JP2005292317A - ミキシング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
操作部の操作に習熟していないDJでも、オーディオ信号から検出した拍に合わせて、記憶部に記憶させた操作部の操作指示を再現することができるミキシング装置を提供する。
【解決手段】
オーディオ信号を入力する入力部と、入力部から入力されるオーディオ信号を選択する選択スイッチ部と、選択部により選択されたオーディオ信号に切り換える切換部と、オーディオ信号の拍を検出する拍検出部と、選択部によりオーディオ信号を選択する操作手順を記憶する操作手順記憶部と、拍検出部が検出した拍に合わせて、操作手順記憶部に記憶された選択部の操作手順で切換部によるオーディオ信号の切り換えを制御する制御部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力される複数のオーディオ信号を選択し、選択したオーディオ信号に音響効果処理を施してオーディオ信号を出力するミキシング装置に関する。
従来のミキシング装置は、オーディオ信号を入力する複数の入力端子を備えている。一般に、第n番目の入力端子に入力されたオーディオ信号は、第nチャンネルのオーディオ信号と呼ばれる。ミキシング装置の操作部には、複数の入力端子から入力されるオーディオ信号を選択する操作をする複数の選択スイッチ、入力端子から入力されたオーディオ信号をサンプリングデータとして記憶部に記憶させる操作及び記憶部に記憶させたサンプリングデータを出力させる操作をする複数のサンプラーボタンを備えている。
ミキシング装置を操作するDJ(Disc Jockey)は、上述した選択スイッチを用いて入力されたオーディオ信号から効果音を生成する操作を行うことができる。例えば、第1番目の入力端子には、第1チャンネル(以下ch1という。)のオーディオ信号が入力され、第2番目の入力端子には第2チャンネル(以下ch2という。)のオーディオ信号が入力されていないものとする。DJは、選択スイッチを用いて交互にch1とch2を選択する操作を素早く繰り返し行う。DJがch1を選択する操作をすると、ch1のオーディオ信号がミキシング装置から出力される。DJがch1からch2を選択する操作をすると、ミキシング装置からオーディオ信号が出力されない(無音)。このため、DJが選択スイッチによりch1とch2を選択する操作を素早く繰り返し行うことにより、オーディオ信号と無音が交互に出力され、効果音を生成することができる。
また、DJは、上述したサンプラーボタンを用いて楽曲のベースとなるリズムを生成する操作を行うことができる。例えば、サンプリングデータ1及びサンプリングデータ2として既にオーディオ信号が記憶されているものとし、これらのデータは共に音圧レベルの高いドラム音の音がミキシング装置に備えられた記憶部に記憶されているものとする。DJは、2つのサンプラーボタン(サンプラーボタン1及びサンプラーボタン2)を用いて交互にサンプリングデータ1のオーディオ信号とサンプリングデータ2のオーディオ信号を出力させる操作を繰り返し行う。DJがサンプラーボタン1を押すと、ミキシング装置からサンプリングデータ1のオーディオ信号が出力される。DJがサンプラーボタン2を押すと、ミキシング装置からサンプリングデータ2のオーディオ信号が出力される。このため、DJが交互にサンプラーボタン1及びサンプラーボタン2を押圧する操作を繰り返し行うと、サンプリングデータ1のオーディオ信号(ドラム音1)とサンプリングデータ2のオーディオ信号(ドラム音2)が交互に出力され、楽曲のベースとなるリズムを生成することができる。
また、従来のミキシング装置には、どのチャンネルのオーディオ信号に対して、どの操作子が操作されたかを示す情報と、その操作が行われたときのオーディオ信号の経過時間を示す情報とを再現用情報として記憶し、この再現用情報に従って自動的に操作子を操作する自動再現機能を備えた装置がある(例えば、特許文献1参照。)
特開平7−202603号公報
上述したように、DJは、選択スイッチを用いて効果音を生成するために、選択スイッチの操作を素早く繰り返す場合がある。このとき、DJは、オーディオ信号を聴取しながら、一定の間隔で発生する拍に合わせて選択スイッチを操作することにより、一定のリズムで効果音を生成しミキシング装置から出力させることができる。また、DJは、サンプラーボタンを用いて楽曲のベースとなるリズムを生成するために、サンプラーボタン1及びサンプラーボタン2を交互に繰り返し押圧する操作を行う場合がある。このとき、DJは、選択スイッチにより選択したオーディオ信号を聴取しながら、拍に合わせて、サンプラーボタン1及びサンプラーボタン2を交互に押圧する操作を繰り返すことにより、サンプリングデータから生成したリズム音が合成されたオーディオ信号をミキシング装置から出力させることができる。
特許文献1に開示されたような自動再現機能を備えたミキシング装置において、選択スイッチやサンプラーボタン1及びサンプラーボタン2の操作を示す情報と、それらの操作が行われたときのオーディオ信号の経過時間を示す情報とを再現用情報として記憶しておくことにより、DJは、拍に合わせて選択スイッチやサンプラーボタン1及びサンプラーボタン2を素早く繰り返す操作を何回も行う必要がなくなる。
しかしながら、DJは、再現用情報を記憶するために、選択スイッチやサンプラーボタン1及びサンプラーボタン2を拍に合わせて素早く繰り返す操作をし続けなければならない。このため、DJは、拍に合わせて選択スイッチやサンプラーボタン1及びサンプラーボタン2を操作するので、正確なリズム感覚を有する必要がある。また、DJは、拍に合わせて選択スイッチやサンプラーボタン1及びサンプラーボタン2の繰り返し操作を習熟しておく必要がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、拍に合わせて操作子を押圧する操作をすることなく、操作子の操作を習熟していないDJでも、オーディオ信号から検出した拍に合わせて、記憶部に記憶させた操作子の操作を再現することができるミキシング装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本願の請求項1記載の発明は、複数のオーディオ信号を入力する入力部と、前記入力部から入力されたオーディオ信号に音響効果処理を施す音響効果処理部と、前記音響効果処理部により音響効果処理が施されたオーディオ信号を出力する出力部とを備えたミキシング装置において、前記入力部から入力されるオーディオ信号を選択する選択部と、前記音響効果処理部に入力するオーディオ信号を前記選択部により選択されたオーディオ信号に切り換える切換部と、前記選択部により選択されたオーディオ信号の拍を検出する拍検出部と、前記選択部によりオーディオ信号を選択する操作手順を示す情報を記憶する操作手順記憶部と、前記拍検出部が検出した拍に合わせて、前記操作手順記憶部に記憶された前記選択部の操作手順を示す情報に従って前記切換部によるオーディオ信号の切り換えを制御する制御部とを備えることを特徴とする。
また、本願の請求項2記載の発明は、複数のオーディオ信号を入力する入力部と、前記入力部から入力されたオーディオ信号に音響効果処理を施す音響効果処理部と、前記音響効果処理部により音響効果処理が施されたオーディオ信号を出力する出力部とを備えたミキシング装置において、前記入力部から入力されるオーディオ信号を選択する選択部と、前記選択部により選択されたオーディオ信号の拍を検出する拍検出部と、オーディオ信号を記憶する複数の記憶領域を有するオーディオデータ記憶部と、前記オーディオデータ記憶部の複数の記憶領域に記憶されたオーディオ信号を指定する指定部と、前記指定部により前記記憶部の記憶領域に記憶されたオーディオ信号を指定する操作手順を示す情報を記憶する操作手順記憶部と、前記拍検出部が検出した拍に合わせて、前記操作手順記憶部に記憶された前記指定部の操作手順を示す情報に従って前記オーディオデータ記憶部の複数の記憶領域に記憶されたオーディオ信号を読み出す制御をする制御部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、拍に合わせて操作子を押圧する操作をすることなく、操作子の操作を習熟していないDJでも、オーディオ信号から検出した拍に合わせて、記憶部に記憶させた操作子の操作を再現することができるミキシング装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるミキシング装置の構成を示すブロック図である。図1において、1は入力部、1aはch1のオーディオ信号が入力される入力端子、1bはch2のオーディオ信号が入力される入力端子、1cはch3のオーディオ信号が入力される入力端子、1dはch4のオーディオ信号が入力される入力端子、1eはch5のオーディオ信号が入力される入力端子、1fはch6のオーディオ信号が入力される入力端子、2は切換部、3はADC(Analog to Digital Converter)、4は音響効果処理部、4aはオーディオデータ記憶部、5はDAC(Digital to Analog Converter)、6は出力端子、7は拍検出部、8は制御部、8aは操作手順記憶部、9は操作部を示す。
図2は、本発明の一実施例であるミキシング装置の操作部9を示す図である。図2において、10aはch1のオーディオ信号又はch2のオーディオ信号を選択する選択スイッチ、10bはch3のオーディオ信号又はch4のオーディオ信号を選択する選択スイッチ、10cはch5のオーディオ信号又はch6のオーディオ信号を選択する選択スイッチ、11は表示部、12はデジタルオーディオデータをサンプリングデータ1としてオーディオデータ記憶部4aに記憶させる操作及びオーディオデータ記憶部4aに記憶したサンプリングデータ1を出力させる操作をするサンプラーボタン、13はデジタルオーディオデータをサンプリングデータ2としてオーディオデータ記憶部4aに記憶させる操作及びオーディオデータ記憶部4aに記憶したサンプリングデータ2を出力させる操作をするサンプラーボタン、14は選択スイッチ10a〜選択スイッチ10c若しくはサンプラーボタン12及びサンプラーボタン13が操作された操作手順を示す情報を操作手順記憶部8aに記憶させるための操作記憶ボタン、15は操作手順記憶部8aに記憶された操作手順を示す情報に従った操作手順の再現を開始させる再現開始ボタン、16は操作手順記憶部8aに記憶された操作手順を再現させる回数を設定する再現回数設定ノブ、17aは選択スイッチ10aにより選択されたオーディオ信号の出力レベルを調節するchフェーダ、17bは選択スイッチ10bにより選択されたオーディオ信号の出力レベルを調節するchフェーダ、17cは選択スイッチ10cにより選択されたオーディオ信号の出力レベルを調節するchフェーダ、18は拍に合わせて操作手順記憶部8aに記憶された情報に従った操作手順を再現させるための拍数を設定する拍数設定ノブを示す。
図1に示す入力部1は、6個の入力端子1a〜入力端子1fを備えている。入力端子1a〜入力端子1fは、アナログレコードプレーヤやCD(Compact Disc)プレーヤ等の再生装置が備えるオーディオ出力端子とケーブルで接続され、これらの再生装置からアナログオーディオ信号を入力する。切換部2は、入力部1から入力されるアナログオーディオ信号の中から、操作部9の選択スイッチ10a、選択スイッチ10b及び選択スイッチ10cにより選択されたチャンネルのアナログオーディオ信号に切り換える。切換部2により切り換えられたアナログオーディオ信号は、ADC3に入力される。例えば、選択スイッチ10aによりch1が選択されると、切換部4は、入力端子1aから入力されるアナログオーディオ信号を選択するように切り換える。
ADC3に入力されたアナログオーディオ信号は、デジタルオーディオデータに変換され音響効果処理部4及び拍検出部7に入力される。音響効果処理部4は、入力されたデジタルオーディオデータからエコー等の効果音の生成や生成した効果音とADC3から入力されるデジタルオーディオデータとの合成などの音響効果処理を施す。また、音響効果処理部4は、操作部9のchフェーダ17a、chフェーダ17b及びchフェーダ17cにより音響効果処理部4から出力されるアナログオーディオ信号の出力レベルを調節する。音響効果処理部4は、デジタルオーディオデータを記憶するオーディオデータ記憶部4aを備えている。
オーディオデータ記憶部4aには、操作部9のサンプラーボタン12が押されたとき、音響効果処理部4に入力されたデジタルオーディオデータから定められた時間分のデジタオルオーディオデータをサンプリングデータ1として記憶する記憶領域、操作部9のサンプラーボタン13が押されたとき、音響効果処理部4に入力されたデジタルオーディオデータから定められた時間分のデジタオルオーディオデータをサンプリングデータ2として記憶する記憶領域を備えている。サンプラーボタン12が押されたとき、オーディオデータ記憶部4aに記憶されたサンプリングデータ1が読み出されDAC5に入力される。サンプラーボタン13が押されると、オーディオデータ記憶部4aに記憶されたサンプリングデータ2が読み出されDAC5に入力される。DAC5は、音響効果処理部4から入力されたデジタルオーディオデータをアナログオーディオ信号に変換する。DAC5により変換されたアナログオーディオ信号は、出力端子6から出力される。
拍検出部7は、特定の楽器(例えば、常にほぼ同じ周波数成分の音を発生する打楽器など)が一定の間隔で発生する拍を検出する。例えば、拍検出部7は、ADC3から入力されるデジタルオーディオデータから所定の周波数帯域成分を抽出し、抽出したデータのレベルが予め定められたレベルを超えたとき、拍の発生を検出する。拍検出部7は、検出した拍から単位時間当たりの拍数BPM(Beat Per Minute)を算出し、算出したBPMを制御部8に入力する。
制御部8は、操作部9からの操作指示により切換部2及び音響効果処理部4を制御する。制御部8は、拍検出部7から入力されるBPMから拍が発生する間隔の発生時間Tを算出する。例えば、入力されるBPMが120であるとき、拍は、1秒間に2回発生するので、発生時間Tは、0.5秒となる。また、制御部8は、選択スイッチ10a〜選択スイッチ10c及びサンプラーボタン12、サンプラーボタン13が操作された操作手順を記憶する操作手順記憶部8aを備えている。
本発明の第1実施例のミキシング装置を説明する。
第1実施例では、選択スイッチ10aを用いて入力されたオーディオ信号から効果音を生成する動作を説明する。ここで、入力端子1aは、アナログレコードプレーヤと接続しch1のアナログオーディオ信号が入力され、また、入力端子1bは、再生装置と接続されていないものとして、本発明の第1実施例を説明する。図3は、第1実施例のミキシング装置の動作を説明するフローチャートである。
図3に示すステップ1は、操作記憶ボタン14を押圧するステップである。DJは、操作記憶ボタン14を押圧する。ステップ2は、選択スイッチ10aを操作するステップである。DJは、選択スイッチ10aによりch1を選択する操作(以下操作1という。)をした後、ch2を選択する操作(以下操作2という。)をする。
ステップ3は、制御部8が選択スイッチ10aによる操作手順を示す情報を操作手順記憶部8aに記憶する制御をするステップである。制御部8は、選択スイッチ10aによる操作1及び操作2の操作手順を示す情報を操作手順記憶部8aに記憶する制御をする。
ステップ4は、再現回数設定ノブ16により操作手順記憶部8aに記憶された操作手順を示す情報に従った操作手順を再現する回数を設定するステップである。DJは、再現回数設定ノブ16を操作して操作手順記憶部8aに記憶された操作手順を示す情報に従った操作1及び操作2の操作手順を再現する回数を設定する。本実施例では、操作手順の再現回数を10回に設定する。この場合、操作1から操作2へと続く操作手順を連続して10回再現する。
ステップ5は、拍数設定ノブ18により拍に合わせて操作1及び操作2の操作を再現するための拍数を設定するステップである。DJは、拍数設定ノブ18を操作して拍数を設定する。本実施例のミキシング装置は、例えば、DJが拍数を1に設定すると、1つの拍が発生する毎に操作1又は操作2の操作を再現することができ、DJが1以外の拍数に設定すると、例えば、拍数を4に設定すると、4つの拍が発生する毎に操作1又は操作2の操作を再現することができる。本実施例では、拍数を1に設定する。この場合、第1実施例のミキシング装置は、操作1の再現をした後、1つの拍が発生したときに操作2を再現する。
ステップ6は、選択スイッチ10aによりch1を選択するステップである。制御部8は、操作部9からch1を選択する操作指示が入力されると、切換部2に入力端子1aから入力されるch1のアナログオーディオ信号を選択するように切り換えさせる制御をする。入力端子10aから入力されたch1のアナログオーディオ信号は、ADC3によりデジタルオーディオデータに変換され、音響効果処理部4及び拍検出部7に入力される。
ステップ7は、拍検出部7が入力されるデジタルオーディオデータから拍を検出するステップである。拍検出部7は、検出した拍からBPMを算出し、算出したBPMを制御部8に入力する。制御部8は、入力されたBPMから拍が発生するまでの発生時間Tを算出する。
ステップ8は、操作部9の再現開始ボタン15が押圧されたか否かを制御部8が判別するステップである。DJは、本実施例のミキシング装置から出力されるch1のオーディオ信号を聴取し、選択スイッチ10aを用いて効果音を生成させたい位置で拍が発生したことを聴取すると、再現開始ボタン15を押す。再現開始ボタン15が押圧された場合は、ステップ9に進む。
ステップ9は、制御部8が操作1を再現する制御をするステップである。制御部8は、操作手順記憶部8aに記憶された操作1が示す操作情報に従って、切換部2が入力端子1aから入力されるch1のアナログオーディオ信号を選択する制御をする。ここでは、ステップ6において選択スイッチ10aによりch1のオーディオ信号を選択する操作をしているので、制御部8は、入力端子1aから入力されるch1のアナログオーディオ信号を選択するように切り換える制御をしない。後述するように、次にステップ9の処理を行う場合、すなわち、操作2の再現(ステップ11)に続きステップ12、ステップ13を経て2回目以降のステップ9の処理を行う場合、制御部9は、切換部2がch1のアナログオーディオ信号を選択する制御をする。
ステップ10は、ステップ5において設定した拍数の拍が発生したか否かを制御部8が判別するステップである。ステップ5において拍数を1に設定したので、操作1を再現する制御をした後、次の拍が発生したときに操作2の再現をするために、制御部8は、操作1を再現する制御をしてからステップ7において算出した発生時間Tが経過したか否かを判別する。ステップ5において設定した拍数の拍が発生した場合は、ステップ11に進む。
ステップ11は、制御部8が操作2を再現する制御をするステップである。制御部8は、操作手順記憶部8aに記憶された操作2が示す操作情報に従って、切換部2がch2のアナログオーディオ信号を選択する制御をする。
ステップ12は、ステップ4において設定した操作手順を再現する回数になったか否かを制御部8が判別するステップである。ステップ4において操作手順の再現回数を10回に設定ので、制御部8は、操作1及び操作2の操作手順を10回再現したか否かを判別する。ステップ4において設定した操作手順を再現する回数になっていない場合は、ステップ13に進む。
ステップ13は、ステップ5において設定した拍数の拍が発生したか否かを制御部8が判別するステップである。ステップ5において拍数を1に設定したので、制御部8は、操作2を再現する制御をした後、ステップ7において算出した発生時間Tが経過したか否かを判別する。ステップ5において設定した拍数の拍が発生した場合は、ステップ9に進む。
上述した第1実施例において、制御部8は、入力端子1aから入力されるch1のアナログオーディオ信号の拍に合わせて、選択スイッチ10aによりch1を選択する操作1を再現する制御とch2を選択する操作2を再現する制御をする。このため、入力端子1aからch1のアナログオーディオ信号が入力され、入力端子1bからch2のオーディオ信号の入力がないので、本実施例のミキシング装置は、ch1のアナログオーディオ信号の拍に合わせて、ch1のアナログオーディオ信号と無音の再生音を交互に出力することができる。
次に、本発明の第2実施例のミキシング装置を説明する。
第2実施例では、サンプラーボタン12及びサンプラーボタン13を用いてリズム音を生成し、生成したリズム音をch1のオーディオ信号と合成する操作について説明する。ここで、音圧レベルの高いドラム音等のデジタルオーディオデータがサンプリングデータ1及びサンプリングデータ2として既にオーディオデータ記憶部4aに記憶されているものとする。また、入力端子1aは、アナログレコードプレーヤと接続しch1のアナログオーディオ信号が入力され、その他の入力端子には、オーディオ信号が入力しないものとして、本発明の第2実施例を説明する。図4は、第2実施例のミキシング装置の動作を説明するフローチャートである。
図4に示すステップ21は、操作記憶ボタン14を押圧するステップである。DJは、操作記憶ボタン14を押圧する。ステップ22は、サンプラーボタン12及びサンプラーボタン13を操作するステップである。DJは、サンプラーボタン12を押圧する操作(以下操作3という。)をした後、サンプラーボタン13を押圧する操作(以下操作4という。)をする。
ステップ23は、制御部8がサンプラーボタン12及びサンプラーボタン13による操作手順を示す情報を操作手順記憶部8aに記憶する制御をするステップである。制御部8は、サンプラーボタン12による操作3及びサンプラーボタン13による操作4の操作手順を示す情報を操作手順記憶部8aに記憶する制御をする。
ステップ24は、再現回数設定ノブ16により操作手順記憶部8aに記憶された操作手順を示す情報に従った操作手順を再現する回数を設定するステップである。DJは、再現回数設定ノブ16を操作して操作手順記憶部8aに記憶された操作手順を示す情報に従った操作3及び操作4の操作手順を再現する回数を設定する。本実施例では、操作手順の再現回数を10回に設定する。この場合、操作3から操作4へと続く操作手順を連続して10回再現する。
ステップ25は、拍数設定ノブ18により拍に合わせて操作3及び操作4を再現するための拍数を設定するステップである。本実施例のミキシング装置は、例えば、DJが拍数を1に設定すると、1つの拍が発生する毎に操作1又は操作2の操作を再現することができ、DJが1以外の拍数に設定すると、例えば、拍数を4に設定すると、4つの拍が発生する毎に操作3又は操作4の操作を再現することができる。本実施例では、拍数を4に設定する。この場合、第2実施例のミキシング装置は、操作3の再現をした後、4つの拍が発生したときに操作4を再現する。
ステップ26は、選択スイッチ10aによりch1を選択するステップである。制御部8は、操作部9からch1を選択する操作指示が入力されると、切換部2に入力端子1aから入力されるch1のアナログオーディオ信号を選択するように切り換えさせる制御をする。入力端子10aから入力されたch1のアナログオーディオ信号は、ADC3によりデジタルオーディオデータに変換され、音響効果処理部4及び拍検出部7に入力される。
ステップ27は、拍検出部7が入力されるデジタルオーディオデータから拍を検出するステップである。拍検出部7は、検出した拍からBPMを算出し、算出したBPMを制御部8に入力する。制御部8は、入力されたBPMから拍が発生するまでの発生時間Tを算出する。
ステップ28は、制御部8が操作部9の再現開始ボタン15が押圧されたか否かを判別するステップである。DJは、本実施例のミキシング装置から出力されるch1のオーディオ信号を聴取し、選択スイッチ10aを用いて効果音を生成させたい位置で拍が発生したことを聴取すると、再現開始ボタン15を押す。再現開始ボタン15が押圧された場合は、ステップ29に進む。
ステップ29は、制御部8が操作3を再現する制御をするステップである。制御部8は、操作手順記憶部8a記憶された操作3を示す操作情報に従って、オーディオデータ記憶部4aに記憶されたサンプリングデータ1を読み出す制御をする。
ステップ30は、ステップ25において設定した拍数の拍が発生したか否かを制御部8が判別するステップである。ステップ25において拍数を4に設定したので、操作3を再現する制御をした後、4つの拍が発生したときに操作4の再現をするために、制御部8は、操作3を再現する制御をしてからステップ27において算出した発生時間Tを4倍した時間が経過したか否かを判別する。ステップ25において設定した拍数の拍が発生した場合は、ステップ31に進む。
ステップ31は、制御部8が操作4を再現する制御をするステップである。制御部8は、操作手順記憶部8aに記憶された操作4が示す操作情報に従って、オーディオデータ記憶部4aに記憶されたサンプリングデータ2を読み出す制御をする。
ステップ32は、ステップ24において設定した操作手順を再現する回数になったか否かを制御部8が判別するステップである。ステップ24において操作手順の再現回数を10回に設定ので、制御部8は、操作3及び操作4の操作手順を10回再現したか否かを判別する。ステップ24において設定した操作手順を再現する回数になっていない場合は、ステップ33に進む。
ステップ33は、ステップ25において設定した拍数の拍が発生したか否かを制御部8が判別するステップである。ステップ25において拍数を4に設定したので、操作4を再現する制御をした後、4つの拍が発生したときに操作3の再現をするために、制御部8は、操作4を再現する制御をしてからステップ27において算出した発生時間Tを4倍した時間が経過したか否かを判別する。ステップ25において設定した拍数の拍が発生した場合は、ステップ29に進む。
上述した第2実施例において、制御部8は、入力端子1aから入力されるch1のアナログオーディオ信号の拍に合わせて、サンプラーボタン12を押圧する操作3を再現する制御とサンプラーボタン13を押圧する操作4を再現する制御をする。このため、本実施例のミキシング装置は、ch1のアナログオーディオ信号の拍に合わせて、サンプリングデータ1及びサンプリングデータ2から生成したリズム音が合成されたch1のアナログオーディオ信号を出力することができる。
上述した本実施例のミキシング装置において、音響効果処理部4に入力されるデジタルオーディオデータをオーディオデータ記憶部4aの定められた記憶領域に記憶させるようにしてもよい。この場合、制御部8は、オーディオデータ記憶部4aにデジタルオーディオデータと拍検出部7がこのデジタルオーディオデータから拍を検出した位置に拍の発生を示す情報を記憶する。制御部8は、オーディオデータ記憶部4aからデジタルオーディオデータ及び拍の発生を示す情報を読み出す制御をし、拍の発生を示す情報に合わせて、操作手順記憶部8aに記憶された操作を再現する制御をするようにしてもよい。
本発明の実施例であるミキシング装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例であるミキシング装置の操作部9を示す図。 第1実施例のミキシング装置の動作を説明するフローチャート。 第2実施例のミキシング装置の動作を説明するフローチャート。
符号の説明
1…入力部、1a・・入力端子、1b…入力端子、1c…入力端子、1d…入力端子、1e…入力端子、1f…入力端子、2…切換部、3…ADC、4…音響効果処理部、4a…オーディオデータ記憶部、5…DAC、6…出力端子、7…拍検出部、8…制御部、8a…操作手順記憶部、9…操作部10a…選択スイッチ、10b…選択スイッチ、10c…選択スイッチ、11…表示部、12…サンプラーボタン、13…サンプラーボタン、14…操作記憶ボタン、15…再現開始ボタン、16…再現回数設定ノブ、17a…chフェーダ、17b…chフェーダ、17c…chフェーダ、18…拍数設定ノブ

Claims (2)

  1. 複数のオーディオ信号を入力する入力部と、前記入力部から入力されたオーディオ信号に音響効果処理を施す音響効果処理部と、前記音響効果処理部により音響効果処理が施されたオーディオ信号を出力する出力部とを備えたミキシング装置において、
    前記入力部から入力されるオーディオ信号を選択する選択部と、
    前記音響効果処理部に入力するオーディオ信号を前記選択部により選択されたオーディオ信号に切り換える切換部と、
    前記選択部により選択されたオーディオ信号の拍を検出する拍検出部と、
    前記選択部によりオーディオ信号を選択する操作手順を示す情報を記憶する操作手順記憶部と、
    前記拍検出部が検出した拍に合わせて、前記操作手順記憶部に記憶された前記選択部の操作手順を示す情報に従って前記切換部によるオーディオ信号の切り換えを制御する制御部とを備えることを特徴とするミキシング装置。
  2. 複数のオーディオ信号を入力する入力部と、前記入力部から入力されたオーディオ信号に音響効果処理を施す音響効果処理部と、前記音響効果処理部により音響効果処理が施されたオーディオ信号を出力する出力部とを備えたミキシング装置において、
    前記入力部から入力されるオーディオ信号を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたオーディオ信号の拍を検出する拍検出部と、
    オーディオ信号を記憶する複数の記憶領域を有するオーディオデータ記憶部と、
    前記オーディオデータ記憶部の複数の記憶領域に記憶されたオーディオ信号を指定する指定部と、
    前記指定部により前記記憶部の記憶領域に記憶されたオーディオ信号を指定する操作手順を示す情報を記憶する操作手順記憶部と、
    前記拍検出部が検出した拍に合わせて、前記操作手順記憶部に記憶された前記指定部の操作手順を示す情報に従って前記オーディオデータ記憶部の複数の記憶領域に記憶されたオーディオ信号を読み出す制御をする制御部とを備えることを特徴とするミキシング装置。
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WO2010092674A1 (ja) * 2009-02-12 2010-08-19 パイオニア株式会社 オーディオ信号混合装置
JP2015055721A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 パイオニア株式会社 制御装置、コマンド生成方法、プログラム

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