JP2005267405A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネットワーク対応型のスキャナ装置や複合機などの情報処理装置や、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置においても、ネットワーク経由でソフトウェアをダウンロードしてインストールする場合であっても、簡単にソフトウェアのライセンスの正当性を碓認することが可能な情報処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 画像入力手段によって入力した画像から外部のソフトウェアのライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段と、前記ライセンス情報取得手段によって取得されたソフトウェアのライセンス情報に基づいて、外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別するライセンス判別手段とを備えるように構成して課題を解決した。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像入力手段によって入力した画像から外部のソフトウェアのライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段と、前記ライセンス情報取得手段によって取得されたソフトウェアのライセンス情報に基づいて、外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別するライセンス判別手段とを備えるように構成して課題を解決した。
【選択図】 図1
Description
この発明は、原稿の画像を読取り可能なスキャナ装置や、当該スキャナ装置を備えた複写機やプリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の情報処理装置に関し、特にネットワークを介して外部と通信する機能を備えたネットワーク対応型のスキャナ装置や複合機等の情報処理装置に関するものである。
近年、パーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理装置においては、ネットワークを介してインターネットのサイトなどにアクセスして、ソフトウェアをネットワーク上でで購入し、ネットワーク経由でソフトウェアをダウンロールしてインストールするということが可能となってきている。
また、パーソナルコンピュータ(PC)に限らず、ネットワーク対応型のスキャナ装置や複合機などの情報処理装置においても、インターネット接続などネットワークに接続する機能が搭載されてきており、パーソナルコンピュータ(PC)と同様に、ネットワーク経由でソフトウェアをダウンロードしてインストールすることが、技術的な複雑さは伴うかもしれないが、可能となってきている。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記ネットワーク対応型のスキャナ装置や複合機などの情報処理装置は、一般ユーザが使用するパーソナルコンピュータ(PC)と異なり、特定ユーザの管理の下に、一般ユーザが使用するものであるため、情報処理装置を管理する権限を有するものにのみ、ソフトウェアのダウンロード等を限定する必要がある。
ところで、上記ネットワーク対応型のスキャナ装置や複合機などの情報処理装置に、ネットワーク経由でソフトウェアをダウンロードしてインストールする場合には、ライセンスの正当性の確認も、ネットワークを経由して行わなければならず、ソフトウェアをダウンロードするサーバ側のライセンス管理機構が必要となったり、ネットワーク経路上のなりすまし防止などのセキュリティの対応も含め、システム全体の管理が複雑になるという問題点を有している。
更に説明すると、上記ネットワーク対応型のスキャナ装置や複合機などの情報処理装置においては、ネットワーク経由でソフトウェアをダウンロードしてインストールすることが技術的に可能であるものの、ライセンス管理機構やセキュリティの対応などの課題が解決されない限り、実現化することができないという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ネットワーク対応型のスキャナ装置や複合機などの情報処理装置や、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置においても、ネットワーク経由でソフトウェアをダウンロードしてインストールする場合であっても、簡単にソフトウェアのライセンスの正当性を碓認することが可能な情報処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載された発明は、外部のソフトウェアの提供元から取得するソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別することを可能とした情報処理装置において、
前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアを入力するソフトウェア入力手段と、
画像を入力するための画像入力手段と、
前記画像入力手段によって入力した画像から前記外部のソフトウェアのライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段と、
前記ライセンス情報取得手段によって取得されたソフトウェアのライセンス情報に基づいて、前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別するライセンス判別手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置である。
前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアを入力するソフトウェア入力手段と、
画像を入力するための画像入力手段と、
前記画像入力手段によって入力した画像から前記外部のソフトウェアのライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段と、
前記ライセンス情報取得手段によって取得されたソフトウェアのライセンス情報に基づいて、前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別するライセンス判別手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置である。
また、請求項2に記載された発明は、外部のソフトウェアの提供元から取得するソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別することを可能とした情報処理装置において、
前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアを入力するソフトウェア入力手段と、
画像を入力するための画像入力手段と、
前記画像入力手段によって入力した画像から前記外部のソフトウェアのライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段と、
前記ランセンス情報取得手段により取得された前記ライセンス情報を格納するためのライセンス情報格納手段と、
前記ライセンス情報格納手段に格納されたソフトウェアのライセンス情報に基づいて、前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別するライセンス判別手段と、
前記ライセンス判別手段の判別結果に基づいて、前記ソフトウェアの入力、前記ソフトウェアのインストール、前記ライセンス情報の格納、前記ソフトウェアの実行のうち、少なくとも1つが可能となる制御を行うソフトウェア制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置である。
前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアを入力するソフトウェア入力手段と、
画像を入力するための画像入力手段と、
前記画像入力手段によって入力した画像から前記外部のソフトウェアのライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段と、
前記ランセンス情報取得手段により取得された前記ライセンス情報を格納するためのライセンス情報格納手段と、
前記ライセンス情報格納手段に格納されたソフトウェアのライセンス情報に基づいて、前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別するライセンス判別手段と、
前記ライセンス判別手段の判別結果に基づいて、前記ソフトウェアの入力、前記ソフトウェアのインストール、前記ライセンス情報の格納、前記ソフトウェアの実行のうち、少なくとも1つが可能となる制御を行うソフトウェア制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス情報取得手段は、電子透かし等の外見上判別できないように画像に埋め込まれたライセンス情報を取得することを特徴とする情報処理装置である。
前記ライセンス情報取得手段は、電子透かし等の外見上判別できないように画像に埋め込まれたライセンス情報を取得することを特徴とする情報処理装置である。
又、請求項4に記載された発明は、請求項1又は2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス情報取得手段は、バーコードの形式で画像に含まれたライセンス情報を取得することを特徴とする情報処理装置である。
前記ライセンス情報取得手段は、バーコードの形式で画像に含まれたライセンス情報を取得することを特徴とする情報処理装置である。
更に、請求項5に記載された発明は、請求項1又は2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス情報取得手段は、OCR処理で読取り可能なテキストの形式で画像に含まれたライセンス情報を取得することを特徴とする情報処理装置である。
前記ライセンス情報取得手段は、OCR処理で読取り可能なテキストの形式で画像に含まれたライセンス情報を取得することを特徴とする情報処理装置である。
また、請求項6に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有すると判別されたとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェアをインストールするように制御することを特徴とする情報処理装置。
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有すると判別されたとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェアをインストールするように制御することを特徴とする情報処理装置。
さらに、請求項7に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ライセンス情報格納手段に前記ライセンス情報を格納しないように制御することを特徴とする情報処理装置である。
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ライセンス情報格納手段に前記ライセンス情報を格納しないように制御することを特徴とする情報処理装置である。
又、請求項8に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェアをインストールしないことを特徴とする情報処理装置である。
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェアをインストールしないことを特徴とする情報処理装置である。
更に、請求項9に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェアをインストールするが、前記ソフトウェアを動作できないように制御することを特徴とする情報処理装置である。
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェアをインストールするが、前記ソフトウェアを動作できないように制御することを特徴とする情報処理装置である。
また、請求項10に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェア入力手段による前記ソフトウェアの入力をしないように制御することを特徴とする情報処理装置である。
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェア入力手段による前記ソフトウェアの入力をしないように制御することを特徴とする情報処理装置である。
さらに、請求項11に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ソフトウェア入力手段は、ネットワークを経由して前記ソフトウェアをダウンロードすることで、前記ソフトウェアを入力することを特徴とする情報処理装置である。
前記ソフトウェア入力手段は、ネットワークを経由して前記ソフトウェアをダウンロードすることで、前記ソフトウェアを入力することを特徴とする情報処理装置である。
又、請求項12に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前ソフトウェア入力手段は、CD−ROMやDVD−ROMなどのメディアから読取ることで、前記ソフトウェアを入力することを特徴とする情報処理装置である。
前ソフトウェア入力手段は、CD−ROMやDVD−ROMなどのメディアから読取ることで、前記ソフトウェアを入力することを特徴とする情報処理装置である。
更に、請求項13に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス情報には、ソフトウェアの名称やバージョンなどのソフトウェアに関連する情報、もしくは、ソフトウェアライセンスのシリアル番号や購入日や有効期隈などのソフトウェアライセンスに関連する情報、もしくは機械番号などの自装置に関連する情報、もしくは前記ライセンスを購入したユーザ識別情報などのユーザに関連する情報の少なくともいづれか1つを含むことを特徴とする情報処理装置である。
前記ライセンス情報には、ソフトウェアの名称やバージョンなどのソフトウェアに関連する情報、もしくは、ソフトウェアライセンスのシリアル番号や購入日や有効期隈などのソフトウェアライセンスに関連する情報、もしくは機械番号などの自装置に関連する情報、もしくは前記ライセンスを購入したユーザ識別情報などのユーザに関連する情報の少なくともいづれか1つを含むことを特徴とする情報処理装置である。
また、請求項14に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前請ライセンス判別手段は、前記ライセンス情報を別のライセンスサーバに問い合わせ、問い合わせた結果に基づいて、前記ライセンスを購入したかどうかを判断することを特徴とする情報処理装置である。
前請ライセンス判別手段は、前記ライセンス情報を別のライセンスサーバに問い合わせ、問い合わせた結果に基づいて、前記ライセンスを購入したかどうかを判断することを特徴とする情報処理装置である。
さらに、請求項15に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ソフトウェアのインストール情報、前記ソフトウェアのライセンス情報、前記ソフトウェアの動作情報などをユーザに通知するためのユーザインタフェース手段を備えることを特徴とする情報処理装置である。
前記ソフトウェアのインストール情報、前記ソフトウェアのライセンス情報、前記ソフトウェアの動作情報などをユーザに通知するためのユーザインタフェース手段を備えることを特徴とする情報処理装置である。
又、請求項16に記載された発明は、請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、前記ライセンス情報から前記ライセンスを購入したかどうかを判断した結果を、前記ユーザインタフェース手段が、ユーザに通知することを特徴とする情報処理装置である。
前記ライセンス判別手段によって、前記ライセンス情報から前記ライセンスを購入したかどうかを判断した結果を、前記ユーザインタフェース手段が、ユーザに通知することを特徴とする情報処理装置である。
この発明によれば、ネットワーク経由でソフトウェアをダウンロードしてインストールする場合であっても、簡単にソフトウェアのライセンスの正当性を確認することが可能となる。具体的には、ライセンスシートをスキャンするだけでライセンス確認が取れるので、ネットワークを介したセキュリティとダウンロードサーバ側のライセンス管理などシステム全体での複雑な管理が不要である。また、電子透かしなどの技術と併用すると、ライセンス情報を埋め込んでいるので、ライセンス情報の漏洩が防止可能である。また、ソフトウェアの使用を許諾している機械番号を用いて判断することなどによって、他の装置では悪用できないように制限することも可能である。さらに、ライセンスシートに関しては、ネットワークやCD−ROMなど、どの媒体でソフトウェアを販売する場合でも、ライセンスがあることを証明するライセンスシートが顧客に送付されるのが一般的であり、このライセンスシートに埋め込むことで、別のライセンス確認用のシートを用意する必要はない。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図1はこの発明の実施の形態1に係る情報処理装置を適用した情報処理システムを示す構成図である。
図1はこの発明の実施の形態1に係る情報処理装置を適用した情報処理システムを示す構成図である。
この情報処理システム1は、図1に示すように、本実施の形態に係る情報処理装置としての複合機(マルチファンクション機:MF機)2と、当該複合機2で使用するソフトウェアのダウンロード元である複合機メーカーやソフトウェアメーカーのサーバ装置3と、これら複合機2とサーバ装置3とを接続するネットワーク4とから構成されている。上記サーバ装置3としては、ライセンスを管理する専用のサーバ装置が用いられる場合もある。また、上記情報処理装置としては、複合機2以外にも、原稿の画像を読取り可能なネットワーク対応型のスキャナ装置や、当該スキャナ装置を備えた複写機やプリンタ、又はスキャナ装置が接続されたパーソナルコンピュータ(PC)等を用いることが可能である。なお、情報処理装置としての複合機2は、便宜上、1台のみ図示されているが、複合機2の台数に制限はなく、任意の複数台の複合機2がネットワーク4に接続されていても良いことは勿論である。また、複合機2のみがネットワーク4を介して接続されている形態に限らず、情報処理装置としての複合機2やプリンタ、あるいはパーソナルコンピュータ (PC)などがネットワーク4を介して接続されていても良い。
上記ネットワーク4としては、例えば、Ethernet(登録商標)や、有線や無線のLAN(Local Area Network )、一般電話回線、ADSL(Asymmetoric Digital SubscriberLine)、ISDN(Integrated Switched Digital Network )などを含み、又、これらのネットワークを介して構築されるインターネットなども含むものである。
また、上記複合機2は、図2に示すように、当該複合機本体5の上部に、原稿の画像を入力する画像入力手段としてのスキャナ装置6を備えている。このスキャナ装置6で読み取られた原稿の画像データは、後述する画像処理部によって、所定の画像処理が施される。
さらに、上記複合機2は、複合機本体5の内部に、マルチファンクションモジュール (以下、「MFモジュール」という。)7を備えており、このMFモジュール7は、スキャナ装置6で読み込まれた画像や、ネットワーク4を介して送られてくる画像データ、あるいは一般電話回線を介して送られてくるファクシミリの画像データ等に基づいて、画像データの送受信や、画像データに基づいたコピーやプリント処理を行うように構成されている。なお、上記MFモジュール7は、例えば、電子写真方式により白黒やカラー画像の形成を行うが、これに限定されるものではなく、静電記録方式やインクジェット記録方式など、任意の方式によって画像の形成を行うものを含むものである。
また、上記複写機本体5の上部には、ユーザインタフェース手段としての表示操作ユニット8が設けられている。この表示操作ユニット8は、例えば、スキャンやプリント等の指示を行ったりするためのものである。なお、この表示操作ユニット8とは別に、コピー指示などの基本的な操作をするための操作パネルを本体上面の所定位置に設けてもよい。
なお、複合機2が、社内や構内などの内部ネットワーク4だけでなく、インターネットなどの外部ネットワークと接続されている場合には、ウイルスやハッカー等に対する対策のために、必要に応じて、複合機2にワクチンとなるソフトウェアを予めインストールしたり、複合機2のネットワークインタフェース部に、ファイアーウオール機能などを付加するのが望ましい。
また、上記サーバ装置3は、図3に示すように、所定のソフトウェアや、当該ソフトウェアに関連する情報などを記憶しているとともに、外部の機器と通信を行うことによって、要求されたソフトウェアのアップロード等を実行するものである。
図4はこの実施の形態に係る情報処理装置としての複合機2のMFモジュール7を、ハードウエアの構成と共に機能的に表示したブロック図である。従って、この図4においては、ハードウエアの構成と機能ブロックとが一部重複することもある。
ところで、この実施の形態では、外部のソフトウェアの提供元から取得するソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別することを可能とした情報処理装置において、前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアを入力するソフトウェア入力手段と、画像を入力するための画像入力手段と、前記画像入力手段によって入力した画像から前記外部のソフトウェアのライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段と、前記ランセンス情報取得手段により取得された前記ライセンス情報を格納するためのライセンス情報格納手段と、前記ライセンス情報格納手段に格納されたソフトウェアのライセンス情報に基づいて、前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別するライセンス判別手段と、前記ライセンス判別手段の判別結果に基づいて、前記ソフトウェアの入力、前記ソフトウェアのインストール、前記ライセンス情報の格納、前記ソフトウェアの実行のうち、少なくとも1つが可能となる制御を行うソフトウェア制御手段とを備えるように構成されている。
すなわち、上記複合機2は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit )11と、ROM(Read Only Memory)12と、ライセンス情報格納手段としてのRAM(Random Access Memory)13と、ハードディスク(Hard Disk Driver)14と、制御部15と、ソフトウェア制御部16と、システムバス17と、スキャナ装置からなるスキャナ部6と、操作表示パネル8と、システム時計18と、画像処理部19と、印刷部20と、ライセンス情報取得手段及びライセンス判別手段としてのライセンス管理部21と、ネットワークインタフェース部22とから構成されている。
CPU11は、システムバス17を介して、複合機2全体の動作を制御するものである。ROM12は、CPU11がMFモジュール7全体の動作を制御するための制御プログラムを格納するものである。この実施の形態では、ROM12に格納されている制御プログラムとして、スキャナ部6で読み取られた画像データを処理したり、Webサイトへのアクセス要求に対してネットワークインタフェース部22を介して外部とのデータを送受信したりするためのものも含まれる。RAM13は、SRAM(Static Random Access Memory )等で構成され、プログラム制御変数や各種処理のためのデータ等を格納するものである。また、上記RAM13には、ランセンス情報取得手段により取得されたライセンス情報なども格納される。ハードディスク14は、制御プログラムによる各種処理のためのデータや、各種のアプリケーションのソフトウェア等を格納したり、画像データなどを格納したりするためのものである。制御部15は、スキャナ部6や印刷部20などと制御データの授受を行ったり、画像データの入出力などの制御を行うためのものである。さらに、ソフトウェア制御部16は、ライセンス判別手段の判別結果に基づいて、ソフトウェアの入力や、ソフトウェアのインストール、あるいはライセンス情報の格納、更にはソフトウェアの実行のうち、少なくとも1つを制御するためのものであり、この実施の形態では、上述したすべての制御動作を実行するように構成されている。
スキャナ部6は、原稿の画像を読み取って、画像データを入力するためのものである。操作表示パネル8は、スキャンやプリントの設定を行う画面を表示したり、スキャン動作の指示を行ったりするためのものであり、ユーザインタフェース手段としての機能を備えている。システム時計18は、時計用チップにより構成され、時刻情報(年月日、時分秒)をCPU11に提供する。システム時計18は、システムの電源が遮断された時や停電時等に時刻情報が消滅しないようバックアップ用電池を備え、常に現時点の時刻を保持している。
画像処理部19は、スキャナ部6で読み取られた画像に対する処理や、スキャナ部6で読み取られたライセンスシートの画像に埋め込まれたライセンス情報の処理などを行うためのものである。
印刷部20は、出力画像を印刷して外部に出力するためのものである。この印刷部20は、例えば、スキャナ部6で読み取られた画像の印刷機能すなわち複写装置機能に限らず、接続ケーブルを介してパーソナルコンピュータなどの画像入力端末から取得した文書データや画像ファイルなどに基づいて画像を印刷するいわゆるプリント機能や、一般電話回線を介して受信したFAX受信データに基づいて印刷出力するFAX機能も備えている。
上記複合機2が例えばプリンタとして機能する場合、印刷部20は、図示しない外部のクライアント端末からぺージ記述言語(PDL:Page Description Language)で記載されたPDLデータを受け取り、制御部15にてプリント前に出力単位ごと(1ぺージごと)に画像データを展開してから印刷部20にそのラスタデータを送り、印刷部20にてプリント出力する。また、複合機2がカラーファクシミリ受信機として機能する場合、印刷部20は、PDLデータに代えてFAX受信データを受け取り、印刷部20にてLab信号に変換した後、印刷部20にてプリント出力する。
ライセンス管理部21は、ライセンス情報格納手段に格納されたソフトウェアのライセンス情報に基づいて、外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別したり、ソフトウエアライセンスの格納などの管理を行うためのものである。
ネットワークインタフェース部22は、複合機2が外部のサーバ装置3やクライアント端末等と通信を行うためのものである。
以上の構成において、この実施の形態に係る情報処理装置としての複合機では、次のようにして、ネットワーク対応型のスキャナ装置や複合機などの情報処理装置や、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置においても、ネットワーク経由でソフトウェアをダウンロードしてインストールする場合であっても、簡単にソフトウェアのライセンスの正当性を碓認することが可能となっている。
すなわち、上記複合機2では、予め、ユーザがダウンロードを希望するソフトウェアのライセンスを購入し、図5に示すように、ソフトウェアのライセンス情報が埋め込まれたソフトウェア使用許諾権利書25(以下、「ライセンスシート」という。)が、ユーザの元に郵送等により送付されているものとする。また、上記複合機2には、ネットワーク4を介してダウンロード元のサーバ装置3から、希望するソフトウェアが既にダウンロードされているものとする。なお、希望するソフトウェアのダウンロードは、ライセンスシート25によってライセンスの正当性が確認された後に行っても勿論良い。また、ライセンスシート25によってライセンスの正当性が確認されるまでは、希望するソフトウェアのダウンロードが行えないように設定しても勿論良い。
上記複合機2では、図6に示すように、まず最初に、ソフトウェアのライセンス元から送られてきたソフトウェア使用許諾権利書としてのライセンスシート25を、スキャナ装置6にセットし、ソフトウェアのライセンス情報26が目視によっては直ちに判読できない情報として埋め込まれたライセンスシート25をスキャナ装置6で読み取り、ライセンス情報を入力する入力モードに移行する(ステップ101)。ここで、ライセンス情報の入力モードとは、通常のコピーなどのMF処理モードとは別に、ライセンス情報の格納及びソフトウェアをインストールするための管理者用モードのことである。
上記複合機2の装置全般に関わる設定に関しては、操作表示パネル8から管理者のパスワードを入力して、管理者モードに移行するのが一般的である。ここでいうライセンス情報の入力モードは、管理者モードの一つである。もちろん、通常のユーザにもライセンス情報の格納やソフトウェアのインストール操作を許可する装置であれば、特定のライセンス情報の入力モードは設けなくてもよい。この実施の形態では、操作表示パネル8から管理者のパスワードを入力して、ライセンス情報の入力モードに移行するように構成されている。
次に、上記CPU11は、ライセンス情報の入力モードに正常に移行できたか否かを判別し(ステップ102)、入力モードに正常に移行できなかった場合には、再度、ステップ101に戻る。そして、ライセンス情報の入力モードに正常に移行することができた場合には、ユーザが操作表示パネル8のスタートボタンを押して、スキャナ装置6によってライセンスシート25の画像を入力し、画像データを生成する(ステップ103)。
その後、CPU11は、画像処理部19によって、ライセンスシート25の画像データに埋め込まれているライセンス情報26を取得した後(ステップ104)、当該ライセンス情報26を正常に取得できたか否かを判別する(ステップ105)。ライセンス情報26を正常に取得できた場合には、ライセンス情報26の内容に基づいて、ライセンス情報26の登録やダウンロードしたソフトウェアのインストールを実行する(ステップ106)。そして、ライセンス情報26に関する処理やインストールの結果を、操作表示パネル8に表示して、ユーザに通知する(ステップ107)。一方、ライセンス情報26が取得できなかった揚合には、直ちに、ライセンス情報26に関する処理やインストールの結果を、操作表示パネル8に表示して(ステップ107)、処理を終了する。
上記ライセンスシート25の画像データに埋め込まれているライセンス情報26の取得は、電子透かしやウォータマーキングと呼ばれる技術を用いて行われる。ここでは、図5に示す電子透かしで埋め込まれているように、ライセンス情報26としては、「ソフトウェア名称:Image Perfect、バージョン:1. 03、シリアル番号:IP10312345、機械番号:FX1234567、購入日:2003/09/02、有効期限:永久」が取得できたとする。なお、図5においては、便宜上、ライセンス情報26が欄外に薄く示されているが、通常、電子透かし等による場合、ライセンス情報26は、ライセンスの文字情報の間隔を目視では判別できない程度に変化させるなどして、当該文字情報の間隔などに情報を埋め込んだものであり、必ずしも何も記録されていない白紙部分に記録される訳ではない。
そして、上記CPU11は、ライセンス情報26の内容に基づいて、ソフトウェア制御部16によって、ライセンス情報登録やソフトウェアのインストールを実行する(ステップ106)。ライセンス情報26の内容からライセンス情報登録やソフトウェアのインストールを行う処理については、後述する。
次に、図7に基づいてライセンス情報の内容により料金を決定する処理の流れの例について示す。
まず、CPU11は、図7に示すように、ライセンス情報26を入力する(ステップ201)。ここでは、ライセンス情報26として「ソフトウウェア名称:Image Perfect、バージョン:1. 03、シリアル番号:IP10312345、機械番号:FX1234567、購入日:2003/09/02、有効期限:永久」が入力される。次に、CPU11は、ライセンス情報26の内容を判断した後(ステップ202)、ライセンス情報26からライセンスの購入済を確認できたか否かを判別する(ステップ203)。
そして、ライセンス情報26からライセンスの購入済を確認できた場合は、ライセンス情報26をRAM13等に格納する(ステップ204)。また、ライセンス情報26からライセンスの購入済を確認できなかった場合には、ライセンス情報26から購入済を確認できなかったとの結果を返して(ステップ205)、動作を終了する。
ここで、上記図7のステップ202に示すライセンス情報の内容の判断について具体的に説明する。
図8は、ライセンス情報26を格納して管理するためのライセンス情報管理テーブルの例を示すものである。
図5において、「ID」は識別子を示し、「ソフトウェア名称」はソフトウェアの名称を示し、「バージョン」はソフトウェアのバージョンを示し、「シリアル番号」はソフトウェアライセンスのシリアル番号を示し、「機械番号」はソフトウェアの使用許諾がされている装置、ここでは複合機2の機械番号を示し、「購入日」はソフトウェアライセンスの購入日を示し、「登録日」は本装置としての複合機2にライセンス情報26を登録した登録日を示し、「有効期限」はソフトウェアライセンスの有効期限を示すものである。これらの情報によってソフトウェアのライセンス情報を管理することができる。
この実施の形態では、ソフトウェアの使用許諾がされている複合機2の機械番号が、ライセンス情報26のものと一致するかどうかによって、ライセンスが購入済かどうかを判断することとしている。具体的には、予め、ソフトウェアライセンス購入時に使用する機械番号を登録し、ライセンスシート25のライセンス情報26の機械番号として埋め込んでもらった機械番号:FX1234567がライセンス情報26として取得できているので、複合機2内のシステム情報から実際に操作している装置の機械番号を取得し、ライセンス情報26内の機械番号が一致するかどうかを判断するように構成されている。判断した結果、一致する場合はステップ204を実行し、一致しなければステップ205を実行することになる。なお、機械番号の一致だけで判断するだけでなく、付け加えて、実際に操作している装置の時間情報と購入日と有効期限とを比校することで、ライセンスの有効期限を満たしているかどうかも含めて判断することも可能である。
次にステップ204では、購入済を確認できたライセンス情報26を格納する。
ここでは、図8に示したライセンス情報管理テーブルにエントリ追加することにする。具体的には、ID=1としてエントリ追加されている。ライセンスシート25から登録日を除くライセンス情報を読み取り、ライセンス情報管理テーブルにエントリ追加した日を登録日として登録する。ライセンス情報26の登録が正常終了した場合は(ステップ206)、図7に示すように、ソフトウェアをインストールし(ステップ207)、ライセンス情報26の登録が正常終了しなかった場合は、ライセンス情報登録で異常終了で未インストールとの結果を返し(ステップ208)、本処理を終了する。
また、ソフトウェアをインストールした後に、当該ソフトウェアのインストールが正常に終了したか否かを判断し(ステップ209)、ソフトウェアのインストールが正常に終了した場合には、ライセンス情報登録とインストール共に正常に終了したとの結果を返し、本処理を終了する。一方、ソフトウェアのインストールが正常に終了しなかった場合には、ライセンス情報登録は正常に終了したが、インストールは異常終了であるとの結果を返し、本処理を終了する。
このように、上記図7のステップ205、ステップ208、ステップ210、ステップ211で返された結果を、図6のステップ107で操作表示パネル8に表示してユーザに適知する。
このように、上記実施の形態1によれば、ネットワーク4経由でソフトウェアをダウンロードしてインストールする場合であっても、ライセンスシート25の画像に埋め込まれたライセンス情報26の内容の判断を行うことで、簡単にソフトウェアのライセンスが正当なものであるか否かを確認することが可能になる。具体的に本実施の形態においては、ライセンスシート25に埋め込まれているライセンス情報26のうち、ソフトウェアの使用許諾された機械番号が、インストールしようとしている複合機2の機械番号と一致するかどうかを判断するだけで、ソフトウェアライセンスの正当性を確認することが可能となる。
また、本実施の形態のように機械番号が合致するだけでなく、ソフトウェアライセンスの有効期限も含めて判断することで、有効期限が存在するソフトウェアのライセンスにも対応した正当性の確認が取れるのである。
さらに、本実施の形態において、予めソフトウェアをネットワーク4経由でダウンロード元のサーバ装置3からダウンロードしておくことを前提としていたが、ライセンスの正当性が確認できてから、ネットワーク4経由でソフトウェアをダウンロードできるようにしてもよい。具体的には、図7のステップ202でライセンス情報26の内容を判断して、ライセンス情報26から購入済を確認できてから、ステップ207でソフトウェアをインストールするまでの間に、ネットワーク4経由でソフトウェアをダウンロードする処理を実行すればよい。もちろん、この場合は、ライセンスの正当性が確認できない場合は、ソフトウェアのダウンロードも行わないように制御できる。
また、本実施の形態において、ライセンス情報26をライセンスシート25に電子透かしで埋め込んでいたが、ライセンス情報26をバーコードの形式で、ライセンスシート25の所定の箇所に記載しておくようにし、ライセンス情報26を取得する際は、バーコードを読取ることや、ライセンス情報26を取得するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、ライセンス情報26をライセンスシート25に電手透かしで埋め込んでいたが、ライセンス情報26をOCR処理で読取り可能なテキストの形式で、ライセンスシート25の所定の場所に記載しておくようにし、ライセンス情報26を取得する際は、OCR処理で読取ることで、ライセンス情報26を取得するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、ライセンス情報26からライセンスを購入していないと判断した場合は、ライセンス情報26の登録もソフトウェアのインストールも行わないようにしていたが、ライセンスを購入していないと判断した場合に、ライセンス情報26の登録もソフトウェアのインストールも行うが、インストールされたソフトウェアは動作できないようにしてもよい。例えば、図8に示したライセンス情報管理テーブルに、図示していないが、ソフトウェアが動作可能であるかどうかを示す新たな「ソフトウェア有効フラグ」を導入し、ソフトウェア有効フラグが有効」の場合のみ、ソフトウェアを起動するシステムプログラムが、該ソフトウェアを起動できるように制御すればよい、この場合は「無効」にしておくことで、インストールはするが、起動できないように制御できるのである。
また、本実施の形態において、ソフトウシェアはネットワーク4経由でダウンロードすることにしているが、CD−ROMやDVD−ROMなどのメディアから読取ることで、ソフトウェアは装置に入力するようにしてもよい。
また、本実施の形態において、図8で示したライセンス情報の中に、ソフトウェアライセンスを購入したユーザ識別情報も含ませるようにしてもよい。
また、本実施の形態において、ライセンスの正当性確認を機械番号の一致及びライセンスの有効期限のチェックによって行っていたが、ネットワーク4経由で別のライセンス管理サーバに対して取得したライセンス情報26を送信して、ライセンスの正当性を確認するように構成してもよい。
また、本実施の形態において、ライセンス情報管理テーブルにライセンス情報を追加することで格納を行っているが、ライセンス情報管理テーブルの内容を更新・削除することができるようにしてもよい。具体的には、ソフトウェアライセンスのバージョンアップや、有効期限の更新などが挙げられる。
また、本実施の形態において、予めソフトウェアを購入して、ライセンスシート25を入手しておくことが前提であったが、ライセンス情報26の正当性が確認できない時点で、ライセンスを購入できるように構成してもよい。例えば、ライセンス情報26に、「価格」という項目を追加して、ライセンスの購入価格の情報を入れておく。そして、ライセンス情報26を読取って、ライセンス情報26の正当性が確認できない時点で、購入価格とともに、ユーザに入金することを表示して促し、ユーザが複合機2に通常備え付けのコインキットなどから購入価格分の現金を投入すると、ライセンスの正当性が碓認できるようにしても良い。
1:情報処理システム、2:複合機(情報処理装置)、3:サーバ装置、4:ネットワーク、25:ライセンスシート。
Claims (16)
- 外部のソフトウェアの提供元から取得するソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別することを可能とした情報処理装置において、
前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアを入力するソフトウェア入力手段と、
画像を入力するための画像入力手段と、
前記画像入力手段によって入力した画像から前記外部のソフトウェアのライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段と、
前記ライセンス情報取得手段によって取得されたソフトウェアのライセンス情報に基づいて、前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別するライセンス判別手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 外部のソフトウェアの提供元から取得するソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別することを可能とした情報処理装置において、
前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアを入力するソフトウェア入力手段と、
画像を入力するための画像入力手段と、
前記画像入力手段によって入力した画像から前記外部のソフトウェアのライセンス情報を取得するライセンス情報取得手段と、
前記ランセンス情報取得手段により取得された前記ライセンス情報を格納するためのライセンス情報格納手段と、
前記ライセンス情報格納手段に格納されたソフトウェアのライセンス情報に基づいて、前記外部のソフトウェアの提供元から取得したソフトウェアについて正当なライセンスを有するか否かを判別するライセンス判別手段と、
前記ライセンス判別手段の判別結果に基づいて、前記ソフトウェアの入力、前記ソフトウェアのインストール、前記ライセンス情報の格納、前記ソフトウェアの実行のうち、少なくとも1つが可能となる制御を行うソフトウェア制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1又は2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス情報取得手段は、電子透かし等の外見上判別できないように画像に埋め込まれたライセンス情報を取得することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1又は2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス情報取得手段は、バーコードの形式で画像に含まれたライセンス情報を取得することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1又は2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス情報取得手段は、OCR処理で読取り可能なテキストの形式で画像に含まれたライセンス情報を取得することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有すると判別されたとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェアをインストールするように制御することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ライセンス情報格納手段に前記ライセンス情報を格納しないように制御することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェアをインストールしないことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェアをインストールするが、前記ソフトウェアを動作できないように制御することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、正当なライセンスを有していないと判別したとき、前記ソフトウェア制御手段は、前記ソフトウェア入力手段による前記ソフトウェアの入力をしないように制御することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ソフトウェア入力手段は、ネットワークを経由して前記ソフトウェアをダウンロードすることで、前記ソフトウェアを入力することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前ソフトウェア入力手段は、CD−ROMやDVD−ROMなどのメディアから読取ることで、前記ソフトウェアを入力することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス情報には、ソフトウェアの名称やバージョンなどのソフトウェアに関連する情報、もしくは、ソフトウェアライセンスのシリアル番号や購入日や有効期隈などのソフトウェアライセンスに関連する情報、もしくは機械番号などの自装置に関連する情報、もしくは前記ライセンスを購入したユーザ識別情報などのユーザに関連する情報の少なくともいづれか1つを含むことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前請ライセンス判別手段は、前記ライセンス情報を別のライセンスサーバに問い合わせ、問い合わせた結果に基づいて、前記ライセンスを購入したかどうかを判断することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ソフトウェアのインストール情報、前記ソフトウェアのライセンス情報、前記ソフトウェアの動作情報などをユーザに通知するためのユーザインタフェース手段を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載された情報処理装置において、
前記ライセンス判別手段によって、前記ライセンス情報から前記ライセンスを購入したかどうかを判断した結果を、前記ユーザインタフェース手段が、ユーザに通知することを特徴とする情報処理装置。
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2004
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