JP2005280477A - 旋回作業機のエンジン室構造 - Google Patents

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徳三 最田
Seiji Matsui
聖司 松井
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一弥 大井
Takeshi Ikumura
武司 生村
Yuji Yamashita
裕次 山下
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Abstract

【課題】エンジン室の気密性を向上させ、ラジエータの冷却時、エンジン室内の熱風の逆吸込みを防止し、エンジン室の熱風や騒音の運転席側への漏洩を防止する。
【解決手段】旋回台4の後部にエンジン23を横置き配置したエンジン室34を設け、エンジン室34の前側に運転席14との間を仕切る区画壁29を設け、該エンジン23の左右一方にラジエータ25、ラジエータファン24及びファンシュラウド45を、左右他方に油圧ポンプ26をそれぞれ配置し、エンジン室34の前部及び上部を覆う固定カバー30と後部を開閉自在に覆う後部カバー31とを設けた旋回作業機1において、前記ファンシュラウド45の周囲に仕切り壁46、47を張り出し状に設け、該ファンシュラウド45の上部側の仕切り壁47の上側に仕切り部材48を連設し、前記仕切り壁46、47及び前記仕切り部材48の外周縁を前記固定カバー30と後部カバー31とにファン風流通阻止状態に当接している。
【選択図】図1

Description

本発明は、旋回作業機のエンジン室構造に関するものである。
従来の建設機械等の旋回作業機には、走行装置上に旋回台が旋回軸心回りに旋回自在に設けられ、旋回台の前端部に作業装置が設けられ、旋回台の後部にエンジン室が設けられ、エンジン室の前側に運転席が設けられ、エンジン室内にエンジンが横置きに搭載され、該エンジンの左右にラジエータファンと油圧ポンプが設けられ、該ラジエータファンの外側にラジエータが設けられ、エンジンの上部にエアクリーナが設けられたものがある(例えば、特許文献1,2)。
特開2003−205871号公報 特開2003−74085号公報
前記従来の特許文献1,2の旋回作業機のエンジン室構造においては、エンジン側とラジエータ側との間の気密性、及び、ラジエータファンとラジエータとの間の外周部の気密性が不十分であったため、エンジン室内の熱風がラジエータ吸込み側に流出し、この熱風が外気(冷却空気)に混合してラジエータファンによるラジエータの冷却動作時にエンジン室内に吸込まれて逆吸込み状態となっており、ラジエータの冷却効率の低下を招いていた。
本発明は、ラジエータの冷却時、エンジン室内の熱風の逆吸込みを防止し、エンジン室の熱風や騒音の運転席側への漏洩を防止することを目的としている。
前記課題を解決するために本発明は、旋回台4の後部にエンジン23を横置き配置したエンジン室34を設け、エンジン室34の前側に運転席14との間を仕切る区画壁29を設け、該エンジン23の左右一方にラジエータ25、ラジエータファン24及びファンシュラウド45を、左右他方に油圧ポンプ26をそれぞれ配置し、エンジン室34の前部及び上部を覆う固定カバー30と後部を開閉自在に覆う後部カバー31とを設けた旋回作業機1において、
前記ファンシュラウド45の周囲に仕切り壁46、47を張り出し状に設け、該ファンシュラウド45の上部側の仕切り壁47の上側に仕切り部材48を連設し、前記仕切り壁46、47及び前記仕切り部材48の外周縁を前記固定カバー30と後部カバー31とにファン風流通阻止状態に当接したものである。
また、本発明は、エンジン室34内から運転席14側へ導出される油圧ポンプ26の複数本の油圧ホース52を、エンジン室34と運転席14側とを仕切る区画壁29に形成された挿通穴53に挿通してクランプ部材55を介して気密に保持させたもので、これによって、エンジン室34と運転席14との間の気密性が向上し、エンジン室34内の熱風や騒音が運転席14側に漏洩することを防止することができる。
さらに、本発明は、前記エンジン室34の上部に設けたエアクリナー56のエア導入ホース57を、前記ファンシュラウド45の上側の仕切り部材48をエンジン23側からラジエータ25側へ貫通して導出し該貫通部分で気密に保持させたもので、これによって、エア導入ホース57の上記貫通部分からエンジン室34内の熱風がラジエータ25の吸込み側に漏洩することが防止され、ラジエータ25の冷却効率の低下を防止することができる。
本発明によれば、エンジン室34側とラジエータ25の吸込み側とをファンシュラウド45の周囲に張り出した仕切り壁46,47と上側の仕切り部材48とによって気密に仕切ることができ、エンジン室34内の熱風がラジエータ25の吸込み側に流出することを阻止することができる。その結果、ラジエータファン24でラジエータ25を冷却する際、外気とともにエンジン室34内の熱風を逆吸込みすることが防止され、ラジエータ25の冷却効率の低下を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図8〜図9に示すように、本発明の旋回作業機1は、左右一対のクローラ走行体2を有する走行装置3の上部に、旋回ベアリングを介して上下方向の旋回軸心X回りに回動自在に旋回台4を搭載したものとなっており、この旋回台4の前端部には作業装置5が設けられている。
作業装置5は、旋回台4の前端部に左右揺動自在に取付けられたスイングブラケット6と、このスイングブラケット6に上下揺動自在に連結されたブーム7と、このブーム7の先端に上下揺動自在に連結されたアーム8と、このアーム8の先端に上下回動自在に連結されたバケット9とを有する掘削作業装置とされており、上記スイングブラケット6、ブーム7、アーム8及びバケット9は、それぞれ油圧シリンダ10,11,12等によって作動するようになっている。
旋回台4の後部には後述するエンジン23等が搭載され、それらはボンネット13で覆われており、その前側には、図1や図3に示すように、運転席14や走行装置3の操作レバー15、作業装置5の操作レバー16等を有する操縦部17が設けられている。この操縦部17は旋回台4上の前部に備えられたキャビン18によって包囲されている。
図3〜図4に示すように、旋回台4の底部には板状のベースフレーム19が設けられ、このベースフレーム19の後端部にカウンタウエイト20が設けられ、ベースフレーム19の左右側部及び前部は、カバー体21により覆われている。カウンタウエイト20の左右両側に、旋回台4の後端左右隅部を保護するサイドプロテクタ22が図8、図9に示すように配設されている。
ベースフレーム19の後部上面には、図1〜図2に示すように、エンジン23が横置きに搭載されている。エンジン23は、カウンタウエイト20のすぐ前側に配置され、エンジン23の左右一方(右側)にラジエータファン24及びラジエータ25が配設され、他方(左側)に油圧ポンプ26が配設されている。エンジン23は水冷式であり、その冷却水は図5に示すように、エンジン23で回転駆動される循環ポンプ61により冷却水ホース62を介してラジエータ25に供給されるようになっている。
ベースフレーム19の前端部には、図1に示すように、作業装置5を装着するための装着ブラケット27が前方突出状に設けられ、この装着ブラケット27からは左右一対の縦リブ28L,28Rが後方広がり状(略ハの字状)に延設されている。ベースフレーム19の前後中途部には、左右方向に延びる区画壁29が立設され、この区画壁29の後側に前記エンジン23、ラジエータ25等が配設されている。
前記区画壁29の前側であってベースフレーム19の左右一側(右側)には、図1に示すように、燃料タンク41、バッテリ42、作動油タンク43等が配設され、左右他側(左側)には油圧バルブ、その他の機器が配設されている。
前記ボンネット13は、主としてエンジン23、ラジエータ25等の外方を覆うものであり、図2〜図4に示すように、ボンネット13は、前部及び上部を覆う固定カバー30と、後部を覆う後部カバー31と、左側面を覆う左側部カバー32と、右側面を覆う右側部カバー33とから構成され、ボンネット13内にエンジン室34が形成されている。エンジン室34の前方及び前上方は、ベースフレーム19に対して固定の固定カバー30によって覆われている。燃料タンク41、バッテリ42、作動油タンク43等が配置された一側室(右室)及び油圧バルブ、その他の機器が配置された他側室(左室)の周囲は、左右の側部カバー32,33によって覆われ、エンジン室34の後部側は開閉自在な後部カバー31によって覆われている。油圧ポンプ26には、作動油タンク43から油圧ホース63を介して作動油が供給される。
ボンネット13内には、図3、図4に示すように、支持フレーム35が設けられ、この支持フレーム35は後脚部36と、左右一対の前脚部37と、これら脚部36,37の上端に連結された支持板38とから主構成されていて、エンジン23を跨ぐように配置されており、これら後脚部36及び前脚部37の下端がエンジン室34内の支持ブラケット44及び区画壁29の一部等を介してベースフレーム19等に取付固定されている。支持板38は横長の帯板形状であり、その左右両側が脚部36,37を介してベースフレーム19に支持されている。
キャビン18の後部下端は、ボンネット13の前部及び上部カバー30上面に搭載されるようになっている。具体的には、図3、図4に示すように、前部及び上部カバー30上面の裏側には支持板38が設けられ、この支持板38にマウントゴム等を介してキャビン18の後部が連結されるようになっている。
上記支持板38には、図3〜図4に示すように、ヒンジ部材39を介して後部カバー31の前上部が支持軸40回りに回動自在に支持され、後部カバー31はその前端上部(支持軸40)を支点として上方に跳ね上げ可能とされている。
エンジン23は、図1に示すように、カウンタウエイト20のすぐ前方に横向きに配置され、ラジエータ25はエンジン23の右側方であって、カウンタウエイト20のすぐ前方に配置されている。エンジン23とラジエータ25の間には、図1、図2に示すように、ラジエータファン24が設けられている。ラジエータファン24は吸込み式であり、エンジン23の動力によって回転駆動されて、外気をラジエータ25側からエンジン23側に向けて吸込むようになっている。
ラジエータファン24の周囲には、ファンシュラウド45が設けられ、このファンシュラウド45は、図1〜図3に示すように、周囲に仕切り壁46,47を張り出し状に形成している。そして、上部側の仕切り壁47の上側に、図2に示すように、仕切り部材48を連設し、これらの仕切り壁46,47及び仕切り部材48の外周縁を固定カバー30と後部カバー31とにゴム等のシール部材65を介してファン風流通阻止状態に当接させている。なお、下部側も仕切り壁47をベースフレーム19から立ち上げられたラジエータ支持ブラケット64にゴム等のシール部材65を介して当接させている。ラジエータ支持ブラケット64は図3に示すように、ファンシュラウド45の周囲の仕切り壁46,47と略同等の前後方向幅でベースフレーム19から立ち上げられている。
ファンシュラウド45は、図5に示すように、ラジエータ25の吸込み側に突出した第1筒状部49とエンジン23側に突出した第2筒状部50とを有し、両筒状部49,50は円形開口部51で左右方向に連通している。ラジエータファン24は第2筒状部50内に収納され、ラジエータ25は第1筒状部49の外側方に配置されて、ラジエータ25の内側面の外周部が、第1筒状部49の外端部に当接され、ラジエータファン24で吸込むすべての外気をラジエータ25に対して右から左に流通させて、ファンシュラウド45の円形開口部51を通ってラジエータファン24側に導くようになっている。従って、ラジエータファン24の駆動によって、図1におけるラジエータ25の右側方からエンジン23側に外気を効率良く吸込み、この外気は、ラジエータ25を右側から左側に貫通して、第1筒状部49と第2筒状部50の円形開口部51を通って、エンジン室34内に入り、このとき、ファンシュラウド45は、ラジエータファン24とラジエータ25との間から外気を吸入したり、外気が外部に逃げないように機能している。
また、ファンシュラウド45の周囲に張り出させた仕切り壁46,47並びに上側に連設した仕切り部材48の外周縁をエンジン室34の前部及び上部を覆う固定カバー30と後部カバー31とにファン風流通阻止状態に当接したことによって、エンジン室34内の空気(高温)がファンシュラウド45の周辺部からラジエータ25吸込み側に流出することを防止している。これによって、ラジエータ25には低温の外気のみを効率良く吸込ませ得るようになっている。
油圧ポンプ26は、エンジン23によって回転駆動され、前記ラジエータファン24とは反対側(左側)のエンジン23側部に配置されている。この油圧ポンプ26は、図2、図6、図7に示すように、エンジン室34内から運転席14側へ導出される複数本の油圧ホース52を有し、この複数本の油圧ホース52はエンジン室34と運転席14側とを仕切る区画壁29の下部に形成された1つの挿通穴53に複数のクランプ部54をもつ一対のゴム製のクランプ部材55を介してほぼ気密に保持させている。
エンジン室34内の上部には、図2〜図4に示すように、エアクリーナ56が配置されており、このエアクリーナ56にはエア導入ホース57が接続され、このエア導入ホース57は、ファンシュラウド45の上側の仕切り部材48をエンジン23側からラジエータ25側へ貫通して導出され該貫通部分で気密に保持されている。上記仕切り部材48へのエア導入ホース57の装着構造は、図1に示すように、仕切り部材48に短筒状の接続筒体58が溶接等で固着され、この接続筒体58にエンジン23側とラジエータ25側に2分割されたエア導入ホース57を嵌合し、ホースクランプ59,60で抜け止め締結させている。
ラジエータ25の冷却水ホース62は、図3、図5に示すように、ファンシュラウド45の上下仕切り壁47の位置で循環ポンプ61側とラジエータ25側とに2分割されて上下仕切り壁47に貫通状態で気密に保持されている。
また、運転席14の操縦部17に設けられる走行用操作レバー15は、図3に示すように、その上端に別体のグリップ15aが取付けられるが、従来、このグリップ15aの取付けは、走行用操作レバー15の上端に小径部を設け、この小径部に雄ねじ部を刻設し、この雄ねじ部にグリップ15aを組み付けてナットで組付け調整して固定し、ゴムカバーをグリップ15aと前記レバー15の上端との継ぎ目に被覆嵌着させていたため、部品点数が多く、部品の組付け調整が必要で、ナットの締付けにはスパナ等の工具が必要であり、組付けに時間がかかる等の問題点があったが、本実施形態においては、図3に示すように、前記従来の小径部の形成や雄ねじ部の刻設を不要とし、ナットやゴムカバーも不要とし、グリップ15aを前記レバー15の上端に差し込み式とした。これによって、グリップ15aを操作レバー15に組付ける際の組付け調整をなくし、工具を不要とし、組付け時間の短縮化を図っている。
本発明の実施形態の構成は以上であって、上記実施の形態によれば、ラジエータファン24は周囲にファンシュラウド45を備え、該ファンシュラウド45は周囲に仕切り壁46,47を張り出し状に設け、上部側の仕切り壁47の上側に仕切り部材48を連設し、これら仕切り壁46,47及び仕切り部材48の外周縁をエンジン室34の前部及び上部を覆う固定カバー30と後部カバー31とにファン風流通阻止状態に当接してあるため、エンジン室34側とラジエータ25の吸込み側とが気密に仕切られていることになる。これによって、エンジン室34内の熱風がラジエータ25の吸込み側へ流出することが防止される。その結果、ラジエータファン24を駆動してラジエータ25を冷却するとき、外気とともにエンジン室34内の熱風を吸込むこと(逆吸込み)を防止することができ、ラジエータ25の冷却効率の低下を防止することができる。
また、ラジエータファン24はファンシュラウド45の第2筒状部50内に収納され、ラジエータ25は第1筒状部49の外側方に配置されて、ラジエータ25の内側面の外周部が、第1筒状部49の外端部に当接されているため、ラジエータファン24で吸込むすべての外気をラジエータ25に対して右から左に流通させて、ファンシュラウド45の円形開口部51を通ってラジエータファン24側に導くことができる。従って、ラジエータファン24の駆動によって、ラジエータ25の右側方からラジエータ25側に外気を効率良く吸込ませることができ、ラジエータ25の冷却効率を向上させることができる。
また、油圧ポンプ26は、エンジン室34内から運転席14側へ導出される複数本の油圧ホース52を有し、この複数本の油圧ホース52はエンジン室34と運転席14側とを仕切る区画壁29に形成された1つの挿通穴53に複数のクランプ部54をもつ1対のクランプ部材55を介して気密に保持させているため、エンジン室34と運転席14との間の気密性が向上し、エンジン室34内の熱風や騒音が運転席14側に漏洩することを防止することができる。
また、エアクリナー56に接続されているエア導入ホース57は、ファンシュラウド45の上側の仕切り部材48をエンジン23側からラジエータ25側へ貫通して導出し、該貫通部分で気密に保持させているため、上記エア導入ホース57の保持部からエンジン室34内の熱風がラジエータ25側へ流出することを防止することができる。
本発明の実施形態は以上であるが、本発明は、この実施形態にのみ制約されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々変更して実施し得るものである。例えば、エア導入ホース57の仕切り部材48への取り付け構造や冷却水ホース62の仕切り壁47への取り付け構造は、気密性を保持し得る他の構成としてもよい。
本発明は、走行装置上に旋回軸心回りに回転自在に備えられた旋回台にエンジンを搭載するようにしたバックホー等の旋回作業機に利用することができる。
本発明の一実施形態を示す旋回台要部の一部破断せる概略平面図である。 同旋回台要部の背面図である。 同旋回台要部の右側面図である。 同旋回台要部の左側面図である。 ラジエータ部分の平面図である。 油圧ホース取付部分の平面図である。 同油圧ホース取付部分の正面図である。 旋回作業機全体の側面図である。 同作業機全体の背面図である。
符号の説明
1 旋回作業機
2 クローラ走行体
3 走行装置
4 旋回台
5 作業装置
14 運転席
15 操作レバー
18 キャビン
23 エンジン
24 ラジエータファン
25 ラジエータ
26 油圧ポンプ
29 区画壁
30 固定カバー
31 後部カバー
32 右側部カバー
33 左側部カバー
34 エンジン室
45 ファンシュラウド
52 油圧ホース
55 クランプ部材
56 エアクリーナ
57 エア導入ホース

Claims (3)

  1. 旋回台(4)の後部にエンジン(23)を横置き配置したエンジン室(34)を設け、エンジン室(34)の前側に運転席(14)との間を仕切る区画壁(29)を設け、該エンジン(23)の左右一方にラジエータ(25)、ラジエータファン(24)及びファンシュラウド(45)を、左右他方に油圧ポンプ(26)をそれぞれ配置し、エンジン室(34)の前部及び上部を覆う固定カバー(30)と後部を開閉自在に覆う後部カバー(31)とを設けた旋回作業機(1)において、
    前記ファンシュラウド(45)の周囲に仕切り壁(46)(47)を張り出し状に設け、該ファンシュラウド(45)の上部側の仕切り壁(47)の上側に仕切り部材(48)を連設し、前記仕切り壁(46)(47)及び前記仕切り部材(48)の外周縁を前記固定カバー(30)と後部カバー(31)とにファン風流通阻止状態に当接していることを特徴とする旋回作業機のエンジン室構造。
  2. エンジン室(34)内から運転席(14)側へ導出される油圧ポンプ(26)の複数本の油圧ホース(52)を、エンジン室(34)と運転席(14)側とを仕切る区画壁(29)に形成された挿通穴(53)に挿通してクランプ部材(55)を介して気密に保持させたことを特徴とする請求項1記載の旋回作業機のエンジン室構造。
  3. 前記エンジン室(34)の上部に設けたエアクリナー(56)のエア導入ホース(57)を、前記ファンシュラウド(45)の上側の仕切り部材(48)をエンジン(23)側からラジエータ(25)側へ貫通して導出し該貫通部分で気密に保持させたことを特徴とする請求項1記載の旋回作業機のエンジン室構造。




















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