JP2005274838A - 光学機器の防水構造 - Google Patents

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乃絵留 竹村
Hitoshi Nishimoto
仁 西本
Masayuki Kanemuro
雅之 金室
Nobuyoshi Nasu
信義 那須
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Abstract

【課題】複数の筐体の表面にそれぞれ設けられた複数のカバーの接合部を、簡単かつ効果的に防滴した光学機器を提供する。
【解決手段】 第1の筐体21と、第1の筐体21に接合する第2の筐体31と、第1の筐体21及び第2の筐体31の接合部の外表面側にそれぞれ設けられた溝部23,33と、溝部23,33に沿って少なくとも一部が収容されるとともに、第1の筐体21及び第2の筐体31が接合する際に一部が外表面側に露出する弾性部材40と、第1の筐体21の外表面を被覆する第1のカバー22と、第1のカバー22に接合するとともに、第2の筐体31の外表面を被覆する第2のカバーとを備え、第1のカバー22及び第2のカバー32の接合部を溝部23,33に収容された弾性部材40に沿って配置するとともに、弾性部材40を接合部に圧接する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学機器に係り、特にその防水構造に関するものである。
例えば、デジタルスチルカメラ等の光学機器は、必要に応じて、外部からの水等の浸入を防止する防水処理(防滴処理とも称される。)が施される。また、このような防水処理をすることによって、防塵効果も得ることができる。
例えば、特許文献1は、防水カメラのハウジングと、その裏蓋との結合部に、ゴム製のパッキンを挿入することを記載している。
また、特許文献2は、カメラ本体の開口部と、この開口部を塞ぐ裏蓋との結合部に、薄板状のゴム製パッキンを配置するとともに、開口部の周縁に突起を形成し、この突起によってパッキンを押圧することを記載している。
特開平7−5552号公報 特開平9−325396号公報
従来の防水(防滴)構造を、光学機器の外装部品(ケース)に適用することを考えると、光学機器のケースは、外観や質感を向上して高級感を得るため、例えば樹脂製のモールド成型品等の筐体の表面側に、例えば金属製等のカバーを備えることがある。この場合、複数部品を接合してなる筐体の間に、Oリング等のパッキンを挿入しても、カバー間の接合部から水が浸入し、カバーの内面と筐体の外面との間に浸入してしまう。また、カバーは、通常筐体に対して薄肉に形成されるので、カバー間の接合部に、パッキンを設けることは困難である。
本発明の課題は、複数部品を接合して構成された筐体の表面に複数部品を接合して構成されるカバーを設ける際に、その接合部を、簡単かつ効果的に防水した光学機器を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、第1の筐体(21)と、前記第1の筐体(21)に接合する第2の筐体(31)と、前記第1の筐体(21)及び前記第2の筐体(31)の接合部の外表面側にそれぞれ設けられた溝部(23,33)と、前記溝部(23,33)に沿って少なくとも一部が収容されるとともに、前記第1の筐体(21)及び前記第2の筐体(31)が接合する際に一部が外表面側に露出する弾性部材(40)と、前記第1の筐体(21)の外表面を被覆する第1のカバー(22)と、前記第1のカバー(22)に接合するとともに、前記第2の筐体(31)の外表面を被覆する第2のカバー(32)とを備え、前記第1のカバー(22)及び前記第2のカバー(32)の接合部を前記溝部(23,33)に収容された前記弾性部材(40)に沿って配置するとともに、前記弾性部材(40)を前記接合部に圧接したことを特徴とする光学機器の防水構造である。
請求項2の発明は、前記溝部(23,33)は、底部が斜面(23b,33b,25a)であり、前記第1の筐体(21)及び前記第2の筐体(31)を結合することによって、前記斜面(23b,33b,25a)によって前記弾性部材(40)を前記外表面側に押し出すことを特徴とする請求項1に記載の光学機器の防水構造である。
請求項3の発明は、前記斜面(25a)は、前記第1の筐体(21)に設けられ、前記第2の筐体(31)の前記溝部(33)に進入可能に突出していることを特徴とする請求項2に記載の光学機器の防水構造である。
本発明によれば、弾性部材は、第1の筐体及び第2の筐体を接合することによって、第1のカバー及び第2のカバーの接合部に圧接されるから、複数の筐体の表面に設けられた複数のカバーの接合部を、簡単かつ効果的に防滴することができる。
本発明は、第1の筐体と、第1の筐体に接合する第2の筐体と、第1の筐体及び第2の筐体の接合部の外表面側にそれぞれ設けられた溝部と、溝部に沿って一部が収容され、第1の筐体及び第2の筐体が接合する際に一部が外表面側に露出するOリングと、第1の筐体の外表面を被覆する第1の金属製カバーと、第1の金属製カバーに接合するとともに、第2の筐体の外表面を被覆する第2の金属製カバーとを備え、第1の金属製カバー及び第2の金属製カバーの接合部を溝部に収容されたOリングに沿って配置するとともに、Oリングをこの接合部に圧接した光学機器の防水構造によって前記課題を解決する。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明を適用したカメラの実施例1のケースの外観斜視図である。
図示しない内部機器を収容するケース10は、2つ割りに分割されたケース部材20と、ケース部材30とを結合して構成され、これらの接合部にはOリング40(図1では図示しない。図2を参照。)が備えられる。
ケース部材20と、ケース部材30とは、それぞれ一方側が開口した略矩形の容器状に形成され、これらは、その開口縁部の端面どうしを、突き合わせて結合される。
図2は、図1のケースにおける、ケース部材20と、ケース部材30との接合部の拡大断面図である。なお、図2(a)は、ケース10を組み立てる前、図2(b)は、組み立てた後の状態をそれぞれ示している。また、図中上側は、カメラの内部側、下側は、カメラの外部側をそれぞれ示している。
ケース部材20は、樹脂製のモールド成型品である筐体21と、その外面を被覆する金属製カバー22とを有する。同様に、ケース部材30は、樹脂製のモールド成型品である筐体31と、その外面に沿って形成された金属製カバー32とを有する。
筐体21,31は、それぞれ金属製カバー22,32に対して肉厚に形成され、例えば、予め準備された金属製カバー22,32の内面側に、樹脂材料を注入し、硬化させて形成されている。
金属製カバー22,32は、例えば、マグネシウム合金、アルミニウム合金等の金属板を、プレス加工して形成されている。
また、筐体21,31の縁部の端面21a,31aの位置は、それぞれ対応する金属製カバー22,32の縁部の端面22a,32aの位置と、筐体20,30の結合方向(図の横方向)において、略一致している。
筐体21,31の端面21a,31aは、それぞれ各筐体21,31の外表面側を凹ませて形成され、Oリング40を収容する溝部23,33が形成されている。
溝部23,33の断面形状は、それぞれ溝底面23a,33aと、側壁面23b,33bとを有する台形状であり、金属製カバー22,32の内面22b,32b側が開放された形状となっている。
金属製カバー22,32の内面22b,32bに対向する、溝部23,33の側壁面23b,33bは、内面22b,32bに対してそれぞれ斜めに形成されている。具体的には、側壁面23b,33bは、内面22b,32bにそれぞれ平行な状態を基準とすると、それぞれ反対側のケース部材30,20の方向に、例えば、約45度傾けて形成されている。
溝部23,33の端面21a,31aからの深さの和は、Oリング40の外力を加えていないときの直径よりも小さく設定される。また、溝底面23a,33aは、金属製カバー22,32の内面22b,32bからの長さが、Oリング40の外力を加えていないときの直径よりも小さく設定される。
ケース部材20側の溝部23内にOリング40を挿入し(図2(a)を参照。)、ケース部材20とケース部材30とを接合すると、Oリング40は、溝部23,33の溝底面23a,33aの間に挟まれて押圧されるとともに、斜めに配置された側壁面23b,33bによって、金属製カバー22,32の内面22b,32b側に圧接され、弾性変形をする(図2(b)を参照。)。
この弾性変形によって、Oリング40は、筐体21,31及び金属製カバー22,32にそれぞれ圧接し、これらの圧接箇所によって接合部が防滴される。特に、金属製カバー22,32に対するOリング40の圧接箇所は、各金属製カバー22,32の結合部に沿って設けられるので、外部から金属製カバー22,32の内側への浸水が防止される。具体的には、実施例1では、JIS C 0920規格の4級相当の防滴効果を得ることができる。
以上説明したように、実施例1によれば、1本のOリング40によって、筐体21,31間と、金属製カバー22,32間とを、容易に防水することができる。
次に、本発明を適用したカメラの実施例2について説明する。なお、上述した実施例1と同様の箇所については、同じ符号を付して説明を省略する。
図3は、実施例2のカメラのケースにおける、ケース部材20と、ケース部材30との結合部の拡大断面図である。
実施例2においては、ケース部材30側の溝部33は、その断面を矩形に形成され、斜面25aは、ケース部材20側の突起25にのみ形成されている。突起25は、筐体21の端面21aから、ケース部材30側に突き出して形成されており、ケース部材20とケース部材30とを接合した状態では、突起25は、筐体31側の溝部33内に挿入される。
ケース部材30の溝部33内に、Oリング40を挿入し(図3(a)を参照。)、ケース部材20とケース部材30とを結合すると、Oリング40は、斜面25aによって、溝底面33a及び金属製カバー22,32の内面22b,32bに、それぞれ押圧されることによって、筐体21,31及び内面22b,32bにそれぞれ圧接し(図3(b)を参照。)、これらの圧接箇所において接合部の防滴がなされる。
また、実施例1と同様に、Oリング40は、金属製カバー22,32の内面22b,32bへの圧接箇所が、各金属製カバー22,32の結合部に沿って設けられているので、外部から金属製カバー内への浸水が防止される。
以上説明したように、実施例2においても、実施例1と同様に、1本のOリング40によって、筐体21,31間と、金属製カバー22,32間とを、容易に防滴することができる。
さらに、実施例2では、斜面25aを有する突起25を、一方のケース部材20にのみ形成し、その一部が他のケース部材30側の溝部33内に進入するようにしたので、斜面25aの高低差を大きくできるから、Oリング40に、実施例1よりも大きな変形を与え、圧接力を向上することができ、防滴効果を向上することができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した各実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1) 本発明は、デジタルスチルカメラや、他の光学機器に適用することができる。例えば、本発明は、フィルムスチルカメラ、ムービーカメラ、レンズ交換式カメラ用の交換レンズ、閃光発光装置(スピードライト)、双眼鏡、望遠鏡等にも適用することができる。
(2) 各実施例では、ケース10は、2分割であるが、ケースは、3個以上のケース部材によって構成されるものでもよい。
(3) 各実施例は、円形断面を有するOリングを、弾性シール部材として用いたが、これに限らず、円形以外の異形断面の弾性シール部材を用いてもよい。例えば、弾性シール部材は、H型断面等を有するものであってもよい。
本発明を適用したカメラの実施例1のケースの外観斜視図である。 図1のケースのケース部材の接合部の拡大断面図である。 本発明を適用したカメラの実施例2のケースにおけるケース部材の接合部の拡大断面図である。
符号の説明
10 ケース
20,30 ケース部材
21,31 筐体
21a,31a 筐体端面
22,32 金属製カバー
22a,32a カバー端面
22b,32b カバー内面
23,33 溝部
23a,33a 溝底面
23b,33b 側壁面
25 突起
25c 斜面
40 Oリング

Claims (3)

  1. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体に接合する第2の筐体と、
    前記第1の筐体及び前記第2の筐体の接合部の外表面側にそれぞれ設けられた溝部と、
    前記溝部に沿って少なくとも一部が収容されるとともに、前記第1の筐体及び前記第2の筐体が接合する際に一部が外表面側に露出する弾性部材と、
    前記第1の筐体の外表面を被覆する第1のカバーと、
    前記第1のカバーに接合するとともに、前記第2の筐体の外表面を被覆する第2のカバーとを備え、
    前記第1のカバー及び前記第2のカバーの接合部を前記溝部に収容された前記弾性部材に沿って配置するとともに、前記弾性部材を前記接合部に圧接したことを特徴とする光学機器の防水構造。
  2. 前記溝部は、底部が斜面であり、
    前記第1の筐体及び前記第2の筐体を接合することによって、前記斜面によって前記弾性部材を前記外表面側に押し出すことを特徴とする請求項1に記載の光学機器の防水構造。
  3. 前記斜面は、前記第1の筐体に設けられ、前記第2の筐体の前記溝部に進入可能に突出していることを特徴とする請求項2に記載の光学機器の防水構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102736366A (zh) * 2012-06-21 2012-10-17 深圳一电科技有限公司 摄像机防水外壳及摄像装置
JP2016206270A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 日本電産コパル株式会社 レンズ鏡筒およびカメラ

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