JP2005283907A - 平版印刷版の露光記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 平版印刷版における記録層の露光された部分を支持体との界面側に渡って硬化させて耐刷性を向上可能とする平版印刷版の露光記録装置を提供する。
【解決手段】 前処理光照射装置23は、画像記録層40にかぶりを生じないように露光する前処理光を照射して表面側から染料を退色させ、支持体との界面側に向けて色素濃度が高くなる色素濃度分布を形成する。記録部25は、所定の色素濃度分布が形成された画像記録層40に露光処理し、画像記録層の表面から支持体との界面側に渡って温度を上昇させて硬化させ、耐刷性を向上可能な潜像を形成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、支持体上に設けた画像の記録層に、露光処理をして潜像を形成する平版印刷版の露光記録装置に関する。
一般に、オフセット印刷には、感光性平版印刷版(いわゆるPS版)が利用されている。また、この平版印刷の分野では、コンピュータ等のデジタルデータに基づいてレーザ露光処理することにより直接印刷版を製版するCTP(Computer to Plate)システムに利用する平版印刷版が提案されている。
従来、このようなCTPシステムでは、平版印刷版に露光後、現像処理することなしに、印刷機に装着して印刷する印刷機上現像(on press development)システムが提案されている。すなわち、CTPシステムは、印刷版用原版の非画像部の除去を通常の印刷過程のなかで行えるような記録層(感光層)を用い、現像工程を行うことなく、露光後、印刷機上で現像し最終的な印刷版を得るもの(いわゆる機上現像方式)である。
この印刷機上現像システムでは、表面を陽極酸化し(anodize)粗面化した親水性表面を有するアルミニウム平板を支持体として使用し、この親水性表面上に、熱の影響下で合体可能で、かつ親水性結合剤中に分散された疎水性熱可塑性重合体粒子を含んでなる記録層(感光層)を形成し、この記録層又はこれに隣接する層に光を熱に転換する化合物を含ませて構成した、いわゆるヒートモード記録方式の印刷版である平板印刷版を利用する。
この印刷機上現像システムでは、ヒートモード記録方式の印刷版である平版印刷版に対する露光処理を、例えば、赤外(IR)線や近赤外線領域の波長のレーザ光(LED、レーザーダイオードで発光するもの)を使用して行う。
このヒートモード記録方式の印刷版である平版印刷版に対する露光処理では、所要の画像に対応して記録層上に照射されたレーザ光が熱に変換され、記録層に含まれた疎水性熱可塑性重合体粒子を凝固温度以上に加熱して凝固させて親水性層の中で疎水性集塊を生成させ、普通の水中又は水性液体中で不溶となり脱落分散しないようにさせる。
この印刷機上現像システムでは、このように露光処理された平版印刷版を、例えば、印刷機の印刷シリンダ上に設置し、次に、印刷機を始動して、平版印刷版の記録層上に水性湿し液を供給する湿し剤ローラを転接させ、さらに平版印刷版の記録層上にインキローラを転接させて印刷の動作を行わせることにより、平版印刷版の記録層における凝固(硬化)した疎水性集塊を残して、他の親水性層の部分を普通の水又は水性液体中に脱落分散させて除去することにより現像する。通常では、数10回程度の印刷シリンダの回転後に、最初のきれいで有用な印刷が得られるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
このような従来の印刷機上現像システムでは、図7(B)及び(C)に例示するようにヒートモード記録方式の印刷版である平版印刷版17の支持体としてアルミニウム支持体11を用い、さらにレーザ露光処理をした場合に、平版印刷版17の記録層15における層の厚さ方向上面近傍において、アブレーション(強力なエネルギで照射部分を焼き飛ばす現象)を生じない範囲の高出力で照射されたレーザ光により凝固温度以上に十分に加熱する。
しかし、従来のヒートモード記録方式の印刷版である平版印刷版17の記録層15は、記録層15全体が所定の光吸収係数を持つ光を熱に変換するための材料で一様に構成されている。
このため、ヒートモード記録方式の平板印刷版17をレーザ光で露光処理したときには、図7(A)に例示するように、記録層15に吸収される光エネルギが、レーザ光が入射する記録層15の厚さ方向上面(表面)側で大きく記録層15の厚さ方向下面(アルミニウム支持体側)に行く程小さくなるから、図7(C)に例示するように、記録層15における層の厚さ方向下面近傍の部分を十分に昇温することが困難である。すなわち、記録層15における層の厚さ方向下面近傍の部分を十分に昇温できる程、平版印刷版17の感度を高くすることが困難である。
さらに、平版印刷版17の感度が低い場合には、記録層15における層の厚さ方向下面近傍(陽極酸化皮膜である親水性表面13の近傍)で、照射されたレーザ光から変換された熱エネルギが、熱伝導率が高いアルミニウム支持体11側に急速に拡散して逃げるからアブレーションを生じない最大出力でレーザ光を照射しても、アルミニウム支持体11の親水性表面13と記録層15(加熱記録層)との界面近傍の部分で凝固温度以上まで十分に昇温しないのでレーザ光が照射された記録層15部分(画像部)の硬化が十分に進行せず画像部の強度が不充分となる虞がある。
このような感度が低い平版印刷版では、印刷を行うため記録層15上に水性湿し液が付けられると、その記録層15における層の厚さ方向下面(界面)近傍の露光処理による硬化が十分に進行する程感度が高くない場合には、強度の不充分な部分が水又は水性液体中に脱落分散する現像作用が進行して、印刷枚数が増加するのに連れて記録層15における露光形成された画像部が欠落し易く耐刷性が低くなってしまう。
そこで、これを回避するために、平版印刷版の記録層下面(界面)近傍の感度を高くするよう光を熱に変換する材料である色素の濃度に所要の分布を形成し耐刷を上げる手段が提案されている。この記録層下面の感度を高くするよう色素濃度分布を形成する手段で、色素濃度の分布を形成するために提案された第1の方法では、2つ以上のスリットから、それぞれ光熱変換物質の含有比率の異なる材料を出して版材に重層塗布することにより、色素濃度の分布を形成する方法が揚げられている。また、第2の方法では、磁性紛である光熱変換物質が含有された塗布液を支持体に塗布した後、この塗布されたものが湿潤状態の間に、磁力を利用して磁性紛を吸引することにより、塗布層内における磁性紛の含有比率が膜厚方向に勾配を持つように構成する(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、前述した第1の方法では、色素濃度を異にした略同一の膜材料を重層塗布すると塗布時にこれらの膜材料が混ざり、平版印刷版の記録層全面で均質な色素濃度分布を形成することが困難である。また第2の方法では、光熱変換物質として磁性体を用いる必要があり、使用する光熱変換物質に制約を受ける。
特許第2938397号明細書 特開2000−238451
本発明は、ヒートモード記録方式の印刷版である平版印刷版に対して露光処理する際に、このヒートモード記録方式の平版印刷版における記録層の露光された部分を支持体との界面側に渡って硬化させてヒートモード記録方式の感光性平版印刷版の耐刷性を向上可能な、平版印刷版の露光記録装置を新たに提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の平版印刷版の露光記録装置は、平版印刷版における光熱変換剤としての染料を含有する画像記録層に対して、かぶりを生じないように露光する前処理光を照射することにより表面側から染料を退色させて画像記録層の厚さ方向に対する色素濃度分布を形成する前処理光照射装置と、色素濃度分布が形成された画像記録層に対して、記録光を照射する露光処理により画像記録層に潜像を形成する記録部と、を有することを特徴とする。
上述のように構成することにより、前処理光照射装置は、平版印刷版の画像記録層にかぶりを生じないように露光する前処理光を照射し、画像記録層の表面側から次第に染料を退色させていくことにより、画像記録層に、支持体との界面側(下層側)に向けて色素濃度が高くなる所定の色素濃度分布を形成する。そして、記録部は、画像記録層に、支持体との界面側(下層側)の色素濃度が高くなる所定の色素濃度分布が形成された状態で露光処理することになるので、画像記録層における記録光の照射を受けた露光部分では、画像記録層の表面から支持体との界面側(下層側)に渡って平均的に温度を上昇させ支持体との界面側に渡って硬化させて、適切な露光処理により耐刷性を向上可能な潜像を形成できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の平版印刷版の露光記録装置において、記録部のレーザ光を出射して走査露光する露光ヘッドより主走行方向上流側近傍に、前処理光照射装置における小型の照射ヘッドを配置して、画像記録層に対して小型の照射ヘッドからかぶりを生じないように露光する前処理光を照射した直後に、露光ヘッドからレーザ光を出射して走査露光するよう構成したことを特徴とする。
上述のように構成することにより、請求項1に記載の発明の作用、効果に加えて、露光ヘッドにより画像記録層に対してレーザー露光処理をする直前に、画像記録層に対して前処理光照射装置の小型の照射ヘッドから光を照射して染料を退色させて濃度分布を形成する処理をすることにより、小型の照射ヘッドから照射された光で照射画像記録層内の色素が退色する時に発熱する熱も、露光ヘッドによりレーザー露光処理をする際に一緒に利用することができるので、画像記録層の記録感度向上に寄与させることができる。
本発明の平版印刷版の露光記録装置は、平版印刷版の画像記録層における厚さ方向に一様に含まれた色素である染料を、前処理光照射装置から出射した光を画像記録層の表面側から照射し画像記録層の表面側から支持体との界面にかけて染料による色素濃度が高くなる色素濃度分布を形成するよう退色させて後、露光ヘッドから記録光を出射して画像記録層に露光した部分を支持体との界面側に渡って硬化させることにより、画像記録層の露光された部分の層を厚さ方向の全体に渡って硬化させ、ヒートモード記録方式の感光性平版印刷版の耐刷性を向上させることができるという効果がある。
(平版印刷版の露光記録装置)
本発明の第1実施の形態に係る平版印刷版の露光記録装置について、図1及び図2によって説明する。
本第1実施の形態に係る、平版印刷版10の露光記録装置21(セッタ)は、前処理光を照射する前処理光照射装置23によって染料を退色させることにより、平版印刷版10の画像記録層全体における厚さ方向に対して所定の色素濃度分布を形成した後、この色素濃度分布が形成された平版印刷版10に対して、レーザ記録部25により記録光を照射して走査露光し、この平版印刷版10の画像記録層にデジタル画像情報に対応する画像(潜像)を形成するものである。
図1及び図2に示すように、露光記録装置21には、レーザ記録部25に対応して配置された、1枚の平版印刷版10を着脱可能に支持して主走査方向に移動走査するための平版印刷版の保持手段である円柱状のアウタードラム20を回転駆動可能に装着する。
このアウタードラム20の外周面上には、平版印刷版10の先端部と後端部とをアウタードラム20の外周面上にそれぞれ脱着するためのチャック機構(チャック手段)22を設けると共に、平版印刷版10をアウタードラム20の外周面上に巻装するためのガイドローラ24を配設する。
この露光記録装置21には、平版印刷版10を、レーザ記録部アウタードラム20へ搬入し又は搬出する動作を行うための搬送装置29を配置する。
この搬送装置29は、一対の駆動搬送ローラ27複数を、各々所定間隔を開けて搬送路上に配置し、図示しないプレート状のガイド部材を適宜配置することにより構成する。
この露光記録装置21には、平版印刷版10をアウタードラム20に搬入する
ための搬送路上におけるガイドローラ24より搬入時の搬送方向上流側の位置に、前処理光照射装置23を配置する。
この前処理光照射装置23は、照明光源30から引き出された光ファイバー32の先端に投光用の長尺の照射ヘッド34を装着して構成する。
この照明光源30は、一般に用いられる赤外線ランプやキセノンランプ等を内蔵し、点灯された赤外線ランプ等から出射された、平版印刷版10の画像記録層に含まれる染料を退色させる作用を有する波長の光を集めて光ファイバー32の入射端に入射させ、光ファイバー32を通して長尺の照射ヘッド34へ送るように構成する。一般に染料系は光を吸収すると比較的退色しやすい性質を有しており、上記染料を平版印刷版10の画像記録層に用いることにより、比較的画像記録にかける画像露光時間よりも長く光を照射することにより、温度上昇をともなわずに効果的に層上部の染料を退色することができる。
平版印刷版10の画像記録層に含まれる染料を画像記録層の厚さ方向に対して所定の色素濃度分布を形成するよう退色させる作用を有する光の条件は、照射の対象となる画像記録層に含まれる染料の化学的組成等によって光の波長、光量(光の強度)及び照射時間等の各条件が種々に異なるので、予め各画像記録層に含まれる染料の種別毎に実験により求めておく。
この前処理光照射装置23の長尺の照射ヘッド34は、照明光源30から光ファイバー32を通じて送られてきた光を、搬送装置29により搬入されて来る平版印刷版10の画像記録層に平均的に照射して、画像記録層に含まれる染料を画像記録層の厚さ方向に対して所定の色素濃度分布を形成するよう退色させる処理を行う。
なお、長尺の照射ヘッド34から所定の光を照射して画像記録層に含まれる染料を退色させる処理では、光が照射された部分の画像記録層全面において、同じ色素濃度分布で染料が退色した状態となる必要がある。これは、画像記録層の平面上で部分的に色素濃度分布が異なると、所定の画像を適正に形成できなくなるため、画像記録層の全面における色素濃度分布を均一化する必要があるためである。
この前処理光照射装置23により所定の光を照射して画像記録層に含まれる染料を退色させる処理では、例えば図3に示すように、平版印刷版10を、アルミニウム支持体36の表面に陽極酸化皮膜である親水性表面38を形成し、さらに親水性表面38の上に画像記録層40を設けて構成したものに対して、染料を退色させる処理を行うことができる。
この場合には、この平版印刷版10における画像記録層40の上方から前処理光照射装置23で、染料が吸収する波長帯の光を用いて平版印刷版10の全面に、かぶらない程度(画像記録層40に潜像が形成されることのない波長及び光量程度)の弱い光で所定の時間(露光時よりも長い時間)照射する。すなわち、各画像記録層40が有する特性に対応した固有の前処理光の露光条件は、染料が吸収可能な波長であって、画像記録層に潜像が形成されることのない露光条件(露光量)である。
すると、前処理光照射装置23から光の照射を受けた画像記録層40では、その表面側の染料で主に光が吸収され、表面側(上層部)から次第に染料が退色していく。なお、この染料を退色させる程度は、前処理光照射装置23から照射する光の量と時間を調整することにより制御できる。
このようにして、前処理光照射装置23から画像記録層40に所定の光を照射すると、図3(A)に示すように画像記録層40内の厚さ方向に均一な状態の色素濃度分布が、図3(B)に示すように、画像記録層40の表面側が大きく退色し、画像記録層40の厚さ方向中央の層部で小さく退色し、さらに画像記録層40の親水性表面38との界面側で殆ど退色しない状態となる。すなわち、図4に例示するように、画像記録層40における色素濃度は、記録層表面から界面へ向けて滑らかに大きくなる状態となる。
図1及び図2に示すように、露光記録装置21には、アウタードラム20に対向してレーザ記録部25の露光ヘッド26を配置する。この露光ヘッド26は、送り機構28(図1に図示)により副走査方向に沿って移動操作可能に装着する。
図1に示すように、この露光ヘッド26は、結像光学系を構成するための複数個のレンズからなるレンズユニット42と、複数本の光ファイバ44の先端部を挟持して光ファイバ44の先端面を保護するための透明の保護部材等からなるファイバホルダ46とを有する。
この露光ヘッド26には、光ファイバ44を通じて図示しないLD光源装置からIRレーザLを供給するよう構成する。そして、この露光ヘッド26は、複数本の光ファイバ44からそれぞれ出射されたIRレーザLを、レンズユニット42によりアウタードラム20に装着された平版印刷版10の原版上に結像し、所定の形状及びサイズを有するビームスポットを照射して露光するよう構成する。
なお露光ヘッド26は、複数個のビームスポットを平版印刷版10の原版上に同時に投影可能なマルチビームタイプに構成し、これら複数個のビームスポットを平版印刷版10の原版上における副走査方向に沿って配列し、あるいは副走査方向に対して僅かに傾いた直線上に配列して構成する。
この露光ヘッド26は、送り機構28におけるプレート状のキャリア48に搭載されており、このキャリア48と一体となり副走査方向(図2の矢印S方向)に沿って移動する。
この送り機構28は、キャリア48を副走査方向に沿ってスライド可能に支持する図示しないガイドレールとモータユニットに連結された送りねじ軸とを備えている。またキャリア48の下面部には、図示しないブロック状の雌ねじ部材が固定されており、この雌ねじ部材に穿設された雌ねじ穴にねじ軸が螺挿されている。
このように構成した送り機構28では、モータユニットでねじ軸を回動制御することにより、キャリア48と一体の露光ヘッド26を、ねじ軸の回転方向に対応する方向(副走査方向に沿った前進方向又は後進方向)へねじ軸の回転量に対応する距離だけ移動させる制御動作を行う。
次に、上述した露光記録装置21における作用及び動作について説明する。
この露光記録装置21を用いて平版印刷版10に画像を形成する場合には、未現像の平版印刷版10を、露光記録装置21における搬送装置29の図示しない供給口から挿入する。
すると、平版印刷版10は、搬送装置29によって、搬送路上を搬送され、前処理光照射装置23の直下に至る。
この状態で、平版印刷版10の原版は、前処理光照射装置23から前処理光の照射を受けて染料が退色する作用によって、その画像記録層40に厚さ方向に均一な状態の色素濃度分布が形成される。
このように所定の色素濃度分布が形成された平版印刷版10の原版は、搬送装置29によりアウタードラム20の上端部付近へ搬送されてくると、チャック機構22によって平版印刷版10の原版の先端部をアウタードラム20外周面上にチャックすると共に、アウタードラム20を所定の主走査方向である正転方向(図の矢印A方向)ヘ回転を開始させる。これにより、先端部がアウタードラム20の外周面上に拘束された平版印刷版10の原版は、ガイドローラ24によりアウタードラム20の外周面上へ加圧されて密着するように巻き付けられる。
このレーザ記録部25では、平版印刷版10の原版が後端部までアウタードラム20の外周面上に巻き付けられると、チャック機構22により平版印刷版10の原版の後端部がアウタードラム20外周面上へチャックされる。これにより、平版印刷版10全体がアウタードラム20の外周面上に密着して巻装された状態となり、平版印刷版10のアウタードラム20への装着動作が完了する。
このレーザ記録部25では、平版印刷版10の原版がアウタードラム20に巻装された状態において、送り機構28により露光ヘッド26を副走査方向へ移動させつつ、この露光ヘッド26から出射されるIRレーザLを平版印刷版10の画像記録層40へ照射し、平版印刷版10に対する副走査露光を行う。このレーザ記録部25では、1回の副走査完了に同期してアウタードラム20を正転方向へ主走査ピッチに対応する回転量だけ回転させることにより、平版印刷版10の原版に対する露光処理(走査露光の処理)をして潜像を形成する。
すなわち、このレーザ記録部25は、デジタル画像情報に基づいて変調されたIRレーザLによりアウタードラム20に装着された平版印刷版10の原版を走査露光し、この平版印刷版10の原版の記録層にデジタル画像情報に対応する潜像を形成する。
この露光処理では、画像記録層40に、下層の色素濃度が高くなる所定の色素濃度分布が形成された状態でIRレーザLにより露光処理することになるので、画像記録層40におけるIRレーザLの照射を受けた露光部分では、画像記録層40の表面から親水性表面38との界面に渡って平均的に温度が上昇し、適切な露光処理により潜像を形成できる。
潜像が形成された平版印刷版10は、逆回転(図の矢印B方向への回転)されたアウタードラム20からチャック機構22により開放されて、搬送装置29上に排出される。すると、この搬送装置29は、平版印刷版10を露光記録装置21の図示しない排出口から装置外部のトレー上等に搬出する。
なお、露光記録装置21で露光処理されて潜像が形成された平版印刷版10は、この後、現像処理(現像液を用いた現像処理又は印刷機を用いて現像処理するいわゆる機上現像処理)されて画像が形成された平版印刷版10として完成させる。このようにして画像が形成された平版印刷版10は、図示しない印刷機で印刷の用に供される。
(ヒートモード記録方式の平版印刷版)
次に、本実施の形態に係る平版印刷版の露光記録装置に用いることができる、染料を色素として含有した画像記録層を有する平版印刷版について説明する。
ここで用いる平版印刷版10は、一般に使用可能な支持体上に疎水化前駆体と光熱変換剤とを含有する膜状の画像記録層が形成されたヒートモード記録方式の印刷版と同種の平版印刷版として構成する。ここで、ヒートモード記録方式の印刷版というときは、親水性の支持体上に親水性の画像形成層を設け、画像状にヒートモード露光し、親水性層の溶解性・分散性を変化させ、必要に応じ、湿式現像により未露光部を除去して現像可能なものを含むものとする。
この平版印刷版10は、図3に例示するように、アルミニウム又はアルミ合金からなるアルミニウム支持体36と、このアルミニウム支持体36の表面に形成された陽極酸化皮膜である親水性表面38上に成膜された画像記録層40(感光層又は記録層)とを備えており、この画像記録層40は、疎水化前駆体と、光熱変換剤と、を含有する。
例えば、この平版印刷版10では、その画像記録層40を、マイクロカプセルの内部にモノマーと光熱変換剤として染料(色素)を内包し、マイクロカプセルの周囲に、マイクロカプセルを塗布するために用いられる分散剤とモノマー重合を開始させるための開始剤(カチオン重合開始剤(光酸発生剤)といった、光照射によってルイス酸やカチオン種を生成する物質)等を含ませて構成する。
この画像記録層40では、カチオン重合開始剤(光酸発生剤)といった、光照射によってルイス酸やカチオン種を生成する物質である重合開始剤と光熱変換剤(染料)とは、それぞれ、マイクロカプセル内又はマイクロカプセル外の何れかに存在すれば良いから画像の記録層マトリックス中の少なくとも一方に添加されていれば良い。ただし保存安定性の観点から、カチオン重合開始剤は、画像の記録層マトリックス中に添加することが好ましい。
また感度の観点から、光熱変換剤は、マイクロカプセル内に添加することが好ましい。この画像記録層40が含有するマイクロカプセルは、画像形成に用いる露光処理時の熱で外壁が破れ、かつその熱により反応する官能基を有する化合物を含有しているマイクロカプセルとする。
次に、この画像記録層40に利用可能な光熱変換剤について説明する。
光熱変換剤としては、例えば、赤外線、中でも近赤外線(波長700〜1200nm)を吸収し、かつ光退色性を有する種々の公知の染料を利用することができる。特に好ましい染料として、フタロシアニン色素等が挙げられる。
なお、本発明に係わる平版印刷版の露光記録装置は、種々の構成の平版印刷版が利用できるものであり、一般に印刷機上現像システムに使用可能な支持体上に疎水化前駆体と染料とを含有する膜状の画像記録層が形成されたヒートモード記録方式の印刷版である平版印刷版に適用できる。なお、このヒートモード記録方式の印刷版には、親水性の支持体上に親水性の画像形成層を設け、画像状にヒートモード露光し、親水性層の溶解性・分散性を変化させ、必要に応じ、湿式現像により未露光部を除去して現像可能なものを含むものとする。
例えば、本発明に係るヒートモード記録方式の印刷版の構成は、支持体上の熱可塑性樹脂粒子層を熱により融着させてインク受容性とし、露光後未露光部分を湿し水等の水性液で除去するもので、詳しくは、熱の影響下で合体可能な、親水性結合剤中で分散された疎水性熱可塑性重合体粒子と染料を含有または隣接層に含有する画像形成要素を有する光熱変換方式の平版印刷版、又は熱により親油化可能な自己水分散性熱可塑性樹脂粒子層を有する平版印刷版を利用できる。
次に、ヒートモード記録方式の平版印刷版の実施例について説明する。
[支持体の製造例]
99.5質量%以上のアルミニウムと、Fe 0.30質量%、Si 0.10質%、Ti 0.02質量%、Cu 0.013質量%を含むJIS A1050合金の溶湯に清浄化処理を施し、鋳造した。清浄化処理には、溶湯中の水素などの不要なガスを除去するために脱ガス処理し、セラミックチューブフィルタ処理をおこなった。鋳造法はDC鋳造法で行った。凝固した板厚500mmの鋳塊を表面から10mm面削し、金属間化合物が粗大化してしまわないように550℃で10時間均質化処理を行った。
次いで、400℃で熱間圧延し、連続焼鈍炉中で500℃で60秒中間焼鈍した後、冷問圧延を行って、板圧0.30mmのアルミニウム圧延板とした。圧延ロ―ルの粗さを制御することにより、冷間圧延後の中心線平均表面粗さRaを0.2μmに制御した。その後、平面性を向上させるためにテンションレベラーにかけた。
次に平版印刷版支持体とするための表面処理を行った。まず、アルミニウム板表面の圧延油を除去するため、10質量%アルミン酸ソーダ水溶液で50℃30秒間脱脂処理を行い、30質量%硫酸水溶液で50℃30秒間中和、スマット除去処理を行った。次いで支持体と感熱層の密着性を良好にし、かつ非画像部に保水性を与えるため、支持体の表面を粗面化する、いわゆる、砂目立て処理を行った。1質量%の硝酸と0.5質量%の硝酸アルミを含有する水溶液を45℃に保ち、アルミウェブを水溶液中に流しながら、間接給電セルにより電流密度20A/dm2、デューティー比l:lの交番波形でアノード側電気量240C/dm2を与えることで電解砂目立てを行った。その後10質量%アルミン酸ソーダ水溶液で50℃30秒間エッチング処理を行い、30質量%碗酸水溶液で50℃30秒間中和、スマット除去処理を行った。
さらに耐摩耗性、耐薬品性、保水性を向上させるために、陽極酸化によって支持体に酸化皮膜を形成させた。電解質として硫酸20質量%水溶液を35℃で用い、アルミウェブを電解質中に通搬しながら、間接給電セルにより14A/dm2の直流で電解処理を行うことで2.5g/m2の陽極酸化皮膜を作成した。
この後、印刷版非画像部としての親水性を確保するため、シリケート処理を行った。処理は3号珪酸ソーダ1.5質量%水溶液を70℃に保ちアルミウェブの接触時間が15秒となるよう通搬し、さらに水洗した。Siの付着量は10mg/m2であった。以上のように作製した支持体の中心線表面粗きRaは0.25μmであった。
[マイクロカプセルAの合成例]
油相成分として、ビスフェノールAのビス(ピニルオキシエチル)エーテル6.0g、トリメチロールプロパンとキシリレンジイソシアナートとの付加体(三井武田ケミカル(株)製タケネートD−110N、マイクロカプセル壁材)6.0g、下記の赤外線吸収色素(1)3.0g、パイオニンA4lC 0.lgを酢酸エチル17.7gに溶解した。水相成分としてPVA205(クラレ製ポリビニルアルコール)の4質量%水溶液37.5gを調製した。油相成分及び水相成分を、ホモジナイザーを用い12000rpmの条件で10分間乳化した。その後、水24.5gを添加し、水冷しながら30分さらに40℃で3時間撹拌した。得られたマイクロカプセル分散液の固形分濃度および平均粒径は表1のようになった。なお、表1の平均粒径の測定には、LA−910(堀場製作所(株)製)を用いた。
Figure 2005283907
[マイクロカプセルB〜Eの合成例]
油相成分のビスフェノールAのビス(ビニルオキシエチル)エーテルおよび赤外線吸収色素(1)の添加量を表1のように変更した以外は、マイクロカプセルAと同様にマイクロカプセルB〜Dを合成した。
マイクロカプセルA〜Dの物性値
Figure 2005283907
上記製造例で得たアルミニウム基板上に、合成例のマイクロカプセルA〜Dから選ばれた成分を含有する下記の組成よりなる感熱層塗布液を調製した後、パー塗布し、70℃90秒でオープン乾燥することにより、塗布量1.0g/m2の平版印刷版用原版を作製した。
感熱層塗布液
合成例で得たマイクロカプセル(固形分換算) 9.0g
酸前駆体(下記の酸前駆体(1)) 0.24g
水 35.4g
Figure 2005283907
次に、本発明の第2実施の形態について図5及び図6により説明する。
この図5及び図6に示す露光記録装置21では、前処理光照射装置23の照射ヘッド34を、平版印刷版10の画像記録層40における露光処理直前の所定範囲の部分に対応した比較的小型なものに構成する。
この小型の照射ヘッド34は、露光ヘッド26と共にアウタードラム20に対向して配置し、小型の照射ヘッド34と露光ヘッド26とを一体的に、キャリア48上に搭載し、このキャリア48と一体となり副走査方向(図の矢印S方向)に沿って移動するよう構成する。
このように構成することにより、送り機構28を小型の照射ヘッド34及び露光ヘッド26とで共用することができるから、部品点数を削減し、構成を簡素化できる。なお、小型の照射ヘッド34及び露光ヘッド26とを、別々の送り機構で独立して移動制御させるように構成しても良い。
この露光記録装置21では、1枚の平版印刷版10を保持したアウタードラム20に対して、小型の照射ヘッド34と一体的に構成された露光ヘッド26とを、相対的に主走査方向に移動走査すると共に副走査方向に移動走査することによって、露光処理の直前に、前処理光照射装置23から前処理光を画像記録層40へ照射して、染料を退色させる作用により、画像記録層40に厚さ方向に均一な状態の色素濃度分布を形成する処理を行う。
なお、この露光記録装置21では、アウタードラム20上に保持された平版印刷版10を、アウタードラム20によって主走査方向に移動走査し、小型の照射ヘッド34及び露光ヘッド26を副走査方向に移動走査することによって、露光処理の直前に画像記録層40に所定の色素濃度分布を形成する処理をする。
また、図示しないが露光記録装置は、アウタードラム以外の不動の平版印刷版の保持手段に平版印刷版10を装着し、小型の照射ヘッド34及び露光ヘッド26を主走査方向と副走査方向に移動走査することによって露光処理の直前に画像記録層40に所定の色素濃度分布を形成する処理をするように構成し、若しくは不動の小型の照射ヘッド34及び露光ヘッド26に対して、平版印刷版の保持手段を主走査方向と副走査方向とに移動走査することによって露光処理の直前に画像記録層40に所定の色素濃度分布を形成する処理をするように構成し、又は平版印刷版10を保持した平版印刷版の保持手段を副走査方向に移動走査し、小型の照射ヘッド34及び露光ヘッド26を主走査方向に移動走査することによって露光処理の直前に画像記録層40に所定の色素濃度分布を形成する処理をするように構成しても良い。
この露光記録装置21では、小型の照射ヘッド34を露光ヘッド26の主走行方向上流側に配置することにより、画像記録層40に対する所定の色素濃度分布を形成する処理を終えてから、短時間しか経過しないうちに露光処理を継続して行うことになる。
よって、露光ヘッド26により画像記録層40に対してレーザー露光処理をする直前に、画像記録層40に対して前処理光照射装置23から光を照射して染料を退色させて濃度分布を形成する処理をすることにより、前処理光照射装置23から照射された光で照射画像記録層40内の色素が退色する時に発熱する熱も、露光ヘッド26によりレーザー露光処理をする際に一緒に利用することができるので、画像記録層40の記録感度向上に寄与させることができる。
なお、本第2実施の形態における以上説明した以外の構成、作用、及び効果は前述した第1実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
本発明の第1実施の形態に係る、前処理光照射装置を設けた画像形成装置の全体概略構成を示す構成図である。 本発明の第1実施の形態に係る画像形成装置における、前処理光照射装置及びレーザ記録部の部分を取り出して示す概略斜視図である。 (A)及び(B)は、それぞれ本発明の第1実施の形態に係る平版印刷版の原版と、光を照射して染料を退色させて色素濃度分布を形成する処理をした平版印刷版のモデルを示す概略説明図である。 本発明の第1実施の形態に係る平版印刷版の画像記録層における、光を照射して染料を退色させたときの色素濃度分布を例示する説明線図である。 本発明の第2実施の形態に係る、小型の照射ヘッドを有する前処理光照射装置を設けた画像形成装置の全体概略構成を示す構成図である。 本発明の第2実施の形態に係る、小型の照射ヘッドを有する前処理光照射装置を設けた画像形成装置の要部概略構成を示す側面図である。 (A)は、従来の平版印刷版をレーザ光で露光したときの温度分布を示す線図であり、(B)は、従来の平版印刷版における要部の縦断を拡大して示す概略構成図、(C)は、従来の平版印刷版を現像したときの状態を示す概略構成図である。
符号の説明
10 平版印刷版
20 アウタードラム
21 露光記録装置
23 前処理光照射装置
25 レーザ記録部
26 露光ヘッド
28 送り機構
29 搬送装置
30 照明光源
32 光ファイバー
34 照射ヘッド
38 親水性表面
40 画像記録層

Claims (2)

  1. 平版印刷版における光熱変換剤としての染料を含有する画像記録層に対して、かぶりを生じないように露光する前処理光を照射することにより表面側から染料を退色させて前記画像記録層の厚さ方向に対する色素濃度分布を形成する前処理光照射装置と、
    前記色素濃度分布が形成された画像記録層に対して、記録光を照射する露光処理により前記画像記録層に潜像を形成する記録部と、
    を有することを特徴とする平版印刷版の露光記録装置。
  2. 前記記録部のレーザ光を出射して走査露光する露光ヘッドより主走行方向上流側近傍に、前記前処理光照射装置における小型の照射ヘッドを配置して、前記画像記録層に対して前記小型の照射ヘッドからかぶりを生じないように露光する前処理光を照射した直後に、前記露光ヘッドからレーザ光を出射して走査露光するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の平版印刷版の露光記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009527797A (ja) * 2006-02-24 2009-07-30 イーストマン コダック カンパニー マスクと印刷版の接合

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