JP2005287241A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 交流電圧源の電圧変動を抑制して負荷に一定の電圧供給を行う際の、ランニングコストを抑え且つ適用素子の耐圧を低減する。
【解決手段】 逆並列にダイオードを接続したスイッチング素子を二つ直列に接続した、3つのアームA1〜A3とコンデンサ30とを並列に接続し、アームA1及びA2とコンデンサ30とで構成される直列コンバータXを、交流電源1と負荷6との間に交流電源1側にリアクトル40を介して直列に接続し、アームA2及びA3とコンデンサ30とで構成される並列コンバータYを、交流電源1と負荷6との間に負荷6側にリアクトル41を介して並列に接続する。アームA1及びA2を、これら間の電圧が降圧時には電源電圧と逆相となるように、また昇圧時には同相となるようにPWM制御し、アームA3を、降圧又は昇圧動作により消費するコンデンサ30のエネルギを充放電するようPWM制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交流電源の電圧変動を抑制しつつ、負荷に一定電圧を供給する電力変換装置に関する。
従来、電源から負荷に安定した電圧を供給するための電力変換装置として数々のものが提案されている。例えば、一般的な回路方式として、交流電源を一度直流に変換した後、再度交流に変換する、いわゆるダブルコンバータ構成の回路が用いられている(例えば特許文献1参照)。
このようなダブルコンバータ構成の回路として、例えば、図6に示す回路方式が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
この方式では、図6に示すように、交流電源1からリアクトル40を介して、直列に接続されたスイッチング素子10及び11のPWM制御による整流動作により、スイッチング素子10及び11と並列に接続され且つ直列に接続されたコンデンサ31及び32にエネルギを蓄積し、コンデンサ31及び32の電圧Vdcが直流となるように制御、変換した後、前記スイッチング素子10及び11、またコンデンサ31及び32と並列に接続され、且つ直列に接続されたスイッチング素子14及び15のPWM制御によるインバータ回路によって、平滑されたコンデンサ31、32の直流電圧から安定した任意の交流電圧を生成し、これを負荷6に供給するようになっている。
なお、図6中のコンデンサ33はフィルタコンデンサである。また、リアクトル41とコンデンサ34とでLCフィルタを構成している。また、前記スイッチング素子10及び11、14及び15には、それぞれ逆並列にダイオード16及び17、20及び21が接続されている。
一方、電源電圧変動を補償し、且つ負荷に安定した電圧を供給する回路方式として、例えば図7に示す回路方式が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この方式では、図7に示すように、交流電源1の電圧変動が生じた場合に、直列に接続されたスイッチング素子10及び11のPWM制御によるインバータ回路によって、スイッチング素子10及びステップS11と並列に接続され且つ直列に接続されたコンデンサ31及び32の直流電源から、電圧変動相当の交流電圧を、交流電源1と直列に接続されたトランス42を介して出力し、交流電源1とトランス42とを介して出力された電圧の和が一定となるように制御される。この際、前記コンデンサ31及び32と並列に接続され且つ直列に接続されたスイッチング素子14及び15のPWM制御による整流動作によって、交流電源1からリアクトル41を介してコンデンサ31及び32にエネルギを蓄積しながら、コンデンサ31及び32の電圧が直流となるように制御、変換される。
なお、図7中、コンデンサ34はフィルタコンデンサである。また、リアクトル40とコンデンサン33とでLCフィルタを構成している。また、前記スイッチング素子10及び11、14及び15には、それぞれ逆並列にダイオード16及び17、20及び21が接続されている。
特許第3203464号 特開平11−178216号公報 特開平2−231965号公報 OHM1999年11月号別冊「パワーエレクトロニクスガイドブック」オーム 社
ここで、前記図6に示すような、交流電源を一度直流に変換した後、再度交流に変換する、ダブルコンバータ構成の回路の動作原理は、図8に示す通りであって、交流電源1側のスイッチング素子10及び11と、これらスイッチング素子10及び11のそれぞれに逆並列に接続されたダイオード16及び17と、コンデンサ31及び32とで構成されるコンバータが整流回路として作用するため、この整流回路は負荷6に必要な全エネルギが通過する並列電流源5とみなすことができる。
また、負荷6側のスイッチング素子14及び15と、これらスイッチング素子14及び15のそれぞれに逆並列に接続されたダイオード20及び21と、コンデンサ31及び32とで構成されるコンバータはいわゆるインバータ回路として動作し、負荷6に所定の電圧を供給するため、当然負荷6が必要とする全エネルギが通過する並列電圧源3とみなすことができる。なお、前記コンデンサ31及び32は、整流回路とインバータ回路の共通部分、且つ電源として作用している。
このように、ダブルコンバータ方式の回路にあっては、交流電源1側及び負荷6側のどちらのコンバータにおいても負荷6に供給するための全てのエネルギが通過するため、各コンバータの発生する損失は大きなものとなり、変換効率を低下させる一要因となっており、ランニングコストを増加させる要因となっている。
一方、前記図7に示すような回路方式の動作原理は、図9に示す通りである。つまり、図9において、並列電流源4は、図7におけるスイッチング素子14及び15のPWM制御による整流回路を表し、また、直列電圧源2は図7におけるスイッチング素子10及び11のPWM制御によるインバータ回路を表している。このとき、直列電圧源2が任意の電圧を発生することで、負荷6には交流電圧源1と直列電圧源2との2つの電圧源の電圧が加算された電圧が印加されることになる。その結果、交流電圧源1の電圧が低下した場合であっても直列電圧源2の電圧を加算することで負荷6に一定の電圧を供給することができることがわかる。つまり、直並列に構成されている各回路は、電源変動を補償するエネルギのみを担当するので、図6や図8に示す、ダブルコンバータ方式の回路と比較して損失が少ないことがわかる。
また、図6及び図7に示した、従来の回路方式にあっては、整流回路及びインバータ回路共、ハーフブリッジ回路として動作するため、適用素子はその耐圧が高いものを選定する必要がある。
例えば、交流電源電圧を200〔V〕とした場合、コンデンサ31及び32の両端にかかる電圧は、「√2×200+√2×200(なお、√2は、2の平方根であることを表す。)」となり、565.7〔V〕となる。よって、1000〔V〕級の耐圧の高い素子が必要になり、汎用性に欠けるためコストが増大し、また、耐圧が高くなるにつれて素子のスイッチング速度が遅くなるため素子損失が大きくなる。さらにコンバータ回路が高圧となるので回路構成が大きくなってしまうという問題がある。
これを回避するために、例えば、ハーフブリッジで構成されているコンバータ回路を、フルブリッジ化することも考えられ、例えば、前記特許文献3に記載されているように、ダブルコンバータ方式の回路を単純にフルブリッジ化する方法等も提案されている。
しかしながら、前記図7に示すような回路を単純にフルブリッジ化する場合、インバータ回路と整流回路との両方をフルブリッジ構成とする必要があり、また、トランスを要するため、コストや回路効率の面で問題が残る。
そこで、この発明は、上記従来の未解決の問題に着目してなされたものであり、交流電圧源の電圧変動を抑制して負荷に一定の電圧供給を行う際に、ランニングコストを抑え且つ適用素子の耐圧を低減することの可能な電力変換装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電力変換装置は、交流電源と負荷との間に介挿され、前記交流電源の電源電圧の変動に関わらず前記負荷へ一定電圧を供給するようにした電力変換装置において、二つのスイッチング素子が直列に接続された第1のアーム及び第2のアームと蓄電用コンデンサとが並列に接続されて構成され且つ前記交流電源と負荷との間に直列に接続される第1のコンバータと、前記第2のアームと並列に接続され且つ二つのスイッチング素子が直列に接続された第3のアームと前記第2のアーム及び前記蓄電用コンデンサとで構成され、前記交流電源と負荷との間に並列に接続される第2のコンバータと、を備え、前記第1のコンバータを、前記電源電圧の変動分を補償するように動作させ、且つ、前記第2のコンバータを、前記第1のコンバータの補償動作に伴うエネルギ消費相当分、前記蓄電用コンデンサの充放電を行うように動作させることを特徴としている。
また、請求項2に係る電力変換装置は、交流電源と負荷との間に介挿され、前記交流電源の電源電圧の変動に関わらず前記負荷へ一定電圧を供給するようにした電力変換装置において、ダイオードが逆並列にそれぞれ接続された二つのスイッチング素子が直列に接続された第1のアーム及び第2のアームと蓄電用コンデンサとが並列に接続されて構成され且つ前記交流電源と前記第1のアームとの間に第1のリアクトルが介挿されて前記交流電源と負荷との間に直列に接続される第1のコンバータと、前記第2のアームと並列に接続され且つ前記ダイオードが逆並列にそれぞれ接続された二つのスイッチング素子が直列に接続された第3のアームと前記第2のアーム及び前記蓄電用コンデンサとで構成され、前記第3のアームが第2のリアクトルを介して前記負荷と接続されて前記交流電源と負荷との間に並列に接続される第2のコンバータと、前記交流電源と前記第1のリアクトルとの間に前記交流電源と並列に接続される第1のフィルタコンデンサ及び前記負荷と前記第2のリアクトルとの間に前記負荷と並列に接続される第2のフィルタコンデンサと、を備え、前記第1のコンバータを、前記電源電圧の変動分を補償するように動作させ、且つ、前記第2のコンバータを、前記第1のコンバータの補償動作に伴うエネルギ消費相当分、前記蓄電用コンデンサの充放電を行うように動作させることを特徴としている。
また、請求項3に係る電力変換装置は、前記請求項1又は請求項2記載の電力変換装置において、前記交流電源と前記第1のコンバータとの間に介挿された遮断手段と、前記第2のコンバータと前記負荷との間に介挿される切り替え手段と、を備え、当該切り替え手段は、前記負荷を、前記第2のコンバータと、前記遮断手段及び前記第1のコンバータ間との何れかに接続するようになっていることを特徴としている。
また、請求項4に係る電力変換装置は、前記請求項1から請求項3の何れか1項に記載の電力変換装置において、前記蓄電用コンデンサと並列に接続されるエネルギ蓄積手段と、前記蓄電用コンデンサと前記エネルギ蓄積手段との間でエネルギを融通する充放電手段と、を備えることを特徴としている。
さらに、請求項5に係る電力変換装置は、前記請求項1から請求項4の何れか1項に記載の電力変換装置において、前記蓄電用コンデンサと並列に接続されるエネルギ蓄積手段と、前記交流電源と並列に接続され前記エネルギ蓄積手段への充電を行う充電手段と、前記エネルギ蓄積手段のエネルギにより前記蓄電用コンデンサを充電する放電手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の請求項1及び請求項2に係る電力変換装置によれば、第1及び第2のコンバータをフルブリッジ化すると共に、第1のコンバータを交流電源の電圧変動分だけ補償するようにし、且つ、この電圧変動分の補償に要するエネルギ分のみ第2のコンバータで補償するようにしたから、交流電源の電圧変動を抑制し負荷に一定の電圧を供給する際に、その高効率化を図ることができ、ランニングコストを抑えることができると共に、適用素子の耐圧を低減することができる。
また、請求項3に係る電力変換装置によれば、前記交流電源と前記第1のコンバータとの間に介挿された遮断手段と、前記第2のコンバータと前記負荷との間に介挿される切り替え手段と、を設けたから、電力変換装置や交流電源の交流電源電圧の異常発生状況等に応じて、前記遮断手段、或いは前記切り替え手段を動作させることによって、負荷への電圧供給を引き続き行うことができる。
また、請求項4に係る電力変換装置によれば、前記蓄電用コンデンサと並列に接続されるエネルギ蓄積手段を設け、充放電手段によって、蓄電用コンデンサと前記エネルギ蓄積手段との間でエネルギを融通するようにしたから、前記エネルギ蓄積手段のエネルギ蓄積量相当分だけ、前記負荷への電圧供給を延長することができる。
さらに、請求項5に係る電力変換装置によれば、前記蓄電用コンデンサと並列に接続されるエネルギ蓄積手段を設け、交流電源からの電源電圧を利用して、エネルギ蓄積手段への充電を行うと共に、エネルギ蓄積手段のエネルギにより前記蓄電用コンデンサを充電するようにしたから、前記エネルギ蓄積手段のエネルギ蓄積量相当分だけ、前記負荷への電圧供給を延長することができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
まず、第1の実施の形態を説明する。
図1は、本発明における電力変換装置の構成を示す回路図である。図1に示すように、例えばトランジスタ等で構成される、スイッチング素子10及び11、スイッチング素子12及び13、スイッチング素子14及び15がそれぞれ直列に接続されてアームA1〜A3が形成され、且つこれら各アームA1〜A3は並列に接続され、さらに、スイッチング素子10及び11からなるアームA1と、スイッチング素子12及び13からなるアームA2との間にコンデンサ30が並列に接続されている。また、各スイッチング素子10から15にはそれぞれ逆並列にダイオード16から21が接続されている。
そして、交流電源1と並列にフィルタコンデンサとしてのコンデンサ33が接続され、また、負荷6と並列にフィルタコンデンサとしてのコンデンサ34が接続され、前記交流電源1の一方の端子と負荷6の一方の端子とが接続されている。前記交流電源1の他方の端子は、リアクトル40を介してスイッチング素子10及び11の直列接続点に接続され、前記負荷6の他方の端子は、前記スイッチング素子12及び13の直列接続点に接続され、前記交流電源1と負荷6との接続点にスイッチング素子14及び15の直列接続点が、リアクトル41を介して接続されている。
そして、前記スイッチング素子10から15は、制御回路90によってPWM制御されるようになっている。この制御回路90は、交流電源1の電源電圧に応じて、PWM制御を行うようになっている。
図1に示す構成において、コンデンサ30を、スイッチング素子10及び11からなるアームA1と、スイッチング素子12及び13からなるアームA2とで構成されるコンバータの電源と考えたとき、このコンバータは、交流電源1と負荷6との間に直列に接続されていることになる。以下、このコンバータを直列コンバータXという。
一方、コンデンサ30を、スイッチング素子12及び13からなるアームA2とスイッチング素子14及び15からなるアームA3とで構成されるコンバータの出力と考えたとき、このコンバータは、交流電源1に対して並列に接続されていることになる。以下、このコンバータを並列コンバータYという。
図2は、図1の直列コンバータXの動作を説明するための波形図であって、図1のスイッチング素子11のエミッタ側のN点を基準としたときの各アームの出力電圧波形である。
制御回路90は、交流電源1の電源電圧を監視し、この電源電圧が所望の出力電圧よりも高いときには、直列コンバータX及び並列コンバータYを降圧動作をさせる。
具体的には、スイッチング素子12及び13を交流電源1からの電源電圧に同期してオン状態に制御する。その結果、スイッチング素子12及び13からなるアームA2の出力電圧波形は、図2(b)に示すように電源電圧に同期した矩形波となる。
このとき、交流電源1の電源電圧を降圧させるため、スイッチング素子10及び11を、これらスイッチング素子10及び11からなるアームA1の出力電圧波形が図2(a)に示すように、電源電圧と同期し、且つ、その振幅が、前記電源電圧の、必要とする降圧電圧相当の正弦波分だけ低減された波形となるようにPWM制御する。
その結果、アームA1のスイッチング素子10及び11とアームA2のスイッチング素子12及び13とのそれぞれの直列接続点間は、電源電圧と逆相で、振幅の小さな正弦波が出力されることになる。つまり、図2(a)に示すスイッチング素子10及び11からなるアームA1の出力電圧波形から、図2(b)に示すスイッチング素子12及び13からなるアームA2の出力電圧波形を減算した値相当の波形となる。このため、電源電圧から、必要とする降圧電圧相当の電圧が減算されることになって、結果的に電源電圧が降圧されることになる。
このとき、スイッチング素子14及び15を、並列コンバータYとして動作させ、入力電圧相当の対向電圧を発生させながら降圧動作により消費するコンデンサ30のエネルギを充放電させ、コンデンサ30の両端電圧を所定の直流電圧Vdcに維持する。その結果、並列コンバータYは、補償分のエネルギをやり取りすることになる。
一方、交流電源1の電源電圧が所望の出力電圧よりも低い場合には、直列コンバータX及び並列コンバータYを昇圧動作をさせる。
具体的には、図2(a)に示すように、スイッチング素子10及び11を交流電源1からの電源電圧に同期してオン状態に制御する。その結果、スイッチング素子10及び11からなるアームA1の出力波形は、電源電圧に同期した矩形波となる。
このとき、スイッチング素子12及び13を、補償電圧を出力するよう、図2(b)に示すように、電源電圧に同期し且つ前記補償電圧相当の正弦波だけ低減された波形となるようにPWM制御する。その結果、アームA1のスイッチング素子10及び11とアームA2のスイッチング素子12及び13とのそれぞれの直列接続点間は、電源電圧と同相で、振幅の小さな正弦波が出力されることになる。このため、電源電圧にある補償電圧が加算されることになって、電源電圧が昇圧されることになる。
このとき、スイッチング素子14及び15を、並列コンバータYとして動作させ、出力電圧相当の対向電圧を発生させながら、昇圧動作により消費するコンデンサ30のエネルギを充放電させ、コンデンサ30の両端電圧の両端電圧を所定の直流電圧Vdcに維持する。
このようにすることによって、負荷6に供給するエネルギは直列コンバータXのみを通り、並列コンバータYには、電圧補償に使ったエネルギだけが通過することになるため、従来のダブルコンバータ方式に比較して並列コンバータYの損失を低減することができ、高効率化を図ることができる。
また、交流電源1の電源電圧の状態に応じて、スイッチング素子10から15のPWM動作を変更することによって、トランスを用いることなく昇圧動作及び降圧動作を共に実現することができる。
また、直列コンバータX及び並列コンバータYは、それぞれフルブリッジ回路で構成しているから、ハーフブリッジ回路で構成した場合に比較して各スイッチング素子の耐圧を低減することができ、スイッチング素子の責務を軽減することができる。
ここで、上記第1の実施の形態において、アームA1が第1のアームに対応し、アームA2が第2のアームに対応し、アームA3が第3のアームに対応し、コンデンサ30が蓄電用コンデンサに対応し、直列コンバータXが第1のコンバータに対応し、並列コンバータYが第2のコンバータに対応し、リアクトル40が第1のリアクトルに対応し、リアクトル41が第2のリアクトルに対応し、コンデンサ33及び34が、それぞれ第1及び第2のフィルタコンデンサに対応している。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
この第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態において、交流電源1側に交流電源1とリアクトル40との間の接続を遮断するための遮断回路51(遮断手段)を追加し、さらに、負荷6側に切り替えスイッチ50(切り替え手段)を追加したものである。この切り替えスイッチ50は、可動接点50a及び50bを有し、可動接点50aは、前記スイッチング素子12及び13の直列接続点と前記コンデンサ34との接続点に接続され、可動接点50bは、前記遮断回路51とリアクトル40との間に接続され、また、固定接点50cは、負荷6の一方の端子に接続されている。
これら切り替えスイッチ50及び遮断回路51は、制御回路90aによって駆動される。この制御回路90aは、上記第1の実施の形態における制御回路90と同様に、電源電圧に応じてスイッチング素子10から15を駆動制御すると共に、前記切り替えスイッチ50及び遮断回路51を制御し、電力変換装置100の各部が正常に作動している場合には、前記切り替えスイッチ50を、固定接点50cと可動接点50aとが導通状態となるように制御し、また、前記遮断回路51を導通状態に制御して、上記第1の実施の形態と同等の回路を構成するようになっている。
一方、電力変換装置100に異常が発生し、例えば、スイッチング素子又はダイオードが故障した場合には、前記切り替えスイッチ50を固定設定50cと可動接点50bとを導通状態に制御する。これによって、交流電源1と負荷6とが直接接続され負荷6への電圧供給を確保することができる。また、負荷短絡などが発生し、負荷6と電力変換装置100、又は負荷6と交流電源1とを切り離したい場合には、切り替えスイッチ50を開放状態に制御する。これによって、負荷6が、電力変換装置100及び交流電源1から切り離されることになって、電力変換装置100或いは交流電源1の異常によって、負荷6の異常を引き起こすなど、負荷6に悪影響を及ぼすことを回避することができる。
また、交流電源1の電源電圧が補償範囲を超えて低下した場合には、遮断回路51を遮断状態に制御する。この状態で、コンデンサ30を電源として並列コンバータYをインバータ動作させることにより負荷6への電圧供給を継続して行うことができる。
このように、交流電源1側に、この交流電源1と電力変換装置100とを切り離すための遮断回路51を設け、また、負荷6側に、この負荷6と交流電源1とを直接接続したり、或いは、負荷6と電力変換装置100とを切り離したりするための切り替えスイッチ50を設けたから、電力変換装置100の異常や、交流電源1の異常等が発生した場合であっても、状況に応じて切り替えスイッチ50や遮断回路51を制御することによって、負荷6への電圧供給を継続することができると共に、電力変換装置100や交流電源1の異常によって、負荷6に支障をきたすことを回避することができる。
なお、この第2の実施の形態においては、交流電源1を電力変換装置100から切り離すための遮断回路51及び負荷6を交流電源1に直接接続するための切り替えスイッチ50の双方を備えた場合について説明したが、必ずしもこれら遮断回路51及び切り替えスイッチ50の双方を備えている必要はない。しかしながら、双方を設けることによって、交流電源1側の異常或いは電力変換装置100の異常の双方に対応することが可能となり、より多くの場面において負荷6への電圧供給を継続することができ、電力変換装置100の信頼性を向上させることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
この第3の実施の形態は、上記第2の実施の形態において、充放電手段61を介して、コンデンサ30と並列にエネルギ蓄積要素60(エネルギ蓄積手段)が接続されている。このエネルギ蓄積要素60としては、例えばバッテリ等の二次電池やフライホイール等を適用することができる。また、前記充放電手段61としては、例えば、電流可逆チョッパ回路(二象限チョッパ回路)等を適用することができる。
そして、電力変換装置100が正常であり、また交流電源1からの電源電圧が電力変換装置100での補償可能な補償電圧範囲内である場合には、上記第2の実施の形態と同様に動作し、並列コンバータYは、コンデンサ30に対しエネルギを充放電する。
このとき、充放電手段61では、コンデンサ30からエネルギ蓄積要素60に対してエネルギを充電する。
この状態から、交流電源1に異常が発生し、例えば停電した場合等には、制御回路90aでは、前記遮断回路51を遮断状態に切り替え、交流電源1を電力変換装置100から切り離す。そして、コンデンサ30を電源として、並列コンバータYによって交流電圧を生成しこれを負荷6に供給することで、負荷6への電圧供給を継続する。
このとき、充放電手段61では、前記制御回路90aによってコンデンサ30を電源とする電力供給が開始されたことを検出すると、エネルギ蓄積要素60をエネルギ源としてコンデンサ30への充電を開始する。
このようにすることによって、コンデンサ30によって負荷6への電圧供給を継続することができると共に、コンデンサ30に蓄積されたエネルギ相当分だけでなく、エネルギ蓄積要素60に蓄積されたエネルギ相当分だけ、負荷6への電圧供給を継続することができ、負荷6への電圧供給時間を延長させることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。
この第4の実施の形態は、上記第3の実施の形態において、前記充放電手段61に替えて放電手段63を設け、さらに、交流電源1と並列に接続された、前記エネルギ蓄積要素60(エネルギ蓄積手段)への充電を行う充電手段62を設けたものである。この充電手段62としては例えばダイオード整流回路やPWM整流回路等の交流ー直流変換回路を適用することができ、また、前記放電手段63としては例えば昇圧チョッパ回路やフライバックコンバータ等の直流ー直流変換回路を適用することができる。
つまり、この第4の実施の形態においても、上記第2の実施の形態と同様に、前記交流電源1が補償電圧範囲内である場合や、電力変換装置100が正常である場合には、所定電圧が負荷6に供給されると共に、並列コンバータYによってコンデンサ30への充放電が行われる。このとき、充電手段62は、交流電源1からの交流電圧をエネルギとしてエネルギ蓄積要素60への充電を行う。
この状態から、交流電源1に異常が発生し、例えば停電した場合等には、制御回路90aでは、前記遮断回路51を遮断状態に切り替え、交流電源1を電力変換装置100から切り離す。そして、コンデンサ30を電源として、並列コンバータYによって交流電圧を生成しこれを負荷6に供給することで、負荷6への電圧供給を継続する。
このとき、充電手段62は、エネルギ蓄積要素60への充電を終了し、放電手段63では、前記制御回路90aによってコンデンサ30を電源とする電力供給が開始されたことを検出すると、エネルギ蓄積要素60をエネルギ源としてコンデンサ30への充電を開始する。
このようにすることによって、この場合も上記第3の実施の形態と同様に、直列コンバータXと並列コンバータYとを利用しながら、負荷6の所定電圧を供給することができると共に、停電時等であって、コンデンサ30によって負荷6への電圧供給を継続することができ、また、このとき、コンデンサ30に蓄積されたエネルギ相当分だけでなく、エネルギ蓄積要素60に蓄積されたエネルギ相当分の負荷6への電圧供給も継続することができ、負荷6への電圧供給時間を延長させることができる。
本発明の第1の実施の形態を表す電力変換装置の回路図の一例である。 第1の実施の形態の動作説明に供する波形図である。 第2の実施の形態を表す電力変換装置の回路図の一例である。 第3の実施の形態を表す電力変換装置の回路図の一例である。 第4の実施の形態を表す電力変換装置の回路図の一例である。 従来の電力変換装置の一例を示す回路図である。 従来の電力変換装置のその他の例を示す回路図である。 図6の電力変換装置の動作原理を説明するための説明図である。 図7の電力変換装置の動作原理を説明するための説明図である。
符号の説明
1 交流電源
6 負荷
10〜15 スイッチング素子
16〜21 ダイオード
30 コンデンサ
33、34 フィルタコンデンサ
50 切り替えスイッチ
51 遮断回路
60 エネルギ蓄積要素(エネルギ蓄積手段)
61 充放電手段
62 充電手段
63 放電手段
90、90a 制御回路
A1〜A3 アーム
X 直列コンバータ(第1のコンバータ)
Y 並列コンバータ(第2のコンバータ)

Claims (5)

  1. 交流電源と負荷との間に介挿され、前記交流電源の電源電圧の変動に関わらず前記負荷へ一定電圧を供給するようにした電力変換装置において、
    二つのスイッチング素子が直列に接続された第1のアーム及び第2のアームと蓄電用コンデンサとが並列に接続されて構成され且つ前記交流電源と負荷との間に直列に接続される第1のコンバータと、
    前記第2のアームと並列に接続され且つ二つのスイッチング素子が直列に接続された第3のアームと前記第2のアーム及び前記蓄電用コンデンサとで構成され、前記交流電源と負荷との間に並列に接続される第2のコンバータと、を備え、
    前記第1のコンバータを、前記電源電圧の変動分を補償するように動作させ、且つ、前記第2のコンバータを、前記第1のコンバータの補償動作に伴うエネルギ消費相当分、前記蓄電用コンデンサの充放電を行うように動作させることを特徴とする電力変換装置。
  2. 交流電源と負荷との間に介挿され、前記交流電源の電源電圧の変動に関わらず前記負荷へ一定電圧を供給するようにした電力変換装置において、
    ダイオードが逆並列にそれぞれ接続された二つのスイッチング素子が直列に接続された第1のアーム及び第2のアームと蓄電用コンデンサとが並列に接続されて構成され且つ前記交流電源と前記第1のアームとの間に第1のリアクトルが介挿されて前記交流電源と負荷との間に直列に接続される第1のコンバータと、
    前記第2のアームと並列に接続され且つ前記ダイオードが逆並列にそれぞれ接続された二つのスイッチング素子が直列に接続された第3のアームと前記第2のアーム及び前記蓄電用コンデンサとで構成され、前記第3のアームが第2のリアクトルを介して前記負荷と接続されて前記交流電源と負荷との間に並列に接続される第2のコンバータと、
    前記交流電源と前記第1のリアクトルとの間に前記交流電源と並列に接続される第1のフィルタコンデンサ及び前記負荷と前記第2のリアクトルとの間に前記負荷と並列に接続される第2のフィルタコンデンサと、を備え、
    前記第1のコンバータを、前記電源電圧の変動分を補償するように動作させ、且つ、前記第2のコンバータを、前記第1のコンバータの補償動作に伴うエネルギ消費相当分、前記蓄電用コンデンサの充放電を行うように動作させることを特徴とする電力変換装置。
  3. 前記交流電源と前記第1のコンバータとの間に介挿された遮断手段と、
    前記第2のコンバータと前記負荷との間に介挿される切り替え手段と、を備え、
    当該切り替え手段は、前記負荷を、前記第2のコンバータと、前記遮断手段及び前記第1のコンバータ間との何れかに接続するようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電力変換装置。
  4. 前記蓄電用コンデンサと並列に接続されるエネルギ蓄積手段と、
    前記蓄電用コンデンサと前記エネルギ蓄積手段との間でエネルギを融通する充放電手段と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の電力変換装置。
  5. 前記蓄電用コンデンサと並列に接続されるエネルギ蓄積手段と、
    前記交流電源と並列に接続され前記エネルギ蓄積手段への充電を行う充電手段と、
    前記エネルギ蓄積手段のエネルギにより前記蓄電用コンデンサを充電する放電手段と、を備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の電力変換装置。
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