JP2005277461A - データ伝送システム - Google Patents

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健爾 柴山
Makoto Hirayama
良 平山
Yutaka Isobe
裕 磯部
Akinori Suyama
明昇 須山
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Abstract

【課題】受信機のMPEGデコーダのデータ消費量を送信機に伝達し、送信機のMPEGエンコーダのSTCを制御することでデータ発生量を追随させてデータフローに破綻なく確保するデータ伝送システムを得る。
【解決手段】画像信号と音声信号と付帯情報をネットワーク(LAN3)を介して長時間安定して送受信することを可能とするもので、受信機40のMPEGデコーダ16aのデータの消費量を受信機40が送信機30に送信し、送信機30のMPEGエンコーダ8の基準周波数信号STCを送信データバッファ31、データ残量検出器32等によって、制御することで送信機30からの受信機2に対してのデータの送出量を追従させる。
【選択図】図1

Description

本発明はデータの伝送システムに関し、特に有線イーサネット(登録商標)接続又は電波無線接続等のLAN技術によって受信機と送信機とを接続したシステムにおいて、受信機からの読み出し要求に送信機が同期したデータ伝送システムに関する。
図12は画像と音声と付帯情報をネットワークを介して伝送する従来のデータ伝送システムの概略構成図である。
本システムは、送信機1と受信機2とをLAN3で接続している。送信機1には、ビデオデコーダ5と、A/D付きフレームシンクロナイザー7と、MPEGエンコーダ8と、A/Dコンバータ9と、PLL部10と、送信機のTCP/IPインターフェース部11(UDP/IPでもよい)と、固定基準周波数発生器であるXO12等を備えている。
また、受信機2は、受信機のTCP/IPインターフェース部15(UDP/IPでもよい)と、MPEGデコーダ16と、固定基準周波数発生器であるXO17(基準信号発生部17ともいう)と、PLL部21と、D/Aコンバータ18、20とを備えている。
上記のように構成された従来のシステムの動作を説明する。(送信機1の動作)送信機1に対して外部から送出されたNTSC方式等の画像信号(video)はビデオデコーダ5に入力し、このビデオデコーダ5からの画像信号がA/D付きフレームシンクロナイザー7に入力して順次、デジタル変換されてフレーム同期がとられてMPEGエンコーダ8に入力する。また、音声信号(audio)は、送信機1のA/Dコンバータ9に入力し、PLL部9からの出力に基づいて音声信号をコンバートしてMPEGエンコーダ8に出力する。
MPEGエンコーダ8は、NTSC方式のフレーム画像及び音声データとを入力してXO12からの基準周波数信号STC(送信機のSTCともいう)に基づいて圧縮処理すると共に、圧縮したフレーム画像と音声データとに付帯情報を合成してPS(DVDに使う)又はTSに、パケット化多重化してTCP/IPインターフェース又はUDP/IPインターフェース(以下送信機のインターフェース部11という)に供給する。
この送信機1のインターフェース部11は、多重化されたTS又はPSパケットにUDPヘッダ又はTCPヘッダとIPヘッダとを前置してLAN3上に伝送する伝送パケットを生成すると共に、LAN3への接続を管理する。また、TCP/IPインターフェースのときには、接続を確立したノードへ、又はUDP/IPインターフェースの場合は、所定のノードへ伝送パケットをLAN3上に送信する。
(受信機の動作)
一方、受信機2のUDP/IPインターフェース又はUDP/IPインターフェース(以下受信機のインターフェース部15という)は、LAN3上を流れる様々なパケットを取り出して、MPEGデコーダ16に出力する。
例えば、受信機のインターフェース部15がTCP/IPインターフェースの場合は、接続を確立している送信機1からのパケットを選択してMPEGデコーダ16のメモリに格納する。また、UDP/IPインターフェースの場合は、所定のパケットを選択してMPEGデコーダ16のメモリに格納した後に、伝送パケットからペイロードであるMPEG−TS又はPSを取り出して、受信機2のMPEGデコーダ16のメモリに格納する。
MPEGデコーダ16は、メモリに格納されたパケット又はMPEG−TS又はPSのパケットを、基準信号発生部17の基準周波数信号(27MHz受信機のSTCともいう)に基づいてデコードし、これをD/Aコンバータ18に出力してアナログ変換させて、ビデオエンコーダ19を介してビデオ信号を得る。
また、MPEGデコーダ16は、メモリに格納されたパケット又はMPEG−TS又はPSのパケットを、基準信号発生部17の基準周波数信号(27MHz、受信機の基準周波数信号STC)に基づいてデコードし、これを音声用のD/Aコンバータ20に出力してアナログ変換させた音声信号を出力させる。
このようなシステムは、例えば遠隔地からLAN3経由でカメラ映像をリアルタイム伝送する用途に用いるのが一般的である。
そして、送信機1は、MPEGエンコーダ8でエンコードしたパケットを受信機2のMPEGデコーダ16に出力させて直ちにデコードさせているので、送信機1のMPEGエンコーダ8が生成する伝送データ量と受信機2のMPEGデコーダ16が消費する伝送データ量とを同一時間内で一致させ、伝送中に伝送データのオーバーフローやアンダーフローが発生しないようにする必要がある。
このため、一般的に送信機1のMPEGエンコーダ8の基準周波数信号STC(=27MHz)を、受信機2が再生する手段としてPCR情報処理で確立しているTSがMPEG多重方式に採用されていた。
このとき、送信機1は受信機2の状況にかまわず伝送パケットを送信し、受信機2はパケット中のPCR情報を読みとってMPEGデコーダ16を使用するための基準周波数信号STCを、送信機1と一致した周波数が得られるようにハードウエアでPLLを構成して生成していた。
また、パケット多重方式がPSの場合でもSTC再生の方法が規格上は同様にして備えられているが一般的には放送用途が主体のTSに対し、PSが用いられるのはDVDやHDD等の蓄積メディアからの再生をするときであり、このときはMPEGエンコーダが不在なためSTC同期機能は必要ではない。このため、これまでのPSを入力とするMPEGデコーダチップにはSTC同期機能が省略され、その分がデコーダ自体の大幅なコストダウンの要素となっていた。
一方、特開2000−92130号広報(特許文献1)には、ジッタを含むネットワークを介して伝送されるA/Vストリームに対して、クライアントにおいてPLL回路を使用することなく、ジッタ除去及びクロック回復処理を行うことが記載されている。
特開2000−92130号
しかしながら、システムを普及価格にコストダウンするためには、受信機内部のMPEGデコーダをDVD再生用途などの既存のチップを採用することが望ましいが、その場合、前述の如くそれらのデコーダチップにはSTC再生機能が省略されているため、送信機のMPEGエンコーダが同時に機能するリアルタイム伝送の際には、送信機のMPEGエンコーダのSTCを再生することが出来ない。
このため、送信機のMPEGエンコーダの生成する単位時間あたりのデータ量と受信機のMPEGデコーダの消費する同時間あたりのデータ量が異なり、伝送中にオーバーフローかアンダーフローが発生し、送信機又は受信機のいずれかでデータの消失が発生して受信機のMPEGデコーダの処理に破綻が生じることにある。すなわち、受信が出力する画像にブロックノイズやフリーズ、音声の遮断、付帯情報の錯誤などの妨害が発生する。
こららの対策として、TSを用いる方法があるが、前述の如く受信機のMPEGデコーダが高価になるという課題があった。
例えば、一対の送受信機で十分な用途の場合のシステムであってもTSを用いた場合には、TSが本来は放送用途ゆえに複雑な多重処理を伴うことになり、結果として送受信機とも負担の大きい処理が必須になるという課題があった。
また、PSは任意データ長で任意の時刻に伝送可能であることに対し、TSは188バイトの固定長パケットに送出時の時刻情報とPCR情報とを付加し、受信側では受信TSパケットからタイムスタンプを抽出するので、伝送路の遅延時間が一定でなければならない。
伝送路は一般放送の場合は、遅延がほぼ一定であるが、LANなどのネットワークでは遅延時間の変動がさけられず、受信機のPLL処理にジッターの加わったPCRが供給されることになり、安定したSTC再生が困難であるとという課題があった。
つまり、ただ単にMPEGストリームにUDP/IP又はTCP/IPヘッダを付加してネットワークに伝送する際には、TSとPS各々問題があった。
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、画像信号と音声信号と付帯情報とをネットワークを介して長時間、安定して送受することを実現するもので、受信機のMPEGデコーダのデータ消費量を送信機に伝達し、送信機のMPEGエンコーダのSTCを制御することでデータ発生量を追随させてデータフローに破綻なく確保することを目的とする。
本発明は、画像信号と音声信号と付帯情報とを圧縮符号化した後、パケット化し、ネットワークを介して接続された送信機と受信機との間で伝送を行うデータ伝送システムである。
前記受信機は、
前記パケットを受信し、該パケットから前記圧縮された画像信号と音声情報と付帯情報と分離するための分離手段と、前記分離手段により分離された画像信号と音声信号と付帯情報とを一時記憶するための第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段より所定量の画像信号と音声信号と付帯情報とを読み出し、復号伸張するための復号手段と、前記復号手段が復号伸張するために一定周波数信号を発生するための第1の基準信号発生手段と、前記第1の記憶手段の記憶容量が所定の値より小となった場合、前記送信機に前記パケットを送信させるよう要求信号を発生する要求信号発生手段とを備える。
そして、前記送信機は、
前記画像信号と音声信号と付帯情報とを圧縮符号化するための符号化手段と、前記符号化手段が圧縮符号化するために可変周波数信号を発生するための第2の基準信号発生手段と、前記符号化手段により圧縮符号化された画像信号と音声信号と付帯情報とを一時記憶するための第2の記憶手段と、前記要求信号発生手段により、前記要求信号が供給された場合、前記第2の記憶手段より所定量のパケットを送信するための送信手段と、前記第2の記憶手段の記憶容量が所定の範囲の値となるよう前記第2の基準信号発生手段の発生する周波数を制御するための制御手段とを備えたことを要旨とする。
また、本発明は、画像信号と音声信号と付帯情報とを圧縮符号化した後、パケット化し、ネットワークを介して接続された送信機と受信機との間で伝送を行うデータ伝送システムである。
前記受信機は、
前記パケットを受信し、該パケットから前記圧縮された画像信号と音声情報と付帯情報と分離するための分離手段と、前記分離手段により分離された画像信号と音声信号と付帯情報とを一時記憶するための第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段より所定量の画像信号と音声信号と付帯情報とを読み出し、復号伸張するための復号手段と、前記復号手段が復号伸張するために一定周波数信号を発生するための第1の基準信号発生手段と、前記第1の記憶手段の記憶容量が所定の値より小となった場合、前記送信機に前記パケットを送信させるよう要求信号を発生する要求信号発生手段とを備えている。
そして、前記送信機は、
前記画像信号と音声信号と付帯情報とを圧縮符号化するための符号化手段と、前記符号化手段が圧縮符号化するために可変周波数信号を発生するための第2の基準信号発生手段と、前記符号化手段により圧縮符号化された画像信号と音声信号と付帯情報とからなるデータを一時記憶するための第2の記憶手段と、前記要求信号発生手段により前記要求信号が供給された場合、前記第2の記憶手段に対して前記要求信号に基づく所定量を要求して、この所定量の前記データのパケットを送信するための送信手段と、前記第2の記憶手段の記憶容量が所定の範囲の値となるよう前記第2の基準信号発生手段の発生する周波数を制御するための制御手段と、前記送信手段から前記所定量が要求されたとき、これを任意のデータ長に等分割した分割量を順次、前記第2の記憶手段に出力して前記要求信号に対しては前記送信手段から前記データを複数のパケットで送信させるための手段とを備えたことを要旨とする。
以上のように本発明によれば、受信機と送信機とをネットワークで接続し、受信機がMPEGデコーダのデータ消費量を送信機に伝達し、送信機がエンコードのデータ残量に基づいてエンコードのための基準周波数を増減させることにより、送信機のエンコードと受信機のデコードとが同期する。
このため、画像と音声と付帯情報をネットワークを介して長時間にわたり安定した状態で伝送するローコストな装置を実現することができる。
また、本発明によれば、受信機と送信機とをネットワークで接続し、受信機がMPEGデコーダのデータ消費量を送信機に伝達し、送信機の送信データバッファの分割手段がエンコードの処理能力に基づいて、この受信機から要求されたデータ消費量を分割して、この分割量で順次、送信機に送出させる。
このため、受信機からの要求が大であっても簡単な構成で画像と音声と付帯情報をネットワークを介して長時間にわたり安定した状態で伝送するローコストな装置を実現することができる。
<実施の形態1>
本実施の形態1は、画像信号と音声信号と付帯情報をネットワーク(LAN3)を介して長時間安定して送受信することを可能とするもので、受信機40のMPEGデコーダ16aのデータの消費量を送信機30に送信し、送信機30のMPEGエンコーダ8の基準周波数信号STCを制御することにより送信機30からの受信機40に対してのデータの送出量を追従させることで、アンダーフロー、オーバーフローを生じさせないようにしている。
図1は本実施の形態1のデータ伝送システムの概略構成図である。図1に示すように、送信機30と受信機40とをLAN3で接続している。
送信機30は、ビデオデコーダ5と、A/D付きフレームシンクロナイザー7と、MPEGエンコーダ8と、A/Dコンバータ9と、PLL部10と、送信機のインターフェース部11(UDP/IPでもよい)と、データ残量検出部32と、高域減衰器33aと、平均値演算機33bと、D/Aコンバータ34と、LPF35と、VCXO36等を備えている。
また、受信機40は、受信機側のインターフェース部15aと、MPEGデコーダ16aと、図12と同様な受信機側の基準信号発生部17と、PLL部21と、D/Aコンバータ18、20とを備えている。
(送信機の各部構成)
ビデオデコーダ5は、ビデオ信号(NTSC方式等)を入力して、副搬送波色信号を色差信号に変換し、輝度信号と共にA/D付きフレームシンクロナイザー7に出力する。
A/D付きフレームシンクロナイザー7は、ビデオデコーダ5からの輝度信号及び色差信号をデジタル変換して、MPEGエンコーダ8への基準周波数信号STCと、入力するビデオ信号と同期をとってMPEGエンコーダ8に出力(以下ビデオデータという)する。
すなわち、前述のフレームシンクロナイザー機能は、ビデオデコーダ5からのビデオ信号が例えばVHS再生信号の如くフレーム周波数が非標準な周波数であったり、ジッターを含んでいる信号であったりする場合に、フレームメモリ(図示せず)を含む処理にて標準的なフレーム周波数に補正し、かつジッターを除去してMPEGエンコーダ8の規格に適した信号を得るものである。前述のA/D変換のサンプル周波数は、MPEGエンコーダ8の基準周波数信号STC(27MHz;VCXO36)に基づく出力信号(クロックともいう)である。
A/Dコンバータ9は、オーディオ信号をデジタル変換してMPEGエンコーダ8に出力する。ここで、オーディオ信号のA/Dコンバータ9のサンプリング周波数は、同じ27MHzから専用のPLL10で発生させた例えば、44.1KHzの整数倍の周波数である。
MPEGエンコーダ8は、A/D付きフレームシンクロナイザー7からのビデオデータとオーディオデータとをVCXO36の基準周波数信号STCで圧縮符号化して、付帯情報を付加したプログラムストリームPS(オーディオデータとビデオデータとが多重)を生成し、生成したプログラムストリームPSのデータ量がある単位量、例えば256キロバイトの圧縮データが生成された時刻に、このデータDiを後段の送信データバッファ31に出力する。
送信データバッファ31は、MPEGエンコーダ8からのデータDiを蓄積して、送信機のインターフェース部11からの送信要求(要求するデータ量を含む)に基づいて、このデータDiを順次、送信する。
送信機30のインターフェース部11は、送信データバッファ31からのデータが供給されると、これをLAN3上のパケット往来の頻度に適したデータ長に分割してTCPヘッダ(UDPの場合はUDPヘッダ)、IPヘッダを付加したパケットにする。そして、接続の確立した受信機(単にノードともいう)又は任意の受信機を特定してLAN3上に送出する。
データ量残量検出器32は、送信データバッファ31を監視し、送信データバッファ32のデータDiの残量di(バイト量)を検出する。例えば、前回のデータ残量di−1と今回のデータ残量diとの差を求め、この差から増減の度合Qi(増加又は減少を示す符号と、その量kiとからなる)を判定する。
この度合Qiが増加を示していることを示す場合は、送信機30の基準周波数信号STCを減少させるための基準周波数制御信号を、量ki(前回と今回のデータ残量diの差量ki)に基づいて生成する。
高域減衰器33a及び平均値演算器33bは、高域減衰器33aがデータ量残量検出器32の検出結果の時間軸変動の比較的高域をジッタとして除去し、平均値演算器33bは異常な検出値を除去して、D/Aコンバータ34、LPF35を介してVCXO36(27MHz)に負帰還させる。
すなわち、送信データバッファ31のデータ残量diは、高域のジッタが除去され、かつ異常な検出値がのぞかれて、MPEGエンコーダ8の基準周波数信号STC(27MHz)を発生するVCXO36にフィードバックされることになる。
(受信機の構成)
受信機40のTCP/IPインターフェース部15a(以下受信機のインターフェース部:UDP/IPでもよい)は、接続されたLAN3上を往来するパケットから、接続の確立した送信機又は任意の送信機30より発生され受信機自身に宛先を特定されたパケットを選択し、このパケットからペイロードであるMPEG−PSを分離してMPEGデコーダ16aに供給する。また、UDP/IPインターフェースの場合は、所定のパケットを選択格納した後に、パケットからペイロードであるMPEG−PSを取り出して、受信機のMPEGデコーダ16aに供給する。さらに、MPEGデコーダ16aからの送信要求(データ量を含む)をパケットにして送信機30に送信する。
MPEGデコーダ16aは、27MHzの固定周波数発信器である基準信号発生部17(XO17)からのクロック(受信機の基準周波数信号STC)によってデコード動作し、受信側のインターフェース部15aから出力される送信機からのデータDiをバッファ(図示せず)に保存し、一定量が保存される毎に、圧縮符号化されたビデオデータとオーディオデータとを分離し、それぞれ伸張復号して、D/Aコンバータ18に出力すると共に、伸張復号処理毎に、ほしい量(一定量、例えば256kByte)を判断して、これを受信機のインターフェース部15、LAN3を介して送信機30に送信させる。
D/Aコンバータ18は、MPEGデコーダ16aからのビデオデータをアナログに変換してビデオデコーダ19を介して外部装置(図示せず)に出力する。
D/Aコンバータ20は、MPEGデコーダ16aからのオーディオデータをPLL21からの基準信号(44.1KHz)に基づいて、オーディオデータをアナログに変換して、外部装置(図示せず)に出力する。
(動作説明)
上記のように構成された実施の形態1のシステムについて以下に動作を説明する。
送信機30に供給されたビデオ信号(NTSC方式等)はビデオデコーダ5に入力し、このビデオデコーダ5によって副搬送波色信号が色差信号に変換されて、輝度信号と共にA/D変換付きフレームシンクロナイザー7に出力される。
そして、A/D変換付きフレームシンクロナイザー7で、VCOX36からの基準周波数信号STC(27MHz)に基づいてA/D変換される。
また、オーディオ信号は、A/Dコンバータ9によってデジタル変換されてMPEGエンコーダ8に入力する。
次に、MPEGエンコーダ8は、これらのデジタル化されたビデオ信号とオーディオ信号を圧縮符号化してプログラムストリームPSを生成し、生成したデータがある単位量、例えば256キロバイトのデータ量が生成される毎に、このデータDiを送信データバッファ31に、順次供給すると共に、書き込み要求を送信データバッファ31に供給する。
この送信データバッファ31の構成を図2を用いて説明する。送信データバッファ31は、図2に示すように、書き込みデータ入力ポート(Din、write)と、読み出しデータポート(Dout、read)の2ポートを有するメモリであるが、必ずしもハードウェアとして2ポートを備えるメモリでなくともよい。例えば、CPUによって制御されたDRAMでもって書き込みと読み出しが非同期に行えるものなど機能的に同一のものであればよい。
この送信データバッファ31は、一定時間当たりのプログラムストリームPS、後述する送信データの読み出し要求によって、ある単位量、例えば256キロバイト毎に読み出して、送信機のインターフェース部11に送出する。送信機のインターフェース部11は、送信データバッファ31から前述の単位量(256kByte)のデータDiが送出されると、このデータDiをLAN3上のパケット往来の頻度に適したデータ長に分割してTCPヘッダを付加するか、又は任意のデータ長に分割してUDPヘッダを付加し、接続の確立した受信機又は任意の受信機を特定してLAN3上に送出する。
一方、受信機のインターフェース部15aは、接続されたLAN上に往来するパケットから、接続の確立した送信機又は任意の送信機より発生された、受信機自身に宛先を特定されたパケットを選択し、このパケットよりデータDiを分離して、受信機のMPEGデコーダ16aに送出する。
MPEGデコーダ16aは、受信機の基準周波数信号STCとなる固定周波数発信器である基準信号発生部17(XO17)のクロック(27MHz)によって動作し、供給されたデータDiである圧縮符号化されたビデオ信号とオーディオ信号とを分離して、各々を伸張復号し、D/Aコンバータ18、20によりアナログ変換して、ビデオエンコーダ19を介して受信機より外部に出力する。
このビデオエンコーダ19は、色差信号を副搬送波色信号に変換する乗算器である。ただし、デジタルデータの乗算器であればD/Aコンバータ18とMPEGデコーダ16aとの間に設けてもよい。
上記のパケット(画像音声信号を含む)の他に、付帯情報を送信機30から受信機40に伝送することも可能であり、例えば画像のアスペクト比やオーディオのチャンネル数等を送信機のMPEGエンコーダ8が設定し、かつ受信機のMPEGデコーダ16aが必要とする情報はPS中の所定の格納位置に入れてデータDiとして伝送してもよい。
又は、画像音声信号の制作年月日などの付帯情報を送信機の外部より送信機のMPEGエンコーダ8に供給してPSのユーザエリアに類する位置に格納し、受信機40に伝送してもよい。
ここで、受信機のMPEGデコーダ16aはバッファのある単位量のデータ、例えば256kByteのデータを復号してバッファから消費すると、引き続きデータの要求を受信機のインターフェース部15aを介して送信機30に送出する。
ここで、送信データバッファ31に残留するデータ残量diの時間変化を図3に示す。図3はエンコードとデコードが釣り合っている状態である。
図3において、時刻tw1〜tw3は、MPEGエンコーダ8がデータ書込要求を発生して、プログラムストリームPSが送信データバッファ31に書き込まれる時刻を示す。
また、tr1〜tr3は、受信機のMPEGデコーダ16aからのデータ読出要求によって、プログラムストリームPSのデータDiが読み出される時刻である。
図3においては、送信データバッファ31のプログラムストリームPSのデータ残量diがxkByteの時に、送信データバッファ31に時刻tw1、tw2、tw3でプログラムストリームPSのデータDiが書き込まれ、データ残量diがx+nkByteになって時刻tr1、tr2、tr3で受信機40からのデータ読み出し要求によって読み込まれるて再びxkByteの残量となっている。すなわち、エンコードのデータ量とデコードのデータ量とが釣り合っている場合は、読み出しと書き込みのタイミングで、nkByteのデータ量で往復する。
従って、送信データバッファ内のデータ残量を長時間安定させてオーバーフローまたはアンダーフロー回避のためには、データの生成量と消費量の単位を同一にするとともに、それらの時間あたりの量を決定する送受信機各々のMPEGエンコーダ、デコーダが用いる基準周波数信号STCの27MHzを同期させればよい。
例えば、基準周波数信号STCの周期がとれていない場合の例を図4と図5に示す(受信機からの読み出しが速い)。
受信機40の基準信号発生部(XO17)からの受信機の基準周波数信号STCが送信機30のVCXO36の受信機の基準周波数信号STCより高い周波数であった場合、図4に示すごとくデータ書き込み発生からデータ読み出しへ至る時間(tw1からtr1、tw2からtr2、tw3からtr3)が減少し、ついには図5に示すごとくデータ書き込み発生以前に、データ読み出しが発生して送信データバッファ31内のデータ残量diが1単位量減少(nkByte)し、この減少が繰り返されれば、いずれはアンダーフローへと至る。
仮に、それぞれの基準周波数信号STCの周波数差が、MPEG規格の許容限界である27MHz±30ppmに相当する60ppmであった場合は、MPEGデコーダで復号して発生させたビデオ信号のフレーム周期は、MPEGエンコーダ8で決定するそれよりも約2マイクロ秒短くなり、30フレーム/秒であるならば、9.26秒後には1フレームに相当するずれに至る。
アンダーフローに達する時刻は、この基準周波数信号STCの周波数差とMPEGデコーダ16aが内蔵のバッファ量とストリームの伝送レートによって決定するが、内蔵バッファが有限であるので、それぞれの基準周波数信号STCの周波数差が有る限りはアンダーフローが避けられない。
こうしたフローの障害を解決するため、本実施の形態では図1に示す如く送信機30に送信データバッファ31と、データ残量検出器32と、検出結果の時間軸変動の比較的高域をジッタとして除去する高域減衰器33aと異常な検出値を排除する平均値演算器33bと、LPF35とを設けて、送信データバッファ31のデータ残量diの結果を、MPEGエンコーダ8の基準周波数信号STCを発生するVCXO36(27MHz)に負帰還を施す。
例えば、データ残量が減少するときは前述の如く送信機の基準周波数信号STCが受信機の基準周波数信号STCに比較して低いときなので、VCXO36(27MHz)からの基準周波数信号STCの周波数が増加するようにDAコンバータ34から制御電圧(電圧を高くする)を発生させる。
すなわち、送信機30のデータ残量検出器32は、安定して送信データバッファ31を監視できる時刻は、図3で示すところのtwであるので、MPEGエンコーダ8からプログラムストリームPSのデータDiが送信データバッファ31に書き込まれる度に、送信データバッファ31のデータ残量diを検出し、前回のデータ残量を減算する。
そして、この減算結果が正ならばMPEGエンコーダ8からのデータDiのデータ残量diは増加なのでVCXO36からの基準周波数を低くするための周波数制御信号を生成して、VCOX36へのPLL35からの制御電圧を低くする。
また、負ならばデータ残量diが減少であるので、VCOX36へのPLL35からの制御電圧を高くする基準周波数制御信号を送出する。即ち検出値減算結果を反転してVCXO36に伝達すれば、バッファのオーバーフローとアンダーフローなくデータ伝送が出来る。
ここで、受信機40から発生されるデータ送信要求、即ち送信データバッファ31へのデータ読み出し信号は、LAN3経由で伝送されるために遅延時間が一定しないときがあり、図3で示すところの時刻trと次のtrとの間隔が増減する場合がある。
このとき前述の送信データバッファ31内のデータ残量diの検出値が誤差を含みVCXO36の周波数にジッタが生じるため、例えば数ミリヘルツ以上の周波数を減衰させる高域減衰器33aを設けてジッタの影響を排除している。また、前々回もしくはそれ以上前の検出値を蓄積しておき、それらとの平均値で減算処理をする、もしくは減算値を同様に蓄積しておきそれの平均値を減算結果とする平均値演算回路33bを設けることで検出値の異常値を排除して安定なVCXO36の制御を得ることができるようにしている。
これらによって、STCの送受信機間の差が無くなり、送信データバッファ31の残量が長時間安定することによってデータのフロー障害の発生が解消できる。つまり、安定したSTC再生が可能である。
<実施の形態2>
図6は本実施の形態2のシステムの概略構成図である。図6に示すように、本実施の形態2のシステムは、実施の形態1と同様な受信機40と、本実施の形態2の送信データバッファ51を有する送信機50とをLAN3で接続したものである。
送信機50は、上記実施の形態1と同様なビデオデコーダ5と、A/D付きフレームシンクロナイザー7と、MPEGエンコーダ8と、A/Dコンバータ9と、PLL部10と、送信機のインターフェース部11(UDP/IPでもよい)と、データ残量検出部32と、高域減衰機33aと、平均値演算機33bと、D/Aコンバータ34と、VCXO36等を備えていると共に、本実施の形態2では判定器53を有する送信データバッファ51を有する。
この送信データバッファ51は、図7に示すように、書き込みデータ入力ポート(Din、write)と、読み出しデータポート(Dout、read)の2ポートを有するメモリ54(RAM)と判定器53とを有している。
判定器53は、受信機側から送出される読み出し要求がある毎に、読み出しデータ量を判定し、この読み出しデータ量から一回当たりの読み出しに対してのデータDiの送出回数を判定し、この判定結果の回数分をメモリ54から受信機40側に送出させる。
また、受信機40は、上記図1と同様な受信機側のTCP/IPインターフェース15a(UDP/IPであってもよい)と、MPEGデコーダ16aと、XO17(27MHz)と、D/Aコンバータ18、20と、PLL21と、ビデオエンコーダ19等とを備えて、送信機50からのパケットからデータを分離し、画像と音声と付帯情報とを復号伸張しながら、復号伸張でのデータ量が一定量に到達すると、パケットの伝送要求を送信機に送出する。
上記のように構成された実施の形態2のシステムについて説明する。
送信機50に供給されたビデオ信号(NTSC方式等)はビデオデコーダ5に入力し、このビデオデコーダ5によって副搬送波色信号が色差信号に変換されて、輝度信号と共にA/D変換付きフレームシンクロナイザー7に出力される。
そして、A/D変換付きフレームシンクロナイザー7で、VCOX36からの基準周波数信号STC(27MHz)に基づいてA/D変換される。
また、オーディオ信号は、A/Dコンバータ9によってデジタル変換されてMPEGエンコーダ8に入力する。
次に、MPEGエンコーダ8は、これらのデジタル化されたビデオ信号とオーディオ信号を圧縮符号化してプログラムストリームPSを生成し、生成したデータがある単位量、例えば256キロバイトのデータ量が生成される毎に、このデータ(PS)を送信データバッファ51に、順次供給している。
そして、送信機のインターフェース部11が受信機40から読み出し要求を送信データバッファ51に送出すると、判定器53がMPEGエンコーダ8からの書込要求が示す書込データ量nを読み込み、予め設定された一回の読み出し量dを元に、読み出し回数mを求める。本実施の形態では、
読み出し回数m=n/d
として求める。
例えば、受信機40からの送信データ読出要求のデータ要求量が例えば256キロバイトで、書込データ量nが2キロバイトのときには、2キロバイトを128回、送出すると判定する。
また、判定器53は、送信機50のMPEGエンコーダ8からの書込データ量nが、前述の1回の読み出し量dの整数倍ではないときは、d*mの値がn以上で、もっとも少ない整数をmと判定する。つまり、128回、2kByteのデータをメモリ54から送出させる。
従って、図8に示すように、tw1、tw2、tw3のタイミングでMPEGエンコーダ8のデータDiを送信データバッファ51に書き込むときに、tr1、tr2、tr3の時刻で受信機40から読み出し要求(256kByteの要求)があると、判定器53が前述のように、2kByteを128回に分割して出力させると判定し、128回分だけ2kByteをメモリ54のリードに出力するので、図8に示すように、tr1、tr2、tr3の読み出し要求に伴って2kByteのデータを順次、出力する(図8においては、傾斜部である)。
また、図9に示すように、受信機の基準周波数信号STCの周波数が送信機の基準周波数信号STCの周波数より速いときは、tw1とtr1、tw2とtr2、tw3とtr3との間隔は短くなる。
このようなタイミングでも判定器53が、tr1、tr2、tr3の時刻で受信機40から読み出し要求(256kByteの要求)があると、判定器53が前述のように、2kByteを128回に分割して出力させると判定し、128回分だけ2kByteを、メモリ54のリードに出力するので、図8に示すように、tr1、tr2、tr3の読み出し要求に伴って2kByteのデータを順次、出力する(図8においては、傾斜部である)。
そして、さらに、受信機の基準周波数信号STCの周波数が送信機の基準周波数信号STCの周波数より速いときは、図9に示すように、tw3より以前にtr3が入力することになる。
しかしながら、判定器53が前述のように、
読み出し回数m=n/d
と判定し、dをm回、メモリ54から出力させることになるので、図10に示すように、tr1では、x+nkbyteとxkByteの差を2kByteの間隔で順次読み出す(図10の傾斜部)。次に、tw2の前にtr2が入ると、nkByte分がないので、xkByteからtr2からtw3との間で一定量dを読み出す(例えば2kByte)。
そして、tw2が入ると、x−akByteからのnkByteを書き込む。つまり、残量はx+n−akByteである。
また、さらに速くtw3の前にtr3が入ると、nkByte分がないので、tr3のタイミングでxkByteからtr3とtw3との間でd分を順次読み出していく(傾斜部)。これがtr3からtw3まで読み込んだ量がbであった場合は、tw3でx−bkByteからnkByteが書き込まれる。つまり、tw3での書き込み量は、x+n−bkByteとなる。
ここで、判定器53の処理を図11のフローチャートを用いて説明を補充する。図11に示すように判定器53は、受信機側からデータの読み出し要求があるかどうかを判定する(S1)。
ステップS1でデータの読み出し要求があると判定したときは、要求量を読み(S2)、この要求量を上記式に基づく読み出し回数を求める(S3)。
次に、予め設定されている一定の読み出し量dを読み込み、これをメモリ54に出力する(S4)。次に、読み出し量dの出力に伴って、出力回数をカウントし(S5)、カウント数ri=mになったとかどうかを判定する(S6)。ステップS6において、カウント数riがmに到達していない場合は処理をステップS4に戻す。
そして、ステップS6において、カウント数riがmに到達した場合は、終了かどうかを判断し(S7)、終了でないときは処理をステップS1に戻す。
一方、データ残量検出器32と、検出結果の時間軸変動の比較的高域をジッタとして除去する高域減衰器33aと異常な検出値を排除する平均値演算器33bと、LPF35とを設けて、データ残量の結果を、MPEGエンコーダ8の基準周波数信号STCを発生する27MHzのVCXO36(27MHz)に負帰還を施す。
例えば、データ残量が減少するときは前述の如く送信機の基準周波数信号STCが受信機の基準周波数信号STCに比較して低いときなので、VCXO36(27MHz)からの基準周波数信号の周波数が増加するようにDAコンバータ34から制御電圧(電圧を高くする)を発生させる。
すなわち、データ残量検出器32は、MPEGエンコーダ8からプログラムストリームPSのデータDiが送信データバッファ51に書き込まれる度に、データ残量diを検出し、前回のデータ残量を減算する。
ここで、実施の形態2は、検出しうるデータ残量の変化の単位量はdであり、実施の形態1の同単位量(=n)よりも小であるため検出の精度が向上し、STCの追従動作を速くすることができる。
そして、この減算結果が正ならばMPEGエンコーダ8のデータ残量は増加なのでVCXO36からの基準周波数が低くするための周波数制御信号を生成して、VCOX36へのPLL35からの制御電圧を低くする。
また、負ならばデータ残量が減少であるので、VCOX36へのPLL35からの制御電圧を高くする基準周波数制御信号を送出する。即ち検出値減算結果を反転してVCXOに伝達すれば、送信データバッファ51のオーバーフローとアンダーフローなくデータ伝送が出来る。
なお、上記実施の形態1、2では、ハードウェア装置によって実現しているが、処理が同じであればソフトウェアによる処理も実現できる。例えばMPEGデコード処理はコストに有利な既製のデコーダチップとしたが、所謂パーソナルコンピュータの上のソフトウェアMPEGデコーダでもよい。
本実施の形態1の圧縮データ伝送システムの概略構成図である。 送信データバッファの構成図である。 エンコーダとデコーダとが釣り合っているときの読み出しと書き込みを説明する説明図である。 デコーダの読み出しが速い場合の読み出しと書き込みを説明する説明図である。 デコーダの読み出しがより速い場合の読み出しと書き込みを説明する説明図である。 実施の形態2のデータ伝送システムの概略構成図である。 実施の形態2の送信データバッファの概略構成図である。 実施の形態2のエンコーダとデコーダとの読み出しと書き込みを説明する説明図である。 実施の形態2のエンコーダとデコーダとの読み出しと書き込みを説明する説明図である。 実施の形態2のエンコーダとデコーダとの読み出しと書き込みを説明する説明図である。 実施の形態2の判定器の動作を説明するフローチャートである。 従来の送受信システムの概略構成図である。
符号の説明
5 ビデオデコーダ
7 A/D付きフレームシンクロナイザー
8 MPEGエンコーダ
9 A/Dコンバータ
10 PLL部
11 送信機のTCP/IPインターフェース部
16a MPEGデコーダ
30 送信機
32 データ残量検出部
33a 高域減衰器
33b 平均値演算器
34 D/Aコンバータ
36 VCXO
40 受信機

Claims (2)

  1. 画像信号と音声信号と付帯情報とを圧縮符号化した後、パケット化し、ネットワークを介して接続された送信機と受信機との間で伝送を行うデータ伝送システムであって、
    前記受信機は、
    前記パケットを受信し、該パケットから前記圧縮された画像信号と音声情報と付帯情報と分離するための分離手段と、
    前記分離手段により分離された画像信号と音声信号と付帯情報とを一時記憶するための第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段より所定量の画像信号と音声信号と付帯情報とを読み出し、復号伸張するための復号手段と、
    前記復号手段が復号伸張するために一定周波数信号を発生するための第1の基準信号発生手段と、
    前記第1の記憶手段の記憶容量が所定の値より小となった場合、前記送信機に前記パケットを送信させるよう要求信号を発生する要求信号発生手段と、
    を備え、
    前記送信機は、
    前記画像信号と音声信号と付帯情報とを圧縮符号化するための符号化手段と、
    前記符号化手段が圧縮符号化するために可変周波数信号を発生するための第2の基準信号発生手段と、
    前記符号化手段により圧縮符号化された画像信号と音声信号と付帯情報とを一時記憶するための第2の記憶手段と、
    前記要求信号発生手段により、前記要求信号が供給された場合、前記第2の記憶手段より所定量のパケットを送信するための送信手段と、
    前記第2の記憶手段の記憶容量が所定の範囲の値となるよう前記第2の基準信号発生手段の発生する周波数を制御するための制御手段と、
    を有することを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 画像信号と音声信号と付帯情報とを圧縮符号化した後、パケット化し、ネットワークを介して接続された送信機と受信機との間で伝送を行うデータ伝送システムであって、
    前記受信機は、
    前記パケットを受信し、該パケットから前記圧縮された画像信号と音声情報と付帯情報と分離するための分離手段と、
    前記分離手段により分離された画像信号と音声信号と付帯情報とを一時記憶するための第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段より所定量の画像信号と音声信号と付帯情報とを読み出し、復号伸張するための復号手段と、
    前記復号手段が復号伸張するために一定周波数信号を発生するための第1の基準信号発生手段と、
    前記第1の記憶手段の記憶容量が所定の値より小となった場合、前記送信機に前記パケットを送信させるよう要求信号を発生する要求信号発生手段と、
    を備え、
    前記送信機は、
    前記画像信号と音声信号と付帯情報とを圧縮符号化するための符号化手段と、
    前記符号化手段が圧縮符号化するために可変周波数信号を発生するための第2の基準信号発生手段と、
    前記符号化手段により圧縮符号化された画像信号と音声信号と付帯情報とからなるデータを一時記憶するための第2の記憶手段と、
    前記要求信号発生手段により前記要求信号が供給された場合、前記第2の記憶手段に対して前記要求信号に基づく所定量を要求して、この所定量の前記データのパケットを送信するための送信手段と、
    前記第2の記憶手段の記憶容量が所定の範囲の値となるよう前記第2の基準信号発生手段の発生する周波数を制御するための制御手段と、
    前記送信手段から前記所定量が要求されたとき、これを任意のデータ長に等分割した分割量を順次、前記第2の記憶手段に出力して前記要求信号に対しては前記送信手段から前記データを複数のパケットで送信させるための手段と、
    を有することを特徴とするデータ伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008022432A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Nec Access Technica Ltd 信号送受信装置および通信同期制御方法
CN108446304A (zh) * 2018-01-30 2018-08-24 上海天旦网络科技发展有限公司 数据包检索***和方法

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