JP2005270158A - 寝具の乾燥温度調整床 - Google Patents

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Tokio Matsuura
時男 松浦
Nobuyuki Ochiai
伸行 落合
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Abstract

【課題】寝具に人が寝ていても寝具へ空気を貫流させて乾燥、温度加減等を容易確実に行なえる寝具乾燥床を提供すること。
【解決手段】寝具2の下へ常設して、内部の空間3へ送風すると送風が寝具2を下から上へ貫流して乾燥等を行なう寝具乾燥床1であって、この乾燥床1は、人の体重がかかっても潰れずに内部の空間3を保持する殻構造に形成されて、寝具2を乗せる上面1aには多数の通気孔5を設けられ、側面7には内部の空間3へ温度調整した空気を送り込む送風手段4を接続されていること。
【選択図】図1

Description

本発明は、寝具に空気を貫流させて乾燥、温度調整を行なう寝具の乾燥温度調整床に関する。
従来、敷き布団と掛け布団の間に送風マットを挟み込んで温風を送ることにより布団を乾燥し、乾燥が終ると送風マットを取り出す布団乾燥装置は数多く提案されているが、これらのものは、乾燥を行なう都度、送風マットを敷き布団と掛け布団との間へ挟み込んで
送風手段を接続し、乾燥を終わると送風手段を外して送風マットを布団の間から取り出す煩わしさがあるので、通気孔を有する袋状容体をベッドマットレス上へ固定し、この送風マットへ送風手段を接続し放しにして置くことで、手間いらずの寝具乾燥ができるようにした電気寝具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−57094号公報(第2頁、図1)
しかながら、前記電気寝具は、人が寝ていては乾燥や温度調整を行うことは出来ないので、寝た切りで床を出るのが苦痛であり、介助を要する病人等は使用することができない問題点がある。
本発明は前記問題点を解消し、人が寝ていても寝具へ空気を貫流させて乾燥や温度調整を容易に行なえる寝具の乾燥温度調整床を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る寝具の乾燥温度調整床は、下記の構成を採用することを特徴とする。
寝具の下へ常設して、内部の空間へ送風すると空気が寝具を下から上へ貫流して乾燥等を行なう寝具乾燥床であって、この乾燥床は、人の体重がかかっても潰れずに内部の空間を保持する殻構造に形成されて、寝具を乗せる上面には多数の通気孔を設けられ、側面等には内部の空間へ温度調整した空気を送り込む送風手段を接続されていること。
請求項1の効果
(1)殻構造に形成した乾燥床は、寝具に人が寝ていても内部の空間が保持されるため
、送風手段から送られる空気は通気口より吹き出して寝具を貫流し、寝具の乾燥と殺菌、殺虫等に加えて寝具を暖めたり、冷やしたりする温度の調整もできるため、寝たきりの病人が寝具の乾燥等のために床を出たり、介護者がこれを介助したりする必要がなくなって
、病人及び介護者の負担を軽減することができるだけでなく、寝ながら寝具の乾燥及び殺菌、殺虫から温度の加減までできれば健常者にとっても大変便利である。
(2)殻構造の乾燥床は、畳の上へ置いたり、ベッド台の上へ置いたりして使用することもでき、しかも、下側へベッド脚を一体に形成すれば、ベッド台として使用することもできる。
以下に本発明に係る寝具の乾燥温度調整床の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において符号1は、寝具乾燥床を示す。この乾燥床1は、寝具2の下へ常設して置いて、内部の空間3へ送風手段4により乾燥用の空気を送ると、この空気が上面1aに設けた通気孔5より吹き出して寝具2を貫流するので、寝具2が通気乾燥されるものであり
、また、温度調整用の空気を送ると、寒い冬は寝具2を暖め、暑い夏は寝具2を冷やして、寝具2を快眠できる温度に調整することができる。
また、この乾燥床1は、寝る人の体重がかかっても潰れることがなく、内部に空間3が保持されるように、合成樹脂、金属等の材料で殻構造に形成する。そして、その形状は敷き寝具2の形状、寸法を合せた長方形とするものであって、図2(a)に示す通りの単体構造として、内部の空間3を仕切壁6で複数、図2(a)においては3−1、3−2、3−3の3つに区分するか、寝具2の形状、寸法に合せた長方形を複数、図2(b)においては1−1、1−2、1−3の3つに区分した構成として、空間を3−1、3−2、3−3の3つに区分して、各空間3−1、3−2、3−3の一方の側面7には、それぞれ空気を取り入れる入風口8を設けてある。
なお、乾燥床1は、図1に示す通り、ベッド台9の上へ置いて、この上に寝具2を常設して置くか、図6に示す通り、畳10の上へ置いてこの上に寝具2を常設して置くか、或いは、図7に示す通り、乾燥床1の下側に脚11を一体成形して置くことにより、乾燥床1をベッド台として、この上に寝具2を常設して置くようにする。
乾燥床1の上面の1aに設ける通気孔5は、図1、図6、図7に示す通り小さい円孔を寝具2の各部に対してなるべく平均した空気の供給が行われるように適当なピッチで配置しても良い。しかし、図3に示す通り大き目のピッチで円孔を配置し、これ等の円孔の周囲に、先端側ほど幅と深さが減少する通気溝12を複数、図3においては4条、放射状に設ければ、これら通気溝12によって円孔よりも広い範囲へ空気が拡散供給されるだけでなく、円孔が何かで塞がれた場合でも、空気は通気溝12により供給されて止ることがなくて好ましい。
乾燥床1における内部の空間3は、複数に区分することにより個々の空間3の容積を小さくしてあるので、そのままでも、空間3へ空気が充満して上面1aに設けた通気孔5より吹き出し、寝具2の各部を貫流する空気の量には大きなむらを生じさせることはない。しかし、更に、寝具2の各部に対する空気の貫流むらを少なくするためには、空間3内に空気の通路13を設けることが好ましい。
前記空気の通路13の一例は、図5(a)に示す通り、空間3−1内に複数、図においては5枚のI字形をなす誘導壁14を、一端が入風口8に対応し、他端が反対側の側面15へ接合されるように等間隔で平行に配置して、これ等誘導壁14の長さを、中央部のものよりも両側のものが順次短くなるようにする。そして、両外側の誘導壁14と、中間の誘導壁14の入風口8に対応する端部に、入風口8から流入する空気の一部を内側の誘導壁14との間へ導入し、残部を外側の誘導壁14の方へ流動させる誘導斜片16を取り付けて、各誘導壁14の間に独立した通路13を形成させる。このようにすると、入風口8から空間3−1へ送られた空気は、誘導斜片16の作用で各誘導壁14の間へ配分供給されて各通路13をほぼ同様に流れる。
空気の通路13の他の例は、図5(b)に示す通り、空間3−1内にU字形をなす誘導壁17と、I字形をなす3枚の誘導壁18とを、U字形をなす誘導壁17は、回折部17aが側面7の中央部に設けた入風口8に対応して、他端は空間3の反対側の側面15に対応し、I字形をなす3つの誘導壁18は、U字形をなす誘導壁17の間へ、両側のものは一端が側面15へ接合されて、他端が誘導壁17の回折部17aへ対応し、中央のものは一端が誘導壁17の回折部17aへ接合されて、他端が側面15に対応するように配置し
、2組の対向する通路13を形成する。このようにすると、入風口8から空間3内へ送られた空気は、U字形をなす誘導壁17の両外側を矢印の方向へ進んだ後、側面15に当ると折り返して誘導壁17の内側を矢印の方向へ進み、誘導壁17の回折部17aに当ると折り返して、両側の誘導壁18の内側を矢印方向へ進む空気の流れを生じる。
乾燥床1内の空間3へ空気を送る送風手段4は、筐体19に送風機20と空気の加熱器21及び冷却器22を内蔵させて、送風管23を乾燥床1の側面7に設けた入風口8へ接続し、送風機20と加熱器21を作動させると暖かい空気が乾燥床1の空間3へ送られ、送風機20と冷却器22を作動させると冷たい空気が乾燥床1の空間3へ送られ、送風機20だけを作動させると常温の空気が乾燥床1の空間3へ送られるようにしてある。なお
、送風機20は排風機に切り替えられるものを用いると、空間から空気を排出して通気孔5に吸引力を作用させ、寝具2に逆方向に空気を貫流させて温度の調整や除湿等を行うことができる。
前記実施形態に示す寝具の乾燥温度調整床1は、図1に示す通りベッド台9の上か、図6に示す通り畳10の上へ置いて、この乾燥床1の上に寝具2を常設して置く。そして、寝具2を乾燥するときは、加熱器21で空気を寝たままの乾燥に適した温度に調整して送風機20により乾燥床1内の空間3へ送る。すると、空気は乾燥床1の上面1aに設けた通気孔5から吹き出して、寝具2を下から上ヘ貫流するとき、寝具2に含まれる湿度を除いて寝具2の寝ながらの乾燥を行なう。
また、寒い季節に寝具2を暖めるときは、加熱器21で空気を希望する温度に暖めて、送風機20により乾燥床1内の空間3へ送る。すると、空気は乾燥床1の上面1aに設けた通気孔5から吹き出して寝具2を貫流するとき、寝具2を暖めて寒い季節に寒さを感じず快眠できるようにする。
更に、暑い季節に寝具2を冷やすときは、加熱器22で空気を希望する温度に冷やして
、送風機20により乾燥床1内の空間3へ送る。すると、空気は乾燥床1の上面1aに設けた通気孔5から吹き出して、寝具2を下から上ヘ貫流するとき、寝具2を冷やして暑い季節に暑さを感じず快眠できるようにする。
なお、寝具2が蒸れる季節には、送風機20だけを作動させて常温の空気を乾燥床1の空間3へ送ると、空気が上面1aの通気孔5から吹き出して、寝具2を下から上ヘ貫流するとき、寝具2にこもる蒸れ気を排除して蒸れる季節に蒸れを感じず快眠することができ
るものであり、この作用は、排風機に切換え可能な送風機20を用いる場合は、空間3から空気を排出するように作動させて、通気孔5に吸引力が作用させることにより、寝具2にこもる蒸れ気を吸い出しにより排除して快眠できる状態に調整することができる。
寝たままで寝具の乾燥及び温度の調整ができることを望む病人がいる家庭、病院、施設等において特に有効に利用できる。
本発明に係る寝具乾燥床をベッド台へ設置した斜視図である。 (a)(b)は、寝具乾燥床の一体形成品と区分形成品を示す断面図である。 寝具乾燥床に設けた通気孔の一例を示す平面図である。 同上通気孔の拡大断面図である。 (a)(b)は、寝具乾燥床の内部の空間に設けた空気通路の2つの例を示す平面図である。 寝具乾燥床を畳の上に設置した斜視図である。 寝具乾燥床を脚の一体成形によってベッド台とした斜視図である。
符号の説明
1 寝具乾燥床
1a 上面
2 寝具
3 空間
13 空気の通路
4 送風手段
5 入風口
7 空間の側面

Claims (1)

  1. 寝具の下へ常設して、内部の空間へ送風すると空気が寝具を下から上へ貫流して乾燥等を行なう寝具乾燥床であって、
    この乾燥床は、人の体重がかかっても潰れずに内部の空間を保持する殻構造に形成されて、
    寝具を乗せる上面には多数の通風孔を設けられ、
    側面等には内部の空間へ温度調整した空気を送り込む送風手段を接続されている
    ことを特徴とする寝具の乾燥温度調整床。
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