JP2005272037A - ベルトコンベヤ - Google Patents

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一 小坂
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Abstract

【課題】 ベルトの緊張を解除せずに折畳むことができ、しかも折畳み途中で力を解除してもその折畳み途中の姿勢を維持することが出来るベルトコンベヤを提供することにある。
【解決手段】 フレームの長手方向両側に配置したローラに亘って無端状のベルトが巻装され、且つベルトを回動する駆動機構がフレームに装備され、そのフレームは長手方向の略中間部で折畳み/展開自在とし、且つベルトを巻装した状態で前記フレームが折畳み自在となるベルトコンベヤにおいて、前記駆動機構に、ドライブプーリに掛け回すベルトに常に適正な張力を付与する自動ベルト張力機構を設け、フレームの二つ折りされる両フレーム部材の両連結板の軸支部に伸縮枠の上端を連結して垂直下方に垂らし、その伸縮枠の下端と前記左右の連結板とに亘って連杆を架設し、更に、前記伸縮枠内部には前記連結板の軸支部と伸縮枠下端とに亘ってバネ機構を懸架し、前記フレームを構成する左右のフレーム部材には支持脚を連結し、その左右の支持脚と前記伸縮枠を水平杆で連結した。
【選択図】 図1

Description

本発明はベルトコンベヤに関し、詳しくは駆動機構を装備し無端状のベルトを巻装したまま折り畳むことが可能なベルトコンベヤに関する。
今日一般的に使用されているベルトコンベヤは、長尺のフレームにおける長手方向両側にローラが回転自在に支持され、その両側のローラに亘って無端状のベルトが巻装されると共に、該ベルトをエンドレス回動する駆動機構が装備されて構成されている。そして、ベルトを回動する駆動機構として、「センタードライブ」方式と「ヘッドドライブ」方式の二つの方式が採用されている。
そして、上記した「センタードライブ」方式、及び「ヘッドドライブ」方式の何れの方式を採用したベルトコンベヤとも、無端状のベルトは緊張状態に保持されている為、コンベヤを折り畳んで仕舞寸法を小さくしたり、跳ね上げたりするということは全くできないものである。例えば、テールローラが取付けられるフレームを、一本物に替えて二つ折りできるフレームにしたとしても、ベルトを巻装したままコンベヤを小さく折り畳むということは全く不可能である。
従って、搬送作業を終了してコンベヤを片付ける時、或いは配置を変える為に移動する時、使用状態のままで運ばなければならず、又、置き場所にも設置場所と同等の広い場所を必要とし、取扱い、収納に不便を感じながら使用しているのが実状である。
尚、輸送などにおいて嵩張らないようにする為に、フレームに取付けられた支持脚をフレームから外したり、完成品を構成部材毎に分解する、例えば、フレームから駆動機構を分離し、ベルトを外すことは可能であるが、再度使用を開始する時に、組み立て及び各部材相互の関係を分解前と同じ状態に調整しなければならず、手数が掛かり非常に大変である。また、バラバラに分解した場合は、部品が紛失するという心配がある。
そこで、本件出願人は上記問題を解決するものとして、完成品のままで折畳み/展開することができるコンベヤを開発し提案した。
そのベルトコンベヤは、フレームをフレーム部材の複数連結によって折畳み可能に構成し、そのフレームの長手方向両側にローラを支持して無端状のベルトを巻装すると共にベルトの駆動機構を装備し、且つフレーム側端のローラの支持部、又は両側のローラ間にベルト緊張解除装置を設け、そのベルト緊張解除装置の操作によりベルトを緩め、ベルトを巻装した状態でフレームを折畳み可能とするものである(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に記載のベルトコンベヤは、山折れ状に折畳む操作は、先ずベルト緊張解除装置を操作してスナップローラを離間させ、ベルトの緊張を解除し、ベルトに弛みを生じさせる必要がある。そして、その後に左右のフレーム部材を上方に持ち上げることで、左右のフレーム部材に取付けられた支持脚のキャスターが床面上を回動しながら近寄り折畳まれるが、その折畳みの途中で折畳みを止め、力を解除した場合、左右のフレーム部材は自重で水平状態となる方向に開動する。従って、折畳みの途中で止めておく時は、少なくとも自重に対抗するだけの外力を掛けて支えておかなければならない。依って、山折れに折畳んだ時も、その状態に保持する為にフレーム部材同士、或いはフレーム部材に取付けられた支持脚同士をフックなどで連結しておく必要がある。
叉、ベルトを駆動するためのドライブプーリを駆動回転させるモータには電源コードが接続されているが、コンベヤの移動時はその電源コードを引きずってあるくか、或いは結束バンドで電源コードを縛っているのが実状で、電源コードの処理について改善が望まれていた。
特開2002−2939号公報
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ベルトの緊張を解除することなく使用状態のままで折畳むことができ、折畳み途中で力を解除してもその折畳み途中の姿勢を維持することが出来るベルトコンベヤを提供することにある。
更に他の目的は、モータに電気的に接続された電源コードを綺麗に始末処理することが出来るベルトコンベヤを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明が講じた技術的手段は、フレームの長手方向両側に配置したローラに亘って無端状のベルトが巻装され、且つベルトを回動する駆動機構がフレームに装備され、そのフレームは長手方向の略中間部で折畳み/展開自在とし、且つベルトを巻装した状態で前記フレームが折畳み自在となるベルトコンベヤにおいて、前記駆動機構に、ドライブプーリに掛け回すベルトに常に適正な張力を付与する自動ベルト張力機構を設け、フレームの二つ折りされる両フレーム部材の両連結板の軸支部に伸縮枠の上端を連結して垂直下方に垂らし、その伸縮枠の下端と前記左右の連結板とに亘って連杆を架設し、更に、前記伸縮枠内部には前記連結板の軸支部と伸縮枠下端とに亘ってバネ機構を懸架し、前記フレームを構成する長手方向の中程で分割したフレーム部材には支持脚を連結し、その左右の支持脚と前記伸縮枠を水平杆で連結したことを特徴とする(請求項1)。
上記伸縮枠は二重枠構造で、フレームが水平な使用状態では収縮状態に固定され、フレームを折畳む時には前記収縮状態の固定を解除し、折畳みに連繋して二重枠がスライドするように構成されている。
コンベヤを水平に支持する支持脚は、フレームに対して折畳み自在に取付け、その支持脚を折畳んだ場合は折畳んだフレームと略平行になり、フレームの折畳み形式により折畳んだコンベヤを略起立状態に支持することが可能となる。支持脚はフレームに対して分離自在としてもよい。
上記ベルトを駆動する駆動機構は、ベルトコンベヤの駆動方式として今日周知の「センタードライブ」方式、「ヘッドドライブ」方式の何れでもよい。
ベルトを駆動する駆動機構として「センタードライブ」方式を採用したコンベアの具体的構成は、前記駆動機構が、フレーム両側のテールローラ間に配置したドライブプーリと、そのドライブプーリの外周面にベルトの復路側を密着圧接させる該プーリの上流側及び下流側に配置したスナップローラとからなるセンタードライブタイプの駆動機構で、自動ベルト張力機構は、前記ドライブプーリの外周側近に支軸を中心として回転する回転軸に支持板を介して回動可能に取り付けたスナップローラと、前記回転軸に嵌装したトーションバネと、そのトーションバネを介して前記スナップローラを前記ドライブプーリの外周面に対して接近/離反を切換える操作ハンドルで構成され、前記トーションバネの捩り反力でベルトに常に適正な張力が付与され、ベルトの張力により前記スナップローラがドライブプーリに対し自動的に接離揺動することを特徴とする(請求項2)。
前記バネ機構は、フレームの折畳み途中において、フレームが自重で元の水平状態に戻ろうとする力とバランスしてその状態に保持する力が作用するものであればよく、例えばガススプリング(シリンダチューブに高圧ガスを封入し、その高圧ガスの反力をバネとして活用するようにしたもの)を挙げることができる(請求項3)。
上記手段によれば、伸縮枠の固定を解除してフレーム部材に折畳み方向への力を掛けると、フレーム部材はバネ機構(ガススプリング)の作用により山折れ状に折畳まれ、フレーム部材に連結された支持脚は水平杆によって該フレーム部材に対して同様に折畳まれ、両支持脚によって折畳まれたフレームが起立保持される。
そして、折畳みの途中で力を解除すると、フレームはバネ機構(ガススプリング)の働きでその状態に保持される。依って、折畳み途中或いは展開途中で力を解除しても、解除した位置を保持する為、急激な折畳みや展開の動作による手や指などを挟むなどの危険行為を防止できる。
前記駆動機構を備えたフレーム部材には、モータと電気的に接続された電源コードを巻き取るコード巻取り機を取り付ける(請求項4)。
上記手段によれば、駆動機構のモータに接続された電源コードを簡単に仕舞い込むことができ、折畳んだコンベヤの移動時に電源コードを引きずることは解消される。
前記フレームの長手方向の両側に取り付けられるテールローラは、該ローラ側端の軸部をテールブラケット内部に蛇行調整用ネジとバネで挟持するように構成してもよい。
上記手段によれば、テールローラはテールブラケットに対して位置が変化しないように支持される。それにより、フレームの折畳み展開を繰り返し行なっても、テールローラの位置(蛇行調整済みの位置)が変化せず、展開すれば即、蛇行のない運転が可能となる。
本発明のベルトコンベヤは請求項1〜3に記載の構成により、ベルトの緊張を解除しなくとも(ベルトをドライブプーリの外周面に密着巻き付けるスナップローラを、該ドライブプーリから強制的に離反させなくなくとも)小さな力で簡単に折畳むことが出来ると共に、折畳みの途中で力を解除してもその状態に保持され、水平状態に戻ることはない。従って、折畳み途中でもバランスが崩れにくく、安定よく起立保持でき、安全に使用することができる。
叉、請求項4記載の構成により、電源コードを綺麗に巻き取り処理することができる。それにより、折畳んだコンベヤの移動時に電源コードを引きずることもなく、綺麗に整理することが出来る。
更に、請求項5記載の構成により、フレームの折畳み/展開を繰り返し行なっても、テールローラの位置は変わらないため、展開して即、安定したベルト走行が可能なベルトコンベヤを提供することができる。
以下、本発明に係るベルトコンベヤの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図2は駆動機構としてセンタードライブタイプを装備したベルトコンベヤを示し、図中、1は二つ折り可能に構成したフレームで、このフレーム1の長手方向両側にテールローラ2、2’が回転可能に軸支され、そのテールローラ2、2’に亘って無端状のベルト3が巻装され、更に前記テールローラ2、2’間にセンタードライブタイプの駆動機構Aが配置されており、且つその駆動機構Aに、巻装されるベルト3に常に適正な張力を与える自動ベルト張力装置Bが設けられ、前記フレーム1に支持脚5,5’が折畳み可能に連結されて構成されている。
前記フレーム1は、アルミニウム材からなる型材を用いて、形成しようとする機長の約半分の長さに切断したフレーム部材1a,1bによって構成され、そのフレーム部材1a,1bの連結側の側部下側には夫々連結板6,6’が固着され、その両フレーム部材1a,1bの連結板6,6’の端面を突き合せ、該連結板6,6’相互を軸7で回動可能に連結して構成されている。又、フレーム部材1a,1bにおける連結板6,6’を取付けた側とは反対側の端部には夫々テールブラケット8,8’を介してテールローラ2,2’が回転可能に軸支されている。尚、連結板6,6’はフレーム部材1a,1bの前後面に取付けられている。
叉、テールブラケット8,8’に対するテールローラ2,2’の取付けは、図7に示すように、テールブラケット8,8’と一体のローラブラケット8aに開設した軸受溝23にテールローラ2,2’の軸部2aを嵌合し、その軸部2aの外周面と前記軸受溝23の内周面との間にバネ24が内蔵され、そのバネ24の反発力でテールローラ2,2’の軸部2aは蛇行調整用ネジ25と当接する方向に付勢されている。従って、テールローラ2,2’の軸部2aは蛇行調整用ネジ25とバネ24で挟持され、テールローラ2,2’の位置が変化しないように保持される。
左右のフレーム部材1a,1bを折畳み可能に連結する連結板6,6’は、図4に示すように断面L字形に形成され、水平片部をフレーム部材1a,1bの下面に接合し、連結板の下側からボルトで固定する。尚、ボルト止めするためのナットは、該フレーム部材を構成する型材の溝に挿入セットし、そのナットに連結板外側からボルトを螺合して締め付け固定する。
上記のテールローラ2,2’に亘って巻装される無端状のベルト3は、今日一般的に採用されている布製帯に表面材として合成樹脂材(例えば、ポリウレタン、ウレタン、塩ビ等)、或いはゴム材が積層された非伸縮性の平帯で、用途に応じて適宜選択使用される。尚、このベルト3としては、前記した平帯の他に、ネットベルト、プラスチックベルトを使用することが出来る。
駆動機構Aは、ドライブプーリ4aと、そのドライブプーリ4aの上・下流側に配置するスナップローラ4b,4cと、前記ドライブプーリ4aを駆動する減速機付きモータ4dとからなる今日周知の形態のもので、これらはフレーム1に対してその復路側に垂下する形で支持する前後一対の取付板9に亘って横架され、その前後一対の取付板はフレーム1の長手方向に沿って任意の位置に移動設置できるようにユニット化されている。(尚、駆動機構Aの詳細については特開2002−2939号公報を参照)
上記したドライブプーリ4aにおける下側外周面の少なくとも略180°の範囲に亘ってベルト3の復路側の裏面中間部を接触させるが、そのベルト3を接触させる為に該ドライブプーリ4aにおけるベルト走行方向の上・下流側(図面上ではドライブプーリの左右両側)にスナップローラ4b,4cが配置されている。
このスナップローラ4b,4cを配置する位置は、その軸芯がドライブプーリ4aの軸芯より上側で、且つ両スナップローラ4b,4cの軸芯間の距離が近ければ近いほど、ベルト3のドライブプーリ4aの外周面に対する掛け回し接触される範囲が全周に近くなり、ベルト3との摩擦力が大きくなって駆動力が確実に伝達される。
上記スナップローラ4b,4cはドライブプーリ4aの下側外周面より下方に位置するベルト3を、ドライブプーリ4aの外周面に沿って掛け回し接触させるもので、該スナップローラ4b,4cは、ベルトに常に適正な張力を付与する自動ベルト張力機構で支持されている。
その自動ベルト張力機構Bは、テールローラ2,2’とに亘って掛け回すベルト3に常に適正な張力を与えるもので、図8に示すように、前記ドライブプーリの左右両側の側近に位置させて支軸26を前後一対の取付板9に架設し、その支軸26の外側に中空の回転軸27を回転可能に嵌装する。そして、その回転軸27の前後側部に支持板28の一側部を固着し、その前後の支持板28の他側部に亘ってスナップローラ4b,4cを回動可能に軸架する。叉、前記回転軸27にはトーションバネ29を嵌装し、そのトーションバネ29の一端29aは前記支軸26に軸支した操作ハンドル30に係着し、トーションバネ29の他端29bは前記スナップローラ4b,4cを支持する回転軸27と一体のバネ取付片31に止着する。
それにより、操作ハンドル30の回動はトーションバネ29を介して回転軸27に伝達され、該回転軸27の回動でスナップローラ4b、4cがドライブプーリ4aの外周面に対し接近/離反される。さらに、操作ハンドル30を操作してスナップローラ4b、4cをドライブプーリ4aに接近させた状態では、ベルト3に作用する張力でスナップローラ4b、4cは前記ドライブプーリ4aの外周面に対する接近/離反が自動的に行われ、ベルトに常に適正な張力が付与される。(この自動ベルト張力機構Bの詳細については特開2003−285916号公報を参照)。
叉、前記フレーム1を構成するフレーム部材1a,1bの連結板6,6’を連結する軸7による軸支部には伸縮枠11の上端が連結され、その伸縮枠11の下端に取付片12がT字状に交叉して固着されている。そして、その取付片12の側部と前記連結板6,6’とに亘って連杆13,13’が架設され、更に前記伸縮枠11の内側には軸7と、伸縮枠11の下端と取付板12との連結軸とに亘ってバネ機構を構成するガススプリング14が懸架され、且つ前記左右のフレーム部材1a,1bに連結した支持脚5,5’と前記伸縮枠11が水平杆15,15’で連結されている。
前記伸縮枠11は、金属製角筒で構成した外筒11a内に内筒11bを嵌合して相対的にスライド自在に構成され、その一端(上端)が前記連結板6,6’の軸支部外側に配置して軸7で一体的に連結されている。
そして、外筒11aと内筒11bとの重合箇所における外側には、外筒11aと内筒11bの相対的移動をロック叉は解除するロック摘み16が設けられている。このロック摘み16により、コンベヤの使用状態では伸縮枠11は最短長さ(収縮した長さ)にロック摘み16で固定され、コンベヤを折畳む時該ロック摘み16を操作して該伸縮枠11を伸長可能な状態にする。
上記伸縮枠11の内部に装着されるバネ機構のガススプリング14は、シリンダチューブに高圧ガスを封入し、その高圧ガスの反力をバネとして活用するようにしたもので、その一方端が連結板6,6’及び伸縮枠11の外筒11aを連結する軸7に係着され、他方端が伸縮枠11の内筒11bの下端に横架した軸17に係着されている。
前記連杆13,13’は、前記フレーム部材1a,1bが連結板6,6’の軸支部を中心として折畳まれた時、そのフレーム部材1a,1bの回動によって前記ガススプリング14を伸長させるもので、そのために該連杆13,13’の連結板6,6’との連結位置は連結板の軸支部(軸7)より離れた位置、即ち連結板6,6’の長手方向の端部よりに連結し、連杆13,13’の反対側は伸縮枠11の内筒11bの下端に横架した軸17に近い位置で取付片12に連結する。
前記伸縮枠11と左右の支持脚5,5’を連結する水平杆15,15’は、フレーム1の折畳みに連動して支持脚5,5’をそれぞれフレーム部材1a,1bに対して回動折畳むもので、伸縮枠11の外筒11aの外面に固着した支持板18と支持脚5,5’とに亘ってフレーム1と略平行に架設されている(図1参照)。これにより、フレーム1が水平に展開された状態(使用状態)では該フレーム1に対して支持脚5,5’は略直角に支持される。
叉、前記フレーム1における駆動機構Aを取付けたフレーム部材1bには該駆動機構Aのモータ4dに電気的に接続される電源コード19を巻き取るコード巻取り機20が取付けられている。
前記コード巻取り機20は、コードを引張れば繰り出され、そのコードの引張りを停止するとその引き出された長さで固定され、再度引張って離すとコードが引き込まれて巻き取られる今日周知のものである(図6参照)。
図中、21はフレーム1を構成するフレーム部材1a,1bの前側面に取付けられた把手、22は支持脚5,5’の下端に取付けられたキャスターである。
次に、上記したベルトコンベヤの折畳み動作について説明する。
(1)コンベヤの機長が長尺の場合、フレーム1の適宜箇所に架設してあるリターンローラを取り外す。(リターンローラが架設されていない場合は、本工程は省略される。)
(2)フレーム1の展開(水平)状態を保持する伸縮枠11のロック摘み16を引張って該伸縮枠11を構成する外筒11aと内筒11bの連結を解除し、スライド伸長が可能な状態にする。
(3)上記ロック摘み16を引いた状態で、フレーム1を構成するフレーム部材1a,1bの前側面に取付けた把手21を持って、フレーム部材1a,1bの連結部が上方に山形に突出するよう持ち上げ、フレーム部材1aと1bを対向するようにする(図5(a)参照)。この時、スナップローラ4b,4cはベルト3の張力でトーションバネが圧縮されて一時的にドライブプーリ4aから離反する方向に揺動されるが、フレーム部材1a,1bが接近するに伴いベルト3に弛みが生じ、それにより前記スナップローラ4b,4cはトーションバネ29の捩り反力により接近する方向に揺動する。
(4)フレーム部材1a,1bを、お互いが接近する方向に移動させると、該フレーム部材は夫々が支持脚5,5’のキャスターの回転で接近し、図5(b)の如くコンパクトに折畳まれる。そして、その折り畳んだ状態はバネ機構のガススプリング14の作用で保持され、コンベヤは安定よく起立保持される。この時、ロック摘み16が外筒11aと内筒11bとを連結するため、より安全に起立状態を保持することができる。
コンベヤを折り畳み、何れか一方(図面では左側)に移動することで、図5(b)に示すように通路が確保される。よって、跳ね上げコンベアの代替として有効に利用できる。
尚、ベルト3をフレーム1から取り外す時は、前記自動ベルト張力機構Bの操作ハンドル30を操作してスナップローラ4b,4cをドライブプーリ4aから強制的に離反させることで容易にベルトを外すことができる。
本発明に係るベルトコンベヤの実施の形態の一例を示す正面図。 同平面図。 フレーム部材の連結部を示す拡大正面図。 図3の(4)−(4)線に沿える断面図。 コンベヤの折畳み動作を示し、(a)は折畳みの途中状態を示す正面図、(b)は完全に折畳んだ状態の正面図。 電源コードの巻取り機を示す正面図。 テールローラの支持構造を示す部分拡大断面図。 自動ベルト張力機構の概略を示す分解斜視図。
符号の説明
1…フレーム 1a,1b…フレーム部材
2,2’…テールローラ 3…ベルト
4a…ドライブプーリ 4b,4c…スナップローラ
4d…モータ 5,5’…支持脚
6,6’…連結板 7…軸
11…伸縮枠 13,13’…連杆
14…ガススプリング(バネ機構) 15,15’…水平杆
20…コード巻取り機 A…駆動機構
B…自動ベルト張力機構

Claims (5)

  1. フレームの長手方向両側に配置したローラに亘って無端状のベルトが巻装され、且つベルトを回動する駆動機構がフレームに装備され、そのフレームは長手方向の略中間部で折畳み/展開自在とし、且つベルトを巻装した状態で前記フレームが折畳み自在となるベルトコンベヤにおいて、前記駆動機構に、ドライブプーリに掛け回すベルトに常に適正な張力を付与する自動ベルト張力機構を設け、フレームの二つ折りされる両フレーム部材の両連結板の軸支部に伸縮枠の上端を連結して垂直下方に垂らし、その伸縮枠の下端と前記左右の連結板とに亘って連杆を架設し、更に、前記伸縮枠内部には前記連結板の軸支部と伸縮枠下端とに亘ってバネ機構を懸架し、前記フレームを構成する長手方向の中程で分割したフレーム部材には支持脚を連結し、その左右の支持脚と前記伸縮枠を水平杆で連結したことを特徴とするベルトコンベヤ。
  2. 前記駆動機構が、フレーム両側のテールローラ間に配置したドライブプーリと、そのドライブプーリの外周面にベルトの復路側を密着圧接させる該プーリの上流側及び下流側に配置したスナップローラとからなるセンタードライブタイプの駆動機構で、自動ベルト張力機構は、前記ドライブプーリの外周側近に支軸を中心として回転する回転軸に支持板を介して回動可能に取り付けたスナップローラと、前記回転軸に嵌装したトーションバネと、そのトーションバネを介して前記スナップローラを前記ドライブプーリの外周面に対して接近/離反を切換える操作ハンドルで構成され、前記トーションバネの捩り反力でベルトに常に適正な張力が付与され、ベルトの張力により前記スナップローラがドライブプーリに対し自動的に接離揺動することを特徴とする請求項1記載のベルトコンベヤ。
  3. 前記バネ機構がガススプリングであることを特徴とする請求項1叉は2記載のベルトコンベヤ。
  4. 前記駆動機構を備えたフレーム部材に、モータと電気的に接続された電源コードを巻き取るコード巻取り機が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のベルトコンベヤ。
  5. 前記フレームの長手方向の両側に取り付けられるテールローラは、該ローラ側端の軸部がテールブラケット内部に蛇行調整用ネジとバネで挟持されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のベルトコンベヤ。
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