JP2005268201A - 面光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 凹パターンやプリズムパターンといったパターンを導光板に形成された面光源装置において、導光板から出射される光の指向性を向上させる。
【解決手段】 導光板22の光入射面23に対向させて光源21を配置する。光源21から出射された光は、導光板22内を導光する。導光板22の下面には凹パターン状の偏向パターン25が形成されており、偏向パターン25の光源側を向いた傾斜面である光反射部25aと平坦部28との間に、指向性変換部30を設ける。指向性変換部30は、光反射部25aに入射する光の指向性を高くする働きをし、それによって光出射面24から出射される光の指向性を向上させる。指向性変換部30としては、例えば光反射部25aで反射された後に光出射面24の垂線に対して大きな角度で斜めに出射される光となるものを、光反射部25aに対して反射させないようにしたものである。
【選択図】 図22

Description

本発明は、面光源装置に関する。特に、液晶パネルのような画像表示パネルを照明するバックライトやフロントライト等の面光源装置に関する。
液晶パネルを照明するバックライトやフロントライトとしては、光源と導光板からなる面光源装置が用いられる。このような面光源装置においては、(1)光源の光を導光板から液晶パネルに向けて効率よく出射することができる、(2)光源の光を導光板により面状に広げて均一に出射させることができる、といった特性が要求される。
上記のような特性を有する面光源装置としては、導光板の光出射面と対向する面に凹凸パターンを設けたもの(例えば、特許文献1〜3)や、プリズム状パターンを設けたもの(例えば、特許文献4)がある。これらの面光源装置を図1、図10及び図11に示す。図1は、導光板12の側面(光入射面13)に対向させて光源11を配置し、導光板12の光出射面14と対向する面に断面三角形状の凹パターン15を形成したものである。図10は、導光板12の光出射面14と対向する面をプリズムパターン16により形成したものである。図11は、導光板12の光出射面14と対向する面に断面三角形状の凸パターン17を形成したものである。
まず、図1の面光源装置の場合について説明する。光源11から出射された光は、光入射面13から導光板12内に入り、導光板12の上面(光出射面14)と下面との間で全反射しながら導光板12内を導光する。そして、導光板12の下面に多数形成されている断面三角形状の凹パターン15の光反射部15aに入射する。凹パターン15に入射した光が光反射部15aで反射されると、その反射光は光出射面14から出射され、導光板12の上面に対向させて配置された液晶パネルに向けて出射される。
また、図2に示すように、凹パターン15に入射した光が光反射部15aを透過して外部へ出射しても、凹パターン15の再入射面15bに入射した光は、再入射面15bから導光板12内へ戻って再利用される。この結果、光の利用効率が高められる。
図3〜図5は、図1の面光源装置における、導光板12に垂直な面内での光度の分布を表わしている。図3は導光板12内に入射した光の光度と導光角度φ1との関係を示す図である。この導光角度φ1は、図6に示すように、光入射面13に垂直な水平線から測った角度であり、導光板12の下面に向かう方向を正の角度とし、上面に向かう方向を負の角度としている。図4は凹パターン15に入射する光の光度と入射角度φ2との関係を示す図である。この入射角度φ2は、図6に示すように、導光板12の下面に平行な水平線から測った角度であり、導光板12の下面に向かう方向を正の角度とし、上面に向かう方向を負の角度としている。図5は光出射面14から出射した光の光度と出射角度φ3との関係を示す図である。この出射角度φ3は、図6に示すように、光出射面14に垂直な法線から測った角度であり、光源11から遠ざかる方向を正の角度とし、光源11に近づく方向を負の角度としている。
光源11を出射する光は円錐状に放射されるので、図1に示すように導光板12内に入射した光は導光板12の厚み方向で放射状に広がりを有している。例えば、導光板12の屈折率が1.5であるとすれば、導光板12内を伝搬する光は、その厚み方向で最大±41°の広がりを持つ。このため、図3に示す光度分布では、光度はφ1=−41°〜+41°の範囲に広がっており、しかも、対称なプロファイルを示している。
凹パターン15の光反射部15aは導光板12の下面に対して傾いているので、下方からの光(φ2が負の光)も凹パターン15に入射するが、上方から凹パターン15に入射する光に比べて下方からは凹パターン15に光が入射しにくい。そのため、図4の光度分布のように凹パターン15に入射する光の光度はφ2=−41°〜+41°の範囲に広がっているが、そのピークは正の角度方向にシフトしている。
光反射部に入射した光は、光出射面14に向けて反射され光出射面14から出射する。光反射部15aの傾斜角を調整することにより任意の方向に光を出射させることができるが、光反射部15aに入射する光は図4の光度分布のように広がっており、光反射部15aで反射した光も広がりを持っている。そのため、図5の光度分布に示すように、光出射面14から出射された光の広がりは、光出射面14で屈折することによって導光板12内部よりも大きくなっている。
携帯電話やモバイル機器、パソコン等のディスプレイとして用いられる液晶表示装置は、一般に正面から観察される。そのため、液晶表示装置は、正面輝度の向上が求められる反面、図7に示すように、液晶パネル19の正面方向に対して大きな角度で斜め出射される光は、観察者の目に届かない不要な光となる。面光源装置についていえば、図5で斜線を施した領域に出射される光は、観察者の目に届かない不要な光となる。このように導光板12の光出射面14から出射する光の広がりが大きく、不要な光の光量が多いと、面光源装置における光の利用効率が低くなるばかりか、光のロスが多い分だけ正面輝度を向上させる妨げになる問題があった。
また、面光源装置としては、図8に示すように光源11として点状の光源を用いたものがある。このような面光源装置では、光出射面14から出射される光の拡がりが図8で梨地模様を施した領域のようになり、光源11を通り導光板12に垂直な平面内では拡がりが大きく、当該平面と垂直な方向で狭くなっている。このような面光源装置で、図5の光度分布のように光が大きな出射角度で斜め方向へ出射されると、導光板12を見る角度によってある方向の領域(例えば、図8で斜線を施した領域)だけが明るくなり、導光板12の表面に輝線が発生する。このような輝線は、斜め方向から見たときの液晶表示装置の画面の明るさを不均一にするので、液晶表示装置の画面の見映えを劣化させるという問題が生じる。
断面鋸刃状のプリズムパターン16を設けられた図10の面光源装置は、図1の面光源装置と同様な問題を有しているので、説明は省略する。
次に、図11の面光源装置を説明する。これは導光板12の下面に多数の凸パターン17を形成された面光源装置である。図1の面光源装置において大きな出射角度φ3で光出射面14から出射されている光は、図9に破線で示す光31のように、凹パターン15の光反射部15aに下方から入射する光(φ2が負の光)である。これに対し、図11の面光源装置では、導光板12の下面の平坦部18に妨げられて凸パターン17の光反射部17aに下方からの光が入射せず、上方からの光しか光反射部17aに入射しない。そのため、光出射面14から大きな出射角度で斜め方向へ出射される光が減少し、光出射面14から出射される光の指向性は高くなる。
しかし、図11に示すように、この面光源装置では凸パターン17の光反射部17aを透過した光は、導光板12に再入射することなく下面から外部へ出射される。特に、光反射部17aには上方からの光ばかりが入射しており、この光を光反射部17aで反射させて光出射面14からほぼ垂直な方向へ出射させようとすれば、反射により光の進行方向を大きく偏向させる必要がある。そのためには、光反射部17aに入射する光の入射角が小さくなるように光反射部17aの傾斜角を決定する必要があり、その結果、光反射部17aに入射した光の多くが光反射部17aを透過して散逸してしまうことになる。
よって、図11の面光源装置では、凸パターン17を透過する光による光のロスが大きくなり、面光源装置の光利用効率を低下させる。そして、この光のロスにより液晶表示装置の画面の明るさが低下する。
また、図11の面光源装置では、下向きの光のみが凸パターン17の光反射部17aに入射するので、光反射部17aに入射する光の角度が限定されており、十分な光量が光反射部17aに入射せず、光出射面14から出射する光量も少なくなる問題がある。
さらに、図11の面光源装置をフロントライトとして用いた場合には、凸パターン17から漏れてロスとなる光は、直接観察者の方へ向けて出射する。この様子を図12に示す。この漏れ光は、液晶パネル19を通過した画像光と重なるため液晶表示装置の画面コントラストを低下させ、画像の見映えを劣化させる。
以上のべたように、図11の面光源装置では、(1)凸パターンからの光の漏れが大きくて光の利用効率が低く画面の明るさが低下する、(2)フロントライトとして用いた場合に画面コントラストが低下するといった問題がある。そのため、図1や図10に示したようなパターンを有する面光源装置において、光の利用効率を高め、その正面輝度を向上させることが望まれている。
特開2002−14341号公報 特開2000−314882号公報 特開2001−343532号公報 特開2003−215578号公報
本発明は上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、凹パターンやプリズムパターンといったパターンを導光板に形成された面光源装置において、導光板から出射される光の指向性を向上させることにある。
本発明にかかる第1の面光源装置は、光入射面から入射した光を伝搬させ光出射面から出射させる導光板と、導光板の光入射面側に配置された光源とを有する面光源装置において、前記導光板の光出射面に対向する面は、前記導光板内の光を反射して導光させる平坦部と、導光する光を反射して光出射面から出射させる光反射部とを有しており、前記光反射部は、少なくともその一部が前記光反射部より光源側にある前記平坦部の延長線上よりも導光板の内側に位置し、前記光反射部の光源側には前記光反射部に入射する光の指向性を向上させる指向性変換部を有することを特徴としている。
本発明においては、指向性とは、光の光度分布がその最大値の1/2以上となる領域の角度の幅、もしくは光度がその最大値の1/10以上となる領域の角度の幅をいい、この指向性の幅が狭くなるとき指向性が向上するというものとする。また、光反射部とは、導光板内を導光する光を光出射面に向けて反射させて光出射面から出射させる機能を有する領域である。また、平坦部とは、光入射面から入射した光を反射させて導光し、導光板内の光を面状に広げる機能を有する領域である。また、平坦部は光出射面に平行である必要はなく光出射面に対して傾斜していてもよい。このとき、平坦部で光が全反射せずに一部が透過する場合があるが、上記の条件を満たしていれば平坦部と見なしてよい。
本発明にかかる第1の面光源装置にあっては、光反射部の光源側に指向性変換部、すなわち光反射部に入射する光の指向性を向上させる作用を持つ領域を有しているので、光反射部に入射する光の指向性を向上させることにより、光反射部で反射されて光出射部から出射される光の指向性を向上させることができる。よって、この面光源装置を画像表示装置のバックライトやフロントライトなどに用いれば、導光板から不要な方向に出射する光を減少させ、画像表示装置の画面を明るくすることができる。
本発明にかかる第2の面光源装置は、光入射面から入射した光を伝搬させ光出射面から出射させる導光板と、導光板の光入射面側に配置された光源とを有する面光源装置において、前記導光板の光出射面に対向する面は、前記導光板内の光を反射して導光させる平坦部と、導光する光を反射して光出射面から出射させる光反射部とを有しており、前記平坦部と前記光反射部の間には、前記光反射部に入射する光の指向性を向上させる指向性変換部が設けられており、前記光反射部より光源側にある平坦部の延長線が前記光反射部と交わることを特徴としている。本発明においても、指向性とは、光の光度分布がその最大値の1/2以上となる領域の角度の幅、もしくは光度がその最大値の1/10以上となる領域の角度の幅をいい、この指向性の幅が狭くなるとき指向性が向上するというものとする。
本発明にかかる第2の面光源装置にあっては、光反射部のうち平坦部の延長線よりも外側にある領域では、平坦部で光が妨げられることによって入射する光の角度が制限され、平坦部の延長線よりも内側にある領域では、平坦部と光反射部が離れているために入射する光の角度が制限される。その結果、光反射部に入射する光の指向性を向上させることができ、さらに光反射部で反射されて光出射部から出射される光の指向性を向上させることができる。よって、この面光源装置を画像表示装置のバックライトやフロントライトなどに用いれば、導光板から不要な方向に出射する光を減少させ、画像表示装置の画面を明るくすることができる。
本発明にかかる第1及び第2の面光源装置のある実施態様においては、前記指向性変換部は、前記平坦部と前記光反射部の間に設けられており、かつ、前記導光板内を導光する光が入射しない領域となっている。但し、この実施態様においては、光反射部での散乱光などは指向性変換部に入射しても差し支えない。かかる実施態様においては、平坦部と光反射部は導光板内を導光する光の入射しない指向性変換部により隔てられているため、光反射部に入射する光の角度が制限され指向性が向上する。
本発明にかかる第1及び第2の面光源装置の別な実施態様においては、前記指向性変換部は、前記平坦部と前記光反射部の間に設けられており、かつ、前記導光板内を導光する光を反射させない領域となっている。ここで、光を反射させないとは、指向性変換部で光を吸収または透過させる場合のほか、光を拡散させて特定の方向に光を反射させない場合も含む。かかる実施態様においては、指向性変換部では導光板内を導光する光が反射しないので、光反射部に入射する光の指向性が向上する。
本発明にかかる第1及び第2の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記指向性変換部は前記平坦部と前記光反射部の間に設けられており、前記指向性変換部は、指向性変換部で反射した光の光出射面となす角度が指向性変換部に入射する光の光出射面となす角度よりも小さくなるように光を反射する。この実施態様においては、指向性変換部によって光反射部に入射する光の入射角を制御し、光出射面に入射する光の指向性を向上させることができるので、光出射面から出射される光の指向性を向上させることができる。
また、本発明にかかる第1及び第2の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記導光板の光出射面に垂直な方向から見たとき、前記指向性変換部の幅が前記光反射部の幅の4倍以下となるようにするのが望ましい。より好ましくは、光反射部の幅の2倍以下である。この実施態様によれば、指向性変換部の大きさを最適化することができ、指向性のよい光を効率よく光出射面から出射させることができる。
本発明にかかる第1及び第2の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記指向性変換部は第1の傾斜面によって形成され、第1の傾斜面は前記平坦部よりも外側に向けて突出している。かかる実施態様によれば、第1の傾斜面で反射した光は、平坦面と平行な平面で反射する場合と比較して小さな入射角で光反射部に入射するので、光入射面に入射する光の指向性が狭くなる。なお、第1の傾斜面は平面に限らず、曲面であってもよい。ここでいう入射角とは、光の入射する面の法線方向から測った角度を指す。
また、前記第1の傾斜面は、その平坦部に対する傾斜角を10°以上25°以下とすることが望ましい。指向性変換部である第1の傾斜面の傾斜角を10°以上25°以下とすることにより、第1の傾斜面の傾斜角を最適化することができ、光出射面から出射される光の指向性を高めることができる。
また、前記光反射部を第2の傾斜面によって形成し、その平坦部に対する傾斜角を30°以上60°以下としてもよい。光反射部である第2の傾斜面の角度を30°以上60°以下の範囲で変更すれば、一定の範囲内で任意の方向に指向性の高い光を出射させることが可能になる。
本発明にかかる第1及び第2の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記光反射部を第2の傾斜面によって形成し、第2の傾斜面を透過した光を導光板内に再入射させる第3の傾斜面を第2の傾斜面の近傍に設けている。かかる実施態様によれば、第2の傾斜面を透過して漏れた光を導光板内に再入射させることができるので、面光源装置の光の利用効率を高めることができる。また、当該面光源装置を画像表示装置のフロントライトとして使用する場合には、第2の傾斜面から漏れるノイズ光を減少させ、画像表示装置における画面のコントラストを向上させることができる。
この実施態様においては、前記第1の傾斜面の前記平坦面に対する傾斜角を、10°以上25°以下とすることが望ましい。第1の傾斜面の傾斜角をこのような範囲に定めて最適化を図ることにより、光出射面から出射される光の指向性を高くでき、光出射面から斜め方向へ漏れる不要な光を少なくできる。さらには、前記第2の傾斜面の前記平坦部に対する傾斜角を30°以上60°以下とし、前記第3の傾斜面の前記平坦部に対する傾斜角を80°以上とすることが望ましい。このような範囲で第2の傾斜面の傾斜角を適当に変化させることにより、任意の方向に指向性の高い光を出射させることができる。また、第3の傾斜面の傾斜角を上記のような範囲で最適化することにより、第2の傾斜面から漏れた光を導光板に再入射させてノイズ光を低減させることができる。
また、この実施態様においては、前記第3の傾斜面は、第3の傾斜面より光源側に位置する平坦部の延長線上よりも外側に突出していてもよい。かかる実施態様によれば、第2の傾斜面を透過した光を第3の傾斜面から導光板内に再入射させることができ、光の利用効率を高めることができる。また、フロントライトとして用いる場合には、ノイズ光を減少させ画像表示装置の画面のコントラストを向上させることができる。
本発明にかかる第1及び第2の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記第3の傾斜面の前記光源から遠い側に、第3の傾斜面と平坦部とを結ぶ第4の傾斜面が設けられている。この実施態様にあっては、第3の傾斜面から導光板内に再入射した光を第4の傾斜面で反射させて光出射面から出射させることができるので、光の利用効率を高めることができる。なお、第4の傾斜面は曲面であってもよい。
この実施態様においては、第4の傾斜面の前記平坦部に対する傾斜角が30°以上50°以下となっている。この実施態様によれば、第4の傾斜面で反射して出射される光の方向と第2の傾斜面で反射して出射される光の方向とを一致させ、光出射面から出射される光の指向性を高めることができる。
また、この実施態様においては、前記第4の傾斜面が、導光板内を導光する光から見て第2の傾斜面の陰となる領域に含まれるようにしてもよい。この実施態様によれば、導光板内を導光する光が直接第4の傾斜面に入射して反射されるのを防止することができ、第4の傾斜面で反射された光のために指向性が低下するのを防ぐことができる。あるいは、導光板内を導光する光が直接第4の傾斜面に入射して第4の傾斜面を透過するのを防ぐことができ、光の損失やノイズ光の発生を防止することができる。
本発明にかかる第1及び第2の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記第3の傾斜面の突出高さが、最大の導光角度で導光板内を導光する光が前記第2の傾斜面の突出部を透過して第3の傾斜面に入射することができる高さに定めることが望ましい。この実施態様によれば、第2の傾斜面を透過して外部へ漏れた光をほぼ全て第3の傾斜面に入射させて再利用することができる。よって、第2の傾斜面から漏れてノイズ光となる光を少なくすることができ、また、光の利用効率をより高くすることができる。
本発明にかかる第1及び第2の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記光源が点光源であり、前記導光板の光出射面に垂直な方向から見て、前記光反射部は長手方向の方向性を有しており、前記点光源を中心として同一円周上にある各光反射部の長手方向に垂直な直線が実質的に1点で交わっている。かかる実施態様によれば、点光源から出射された光を光出射面に均一に広げて任意の方向に光出射面から出射させることができ、しかも、光出射面から出射される光の指向性を良好にすることができる。
本発明にかかる第1及び第2の面光源装置のさらに別な実施態様においては、前記光源が点光源であり、前記導光板の光出射面に垂直な方向から見て、前記光反射部は長手方向の方向性を有しており、光反射部の長手方向が、当該光反射部と光源とを結ぶ方向に実質的に直交している。かかる実施態様によれば、点光源から出射された光を光出射面に均一に広げて光出射面から出射させることができ、しかも、光出射面から出射される光の指向性を良好にすることができる。
本発明にかかる画像表示装置は、本発明にかかる面光源装置と、画像表示パネルとを備えている。また、本発明にかかる電子機器は、本発明にかかる画像表示装置をディスプレイとして備えている。従って、正面における指向性がよく、正面輝度が高くて明るいディスプレイを提供することができる。また、面光源装置をフロントライトとして用いている場合には、画面のコントラストを向上させることができる。
なお、本発明の以上説明した構成要素は、可能な限り任意に組み合わせることができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施例に限られるものでなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で任意に変更を加えることができることはいうまでもない。
(実施例1)
図13は本発明の一実施例による面光源装置を示す斜視図である。図14は当該面光源装置の概略断面と、導光板における光の挙動を示す図である。図15は偏向パターン近傍を拡大して示す導光板の断面図である。この面光源装置は、光源21と導光板22とからなる。光源21は導光板22の一側面(光入射面23)の長手方向に沿って延びており、いわゆる線状光源となっている。このような光源21としては、冷陰極管を用いたものでもよく、発光ダイオード(LED)の光を線状に広げて線状光源化したものでもよく、複数個のLEDを線状に配列させて線状光源化したものでもよい。導光板22は、ポリカーボネイト樹脂やメタクリル樹脂、ガラス材料等の透明で屈折率の高い材料によって板状に形成されている。導光板22の下面には、多数の微細な偏向パターン25が形成されている。偏向パターン25は導光板22内の光を光出射面24側へ向けて反射させる光反射部25aを有しており、導光板22の下面のパターンとしては、光反射部25aの光源21から遠い側に平坦部が連続していないものであればよい。すなわち、従来技術において説明した凸パターン以外の凹パターンやプリズムパターンなどであればよい。この実施例では、下記のように凹パターン状の偏向パターン25を形成している。
偏向パターン25は、導光板22の下面を凹没させることによって断面三角形状に形成されており、導光板22の幅方向に沿って光入射面23と平行に配列されている。偏向パターン25は、光源21側を向いた光反射部25a(パターン反射面)と、光源21と反対側を向いた再入射面25bとからなる。光反射部25aは、導光板22内を導光する光を光出射面24に向けて反射させて光出射面24から出射させる機能を有する領域であり、その傾斜角βは、平坦部28に対して30°以上60°以下となっている。再入射面25bの傾斜角γは、80°以上90°以下となっている。なお、導光板22の光出射面24から出射される光の光度を均一化するため、偏向パターン25は、光源21に近い領域ではパターン密度が小さく、光源21から遠ざかるにつれてパターン密度が次第に大きくなっている。
この偏向パターン25にあっては、光反射部25aの一部が光源側に位置する平坦部28の延長線上よりも導光板22の内側に位置しており、凹パターンとなっている。また、光反射部25aよりも光源側にある平坦部28の延長線が光反射部25aと交差している。
また、平坦部28とは、光入射面23から導光板22内に入射した光を反射させて導光し、導光板22内の光を面状に広げる機能を有する領域であり、平坦部28に入射した光の50%以上の光は平坦部28で反射された後に、直接光反射部25aに入射せず、光出射面24に入射して導光される。
さらに、偏向パターン25の光反射部25aは下方へ延長されており、光反射部25aと導光板22下面の平坦部28との間には指向性変換部30が設けられている。指向性変換部30は、偏向パターン25に入射する光の指向性を狭くする働きをするものである。この実施例では、導光板22内を導光する光が入射しない領域が指向性変換部であり、光反射部25aを延長した傾斜面の一部領域と、この領域と導光板22下面の平坦部28との間にある垂直面及び水平な底面を含む領域とが指向性変換部30となっている。
しかして、この面光源装置においては、図14に示すように、光源21から出射された光31は光入射面23から導光板22に入射し、導光板22の上面と下面との間で全反射しながら光源21から遠ざかる方向へ導光される。その途中で、偏向パターン25の光反射部25aに入射した光31は、図16に示すように、光反射部25aにより光出射面24にほぼ垂直な方向に向けて反射され、光出射面24を透過して光出射面24から外部へ出射される。
また、図16に示すように、光反射部25aに入射した光のうち光反射部25aを透過した光31は、再入射面25bを透過して導光板22内に戻り、再利用される。よって、光のロスを低減し、光の利用効率を向上させることができる。また、液晶表示装置のフロントライトとして用いる場合には、光反射部25aから漏れた光で画面のコントラストを低下させにくくなる。なお、光反射部25aから出射された光のうち一部は、再入射面25bに入射することなく散逸するが、バックライトとして用いる場合には、導光板22の下面に対向させて反射シート(図示せず)を配設しておけば、光反射部25aを透過して再入射面25bに入射しない光も反射シートで反射させて導光板22内に再入射させることができ、光のロスを一層低減させることができる。
さらに、本発明の面光源装置によれば、光出射面24から出射される光の指向性を向上させることができる。本発明においては、指向性とは、光の光度分布がその最大値の1/2以上となる領域の角度の幅、もしくは光度がその最大値の1/10以上となる領域の角度の幅をいい、指向性が向上するとは、この指向性の幅が狭くなることをいうものとする。以下、本発明により出射光の指向性を向上させることができる理由を、図1の従来例と比較して説明する。
図9は、図1の従来例における凹パターン15に入射した光線を表している。従来例においては光反射部15aに向けてさまざまな角度から光31が入射している。図9に破線で示した光31の光線の様子からは、これらの光のうち下方から光反射部15aに向けて入射する光が、光反射部15aで反射された後、光出射面14の法線方向に対して大きな出射角度で斜め方向へ出射されていることが分かる。この結果、図5に示した従来例の光度分布において、斜め方向に出射される光の光度が大きくなり、指向性が悪くなるのは既に説明したとおりである。
さらに図9を見ると、下方から光反射部15aに入射する光31は、平坦部18で反射した直後に、光反射部15aに入射していることが分かる。特に、光反射部15aにほぼ平行な方向から上方へ向けて光反射部15aに入射し、光出射面24から大きな出射角度で斜め方向へ出射される光は、光反射部15aの近傍において平坦部18で反射されている。
これに対し、本発明の当該実施例の場合には、平坦部28と光反射部25aとの間に指向性変換部30を設けているので、光反射部25aに入射する光の指向性が狭くなる。その結果、光反射部25aで反射されて光出射面24から出射される光の指向性が向上する。図17及び図18は指向性変換部30により指向性を向上させる理由を具体的に示す図である。図17は光反射部25aのうち、平坦部28の延長線と交わる箇所よりも上方の領域に入射する光31を表している。この図に破線で示す光線は、従来平坦部で反射されて光出射面から大きな出射角度で斜め方向へ出射されていた光であるが、指向性変換部30を設けた領域では平坦部28が存在しないので、図17に破線で示した光31が光反射部25aに入射しなくなる。そのため光反射部25aに入射する光の入射角度が制限され、光反射部25aに入射する光の指向性が狭くなる。
また、図18は光反射部25aのうち、平坦部28の延長線と交わる箇所よりも下方の領域に入射する光31を表している。この場合には、指向性変換部30が平坦部28の陰になるので、光反射部25aには下方からの光31は入射できず、偏向パターン25に入射する光31の指向性は大きく制限される。その結果、光反射部25aに入射する光の指向性が狭くなって、光出射面24から出射される光31の指向性も狭くなる。
よって、この実施例によれば、光出射面24から出射される光の指向性を向上させ、しかも、斜め方向に出射される光を減少させて正面輝度を向上させることができる。そして、液晶表示装置などのバックライトやフロントライトとして用いた場合には、画面の視認性を良好にすることができる。また、この実施例によれば、光出射面24から出射された光の指向性を改善するためのプリズムシートを不要にすることができるので、面光源装置の薄型化を図ることができると共に、面光源装置のコストを安価にすることができる。
なお、指向性変換部30の高さは、指向性変換部30が平坦部28の陰になるような高さであればよい。即ち、最大導光角度の光が指向性変換部30の底面30aに入射しないだけの高さを指向性変換部30に持たせておけばよい。例えば、図15に示すように、指向性変換部30の高さをH、指向性変換部30の幅(この実施例では、最大導光角度φ1max以下の導光角度の光が入射しない領域の幅を指向性変換部30の幅と定義する。)をD、指向性変換部30の底面30aの幅をd、光反射部25aの傾斜角度をβとし、最大導光角度をφ1max(例えば、41°)とすれば、
H=D(tanφ1max+tanβ)−dtanβ …(A)式
となる。
また、指向性変換部30の幅Dは、光反射部25aの幅(導光板22の下面に平行な方向で測った光反射部25aの幅)Wの4倍以下とするのが望ましい。図17から分かるように、指向性変換部30の幅Dを大きくすれば、光反射部25aに下方から入射する光の角度を制限する働きが高くなり、光反射部25aに入射する光の指向性が高くなる。図19は光反射部25aの幅に対する指向性変換部30の幅の比D/Wに対して、光出射面24から出射される光の光度の半値幅を表した図である。この図からも指向性変換部30の幅Dを大きくしていくと、出射光の半値幅が小さくなり、指向性が向上することが分かる。しかし、図19によると、比D/Wが4以下では半値幅が大きく変化しているが、比D/Wが4を超えるとその後は半値幅の変化は小さくなり、直線的に変化している。
一方、指向性変換部30の幅Dを大きくし過ぎると、指向性変換部30の突出高さHが大きくなる(上記(A)式参照)ので、光反射部25aが導光板22の下面から突出する面積が大きくなる。そのため、偏向パターン25を透過した光が再入射面25bに再入射することなく散逸し易くなる。よって、指向性変換部30の幅Dは、光反射部25aの幅Wの4倍以下とすることが好ましい。さらに、指向性変換部30の幅Dが光反射部25aの幅Wの2倍以下のときには、フロントライとして用いた時のノイズ光を少なくできるので、指向性変換部30の幅Dは光反射部25aの幅Wの2倍以下とするのがより望ましい。
なお、指向性変換部30の幅Dが光反射部25aの幅Wの1/5以下の場合には、指向性の半値幅は10%程度しか改善しないので、指向性変換部30の幅Dは光反射部25aの幅Wの1/5以上とすることが望ましい。
上記実施例では、指向性変換部30の断面が角形をしたものを示したが、上記実施例の効果を得るためには、指向性変換部30に光が入射しなければよいので、指向性変換部30はこのような形状に限らない。図20は上記実施例の変形例であって、指向性変換部30を傾きの大きな傾斜面で形成している。導光板22内を導光する光の最大導光角度をφ1max(例えば、41°)とするとき、傾斜面からなる指向性変換部30の傾斜角度をφ1maxよりも大きな角度(例えば、42°以上)とすればよい。
なお、この実施例においては、導光板22内を導光する光は、指向性変換部30に入射しないが、偏向パターン25等で散乱した光は指向性変換部30に入射してもよい。
(実施例2)
図21は本発明の別な実施例による面光源装置を示す斜視図である。また、図22は当該面光源装置の概略断面図である。この実施例では、偏向パターン25の光反射部25aと平坦部28との間において、傾斜面(第1の傾斜面)によって指向性変換部30を形成している。図23は偏向パターン25及び指向性変換部30の形状を示す拡大断面図である。この実施例でも光反射部25a(第2の傾斜面)は若干下面側へ延長されており、指向性変換部30は、平坦部28と延長された光反射部25aとの間に傾斜面を設けることによって形成されており、当該傾斜面は平坦部28の延長線よりも下面側へ突出している。
この実施例でも、偏向パターン25は平坦部28の延長線よりも上方に引っ込んでいて凹パターンとなっており、平坦部28の延長線は光反射部25aと交差している。指向性変換部30は、偏向パターン25に入射する光の指向性を狭くする働きをするものであるが、この実施例では、指向性変換部30で光を反射させることによって光反射部25aに入射する光の指向性を高めるようにしている。
しかして、このような傾斜面からなる指向性変換部30にあっては、図23に示すようにして光反射部25aに入射する光の指向性を高めることができる。すなわち、指向性変換部30は、光反射部25a側で下方へ下がるように傾斜しているので、この指向性変換部30で反射された光は、平坦面28と平行な平面で反射された場合よりも小さな入射角で光反射部25aに入射することになり、光反射部25aに入射する光の拡がりが狭くなって指向性が向上させられる。この結果、光出射面24から出射される光の指向性も向上することになる。
偏向パターン25は、光反射部25aとその光源21から遠い側で対向する再入射面25b(第3の傾斜面)によって断面三角形状に形成されている。そのため、光反射部25aを透過した光31は、再入射面25bから導光板22内に入射し、再利用される。よって、光のロスが低減して光利用効率が向上する。また、この面光源装置をフロントライトとして用いた場合には、ノイズ光の出射を低減することができるので、液晶表示装置の画面のコントラストを向上させることができる。
図24は光反射部25aに入射する光の光度分布を示す図であって、太線は指向性変換部30を設けた本実施例における光度分布を示し、細線は指向性変換部のない従来例の光度分布(図4と同じもの)を示している。また、図25は光出射面24から出射する光の光度分布を示す図であって、太線は指向性変換部30を設けた本実施例における光度分布を示し、細線は指向性変換部のない従来例の光度分布(図5と同じもの)を示している。ここで、導光角度の最大値は±41°としており、導光角度φ1、入射角度φ2、出射角度φ3の定義は図6に示したとおりである。なお、導光板内に入射した光の光度分布は、指向性変換部30の影響を受けないので、指向性変換部30を設けた本実施例でも、従来例でも図3のような光度分布となる。
光度分布がその最大値の1/10以上となる領域の幅を指向性と定義すると、図24によれば、指向性変換部30を設けた本実施例では、比較例と比較して指向性が大幅に向上していることが分かる。
また、図25によれば、指向性変換部30が無い従来例では、出射光の光度分布がφ3=0°の方向をピークとし、光源21から離れる方向にφ3=90°付近まで広がってしまっている。一方、指向性変換部30を有する本実施例の場合には、出射光の光度分布はφ3=0°の方向をピークとして光源21から離れる方向に45°程度までしか広がっておらず、不要な方向への出射光を低減できていることが分かる。
出射光の広がりについては、指向性変換部30の幅Dや傾斜角αを最適化することにより任意の視野角に設定することができる。指向性変換部30の傾斜角αを大きくしていくと、光反射部25aに入射する光の指向性が向上する一方、傾斜角αが大きくなりすぎると、指向性変換部30に入射する光の量が小さくなる。従って、指向性変換部30の傾斜角αには、適当な値の範囲が存在する。
図26は、指向性変換部30の傾斜角αを変化させ、光出射面24から出射される光の光度分布の半値幅を求めてプロットしたものである。また、図27は、指向性変換部30の傾斜角αを変化させ、光出射面24に垂直な方向から出射角度φ3=−30°〜+30°の方向に出射される光の光束を求めてプロットしたものである。図26によれば、指向性変換部30の傾斜角αが10°以上のとき、指向性変換部30がない場合(すなわち、α=0°の場合)と比較して出射光の光度分布の半値幅が十分小さくなっている。また、図27によれば、指向性変換部30の傾斜角αが25°以下のとき、指向性変換部30が無い場合(α=0°の場合)に比べて出射角度φ3が±30°以内の方向に出射する光の光束が大きくなっている。一方、指向性変換部30の傾斜角αが25°以上になると、図26に示されている出射光の半値幅や図27に示されている出射光束はほとんど変化していない。これは指向性変換部30に入射する光の量が小さくなったため、指向性変換部30の傾斜角αを変化させても光出射面24からの出射光にほとんど影響を与えていないためである。以上より、指向性変換部30の平坦部28に対する傾きは、10°以上25°以下とするのが望ましく、それによって最も効率よく指向性を向上させることができる。特に、指向性変換部30の傾斜角αが10°以上20°以下の場合には、光出射面24から出射される出射光の輝度分布が所定の角度内でのみ高く、その他の角度では急激に小さくなり、光の利用効率が高く視野角内での明るさも均一となる。
さらに、光反射部25aの導光板下面と平行な方向に対する傾斜角βを30°以上60°以下とすることにより、光反射部25aに入射した光の指向性を劣化させることなく光出射面24に向けて反射させることができ、光出射面24から任意の方向に向けて指向性の高い光を出射させることができる。特に、光出射面24から垂直方向に光を集めたい場合には、傾斜角βを40°以上60°以下にするのが望ましく、光出射面24から斜め方向に比較的多く光を出射したい場合には、傾斜角βは30°以上50°以下にするのが望ましい。また、再入射面25bの導光板下面と平行な方向に対する傾斜角γは、90°に近いほどよく、実質的には80°以上90°以下とすることにより、光反射部25aを透過した光を再入射面25bからより多く導光板22内に再入射させることができる。
図28は偏向パターン25と指向性変換部30の最適な寸法例を示している。この例では、指向性変換部30の傾斜角α=15°、光反射部25aの傾斜角β=42°、再入射面25bの傾斜角γ=85°となっており、指向性変換部30の幅D=5μm、高さH=1.3μm、光反射部25aの幅W=6μm、再入射面25bの幅K=0.36μm、高さV=4.1μmとなっている。
図29はこの実施例の変形例を説明する図であって、指向性変換部30及び偏向パターン25の断面を表わしている。この変形例は、指向性変換部30を曲面や折曲面、複数の傾斜面で構成したものであって、特に図29に示したものでは、導光板22の下面外側から見て凹面となる曲面によって指向性変換部30を形成している。導光板22の下面外側から見て凹面となるように指向性変換部30を形成すれば、光出射面24から出射される光の指向性をより高めることができる。図9を見ると分かるように、平坦部18で反射した後に光反射部25aに入射する光の入射角は、平坦部28において光が反射した位置と光反射部25aとの距離に依存しており、平坦部28に対して光源21から遠い位置に入射した光ほど光出射面24から大きな角度で斜めに出射される。よって、この変形例のように、指向性変換部30を凹状の曲面などに形成すれば、指向性変換部30に対して光源21から遠い位置に入射した光が、光反射部25aで反射させた後に光出射面24に垂直な方向に近づくので、指向性がより高くなる。
図30は本実施例の別な変形例を説明する図であって、指向性変換部30及び偏向パターン25の断面を表わしている。この変形例は、光反射部25aを曲面や折曲面、複数の傾斜面によって構成し、光反射部25aが導光板22の下面側から見て凸状となるようにしたものである。特に図30に示したものでは、光反射部25aを2種類の傾斜角β1、β2からなる傾斜面としている。ここで、傾斜角がβ1の領域は、平坦部28よりも導光板22の外側に突出した領域であり、この領域には下向きの光31しか直接に入射せず、光出射面24に垂直な方向に対して比較的小さな角度で反射される。そして、傾斜角β1を小さくすることにより、傾斜角β1の領域に入射した光のうち、この領域を透過する光を減少させ、ノイズ光を低減させることができる。
図31は本実施例のさらに別な変形例を説明する図である。この変形例では、再入射面25bの先端が、その光源側に位置している平坦部28の延長線上よりも外にδだけ突出している。こうして再入射面25bを下面側へ突出させておけば、光反射部25aを透過した光をより多く再入射面25bで捕捉して導光板22内に再入射させることができる。これにより、光の利用効率をより向上させることができる。また、フロントライトとして用いる場合には、ノイズ光を減少させて画面のコントラストを向上させることができる。
再入射面25bの望ましい突出長δは、光反射部25aを透過したほぼ全ての光を再入射面25bで捕捉できる高さである。そのためには、図32に示すように、最大導光角度φ1max(例えば、φ1max=41°)の光が光反射部25aの下端から漏れたとき、再入射面25bに入射させられる高さとしておけばよい。そのためには、光反射部25aの幅をW、再入射面25bの幅をKとすれば、
δ≧(W+K)tanφ1max
とすればよい。
図33は本実施例のさらに別な変形例を説明する図である。図31の変形例のように再入射面25bの先端が、その光源側に位置している平坦部28の延長線上よりも外に突出していると、光源側に位置している平坦部28と光源と反対側に位置している平坦部28との間に段差が生じる。そのため、この変形例では、再入射面25bの光源と反対側に段差調整部32を設け、光源側に位置している平坦部28と光源と反対側に位置している平坦部28との間に段差が生じないようにしている。図33に示す例では、段差調整部32を傾斜面とし、その傾斜角を30°以上50°以下としている。
なお、図示しないが、実施例1のように光が入射しない指向性変換部と、実施例2のように入射した光を指向性が高くなるように反射させる指向性変換部とを組み合わせてもよい。
(実施例3)
図34は本発明のさらに別な実施例による面光源装置の一部を示す断面図である。この実施例では、再入射面25bの先端を平坦部28の延長線上よりも外に突出させると共に、再入射面25bの光源から遠い側に、再入射面25bから再入射した光を光出射面24に向けて反射させるための再反射面33(第4の傾斜面)を形成している。また、この再反射面33によって平坦部28が段差のない同一平面となるようにしている。
しかして、図34に示すように、この実施例によれば、光反射部25aから漏れた光を再入射面25bで効率よく捕捉して導光板22内に再入射させ、光の利用効率を高めると共にノイズ光を低減することができる。さらに、この実施例では、再入射面25bから再入射した光を再反射面33で反射させることによって光出射面24に垂直な方向へ出射させることができ、面光源装置の指向性をさらに向上させることができる。
再反射面33の平坦部28に対する傾斜角εを30°以上50°以下とすれば、再反射面33で反射されて光出射面24から出射される光を、光反射部25aで反射して光出射面24から出射する光と同じ方向に出射させることができる。
また、この実施例では、導光板22内を導光する光に対して、再反射面33が光反射部25aの陰となるようにしている。そのためには、図35に示すように、再入射面25bの幅をK、再反射面33の幅をL、再反射面33の上端から測った光反射部25aの上端までの高さをQとすれば、最大導光角度φ1max(例えば、41°)に対して次式を満たすようにすればよい。
Q≧(K+L)tanφ1max
導光板22内を導光する光が再反射面33に直接入射すると、その一部の光は再反射面33を透過して外部に漏れてロストなる。しかし、図35に示すように、導光板22内を導光する光に対して、再反射面33が光反射部25aの陰となるようにしてあれば、導光板22内を導光する光が再反射面33から外部に漏れるのを防ぐことができる。これにより、不要な方向への光の出射を防ぎ、光の利用効率向上とノイズ光の低減が可能となる。
また、この実施例でも、再入射面25bの突出長を、光反射部25aを透過した光がほぼ全て再入射面25bに入射するような寸法としておくことが望ましい。それによって、光反射部25aを透過した光をほぼ全て導光板22に再入射させることができ、より光の利用効率の向上とノイズ光の低減を図ることができる。
図36はこの実施例の最適な数値例を示している。この例では、指向性変換部30の傾斜角α=15°、光反射部25aの傾斜角β=42°、再入射面25bの傾斜角γ=85°、再反射面33の傾斜角ε=40°としている。また、指向性変換部30の幅D=5μm、光反射部25aの幅W=6μm、再入射面25bの幅K=0.64μm、再反射面33の幅L=3.9μmとしている。このとき、再反射面33は、平坦部28の延長線に対してδ=3.3μmだけ突出している。
図37はこの実施例の変形例を示し、再反射面33を曲面によって構成している。再反射面33を曲面によって構成してもノイズ光を減少させることができる。また、再反射面33を図37のような曲面によって構成すれば、導光板22の作製が容易で、かつ、面光源装置の組込み時などにおいて他の部材と接触しても再反射面33がつぶれにくくなる。
図38はこの実施例の別な変形例であり、平坦部28を傾斜させることによって平坦部28に再反射面33の機能を持たせるようにしている。従って、この変形例では、再反射面33は存在しないが、この場合も同様にノイズ光を減少させることができる。
(実施例4)
図39は本発明のさらに別な実施例による面光源装置を示す斜視図である。図40は当該面光源装置の概略断面と、導光板における光の挙動を示す図である。図41は偏向パターン近傍を拡大して示す導光板の断面図である。この面光装置は、平坦部28が傾斜したプリズム状のパターンを有する導光板22において、平坦部28と偏向パターン25との間に指向性変換部30を形成したものである。すなわち、偏向パターン25(光反射部)が下方へ延長されており、延長された偏向パターン25と平坦部28との間に傾斜面によって指向性変換部30が設けられている。この指向性変換部30は偏向パターン25に入射する光の指向性を狭くする働きをするものであって、第1の実施例と同じように導光板22内を導光する光が指向性変換部30に入射しないようになったものでもよく、実施例2とおなじように偏向パターン25に入射する光の指向性が高くなるように指向性変換部30で入射光を反射させるようにしたものでもよい。
例えば、図41に示すように、指向性変換部30で入射光を反射させることによって偏向パターン25に入射する光の入射角を小さくすることができるので、偏向パターン25で反射された光は、光出射面24と平行な方向へ向けられ、光出射面24から出射される光の指向性を向上させることができる。
この実施例では、平坦部28の延長線は偏向パターン25と交差しており、各面の角度は平坦部28と平行な平面を基準として定められる。例えば、平坦部28は導光板22の下面に対してσ=5°傾いており、指向性変換部30は平坦部28の延長線に対してα=15°の傾斜角を持ち、偏向パターン25は平坦部28の延長線に対してβ=60°の傾斜角を有している。
図42はこの実施例の変形例であって、平坦部28を逆向きに傾斜させたものである。すなわち、平坦部28は、光源21から遠ざかるにつれて光出射面24側に近づくように傾斜している。
(実施例5)
図43は本発明にかかるさらに別な実施例を示す斜視図であって、LEDを用いた線状光源を光源21として用いた実施例であり、また、導光板の偏向パターン及び指向性変換部と同じものを光源21の導光体に用いた実施例である。図44はこの光源21の作用を説明するための平面図である。光源21は、屈折率の高い透明樹脂によって形成されたくさび状の導光体(以下、くさび状導光体という)35と、くさび状導光体35の側端面に対向させて配置された点光源34と、くさび状導光体35の背面に配置された正反射板36とからなっている。ここで、くさび状導光体35の背面には光をくさび状導光体35の光出射面35aから出射させるための偏向パターン37が多数設けられている。また、点光源34は1個もしくは複数個のLEDを透明樹脂内に封止したものであり、透明樹脂は前面を除いて白色樹脂によって覆われ、発光ダイオードから出射された光は、直接あるいは白色樹脂の内面で反射された後、前方へ効率良く出射される。
くさび状導光体35の偏向パターン37は、これまで説明したような導光板の偏向パターンと同じような構造を有している。例えば、図44に示すように、偏向パターン37は、くさび状導光体35の背面に対して凹状のパターンとなっており、光反射部37aと再入射面37bによって構成されている。光反射部37aは、入射する光を反射させてくさび状導光体35の光出射面35aからほぼ垂直な方向へ出射させる働きをするものである。再入射面37bは、光反射部37aから漏れた光を偏向パターン37内に再入射させる働きをするものである。また、偏向パターン37の背面においては、光反射部37aとその光源側の平坦部38との間に、光反射部37aに入射する光の指向性を高めるための指向性変換部39が設けられており、指向性変換部39はくさび状導光体35の背面に対して突出している。
しかして、点光源34から出射された光(ランバート光)は、くさび状導光体35の側端面からくさび状導光体35内に入射する。くさび状導光体35内に入射した光は、図44に示すように、くさび状導光体の光出射面35a及び背面で反射しながら進行し、光反射部37aで反射されると、光出射面35aからほぼ垂直に出射される。
このとき、指向性変換部39で反射して光反射部37aに入射する光の光反射部37aへの入射角度は、くさび状導光体35の背面で反射して光反射部37aへ入射する光の入射角より小さくなるため、光反射部37aに入射する光の指向性が向上する。光反射部37aで反射された光は、くさび状導光体35の光出射面35aからほぼ垂直方向に出射されることになるので、光反射部37aに入射する光の指向性が高められることによって光出射面35aから出射される光の指向性も向上する。
本実施例において、くさび状導光体35の光出射面35aから出射される光はくさび状導光体35の前面にほぼ垂直であり、指向性が高いことから、このような光源21を線状光源として用いた場合には、点光源の光を効率よく線状に広げて出射させることができる。
(実施例6)
図45は本発明のさらに別な実施例を示す斜視図である。この実施例では、光源21としてLED等の点光源を用いている。点光源状の光源21は、導光板22の光入射面23の中央部に対向させて配置されている。導光板22の下面には、図46に示すように、光源21をほぼ中心とする同心円状の各円弧に沿って偏向パターン25が配置されており、偏向パターン25の長手方向は光源21をほぼ中心とする円弧の接線方向と平行になっている。つまり、各偏向パターン25は、光出射面24に垂直な方向から見て、光源21と当該偏向パターン25とを結ぶ方向と当該偏向パターン25の長手方向とが直交するように配置されている。また、偏向パターン25のパターン密度は、光源21から遠くなるに従って次第に大きくなっている。
図47は偏向パターン25を導光板内部から見た斜視図であって、偏向パターン25は光反射部25aと再入射面25bによって構成されており、光反射部25aの光源側には指向性変換部30が設けられている。
この面光源装置においては、光源21から出射された光は、導光板22内において放射状に拡がり、偏向パターン25で反射されて光出射面24に垂直な方向へ出射される。従って、このような面光源装置においても、上記各実施例で説明したような指向性変換部30を設けることにより、光出射面24から出射される光の指向性を向上させることができる。
図48(a)(b)は、偏向パターン25で反射する前後における光の指向性を示す図であって、図48(a)は偏向パターン25の断面と垂直な方向から見た図、図48(b)は光出射面24に垂直な方向から見た図である。この面光源装置では、偏向パターン25の長手方向と光源21と結ぶ方向とが直交しているので、図48(b)に示すように、光出射面24に垂直な方向から見た状態では、偏向パターン25で反射しても導光方向に対して横方向には指向性はほとんど広がらず、かつ、導光方向も変化しない。そのため、導光板22内を導光する光は円周方向には広がらず、この方向では狭い指向性を有している。これに対し、導光板22内を導光する光は、光出射面24に垂直な断面内では、図48(a)に示すように比較的広い指向性を有しているので、指向性変換部30を設けてこの面内における指向性を向上させることにより、任意の方位で指向性の高い正面出射光を得ることができる。よって、このような実施例によれば、点光源状の光源21から出射された光を導光板22全体に均一に広げ、光出射面24から垂直な方向に向けて狭い指向性の光を出射させることが可能になる。なお、このような偏向パターン25の機能の詳細については、特願2003−146925に開示されている。
図49は偏向パターン25の別な形状を示す平面図である。この偏向パターン25は長手方向に沿って蛇行している。導光板22内における光の指向性は、パターン配列の円周方向(導光方向に対して横方向)で狭いので、そのままでは円周方向で画面の視野が狭くなる恐れがある。このような蛇行した偏向パターン25を用いれば偏向パターン25で反射した光の指向性を円周方向で広げることができ、半径方向の指向性と円周方向の指向性との差を小さくすることができ、液晶表示装置に用いたときには視認性が良好となる。図49では偏向パターン25を波状に蛇行させたが、図50に示すように、各偏向パターン25の向きをばらつかせてもよい。
図51は本実施例の変形例であって、これは導光板22のコーナー部に点光源状の光源21を配置し、光源21をほぼ中心として同心円状に偏向パターン25を配置したものである。この変形例では、光源21をコーナー部に置いているので、光源21から出射される光の拡がり角が狭くてすみ、導光板22の隅が暗くなりにくくなるという長所がある。
また、図51の変形例では、光出射面24に垂直な方向から見たとき、偏向パターン25の長さ方向と直交する直線を描いたとき、光源21を中心として同一円周上に配置された各偏向パターン25の長さ方向に直交する各直線は、一点Pで交わるように偏向パターン25が配置されている。この結果、光出射面24から出射される光の最大光度の方向がほぼ平行に揃うようになっている。なお、このような偏向パターン25の機能についても、特願2003−146925に詳細に開示されている。
(液晶表示装置)
図52に示すものは、本発明の面光源装置41をバックライトとして用いた液晶表示装置の断面図である。面光源装置41は、透過型の液晶パネル42の背面に配置されており、液晶パネル42の背面には反射シート44が配置されている。この液晶表示装置にあっては、面光源装置41によって背面から液晶パネル42を照明し、液晶パネル42に画像を生成させている。このような液晶表示装置において、本願の面光源装置を用いれば、指向性を高めて正面輝度を向上させることができるので、正面からの視認性が良好となる。また、従来のバックライトの構成で必要とされていたプリズムシートや拡散板の機能(モアレ防止、輝度向上)を面光源装置41の構成だけで満足できる。よって、面光源装置41と液晶パネル42の間にプリズムシートや拡散板を必ず挿入する必要はない。反射シート44についても、反射効率の良い部材に直接面光源装置41を取り付けるだけで機能を満足するため、反射シート44を必ずしも貼り付ける必要はない。
また、図53に示すものは、本発明の面光源装置41をフロントライトして用いた液晶表示装置の断面図である。面光源装置41は、反射型の液晶パネル42の前面に配置されており、前面から液晶パネル42を照明する。前面から液晶パネル42に入射した面光源装置41の光は、液晶パネル42で反射して画像を生成する。このような液晶表示装置において、本願の面光源装置を用いれば、指向性を高めて正面輝度を向上させることができると共に、画面のコントラストを向上させることができ、正面の視認性が良好となる。
また、図54は液晶表示装置の別な例を示す。この液晶表示装置に用いられている面光源装置41では、光源21と対向する光入射面23以外の外周面をテーパー状に傾斜させている。22の縁をテーパー状に傾斜させているので、導光板22の縁に達した光が導光板22の縁から漏れにくくなり、導光板22の縁に達した光を縁で反射させることによって液晶パネル側へ出射させることができ、光の利用効率が向上する。
あるいは、導光板22の光入射面23以外の外周面には、黒色塗料を塗布してもよい。黒色塗料を塗布しておけば、導光板22の縁に達した光を吸収させることができるので、導光板22の縁から光が漏れて迷光となるのを防止することができる。
(電子機器)
図55は上記液晶表示装置51をディスプレイとして用いた携帯電話52、図56は液晶表示装置51をディスプレイとして用いたPDA等の携帯用モバイル53である。これらは、上記の液晶表示装置51を用いているので、ディスプレイが見易くなり、また、光の利用効率が高いので、バッテリーの消耗を抑えることができる。
導光板に凹パターンを形成した従来の面光源装置を示す概略断面図である。 図1の面光源装置の凹パターンを拡大して示す概略断面図である。 導光板内に入射した光の光度と導光角度φ1との関係を示す図である。 凹パターンに入射する光の光度と入射角度φ2との関係を示す図である。 光出射面から出射した光の光度と出射角度φ3との関係を示す図である。 図3〜図5で用いた導光角度φ1、入射角度φ2及び出射角度φ3の定義を説明する図である。 図1の面光源装置の問題点を説明する図である。 図1の面光源装置の問題点を説明する図である。 図1の従来例における凹パターンに入射した光線を表した図である。 導光板の光出射面と対向する面をプリズムパターンにより形成した従来の面光源装置を示す概略断面図である。 導光板の光出射面と対向する面に三角形状の凸パターンを形成した従来の面光源装置を示す概略断面図である。 図11の面光源装置をフロントライトとして用いたときの問題点を説明する図である。 本発明の実施例1による面光源装置を示す斜視図である。 実施例1の面光源装置の概略断面と、導光板における光の挙動を示す図である。 実施例1の面光源装置における偏向パターンを拡大して示す断面図である。 実施例1において、偏向パターンに入射した光の挙動を説明する図である。 実施例1における指向性変換部の作用説明図である。 実施例1における指向性変換部の作用説明図である。 光反射部の幅に対する指向性変換部30の幅の比D/Wと、光出射面から出射される光の光度の半値幅との関係を表した図である。 実施例1の変形例を示す概略断面図である。 本発明の実施例2による面光源装置を示す斜視図である。 実施例2の面光源装置の概略断面図である。 実施例2における、指向性変換部の作用説明図である。 光反射部に入射する光の光度分布を示す図であって、太線は指向性変換部を設けた本実施例における光度分布を表し、細線は指向性変換部のない従来例の光度分布を表している。 光出射面から出射する光の光度分布を示す図であって、太線は指向性変換部を設けた本実施例における光度分布を表し、細線は指向性変換部のない従来例の光度分布を表している。 指向性変換部の傾斜角αを変化させ、光出射面から出射される光の光度分布の半値幅を求めてプロットした図である。 指向性変換部の傾斜角αを変化させ、光出射面に垂直な方向から出射角度φ3=−30°〜+30°の方向に出射される光の光束を求めてプロットした図である。 実施例2における偏向パターンと指向性変換部の最適な寸法例を示す図である。 実施例2の変形例を示す概略断面図である。 実施例2の別な変形例を示す概略断面図である。 実施例2のさらに別な変形例を示す概略断面図である。 再入射面の突出量δを決定する方法を説明する図である。 実施例2のさらに別な変形例を示す概略断面図である。 本発明の実施例3による面光源装置の一部を示す断面図である。 実施例3において、再反射面の上端から測った光反射部の上端までの高さを決定する方法を説明する図である。 実施例3の最適な数値例を示す図である。 実施例3の変形例を示す概略断面図である。 実施例3の別な変形例を示す概略断面図である。 本発明の実施例4による面光源装置を示す斜視図である。 実施例4による面光源装置の概略断面図である。 実施例4の作用説明のための図である。 実施例4の変形例を示す概略断面図である。 本発明の実施例5による面光源装置を示す斜視図である。 実施例5における光源の作用説明のための断面図と、その一部を拡大して示す図である。 本発明の実施例6示す斜視図である。 実施例6において導光板の下面に形成されている偏向パターン及び指向性変換部の配置を示す図である。 偏向パターンを導光板内部から見た斜視図である。 (a)(b)は、実施例6において、偏向パターンに入射する光の指向性と偏向パターンで反射した光の指向性を説明する図である。 偏向パターンの別な形状を示す平面図である。 偏向パターンのさらに別な配置を示す平面図である。 実施例6の変形例を示す概略図である。 本発明の面光源装置をバックライトして用いた液晶表示装置の断面図である。 本発明の面光源装置をフロントライトして用いた液晶表示装置の断面図である。 液晶表示装置の別な例を示す概略断面図である。 本発明の液晶表示装置をディスプレイとして用いた携帯電話を示す斜視図である。 本発明の液晶表示装置をディスプレイとして用いたPDA等の携帯用モバイルを示す斜視図である。
符号の説明
21 光源
22 導光板
23 光入射面
24 光出射面
25 偏向パターン
25a 光反射部
25b 再入射面
28 平坦部
30 指向性変換部
32 段差調整部
33 再反射面

Claims (21)

  1. 光入射面から入射した光を伝搬させ光出射面から出射させる導光板と、導光板の光入射面側に配置された光源とを有する面光源装置において、
    前記導光板の光出射面に対向する面は、前記導光板内の光を反射して導光させる平坦部と、導光する光を反射して光出射面から出射させる光反射部とを有しており、
    前記光反射部は、少なくともその一部が前記光反射部より光源側にある前記平坦部の延長線上よりも導光板の内側に位置し、前記光反射部の光源側には前記光反射部に入射する光の指向性を向上させる指向性変換部を有することを特徴とする面光源装置。
  2. 光入射面から入射した光を伝搬させ光出射面から出射させる導光板と、導光板の光入射面側に配置された光源とを有する面光源装置において、
    前記導光板の光出射面に対向する面は、前記導光板内の光を反射して導光させる平坦部と、導光する光を反射して光出射面から出射させる光反射部とを有しており、
    前記平坦部と前記光反射部の間には、前記光反射部に入射する光の指向性を向上させる指向性変換部が設けられており、
    前記光反射部より光源側にある平坦部の延長線が前記光反射部と交わることを特徴とする面光源装置。
  3. 前記指向性変換部は、前記平坦部と前記光反射部の間に設けられており、かつ、前記導光板内を導光する光が入射しない領域であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の面光源装置。
  4. 前記指向性変換部は、前記平坦部と前記光反射部の間に設けられており、かつ、前記導光板内を導光する光を反射させない領域であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の面光源装置。
  5. 前記指向性変換部は前記平坦部と前記光反射部の間に設けられており、前記指向性変換部は、指向性変換部で反射した光の光出射面となす角度が指向性変換部に入射する光の光出射面となす角度よりも小さくなるように光を反射することをことを特徴とする、請求項1又は2に記載の面光源装置。
  6. 前記導光板の光出射面に垂直な方向から見たとき、前記指向性変換部の幅が前記光反射部の幅の4倍以下であることを特徴とする、請求項3、4又は5に記載の面光源装置。
  7. 前記指向性変換部は第1の傾斜面によって形成され、第1の傾斜面は前記平坦部よりも外側に向けて突出していることを特徴とする、請求項6に記載の面光源装置。
  8. 前記第1の傾斜面の前記平坦部に対する傾斜角が、10°以上25°以下であることを特徴とする、請求項7に記載の面光源装置。
  9. 前記光反射部は第2の傾斜面によって形成され、その平坦部に対する傾斜角が30°以上60°以下であることを特徴とする、請求項8に記載の面光源装置。
  10. 前記光反射部は第2の傾斜面によって形成され、第2の傾斜面を透過した光を導光板内に再入射させる第3の傾斜面が第2の傾斜面の近傍に形成されていることを特徴とする、請求項7に記載の面光源装置。
  11. 前記第1の傾斜面の前記平坦部に対する傾斜角が、10°以上25°以下であることを特徴とする、請求項10に記載の面光源装置。
  12. 前記第2の傾斜面の前記平坦部に対する傾斜角が30°以上60°以下であり、前記第3の傾斜面の前記平坦部に対する傾斜角が80°以上であることを特徴とする、請求項11に記載の面光源装置。
  13. 前記第3の傾斜面は、第3の傾斜面より光源側に位置する平坦部の延長線上よりも外側に突出していることを特徴とする、請求項10、11又は12に記載の面光源装置。
  14. 前記第3の傾斜面の前記光源から遠い側には、第3の傾斜面と平坦部とを結ぶ第4の傾斜面が設けられていることを特徴とする、請求項13に記載の面光源装置。
  15. 前記第4の傾斜面の前記平坦部に対する傾斜角は、30°以上50°以下であることを特徴とする、請求項14に記載の面光源装置。
  16. 前記第4の傾斜面は、導光板内を導光する光から見て第2の傾斜面の陰となる領域に含まれることを特徴とする、請求項14及び15に記載の面光源装置。
  17. 前記第3の傾斜面の突出高さは、最大の導光角度で導光板内を導光する光が前記第2の傾斜面の突出部を透過して第3の傾斜面に入射することができる高さに定められていることを特徴とする、請求項13、14又は15に記載の面光源装置。
  18. 前記光源は点光源であり、前記導光板の光出射面に垂直な方向から見て、前記光反射部は長手方向の方向性を有しており、前記点光源を中心として同一円周上にある各光反射部の長手方向に垂直な直線が実質的に1点で交わることを特徴とする、請求項1〜17に記載の面光源装置。
  19. 前記光源は点光源であり、前記導光板の光出射面に垂直な方向から見て、前記光反射部は長手方向の方向性を有しており、光反射部の長手方向が、当該光反射部と光源とを結ぶ方向に実質的に直交していることを特徴とする請求項1〜17に記載の面光源装置。
  20. 請求項1〜19に記載の面光源装置と、画像表示パネルとを備えた画像表示装置。
  21. 請求項20に記載の画像表示装置をディスプレイとして備えた電子機器。
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