JP2005267492A - サービス連携処理装置、及びサービス連携処理方法 - Google Patents

サービス連携処理装置、及びサービス連携処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のサービスを組み合わせたサービス連携処理毎の適切な集計を実行可能なサービス連携処理装置、及び、サービス連携処理方法を提供する。
【解決手段】 連携処理サーバ22から送信される個別指示情報を受信したか否か判定して、受信するまで待機する(S40)。各サービス処理装置24は、個別指示情報に記述されたサービス処理依頼内容を解釈して、サービス処理を実行する(S41)。サービス処理の実行が完了したら、サービス処理の結果ログを依頼ID、クライアントID、請求先情報と共にサービス処理装置24に記録する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、複数の処理を連携して実行するサービス連携処理装置、及び、複数の処理を連携して実行するサービス連携処理方法に関する。
従来、コピー、スキャン蓄積、ファックス送信、ファイル転送、メール送信、画像処理、ファイル変換、などの各サービスを、サービスの組み合わせを記述したプログラムによって複数個連携する技術については提案されている(特許文献1参照、以下この技術をJFS(Job Flow Service)という)。しかしながら、従来は、一連の連携処理毎にサービス処理の結果集計は行われることはなく、コピー、ファックス送信、などの単独のサービス処理毎や、処理を依頼したユーザー毎に集計が行われるのみであった。現在、複数のサービスを組み合わせたサービス連携処理毎の集計の仕組みが求められている。
特開2001−306534号公報
本発明は、上述の要請に応えるべく提案されたものであり、複数のサービスを組み合わせたサービス連携処理毎の適切な集計を実行可能なサービス連携処理装置、及び、サービス連携処理方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明であるサービス連携処理装置は、一連のサービス処理を複数のサービス処理部で連携して処理するサービス連携処理装置であって、前記一連のサービス処理を構成する個々のサービス処理の内容、及び、サービス処理の連携に関する情報を含んだ指示情報に基づいて前記一連のサービス処理を依頼するサービス依頼手段と、前記サービス依頼手段により依頼される一連のサービス処理に、依頼毎の依頼IDを付加する依頼ID付加手段と、前記個々のサービス処理の結果を、前記依頼IDと共に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された個々のサービス処理の結果を前記依頼ID毎に出力する結果出力手段と、を備えている。
請求項6記載の発明であるサービス連携処理方法は、一連のサービス処理を複数のサービス処理部で連携して処理するサービス連携処理方法であって、前記一連のサービス処理を構成する個々のサービス処理の内容、及び、サービス処理の連携に関する情報を含んだ指示情報に基づいて前記一連のサービス処理を依頼し、前記依頼された一連のサービス処理に、依頼毎の依頼IDを付加し、前記個々のサービス処理の結果を、前記依頼IDと共に記憶し、前記記憶された個々のサービス処理の結果を前記依頼ID毎に出力する、ものである。
請求項9に記載の発明であるサービス連携処理制御プログラムは、一連のサービス処理が複数のサービス処理部で連携して処理されるようにコンピュータを機能させるサービス連携処理プログラムであって、前記一連のサービス処理を構成する個々のサービス処理の内容、及び、サービス処理の連携に関する情報を含んだ指示情報に基づいて前記一連のサービス処理を依頼し、前記依頼された一連のサービス処理に、依頼毎の依頼IDを付加し、
前記個々のサービス処理の結果を、前記依頼IDと共に記憶し、前記記憶された個々のサービス処理の結果を前記依頼ID毎に出力する、ようにコンピュータを機能させるものである。
上記の発明は、ユーザーからの要求に応じて一連のサービス処理を複数のサービス処理部で連携して処理するものである。サービスとは、外部からの要求に応じて文書に関する利用可能な機能をいい、例えば、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送受信、メール配信など特に限定されるものではない。
上記発明では、一連のサービス処理は、この一連のサービス処理を構成する個々のサービス処理の内容、及び、サービス処理の連携に関する情報を含んだ指示情報に基づいて依頼される。依頼された一連のサービス処理には依頼毎の依頼IDが付加される。したがって、一連のサービス処理を構成する個々のサービス処理は同一の依頼IDで特定される。この依頼IDは、個々のサービス処理の結果と共に記憶され、依頼ID毎に個々のサービス処理の結果が出力される。
上記発明によれば、一連のサービス処理毎に依頼IDを付加し、個々のサービス処理の結果を依頼IDと共に記憶するので、依頼ID毎に個々のサービス処理の結果を出力することができる。
請求項2に記載の発明であるサービス連携処理装置は、請求項1に記載の発明であって、前記記憶手段は、前記複数のサービス処理部の各々に備えられ、前記個々のサービス処理の結果は、個々のサービス処理が実行されたサービス処理部の記憶手段に記憶され、前記記憶手段に記憶された個々のサービス処理の結果を取得する結果取得手段をさらに備えた、 ことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明であるサービス連携処理方法は、請求項5に記載の発明であって、前記個々のサービス処理の結果及び前記依頼IDは、個々のサービス処理が実行されたサービス処理部の各々に記憶され、前記記憶された個々のサービス処理の結果は結果取得手段により取得される、ことを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明であるサービス連携処理制御プログラムは、請求項9に記載の発明であって、前記個々のサービス処理の結果及び前記依頼IDは、個々のサービス処理が実行されたサービス処理部の各々に記憶され、前記記憶された個々のサービス処理の結果は結果取得手段により取得される、ようにコンピュータを機能させることを特徴とするものである。
上記発明によれば、サービス処理を実行した個々のサービス処理部に当該個々のサービス処理の結果及び依頼IDを記憶しておくので、他に記憶手段を設ける必要がない。この場合の集計は、結果取得手段により個々のサービス処理の結果及び依頼IDを取得して、依頼ID毎に個々のサービス処理の結果を出力することにより行うことができる。
請求項3に記載の発明であるサービス連携処理装置は、請求項2に記載の発明であって、個々のサービス処理に対応するサービス料金を記憶すると共に、前記結果取得手段によって取得された個々のサービス処理の結果及びこのサービス処理に対応するサービス料金に基づいて前記一連のサービス処理の料金を集計する料金管理手段、をさらに備えたものである。
請求項7に記載の発明であるサービス連携処理方法は、請求項6に記載の発明であって、個々のサービス処理に対応するサービス料金を記憶すると共に、前記結果取得手段によって取得された個々のサービス処理の結果及びこのサービス処理に対応するサービス料金に基づいて前記一連のサービス処理の料金を集計する、ことを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明であるサービス連携処理制御プログラムは、請求項10に記載の発明であって、個々のサービス処理に対応するサービス料金を記憶すると共に、前記結果取得手段によって取得された個々のサービス処理の結果及びこのサービス処理に対応するサービス料金に基づいて前記一連のサービス処理の料金を集計する、ようにコンピュータを機能させることを特徴とするものである。
上記発明では、個々のサービス処理に対応するサービス料金が記憶されている。このサービス料金は所定の場所にテーブルなどの形式で予め記憶しておけばよい。このサービス料金及び個々のサービス処理の結果に基づいて、一連のサービス処理の料金を集計することができる。
請求項4に記載の発明であるサービス連携処理装置は、請求項3に記載の発明であって、前記指示情報は、一連のサービス処理の料金請求先に関する請求先情報を含んで構成され、 前記記憶手段は、前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に記憶し、前記結果取得手段は、前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に取得し、前記料金管理手段は、前記請求先情報毎に前記一連のサービス処理の料金を集計する、ことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明であるサービス連携処理方法は、請求項7に記載の発明であって、前記指示情報は、一連のサービス処理の料金請求先に関する請求先情報を含んで構成され、 前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に記憶し、前記結果取得手段は、前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に取得し、前記請求先情報毎に前記一連のサービス処理の料金を集計する、ことを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明であるサービス連携処理制御プログラムは、請求項11に記載の発明であって、前記指示情報は、一連のサービス処理の料金請求先に関する請求先情報を含んで構成され、前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に記憶し、前記結果取得手段は、前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に取得し、前記請求先情報毎に前記一連のサービス処理の料金を集計する、ようにコンピュータを機能させることを特徴とするものである。
上記発明によれば、一連のサービス処理の料金請求先に関する請求先情報毎に一連のサービス処理の料金を集計することができる。
本発明は上記構成としたので、複数のサービスを組み合わせたサービス連携処理全体に対する適切な集計を実行することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(システム構成)
図1は、本発明の実施形態に係るサービス連携処理システム10の概略構成を示すブロック図である。サービス連携処理システム10は、様々なサービスやアプリケーションがネットワーク12を介して接続されたものである。ここで、サービスとは、外部からの要求に応じて文書に関する利用可能な機能をいう。サービスには、例えば、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送受信、メール配信、レポジトリへの格納やリポジトリからの読込、OCR(Optical Character Recognition)処理、ノイズ除去処理、翻訳、画像処理(セピア→カラー、シャープネス変換、色変換、イメージエンハンスなど)、ファイルフォーマット変換等が該当し、特に限定されるものではない。
サービス連携処理システム10は、具体的には、複数のサービスを連携させてユーザの所望の処理を指示するユーザインタフェースを備えたクライアント端末14と、ユーザの所望のサービスを検索するサービス検索サーバ16と、クライアント端末14で指示されたサービス連携に関する情報から指示書(指示書の詳細は後述する)を作成する指示書生成サーバ18と、指示書を管理する指示書管理サーバ20と、指示書に従って各サービスの連携処理を実行する連携処理サーバ22と、各サービスに対する料金管理を行う料金管理装置23と、を備えている。
さらに、サービス連携処理システム10は、様々なサービスを実行するための個別処理を行うサービス処理装置24として、画像文書のノイズ除去処理や画像回転処理やOCR処理や画像をバインドする等の画像処理を行う画像処理装置24A、文書を管理する文書管理サーバ24Bと、文書を配信する文書配信サーバ24Cと、ファクシミリ、プリンタ、スキャナ等の複数の機能を有する複合機24Dと、第1のサービス処理を行う第1のサービス処理装置24Eと、を備えている。
なお、サービス連携処理システム10は、本実施形態では所定のサービス処理を行う複数のサーバがネットワーク12を介して接続された構成となっているが、複数のサービスを1つの装置内で実施可能とした、サービス連携処理装置として構成することもできる。
ここで、指示書とは、一連の処理を複数の機能的な処理に分解した場合において、各機能の関係を表す情報と、各機能を呼び出すためのインタフェース(I/F)情報と、一連の処理に関するグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を構成するための情報と、を含んだデータをいう。
図2は、サービス連携処理システム10を構成する各サービス処理装置24の相互関係を説明するためのブロック図である。各サービス処理装置24は、自身が提供するサービスの内容を表すI/F情報を記憶している。
図3は、I/F情報の構成を示す概念図である。I/F情報は、<サービス種類(Service Class)>、<サービス名(Service Name)>、<サービス・アイコン(Service Icon)>、<サービスロケーション情報(Service Information Location)>、<入力(Input)>、<出力(Output)>、<パラメータ制限ルール(Parameter Restriction Rules)>、<サービス・ロケーション(Service Location)>、<メソッド名(Method Name)>、<起動方法(Invocation Scheme)>、<黙示要素(Inplicit Elements)>で構成されている。
<サービス種類>は、サービス処理装置24が提供するサービスの種類である。なお、<サービス種類>は、予め定義されているものが使用され、例えば、スキャン、プリント、レポジトリ、フロー等が該当する。<サービス名>は、サービス処理装置24が提供するサービスの名前である。<サービス・アイコン>は、クライアント端末14のGUIに表示するアイコンの位置情報である。
<サービスロケーション情報>は、指示書生成サーバ18がI/F情報を取得するために用いるURLである。<入力>は、サービスへの入力である。<出力>は、サービスからの出力である。<パラメータ制限ルール>は、<入力>や<出力>に適用される制限ルールである。<サービスロケーション>は、サービスを実際に使用するときの位置情報である。<メソッド名>は、サービス処理の提供手法やサービスを指し示す名称が記述されている。
<起動方法>は、サービス処理を呼び出し起動する方法である。なお、<起動方法>としては、例えばメッセージ交換のプロトコルであるSOAP(Simple Object Access Protocol)、STMP(Simple Mail Transfer Protocol)等を用いることができる。<黙示要素>は、出力として明示的に後段の処理に渡されるデータでないが、後段の処理で参照可能なデータである。
クライアント端末14は、指示書の作成を指示したり、起動すべき指示書を選択するために、画面表示したり所定の操作を行うためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の機能を備えている。また、各々のクライアント端末14は、クライアントID及び請求先情報を有している。クライアントIDは、個々のクライアント端末14の各々の付された固有のIDである。また、請求先情報は、各々のクライアント端末14から要求されたサービス処理に対しての料金の請求先であり、予め定められ登録されている。
サービス検索サーバ16は、指示書生成サーバ18や連携処理サーバ22から検索条件が送信されたときは、各サービス処理装置24の部分I/F情報を用いてサービスを検索する。サービス検索サーバ16は、画像処理装置24A、文書管理サーバ24B、文書配信サーバ24C、複合機24D、第1のサービス処理装置24E等の様々なサービス処理装置のI/F情報の一部(以下「部分I/F情報」という。)を予め記憶している。ここで、部分I/F情報は、I/F情報の要素中の<サービス種類>、<サービス名>、<サービスロケーション情報>、<入力>情報、<出力>情報をいう。例えば、サービス検索サーバ16は、所定のサービスと同様のサービスを検索するときは、<サービス種類>が一致するサービスを検索したり、<入力>及び<出力>が一致するサービスを検索したり、これらすべてが一致するサービスを検索すればよい。
サービス検索サーバ16は、指示書生成サーバ18や連携処理サーバ22から検索条件が送信されたときは、各サービス処理装置の部分I/F情報を用いてサービスを検索する。例えば、サービス検索サーバ16は、所定のサービスと同様のサービスを検索するときは、<サービス種類>が一致するサービスを検索したり、<入力>及び<出力>が一致するサービスを検索したり、これらすべてが一致するサービスを検索すればよい。
料金管理装置23には、図4に示すように、<サービス種類>毎のサービス単価を示す料金表が記憶されている。サービス単価にはレベル定義がなされているものがあり、レベル定義のなされているサービスについては、原稿枚数、変換文字数などのボリュームによって異なる対価の額が記憶されている。記憶されているサービス単価を、料金の改定に伴って、随時変更することによって、リアルタイムに変動したサービス毎の料金を反映させた料金徴収を行うことができる。また、料金管理装置23は、定期的(例えば1ヶ月毎)に、サービス処理についての集計を実行する。
指示書生成サーバ18は、指示書作成時には各サービス処理装置24からI/F情報を取得して、各サービス処理装置24が提供するサービスを連携させるための指示書を生成する。指示書生成サーバ18は、指示書を作成すべく、具体的には次の処理を実行する。
指示書生成サーバ18は、<サービスロケーション情報>に基づいて、ネットワーク12上に分散した所定のサービス処理装置24から、各サービスに関するI/F情報を送信するように要求する。なお、指示書生成サーバ18は、所定のサービス処理装置24がない場合は、サービス検索サーバ16に対して、所定のサービス処理装置24と同一のサービスを行う他のサービス処理装置24を検索するように指示を出す。そして、指示書生成サーバ18は、サービス検索サーバ16から、他のサービス処理装置24の<サービスロケーション情報>を取得すればよい。
指示書生成サーバ18は、サービス検索サーバ16からの検索結果や各サービス処理装置24から受信したI/F情報を管理する。指示書生成サーバ18は、各サービス処理装置24から取得したI/F情報に基づいて、ジョブフローを定義するためのGUI画面となるHTMLファイルを生成する。そして、指示書生成サーバ18は、クライアント端末14や複合機24Dからのサービスの閲覧要求があると、GUI画面となるHTMLファイルを要求のあった前記クライアント端末14または複合機24Dへ送信する。
図5は、ジョブフローを定義するためのGUI画面である指示書作成画面26を示す図である。指示書作成画面26は、サービスウインドウ26A、フローウインドウ26B、ロジックウインドウ26C、プロパティーウインド26Dで構成されている。
サービスウィンドウ26Aは、使用可能な様々なサービス処理装置24を表示する。ロジックウィンドウ26Cは、サービス間の連携のパターンを示すジョブフローを表示する。プロパティーウインドウ26Dは、サービスウインドウ26Aとロジックウインドウ26Cに表示された各アイコンの詳細な設定パラメータを表示する。
ユーザは、サービスウインドウ26Aのアイコンとロジックウインドウ26Cのアイコンをフローウインドウ26Bにドラッグ・アンド・ドロップすることで、フローウインドウ26Bにジョブフローを定義することができる。ユーザは、さらに、プロパティウインドウ26Dに表示された内容を編集することによって、サービスやロジックなどのサービス間の関係を詳細に設定することができる。
クライアント端末14は、ユーザの操作によって定義されたジョブフロー情報を、指示書生成サーバ18に送信する。
指示書生成サーバ18は、ユーザからのサービス連携の指示に関するジョブフロー情報と、各サービスのI/F情報とに基づいて、各サービスへ依頼する処理の内容、入力パラメータ、各サービスの連携の仕方(ジョブフロー)、文書名や格納ロケーション情報等の処理対象の文書を特定するための情報を定義した指示書作成する。
図6(A)は、指示書を示す概念図である。指示書には、当該サービスにおけるI/F情報(図4参照)、サービスの連携処理全体に係る<フロー(Flow)>情報、が記述されている。
<フロー>は、サービスの連携を記述する要素であり、<起動(Invoke)>、制御構造や論理演算、条件判断をするための<if>等の要素、サービス間の連携を調整するための操作指示、さらに処理対象の文書を特定するための情報等を含んでいる。
<起動>は、サービス処理装置24の特定のメソッドを表し、サービスの呼び出しを実行する。<起動>の要素として、パラメータの位置情報を示す<マップ>と、呼び出すメソッド名<メソッド>を有している。制御構造や論理演算等を示す<if>、<and>、<eq>、<gt>は、連携処理時に条件分岐を行ったり、サービス間で受け渡されるパラメータの調整を実施する。
指示書生成サーバ18は、以上のような指示書を指示書管理サーバ20に送信する。また、指示書生成サーバ18は、ユーザによりサービス連携処理の実行が指示されている場合は、指示書を直接連携処理サーバ22に送信してもよい。
指示書管理サーバ20は、指示書生成サーバ18から送信された指示書を保持し、クライアント端末14からの要求に応じて指示書を連携処理サーバ22へ送信する。
連携処理サーバ22は、指定された指示書を解釈・実行するサーバである。連携処理サーバ22は、指示書の実行の際には、まず、実行の依頼毎にユニークな依頼IDを指示書に付加する。この依頼IDは、指示書の実行を依頼する連携処理サーバ22の固有のIDと実行開始時間に基づいて作成される。また、この指示書の実行を要求したクライアント端末14のクライアントID、及び請求先情報も付加される(図6(B)参照)。そして、連携処理サーバ22は、指示書を解釈し、指示書に記述されている順番と利用方法に従い、画像処理装置24A、文書管理サーバ24B、文書配信サーバ24Cなどの各サービス処理装置24を順に呼び出し、連携処理を実行する。また、連携処理サーバ22は、実行中の連携処理の状況や終了した連携処理の結果の情報を依頼ID、クライアントID、及び請求先情報と共に保存し、外部からの要求に応じて、連携処理の状況や結果を通知する。
連携処理サーバ22は、指示書を解釈して各サービス処理装置24へ処理を依頼する際には、処理依頼内容や入力パラメータ、処理対象の文書を特定するための情報、指示書によるジョブフロー(サービス連携)等を有する個別指示情報を生成する。なお、連携処理サーバ22は、各サービス処理装置24で行う処理の連携処理における前後のサービス処理との関連情報を抽出して指示書に記述してもよいし、指示書の形式ではなく各サービス処理装置24毎の固有の情報交換形式で処理依頼を行うようにしてもよい。
図7は、連携処理サーバ22の構成を示すブロック図である。連携処理サーバ22は、ネットワーク12との間で情報の送受信を行う入出力ポート22A、連携処理制御プログラムを記憶しているROM22B、連携処理を実行するCPU22C、データのワークエリアであるRAM22D、CPU22Cによって処理されたデータ等を記憶するハードディスクドライブ22Eを備えている。
入出力ポート22Aは、例えば、指示書を受信したり、サービス処理装置に対してサービス処理の依頼をするために個別指示情報を送信したり、サービス処理装置からの処理結果ログを受信する。
CPU22Cは、連携処理サーバ22の全体制御を実行する。CPU22Cは、例えば、指示書に基づいて各サービス処理装置に対する個別指示情報を作成したり、各サービス処理装置からの処理結果のログをハードディスクドライブ22Eに記録したりする。
画像処理装置24Aは、画像処理機能を行うソフトウェアプログラムがインストールされたコンピュータである。画像処理装置24Aは、連携処理サーバ22からの処理要求依頼に含まれるサービス処理依頼内容、入力パラメータ、処理対象文書の情報に基づいて、文書の処理を行う。また、画像処理装置24Aは、起動時にサービス検索サーバ16に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、画像処理装置24Aは、指示書生成サーバ18からの要求により、画像処理サービスの利用方法を示すI/F情報を送信する。このI/F情報は、指示書作成時に利用される。
文書管理サーバ24Bは、文書格納機能を有している。文書管理サーバ24Bは、連携処理サーバ22からの要求に含まれる情報に基づき、文書の格納や検索や読み出し、文書に関する属性の変更や各種処理を実行する。また、文書管理サーバ24Bは、起動時にサービス検索サーバ16に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、文書管理サーバ24Bは、指示書生成サーバ18からの要求により文書管理サービスの利用方法を示すI/F情報を送信する。
文書配信サーバ24Cは、取得した文書を、指示された文書管理サーバへ格納したり、指示された送信先へメール送信やFAX送信を行ったり、指示されたプリンタへプリント出力処理を行う機能を備えている。文書配信サーバ24Cは、連携処理サーバ22からの要求により、クライアント端末14で指示された文書とその配信先の情報に基づき、文書の配信処理を行う。また、文書配信サーバ24Cは、起動時に、サービス検索サーバ16に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、文書配信サーバ24Cは、指示書生成サーバ18からの要求により配信処理サービスの利用方法を示すI/F情報を送信する。
複合機24Dは、紙文書を読み取って電子化された画像文書を生成する画像読取機能、取得した文書をファクシミリ送信したり、プリントしたりする機能を備えている。ここで、複合機24Dは、連携処理サーバ22からの処理依頼内容や入力パラメータ、処理対象の文書を特定するための情報等の情報に基づき、ファクシミリ送信やプリント処理等の自装置で実行すべきサービス処理を実行する。また、複合機24Dは、起動時に、サービス検索サーバ16に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、複合機24Dは、指示書生成サーバ30の要求によりサービス処理の利用方法を示すI/F情報を送信する。また、複合機24Dは、公衆回線で接続されたファクシミリ装置であってもよい。
第1のサービス処理装置24Eは、外部からの指示に従って文書に関する所定のサービス処理を行う装置である。ここで、第1のサービス処理装置24Eは、連携処理サーバ22からの処理依頼内容や入力パラメータ、処理対象の文書を特定するための情報等の情報に基づき、自身で実行すべきサービス処理を実行する。また、第1のサービス処理装置24Eは、起動時に、サービス検索サーバ16に対して、部分I/F情報を通知する。さらに、第1のサービス処理装置24Eは、指示書生成サーバ30の要求によりサービス処理の利用方法を示すI/F情報を送信する。
以上のように構成されたサービス連携処理システム10において、画像処理装置24A、文書管理サーバ24B、文書配信サーバ24C等の各サービス処理装置24は、それぞれ所定のサービスを実行するためのアプリケーションプログラムがインストールされると、以下のように動作する。
画像処理装置24A、文書管理サーバ24B、文書配信サーバ24C、複合機24D、第1のサービス処理装置24E等の各サービス処理装置24は、起動処理において、それぞれのサービス概要とアドレスを示す情報を含んだ部分I/F情報をサービス検索サーバ16に通知する。
サービス検索サーバ16は、画像処理装置24A、文書管理サーバ24B、文書配信サーバ24C、複合機24D、第1のサービス処理装置24E等の各サービス処理装置24から送信された部分I/F情報を保存する。これにより、サービス検索サーバ16は、例えば指示書生成サーバ18や連携処理サーバ22から所定のサービス検索要求があったときに、部分I/F情報を用いて検索を実行することができる。
(指示書の作成)
図8は、指示書作成時のクライアント端末14及び指示書生成サーバ18の処理手順を示すフローチャートである。
クライアント端末14は、ユーザの操作に従って、インストールされたブラウザを通して、指示書生成サーバ18が提供するユーザインタフェース画面用に生成されたHTMLファイルのURL(Uniform Resource Locator)にアクセスする(ステップS10)。
指示書生成サーバ18は、クライアント端末14からの閲覧要求に応じて、GUI画面のHTMLファイルを要求元のクライアント端末14に送信する(ステップS11)。
要求元のクライアント端末14は、指示書生成サーバ18から送信された、例えばHTMLファイルに含まれる画面を構成する情報に基づいて、ユーザインタフェース画面を表示する(ステップS12)。このとき、ユーザは、クライアント端末14に表示されたGUI画面を用いて、所望のサービス連携のジョブフローを定義することができる。
クライアント端末14は、GUI画面を介してジョブフローが定義されたか否かを判定し、ジョブフローが定義されるまで待機する(ステップS13)。クライアント端末14は、ジョブフローが作成されたと判定すると、ユーザによって定義されたサービス連携に関するジョブフロー情報を指示書生成サーバ18に送信するステップS14)。
指示書生成サーバ18は、クライアント端末14より送信されたサービス連携のジョブフローに関する情報、各サービス処理装置24から取得したI/F情報、に基づいて、各サービスへ依頼する処理の内容、入力パラメータ、各サービスの連携の仕方、文書名、格納ロケーション情報や処理対象の文書を特定するための情報等を定義した指示書を作成する(ステップS15)。そして、指示書生成サーバ18は、指示書を指示書管理サーバ20に送信する(ステップS16)。指示書管理サーバ20は、指示書生成サーバ18で生成された指示書を受け取り、保存する。
連携処理サーバ22は、クライアント端末14から指示書の実行が入力されると、図9に示すサービス依頼処理を行う。まず、指示書管理サーバ20から指示書を読み出す(ステップS30)。次に、読み出した指示書を解釈(ステップS31)し、指示書の内容に基づいて各サービス処理装置24での実行を依頼するための個別指示情報を作成する(ステップS32)。指示書及び個別指示情報の双方に、依頼IDを付加し(ステップS33)、クライアントIDを付加し(ステップS34)、請求先情報を付加する(ステップS35)。そして、個別指示情報に基づいて、サービス処理装置24に対して指示書に従った順序で各個別処理を実行することを依頼する(ステップS36)。
このサービス依頼処理によれば、指示書に基づく一連のサービス処理に対して、固有の依頼IDが付されることになる。
ここで、各サービス処理装置24で行われる個別サービス処理について図10のフローチャートを参照して説明する。
各サービス処理装置24では、まず、連携処理サーバ22から送信される個別指示情報を受信したか否か判定して、受信するまで待機する(ステップS40)。各サービス処理装置24は、個別指示情報に記述されたサービス処理依頼内容を解釈して、サービス処理を実行する(ステップS41)。サービス処理の実行が完了したら、サービス処理の結果ログを依頼ID、クライアントID、請求先情報と共にサービス処理装置24に記録する(ステップS42)。図11に各サービス処理装置24での結果ログの一例を示す。そして、サービス処理の結果ログを依頼ID、クライアント情報、請求先情報と共に連携処理サーバ22へ送信する(ステップS43)。
連携処理サーバ22では、サービス処理装置24に対して個別処理の実行依頼を行った後、図12に示すサービス後処理が行われる。連携処理サーバ22は、サービス処理装置24から結果ログを受信するまで待機する(ステップS50)。結果ログを受信すると、この結果ログをハードディスクドライブ22Eに記録する(ステップS51)。そして、連携処理サーバ22は、指示書に記載されたすべてのサービス処理が終了したかどうかを判断し(ステップS52)、判断が否定された場合には、ステップS50へ戻り、次の結果ログを受信するまで待機する。判断が肯定された場合には、本処理を終了する。図13に、連携処理サーバ22に記録される結果ログの一例を示す。
上記個別サービス処理、及び、サービス後処理によれば、各サービス処理装置24及び連携処理サーバ22に依頼毎の結果ログを記録することができる。
次に、サービス連携処理システム10で実行されたサービス処理の集計について説明する。
料金管理装置23では、定期的に図14に示す集計処理が行われる。まず、連携処理サーバ22に記録されている所定期間内のサービス処理の結果ログを読み出す(ステップS60)。次に、料金管理装置23内に格納されている料金表に基づいて、読み出した結果ログに記述されている各サービス処理に対する単価を付与する(ステップS61)。そして、各サービス処理を依頼ID単位で解析する(ステップS62)。この依頼ID単位でのサービス処理の解析は、一連のサービス処理が途中で終了してしまったりした場合に、終了済みの途中のサービス処理について課金するかどうかを判断するためのものである。例えば、スキャン→FAX送信の2つのサービス処理について、スキャンは終了したがFAX送信が完了しなかった場合に、スキャンの処理だけでは対価価値がないと判断し、課金しないとするものである。ステップS62での解析後、正常終了したが対価価値がないと判断されるサービス処理について、非課金のフラグをたてる(ステップS63)。そして、請求先情報毎に、各クライアント端末14でのサービス処理の結果を出力する(ステップS64)。このとき、非課金フラグがたっている場合には、当該サービス処理への料金は0として出力される。図15に、請求先情報毎の形式で行った結果出力の一例を示す。
本処理によれば、サービス処理について、請求先情報毎、依頼ID毎の集計を行うことができる。また、実行されたサービス処理に対価価値があるかどうかを判断し、対価価値がないと判断した場合には課金対象としないので、サービス処理に対して適切な課金を行うことができる。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部位には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図16は、第2実施形態に係わるサービス連携処理システム11を構成する各サービス処理装置の相互関係を説明するためのブロック図である。第2実施形態に係るサービス連携処理システム11は、第1実施形態で説明した連携処理サーバ22を使用することなく、複数のサービスの連携処理を実行することができる。
なお、サービス連携処理システム11は、第1実施形態で説明した各サービス処理装置24を備えているが、図16では第1のサービス処理装置24Eの図示を省略した。
(連携処理の起動・実行)
ユーザは、クライアント端末14のGUI画面からサービスの選択を行ってその実行を指示することにより、指示書管理サーバ20に保存されている複数の指示書の中から所望の指示書による連携処理を起動させることができる。
ここでは、複合機24Dのファクシミリ受信やスキャナ機能等によって得られる画像情報に関してのサービス連携処理を例に説明する。
指示書管理サーバ20は、クライアント端末14によって指示された指示書に依頼ID、クライアントID、請求先情報を付加する。そしてこの指示書を、まず画像処理装置24Aへ送信する。
画像処理装置24Aは、受信した指示書に記述された処理対象文書の格納先である複合機24Dから、処理対象の文書を取得する。
画像処理装置24Aは、取得した文書画像に対し、サービス処理依頼内容を解釈し、ノイズ除去、OCR処理といった画像処理を行い、抽出されたテキスト文書とバインドする処理を行う。画像処理装置24Aは、所定の画像処理終了後、指示書に記述されたサービス処理依頼を削除する。そして、画像処理装置24Aは、画像処理によって得られた画像文書とテキスト文書とがバインドされた文書と、処理のステータス情報(完了)、出力パラメータ、処理後の文書の格納先情報など処理結果を有する指示書とを、次のサービス処理装置24を提供する文書管理サーバ24Bに送信する。
そして、画像処理装置24Aは、当該サービス連携における個別処理の結果ログを画像処理装置24A内の図示しない記憶部に記録する。
文書管理サーバ24Bは、画像処理装置24Aから送信された文書を、指示書に記述された格納先に一時格納する。そして、文書管理サーバ24Bは、文書及び指示書を次のサービス処理を行う文書配信サーバ24Cに送信する。また、文書管理サーバ24Bは、当該サービス連携における個別処理の結果ログを文書管理サーバ24B内の図示しない記憶部に記録する。
文書配信サーバ24Cは、指示書に基づいて、テキスト文書と画像文書がバインドされた文書のうち、テキスト文書のみを配信先として指定されたメールアドレスへ送信し、画像文書のみを指定されたFAX番号へFAX送信を行う。そして、文書配信サーバ24Cは、指示書に次の処理が記述されていないと判断すると、指示元のクライアント端末14に対して全ての処理が完了した旨の通知を行と共に、当該サービス連携における個別処理の結果ログを文書配信サーバ24Cの図示しない記憶部に記録する。
ここで、第2実施形態に係るサービス連携処理システム11の各サービス処理装置24で行われる個別サービス処理について図17のフローチャートを参照して説明する。
各サービス処理装置24では、まず、指示書を受信したか否か判定して、受信するまで待機する(ステップS90)。各サービス処理装置24は、指示書に記述された処理対象文書の格納先ロケーション情報をもとに、処理対象文書を複製して文書を取得する(ステップS91)。なお、指示書は、本実施の形態では、指示書管理サーバ20から画像処理装置24A、文書管理サーバ24B、文書配信サーバ24Cの順に送信されるが、複合機24Dからサービス連携における始めの個別処理を行うサービス処理装置24に送信され、順次各サービス処理装置24へ送信されるようにしてもよい。
各サービス処理装置24は、取得した文書に対して、指示書に記述されたサービス処理依頼内容を解釈して、サービス処理を実行し(ステップS92)、指示書に次の連携処理が記述されているかどうかを判断する(ステップS93)。次の連携処理が記述されている場合には、次のサービスを行うサービス処理装置24へ、指示書と共に必要な情報を送信して(ステップS94)本処理を終了する。次の連携処理が記述されていない場合には、指示書管理サーバ20へ一連のサービス処理が完了した旨を通知して(ステップS95)本処理を終了する。
次に、サービス連携処理システム11で実行されたサービス処理の集計について説明する。
料金管理装置23では、定期的に図18に示す集計処理が行われる。まず、各サービス処理装置24に記録されている所定期間内のサービス処理の結果ログを読み出す(ステップS100)。次に、料金管理装置23内に格納されている料金表に基づいて、各サービス処理に対する単価を付与する(ステップS101)。そして、各サービス処理を依頼ID単位で解析する(ステップS102)。この依頼ID単位でのサービス処理の解析は、第1実施形態で説明したものと同様である。ステップS102での解析後、対価価値がないと判断されたサービス処理について、非課金のフラグをたてる(ステップS103)。そして、請求先情報毎に、各クライアント端末14でのサービス処理の結果を出力する(ステップS104)。このとき、非課金フラグがたっている場合には、当該サービス処理への料金は0として出力される。請求先情報毎の形式で行った結果出力の一例は、図15に示すものと同様である。
本実施形態によっても、第1実施形態と同様に、サービス処理について、請求先情報毎、依頼ID毎の集計を行うことができる。また、実行されたサービス処理に対価価値があるかどうかを判断し、対価価値がないと判断した場合には課金対象としないので、サービス処理に対して適切な課金を行うことができる。
第1実施形態に係るサービス連携処理システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態のサービス連携処理システムを構成する各サービス処理装置の相互関係を説明するためのブロック図である。 I/F情報の構成を示す図である。 料金管理装置に記憶されている料金表である。 ジョブフローを定義するためのGUI画面である指示書作成画面を示す図である。 指示書を示す図である。 連携処理サーバの構成を示すブロック図である。 指示書作成時のクライアント端末及び指示書生成サーバの処理手順を示すフローチャートである。 連携処理サーバによるサービス依頼処理の手順を示すフローチャートである。 第1実施形態の個別サービス処理の手順を示すフローチャートである。 サービス処理装置に記録される結果ログの一例である。 連携処理サーバによるサービス後処理のフローチャートである。 連携処理サーバに記録される結果ログの一例である。 第1実施形態の料金管理装置での集計処理の手順を示すフローチャートである。 料金管理装置での結果出力の一例である。 第2実施形態のサービス連携処理システムを構成する各サービス処理装置の相互関係を説明するためのブロック図である。 第2実施形態の個別サービス処理の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態の料金管理装置での集計処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 サービス連携処理システム
11 サービス連携処理システム
14 クライアント端末
18 指示書生成サーバ
20 指示書管理サーバ
22 連携処理サーバ
22C CPU
22E ハードディスクドライブ
23 料金管理装置
24 サービス処理装置

Claims (12)

  1. 一連のサービス処理を複数のサービス処理部で連携して処理するサービス連携処理装置であって、
    前記一連のサービス処理を構成する個々のサービス処理の内容、及び、サービス処理の連携に関する情報を含んだ指示情報に基づいて前記一連のサービス処理を依頼するサービス依頼手段と、
    前記サービス依頼手段により依頼される一連のサービス処理に、依頼毎の依頼IDを付加する依頼ID付加手段と、
    前記個々のサービス処理の結果を、前記依頼IDと共に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された個々のサービス処理の結果を前記依頼ID毎に出力する結果出力手段と、
    を備えたサービス連携処理装置。
  2. 前記記憶手段は、前記複数のサービス処理部の各々に備えられ、
    前記個々のサービス処理の結果は、個々のサービス処理が実行されたサービス処理部の記憶手段に記憶され、
    前記記憶手段に記憶された個々のサービス処理の結果を取得する結果取得手段をさらに備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサービス連携処理装置。
  3. 個々のサービス処理に対応するサービス料金を記憶すると共に、前記結果取得手段によって取得された個々のサービス処理の結果及びこのサービス処理に対応するサービス料金に基づいて前記一連のサービス処理の料金を集計する料金管理手段、
    をさらに備えた請求項2に記載のサービス連携処理装置。
  4. 前記指示情報は、一連のサービス処理の料金請求先に関する請求先情報を含んで構成され、
    前記記憶手段は、前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に記憶し、
    前記結果取得手段は、前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に取得し、
    前記料金管理手段は、前記請求先情報毎に前記一連のサービス処理の料金を集計する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のサービス連携処理装置。
  5. 一連のサービス処理を複数のサービス処理部で連携して処理するサービス連携処理方法であって、
    前記一連のサービス処理を構成する個々のサービス処理の内容、及び、サービス処理の連携に関する情報を含んだ指示情報に基づいて前記一連のサービス処理を依頼し、
    前記依頼された一連のサービス処理に、依頼毎の依頼IDを付加し、
    前記個々のサービス処理の結果を、前記依頼IDと共に記憶し、
    前記記憶された個々のサービス処理の結果を前記依頼ID毎に出力する、
    サービス連携処理方法。
  6. 前記個々のサービス処理の結果及び前記依頼IDは、個々のサービス処理が実行されたサービス処理部の各々に記憶され、
    前記記憶された個々のサービス処理の結果は結果取得手段により取得される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のサービス連携処理方法。
  7. 個々のサービス処理に対応するサービス料金を記憶すると共に、前記結果取得手段によって取得された個々のサービス処理の結果及びこのサービス処理に対応するサービス料金に基づいて前記一連のサービス処理の料金を集計する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のサービス連携処理方法。
  8. 前記指示情報は、一連のサービス処理の料金請求先に関する請求先情報を含んで構成され、
    前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に記憶し、
    前記結果取得手段は、前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に取得し、
    前記請求先情報毎に前記一連のサービス処理の料金を集計する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のサービス連携処理方法。
  9. 一連のサービス処理が複数のサービス処理部で連携して処理されるようにコンピュータを機能させるサービス連携処理プログラムであって、
    前記一連のサービス処理を構成する個々のサービス処理の内容、及び、サービス処理の連携に関する情報を含んだ指示情報に基づいて前記一連のサービス処理を依頼し、
    前記依頼された一連のサービス処理に、依頼毎の依頼IDを付加し、
    前記個々のサービス処理の結果を、前記依頼IDと共に記憶し、
    前記記憶された個々のサービス処理の結果を前記依頼ID毎に出力する、
    ようにコンピュータを機能させるサービス連携処理プログラム。
  10. 前記個々のサービス処理の結果及び前記依頼IDは、個々のサービス処理が実行されたサービス処理部の各々に記憶され、
    前記記憶された個々のサービス処理の結果は結果取得手段により取得される、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項9に記載のサービス連携処理プログラム。
  11. 個々のサービス処理に対応するサービス料金を記憶すると共に、前記結果取得手段によって取得された個々のサービス処理の結果及びこのサービス処理に対応するサービス料金に基づいて前記一連のサービス処理の料金を集計する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項10に記載のサービス連携処理プログラム。
  12. 前記指示情報は、一連のサービス処理の料金請求先に関する請求先情報を含んで構成され、
    前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に記憶し、
    前記結果取得手段は、前記請求先情報を前記個々のサービス処理結果と共に取得し、
    前記請求先情報毎に前記一連のサービス処理の料金を集計する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項11に記載のサービス連携処理プログラム。
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