JP2005288197A - ウイング付吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品の剥離紙を一段階の工程で剥がすことができ、かつショーツに容易に取り付けることができるようにする。
【解決手段】本体部分の不透液性シート1に塗布された粘着剤4、4に本体用剥離紙5が仮着され、ウイングW,Wに塗布された粘着剤6、6にウイング用剥離紙7が仮着されている。本体用剥離紙5は、接着剤10、10によりカバーシート9と接着され、ウイング用剥離紙7は、接着剤8によりカバーシート9と接着されている。このカバーシート9を引っ張ることにより、本体用剥離紙5およびウイング用剥離紙7がそれぞれ粘着剤4、4および粘着剤6、6から引き剥がされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウイング付吸収性物品に係り、特に、ショーツに取り付ける際の取扱いが容易であり、さらには包装の便を図ったウイング付の生理用ナプキンやパンティーライナーといった吸収性物品に関する。
生理用ナプキンやパンティーライナーといったいわゆる吸収性物品は、経血の排出中、人体の局部に当てがうようにショーツに貼着して使用されるが、日常生活において普通に行われる歩行や軽い運動等に伴って、局部との相対位置がズレ易くなる。このような横ズレが生じた場合、経血がショーツから漏れ易くなるため、かかる横ズレを防止することは非常に重要である。
近年、横ズレを防止するために、図14に示すようなナプキンが用いられている。このナプキン20は、非使用面側にその大部分を覆うような粘着剤が塗布されており(図示しない)、この粘着剤の粘着力によりショーツとのズレを防止するとともに、ナプキン本体の長手方向中間の両側部に外方に延在するウイングW,Wを一体的に備え、かつこれら各ウイングW,Wには粘着剤21、21が塗布されている。製品状態では、これらの各粘着剤面21、21には、それぞれ剥離紙が剥離可能な状態で仮着されている。
前記ナプキンをショーツに固定する際には、先ず非使用面に仮着されている剥離紙を剥がし、ショーツの股間部の内面にあてがい、次いで、両ウイングW,Wに仮着されているそれぞれ剥離紙を剥がす。そして、図15に示すように、ショーツSの股間部側縁からウイングW,Wを回り込ませ、ショーツSの股間部外面にウイングW,Wを粘着させることによってナプキンの横ズレを防止する。
他方、これらナプキンは、衛生上の理由や携帯の便を図って、通常、個装袋により単体ごとに包装され市販されている。この包装された状態では、ナプキン全体が広がりすぎないように、ウイングは、たとえばナプキン本体の非使用面側に折り畳まれている。
しかしながら、前述したウイング付ナプキンの場合には、横ズレ防止効果は高いものの、その取扱性に欠けるものである。たとえば、包装状態では、ウイングは、非使用面側に折り畳まれているため、ショーツに貼着する、またはウイング用剥離紙を剥がすにあたり、ウイングを摘むのに手間取るという問題が生じている。
また、ウイング用剥離紙と本体用剥離紙とは、各粘着剤に対してそれぞれ独立して仮着されていたため、これらの剥離紙を剥がすためには、まず本体用剥離紙を剥がし、続いて片方の剥離紙を剥がし、さらに他方の剥離紙を剥がすという3段階の工程を必要としている。また、両ウイングの粘着剤に一枚のウイング用剥離紙のみが仮着されている場合でも、2段階の工程を必要とする。さらに、両ウイングに仮着されている剥離紙は、その面積をいきおい小さくせざるを得ないため、これを剥離することは、著しく手間のかかるものであった。その他、ゴミとなった剥離紙を捨てなければならないという手間もあった。
他方、ナプキンは、前述のように衛生上の理由により、個装袋により単体ごとに包装されているが、この個装袋分のコストが別途必要になっているとともに、その使用に当たっては、この個装袋の封を切って内部のナプキンを取り出す作業が必要となっている。
そこで、本発明の第1の課題は、吸収性物品をショーツに取り付ける際に、粘着剤に仮着されている剥離紙を1工程で剥がすことができるようにするとともに、手間のかかる両ウイングに仮着された剥離紙を簡易な手順で容易に剥がせるようにし、ウイングをショーツに取り付け易いようにすることにある。
また、第2の課題は、さらに包装の便を図り、経済的かつ取扱いに優れたものとすることにある。
上記第1の課題を解決した本発明に係るウイング付吸収性物品は、本体部分における長手方向中間の両側部分に、使用状態においてショーツの股間部の側縁を回り込んでショーツ外面にそれぞれ当てがわれるウイングが形成されており、前記本体部分および両ウイングの非使用面に、それぞれズレ止め用粘着手段が形成された吸収性物品において、
一または複数からなる剥離紙が前記本体部分に形成されたズレ止め用粘着手段および前記両ウイングに形成されたズレ止め用粘着手段を共に覆って、これら粘着手段に仮着されるとともに、
前記両ウイングが前記剥離紙とともに前記本体部分の非使用面側に折り畳まれており、
前記一または複数からなる剥離紙における前記ズレ止め用粘着手段と仮着されていない面側にカバーシートが接着され、これら一または複数からなる剥離紙とカバーシートとが一体となっていることを特徴とするものである。
本発明においては、本体部分に形成されているズレ止め粘着手段と、両ウイングに形成されているズレ止め粘着手段に対して、単一または複数からなる剥離紙が仮着されているとともに、これらの剥離紙とカバーシートとが一体的に接着されている。したがって、カバーシートを剥がすという1工程によって、同時に剥離紙のすべてを剥がすことができるとともに、小さくて摘みにくいウイング用剥離紙を剥がす作業から開放されることにもなる。
本発明において剥離紙は単一の素材または複数の素材によって構成されるが、特に複数の素材で構成される場合は、前記剥離紙は、前記本体部分に形成されたズレ止め用粘着手段を覆って仮着された本体用剥離紙と、前記両ウイングに形成されたズレ止め用粘着手段を覆って仮着されたウイング用剥離紙とからなり、このカバーシートを引っ張ることにより、前記剥離紙が前記ズレ止め用粘着手段から剥がされるように構成することができる。
その具体的な第1の態様としては、前記本体部分に形成されたズレ止め用粘着手段を覆って本体用剥離紙を仮着し、この本体用剥離紙を跨ぎかつ前記両ウイングに形成されたズレ止め用粘着手段を覆ってウイング用剥離紙を仮着し、
前記両ウイングを前記ウイング用剥離紙とともに前記本体部分の非使用面側に折り畳み、本体用剥離紙における前記ズレ止め用粘着手段に仮着されていない面とカバーシートとを接着するとともに、前記ウイング用剥離紙における前記ズレ止め用粘着手段に仮着されていない面と前記カバーシートとを接着するものである。
かかる態様であれば、本体部分の粘着手段に本体用剥離紙を仮着し、さらに本体用剥離紙を跨いで、ウイングの粘着手段にウイング用剥離紙を仮着した後、本体用剥離紙およびウイング用剥離紙を通して接着剤を連続または間歇的に一気に塗布し、その上からカバーシートを接着することができるため、製造工程の簡略化を図ることができる。
また第2の態様は、前記本体部分に形成されたズレ止め用粘着手段を覆って本体用剥離紙を仮着し、この本体用剥離紙を跨ぎかつ前記両ウイングに形成されたズレ止め用粘着手段を覆ってウイング用剥離紙を仮着し、
前記両ウイングを前記ウイング用剥離紙とともに前記本体部分の非使用面側に折り畳み、前記ウイング用剥離紙と前記本体用剥離紙の重合部において本体用剥離紙とウイング用剥離紙とを接着するとともに、
前記本体用剥離紙における前記ズレ止め用粘着手段に仮着されていない面および前記ウイング剥離紙における前記本体用剥離紙に接着されていない面の内の少なくとも一方とカバーシートとを接着するものである。
これらの場合において好ましくは、前記ウイング用剥離紙として、このウイング用剥離紙を前記ウイングから剥がしたときに、前記ウイングが起き上がるように腰の強い素材を用いる。
かかるウイング用剥離紙を用いると、剥離紙を剥がす工程において、ウイング用剥離紙が剥がれる位置に差し掛かったときに、ウイング用剥離紙の腰の強さにより、図4に示すように、ウイング用剥離紙が開く。その後の剥離工程において、ウイング剥離紙が引っ張られる際に両ウイングの粘着剤に引きずられて、ウイングが立ち上がった状態となり、剥離紙を剥離した後は、ウイングがほどよく立ち上がった状態となるので、ショーツの股間部に対する巻き込みが容易となり、したがって、ナプキンをショーツに取りつけるのが容易となる。
他方、第2の課題を解決した本発明においては、前記カバーシートで本体部分の非使用面を実質的に覆い、前記カバーシートを外面側として、長手方向に折り畳み、この折り畳み状態における前記カバーシートの両側縁部をヒートシール接合し、前記吸収性物品を包装した。
したがって、カバーシートを破って展開させると、同時に吸収性物品も展開され、即時使用可能な状態となるため、使用時の一連の作業は大幅に簡略化され、取扱性に優れたものとなる。
本第2発明において、さらに望ましくは、前記カバーシートの長手方向一端側に止着用テープを備える。この止着テープを備えることにより、包装状態の吸収性物品の展開が容易となる。
以上の説明から明らかなとおり、本第1発明によれば、吸収性物品をショーツに取り付ける際に、粘着剤に仮着されている剥離紙を1段階の工程で剥がすことができる。これに伴い、ウイングに仮着されさているウイング用剥離紙のみを剥がす作業から開放されることになる。さらには、剥離紙を剥がした後の吸収性物品をショーツに容易に取り付けることができる。
また、本第2発明によれば、さらに包装の便を図り、経済的かつ取扱いに優れた吸収性物品を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面により具体的に説明する。
図1は、本発明に係る吸収性物品の平面図、図2はその2−2線矢視図、図3はその3−3線矢視図である。
図1および図2に示される生理用ナプキンN(以下、単に「ナプキン」ともいう。)は、ポリエチレンシートなどからなる不透液性シート1と、不織布または孔開きプラスチックシートなどからなる透液性シート3と、その間に介装された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体2とから構成されている。また、不透液性シート1と透液性シート3とは、それらの外縁部分Fがホットメルトなどの接着剤やヒートシールなどの接着手段により重ね合わされているとともに、ナプキンNの長手方向中間部の両側に、吸収体2が存在せずに、不透液性シート1と透液性シート3とが共に本体部分より延在してフラップ状のウイングW,Wが形成されている。
本体部分の非使用面(不透液性シート面側)には、たとえばズレ止め用粘着手段としてのホットメルト粘着剤4が比較的広い面積に渡って適宜のパターンで塗布されており、このホットメルト粘着剤4は本体用剥離紙5により被覆され仮着されている。また、ウイングW,Wの不透液性シート面側には、ズレ止め用粘着手段としてのホットメルト粘着剤6、6がロールまたはノズルなどにより塗布されており、このホットメルト粘着剤6、6は、本体剥離紙5を跨ぐウイング用剥離紙7によってそれぞれ被覆され仮着されている。これら両ウイングW,Wおよびウイング用剥離紙7は、本体部分の非使用面側に折り返されている。このウイング用剥離紙7としては、本体用剥離紙5よりも腰の強いもの、たとえば表面を離型処理した厚紙などが好適に用いられる。
さらに、ウイング用剥離紙7における、本体用剥離紙5との重ね合わせ部の表面には、接着剤8が塗布されており、この接着剤8によってウイング用剥離紙7とカバーシート9とは強固に接着されている。カバーシート9としては適宜のものを使用することができるが、好適には剥離紙、またはプラスチックシート、プラスチックフィルムなどが用いられる。また、本体用剥離紙5において、ウイングW,Wの長手方向前後位置には、接着剤10、10が塗布されており、これら接着剤10、10によって本体用剥離紙5がカバーシート9と強固に接着されている。この接着剤8と接着剤10とは、ナプキンNの製造工程において、一気に塗布することができる。
かかる態様において、本体用剥離紙5とウイング用剥離紙7とは、接着されている場合と、図示しない接着剤で接着されている場合とがあるが、いずれの場合においても、本体用剥離紙5およびウイング用剥離紙7は、接着剤8、10によってカバーシート9に接着されている。
この生理用ナプキンNを使用する際には、カバーシート9の長手方向一端を摘んで引っ張る。すると、カバーシート9と本体用剥離紙5とは強固に接着されているため、まず本体用剥離紙5がその長手方向端部よりホットメルト粘着剤4から引き剥がされ、ホットメルト粘着剤4の一部が露出する。さらに引っ張り続けると、図4に示されるように、カバーシート9とウイング用剥離紙7とが接着されているため、ウイング用剥離紙7が反り返りながら剥離される。この際、ウイング用剥離紙7として腰の強い素材を使用しているため、剥離境界部分に反り返り方向のカール部分が形成されることにより、両ウイングW,Wが本体部とほぼ同一平面を形成するように展開され、引き続きカバーシート9を引き上げると、ウイングWのホットメルト粘着剤6、6からウイング用剥離紙7が剥離される。
さらにカバーシート9を引っ張り続け、本体部からカバーシート9を完全に取り去ると、図5に示されるように、本体部に塗布されたホットメルト粘着剤4、4および両ウイングW,Wに塗布されたホットメルト粘着剤6、6が完全に露出する。また、両ウイングW,Wは、非使用面側への折り返しにより折り癖が付与されているとともに、ウイング用剥離紙7を剥がす工程において、ウイング用剥離紙7に引きずられて、ほどよく立ち上がった状態となる。したがって、ショーツに取り付ける際には、この状態のまま裏返し、図6に示すように、そのまま非使用面をショーツSの股間部内面に当てがうと、両ウイングW,Wはショーツの股間部から横方向に広がるので、所定位置に定位させるのが容易になるとともに、股間部を巻き込んでショーツSの外面に両ウイングW,Wを粘着させる作業が極めて容易に行えるようになる。換言すれば、カバーシート9を引っ張るのみで、ナプキンNにおけるすべての剥離紙が剥がれるようになっているとともに、ショーツに取り付け易い形となっているのである。
そして、ホットメルト粘着剤4、4を介してナプキンNをショーツSにしっかり圧着固定するとともに、両ウイングW,Wに塗布されたホットメルト粘着剤6、6を介して両ウイングW,Wを、ショーツSの股間部に回り込ませて固定することにより、横ズレが完全に防止された状態でナプキンNをショーツSに取り付けることができる。
次いで、図7および図8に示される他の態様の生理用ナプキンは、ナプキン本体は第1例と同様であるが、この態様においては、剥離紙が接着されている部分が異なる。具体的には、接着剤11によって本体用剥離紙5とウイング用剥離紙7が接着されており、接着剤10によって本体用剥離紙5とカバーシート9とが接着されている。この態様であっても、剥離紙を剥がして、ショーツに取り付けるまでの過程は第1例と同様である。
また、図9に示すように、この第2例において、さらにウイング用剥離紙7とカバーシート9を接着剤12Aによって接着してもよい。さらには、本体用剥離紙5とウイング用剥離紙7、7とを設ける代わりに、図10に示されるように、略十字形状の単一の素材によって形成された剥離紙13を用いることもできる。この場合、剥離紙13が、本体部に塗布されたホットメルト粘着剤4、4と両ウイングW,Wに塗布されたホットメルト粘着剤6、6に仮着され、この仮着されている面の反対側の面に接着剤14を塗布して、剥離紙13がカバーシート9と接着される。
他方、本発明に係る第2発明は、図11に示されるように、第1発明の第1例におけるカバーシート9以外は同様の構成とされているが、カバーシート9の代わりに、実質的に不透液性シート全体を覆うカバーシート9Aが設けられている。このカバーシート9Aとしては、剥離性があれば適宜の材質のものを使用することができるが、好適には、剥離紙、またはプラスチックシート、プラスチックフィルムなどが用いられる。また、カバーシート9Aには、長手方向一端側に止着用テープ12が固定されている。なお、前記カバーシート9Aとしては、生理ナプキンNの全面を覆う広さ以上のカバーシートを用いるのが好ましいが、場合によっては、前記止着用テープ12が固定されている側と反対側については、鎖線Lで示されるように、生理用ナプキンNの一部が露出していても問題ない。ただし、以下に示すように、ナプキンNをカバーシート9Aによって包装したときに、ナプキンN全体がカバーシート9Aによって完全に内包される程度の長さとする必要がある。
かかる生理用ナプキンNは、たとえば図12(a) 〜(d) に示される要領によって包装される。
まず、図12(a) に示される平面展開状態から、図12(b) に示されるように、カバーシート9Aを外面側として、長手方向にほぼ3等分された止着用テープ12が固定されていない側の一端側部分を折り返した後、図12(c) に示されるように食い違い状態で止着用テープ12が固定された側の他端側部分をその上に重ねるようにして折り畳み、最後に、止着用テープ12をカバーシート9A上に止着して固定する。この状態から、図13に示されるように、前記カバーシート9Aの両側縁15、16をその外縁に沿ってヒートシール接合して、カバーシート9Aを包装用シートとして包装された生理用ナプキンを得る。なお、前記止着用テープ12による止着に代えて、カバーシート9Aの端縁をホットメルト接合またはヒートシール接合することもできる。なお、本例の場合には、ナプキンを長手方向に3つ折りとして包装したが、2つ折り、4つ折りまたはそれ以上の折りとして包装することも可能である。
前記した生理用ナプキンNの使用にあたっては、まず止着用テープ12を剥がして、両側縁15、16の接合部分を引き裂きながら折り畳み部分を展開させて図12(a) に示される平面展開状態とする。その後は、上記第1発明において説明した手順により生理用ナプキンNをショーツに対して固定する。
なお、この本第2発明の説明にあたって、剥離紙とカバーシートとの接着関係が、本第1発明における第1の態様の例と同一であるものを用いたが、第2の態様の例と同一のものを用いてもよい。
ところで、本実施例においては、透液性シート3と不透液性シート1との間に吸収体2が介在されたタイプの生理用ナプキンを例にとって説明したが、他のタイプの生理用ナプキン、たとえばポリエチレンラミネート不織布の上に紙で被包された吸収体をホットメルト接着剤により強固に固定したタイプの生理用ナプキンなど、ウイングを有する生理用ナプキンやおりものシートといった吸収性物品全てに対して適用可能である。
本第1発明に係るナプキンの斜視図である。 その2−2線断面図である。 その3−3線断面図である。 剥離紙を引き剥がす際の工程図である。 その後の工程図である。 ショーツに取り付ける際の工程図である。 本第1発明に係るナプキンの第2の態様の斜視図である。 その8−8線断面図である。 本第1発明に係るナプキンの第3の態様の断面図である。 その第4の態様の斜視図である。 本第2発明に係るナプキンの斜視図である。 本第2発明に係るナプキンの斜視図である。 その包装状態斜視図である。 従来のウイング付生理用ナプキンの斜視図である。 その使用状態図である。
符号の説明
1…不透液性シート、2…吸収体、3…透液性シート、4,6…ホットメルト粘着剤、5…本体用剥離紙、7…ウイング用剥離紙、8,10,11,12A,14…接着剤、12…止着用テープ、13…剥離紙、N…ナプキン、W…ウイング、S…ショーツ。

Claims (1)

  1. 本体部分における長手方向中間の両側部分に、使用状態においてショーツの股間部の側縁を回り込んでショーツ外面にそれぞれ当てがわれるウイングが形成されており、前記本体部分および両ウイングの非使用面に、それぞれズレ止め用粘着手段が形成された吸収性物品において、
    一または複数からなる剥離紙が、前記本体部分に形成されたズレ止め用粘着手段および前記両ウイングに形成されたズレ止め用粘着手段を共に覆って、これら粘着手段に仮着されるとともに、
    前記両ウイングが前記剥離紙とともに前記本体部分の非使用面側に折り畳まれており、
    前記一または複数からなる剥離紙における前記ズレ止め用粘着手段と仮着されていない面側にカバーシートが接着され、これら一または複数からなる剥離紙とカバーシートとが一体となっていることを特徴とするウイング付吸収性物品。
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