらの問題を避けるために、例えばあるネットワーク内/管理ドメイン内だけで有効な名前を定めて利用する方法が考えられる。このような場合にはDNSなどを利用せず、各ノードが自律的に名前解決をネットワークを利用して行なうことが考えられる。例えばIPv6ではICMPv6(internet control message protocol v6)を利用して通信しているノードの名前(FQDNやアドレス)をNI(node information)queryを用いて知ることができる(例えば、非特許文献1参照)。
このような手法を利用する場合、一般的にネットワーク上にあるノードの名前を収集して、アドレスとの対応をとるという手法が考えられる。しかしこのような方法を取ると、IPv6ではその名前に対応するアドレスとしてリンクローカルアドレスを取得してしまう可能性がある。
リンクローカルアドレスは、IPv6特有のアドレスで、当該アドレスをもつ端末はルータを介さずに直接通信できる範囲(リンクローカル)だけで通用するアドレスである。このアドレスを完全な情報として扱うにはアドレスの値の他に、パケットをやりとりするインターフェイスを示すscopeid(例えば、イーサネット(R)のインターフェイスや無線LANのインターフェイスなどのうちのどのインターフェイスかを示す番号)が必要となる。しかしscopeidの値の意味は各ノードによって異なるため、リンクローカルアドレスの完全な情報を他のノードに教えることは難しかった。
draft-ieft-ipngwg-icmp-name-lookups-10、[online]、2003年6月26日、IPng Working Group Internet Draft、[平成16年3月10日検索]、インターネット <URL:http://www.waterspriongs.org/pub/id/draft-ieft-ipngwg-icmp-name-lookups-10.txt>
draft-ieft-ipngwg-icmp-name-lookups-10、[online]、2003年6月26日、IPng Working Group Internet Draft、[平成16年3月10日検索]、インターネット <URL:http://www.waterspriongs.org/pub/id/draft-ieft-ipngwg-icmp-name-lookups-10.txt>
このように、従来の名前解決手法では、IPv6ノードが同じリンクローカル内の他のIPv6ノードのグローバルアドレスを容易に取得することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、IPv6のリンクローカル内の各IPv6ノードのグローバルアドレスを容易に取得することができる、名前解決方法および、それを用いた通信装置、プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、少なくともIPv6のリンクローカルアドレスである第1のアドレスをもつ第1のノード装置が、前記第1のアドレスで通信可能なネットワーク上の第2のノード装置から取得したIPv6アドレスが、リンクローカルアドレスとグローバルアドレスのうちのリンクローカルアドレスである場合には、(a)当該取得したリンクローカルアドレスに含まれる第2のノード装置のインターフェイスIDと、第1のノード装置で利用可能なグローバルアドレスのプレフィックスとを組み合わせて、第2のノード装置のアドレス候補を生成し、(b)宛先をアドレス候補とするICMPv6のNIqueryメッセージを送信し、(c)当該アドレス候補を送信元アドレスとするICMPv6のNIreplyメッセージを受信したときに、当該アドレス候補を第2のノード装置のグローバルアドレスと判定する。
また、本発明は、少なくともIPv6のリンクローカルアドレスである第1のアドレスをもつ第1のノード装置が、前記第1のアドレスで通信可能なネットワーク上の第2のノード装置から取得したIPv6アドレスが、リンクローカルアドレスとグローバルアドレスのうちのリンクローカルアドレスである場合には、(a)第2のノード装置のグローバルアドレスを得るために、宛先を当該取得したリンクローカルアドレスとするICMPv6のNIqueryメッセージを送信し、(b)第2のノード装置のリンクローカルアドレスを送信元アドレスとするIMCPv6のNIreplyメッセージを受信することにより、当該NIreplyメッセージに含まれる第2のノード装置のグローバルアドレスを取得する。
本発明によれば、IPv6のリンクローカル内の各IPv6ノードのグローバルアドレスを容易に取得することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の名前解決方法を用いたIPv6ノード(通信装置)の要部の構成例を示したもので、アドレス要求部1とアドレス応答部2とアドレス判断部3とアドレス変換部4と送受信部5と記憶部6からなる。ここで、IPv6ノードとは、IPv6を用いて通信を行う通信装置である。
アドレス要求部1は、同一ネットワーク内の他のIPv6ノードに名前(例えば、ホスト名、ドメイン名、FQDM)やアドレスを尋ねる(要求する)ためのICMPv6の要求メッセージ(NIquery)を生成する。
アドレス応答部2は、他のIPv6ノードから送信された上記NIqueryに対するIMCPv6の応答メッセージ(NIreply)を生成する。
アドレス判断部3は、他のIPv6ノードから送信された上記NIreplyにより、当該他のIPv6ノードのグローバルアドレスが得られたか、リンクローカルアドレスが得られたのかをチェックする。グローバルアドレスが得られたときには、当該他のIPv6ノードの名前とともに当該グローバルアドレスを記憶部6に記憶する。一方、リンクローカルアドレスが得られたときには、当該他のIPv6ノードのグローバルアドレスを取得すべく、アドレス変換部4を起動する。
アドレス変換部4は、当該他のIPv6ノードのリンクローカルアドレスを基に、当該他のIPv6ノードのグローバルアドレスを得るための処理動作を行う。
記憶部6には、自装置の名前(ホスト名、ドメイン名、FQDM)やIPv6アドレス(ローカルアドレスのプレフィックス、グローバルアドレスのプレフィックス、scopeid、インターフェイスID)や、他のIPv6ノードの名前(ホスト名/FQDM)、IPv6アドレス(ローカルアドレスのプレフィックス、グローバルアドレスのプレフィックス、scopeid、インターフェイスID)を記憶する。
送受信部5は、アドレス要求部1やアドレス変換部4で生成されたNIqueryなどのメッセージを送信し、他のIPv6ノードからから送信されたNIreplyなどのメッセージを受信して、上記各構成部1〜4へ渡す。
図1に示した構成によれば、IPv6ノードにアドレス判断部3とアドレス変換部4を追加することで、NIqueryにより得られた他のIPv6ノードのリンクローカルアドレスを基に、当該当該他のIPv6ノードのグローバルアドレスを得ることができるのである。
次に、図2を参照して、図1に示し構成をもつIPv6ノードの処理動作について説明する。
図2において、IPv6ノードである端末A、B、Cは、例えばイーサネット(R)などのデータリンク層のプロトコルで通信するローカルネットワーク(LAN)50に接続して互いに通信可能であるとする。少なくとも端末A、B、Cは同じリンクローカル内にあるものとする。
IPv6ノードである端末Dは、端末A、B、Cの接続されているLAN50とは異なるネットワークに接続され(端末Dは、端末A、B、Cとは異なるリンクローカルに存在する)、ルータを介して端末A、B、Cのうちのいずれかと通信可能であるとする。
端末AのFQDNを「nodeA」、端末BのFQDNを「nodeB」、端末CのFQDNを「nodeC」、端末DのFQDNを「nodeD」とする。
また、当該リンクローカル上で用いられるリンクローカルアドレスのプレフィックス(prefix)が「L」、グローバルアドレスのプレフィックスが「P1」、「P2」、「P3」であるとする。
端末Aはscopeid「Sa」、インターフェイスID「a」をもち、端末Bはscopeid「Sb1」、インターフェイスID「b」をもち、端末Cはscopeid「Sc」、インターフェイスID「c」をもつ。なお、端末Bは、LAN50とは異なるインターフェイスを通じて通信するためのscopeid「Sb2」をもつものとする。
端末Cは何らかの理由でグローバルアドレスのプレフィックス「P1」を利用していなかったとする。同様に端末Aは何らかの理由でグローバルアドレスのプレフィックス「P3」を利用していないものとする。
従って、端末Aはリンクローカルアドレス「L::a」、グローバルアドレス「P1::a」及び「P2::a」を利用し、端末Bはリンクローカルアドレス「L::b」、グローバルアドレス「P1::b」、「P2::b」及び「P2::b」を利用し、端末Cは、リンクローカルアドレス「L::c」、グローバルアドレス「P2::c」及び「P2::c」を利用している。
端末Aが、同じネットワーク(リンクローカル)上の各端末から、各端末のもつ名前を取得するには、例えばNIqueryをリンクローカル内でマルチキャストする。このときのNIqueryのソースアドレス(送信元アドレスsrc)はリンクローカルアドレスであると、各端末は、各端末のローカルリンクアドレスをソースアドレスとするNIreplyを返してくる。
このとき、端末Aが知りうる情報は、図3に示すように、端末B及び端末Cのそれぞれの名前とリンクローカルアドレスである。
この得られたリンクローカルアドレスは、端末Aでしか意味を持たない。例えば、端末Dが端末Cと通信したい場合には、端末Cのアドレスを知る必要があるが、「nodeC」という名前はグローバルな名前でないとすると(例えば、DNS(domain name system)に登録されていない場合)、ローカルな名前解決が必要となる。一方で、端末Dは、端末A〜Cとは異なるリンクローカル内に存在するので、同一のリンクローカルにいることを仮定した名前解決方式を利用することは出来ない。そのため、例えば端末Dは、端末Cが存在するリンクローカル内の端末(例えば、端末A)に、端末Cのアドレスを聞くという手法が考えられる。
しかし、この例では、端末Aが知っているのは端末Cのリンクローカルアドレスであるので、端末A、Cとは異なるリンクローカルにいる端末Dは、このアドレスを知っても無意味である。
また、例えば、端末Bがこのようなリンクローカル内での名前解決メカニズムを持っていない、あるいは端末Aがリンクローカル内での名前を格納するような場合などには、端末Bは端末Aに「nodeC」のアドレスを問い合わせるという場合が考えられる。このような場合でも、scopeidが端末Aと端末Bでは異なるので問題である。すなわち、「Sa」というscopeidは端末Bには意味がなく、端末Cが「Sb1」に対応するインターフェイス側に存在するのかそれとも「Sb2」に対応するインターフェイス側に存在するのかはこのアドレス情報からだけではわからないである。
そのため、本実施形態では、端末Aは、リンクローカルアドレスを入手した場合には、これをグローバルアドレスに変換する。
ここでは、少なくとも端末Aが図1に示す構成を有する。他の端末には、図1に示す構成部1〜6のうちアドレス判断部3及びアドレス変換部4がなくともよい。
次に、図4、図5を参照して、端末Aにおける名前解決処理動作について説明する。本実施形態にかかる名前解決手法は、リンクローカルアドレスが得られたときには、それをグローバルアドレスへ変換する(グローバルアドレスを取得する)ようになっている。
まず、図4を参照して、第1の名前解決方法を用いた端末Aの処理動作について説明する。第1の名前解決方法では、ある端末のリンクローカルアドレスを入手した場合、当該端末からアドレスを問い合わせるための(ICMPで定義されている)NIqueryを用いる、というものである。まず、端末Aが同じリンクローカル内の各端末から、それぞれの名前を問い合わせる動作から説明する。
端末Aのアドレス要求部1は、同じリンクローカル内の各端末の名前を問い合わせるためのNIqueryを生成する。このとき生成されるNIqueryの「Qtype」というエリアには名前を要求するクエリであることを示す情報「FQDN」が記述され、ソースアドレス(src)は端末Aのリンクローカルアドレス「L::a」、宛先(dst)は「multicast」である。アドレス要求部1で生成されたNIqueryは送受信部5から、リンクローカル内にマルチキャストされる(ステップS1)。
端末Aと同じリンクローカルに存在する端末B、Cの送受信部5は、当該NIqueryを受信すると、アドレス応答部2は、それぞれの名前を通知するための(ICMPで定義されている)NIreplyを生成する。例えば、端末Cのアドレス応答部2で生成されるNIreplyの「Data」というエリアには、(NIqueryで要求された)端末Cの名前が記述され、ソースアドレス(src)は端末Cのリンクローカルアドレス「L::c」、宛先(dst)は「L::a」である。端末B、Cのアドレス応答部21で生成されたNIreplyは送受信部5から端末Aへ送信される(ステップS2)。
以上は従来のIMCPv6の名前解決手法と同様である。
以下、端末Cと端末Aとの間についてのみ説明するが、端末Bと端末Aとの間も同様である。
端末Aの送受信部5は端末Cから送信されたNIreplyを受信すると、アドレス判断部3は、当該NIreplyのソースアドレスが記述されているエリアを調べ、当該エリア内のアドレスがリンクローカルアドレスかグローバルアドレスかを判断する(ステップS3)。例えば、ソースアドレスのプレフィックスが「L」であるときには、リンクローカルアドレスと判断し、「P1」「P2」「P3」のいずれかであるときにはグローバルアドレスと判断する。
ソースアドレスがグローバルアドレスの場合には、アドレス判断部3は、端末CからのNIreplyに含まれていた当該端末の名前と当該名前に対応するグローバルアドレスとを記憶部6に記憶して、動作を終了する。一方、ソースアドレスがリンクローカルアドレスの場合には、アドレス判断部3は、アドレス変換部4を起動する。
アドレス変換部4は、先のステップS1〜ステップS2の処理により、端末Cが「L::c」というローカルアドレスをもっていることがわかったので、端末Cのグローバルアドレスを問い合わせるためのNIqueryを生成する。このとき生成されるNIqueryの「Qtype」というエリアにはアドレスを要求するクエリであることを示す情報「address」が記述され、ソースアドレス(src)は端末Aのリンクローカルアドレス「L::a」、宛先(dst)は端末Cのリンクローカルアドレス「L::c」である。アドレス変換部4で生成されたNIqueryは送受信部5から端末Cへ送信される(ステップS4)。
端末Cの送受信部5は、当該NIqueryを受信すると、アドレス応答部2は、端末Cのアドレスを通知するための(ICMPで定義されている)NIreplyを生成する。例えば、端末Cのアドレス応答部2で生成されるNIreplyの「Data」というエリアには、(NIqueryで要求された)端末Cのアドレス「P2::c」及び「P3::c」が記述され、当該NIreplyのソースアドレス(src)は端末Cのリンクローカルアドレス「L::c」、宛先(dst)は「L::a」である。端末Cのアドレス応答部21で生成されたNIreplyは送受信部5から端末Aへ送信される(ステップS5)。
端末Aの送受信部5は端末Cから送信されたNIreplyを受信すると、アドレス変換部4は、当該NIreplyの「Data」エリアに含まれているアドレス「P2::c」、「P3::c」を得る。今回通知されたアドレスはそのプレフィックスが「P2」「P3」であることからグローバルアドレスであることが明らかである。また、当該NIreplyのソースアドレスは端末Cのリンクローカルアドレスであることから、端末Cのグローバルアドレスは「P2」「P3」であると判定する。アドレス変換部4は、今回得られた端末Cのグローバルアドレスを、先のステップS1〜ステップS2で得られた(端末CからのNIreplyに含まれていた)端末Cの名前ととともに記憶部6に記憶して、動作を終了する(ステップS6)。
上記第1の名前解決方法では、各端末が当該端末が持つグローバルアドレスを開示する場合にのみ可能である。例えば、グローバルアドレスを得たい端末Cがセキュリティ上の理由などでアドレスの開示を行なわない場合には、上記第1の名前解決方法は利用できない。あるいは、端末Cが単純にアドレスを開示するプロトコルを実装していない場合にも同様に利用できない。
そこで、次に、このような場合においても端末Cからグローバルアドレスを得ることのできる第2の名前解決方法について説明する。
端末Aのアドレス変換部4では、まずこのリンクローカルで利用可能なグローバルアドレスのプレフィックスと、端末Cのリンクローカルアドレスの下位64bitのインターフェイスIDとを組み合わせて、アドレスを生成する。そして、名前の回収に利用したプロトコルを用いて、生成したアドレスを宛先(dst)として名前を再度問い合わせる。
端末Cが当該生成されたアドレスをもつ場合には、端末Cの名前「nodeC」を通知するためのメッセージ(NIreply)を返してくるはずである。端末Aのアドレス変換部4は、送信元アドレスが当該生成されたアドレスであり、しかも、端末Cの名前「nodeC」を含むNIreplyを受信したときに、生成されたアドレスが端末Cのグローバルアドレスと判定し、記憶部6に記憶する。
この時、端末Aは、プレフィックス「P3」は利用していないが、このプレフィックス「P3」と端末CのインターフェイスIDとを組合せて生成されたアドレスを宛先とする問合せを行うようにしてもよい。
例えば端末Aは、プレフィックス「P3」を利用していないが、仮にRouter Advertisement(RA)などで、このリンクローカル上でプレフィックス「P3」は(他のだれかが)利用可能であるということを知ることができた場合、これを記憶して組み合わせの試行に利用してもよい。
端末Cのアドレス応答部2がNIqueryに対しFQDN応答しか行わない場合には図5に示すような処理動作となる。なお、図5において、図4と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。すなわち、図5のステップS1からステップS3の処理動作は図4と同様であり、それ以降が異なる。
ステップS3において、ソースアドレスがリンクローカルアドレスである場合には、アドレス判断部3は、アドレス変換部4を起動する。
アドレス変換部4は、先のステップS1〜ステップS2の処理により、端末Cが「L::c」というローカルアドレスをもっていることがわかったので、現在端末Aがリンクローカル内で利用可能なグローバルアドレスのプレフィックス「P1」「P2」「P3」と端末CのインターフェイスID「c」とを組み合わせて、端末Cのアドレス候補を生成する(ステップS11)。例えば、ここでは、「P1::c」、「P2::c」、「P3::c」が生成される。
アドレス変換部4は、これらのうちの1つ、例えば「P1::c」を宛先とした、端末Cに名前を問い合わせるためのNIqueryを生成する。このとき生成されるNIqueryの「Qtype」というエリアには名前を要求するクエリであることを示す情報「FQDN」が記述され、ソースアドレス(src)は端末Aのリンクローカルアドレス「L::a」、宛先(dst)は生成されたアドレス候補のうちの1つ「P1::c」である。アドレス変換部4で生成されたNIqueryは送受信部5から端末Cへ送信される(ステップS12)。
この場合、端末Cは「P1::c」というアドレスを利用していないので応答しない。すなわち、端末CからはNIreplyは返ってこない。
端末AはNIquery送信後、予め定められた時間内にNIreplyを受信しないときには(タイムアウトしたときには)、ステップS11で生成したアドレス候補のうちの他の1つ、例えば「P1::c」を宛先とした、端末Cに名前を問い合わせるためのNIqueryを生成する。このとき生成されるNIqueryの「Qtype」というエリアには名前を要求するクエリであることを示す情報「FQDN」が記述され、ソースアドレス(src)は端末Aのリンクローカルアドレス「L::a」、宛先(dst)は生成されたアドレス「P2::c」である。アドレス変換部4で生成されたNIqueryは送受信部5から端末Cへ送信される(ステップS13)。
端末Cの送受信部5は、当該NIqueryを受信すると、アドレス応答部2は、当該NIqueryの宛先が端末Cが利用するグローバルアドレス「P2::c」であるので、当該NIqueryに応答し、端末Cの名前「nodeC」を通知するための(ICMPで定義されている)NIreplyを生成する。端末Cのアドレス応答部2で生成されるNIreplyの「Data」というエリアには、(NIqueryで要求された)端末Cの名前「nodeC」が記述され、当該NIreplyのソースアドレス(src)は端末Cのグローバルアドレス「P2::c」、宛先(dst)は「L::a」である。端末Cのアドレス応答部21で生成されたNIreplyは送受信部5から端末Aへ送信される(ステップS14)。
端末Aの送受信部5は、端末Aのローカルアドレスを宛先とするNIreplyを受信すると、アドレス変換部4は、NIreplyの「Data」エリアに含まれている名前が「nodeC」であることから、当該NIreplyは端末Cからのものであることがわかる。そして、当該NIreplyのソースアドレスを調べ、それが「P2::c」という、ステップS11で生成したアドレスのうちの1つであるグローバルアドレスであることから、端末Cは、「P2::c」をグローバルアドレスとしてもつことを認識する。すなわち、端末Cのグローバルアドレスは「P2::c」であると判定する(ステップS15)。
アドレス変換部4は、今回得られた端末Cのグローバルアドレスを、先のステップS1〜ステップS2で得られた(端末CからのNIreplyに含まれていた)端末Cの名前ととともに記憶部6に記憶する。
端末Aのアドレス変換部4は、ステップS11で生成した3つのアドレス候補のうちの残りの1つ「P3::c」についても上記ステップS13と同様に試行する。
すなわち、「P3::c」を宛先とした、端末Cに名前を問い合わせるためのNIqueryを生成する。このとき生成されるNIqueryの「Qtype」というエリアには名前を要求するクエリであることを示す情報「FQDN」が記述され、ソースアドレス(src)は端末Aのリンクローカルアドレス「L::a」、宛先(dst)は生成されたアドレス「P3::c」である。アドレス変換部4で生成されたNIqueryは送受信部5から端末Cへ送信される(ステップS16)。
端末Cの送受信部5は、当該NIqueryを受信すると、アドレス応答部2は、当該NIqueryの宛先が端末Cが利用するグローバルアドレス「P3::c」であるので、当該NIqueryに応答し、端末Cの名前「nodeC」を通知するための(ICMPで定義されている)NIreplyを生成する。端末Cのアドレス応答部2で生成されるNIreplyの「Data」というエリアには、(NIqueryで要求された)端末Cの名前「nodeC」が記述され、当該NIreplyのソースアドレス(src)は端末Cのグローバルアドレス「P3::c」、宛先(dst)は「L::a」である。端末Cのアドレス応答部21で生成されたNIreplyは送受信部5から端末Aへ送信される(ステップS17)。
端末Aの送受信部5は、端末Aのローカルアドレスを宛先とするNIreplyを受信すると、アドレス変換部4は、NIreplyの「Data」エリアに含まれている名前が「nodeC」であることから、当該NIreplyは端末Cからのものであることがわかる。そして、当該NIreplyのソースアドレスを調べ、それが「P3::c」という、ステップS11で生成したアドレス候補のうちの1つであるグローバルアドレスであることから、端末Cは、「P3::c」をグローバルアドレスとしてもつことを認識する(ステップS18)。
アドレス変換部4は、今回得られた端末Cのグローバルアドレスを、先のステップS1〜ステップS2で得られた(端末CからのNIreplyに含まれていた)端末Cの名前ととともに記憶部6に記憶する。
端末Aのアドレス変換部4は、ステップS11で生成した全てのアドレスについての試行を終了したので動作を終了する。
この結果、端末Cの名前「nodeC」に対応するIPv6アドレスとして、「P2::c」及び「P3::c」が取得され、記憶部6には、端末Cの名前「nodeC」とともに、当該端末Cのグローバルアドレス「P2::c」及び「P3::c」が記憶されたことになる。
なお、アドレス変換部4は、端末Cのグローバルアドレスが1つ得られた時点で(未試行のアドレスがあっても)、そこで動作を終了してもよい。すなわち、図5のステップS15で端末Cのグローバルアドレス「P2::c」が得られた時点で、動作を終了してもよい。
また、図5のステップS11では、アドレス候補を一括して生成していたが、この場合に限らず、ステップS12、ステップS13、ステップS16の前段にアドレス候補を1つ生成するステップをそれぞれ設け、アドレス候補を1つ生成するた度にそれを宛先とするNIqueryメッセージを送信するようにしてもよい。
以上説明したように、上記実施形態によれば、端末Aは端末Cの名前「nodeC」に対応するIPv6アドレスを取得しようとしたときに、端末Cのリンクローカルアドレスを取得した場合には、端末Cのグローバルアドレスを得るために、宛先を端末CのリンクローカルアドレスとするICMPv6のNIqueryメッセージを送信する。そして、端末Cのリンクローカルアドレスを送信元アドレスとするIMCPv6のNIreplyメッセージを受信することにより、当該NIreplyメッセージに含まれる端末Cのグローバルアドレスを取得する。
また、端末Aは端末Cの名前「nodeC」に対応するIPv6アドレスを取得しようとしたときに、端末Cのリンクローカルアドレスを取得した場合には、当該リンクローカルアドレスに含まれる端末CのインターフェイスIDと、端末Aで利用可能なグローバルアドレスのプレフィックスとを組み合わせて、端末Cのアドレス候補を生成し、宛先を当該アドレス候補とするICMPv6のNIqueryメッセージを送信する。そして、当該アドレス候補を送信元アドレスとするICMPv6のNIreplyメッセージを受信したときに、当該アドレス候補を端末Cのグローバルアドレスと判定する。
このように、上記実施形態によれば、IPv6のリンクローカル内の各IPv6ノードのグローバルアドレスを容易に取得することができる。
1…アドレス要求部、2…アドレス応答部、3…アドレス判断部、4…アドレス変換部、5…送受信部、6…記憶部。
Claims (8)
- 少なくともIPv6のリンクローカルアドレスである第1のアドレスをもつ通信装置であって、
前記第1のアドレスで通信可能なネットワーク上のノード装置の名前に対応するIPv6アドレスを取得する第1の取得手段と、
前記取得手段で取得したIPv6アドレスがリンクローカルアドレスとグローバルアドレスのうちのリンクローカルアドレスである場合に、前記ノード装置のグローバルアドレスを取得する第2の取得手段と、
を具備し、
前記第2の取得手段は、
前記第1の取得手段で取得したリンクローカルアドレスに含まれる前記ノード装置のインターフェイスIDと、前記通信装置で利用可能なグローバルアドレスのプレフィックスとを組み合わせて、前記ノード装置のアドレス候補を生成する手段と、
宛先を前記アドレス候補とするICMPv6(internet control message protocol v6)のNI(node information)queryメッセージを送信する送信手段と、
前記アドレス候補を送信元アドレスとするICMPv6のNIreplyメッセージを受信したときに、当該アドレス候補を前記ノード装置のグローバルアドレスと判定する判定手段と、
を具備したことを特徴とする通信装置。 - 前記送信手段は、前記ノード装置の名前を問い合わせるためのNIqueryメッセージを送信し、
前記判定手段は、
前記ノード装置の名前を含み、かつ送信元アドレスが前記アドレス候補である前記NIreplyメッセージを受信したときに、当該アドレス候補を前記ノード装置のグローバルアドレスと判定することを特徴とする請求項1記載の通信装置。 - 少なくともIPv6のリンクローカルアドレスである第1のアドレスをもつ通信装置であって、
前記第1のアドレスで通信可能なネットワーク上のノード装置の名前に対応するIPv6アドレスを取得する第1の取得手段と、
前記取得手段で取得したIPv6アドレスがリンクローカルアドレスとグローバルアドレスのうちのリンクローカルアドレスである場合に、前記ノード装置のグローバルアドレスを取得する第2の取得手段と、
を具備し、
前記第2の取得手段は、
前記ノード装置のグローバルアドレスを得るために、宛先を前記第1の取得手段で取得したリンクローカルアドレスとするICMPv6(internet control message protocol v6)のNI(node information)queryメッセージを送信する送信手段と、
前記ノード装置のリンクローカルアドレスを送信元アドレスとするIMCPv6のNIreplyメッセージを受信することにより、前記NIreplyメッセージに含まれる前記ノード装置のグローバルアドレスを取得することを特徴とする通信装置。 - 少なくともIPv6のリンクローカルアドレスである第1のアドレスをもつ第1のノード装置が前記第1のアドレスで通信可能なネットワーク上の第2のノード装置の名前に対応するIPv6アドレスを取得するための名前解決方法であって、
前記第2のノード装置の名前に対応するIPv6アドレスを取得する第1のステップと、
前記第1のステップで取得したIPv6アドレスがリンクローカルアドレスとグローバルアドレスのうちのリンクローカルアドレスである場合に、前記第2のノード装置のグローバルアドレスを取得する第2のステップと、
を有し、
前記第2のステップは、
前記第1のステップで取得したリンクローカルアドレスに含まれる前記第2のノード装置のインターフェイスIDと、前記第1のノード装置で利用可能なグローバルアドレスのプレフィックスとを組み合わせて、前記第2のノード装置のアドレス候補を生成する第3のステップと、
宛先を前記アドレス候補とするICMPv6(internet control message protocol v6)のNI(node information)queryメッセージを送信する第4のステップと、
前記アドレス候補を送信元アドレスとするICMPv6のNIreplyメッセージを受信したときに、当該アドレス候補を前記第2のノード装置のグローバルアドレスと判定する第5のステップと、
を有することを特徴とする名前解決方法。 - 前記第4のステップは、前記第2のノード装置の名前を問い合わせるためのNIqueryメッセージを送信し、
前記第5のステップは、
前記第2のノード装置の名前を含み、かつ送信元アドレスが前記アドレス候補である前記NIreplyメッセージを受信したときに、当該アドレス候補を前記第2のノード装置のグローバルアドレスと判定することを特徴とする請求項4記載の名前解決方法。 - 少なくともIPv6のリンクローカルアドレスである第1のアドレスをもつ第1のノード装置が前記第1のアドレスで通信可能なネットワーク上の第2のノード装置の名前に対応するIPv6アドレスを取得するための名前解決方法であって、
前記第2のノード装置の名前に対応するIPv6アドレスを取得する第1のステップと、
前記第1のステップで取得したIPv6アドレスがリンクローカルアドレスとグローバルアドレスのうちのリンクローカルアドレスである場合に、前記第2のノード装置のグローバルアドレスを取得する第2のステップと、
を有し、
前記第2のステップは、
前記第2のノード装置のグローバルアドレスを得るために、宛先を前記第1のステップで取得したリンクローカルアドレスとするICMPv6のNIqueryメッセージを送信する第3のステップと、
前記第2のノード装置のリンクローカルアドレスを送信元アドレスとするIMCPv6のNIreplyメッセージを受信することにより、前記NIreplyメッセージに含まれる前記第2のノード装置のグローバルアドレスを取得することを特徴とする名前解決方法。 - 少なくともIPv6のリンクローカルアドレスである第1のアドレスをもつ第1のノード装置が前記第1のアドレスで通信可能なネットワーク上の第2のノード装置の名前に対応するIPv6アドレスを取得するためのプログラムであって、
前記第2のノード装置の名前に対応するIPv6アドレスを取得する第1のステップと、
前記第1のステップで取得したIPv6アドレスがリンクローカルアドレスとグローバルアドレスのうちのリンクローカルアドレスである場合に、前記第2のノード装置のグローバルアドレスを取得する第2のステップと、
を有し、
前記第2のステップは、
前記第1のステップで取得したリンクローカルアドレスに含まれる前記第2のノード装置のインターフェイスIDと、前記第1のノード装置で利用可能なグローバルアドレスのプレフィックスとを組み合わせて、前記第2のノード装置のアドレス候補を生成する第3のステップと、
宛先を前記アドレス候補とするICMPv6(internet control message protocol v6)のNI(node information)queryメッセージを送信する第4のステップと、
前記アドレス候補を送信元アドレスとするICMPv6のNIreplyメッセージを受信したときに、当該アドレス候補を前記第2のノード装置のグローバルアドレスと判定する第5のステップと、
を有することを特徴とするプログラム。 - 前記第4のステップは、前記第2のノード装置の名前を問い合わせるためのNIqueryメッセージを送信し、
前記第5のステップは、
前記第2のノード装置の名前を含み、かつ送信元アドレスが前記アドレス候補である前記NIreplyメッセージを受信したときに、当該アドレス候補を前記第2のノード装置のグローバルアドレスと判定することを特徴とする請求項7記載のプログラム。
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