JP2005277911A - 携帯電話パケット呼接続システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機がパケットの発呼を実施する以前に、携帯電話網のパケットリソース有無の情報が携帯電話機に通知されることで、発生する呼損を防止する。
【解決手段】無線ネットワーク制御局RNC3は携帯電話基地局装置2を統括制御する。コアネットワークCN4は携帯電話機1の位置登録の制御、呼制御、ユーザー情報を管理する。携帯電話ネットワーク5は、携帯電話ネットワーク5自身が携帯電話機1に割当て可能なパケットのリソースを保持しているか否かの情報を報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は携帯電話パケット呼接続システムに関し、特に携帯電話ネットワークが携帯電話機に割当て可能なパケットリソースを保持していない場合は、携帯電話機からのパケット発呼を停止させる携帯電話パケット呼接続システムに関する。
近年、携帯電話、PHS等に代表される移動体無線通信システムが幅広く利用されている。特に携帯電話に用いられるデータ通信のためのプロトコルは多数ある。プロトコルによっては専用のリソースが必要な場合もある。この場合、その時点で必要なリソースを獲得してデータリンクに接続するのが一般的である。
CDMA(Code Division Multipple Access)方式を適用した基地局では、常時測定しているセル内干渉量に、回線が要求する情報転送速度及び伝達能力などから予測される干渉増加量を加えた値と、システム内で規定された最大許容干渉量しきい値との比較から空き容量が決定される。CDMAシステムでは、上述の干渉量をもとに空き容量が決定されるため、セル内で通信中の移動局数が一定であっても、移動局の位置関係や音声通信時の有音率等により空き容量が異なることになる。
このシステムの空き容量に関し、携帯電話機からパケット呼(ブラウジングやインターネット接続及び電子メールの利用などによるパケット呼)を発呼した際、携帯電話ネットワーク側のパケットリソースが不足している場合に携帯電話ネットワークから切断通知を受け、呼損となってしまう場合がある。
従来の携帯電話パケット呼接続システムでは、無線端末からデータリンク接続要求がきたときに、無線基地局は、通信チャンネル分のリソースが用意できないとデータリンク接続が不可になる。このことを防止するために、データ通信用のリソースを複数の無線基地局内で効率的に割り当てることで、多くの無線端末がデータ通信可能なようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−50350号公報(第2−3頁、図1)
上述した従来の携帯電話パケット呼接続システムは、携帯電話機がパケット呼を発呼した後に、携帯電話ネットワークから“リソース不足”として切断通知を受けるまでは、現在携帯電話機が接続しているセル内で、パケット呼の発呼が可能であるかどうかを知りえないという欠点を有している。
また、携帯電話機からパケット呼を発呼した際、携帯電話機からの要求に対して携帯電話ネットワークがすでに携帯電話機に割当て可能なパケットリソースを全て使用していた場合、リソース不足として携帯電話ネットワークから切断通知を受け呼損になるという欠点を有している。
本発明の目的は、携帯電話機がパケットの発呼を実施する以前に、携帯電話ネットワークのパケットリソース有無の情報が携帯電話機に通知されることで、発生する呼損を無くす携帯電話パケット呼接続システムを提供することにある。
本発明の携帯電話パケット呼接続システムは、
携帯電話機と、携帯電話基地局と、携帯電話ネットワークとを備え、
前記携帯電話ネットワークは、
前記携帯電話機が前記携帯電話基地局で位置登録を完了した時点で、前記携帯電話機に割当て可能なパケットリソースを保持しているか否かを前記携帯電話機に通知する通知手段を有したことを特徴としている。
携帯電話機と、携帯電話基地局と、携帯電話ネットワークとを備え、
前記携帯電話機は、前記携帯電話ネットワークがパケットのリソースを使い果たし前記携帯電話機に割当て可能なリソースを保持していない場合は、発呼要求を受け付けないで、前記携帯電話ネットワークにパケット呼の発呼に関する信号を送信しない発呼要求拒否手段を有したことを特徴としている。
携帯電話機と、携帯電話基地局と、携帯電話ネットワークとを備え、
前記携帯電話ネットワークは、
前記携帯電話機が前記携帯電話基地局で位置登録を完了した時点で、前記携帯電話機に割当て可能なパケットリソースを保持しているか否かを前記携帯電話機に通知する通知手段を設け、
前記携帯電話機は、前記携帯電話ネットワークがパケットのリソースを使い果たし前記携帯電話機に割当て可能なリソースを保持していない場合は、発呼要求を受け付けないで、前記携帯電話ネットワークにパケット呼の発呼に関する信号を送信しない発呼要求拒否手段を設けたことを特徴としている。
前記携帯電話ネットワークは、パケットのリソースを使い果たし前記携帯電話機に割当て可能なリソースを保持していない場合は、リソースを保持していない情報を報知情報として、前記携帯電話機に通知することを特徴としている。
前記携帯電話ネットワークは、
前記携帯電話基地局を統括制御する無線ネットワーク制御局と、前記携帯電話機の位置登録の制御、呼制御及びユーザー情報管理を行うコアネットワークとを備えたことを特徴としている。
前記携帯電話機は、前記携帯電話ネットワークからの前記報知情報で、割当て可能なパケットリソースを保持していないという情報が通知された場合、予め設定したT秒間パケット呼の発呼要求を拒否する手段を備えたことを特徴としている。
前記携帯電話機は、パケット呼の発呼要求を拒否する前記T秒以内に新たな報知情報を受信し、割当て可能なパケットリソースが存在する情報を取得した場合は、直ちに発呼要求に応じることを特徴としている。
前記携帯電話機は、
前記携帯電話ネットワークが前記携帯電話機に割当てるリソースを保持していない情報を受信すると、前記情報を表示することを特徴としている。
また、無線送受信を行う無線通信部と、メッセージを表示する表示部と、制御部とを備え、
携帯電話機に割当てるリソースを保持していない情報を携帯電話ネットワークから受信すると、前記情報を前記表示部に表示することを特徴としている。
無線送受信を行う無線通信部と、メッセージを表示する表示部と、制御部とを備え、
前記制御部は、
携帯電話ネットワークがパケットのリソースを使い果たし携帯電話機に割当て可能なリソースを保持していない場合は、発呼要求を受け付けないで、前記携帯電話ネットワークにパケット呼の発呼要求の拒否を行うことを特徴としている。
携帯電話機が携帯電話基地局で位置登録を待ち受けている時点で、携帯電話ネットワークは前記携帯電話機に割当て可能なパケットリソースを保持しているか否かを前記携帯電話機に通知し、
前記携帯電話機は、前記携帯電話ネットワークがパケットのリソースを使い果たし前記携帯電話機に割当て可能なリソースを保持していない場合は、発呼要求を受け付けないで、パケット呼の発呼要求拒否を行う方法を特徴としている。
本発明の携帯電話パケット呼接続システムは、携帯電話ネットワークがパケットのリソースを使い果たし、携帯電話機に割当て可能なパケットリソースを保持していない場合は、携帯電話機からのパケット呼の発呼に関する信号が送信されないようにできるので、パケットのリソース不足に対する呼損が無くなるという効果を有している。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の携帯電話パケット呼接続システムの一つの実施の形態を示すブロック図である。
図1に示す本実施の形態は、携帯電話機1と、携帯電話基地局装置2と、RNC(Radio Network Controller:無線ネットワーク制御局)3と、CN(Core Network:コアネットワーク)4とから構成されている。RNC3とCN4とは携帯電話ネットワーク5を構成する。
RNC3は携帯電話基地局装置2を統括制御する。CN4は携帯電話機1の位置登録の制御、呼制御、ユーザー情報を管理する。
携帯電話機1は無線送受信を行う無線通信部6と、メッセージを表示する表示部8と、携帯電話機全体を管理制御する制御部7とを有している。
なお、図1はIMT−2000のシステム構成を例に記述している。
IMT−2000のシステムでは、携帯電話機1が携帯電話ネットワーク5に接続するために必要な設定パラメータおよびセル周辺に存在する他セル等の接続情報(以下、報知情報と呼ぶ。)を、セルに存在する携帯電話機1に対して報知している。ここでセルとは携帯電話基地局装置2がカバーすることができるエリアである。
携帯電話ネットワーク5は、携帯電話ネットワーク5自身が携帯電話機1に割当て可能なパケットのリソースを保持しているか否かの情報を報知情報に付加する。
これは、ユーザーが携帯電話機1でパケット呼の発呼動作を実施する前に、携帯電話ネットワーク5が携帯電話機1から要求された呼に対し割当て可能なリソースを保持しているか否かを、ユーザーに対し通知することを意味する。
携帯電話ネットワーク5は、携帯電話機1に割当てるリソースを保持していない場合、リソースを保持していない情報をその時点で報知情報として送信する。リソースを保持していない旨の情報を無線通信部6により受信した携帯電話機1は、ユーザーに対し携帯電話機1の表示部8にその旨を通知する。
携帯電話機1は、携帯電話ネットワーク5から、割当て可能なパケットリソースを保持していない報知情報が通知された場合、T秒間ユーザーからのパケット呼の発呼要求を制御部7により拒否する。携帯電話機1は、T秒以内に新たな報知情報を受信し、割当て可能なパケットリソースが存在する報知情報を取得した場合は、直ちにユーザーからの発呼要求に応じる。
なお、この携帯電話機1は、位置登録をしていたリソース不足のセルから周辺に存在する他のセルへ移動した際、もとに位置していたリソース不足のセルには戻り難くする機能を有している。また、携帯電話機1は、携帯電話ネットワーク5からリソース不足の情報を受信した際、現在位置登録しているセルから周辺に存在する他のセルに容易に移動できる。すなわち、ハンドオーバしやすくする状態に設定する。
本システムは、パケットのリソース不足に限らず、他の呼種やサービスに関しても適用可能である。また本システムは、IMT−2000だけに限らず、同様の制御信号をもつ他のシステムにも適用可能である。
さらにまた、ユーザーが使用する携帯電話機を含む既存の携帯電話システムに適用可能である。
上述の通り、携帯電話ネットワーク5は、携帯電話機1がある携帯電話基地局装置2で待ち受け時点、好ましくは位置登録要求を受けた時点、または位置登録を完了した時点で、携帯電話機1に割当て可能なパケットリソースを保持しているか否かを携帯電話機1に通知する。
携帯電話機1は、携帯電話機1に割当て可能なリソースを保持していない通知を携帯電話ネットワーク5から受けた場合は、ユーザーからの発呼要求を受け付けない。従って、携帯電話機1は携帯電話ネットワーク5にパケット呼の発呼に関する信号を送信しない。
携帯電話機1は、携帯電話ネットワーク5がパケットのリソースを保持していない場合は、他の携帯電話基地局装置2のセルに移動する。
図2はセルをハンドオーバする携帯電話機の受信状態を説明する図である。
なお、図2において図1に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を省略する。
図2に記載の通り、パワーオンされた携帯電話機1はセルA10に位置するので、セルA10の報知情報を受信する。携帯電話機1が、パワーオンした状態でセルB20に移動してハンドオーバした際には、携帯電話機1はそのセルB20に対応した報知情報を受信することになる。
図3は報知情報レイヤー3RRC(Radio Resource Control)メッセージのマスター情報ブロックの構成を示す図である。
報知情報のレイヤー3RRCメッセージは、システム情報ブロック(System Information Block)とマスター情報ブロック(Master Information Block)とから構成される。
システム情報ブロックは各チャネルの設定パラメータおよび周辺に存在するセル情報を通知する。
マスター情報ブロックはシステム情報ブロックのスケジューリング情報を通知する。ここでシステム情報ブロックのスケジューリングとは、どの様なタイミングで、システム情報ブロックが携帯電話ネットワーク5から送信されるかのタイミング情報を示す。
報知情報のレイヤー3メッセージには、上述のシステム情報ブロックやマスター情報ブロックが存在する。携帯電話機1がセル間を移動した場合(ハンドオーバ)、携帯電話機1はまず初めにマスター情報ブロックを取得する。そこで、本レイヤー3メッセージのマスター情報ブロックに携帯電話ネットワーク5のパケットリソース有無の情報を付加し、携帯電話機1に通知する。
携帯電話ネットワーク5は、携帯電話機1に割当て可能なリソースの有無情報を、マスター情報ブロックのパディングデータ内に付加する。図3に示す通り、マスター情報ブロックは246bitからなるデータであり、メッセージデータ部とパディング部から構成される。通常は、メッセージデータ部の最後部から246bit目までの範囲が、“0”でパディングされる。パケットリソースが存在する場合、このパディング部の最初の1ビットが“1”にセットされる。つまり、パディング部の最初の1ビット目が“1”であれば、携帯電話機1に割り当て可能なパケットのリソースが存在することを意味する。このパディング部の最初の1ビットが“0”であれば、携帯電話機1に割り当て可能なパケットのリソースが存在しないことを意味する。
図3では、一例としてパディング部の最初の1ビット目が“1”であれば、パケットリソースが存在することとしているが、パケットリソースの有無が判断できれば、パディング部の最初の1ビット目に限定されるものではない。
図4はパケットリソースの有無による携帯電話機の動作を説明する図である。
図4の左側が携帯電話機1の動作、右側が携帯電話ネットワーク5からの報知情報の動作を示す。
図4を参照して動作を説明する。電源オンされた携帯電話機1が携帯電話ネットワーク5から報知情報を受信する。携帯電話機1はマスター情報ブロックのパディング部から、割当て可能なパケットリソースを保持していない情報を受けると、携帯電話機1の内部処理として、“パケットリソース無しフラグ”を“ON”にする。また同時に、その旨を携帯電話機1のユーザーに報告する。本情報のユーザー通知は、携帯電話機1の液晶画面(図示せず)に表示する等の方法が考えられる。
携帯電話機1は、携帯電話ネットワーク5が割当て可能なパケットリソースを保持していないという情報を受けた場合、つまり“パケットリソース無しフラグ”が“ON”の状態で、ユーザーからパケット呼の発信要求がされた場合、次の動作を行う。「現在、携帯電話ネットワークはパケット呼のリソース不足である。」の旨をユーザーに通知し、パケット呼の発信要求を拒否する。これにより、携帯電話機1から無駄な信号が送信されることを防ぐことができる。
“パケットリソース無しフラグ”は、携帯電話機1が新しい報知情報(マスター情報ブロック)を受信した場合、そこに付加されている新しいリソース情報で上書きされる。ただし、何らかの条件で、携帯電話機1がその報知情報を棄却した場合は、そのリソース情報で上書きできない。
ここで報知情報の棄却とは、携帯電話機1が新しいセルに移動し報知情報を受信した時、その内容に異常があった場合等は受信した報知情報を破棄し、新しいセルに対して位置登録を要求しないことを示す。
携帯電話機1は、“パケットリソース無しフラグ”が“ON”になったタイミングで内蔵のタイマーT(T秒タイマー)を開始させる。
“パケットリソース無しフラグ”が“ON”の状態は、タイマー動作中のT秒間の間保持される。この間、携帯電話機1はユーザーからの発呼要求を受け付けない。タイマー動作時間Tが満了し停止した時点で、“パケットリソース無しフラグ”を“OFF”にする。携帯電話機1は同じセルに居続けた場合、幾つかのパターンを除いて基本的に報知情報を再度読み込まない。これは、最初に報知情報を読み込んでからT秒後には、携帯電話ネットワーク5が携帯電話機1に割当て可能なパケットリソースを確保する可能性があるということを意味している。タイマーTが停止すると、携帯電話機1は再びユーザーからの発呼要求を受け付ける。
次に携帯電話機1が移動して他のセルに移動する。この時点で携帯電話ネットワーク5から、パケットリソース無し情報を再び取得すると、携帯電話機1は再び“パケットリソース無しフラグ”を“ON”とし、タイマーTの動作を開始させる。タイマーの動作時間T以内に、携帯電話機1がさらに移動して、他のセルに移動する。この時点で携帯電話ネットワーク5からの報知情報がパケットリソース“有り”の場合、携帯電話機1は“パケットリソース無しフラグ”を“OFF”とし、タイマーTの動作を停止させる。これ以降、携帯電話機1は、この区間でユーザーの発呼要求を受け付ける。
次に上述の動作について、携帯電話機1と携帯電話ネットワーク5との間における無線資源の確立手順と解放手順について説明する。
図5は無線資源の確立手順と解放手順の信号プロトコルを示す図である。
図5を参照すると、“パケットリソース無しフラグ”が“OFF”の状態で、ユーザーからの発呼要求で携帯電話機1がパケット呼の発呼を実施すると、携帯電話ネットワーク5は一連の無線資源の確立手順を実行する。この確立手順実行中に、携帯電話ネットワーク5から“リソース不足”を理由とした切断通知を受けた場合、携帯電話機1は使用した無線資源の開放手順を実施する。携帯電話機1は無線資源を解放した直後に、再度報知情報を読み込む。
携帯電話ネットワーク5からのタイミングでパケットリソース無しの情報を受けた場合(報知情報受信処理)は、再度携帯電話機1の“パケットリソース無しフラグ”が“ON”となる。
なお、図5のRRC(無線資源)確立手順の一連の手順(SERVICE REQUEST、認証手順、SEQURITY手順、ACTIVATE PDP CONTEXT REJECT、RAB確立手順、ACTIVATE PDP CONTEXT REJECT)の詳細は、文献「信号プロトコル(IMT2000)技術仕様:3GPP TS24.008;V3.14.0(2002−12);3GPP Organizational Partners発行」を参照し、ここでは説明を省略する。
通常、携帯電話機1は位置登録しているセルとその周辺に存在するセルの品質を監視する。携帯電話機1は、周辺に存在するセルの品質がある条件を満たした時に、現在位置登録しているセルから、その周辺セルに移動する動作を実施する。
しかしながら、携帯電話機1は、携帯電話ネットワーク5から“リソース不足”の情報を受信した場合、リソース不足を理由に他のセルへの移動が容易になる。
携帯電話機1を他のセルに移動し易くする方法は様々である。ここでは報知情報で通知される移動先のセル内の最小要求品質レベル(Q−qualmin)及びセル内の最小要求受信レベル(Q−rxlevmin)の値を、実際受信したセル測定品質レベル及びセル受信レベルより低い値として設定することでハンドオーバしやすくする。この最小要求品質レベル(Q−qualmin)及び最小要求受信レベル(Q−rxlevmin)は報知情報で通知される。
次に上記とは逆に移動しにくくなる方法を説明する。
図6はセル間移動を抑止する状態を説明する図である。
リソース不足情報を受信した携帯電話機1は、同時に“リソース不足”のセルから他のセルに移動した後は、もとに位置した“リソース不足”のセルには戻りにくくなる機能が設けられる。このため“リソース不足”の情報を受信したセルについては、ネットワーク5は“リソース不足セルリスト”に周波数とスクランブリングコードを登録する。図6の場合では、リソース不足のセルAに対して、周波数:A、スクランブリングコード:10をリソース不足セルリストに追加する。セルBでは、セル内の最小要求品質レベル(Q−qualmin)及びセル内の最小要求受信レベル(Q−rxlevmin)の値を、実際受信したセル測定品質レベル及びセル受信レベルより低い値に設定する。このことにより、他のセルBに移動し易くしている。
携帯電話機1が他のセルBに移動する。セルAに対しては、携帯電話ネットワーク5において“リソース不足セルリスト”に登録されているので、セルA内の最小要求品質レベル(Q−qualmin)及びセル内の最小要求受信レベル(Q−rxlevmin)の値を実際受信した値より大きい値として扱う。このことによって、携帯電話機1はセルAには戻りにくくする機能を実現させる。
携帯電話機1の携帯電話ネットワーク5における“リソース不足セルリスト”への登録は、予め設定された所定の時間持続される。“リソース不足セルリスト”に登録されてから所定の時間経過した場合、携帯電話ネットワーク5においてそのセル情報は破棄されるものとする。
本システムは、上記パケット呼のリソース不足を通知する機能に限らず、他の呼種やサービスにも適用可能である。また、パディングビットを複数使用することで、同時に複数の情報を付加することも可能である。
上述の通り、携帯電話ネットワーク5がパケットのリソースを使い果たし、携帯電話機1に割当て可能なパケットリソースを保持していない場合は、携帯電話機1からのパケット呼の発呼に関する信号が送信されないため、パケットのリソース不足に対する呼損が無くなる。
携帯電話機1が、パケットリソース不足の基地局に位置登録している際は、他の基地局に移動し易くなるため、パケットリソース不足の基地局に居続ける可能性が減少することになる。
本発明の携帯電話パケット呼接続システムの一つの実施の形態を示すブロック図である。 セルをハンドオーバする携帯電話機の受信状態を説明する図である。 報知情報レイヤー3メッセージのマスター情報ブロックの構成を示す図である。 パケットリソースの有無による携帯電話機の動作を説明する図である。 無線資源の確立手順と解放手順の信号プロトコルを示す図である。 セル間移動を抑止する状態を説明する図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 携帯電話基地局装置
3 RNC
4 CN
5 携帯電話ネットワーク
6 無線通信部
7 制御部
8 表示部
10 セルA
20 セルB

Claims (11)

  1. 携帯電話機と、携帯電話基地局と、携帯電話ネットワークとを備え、
    前記携帯電話ネットワークは、
    前記携帯電話機が前記携帯電話基地局で位置登録の待ち受け時点で、前記携帯電話機に割当て可能なパケットリソースを保持しているか否かを前記携帯電話機に通知する通知手段を有したことを特徴とする携帯電話パケット呼接続システム。
  2. 携帯電話機と、携帯電話基地局と、携帯電話ネットワークとを備え、
    前記携帯電話機は、前記携帯電話ネットワークがパケットのリソースを使い果たし前記携帯電話機に割当て可能なリソースを保持していない場合は、発呼要求を受け付けないで、前記携帯電話ネットワークにパケット呼の発呼に関する信号を送信しない発呼要求拒否手段を有したことを特徴とする携帯電話パケット呼接続システム。
  3. 携帯電話機と、携帯電話基地局と、携帯電話ネットワークとを備え、
    前記携帯電話ネットワークは、
    前記携帯電話機が前記携帯電話基地局で位置登録を完了した時点で、前記携帯電話機に割当て可能なパケットリソースを保持しているか否かを前記携帯電話機に通知する通知手段を設け、
    前記携帯電話機は、前記携帯電話ネットワークがパケットのリソースを使い果たし前記携帯電話機に割当て可能なリソースを保持していない場合は、発呼要求を受け付けないで、前記携帯電話ネットワークにパケット呼の発呼に関する信号を送信しない発呼要求拒否手段を設けたことを特徴とする携帯電話パケット呼接続システム。
  4. 前記携帯電話ネットワークは、パケットのリソースを使い果たし前記携帯電話機に割当て可能なリソースを保持していない場合は、リソースを保持していない情報を報知情報として、前記携帯電話機に通知することを特徴とする請求項1、2又は3記載の携帯電話パケット呼接続システム。
  5. 前記携帯電話ネットワークは、
    前記携帯電話基地局を統括制御する無線ネットワーク制御局と、前記携帯電話機の位置登録の制御、呼制御及びユーザー情報管理を行うコアネットワークとを備えたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の携帯電話パケット呼接続システム。
  6. 前記携帯電話機は、前記携帯電話ネットワークからの前記報知情報で、割当て可能なパケットリソースを保持していないという情報が通知された場合、予め設定したT秒間パケット呼の発呼要求を拒否する手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の携帯電話パケット呼接続システム。
  7. 前記携帯電話機は、パケット呼の発呼要求を拒否する前記T秒以内に新たな報知情報を受信し、割当て可能なパケットリソースが存在する情報を取得した場合は、直ちに発呼要求に応じることを特徴とする請求項6記載の携帯電話パケット呼接続システム。
  8. 前記携帯電話機は、
    前記携帯電話ネットワークが前記携帯電話機に割当てるリソースを保持していない情報を受信すると、前記情報を表示することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の携帯電話パケット呼接続システム。
  9. 無線送受信を行う無線通信部と、メッセージを表示する表示部と、制御部とを備え、
    携帯電話機に割当てるリソースを保持していない情報を携帯電話ネットワークから受信すると、前記情報を前記表示部に表示することを特徴とする携帯電話機。
  10. 無線送受信を行う無線通信部と、メッセージを表示する表示部と、制御部とを備え、
    前記制御部は、
    携帯電話ネットワークがパケットのリソースを使い果たし携帯電話機に割当て可能なリソースを保持していない場合は、発呼要求を受け付けないで、前記携帯電話ネットワークにパケット呼の発呼要求の拒否を行うことを特徴とする携帯電話機。
  11. 携帯電話機が携帯電話基地局で位置登録を待ち受けている時点で、携帯電話ネットワークは前記携帯電話機に割当て可能なパケットリソースを保持しているか否かを前記携帯電話機に通知し、
    前記携帯電話機は、前記携帯電話ネットワークがパケットのリソースを使い果たし前記携帯電話機に割当て可能なリソースを保持していない場合は、発呼要求を受け付けないで、パケット呼の発呼要求拒否を行うことを特徴とする携帯電話パケット呼接続方法。
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