JP2005269347A - Ipネットワークを用いた多地点会議システムとその構成方法 - Google Patents

Ipネットワークを用いた多地点会議システムとその構成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本電話会議に参加する端末が増えても、各端末における処理量が増大せず、且つ、データ量も少なくて済む電話会議システムを実現する。
【解決手段】 IPネットワークを介して通信可能な複数の端末の間で会議を行なう多地点会議システムであって、前記複数の端末のうち、会議に参加する端末を、発言者グループと聴取者グループのいずれかに属するものとして認識し、前記発言者グループに属する端末からの音声データをミキシングした音声データを生成する電話会議サーバと、前記電話会議サーバによりミキシングされた音声データを前記発言者グループと聴取者グループに属する端末に配信する音声配信部とを有する。さらには、端末を発言者グループと聴取者グループとの間で移動可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを用いた電話会議システムとその構成方法に関し、特に、複数の地点に端末が配置された多人数参加型のIPネットワークを用いた多地点会議システムとその構成方法に関する。
最近、同じネットワーク/プロバイダ/端末同士なら通話が基本的に無料であるIP電話が普及してきている。このような電話では、接続に利用されるIPネットワークがパケット交換網であることから、そのマルチキャスト機能を用いることができるため、多人数参加型の電話会議的なコミュニケーションに利用することが考えられる。このIP電話(以降では端末と称する)のシステムは、通常1対1の端末間通話を行うが、これを拡張して複数の端末間を接続して多人数で会議を行うことを可能にしたシステムである。
この種の従来例の第1の方法によるものとして、図15に示すものが挙げられる。図15に示す例では、会議に参加している全端末A〜Cのそれぞれがインターネット/IPネットワークを介して音声データを他のすべての通話相手に対して送信しあっている。
この方法の特徴は、端末側の機能拡張のみで電話会議システムが構築できることにあり、電話会議システムを行うための特別なサーバは不要となっている点にある。
また、第2の方法として、多地点接続サーバを用いる方法がある。これは、図16に示すように、各端末A〜Cが発言する場合、多地点接続サーバに対して音声データを送信し、多地点接続サーバが会議に参加している各端末で発言した音声データをミキシング(合成)し、このミキシングされた一つの音声データを各端末に送信する方法である。
この方法の特徴は、電話会議の参加人数が増えた場合でも、会議に参加している各端末での処理量は1対1通信の場合と変わらないことにある。
また、第3の方法として、特許文献1(特許第2970645号公報)に開示される多地点接続サーバを用いる方法がある。図17に示すように、多地点接続サーバ100が電話会議に参加している各端末の処理負荷を検知し、当該処理負荷情報に基づいて多地点接続サーバから送信する音声データパケットを制御する方法である。
この方法の特徴は、電話会議に参加する端末での処理負荷が、その能力の限界に近づく前にその端末での処理負荷の増大を抑えることにあり、このことにより、受信音声データの端末がわでの処理に伴う遅延を抑えることが出来ることにある。
また、第4の方法として、特許文献1に開示される他の方法が挙げられる。図18に示すように、多地点接続サーバ1000が電話会議に参加している各端末への音声データ到達(遅延)時間を検知し、当該到達時間情報に基づいて多地点接続サーバから送信する音声データパケットを制御する方法である。
この方法の特徴は、発言者が増え、転送する音声データパケットが増大することで、伝送路状態によっては、逼迫による遅延が生じる場合があり、このような問題が発生したとしても当該到達時間情報に基づいて送信する音声データパケットの転送方法を変更することにより、回避することができることにある。
また、第5の方法として、特許文献2(特許第3457202号公報)に開示される方法がある。図19に示すように、多地点接続サーバを用いるが、多地点接続サーバでは音声データのミキシングは行わないこととし、所定の端末を発言者とみなし、当該発言者端末からの音声データのみを会議に参加している他のすべての端末に振り分けて送信するという処理と、発言者の切り替え処理を行う方法である。
この方法の特徴は、発多地点接続サーバが音声データのミキシングは行わないため、発多地点接続サーバでの処理量が第2の方法に比べ少ないことにある。
また、第6の方法として、図20に示すように、多地点接続サーバを用いるが、同時には1対1の通信しか行わないよう、会議に参加している各端末間の音声通信を制御する方法がある。
この方法の特徴は、多地点接続サーバは発言者の切り替え処理のみを行うため、発言者端末からの音声データを会議に参加している他のすべての端末に振り分けて送信するという処理がない分、多地点接続サーバでの処理量が、第5の方法に比べ少ないことにある。
特許第2970645号公報 特許第3457202号公報
上述の従来行なわれている方法のうち、第1の方法では、会議に参加する端末数が増えるにつれて、各端末における処理量が増大し、処理をしきれなくなるという問題点と、会議に参加する端末数が増えるにつれて、ネットワーク内を流れるデータ量も増大してしまうという問題点がある。例えば、1対1の時には双方向で、双方の端末の発言音声データである2つの音声データが流れるが、会議に参加する端末数が3台では、各端末が自身の発言した音声データを残り(3−1=2台)の2台に送信する必要があるため2×3=6、同様に4台では3×4=12と、参加者数N人に対して(N−1)×Nの音声データがネットワーク内を流れてしまいデータ量が増大する。
また、第2の方法では多地点接続サーバがミキシングされた一つの音声データが各端末に送信されるため、上記の第1の方法における問題点を解決可能であるが、システムを実現しようとすると、現状の技術では、圧縮されている音声データをそのままミキシングすることはできないので、多地点接続サーバで一度受信した複数の音声データを伸張し、次に複数の伸張された音声データをミキシングし、さらにこのミキシングされた音声データを再度圧縮して、各端末へ送信するという処理を行わなければならない。そのため、多地点接続サーバでの処理量が著しく増大する。これらの処理を多地点接続サーバで実行すると、処理時間の増大から、多地点接続サーバから送られる音声データに遅延が発生してしまい、会議そのものの成立が困難なものとなるという問題がある。また、この問題を解決するために、処理能力が高い多地点接続サーバを採用する場合、システムの価格が高価になってしまうという問題点が新たに生まれる。
さらに、上記の第1の方法の問題点を解決するために、第3および第4の方法があるが、いずれの方法も電話会議における発言音声データパケット送信中の端末数分の伸張ルーチンを、多地点接続サーバ内で起動させる必要があり、電話会議において発言端末が増えるにつれて、ネットワーク内を流れるデータ量、および多地点接続サーバの処理負荷も増大してしまうという問題点がある。
さらに、上記の問題を解決するために第5の方法があるが、この場合、同時に発言音声データを送信できる端末数が1台のみとなってしまうため、使い勝手が著しく低下してしまうという問題点がある。特に、通話が間隔的に半二重通信になってしまうため、使い勝手が著しく低下してしまい、会議参加者のストレスが増大してしまうという問題がある。
さらに、上記の問題を解決するために第6の方法があるが、この場合、同時に発言音声データを送信できる端末数が所詮2台のみとなってしまうため、第5の方法ほどではないにしても、やはり使い勝手が著しく低下してしまうという問題点がある。特に、例え通話が全二重通信であったとしても、同時刻に発言音声データを送受信できる端末数が所詮2台のみにかぎられてしまうため、第3の方法ほどではないにしても、やはり使い勝手が著しく低下してしまい、会議参加者のストレスが増大してしまうという問題がある。
本発明は上述した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、電話会議に参加する端末が増えても、各端末における処理量が増大せず、且つ、ネットワーク内を流れるデータ量も少なくて済み、且つ、著しく処理能力の高い高額な専用装置を用いることなく、すべての会議参加者に発言の機会を与えることにより会議参加者のストレスが増大しない全二重の電話会議システムを安価に構築することを目的とする。
本発明の多地点会議システムは、IPネットワークを介して通信可能な複数の端末の間で会議を行なう多地点会議システムであって、
前記複数の端末のうち、会議に参加する端末を、発言者グループと聴取者グループのいずれかに属するものとして認識し、前記発言者グループに属する端末からの音声データをミキシングした音声データを生成する電話会議サーバと、
前記電話会議サーバによりミキシングされた音声データを前記発言者グループと聴取者グループに属する端末に配信する音声配信部とを有することを特徴とする。
この場合、電話会議サーバは、電話会議の開催および終了、端末の会議への参加、退席、発言者グループから聴取者グループへの移動、および、聴取者グループから発言者グループへの移動を管理し、現在の発言者グループに属する端末の音声データをミキシングした音声データを生成することとしてもよい。。
また、電話会議サーバは、発言者グループから聴取者グループへ移動する端末の選択、聴取者グループから発言者グループへ移動する端末の選択を、
(1)任意の時間帯における発言回数、
(2)会議が開始されてからの発言回数、
(3)会議が開始されてからの発言者グループにおける在席数のいずれかを組み合わせて行うこととしてもよい。
また、発言者グループまたは聴取者グループに属する端末は、電話会議サーバからの信号により自己がいずれかのグループに属しているかを認識可能に構成され、属しているグループを示す表示装置を備えることとしてもよい。
本発明の多地点会議システムの構成方法は、IPネットワークを介して通信可能な複数の端末の間で会議を行なう多地点会議システムの構成方法であって、
前記複数の端末のうち、会議に参加する端末を、発言者グループと聴取者グループのいずれかに属するものとして認識し、前記発言者グループに属する端末からの音声データをミキシングした音声データを生成して前記発言者グループと聴取者グループに属する端末に配信することを特徴とする。
この場合、電話会議の開催および終了、端末の会議への参加、退席、発言者グループから聴取者グループへの移動、および、聴取者グループから発言者グループへの移動を管理し、現在の発言者グループに属する端末の音声データをミキシングした音声データを生成することとしてもよい。
また、発言者グループから聴取者グループへ移動する端末の選択、聴取者グループから発言者グループへ移動する端末の選択を、
(1)任意の時間帯における発言回数、
(2)会議が開始されてからの発言回数、
(3)会議が開始されてからの発言者グループにおける在席数のいずれかを組み合わせて行うこととしてもよい。
また、発言者グループまたは聴取者グループに属する端末は、電話会議サーバからの信号により自己がいずれかのグループに属しているかを認識可能に構成され、属しているグループを示す表示装置を設けることとしてもよい。
上記のように構成される本発明は以下に記すような効果を奏する。
(1)処理負荷/ネットワーク負荷が参加端末数に比例して増大せず少なくて済む:
本発明によれば、電話会議に参加する端末が増えても、各端末における処理量が増大せず、且つ、ネットワーク内を流れるデータ量も増大せず少なくて済む電話会議システムを実現することが可能となる。
(2)安価なシステムで複数同時発言可能:
本発明によれば、多地点接続サーバにおいて、著しく処理能力の高い高額な専用装置を用いることなく、むやみに同時に多くの発言音声が電話会議中の参加端末へ配信されることがなく、且つ、発言者の発言音声を参加者が聞き取れる程度の複数の発言者が同時刻に送話することが可能な電話会議システムを構築することが可能となる。
(3)すべての会議参加者に発言権を与える全二重の電話会議システム:
本発明によれば、聴取者グループに属する端末が発言したい場合でも、発言者グループへ移動することによって、すべての会議参加者に発言権を与えることにより会議参加者のストレスが増大しない全二重の電話会議システムを安価に構築することが可能となる。
また、本発明ではより安価な電話会議システムを実現するために、電話会議への参加者を発言者グループと聴取者グループに分割してこれを管理している。本発明の構成では、発言者グループに属することが出来る数に制限を設けることで、サーバの処理負荷を抑えることが可能となる。この発言者グループに属することが出来る数に制限を設けることにより、電話会議において、むやみに参加者の発言をすべてミキシングして発言内容を聞き取ることが困難になる場合があるMany−to−many型のブレーンストーミング的会議形式を回避でき、聴取者によりフレンドリーなFew−to−many型の電話会議システムを構築することが可能となるというメリットが生まれた。
さらに、電話会議の参加者を発言者グループと聴取者グループに分割してこれを管理することにより、発言者以外の端末が発生する雑音を削減できるというメリットも生まれた。
次に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明によるネットワークを用いた電話会議システムの一実施形態の構成を示すブロック図である。
本実施形態は、電話会議管理部1と、多地点接続制御部2と、音声配信部3と、聴取者管理部4と参加者グループ7から構成されている。
参加者グループ7はIPネットワーク(不図示)を介して多地点接続制御部2、音声配信部3および聴取者管理部4と接続する電話会議へ参加する端末から構成されるもので、端末は、同時刻に発言できる発言者端末で構成される発言者グループ5と、当該発言者グループ5に属する発言者端末の発言音声データを聴取するだけの状態の聴取者端末で構成される聴取者グループ6とに分けられる。
電話会議管理部1は、各端末のIPアドレス等の属性情報を管理し、且つ、後述する聴取者管理部4により識別された端末を聴取者グループ6から発言者グループ5への移動させる制御を行う。
多地点接続制御部2は、電話会議に参加している各端末で発言した音声データをミキシング(合成)し、且つ、このミキシングされた一つの音声データを音声配信部3へ送信する。
音声配信部3は、多地点接続制御部2から音声チャネル17を介して送信された音声データを電話会議に参加中のすべての端末へ配信する。
聴取者管理部4は、聴取者グループ6に属する端末のうち、発言者グループ5へ移動して発言することを希望する端末を識別する手段である。
図2は、図1に示した実施形態の構成をより詳細に示すブロック図である。
図2に示されるシステムは、電話会議サーバ126、当該電話会議サーバ126が有する電話会議管理部1、多地点接続制御部2、聴取者管理部4、そして音声配信サーバ108、端末がまとめられて構成される発言者グループ5と聴取者グループ6、発言者グループ5と聴取者グループ6で構成される参加者グループ7、電話会議管理部1と多地点接続制御部2との間で制御メッセージを入出力するための第1の制御メッセージパス8、電話会議管理部1と音声配信サーバ108との間で制御メッセージを送受信するための第2の制御メッセージパス9、電話会議管理部1と聴取者管理部4との間で制御メッセージを入出力するための第3の制御メッセージパス10、電話会議管理部1と参加者グループ7に属するすべての端末との間で制御メッセージを送受信するための第4の制御メッセージパス11、多地点接続制御部2と参加者グループ7に属する全ての端末との間に呼の接続として確立される第1の呼接続12、多地点接続制御部2と発言者グループ5に属するすべての端末との間に制御のために論理的に接続が確立される第1の制御チャネル13、多地点接続制御部2と発言者グループ5に属するすべての端末との間に音声通信のために論理的に接続確立される第1の音声チャネル14、多地点接続制御部2と音声配信サーバ108との間に呼の接続のために確立される第2の呼接続15、多地点接続制御部2と音声配信サーバ108との間に制御のために論理的に接続確立される第2の制御チャネル16、多地点接続制御部2と音声配信サーバ108との間に音声通信のために論理的に接続が確立される第2の音声チャネル17、音声配信サーバ108と参加者グループ7に属するすべての端末との間に制御のために論理的に接続が確立される第3の制御チャネル18、音声配信サーバ108と参加者グループ7に属するすべての端末との間に音声配信のために論理的に接続が確立される音声配信チャネル19、聴取者管理部4と聴取者グループ6に属するすべての端末との間に制御のために論理的に接続が確立される第4の制御チャネル20、聴取者管理部4と聴取者グループ6に属するすべての端末との間に音声通信のために論理的に接続確立される第3の音声チャネル21、第1のIPネットワーク123、第2のIPネットワーク124、電話会議の開催を要求または電話会議への参加を要求する端末A118、電話会議管理部1と端末A118との間で制御メッセージを送受信するための第5の制御メッセージパス125から構成される。
図2においては、電話会議サーバ126が、電話会議管理部1、多地点接続制御部2、聴取者管理部4を有した構成になっているが、これは、一実施例である。電話会議管理部1、多地点接続制御部2、および、聴取者管理部4は、必ずしも電話会議サーバ126の構成要素である必要はなく、電話会議サーバ126の外部に存在し機能する場合もある。また、図2において、電話会議サーバ126の外部に存在する音声配信サーバ108の機能が、電話会議サーバ126内に存在する場合もある。
図3ないし図5のそれぞれは、電話会議管理部1に収容される参加者データベース(以降では「データベース」を「DB」と略する)102、聴取者管理部4に収容される聴取者DB115、音声記憶サーバ108に収容されるマルチキャストグループDB111の格納内容を示す図であり、以下に、図2ないし図5を用いて上述の基本構成の各部の詳細な説明を行う。
電話会議管理部1は、電話会議を統括し制御する電話会議制御部101、電話会議に参加するすべての端末のIPアドレスなどの属性情報を格納する参加者DB102、電話会議に参加するすべての端末との通信インタフェース(以降では「インタフェース」を「I/F」と略する)である第1の端末I/F103、音声配信部108との通信I/Fである第1の音声配信部I/F104から構成される。
多地点接続制御部2は、電話会議に参加するすべての端末および音声配信サーバ108との間の呼接続と、発言者グループ5に属するすべての端末および音声配信サーバ108との間の制御チャネルおよび音声チャネルとを制御し、且つ、発言者グループ5に属するすべての端末で発言され第1の音声チャネル14および第2の端末I/F106を介して入力された音声データをミキシング(合成)し、且つ、このミキシングした音声データを第2の音声配信部I/F107および第2の音声チャネル17を介して音声配信サーバ108へ送信する多地点制御部105、第1の呼接続12および第1の制御チャネル13および第1の音声チャネル14を介して端末と通信を行うための第2の端末I/F106、第2の呼接続15および第2の制御チャネル16および第2の音声チャネル17を介して音声配信サーバ108と通信を行うための第2の音声配信部I/F107から構成される。
音声配信サーバ108は、多地点接続制御部2から送信されて電話会議サーバI/F110を介して受信した音声データを参加者グループ7に属するすべての端末への音声配信を制御する音声配信制御部109、電話会議サーバ126との通信I/Fである電話会議サーバI/F110、参加者グループ7に属するすべての端末にマルチキャスト配信するための単一のマルチキャストIPアドレスを格納するマルチキャストグループDB111、参加者グループ7に属する全ての端末との通信I/Fである第3の端末I/F112から構成される。
また、聴取者管理部4は、聴取者グループ6に属するすべての端末との通信I/Fである第4の端末I/F117、聴取者グループ6に属する端末からの発言を音声パケットとして第3の音声チャネル21および第4の端末I/F117を介して受信したことを識別する発言識別部116、発言識別部116で発言したことを識別された複数の端末のうち聴取者グループ6から発言者グループ5へ移動させる端末を選択する発言者選択部114、聴取者グループ6に属するすべての端末のIPアドレスなどの属性情報を格納する聴取者DB115、そして聴取者管理部4を統括して制御し且つ電話会議管理部1とのI/Fも兼ねる発言者選択制御部113から構成される。
発言者グループ5は、端末B119、端末D120など電話会議に参加し、且つ、多地点接続制御部2との間に論理的に接続している第1の音声チャネル14を介して多地点接続制御部2へ音声パケットを送信する端末から構成される。
聴取者グループ6は、端末C121、端末E122など電話会議に参加し、且つ、聴取者管理部4との間に論理的に接続している第3の音声チャネル21を介して聴取者管理部4へ音声パケットを送信する端末から構成される。
参加者DB102には、図3に示すように、参加者グループ7に属するすべての端末の属性情報、端末に一意に付加される電話番号などの端末ID、端末のIPアドレスである端末IP、当該端末が属するグループが発言者グループ5である場合「1」となり聴取者グループ6の場合は「0」となるグループフラグ、発言者グループ5に属する端末のうち現在発言中である場合「1」となり発言していない場合は「0」となる発言フラグ、電話会議への参加時刻と退席時刻(退席していない場合はNullとなる)のデータが格納されている。
聴取者DB115には、例えば図4に示すように、聴取者グループ6に属するすべての端末の属性情報、端末IP、聴取者グループ6に属する端末のうち発言を要求する端末の場合「1」となる発言フラグ、聴取者グループ6に属する端末のうち発言を禁止する端末の場合「1」とし発言を許可する場合「0」とする発言禁止フラグのデータが格納されている。
マルチキャストDB111には、図5に示すように、参加者グループに属する端末のIPアドレスと当該端末のすべてにマルチキャスト配信するための単一のマルチキャストIPアドレスが格納されている。
図6〜図14は本実施形態の動作を示すシーケンス図であり、以下に図6〜図14を参照して本実施形態の動作について説明する。
なお、図6〜図14における各ステップの語尾の括弧内の番号は、そのステップSがどのパスおよび論理チャネルを使うかを示すための番号であり、図2におけるパスおよび論理チャネルの番号を示している。
電話会議の開催動作
まず、電話会議を開催する際の動作についてそのシーケンス図である図6を参照して説明する。
最初に、電話会議の主催者である端末A118が電話会議開催要求メッセージを第5の制御メッセージパス125を介して電話会議管理部1へ送信する(ステップS501)。
電話会議管理部1は、端末A118から電話会議開催要求メッセージを受信すると、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、音声配信サーバ108との呼接続を要求する呼接続要求メッセージを出力する(ステップS201)。
多地点接続制御部2は、音声配信サーバ108との呼接続要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、音声配信サーバ108との間で呼接続の接続処理を行い第2の呼接続15を確立させ(ステップS301)、当該呼接続の接続処理が完了すると、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ呼接続完了メッセージを出力する(ステップS302)。
次に、電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、音声配信サーバ108との論理チャネルの接続を要求する論理チャネル接続要求メッセージを出力する(ステップS202)。
多地点接続制御部2は、音声配信サーバ108との論理チャネル接続要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、音声配信サーバ108との間で第2の制御チャネル16の接続処理を行い第2の制御チャネル16の接続を論理的に確立する(ステップS303)。
次に、多地点接続制御部2および音声配信サーバ108は、第2の制御チャネル16を介して、次の処理すなわち、お互いの能力情報、例えば通信速度、音声圧縮方法、マイクやスピーカの有無などのお互いが音声通信するために必要な能力情報を交換し合う処理(以降では当該処理を「能力交換処理」と呼ぶ)を行なう(ステップS304)。
次に、多地点接続制御部2は、音声配信サーバ108との間で、第2の制御チャネル16を介して、多地点接続制御部2が制御において主導権を有することを決定するマスタスレーブ決定処理を行う(ステップS305)。
次に、多地点接続制御部2は、音声配信サーバ108との間で第2の音声チャネル17の接続処理を行い、第2の音声チャネル17の接続を論理的に確立し(ステップS306)、この第2の音声チャネル17の接続処理が完了すると、多地点接続制御部2は、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ、音声配信サーバ108との間に論理チャネルの論理接続が完了したことを示す論理チャネル接続完了メッセージを出力し(ステップS307)、多地点接続制御部2はミキシングした音声パケットを音声サーバ108へ、第2の音声チャネル17を介して送信する(ステップS308)。
次に、電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、端末A118との呼接続を要求する呼接続要求メッセージを出力する(ステップS203)。
多地点接続制御部2は、端末A118との呼接続要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、端末A118との間で呼接続の接続処理を行い第1の呼接続12を確立させ(ステップS309)、当該呼接続の接続処理が完了すると、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ呼接続完了メッセージを出力する(ステップS310)。
次に、電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、端末A118との論理チャネルの接続を要求する論理チャネル接続要求メッセージを出力する(ステップS204)。
多地点接続制御部2は、端末A118との論理チャネル接続要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、端末A118との間で第1の制御チャネル13の接続処理を行い第1の制御チャネル13の接続を論理的に確立する(ステップS311)。
次に、多地点接続制御部2および端末A118は、第1の制御チャネル13を介して、能力交換処理を行なう(ステップS312)。
次に、多地点接続制御部2は、端末A118との間で、第1の制御チャネル13を介して、多地点接続制御部2が制御において主導権を有することを決定するマスタスレーブ決定処理を行う(ステップS313)。
次に、多地点接続制御部2は、端末A118との間で第1の音声チャネル14の接続処理を行い第1の音声チャネル14の接続を論理的に確立し(ステップS314)、この第1の音声チャネル14の接続処理が完了すると、多地点接続制御部2は、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ、端末A118との間に論理チャネルの論理接続が完了したことを示す論理チャネル接続完了メッセージを出力し(ステップS315)、多地点接続制御部2は端末A118からの音声パケットを第1の音声チャネル14を介して受信する(ステップS502)。
次に、電話会議管理部1は、第2の制御メッセージパス9を介して音声配信サーバ108へ、端末A118との論理チャネルの接続を要求する論理チャネル接続要求メッセージを送信する(ステップS205)。
音声配信サーバ108は、端末A118との論理チャネル接続要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、端末A118との間で第3の制御チャネル18の接続処理を行い第3の制御チャネル18の接続を論理的に確立する(ステップS401)。
次に、音声配信サーバ108および端末A118は、第3の制御チャネル18を介して、相互に能力交換処理を行なう(ステップS402)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118との間で、第3の制御チャネル18を介して、音声配信サーバ108が制御において主導権を有することを決定するマスタスレーブ決定処理を行う(ステップS403)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118のIPアドレスをマルチキャストグループDB111に登録し、次の処理すなわち、マルチキャストグループDB111に格納されている端末IPで一意に決定する端末へ、マルチキャストグループDB111に格納されているマルチキャストIPアドレスを使って、多地点接続制御部2から受信した音声パケットをマルチキャスト配信するための処理(以降では当該処理を「マルチキャスト配信処理」と呼ぶ)を行う(ステップS404)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118との間で音声配信チャネル19の接続処理を行い音声配信チャネル19の接続を論理的に確立し(ステップS405)、この音声配信チャネル19の接続処理が完了すると、音声配信サーバ108は、第2の制御メッセージパス9を介して電話会議管理部1へ、端末A118との間に論理チャネルの論理接続が完了したことを示す論理チャネル接続完了メッセージを送信する(ステップS406)。
次に、電話会議管理部1は、音声配信サーバ108から端末A118との間に論理チャネルの論理接続が完了したことを示す論理チャネル接続完了メッセージを受信すると、参加者DB102へ端末A118のIPアドレスなどの属性情報を登録し(ステップS206)、端末A118へ電話会議の開催処理が完了したことを示す電話会議開催完了メッセージを、第4の制御メッセージパス11を介して送信する(ステップS207)ことで、端末A118は発言者グループ5に属する端末となり(ステップS503)、端末A118は音声配信サーバ108からの音声パケットを音声配信チャネル19を介して受信する(ステップS407)。
以上のシーケンスにより、端末A118の電話会議開催要求に基づき、電話会議の開催が実現される。
電話会議の終了動作の説明
次に、電話会議の終了動作について、そのシーケンス図である図7を参照して説明する。
最初に、電話会議の主催者である端末B119が電話会議終了要求メッセージを第4の制御メッセージパス11を介して電話会議管理部1へ送信する(ステップS601)。
次に、電話会議管理部1は、第2の制御メッセージパス9を介して音声配信サーバ108へ、参加者グループ7に属するすべての端末との論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを送信する(ステップS208)。
次に、音声配信サーバ108は、マルチキャストグループDB111から参加者グループ7に属するすべての端末のIPアドレスを削除し、次の処理すなわち、マルチキャストグループDB111に格納されている端末IPで一意に決定する端末へ、マルチキャストグループDB111に格納されているマルチキャストIPアドレスを使って、多地点接続制御部2から受信した音声パケットをマルチキャスト配信することを終了するための処理(以降では当該処理を「マルチキャスト配信終了処理」と呼ぶ)を行う(ステップS408)。
次に、音声配信サーバ108は、参加グループ7に属する全ての端末との間の音声配信チャネル19の切断処理を行う(ステップS409)。
次に、音声配信サーバ108は、参加グループ7に属する全ての端末との間のすべての第3の制御チャネル18の切断処理を行い(ステップS410)、当該切断処理が完了したのち、音声配信サーバ108は、第2の制御メッセージパス9を介して電話会議管理部1へ、音声配信サーバ108と参加グループ7に属するすべて端末との間の論理チャネルの切断が完了したことを示す論理チャネル切断完了メッセージを送信する(ステップS411)。
次に、電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、参加者グループ7に属するすべての端末との間の論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを出力する(ステップS209)。
次に、多地点接続制御部2は、発言者グループ5に属するすべての端末との間の第1の音声チャネル14の切断処理を行う(ステップS316)。
次に、多地点接続制御部2は、発言者グループ5に属するすべての端末との間の第1の制御チャネル13の切断処理を行う(ステップS317)。
次に、多地点接続制御部2は、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ、発言者グループ5に属するすべての端末との間の論理チャネルの切断が完了したことを示す論理チャネル切断完了メッセージを出力する(ステップS318)。
次に、電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、参加者グループ7に属するすべての端末との呼接続の切断を要求する呼接続切断メッセージを出力する(ステップS210)。
次に、多地点接続制御部2は、参加者グループ7に属するすべての端末との呼接続切断要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、参加者グループ7に属するすべての端末との第1の呼接続12の切断処理を行い(ステップS319)、当該呼接続の切断処理が完了すると、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ呼接続切断完了メッセージを出力する(ステップS320)。
次に、電話会議管理部1は、多地点接続制御部2へ第1の制御メッセージパス8を介して、音声配信サーバ108との論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを出力する(ステップS211)。
次に、多地点接続制御部2は、電話会議管理部1から当該論理チャネル切断要求メッセージを入力すると、第2の音声チャネル17の切断処理を行い(ステップS321)、その後、多地点接続制御部2は、第2の制御チャネル16の切断処理を行い(ステップS322)、当該切断処理が完了すると多地点接続制御部2は電話会議管理部1に対して、音声配信サーバ108との論理チャネルが切断完了したことを示す論理チャネル切断完了メッセージを第1の制御メッセージパス8を介して出力する(ステップS323)。
次に、電話会議管理部1は、多地点接続制御部2へ第1の制御メッセージパス8を介して、音声配信サーバ108との呼切断を要求する呼接続切断要求メッセージを出力し(ステップS212)、多地点接続制御部2は電話会議管理部1から当該呼接続切断要求メッセージを入力すると、音声配信サーバ108との第2の呼接続15の切断処理を行う(ステップS324)。
次に、多地点接続制御部2は、音声配信サーバ108との第2の呼接続15の切断が完了すると、電話会議管理部1へ第1の制御メッセージパス8を介して、音声配信サーバ108との呼接続の切断が完了したことを示す呼接続切断完了メッセージを出力する(ステップS325)。
次に、電話会議管理部1は、参加者DB102の参加端末情報をすべて削除する初期化処理を行う(ステップS213)。
次に、電話会議管理部1は、端末B119へ第4の制御メッセージパス11を介して、電話会議終了の処理が完了したことを示す電話会議終了完了メッセージを送信する(ステップS214)。
以上のシーケンスで、端末B119からの電話会議終了要求に基づき、電話会議の終了が実現される。
電話会議への端末参加動作の説明
次に、電話会議へ端末が参加する場合の動作について、そのフローチャートである図8を参照して説明する。
電話会議管理部1は、端末から電話会議への参加要求の有無を確認し(ステップS151)、端末から電話会議への参加要求を受け付けると、予め設定された発言者グループ5の発言者数制限を越えるかを確認する(ステップS152)。
ステップS152において、予め設定された発言者グループ5の発言者数制限を越えないことが確認された場合には、電話会議管理部1は、多地点接続制御部2および音声配信サーバ108に対して当該端末との接続指令を発行し、多地点接続制御部2、音声配信部3と当該端末との間の接続を確立させる(ステップS155、ステップS156)。ステップS152において、新規参加要求を発行した端末が電話会議に参加することによって予め設定された発言者グループ5の発言者数制限を越えることが確認された場合には、電話会議管理部1は、音声配信部3および聴取者管理部4に対して当該端末との接続指令を発行し、音声配信部3、聴取者管理部4と当該端末との間の接続を確立させる(ステップS153、ステップS154)。
発言者グループ5への端末参加動作の説明
次に、発言者グループ5へ端末が参加する場合の動作についてそのシーケンス図である図9を参照して説明する。
すでに電話会議が開催されているため、多地点接続制御部2から音声配信サーバ108へは、第2の音声チャネル17を介して音声通信が行われている(ステップS326)。
端末A118が電話会議参加要求メッセージを第5の制御メッセージパス125を介して電話会議管理部1へ送信する(ステップS504)。
次に、電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、端末A118との呼接続を要求する呼接続要求メッセージを出力する(ステップS215)。
多地点接続制御部2は、端末A118との呼接続要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、端末A118との間で呼接続の接続処理を行い第1の呼接続12を確立させ(ステップS327)、当該呼接続の接続処理が完了すると、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ呼接続完了メッセージを出力する(ステップS328)。
次に、電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、端末A118との論理チャネルの接続を要求する論理チャネル接続要求メッセージを出力する(ステップS216)。
多地点接続制御部2は、端末A118との論理チャネル接続要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、端末A118との間で第1の制御チャネル13の接続処理を行い第1の制御チャネル13の接続を論理的に確立する(ステップS329)。
次に、多地点接続制御部2および端末A118は、第1の制御チャネル13を介して、相互に能力交換処理を行なう(ステップS330)。
次に、多地点接続制御部2は、端末A118との間で、第1の制御チャネル13を介して、多地点接続制御部2が制御において主導権を有することを決定するマスタスレーブ決定処理を行う(ステップS331)。
次に、多地点接続制御部2は、端末A118との間で第1の音声チャネル14の接続処理を行い第1の音声チャネル14の接続を論理的に確立する(ステップS332)。この第1の音声チャネル14の接続処理が完了すると、多地点接続制御部2は、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ端末A118との間に論理チャネルの論理接続が完了したことを示す論理チャネル接続完了メッセージを出力し(ステップS333)、多地点接続制御部2は端末A118からの音声パケットを第1の音声チャネル14を介して受信する(ステップS505)。
次に、電話会議管理部1は、第2の制御メッセージパス9を介して音声配信サーバ108へ、端末A118との論理チャネルの接続を要求する論理チャネル接続要求メッセージを送信する(ステップS217)。
音声配信サーバ108は、端末A118との論理チャネル接続要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、端末A118との間で第3の制御チャネル18の接続処理を行い第3の制御チャネル18の接続を論理的に確立する(ステップS412)。
次に、音声配信サーバ108および端末A118は、第3の制御チャネル18を介して、相互に能力交換処理を行なう(ステップS413)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118のIPアドレスをマルチキャストグループDB111に登録し、端末A118との間で、第3の制御チャネル18を介して、音声配信サーバ108が制御において主導権を有することを決定するマスタスレーブ決定処理を行う(ステップS414)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118のIPアドレスをマルチキャストグループDB111に登録し、マルチキャスト配信処理を行う(ステップS415)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118との間で音声配信チャネル19の接続処理を行い音声配信チャネル19の接続を論理的に確立し(ステップS416)、この音声配信チャネル19の接続処理が完了すると、音声配信サーバ108は、第2の制御メッセージパス9を介して電話会議管理部1へ、端末A118との間に論理チャネルの論理接続が完了したことを示す論理チャネル接続完了メッセージを送信する(ステップS417)。
次に、電話会議管理部1は、音声配信サーバ108から端末A118との間に論理チャネルの論理接続が完了したことを示す論理チャネル接続完了メッセージを受信すると、参加者DB102へ端末A118のIPアドレスなどの属性情報を登録し(ステップS218)、端末A118へ電話会議への参加処理が完了したことを示す電話会議参加完了メッセージを、第4の制御メッセージパス11を介して送信する(ステップS219)。これにより、端末A118は発言者グループ5に属する端末となり(ステップS506)、端末A118は音声配信サーバ108からの音声パケットを音声配信チャネル19を介して受信する(ステップS418)。
以上のシーケンスにより、端末A118の電話会議参加要求に基づき、電話会議において発言者グループ5への参加が実現される。
発言者グループ5からの端末退席動作の説明
次に、発言者グループ5から端末が退席する場合の動作についてそのシーケンス図である図10を参照して説明する。
最初に、端末B119が電話会議退席要求メッセージを第4の制御メッセージパス11を介して電話会議管理部1へ送信する(ステップS602)。
次に、電話会議管理部1は、第2の制御メッセージパス9を介して音声配信サーバ108へ、端末B119との論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを送信する(ステップS220)。
次に、音声配信サーバ108は、マルチキャストグループDB111から端末B119のIPアドレスを削除し、マルチキャスト配信終了処理を行う(ステップS419)。
次に、音声配信サーバ108は、端末B119との間の音声配信チャネル19の切断処理を行う(ステップS420)。
次に、音声配信サーバ108は、端末B119の第3の制御チャネル18の切断処理を行い(ステップS421)、当該切断処理が完了したのち、音声配信サーバ108は、第2の制御メッセージパス9を介して電話会議管理部1へ、音声配信サーバ108と端末B119との間の論理チャネルの切断が完了したことを示す論理チャネル切断完了メッセージを送信する(ステップS422)。
次に、電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、端末B119との間の論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを出力する(ステップS221)。
次に、多地点接続制御部2は、端末B119との間の第1の音声チャネル14の切断処理を行う(ステップS334)。
次に、多地点接続制御部2は、端末B119との間の第1の制御チャネル13の切断処理を行う(ステップS335)。
次に、多地点接続制御部2は、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ、端末B119との間の論理チャネルの切断が完了したことを示す論理チャネル切断完了メッセージを出力する(ステップS336)。
次に、電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、端末B119との呼接続の切断を要求する呼接続切断メッセージを出力する(ステップS222)。
次に、多地点接続制御部2は、端末B119との呼接続切断要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、端末B119との第1の呼接続12の切断処理を行い(ステップS337)、当該呼接続の切断処理が完了すると、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ呼接続切断完了メッセージを出力する(ステップS338)。
次に、電話会議管理部1は、参加者DB102における端末B119に関する情報を削除する処理を行う(ステップS223)。
次に、電話会議管理部1は、端末B119へ第4の制御メッセージパス11を介して、電話会議から退席する処理が完了したことを示す電話会議退席完了メッセージを送信する(ステップS224)。
以上のシーケンスで、端末B119からの電話会議退席要求に基づき、電話会議からの退席処理が実現される。
聴取者グループ6への端末参加動作の説明
次に、聴取者グループ6へ端末が参加する場合の動作についてそのシーケンス図である図11を参照して説明する。
すでに電話会議が開催されているため、多地点接続制御部2から音声配信サーバ108へ、第2の音声チャネル17を介して音声通信が行われている(ステップS339)。
端末A118から、電話会議管理部1へ第5の制御メッセージパス125を介して、電話会議参加要求メッセージが送信される(ステップS507)。
次に、電話会議管理部1が多地点接続制御部2へ、第1の制御メッセージパス8を介して端末A118との呼接続要求メッセージを出力する(ステップS225)。
次に、多地点接続制御部2は電話会議管理部1から端末A118との呼接続要求メッセージを入力すると、端末A118との第1の呼接続12の接続処理を行い(ステップS340)、当該接続処理が完了すると多地点接続制御部2は電話会議管理部1へ第1の制御メッセージパスを介して、呼接続完了メッセージを出力する(ステップS341)。
次に、電話会議管理部1は、第3の制御メッセージパス10を介して聴取者管理部4へ、端末A118との論理チャネル接続要求を出力する(ステップS226)。
次に、聴取者管理部4は、端末A118との間に第4の制御チャネル20の接続処理を行う(ステップS701)。
次に、聴取者管理部4は、端末A118との間で第4の制御チャネル20を介して、相互に能力交換処理を行う(ステップS702)。
次に、聴取者管理部4は、端末A118との間で第4の制御チャネル20を介して、聴取者管理部4が制御において主導権を有することを決定するマスタスレーブ決定処理を行う(ステップS703)。
次に、聴取者管理部4は、端末A118との間で第3の音声チャネル21の接続処理を行う(ステップS704)。
次に、聴取者管理部4は、端末A118との間に論理チャネルの接続が完了すると、電話会議管理部1へ第3の制御メッセージパス10を介して論理チャネル接続完了メッセージを出力し(ステップS705)、当該処理の後、端末A118は第3の音声チャネル21を介して聴取者管理部4へ音声通信を開始する(ステップS508)。
次に、電話会議管理部1は、第2の制御メッセージパス9を介して音声配信サーバ108へ、端末A118との論理チャネル接続要求メッセージを出力する(ステップS227)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118との間に第3の制御チャネル18の接続処理を行う(ステップS423)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118との間で第3の制御チャネル18を介して、相互に能力交換処理を行う(ステップS424)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118との間で第3の制御チャネル18を介して、音声配信サーバ108が制御において主導権を有することを決定するマスタスレーブ決定処理を行う(ステップS425)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118のIPアドレスをマルチキャストグループDB111に登録し、マルチキャスト配信処理を行う(ステップS426)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118との間で音声配信チャネル19の接続処理を行う(ステップS427)。
次に、音声配信サーバ108は、端末A118との間に論理チャネルの接続が完了すると、電話会議管理部1へ第2の制御メッセージパス9を介して論理チャネル接続完了メッセージを出力し(ステップS428)、当該処理の後、電話会議管理部1は、参加者DB102へ端末A118の情報を登録する処理を行う(ステップS228)。
次に、電話会議管理部1は、第4の制御メッセージパス11を介して、端末A118へ電話会議参加完了メッセージを送信する(ステップS229)。これにより、端末A118は聴取者グループ6に属する端末となる(ステップS509)。
次に、音声配信サーバ108は端末A118へ、音声配信チャネル19を介して音声配信を開始する(ステップS429)。以上のシーケンスにより、端末A118の電話会議参加要求に基づき、電話会議において聴取者グループ6への参加が実現される。
聴取者グループ6からの端末退席動作の説明
次に、発言者グループ5から端末が退席する場合の動作についてそのシーケンス図である図12を参照して説明する。
最初に、端末C121が電話会議退席要求メッセージを第4の制御メッセージパス11を介して電話会議管理部1へ送信する(ステップS801)。
次に、電話会議管理部1は、第3の制御メッセージパス10を介して聴取者管理部4へ、端末C121との間の論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを出力する(ステップS230)。
次に、聴取者管理部4は、端末C121との間の第3の音声チャネル21の切断処理を行う(ステップS706)。
次に、聴取者管理部4は、端末C121との間の第4の制御チャネル20の切断処理を行う(ステップS707)。
次に、聴取者管理部4は、第3の制御メッセージパス10を介して電話会議管理部1へ、端末C121との間の論理チャネルの切断が完了したことを示す論理チャネル切断完了メッセージを出力する(ステップS708)。
次に、電話会議管理部1は、第2の制御メッセージパス9を介して音声配信サーバ108へ、端末C121との論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを送信する(ステップS231)。
次に、音声配信サーバ108は、マルチキャストグループDB111から端末C121のIPアドレスを削除し、マルチキャスト配信終了処理を行う(ステップS430)。
次に、音声配信サーバ108は、端末C121との間の音声配信チャネル19の切断処理を行う(ステップS431)。
次に、音声配信サーバ108は、端末C121の第3の制御チャネル18の切断処理を行い(ステップS432)、当該切断処理が完了したのち、音声配信サーバ108は、第2の制御メッセージパス9を介して電話会議管理部1へ、音声配信サーバ108と端末C121との間の論理チャネルの切断が完了したことを示す論理チャネル切断完了メッセージを送信する(ステップS433)。
次に、電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、端末C121との呼接続の切断を要求する呼接続切断メッセージを出力する(ステップS232)。
次に、多地点接続制御部2は、端末C121との呼接続切断要求メッセージを電話会議管理部1から入力すると、端末C121との第1の呼接続12の切断処理を行い(ステップS342)、当該呼接続の切断処理が完了すると、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ呼接続切断完了メッセージを出力する(ステップS343)。
次に、電話会議管理部1は、参加者DB102における端末C121に関する情報を削除する処理を行う(ステップS233)。
次に、電話会議管理部1は、端末C121へ第4の制御メッセージパス11を介して、電話会議から退席する処理が完了したことを示す電話会議退席完了メッセージを送信する(ステップS234)。
以上のシーケンスで、端末C121からの電話会議退席要求に基づき、電話会議からの退席が実現される。
聴取者グループ6から発言者グループ5への端末移動動作の説明
次に、聴取者グループ6から発言者グループ5へ移動する場合の動作についてそのシーケンス図である図13を参照して説明する。
すでに、電話会議が開催されているので、多地点接続制御部2から音声配信サーバ108へ第2の音声チャネル17を介して音声通信が行われており(ステップS344)、音声配信サーバ108から端末C121へ音声配信チャネル19を介して音声通信が行われており(ステップS434)、そして端末C121から聴取者管理部4へ第3の音声チャネル21を介して音声通信が行われている(ステップS802)。
聴取者グループ6に属する端末C121から音声パケットが第3の音声チャネル21および第4の端末I/F117を介して、発言識別部116へ送信されることにより発言識別部116は当該音声パケットを受信し端末C121の発言を識別し、次に当該識別を行った発言識別部116が端末C121が発言を行ったことを発言者選択部114へ出力し、発言者選択部114は端末C121に該当する聴取者DB115に格納されている発言フラグを「1」とし、且つ、発言禁止フラグが「1」でないことを確認したのち端末C121を発言者として選択したことを示すために端末C121の端末IPを発言者選択制御部113へ出力し、発言者選択制御部113は第3の制御メッセージパス10を介して、端末C121が発言したことを示す発言通知メッセージを電話会議管理部1へ出力する(ステップS709)。
次に、電話会議管理部1は、聴取者管理部4から端末C121の発言通知メッセージを入力すると、電話会議管理部1は、第3の制御メッセージパス10を介して聴取者管理部4へ、端末C121との間の論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを出力する(ステップS235)。
次に、聴取者管理部4は、電話会議管理部1から端末C121との間の論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを入力すると、端末C121との間の第3の音声チャネル21の切断処理を行い(ステップS710)、次に端末C121との第4の制御チャネル20の切断処理を行う(ステップS711)。
次に、聴取者管理部4は、第3の制御メッセージパス10を介して電話会議管理部1へ、端末C121との間の論理チャネルの切断が完了したことを示す論理チャネル切断完了メッセージを出力する(ステップS712)。
次に、電話会議管理部1は、多地点接続制御部2に対して端末C121との論理チャネル接続要求メッセージを第1の制御メッセージパス8を介して出力する(ステップS236)。
次に、多地点接続制御部2は、電話会議管理部1から端末C121との論理チャネル接続要求メッセージ接続要求メッセージを入力すると、端末C121との間に第1の制御チャネル13の接続処理を行い(ステップS345)、次に第1の制御チャネル13を介して端末C121との間で能力交換処理を行い(ステップS346)、次に第1の制御チャネル13を介して端末C121との間で多地点接続制御部2が制御において主導権を有することを決定するマスタスレーブ決定処理を行い(ステップS347)、次に端末C121との間に第1の音声チャネル14の接続処理を行い(ステップS348)、次に端末C121との間に論理チャネルの接続が完了したことを示す論理チャネル接続完了メッセージを第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ出力する(ステップS349)。
次に、電話会議管理部1は、参加者DB102に格納されている端末C121の情報に関する情報を更新する処理を行う(ステップS237)。これにより、端末C121は発言者グループ5に属する端末となり(ステップS803)、当該端末が送信する音声パケットは第1の音声チャネル14を介して多地点接続制御部2が受信するようになる(ステップS804)。
以上のシーケンスにより、聴取者グループ6に属していた端末が発言者グループ5へ移動することが実現される。
発言者グループ5から聴取者グループ6への端末移動動作の説明
次に、発言者グループ5から聴取者グループ6へ移動する場合の動作についてそのシーケンス図である図14を参照して説明する。
すでに、電話会議が開催されているので、多地点接続制御部2から音声配信サーバ108へ第2の音声チャネル17を介して音声通信が行われおり(ステップS350)、音声配信サーバ108から端末B119へ音声配信チャネル19を介して音声通信が行われており(ステップS435)、そして端末B119から多地点接続制御部2へ第1の音声チャネル14を介して音声通信が行われている(ステップS805)。
電話会議管理部1は、第1の制御メッセージパス8を介して多地点接続制御部2へ、端末B119との間の論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを出力する(ステップS238)。
次に、多地点接続制御部2は、電話会議管理部1から端末B119との間の論理チャネルの切断を要求する論理チャネル切断要求メッセージを入力すると、端末B119との間の第1の音声チャネル14の切断処理を行い(ステップS351)、次に端末B119との第1の制御チャネル13の切断処理を行う(ステップS352)。
次に、多地点接続制御部2は、第1の制御メッセージパス8を介して電話会議管理部1へ、端末B119との間の論理チャネルの切断が完了したことを示す論理チャネル切断完了メッセージを出力する(ステップS353)。
次に、電話会議管理部1は、聴取者管理部4に対して端末B119との論理チャネル接続要求メッセージを第3の制御メッセージパス10を介して出力する(ステップS239)。
次に、聴取者管理部4は、電話会議管理部1から端末B119との論理チャネル接続要求メッセージを入力すると、端末B119との間に第4の制御チャネル20の接続処理を行い(ステップS713)、次に第4の制御チャネル20を介して端末B119との間で能力交換処理を行い(ステップS714)、次に第4の制御チャネル20を介して端末B119との間で聴取者管理部4が制御において主導権を有することを決定するマスタスレーブ決定処理を行い(ステップS715)、次に端末B119との間に第3の音声チャネル21の接続処理を行い(ステップS716)、次に端末B119との間に論理チャネルの接続が完了したことを示す論理チャネル接続完了メッセージを第3の制御メッセージパス10を介して電話会議管理部1へ出力する(ステップS717)。
次に、電話会議管理部1は、参加者DB102に格納されている端末B119の情報に関する情報を更新する処理を行う(ステップS240)ことで、端末B119は聴取者グループ6に属する端末となり(ステップS806)、当該端末が送信する音声パケットは第3の音声チャネル21を介して聴取者管理部4が受信するようになる(ステップS807)。
以上のシーケンスにより、発言者グループ5に属していた端末が聴取者グループ6へ移動することが実現される。
本実施形態では、例えば、聴取者グループ6から発言者グループ5へ端末が移動したことを当該端末が認識する手段を講じることによって、自端末を介して発言した音声データを受信することによってのみならず、自端末が発言者グループ5にあることを認識できる。具体的には、聴取者グループ6から発言者グループ5への端末の移動、または、発言者グループ5から聴取者グループ6への端末の移動は、電話会議管理部1からの制御メッセージを受け付けた多地点接続制御部2の第1の制御チャネル13の接続(ステップS345)、または、切断(ステップS352)することにより行われるが、各端末は、第1の制御チャネル13と接続する旨の信号により、自端末が発言者グループ5にあることを認識し、制御チャネル13と切断する旨の信号により、自端末が聴取者グループ6にあることを認識する。各端末は表示装置やスピーカを備えるIP電話としての利用も可能な一般的なコンピュータシステムから構成されるもので、鳴音動作や画面表示により自端末が属するグループを端末利用者に通知することとしてもよい。
本実施形態において、聴取者グループ6に属する端末が発言する場合にはこの端末を発言者グループ5に移動させることが必要となり、このときの端末管理は、端末の発言を検出し(図13におけるステップS709)、発言があった端末の属性情報の通知を電話会議管理部1が受信した際に行われる。
聴取者グループ6に属する複数の端末から発言があった場合にはそのいずれかを聴取者管理部4が選択することとなるが、このときの選択基準としては、現在までの単位時間内での発言回数の多い端末、会議が開始されてからの発言回数の多い端末、会議が開始されてからの発言者グループ5における在席数の少ない端末などが挙げられ、予め定められた規則により選択することとすればよい。
また、発言者グループ5で収容できる端末数がその限界にある場合に、あらたな端末を聴取者グループ6から移動させるためには、発言者グループ5に収容されている端末のいずれかを選択し、図14に示したシーケンスにより発言者グループ5に属する端末を聴取者グループ6に移動させることが行なわれる。この選択の際にも、現在までの単位時間内での発言回数の少ない端末、会議が開始されてからの発言回数の少ない端末、会議が開始されてからの発言者グループ5における在席数の多い端末などが挙げられる。
現在までの単位時間内での発言回数により端末を選択する(方法1)場合には、現在議論されているテーマに関心の高いもしくは低いと見なすことのできる発言者を選択できることができる。
会議が開始されてからの発言回数により端末を選択する(方法2)場合には、発言数に応じて参加者グループ7に発言することとなり、実際の会議進行に則した形態とすることができる。
会議が開始されてからの発言者グループ5における在席数により端末を選択する(方法3)場合には、各端末に平等に発言権を与えることができる。
また、これらの規則は、聴取者グループ6から発言者グループ5への移動、発言者グループ5から聴取者グループ6への移動に関して共通性を持たせることはなく、例えば、聴取者グループ6から発言者グループ5への移動に対して方法1を適用し、発言者グループ5から聴取者グループ6への移動に対しては方法3を適用することとしてもよく、その会議の性質に則して、様々な方法を適宜選択することとすればよい。
上記の説明は、すでに多地点接続制御部2はその処理能力の限界に近い最大収容端末数の端末が接続されている状態であると想定したものである。
多地点接続制御部2の最大収容端末数は、発言者グループ5に属することのできる端末数を示すものとなるが、この数は以下のパラメータに基づいて決定される
(1)電話会議サーバとしての処理能力:
多地点接続制御部2では当該制限数分だけの「音声パケットを伸張するためのルーチン」や「ミキシングを行なうためのルーチン」を起動させる必要があり、電話会議サーバ126の処理能力により起動できる各ルーチンの数が制限され、発言者グループに属することのできる端末数が制限される。
(2)発言から聴取に至るまでに要する時間(遅延時間):
1.電話会議サーバの処理能力の限界に近づくほど、「音声パケットを伸張するためのルーチン」や「ミキシングを行なうためのルーチン」に要する処理時間が長くなり、発言から聴取に至るまでに要する時間(遅延時間)が増大する。
2.さらに、上記の遅延時間は音声パケットの通信ネットワークの負荷状態に影響され、負荷が大きなほど遅延時間は増大する。
(3)医学的に大脳聴覚野の能力限界から、聞き分け得る同時話者数には限界がある。
上記のパラメータにより多地点接続制御部2の最大収容端末数は決定される。先述したように、すでに多地点接続制御部2はその処理能力の限界に近い最大収容端末数の端末が接続されている状態であると想定して説明を行なっている。しかしながら、多地点接続制御部2の処理能力に依存する収容できる最大端末数よりも発言者端末数の制限数を少なくしておき、且つ、必ず聴取者グループ6からの移動端末用として少なくとも1台分の接続リソースを常に空けておくことによって、聴取者端末の発言を検出した直後に、当該聴取者端末を多地点接続制御部2へ接続を切り替えることが出来る。こうすることにより、同時刻に発言音声データを送信できる端末数は1〜2台だけ減少するものの、聴取者端末の発言を検出してから当該端末の移動処理に要する時間が短くて済むという効果がある。
また、聴取者グループ6に属する端末と聴取者管理部4との間に確立された音声チャネル16により聴取者端末の発言を識別するが、最速で聴取者端末の発言を識別するには無音圧縮機能(無音パケットの送出を防ぐための自動無音検出機能)が端末に備えられていることが望ましい。無音圧縮機能により、発言管理部4は、聴取者端末から発言音声データパケットの受信の有無のみを識別処理するだけで、聴取者端末の発言を識別可能となり、端末の聴取者グループ6から発言者グループ5への移動処理に要する時間が短くて済むという効果がある。
本発明はIP電話を用いた電話会議システムに関するが、このIP電話は固定電話のみならず、移動電話を用いた電話会議システムへ当然応用できる。
また、実施形態では、音声データを用いた電話会議システムを説明したが、動画データに本発明によるミキシングされた音声データを付加し、これをテレビ電話会議システム、遠隔授業システム、電子政府および電子自治体等へ応用することもできる。
図1は本発明によるネットワークを用いた電話会議システムの一実施形態の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示した実施形態の構成をより詳細に示すブロック図である。 図2に示した電話会議管理部1に収容される参加者DB102の格納内容を示す図である。 図2に示した聴取者管理部4に収容される聴取者DB115の格納内容を示す図である。 図2に示した音声配信サーバ108に収容されるマルチキャストグループDB111の格納内容を示す図である。 本発明の実施形態の電話会議開催動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態の電話会議終了動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態の電話会議へ端末が参加する場合の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の発言者グループへ端末が参加する動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態の発言者グループから端末が退席する動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態の聴取者グループへ端末が参加する動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態の聴取者グループから端末が退席する動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態の聴取者グループから発言者グループへ端末が移動する動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態の発言者グループから聴取者グループへ端末が移動する動作を示すシーケンス図である。 従来例の構成を示す図である。 従来例の構成を示す図である。 従来例の構成を示す図である。 従来例の構成を示す図である。 従来例の構成を示す図である。 従来例の構成を示す図である。
符号の説明
1 電話会議管理部
2 多地点接続制御部
3 音声配信部
4 聴取者管理部
5 発言者グループ
6 聴取者グループ
7 参加者グループ

Claims (18)

  1. IPネットワークを介して通信可能な複数の端末の間で会議を行なう多地点会議システムであって、
    前記複数の端末のうち、会議に参加する端末を、発言者グループと聴取者グループのいずれかに属するものとして認識し、前記発言者グループに属する端末からの音声データをミキシングした音声データを生成する電話会議サーバと、
    前記電話会議サーバによりミキシングされた音声データを前記発言者グループと聴取者グループに属する端末に配信する音声配信部とを有することを特徴とする多地点会議システム。
  2. 請求項1記載の多地点会議システムにおいて、
    電話会議サーバは、電話会議の開催および終了、端末の会議への参加、退席、発言者グループから聴取者グループへの移動、および、聴取者グループから発言者グループへの移動を管理し、現在の発言者グループに属する端末の音声データをミキシングした音声データを生成することを特徴とする多地点会議システム。
  3. 請求項2記載の多地点会議システムにおいて、
    電話会議サーバは、発言者グループから聴取者グループへ移動する端末の選択を任意の時間帯における発言回数により行なうことを特徴とする多地点会議システム。
  4. 請求項2記載の多地点会議システムにおいて、
    電話会議サーバは、発言者グループから聴取者グループへ移動する端末の選択を会議が開始されてからの発言回数により行なうことを特徴とする多地点会議システム。
  5. 請求項2記載の多地点会議システムにおいて、
    電話会議サーバは、発言者グループから聴取者グループへ移動する端末の選択を会議が開始されてからの発言者グループにおける在席数により行なうことを特徴とする多地点会議システム。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の多地点会議システムにおいて、
    電話会議サーバは、聴取者グループから発言者グループへ移動する端末の選択を任意の時間帯における発言回数により行なうことを特徴とする多地点会議システム。
  7. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の多地点会議システムにおいて、
    電話会議サーバは、聴取者グループから発言者グループへ移動する端末の選択を会議が開始されてからの発言回数により行なうことを特徴とする多地点会議システム。
  8. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の多地点会議システムにおいて、
    電話会議サーバは、聴取者グループから発言者グループへ移動する端末の選択を会議が開始されてからの発言者グループにおける在席数により行なうことを特徴とする多地点会議システム。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の多地点会議システムにおいて、
    発言者グループまたは聴取者グループに属する端末は、電話会議サーバからの信号により自己がいずれかのグループに属しているかを認識可能に構成され、属しているグループを示す表示装置を備えることを特徴とする多地点会議システム。
  10. IPネットワークを介して通信可能な複数の端末の間で会議を行なう多地点会議システムの構成方法であって、
    前記複数の端末のうち、会議に参加する端末を、発言者グループと聴取者グループのいずれかに属するものとして認識し、前記発言者グループに属する端末からの音声データをミキシングした音声データを生成して前記発言者グループと聴取者グループに属する端末に配信することを特徴とする多地点会議システムの構成方法。
  11. 請求項10記載の多地点会議システムの構成方法において、
    電話会議サーバは、電話会議の開催および終了、端末の会議への参加、退席、発言者グループから聴取者グループへの移動、および、聴取者グループから発言者グループへの移動を管理し、現在の発言者グループに属する端末の音声データをミキシングした音声データを生成することを特徴とする多地点会議システムの構成方法。
  12. 請求項11記載の多地点会議システムの構成方法において、
    発言者グループから聴取者グループへ移動する端末の選択を任意の時間帯における発言回数により行なうことを特徴とする多地点会議システムの構成方法。
  13. 請求項11記載の多地点会議システムの構成方法において、
    発言者グループから聴取者グループへ移動する端末の選択を会議が開始されてからの発言回数により行なうことを特徴とする多地点会議システムの構成方法。
  14. 請求項11記載の多地点会議システムの構成方法において、
    発言者グループから聴取者グループへ移動する端末の選択を会議が開始されてからの発言者グループにおける在席数により行なうことを特徴とする多地点会議システムの構成方法。
  15. 請求項11ないし請求項14のいずれかに記載の多地点会議システムの構成方法において、
    聴取者グループから発言者グループへ移動する端末の選択を任意の時間帯における発言回数により行なうことを特徴とする多地点会議システムの構成方法。
  16. 請求項11ないし請求項14のいずれかに記載の多地点会議システムの構成方法において、
    聴取者グループから発言者グループへ移動する端末の選択を会議が開始されてからの発言回数により行なうことを特徴とする多地点会議システムの構成方法。
  17. 請求項11ないし請求項14のいずれかに記載の多地点会議システムの構成方法において、
    聴取者グループから発言者グループへ移動する端末の選択を会議が開始されてからの発言者グループにおける在席数により行なうことを特徴とする多地点会議システムの構成方法。
  18. 請求項10ないし請求項17のいずれかに記載の多地点会議システムの構成方法において、
    発言者グループまたは聴取者グループに属する端末は、電話会議サーバからの信号により自己がいずれかのグループに属しているかを認識可能に構成し、属しているグループを示す表示装置を設けることを特徴とする多地点会議システムの構成方法。
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