JP2005278224A - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ダンピング抵抗を必要としない高調波抑制フィルタを有し、小型化したエレベータの制御装置を提供する。
【解決手段】 このエレベータの制御装置は、商用電源1に対して接続されたリアクトル及びコンデンサのみで構成する高調波抑制フィルタ2と、入力交流を直流に変換するコンバータ4と、コンバータの交流側を流れる電流に対する交流電流検出器3a,3bと、交流電流検出器の検出した電流検出信号に基づき、PI制御演算により電圧指令を得るPI制御器82a,82bと、電流検出信号から共振周波数以上を透過する共振周波数透過フィルタ83a,83bと、PI制御器の出力する電圧指令に対して共振周波数透過フィルタの出力する共振周波数成分を相殺するように加算して最終電圧指令を得、これに基づき、コンバータをPWM制御するPWM制御器86を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明はエレベータの制御装置に関する。
従来、商用電源に高調波抑制フィルタを介してコンバータ・インバータ装置を接続するエレベータの制御装置は図8に示す構成であり、商用電源101に対してリアクトルL1、リアクトルL2、コンデンサC、ダンピング抵抗Rで構成した高調波抑制フィルタ102を介してコンバータ104を接続している。この高調波抑制フィルタ102は図上は省略表記しているが、リアクトルL1、リアクトルL2を3相の各相に直列に接続してあり、ダンピング抵抗RとコンデンサCは3相の各相間に接続してある。
この従来のエレベータの制御装置では、高調波抑制フィルタ102とコンバータ104との間に電流検出器103a,103bを設け、電源側電流Iu,Iwを検出する。検出したIu,Iwから3相平衡であることを考慮して電流Ivを求めて、3相−2相変換してd軸、q軸電流Id,Iqを算出する。このd軸、q軸電流Id,Iqと電流指令Idc,Iqcを電流制御器でPI制御し、電圧指令であるd軸、q軸電圧指令Vdc,Vqcを求める。さらにこのd軸、q軸電圧指令Vdc,Vqcを2相−3相変換し、3相電圧指令Vuc,Vvc,Vwcとする。演算した3相電圧指令Vuc,Vvc,VwcからPWM制御回路によりコンバータのスイッチング素子のゲート信号を作成してスイッチング制御を行い、電源制御する。
このような従来のエレベータの制御装置では、スイッチング制御を行う際、スイッチングに起因する高調波電流が電源側に流れるため、この高調波を抑制するために高調波抑制フィルタ102を接続している。このフィルタは固有の振動周波数を持っている。例えば、高調波抑制フィルタ5の固有の振動周波数fcは以下のように表される。
Figure 2005278224
例えば、L1=0.15mH、L2=0.35mH、C=45uFであった場合に、固有振動周波数fcは2.12kHzとなる。高調波電流の周波数成分と高調波フィルタの固有振動周波数が一致する場合、共振が発生して電源電流に歪みを生じる。そこでこの共振を抑制するためにダンピング抵抗を設置している。
ところが、このダンピング抵抗を挿入することで抵抗が発熱する。また、容量が大きいシステムでは流れる電流量が増えるため、それに合わせて十分な容量的にディレーティングをとる必要があることから、形状の大きい抵抗を選定しなければならないが、その結果として装置自体が大きくなってしまう。装置が大型化すると機械室の大きさに制限のあるエレベータの場合、装置自体を据え付けることができなくなったり、据え付けたとしても点検スペースが小さくなるなどの問題点がある。また、容量が大きくなると電圧降下の影響を考慮して高調波抑制フィルタのインダクタンス値を下げる必要があるが、この場合フィルタの抑制効果が低下し、ダンピング抵抗でも共振を抑えられなくなる問題点がある。
本発明は上記のような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、ダンピング抵抗を必要としない高調波抑制フィルタを有し、小型化できるエレベータの制御装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明のエレベータの制御装置は、商用電源に対して接続されたリアクトル及びコンデンサのみで構成する高調波抑制フィルタと、前記高調波抑制フィルタに対して接続された、交流を直流に変換するコンバータと、前記コンバータの交流側を流れる電流を検出する交流電流検出手段と、前記交流電流検出手段の検出した電流検出信号に基づき、フィードバック制御演算により電圧指令を得る電流制御手段と、前記電流検出信号から共振周波数以上を透過する共振周波数透過フィルタと、前記電流制御手段の出力する電圧指令に対して前記共振周波数透過フィルタの出力する共振周波数成分を相殺するように加算し最終電圧指令を出力する加算手段と、前記最終電圧指令に基づき、前記コンバータをPWM制御するPWM制御手段とを備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1のエレベータの制御装置において、前記共振周波数透過フィルタの出力する共振周波数成分を基準値と比較する比較手段と、当該比較手段による比較結果から、前記共振周波数成分が基準値以上の場合に前記コンバータを保護動作させる保護手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1のエレベータの制御装置において、前記交流電流検出手段の検出した電流検出信号から特定の周波数を透過させる特定周波数透過フィルタと、前記特定周波数透過フィルタの出力信号を基準値と比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果から、前記特定周波数透過フィルタの出力信号が基準値以上の場合に前記コンバータを保護動作させる保護手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のエレベータの制御装置において、前記加算手段は、前記共振周波数透過フィルタの出力する共振周波数成分に対して位相進み補償を与える位相進み補償器と、前記電流制御手段の出力する電圧指令に対して前記位相進み補償器の出力する位相進み補償が与えられた共振周波数成分を相殺するように加算し最終電圧指令を出力する加算器とで構成し、前記共振周波数透過フィルタの出力する共振周波数成分に対して周波数と信号レベルを検出する高周波電流検出手段と、前記高周波電流検出手段により検出した周波数と信号レベルから前記位相進み補償の最適設定値を演算し、前記位相進み補償器の設定値を補正する位相補償補正手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、交流電流検出手段によりコンバータの1次側を流れる交流電流を検出し、電流制御手段がこの電流検出信号に対してフィードバック制御演算して電圧指令を出力し、前記電流検出信号から共振周波数透過フィルタによって共振周波数成分を取り出し、前記電流制御手段の出力する電圧指令に対してこの共振周波数成分を相殺するように加算し、この加算結果に基づいてコンバータをフィードフォワード制御することで、ダンピング抵抗を使用せずに共振を抑制することができ、装置の小型化が可能である。
請求項2の発明によれば、交流電流の共振周波数成分を基準値と比較し、この比較結果から共振周波数成分が基準値以上の場合はコンバータを保護動作させて装置の故障を防止することができる。
請求項3の発明によれば、何らかの影響でコンバータが制御不能状態になった場合に、共振周波数成分付近の電流の大きさを監視し保護動作させ、かつノイズなど共振周波数域以外の信号検出による制御装置の誤停止を防止することができる。
請求項4の発明によれば、電流検出信号から共振周波数以上を透過する共振周波数透過フィルタが出力する共振周波数成分から高周波数電流検出手段によって周波数と信号レベルを検出し、この高周波電流検出手段の検出した共振周波数成分から位相進み補償手段の最適設定値を演算し、位相進み補償手段の設定補正値を自動調整することができ、これにより、運転中に共振周波数が変動しても位相補償を常に最適値に保つことができ、この結果、高調波フィルタの部分にダンピング抵抗を使用せずとも確実に共振を抑制でき、高調波フィルタ部分にダンピング抵抗を用いなくてよい分、装置の小型化が図れる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
(第1の実施の形態)図1を参照して本発明の第1の実施の形態のエレベータの制御装置について説明する。商用電源1に対してリアクトルL1,L2、コンデンサCで構成した高調波抑制フィルタ2を介してコンバータ4を接続する。図8に示した従来例では接続していた高調波フィルタ2のダンピング抵抗Rは削除してある。高調波抑制フィルタ2とコンバータ4との間に電流検出器3a,3bを設け、その出力を演算装置8へ与える。演算装置8の出力はコンバータ4に与える。コンバータ4は、その出力を平滑用コンデンサ5を介してインバータ6に供給する。インバータ6の出力はモータ7に供給する。かご9とカウンターウエート11をメインロープ10及びコンペン12で接続し、このコンペン12はコンペンシーブ13を介している。モータ7の回転にてメインロープ10をつるべ式に巻き上げ、巻き下げすることによりかご8を昇降させる。
演算装置8は電流検出器3a,3bにより検出した電流IuF,IwFと、この検出電流IuF,IwFから求めたIvFを用い、3相−2相変換器81で2相変換してd軸、q軸電流IdF,IqFを算出する。こうして算出された電流IdF,IqFと電流指令Idc,IqcをPI制御器82a,82bでPI制御し、d軸、q軸電圧指令であるVdc,Vqcを求める。一方、d軸、q軸IdF,IqFはフィルタ(FIL)83a,83bにも入力される。フィルタ83a,83bの出力は位相補償器84a,84bに接続されている。
位相補償器84a,84bの出力はPI制御器82a,82bの出力である電圧指令Vdc,Vqcに加算し、その結果を2相−3相変換器85で3相変換し、3相電圧指令Vuc,Vvc,Vwcを算出する。演算した電圧指令Vuc,Vvc,VwcからPWM制御回路86によりコンバータ4のスイッチング素子のゲート信号を作成し、これによってコンバータ4のスイッチング制御を行い、電源制御を行う。
図2はフィルタ(FIL)83a,83bの周波数及び位相特性例である。図3はPI制御器82a,82bの周波数及び位相特性例である。
フィルタ83a,83bの設定周波数の例を示す。電源周波数は50Hzとするとdq軸上では、共振周波数は2.07kHz(13000rad/s)である。その約1/10のところにカットオフ周波数(ωc)を設定すると、207Hz(1300rad/s)となる。位相補償器84a,84bのゲインの設定値は次のように決定する。フィルタ83a,83bの位相進み角θ1は、
[数2]
tanθ1=1300/13000=0.1(θ1≒0.6°)
となる。
PI制御器82a,82bは例えば応答周波数を1500rad/sとすると、共振周波数である13000rad/sに対する位相遅れは、
[数3]
tanθ2=1500/13000=0.12(θ2≒0.66°)
となる。
共振周波数の電流に対してPI制御器82a,82b側の信号とフィードフォワード側の信号とを相殺するためには、図4に示すようにPl制御器82a,82b側の0.66°の遅れに対してフィードフォワード側は0.6°の進みであるため1.2倍のゲインをかけることで補償する。またフィルタ83a,83bにより抽出した共振周波数成分に対して逆位相に電圧指令Vdc,Vqcへ加算することで振動成分を相殺し、共振電流を抑制する。
以上のように第1の実施の形態によれば、ダンピング抵抗を使用せずに確実に共振を抑制することができ、回路要素としてダンピング抵抗を設けなくて済む分、制御装置の小型化が可能となる。
(第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態のエレベータの制御装置について、図5を用いて説明する。第2の実施の形態の全体の装置構成は図1に示した第1の実施の形態のものと同様である。第2の実施の形態は、演算装置8の内部構成に特徴を有している。図5はその演算装置8の内部構成を表したものであり、図1に示す演算装置8の構成に対して、比較器(CMP)87a,87b、基準信号発生器88、保護回路89が追加されている。
基準信号発生器88は過電流検出の設定値を基準信号として出力する。比較器87a,87bは、d軸信号側及びq軸信号側のフィルタ(FIL)83a,83bの出力を入力し、基準信号発生器88の出力する基準信号と比較する。比較器(CMP)87a,87bの出力は保護回路89に入力される。保護回路89から保護信号が出力されるとシステムは停止するようになっている。
次に、第2の実施の形態のエレベータの制御装置の動作を説明する。フィルタ83a,83bは共振周波数の電流成分を検出しているので、共振が抑えられなかった場合にはこの成分が増大する。フィルタ83a,83bの出力とあらかじめ過電流検出の設定値としての基準信号とを比較器(CMP)87a,87bにて比較する。比較した結果が設定値を越えた場合に比較器87a,87bの出力はアクティブとなる。保護回路89は比較器87a,87bの出力をOR条件で取り込み、どちらかの信号がアクティブとなれば保護回路89の出力をアクティブとし、システムを停止させる。なお、保護機能の実現のためには、検出電流Iu,Iwをハイパスフィルタに通してから比較器に接続する構成にすることも可能である。
以上のように第2の実施の形態によれば、ダンピング抵抗を使用せずに共振を抑制するエレベータの制御装置において、何らかの影響で制御不能状態になった場合には、共振周波数成分を含め高調波成分の電流の大きさを監視し、保護動作をさせることで制御装置の故障を防止することができる。
(第3の実施の形態)次に、本発明の第3の実施の形態について、図6を用いて説明する。第3の実施の形態のエレベータの制御装置の全体の装置構成は図1に示した第1の実施の形態のものと同様である。第3の実施の形態も、演算装置8の内部構成に特徴を有している。図6はその演算装置8の内部構成を表したものであり、図1に示した第1の実施の形態の演算装置8の構成に対して、比較器(CMP)87a,87b、基準信号発生器88、保護回路89が追加され、加えて、バンドパスフィルタ(FIL2)810a,810bが追加されている。
第3の実施の形態では、3相−2相変換器81の出力を追加されたバンドパスフィルタ(FIL2)810a,810bに入力し、このバンドパスフィルタ(FIL2)810a,810bの出力を比較器(CMP)87a,87bに入力するようにしてある。比較器(CMP)87a,87bではこのフィルタ810a,810bの出力を基準信号発生器88からの基準信号と比較する。保護回路89の働きは第2の実施の形態と同様である。
次に、第3の実施の形態のエレベータの制御装置の動作を説明する。フィルタ83a,83bは共振周波数の電流成分付近の電流のみを透過するバンドパスフィルタであるので、共振が抑えられなかった場合、この周波数帯域の成分が増大する。フィルタ810a,810bをバンドパスフィルタとすることで、共振周波数帯域以外の他の周波数領域のノイズなどは透過を阻止できる。このフィルタ810a,810bの出力とあらかじめ過電流検出の設定値として基準信号発生器88が出力する基準信号とを比較器87a,87bにて比較する。そして比較した結果が設定値を越えた場合、比較器87a,87bの出力をアクティブとする。保護回路89は比較器87a,87bの出力をOR条件で取り込み、どちらかの信号がアクティブとなれば保護回路89の出力をアクティブとし、第2の実施の形態と同様にシステムを停止させる。
なお、第3の実施の形態の構成として検出電流Iu,Iwにバンドパスフィルタを通して比較器に接続する構成にすることも可能である。
以上のように第3の実施の形態によれば、ダンピング抵抗を使用せずに共振を抑制する制御装置において、何らかの影響で制御不能状態になった場合に、共振周波数成分付近の電流の大きさを監視し保護動作させることができ、かつノイズなど共振周波数帯域以外の外乱信号検出による制御装置の誤停止を防止することができる。
(第4の実施の形態)次に、本発明の第4の実施の形態のエレベータの制御装置について、図7を用いて説明する。第4の実施の形態のエレベータの制御装置の全体の装置構成は図1に示した第1の実施の形態のものと同様である。第4の実施の形態も、演算装置8の内部構成に特徴を有している。図7はその演算装置8の内部構成を表したものであり、図1に示した第1の実施の形態の演算装置8の構成に対して、高周波検出器811、位相補償補正器812が追加されている。d軸信号側及びq軸信号側のフィルタ(FIL)83a,83bの出力を追加した高周波電流検出器811に接続し、その出力を位相補償補正器812に入力する。位相補償補正器812の出力は補正信号a,bとてし位相補償器82a,82bに接続し、その設定を変更するようにしている。
次に、第4の実施の形態の動作について説明する。共振周波数は外部の電源状態や構成する回路で多少の周波数変動がある。高周波電流検出器811は、フィルタ(FIL)83a,83bの出力を周波数ごとの電流レベルとして検出し、検出した周波数と電流レベルを位相補償補正器812に出力する。位相補償補正器812は、例えば入力した周波数と電流レベルを確認し、あらかじめ設定したカットオフ周波数(ωc)付近で一番大きいものを選択して図2、図3に示すフィルタ特性からその周波数成分のPI制御における位相遅れ及びフィルタによる位相進みを算出し、位相補償の設定値を算出する。その結果を補正信号a,bとして位相補償器84a,84bに出力する。これにより、位相補償器84a,84bは位相補償の設定値を常に最適に保つことができる。
以上のように本発明の第4の実施の形態によれば、エレベータ運転中に共振周波数が変動しても、それに合わせて位相補償を最適値に保つことができ、これによって、ダンピング抵抗を使用せずとも確実に共振を抑制することができ、回路要素として従来必須であったダンピング抵抗を設けなくて済む分、制御装置の小型化が可能となる。
本発明の第1の実施の形態のブロック図。 第1の実施の形態における共振周波数透過フィルタの周波数及び位相特性図。 第1の実施の形態におけるPI制御器の周波数及び位相特性図。 第1の実施の形態による位相補償のベクトル図。 本発明の第2の実施の形態における演算装置のブロック図。 本発明の第3の実施の形態における演算装置のブロック図。 本発明の第4の実施の形態における演算装置のブロック図。 従来例のブロック図。
符号の説明
1…商用電源
2…高調波抑制フィルタ
3…電流検出器
4…コンバータ
5…コンデンサ
6…インバータ
7…モータ
8…演算装置
9…かご
10…メインロープ
11…カウンターウエート
12…コンペン
13…コンペンシーブ
81…3相−2相変換器
82a,82b…PI制御器
83a,83b…フィルタ
84a,84b…位相補償器
85…2相−3相変換器
86…PWM制御回路
87a,87b…比較器
88…基準信号発生器
89…保護回路
810a,810b…フィルタ
811…高周波電流検出器
812…位相補償補正器

Claims (4)

  1. 商用電源に対して接続されたリアクトル及びコンデンサのみで構成する高調波抑制フィルタと、
    前記高調波抑制フィルタに対して接続された、交流を直流に変換するコンバータと、
    前記コンバータの交流側を流れる電流を検出する交流電流検出手段と、
    前記交流電流検出手段の検出した電流検出信号に基づき、フィードバック制御演算により電圧指令を得る電流制御手段と、
    前記電流検出信号から共振周波数以上を透過する共振周波数透過フィルタと、
    前記電流制御手段の出力する電圧指令に対して前記共振周波数透過フィルタの出力する共振周波数成分を相殺するように加算し最終電圧指令を出力する加算手段と、
    前記最終電圧指令に基づき、前記コンバータをPWM制御するPWM制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 前記共振周波数透過フィルタの出力する共振周波数成分を基準値と比較する比較手段と、当該比較手段による比較結果から、前記共振周波数成分が基準値以上の場合に前記コンバータを保護動作させる保護手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  3. 前記交流電流検出手段の検出した電流検出信号から特定の周波数を透過させる特定周波数透過フィルタと、前記特定周波数透過フィルタの出力信号を基準値と比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果から、前記特定周波数透過フィルタの出力信号が基準値以上の場合に前記コンバータを保護動作させる保護手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  4. 前記加算手段は、前記共振周波数透過フィルタの出力する共振周波数成分に対して位相進み補償を与える位相進み補償器と、前記電流制御手段の出力する電圧指令に対して前記位相進み補償器の出力する位相進み補償が与えられた共振周波数成分を相殺するように加算し最終電圧指令を出力する加算器とで構成し、
    前記共振周波数透過フィルタの出力する共振周波数成分に対して周波数と信号レベルを検出する高周波電流検出手段と、前記高周波電流検出手段により検出した周波数と信号レベルから前記位相進み補償の最適設定値を演算し、前記位相進み補償器の設定値を補正する位相補償補正手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータの制御装置。

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